協同乳業研究所 農学博士 松本光晴のブログ

ビフィズス菌LKM512研究スタッフ松本光晴博士が
お腹のためになる情報をお届けします。

2018年12月27日LKM博士
良いお年を

しばらく更新しておらず、一部の熱心なファンの皆様にはご心配をお掛け致しました。

体調が悪い訳ではありません。
といいますか、培養開始12時間後の大腸菌レベルに、元気であります。
(理系限定の例えですいません。凄く元気ということです。)

単に、気持ちが乗らなかったというのが正直な理由です。

この間、論文掲載も複数ありましたので、
年明けからはこれらの解説記事をはじめ、徐々に復活したいと思います。

「徐々に」というのは、こういう理由からです。
今回、わずか1ヶ月程度ですが、ブログを書く習慣を完全に途切れさせました。
すると、ネタが浮かんで来なくなったのです。
以前は、10個も20個も常にネタが私のウンコ色の脳ミソ内で湧き出ていたのに...
脳は使っていないと鈍るといわれますが、
本当にそのようです。
とても貴重な体験ができました。

使えば復活するのも我々の脳の素晴らし機能の1つです。
そういうわけでブログ脳も徐々に回復させたいと思います。

では、皆さま、良いお年を!

2018年12月05日大相撲関連
第25回【大相撲タマリ席ペアチケットプレゼント企画】at 2019年一月場所

恒例プレゼント企画のお知らせです。

2019年 大相撲初場所(両国国技館)
初日(1月13日 日曜日)
中日(1月20日 日曜日)
タマリ席のペアチケットです!!!

この季節、お歳暮をヨーグルトにして、応募してみるのは如何でしょうか?
経験上、非常に喜ばれます。

応募方法の詳細はこちら⇓
https://www.meitoonline.com/sumo_campaign.html

応募締切:12月20日

力士を間近で観戦できる席です。

2018年11月21日野菜料理
ブロッコリーをひたすら食す

昨日紹介したようにブロッコリーが豊作です。

ブロッコリーは寒くても活動する野菜ですから、
収穫後、冷蔵保存中も活動し(栄養を使い)、品質が低下していきます。
保存できないからと畑に置いておくと、花が咲いてしまいます。

従って、できるだけ早く食べる努力をします。

でも、バレーボール大のブロッコリーが家庭に複数あったら大変です。
そもそも冷蔵スペースもありません。

必然的に、メニューはブロッコリーがメインとなります。
食べ切れなかった場合、残りを会社に持参し、昼飯として食べています。

こんな状態になります(笑)

20181121.JPG
豚肉と甘辛く炒めたものと、シーチキンとあえたサラダ
写真には載せておりませんが、ブロッコリーの茎を小さく切って入れたスープや味噌汁も飲みます。

ブロッコリーが多過ぎると、かなり顎が疲れるということに初めて気付きました。


ブロッコリーはポリアミン含量が非常に高い野菜です。
ブロッコリーは、ガンガン生長している組織である「つぼみ」そのものですから、ポリアミン含量が多いのは当然です。

おなかでポリアミンが沢山作られる環境を作り出すヨーグルトを食べ、
高ポリアミン食材ブロッコリーを多量に摂取している私は、
完璧なポリアミン・リッチ生活を送っており、
おかげ様で、ストレスフルな仕事も苦ともせず、元気に過ごしております。

2018年11月20日野菜作り
2018年度版 野菜作ってます10

ブロッコリーが最盛期です。

良い出来栄えです!

201120a.JPG

7-8株植えているので、食べられずに少し放置しておくとバレーボール位の大きさになります。それでも放置していると花が咲き始めます。

さらに、蕾が大きな塊にならず、スティック状に次から次へと伸びるブロッコリー(品種名:スティックセニョール)も最盛期で、収穫しても収穫しても伸びて来ます。

従って消費がなかなか追いつきません。

今年、消費が追いつかない理由の一つは、新しい技を編み出したからです。
その技を教えてあげます。

大玉タイプの前者のブロッコリーは収穫すると基本的には終了で、その後、スティックセニョールのように脇からドンドン芽が出て来るわけはありません。
そこで、私は考えて、中心から離れた蕾の塊の一部を残して刈り取ってみたのです。
要するに、一口サイズ(やや大きめ)を残しておいたのです。

すると、残した小さな蕾が日に日に大きくなり、いつの間にやら、立派なブロッコリーに生長したのです!

