2014年01月07日LKM博士
あの戸が開くの知ってました?
正月は春日大社にお参りに行くことはあっても、
同じ奈良公園内でも、東大寺に行くことは殆どありませんでした。
でも、今年は行ってみました。
しかも1月1日の早朝。
何故かって?
この日は大仏殿の外から大仏さんの顔が見られるんですよ。
意味わかります?
東大寺を拝観したことがある方はわかると思いますが、
大仏殿の正面に位置する大仏殿中門はいつも閉じられており、
入場するには左側でチケットを購入し、そこから入堂します。
その中門が、元日だけ開扉されるんです。
つまり、年明けから朝8時までの僅か8時間だけ入堂無料。
その中門から入ると、正面に大仏殿があるのですが、
大仏様の顔の前の桟唐戸(さんからど)が開かれ、
大仏様の顔を大仏殿の外から参拝することができるのです。
(ちなみに桟唐戸が開くのは8月15日の万灯供養会の夜とこの時のみ)
ほら、この通り
もう少しアップにしてみましょう。
さらにアップにしてみましょう。
大仏様のお顔参拝は、時期、時間共に限られているので、
本気を出さないと観光客は見られません。
特に京都や大阪観光のついでに奈良に来る観光客には無理なはずです。
この時ですら、週末の昼間より参拝者は少ない位ですもの。
「たまには本気出して奈良に来てみ~」
以上
勝手に奈良県観光大使より