両サイドに一口サイズを収穫せずに残しておくと、こんなに大きくなりました。

201120c.jpeg

この写真のブロッコリーの根本の付近に茶色い切り株のようなものが見えると思います。そこが、数週間前に1つ目をカットした場所になります。

1株から3個の巨大ブロッコリー(食用部分)を収穫することに成功したのです!

2018年11月16日LKM博士
無反応でも話す

知り合いの先生から大学での講義を頼まれることは多く、無理の無い範囲で引き受けます。
今週は、2つの大学で講義をやりました。

今の大学では、学生はパソコンやタブレットを普通に使用しながら授業を受けます。
今週、お伺いした一つの大学では、
登録されている講義が行われている教室で、ログインすることで出席確認となるシステムが導入されているとのことでした。
当然、大学内のシステムを用いて講義の資料が閲覧でき、
それを見ながら受講するわけですから、
インターネットで遊んでいても、こちらからは識別できません。

従いまして、なかなか対話形式には持ち込めません。
「これ大事」と伝えると、その反応として、パチパチパチとキーボードを叩く音(パソコン上でメモを取る音)が響く状態です。
この音に、「一応、聴いてるんや」って安心する私です。

質問や感想等の反応も、その場では殆どありません。
でも、学内のシステムに書き込まれて私のところに届きます。
これを読んで、「一応、聴いてはいるようだ」って再び安心する私です。

話を聞きたい方が集まる学術集会、健康に興味がある方、工場見学に来られた方等を相手に、ライブ感のある中で、プレゼン技術を鍛えて来た私としましては、この非対話形式の講義は結構辛く、一方で、反応が弱いので物足りなくもあります。

でも、1コマ90分間もあるわけですから、無反応であろうが、
ポリシーとして、お構いなしにウンコネタと相撲ネタはぶっ込みます。

昨日、これまでは全敗(完全無反応)だった相撲ネタに少し反応がありました!
「稀勢の里4連敗で騒がしくなっているけど、4敗目の相手がこの栃煌山」
結構大きく扱われていたので、ニュースで取り組み映像でも見たのでしょうか?
明らかに、「へー、そうなんだ」って反応がありました。
好調オーザン関に感謝です!

2018年11月13日
カネタタキ

毎年、当社研究所内に侵入して鳴く虫の筆頭はこいつであろう。

夜、静まる研究室の中で、「チッ、チッ、チッ、チッ」と鳴く
人によっては、「チン、チン、チン、チン」と聞こえるらしい。

この音が鉦を叩く音に聞こえるので、「鉦叩き」。
ゴーンの鐘ではない、チーンの鉦である。

うるさくはない。むしろ音は小さい。
ただ、それ程美しい音色でもない。
私にとっては、年末までに論文投稿を終えようと、
秋の夜に、一人で頑張っていると聞こえて来る音で、
秋の風物詩のように感じる。

20181113.jpg

2週間程前、あまりにも私にアピールするのでスイッチが入り、
探して、捕獲して、発泡スチロールの上に放置して撮影。
少々ピントがあまいのは、動きが素早いからである。
通常のデジカメでは、ぶれない写真を撮るのは難しい。
触覚を小さく猛烈なスピードで動かす。

若干1cmと数mmの小さな昆虫である(図鑑的には0.9~1.5cm)。
この個体は、腹巻みたいな翅があるのでオスである。
この短い翅で音を出している。
メスには翅が無く、鳴かないので発見するのが難しい。

バッタ・コオロギ・キリギリスの仲間であるが、
カネタタキ科として一つの科に分類されている。

【捕獲時満足度】6(満点10)
小さいので野外で捕獲するのは結構困難.筆者自身、建物内での捕獲経験しかない。
(捕獲目的で探索したこともないが...。)

2018年11月09日大相撲関連
2018年大相撲十一月場所が始まります

九州場所が始まります。

横綱二人休むようです。
稀勢の里の一人横綱は、なんともいえない、かなり不安なものを感じるのは、私だけでしょうか?

秋場所後、多忙を極めており、実はあまり相撲テンションになっておりませんので、
これから上げていきます。

番付は掲示終わりました!

20181109.JPG

多忙故に、幟の発注も忘れました...。

では、大相撲ファンの皆様、15日間、楽しみましょう!

2018年11月02日野菜作り
もらったら戸惑う野菜? (2018年度版 野菜作ってます9)

10月の中盤まで全く晴れなかったので生育が著しく遅れておりましたが、
ここ10日間位の晴天で一気に生長しています。

これ、今朝の収穫
20181102a.JPG

バケツには、リーフレタス、ルッコラ、ミズナ(緑&紫)、ブロッコリーが沢山入っています。
毎朝、ホテルのバイキングの時位にバリバリ食べていますが、食べ切れません。

実は、バケツの底にはシシトウも入っています。
夏の野菜ですが、食べ切れず枝に残っていたものが熟しています。

それを収穫し、シシトウ好きのパートのおばちゃんにプレゼントしたら、
戸惑っていました。
20181102b.png

シシトウは、美しい黄緑-緑色の間位の色と思い込んでいるものです。
やっぱりこの色になったら警戒するわな。

2018年10月31日LKM博士
パニックでした

出勤中、中途半端に渋滞している道路をノロノロと運転している時である。
少々、便意(もちろん大)が高まり、どこまで耐えられるか(どこで排泄するか)を考えていた。
いつものラジオ番組が、曜日毎の企画を流す時間帯に入った。
しかし、何故か、恒例の水曜日の企画がなかった。
「ん? 今日は水曜じゃなかったっけ?」

私のウンコ色の脳ミソが混乱し始めた。
最近、色々な案件が固まって非常に忙しくて、寝不足中。
しかも、今週は殆ど外出がないので、曜日感覚があまりない。
一体、今日は何曜日なのか、わかっているようでわかっていない。

仕方なく、私は今週を振り返ってみた。
月曜日は、私があの原稿を送ったよな?
それの内容確認の連絡がきて修正したのは次の日やったはず、つまり火曜日。
それは、昨日の気がするので、やっぱり今日は水曜のような気がするが...
でも、何故、ラジオが違う?
水曜日、丸一日がすっぽり記憶から抜けてるのか?
あの電話をしたのは何曜日やった?
昨日は何をした?

いや、待てよ。
ハロウィンで渋谷がどうのこうのってさっきニュースをやってたよな?
ハロウィンは10月末?
ニュースが流れたってことは、もう終わって、今日は11/1 ????
混乱してきた。10月って30まで、31まで??? 
今週の唯一の外出は11/1だったので、もしかしたら今日????
えっ、ということは、大学で講義を頼まれていた日?
何っ? ヤバいぞ、えっ、今日はいつ???

落ち着けー(心臓バクバク、便意喪失)。

急遽入ったコンビニで今日は11/1ではない事を確認して、無事会社まで来た。
それでも不安は収まらず、すぐに部下に、今日は何曜日かを確認した。
確認できて、落ち着きを取り戻した。
ただ、事の発端であるラジオ番組がイレギュラーなことをしたことだけは未解決である。

2018年10月26日LKM博士
論文が掲載されました(Gut Microbes)

我々とヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ社とで実施した共同研究の成果が、Gut Microbesに掲載されました!
投稿し始めて、2-3年位かかりましたかね。

掲載論文:https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/19490976.2018.1494466
日本語リリース:https://www.lkm512.com/contents/20181025.pdf

専門性が高く、説明するのはややこしいですが、
我々が注目している腸内細菌が作り出す善玉物質ポリアミンが、
アルギニンからどんな経路で作られるのかを、
特殊なアルギニンを使って、追跡した実験結果です。

特殊なアルギニンというのは、
アルギニンを構成している炭素と窒素を重くして目印をつけたものです。
当然、それなりに高額な研究試薬です。
(栄養ドリンクに入っているアルギニンの1万倍とか10万倍とか・・・)
この自然界に存在しない特殊アルギニンをラットの腸内に注入し、
腸内細菌により、どんな化合物に変換されているのかを調べました。
重いアルギニンから作られるのは、当然、自然界には存在しない重いポリアミンなのです。
自然界に存在しない重さなので、質量分析計でしっかりと正確に追跡できるのです。

その結果、
アルギニンが色々な腸内細菌により、様々な化合物に変換され、
最終的にポリアミン(プトレッシン)が生成されることが再確認され、
また逆に、
中間化合物から逆の経路でアルギニンが再合成されている事実もみつかりました。

おなかの中で腸内細菌に利用され、一端消失した物質が、
別の腸内細菌により、その分解物から再び生合成されて復活しているということです。
びっくりしました。

私がこの結果で感じたことは、
各腸内細菌の集合体である腸内細菌叢の物質変換(栄養の利用と排出)は、
我々がわかったつもりで眺めている代謝マップと全く別物であるということです。

腸内細菌の代謝産物が絡む機能性食品等の作用機序を論じるなら、
今回我々が実施したような手法を用いて、丁寧に調べるしかありません。
そうすることで、本当の意味での「科学的根拠を有する機能性食品」に繋がると考えます。

2018年10月16日LKM博士
古い友人

研究をしていく上で、大学の研究室での経験は極めて大事なことである。
そこで学んだスキルはもちろん、姿勢や習慣も、その後の研究生活に多大な影響を与える。
今の大学事情は十分には把握していないが、
20年前の理系の研究室は、多くの大学院生は寝る時以外は殆ど研究室で過ごす生活をしていた。
土日も殆ど関係ない(とはいえ、土日は先生が来ないのでリラックス・モードではあるが)。
従って、同じ研究室のメンバーは、「同じ釜の飯を食った仲」という表現が最適である。

私が修士課程の時の2人の同期生は、特にそういう関係である。
3人で代わる代わる先生に怒られていた記憶は今でも鮮明に残っている。
もちろん、3人まとめて叱られていた時も多い。

そんなメンバーの一人が、インドネシアのスラウェシ島で大学教授をしている。
インドネシアから来た留学生であった。

数週間前、私にとっての第一報は、運転中のラジオから届いた。
聞き慣れた島の名前なので、乾いた土に水が染み込むように耳に入って来た。
スラウェシ島で大地震が起き、巨大津波が街を破壊したニュースである。

友人にメールを送った。
しかし、返事は来ない。
次の日も、次の日も。
そもそも、発展途上の島である。
通信手段は普段から悪いはずと脳内で片付けて、仕事に集中していた。

そんな状況下、昨日、一通のメールが...。
無事だった!
震源地から離れていて、直接的な被害は受けなかったようである。
ただ、治安はかなり悪いらしい。
刑務所から1000人規模の収容者が脱走もしているようである。

とりあえず、信頼できるところに募金をしてみようと思う。
彼個人の生活より、島全体の治安やライフラインの回復が重要なようなので。

2018年10月09日野菜作り
2018年度版 野菜作ってます8

台風の秋なのか、実りの秋なのか?
今日は、後者で書きたいと思います。

ナカテユタカという品種の落花生です。

20181009.jpg

これで1株です。
つまり、豆1粒から、これだけ収穫できたということです。
1殻に2つの豆が入っていると考えると、
100倍から200倍に増殖したことになります。

これを4株植えていたので、それなりに大量収穫です。

昨年はカラス被害で壊滅状態でしたが、
今年は寒冷紗で守って、無事収穫できました。
種まきから4~5ヶ月かかっていますし、
落花生は通常サイズのプランターでの栽培は困難なため、
露地栽培の醍醐味でもあり、
それなりに嬉しいわけです!

95%は茹で落花生として食しました(厳密には、まだ冷蔵庫に沢山残っている)。
5%は乾燥(その後、煎る)に挑戦中です 。

豆の豆知識:落花生を英語ではピーナッツという。別物だと思っていた人いるでしょ?

2018年10月05日その他
私の身に起こったつまらない出来事

午後3時頃、部下が嬉しそうに持って来たんです。
にやにやしながら ( ̄ー+ ̄)

「こんなファックスが届いてましたよ」って

1810051.jpg
(参照情報:当職場は仕出し弁当制で、その中の選択肢にラーメンもある)

なに~っ、あれ、鍋焼きうどんの汁やったんか~っ
味噌ラーメンやったはずやのに、なんか変やと思ってたんですわ。

ただ、食べてる時は、下から温めるろうそくみたいなやつ(旅館の料理で小さい鍋物を熱する固形燃料)が不良品だったようで、お風呂程度の温度にしか温まらんことに苛立っていたので、それどころではなかったのです。

それに、このレベルのミスは、
普通なら「お代は頂きません」とちゃいまっか???
(  ̄へ ̄)ムカッ!

以上、私の身に起きたつまらない出来事でした。
怒りで研究に支障が出たらいけないので、ここまでに致しとうございます。

2018年10月01日野菜作り
2018年度版 野菜作ってます7

台風来襲の前に最大限の防御策は打ちましたが、
今朝は畑を見に行くのを止めました。
台風が強烈過ぎましたので、それなりに被害は覚悟せねばなりません。
ただ、月曜の朝から、心にダメージを受ける必要はありません...

少なくとも土曜日の段階では順調だったのでそれを報告します。

ニンジンが大きくなりました!
綺麗な緑色です。

20181001.jpg

間引くと、直径1cm位の小さなニンジンができておりました。

葉ニンジンはスーパーで見ることは殆どありませんが、
この時期の葉は柔らかくて美味しいです。
私のお薦めは、少し刻んでのかき揚です。
塩で食べると香りがよくて格別です。

スープに入れても香草のような役割をして美味いです!
セリ科の植物ですからね。

もう一つの楽しみとして、
私は密かに、この中でキアゲハの幼虫を育てています。

2018年09月27日LKM博士
難しいね

9/27朝

何だか寒い。
天気予報によると11月上旬並みの気温だそうだ。
さて、今日は東京都心部へ外出
9月のビジネス服装は夏仕様(半袖シャツのみ)と決めている私であるが、
信念に反してジャケットを着るか?
難しい

3日間ほど雨が降り続き、畑に行けない日が続いている。
気が付けば、車の中にはレタスの苗が入ったまま。
ヨトウムシの被害を受けたレタスの補充用である。
タイミングを誤った。
難しい

もし、仕事関係で、やることリストを作ったら、20項目ほどあるだろう。
集中すれば数時間で終わるものが18項目
月単位で取り組む熟考すべきヘビーなものが2項目
この2項目から逃げれば、その他18項目は処理できるが、
敢えて、18項目はリストから出して、ヘビーな2項目に真正面からぶつかると決めている。
そうしなければ完成度の高い、ハイレベルな仕事はできないからだ。
それにしても、難しい。

2018年09月19日ウン小話
ウン小話58(魔性のパン)

仕事柄、ウンコと縁があるが、
私の前に、ウンコをしているパンが現れた。

20180919.png

カレーパンである。
思わず買ってしまった。

同じトレーに並んでいる10個程のカレーパンの中に、
こいつの様にウンコ中のパンはなかった。

茶色のペースト状の物体なら何でも「ウンコ」って喜ぶほど、
私のウンコ色の脳ミソはウンコが大好きではない。
しかし、これは、限りなく本物に近い色と形状でアピールしており、
手に取らずにはいられなかった。

私自身でこのパンのことを色々と分析したが、
おそらく、よくある単純な「ウンコ状」の物体ではなく、
「ウンコ中」であることが異質性であり魅力なのであろう。

私のウンコ関連因子受容体を強烈に刺激した魔性のパンであった。


おしまい

2018年09月14日LKM博士
学会関連報告(2018年9月)

私自身が壇上で話しているわけではないが、
私が思いっ切り絡んでいる共同研究での学会発表が、
9月に入り続いたので報告しておきます。

①第73回 日本体力医学会(福井、9/7-9)
「腸内水素ガス産生乳飲料の摂取が高強度運動後の酸化ストレス応答に及ぼす影響」

早稲田大学スポーツ科学学術院、筑波大学大学院人間総合科学研究科と協同乳業の共同発表です。
「ミルクde水素」を学術的に表現すると「腸内水素ガス産生乳飲料」となります(笑)
「ミルクde水素」が、高強度運動(スポーツ・トレーニングのような激しい運動)後の酸化ストレス軽減に有効性を示すデータが出始めました!
二重盲検ランダム化クロスオーバー試験でやっています。


②Royal Society of Chemistry-Tokyo International Conference 2018(幕張ですが国際学会. 幕張ですが東京国際会議、9/6-7)
「Simultaneous analysis of 42 Chiral amino acids produced by intestinal microbiota in biological samples by high-throughput LC-MS/MS」

島津製作所、大阪大学大学院工学研究科と協同乳業の共同発表です。
大阪大学大学院工学研究科が開発したD-アミノ酸の一斉分析方法を、島津製作所と協同乳業がウンコ解析への応用に成功し、腸内細菌が色々なD-アミノ酸を作っていたことを明らかにしました。
なんと、Best Poster Award(ベスト・ポスター賞)獲得!


学会発表なので、これ以上詳細には解説しません。
論文になったら報告しますわ。
たぶん・・・

2018年09月10日大相撲関連
九月場所が始まりますが、その前に報告:栃ノ心幟が出せなくなりました

大相撲九月場所が明後日から始まります!

横綱稀勢の里は遂に出るようですね。
心配です。

さて、残念なご報告をさせて頂きます。
東京場所中心に地方場所でも揚げていた栃ノ心関の幟が出せなくなりました。

大人の事情です。
といいますのは、ある企業がスポンサーになってしまったからです。
その結果、栃ノ心関が絡むものから、同じ業界企業は公には応援、支援をすることが
できなくなり、我々も幟を揚げられなくなったわけです。
ビジネスの世界、契約書の世界では、仕方ないことです。
我々は、大金を支払うことはできませんし(威張ることではないが、とりあえず主張)。

2012年の十一月場所から、約6年間も揚げていたのですがね・・・
https://lkm512.com/blog/images/2012/11/09/

こんな企画もやっていたのですがね・・・
栃ノ心のサイン入り小さい幟プレゼント:https://lkm512.com/blog/images/2016/05/24/
栃ノ心幟写真賞発表:https://lkm512.com/blog/images/2017/07/26/

記念撮影等をいつも楽しみにしてくださっていた皆様、
大関になった途端に幟を揚げられなくなってしまい、
力不足で誠に申し訳ございません。

と、ここで終ろうと思ったのですが、これだけは書いておきましょう。

我々も長年付き合って、ある程度相撲部屋のことはわかってきておりますが、
多くの後援者(企業もいますが沢山の個人事業主の方やファンの皆さんが中心)が、
各々で可能な範囲でサポートするシステムです。
何十年もサポートされている方々が沢山います。
皆さん、見返りなどほぼ望まず、力士と接しながら、彼らが活躍することを、出世することを楽しみに応援しているのです。
皆さん、なんとなく親や親戚になったような気持ちで応援しています。
従って、応援している他の方もみんな仲間という考えです。
もし、私なら、これまでの活動に敬意を払い、一緒に応援しましょうよという方法を考えたでしょう。
他企業との共存を是とするのは、企業人として、私は甘いのかもしれません。
ただ、これが日本の伝統競技を末永く支えるために、長い時間をかけて培われて来たスタイルだと確信しております。

お伝えしておきますが、これは春日野部屋さんが不義理だということではありません。
このようになりそうな段階で相談してもらっておりますし、我々がこれからも継続して幟が揚げられるように、別の後援者の方と調整していただき、オーザン関の幟を譲って頂きました。
おそらく、大関クラスになると、個々の部屋の意向云々ではなく、協会としてのビジネスという位置付けになるのだと思われます。
従いまして、ノシン関以外の力士は今まで通りブログ等に登場可能です。

ビジネスなので、当然、いろいろと制約もでてきます。
「なんで、カスピ海なのかな? (ジョージアにあるのはカスピ海ではなく黒海なので)黒海ヨーグルトでもいいのにね。」
などというコメントをしてしまうと厳重注意をされてしまうそうです。
爆笑wwwwww

ということで、気分を戻して、
大相撲ファンの方、15日間楽しみましょう!

オーザン幟もよろしくね!

20180910.jpg

2018年09月06日LKM博士
酢を飲んでも効きません

先日、Science Advancesに掲載された論文に絡んで、
結構な頻度で質問されることがあるので、ちょいと解説する。

この論文
(原文)http://advances.sciencemag.org/content/4/6/eaat0062
(日本語解説リリース)https://www.lkm512.com/contents/20180628.pdf

様々な生理機能を持つポリアミンを腸内細菌に継続的に作らせることで身体に供給し、
健康寿命を伸ばす技術とそれを応用した食品の開発を目指している一連の研究で、
腸内細菌がどうやってポリアミン(プトレッシン:ポリアミンの一種)を作っているのかを解明した論文である。

腸内細菌が食餌由来のアルギニンからプトレッシンを作ることは、
既に、我々が発見して発表済みであるが、
どの菌が?
どういう生合成経路で?
というのが長年不明であった。
「アルギニンを食べたらプトレッシンが増えるからいいんだよ!」
というのでは、その辺に氾濫している食品と同じで、
私が目指している高貴な科学的根拠を持った食品とはいえない。

それで5年間程、そのメカニズム解明をかなり頑張った。

研究の結果、大きく3つのグループの菌が関与していることがわかった。
①酸を作る菌のグループ
②その酸により環境中が酸性化したら、「ヤバい」と感じて(酸が細菌増殖抑制に効くのはご存知だろう。おにぎりに梅干し作戦はその代表である)、その酸を菌体内から除去するためのシステムをアルギニンを使って作動させて生き残りを図る菌のグループ
③酸除去システムを動かすとゴミが出るので、②の菌達は菌体外に廃棄するのだが、そのゴミ(副産物)を利用してエネルギーを作ろうとする菌のグループ(彼らにとってはゴミではなく、いわば我々にとってのブドウ糖にようなエネルギー源である)
この③のグループがエネルギーを作った後のゴミ(副産物)がプトレッシンで、彼らにとっては不要なので菌体外に捨てるのであるが、我々の健康には役立つのである。

この一連の異菌種の別々の生命活動が合わさった経路を、
私は格好よく「ハイブリッド・ポリアミン生合成経路」と名付けた。

このハイブリッド・ポリアミン生合成経路は、上に示した通り、
『酸』による刺激がトリガー(引き金)となり作動する。

その証拠に、ウンコを酸性液に浸けて培養すると、プトレッシンがドクドク合成される。
(このデータも論文に載せている)

さて、ここからが本題

講演後、これを理解した人は、
「酢を飲めばいいってことですよね?」
と言って来る。
半数以上は勝ち誇ったように指摘して来る。
これは、私がビフィズス菌摂取等を推奨するのを逆手にとって、
少々いじわるな質問をしてやろうという根性の持ち主がやる行為である。

答えは、「No」
酢は腸内細菌がいる小腸下部から大腸まで、その酸度(pH)のままで届かない。
よく考えて頂きたい。中学生位で習ったと思う。
酢に勝るであろう強烈な酸が、胃の中にはある。
胃酸である。
二日酔いで胃酸が逆流(ゲロ)して喉がただれた経験はないだろうか? 
しかし、胃酸を含む食べ物は、胃から十二指腸に移行する段階で、膵液(アルカリ性)により中和される。そうでないと十二指腸以下の消化管が酸でただれる。
したがって、口から入った酢などの酸性物質が大腸までその酸性度で届くことはあり得ないのである。

ハイブリッド・ポリアミン生合成経路を動かすためには、
ビフィズス菌等に、腸管内で酸を作ってもらうしかない。
興味深いのは、pHが中性7から6.5~6程度に下がるだけで十分な点である。
緩~い酸性化で十分であるという点が、
この生合成経路がビフィズス菌摂取で実際におなかの中で作動する現実性を証明している。

但し、どのビフィズス菌でもよいわけではない(LKM512はポリアミン産生を誘導する)。
その理由は、気分が乗ったらまた書くとする。
もちろん、論文には書いてあるので、知りたい方は読んで頂きたい。

2018年09月04日ウン小話
食べたら出るの法則

昨日、午後から打合せのため都内に外出でして、
移動中にあまり時間なかったので、
あるチェーン店で親子丼をさっと食べようとしたのです。

普通盛りを頼んだのですが、お店の方の間違いで厨房から小盛りが出て来まして、
「それでもいいよ」と言おうとしたら、
接客担当の方が気付いて、慌てて、普通盛りだと厨房に指示しました。
仕方なく、しばらく待たないといけないなと思っていたら、
思いの外、早く出て来たのです。1分弱で。

後でわかったのですが、一度、小盛りライスの上に乗せた親子丼の具を、
そのまま中盛りライスに移したようです。
具材の量自体は同じ設定で、ご飯の量が違うだけなので、
その時は何とも思わなかったのですが、
3~4口食べると、汁が殆ど入ってないことに気付いたのです。

そうです、最初に盛られた小盛りライスに汁が全部吸い取られていたのです。
「時間もないし、まぁ、普通においしいし、ちょっと残念やけど仕方ない」
と思って数口食べたのですが、
「やっぱりアカン。汁だけもらおう」って私は文句言いに行ったのですね。
親子丼の汁って大事じゃないですか(?)

私の柔らかい関西弁による論理的な説明により、
店の方もすぐにミスを認め謝ってくれました。
それで、私は「汁だけちょーだい」ってお願いしたのですが、
そうはいかないと、汁たっぷりの中盛り親子丼がもう1つ出て来たんですね。

残すのが嫌いなので、仕方なしに頑張って食べました。
中盛り2杯、片方は汁なし。
苦しかったです。

おかげ様で、今日はたっぷりウンコが出ます。

2018年08月30日野菜作り
2018年度版 野菜作ってます6

暑い日が続きますが、
暑くても8月後半からは秋冬野菜の準備で大忙しです。

この炎天下で、苗を植えたり、何度も水をやったりする作業を考えれば、
秋冬野菜はもっと値が高くてもよいと思う今日この頃です。

残念ながら、食べる頃には寒くなっており、
この様なことを書いている私ですら、この苦労を忘れてしまうわけですが...。

「おいしそうな立派なブロッコリーできた!」
と報告しても、
「あの暑い日に熱中症になりかけて定植したブロッコリーができた」
とは表現しません。


ネギです。
2018083001.JPG

水遣りが大変で、なかなか発芽に成功しないニンジンが、
今年は高確率で発芽してくれました。

2018083002.JPG

台風に合わせて種まきしたのが正解でした!

2018年08月29日LKM博士
タイトルでインパクト(?)

昨日、理研・辨野義己先生主催のフォーラムがありまして、
講演して欲しいと頼まれたので話してきた。

フォーラム後の懇親会の後、こんな本を頂いた。

20180829.png

「大便革命」だそうだ・・・

このタイトルに、センスがあるのかないのか、
私にはさっぱりわからない。

もの凄い数の本が出版される中、
一般向けの類似の新書が氾濫している中、
タイトルでインパクトを与えねばならないのだろう。

ただ、過去にも、
「大便通」やら「べんのお便り」やら、
方向性が類似したタイトルの本をもらったな~
と少しノスタルジックな気持ちに陥った。

2018年08月17日大相撲関連
第24回 【大相撲溜席ペアチケットプレゼント企画】 at 2018年九月場所

本業が忙しく、お知らせしておりませんでしたが、
知る人ぞ知る恒例の大相撲観戦プレゼント企画

『本場所タマリ席チケットプレゼント、しかもペア、且つ観戦は日曜日』

を九月場所を対象にやっております!

詳しくは(あんまり詳しくないけど)⇒ コチラをクリック

観戦日は以下の日になります。
⇒ 初日(9月9日、日曜日) 
⇒ 中日(9月16日、日曜日)

応募締切:8月26日(日)(23時59分59秒発注分までが対象となります)
抽選後、当選者の方には電話でご連絡を差し上げます。
週明け8/28の連絡になる予定です。


ノシン関の大関昇進お祝い企画という冠での実施を計画していた、大盤振る舞いプレゼント企画も並行して開催中です。

『おなかにおいしいヨーグルト1年分プレゼント』
『ミルクde水素 半年分プレゼント』

なぜ、ヨーグルトは1年分で、ミルクde水素は半年分なのかは、私の管轄外のためわかりません。
おそらく、担当者がセコいのでケチったのでしょう(笑)

なぜ、冠を変えたのかは、近い将来わかると思います。

2018年08月07日LKM博士
楽しんでますか?

今朝、運転中に聴いていたラジオから名言の紹介があった。

「天才は努力する者に勝てない。努力する者は楽しむ者に勝てない」

聞いたことがあるような、ないような言葉であるが、
何だか、強烈に心に響いた。


研究においては、同じような課題を与えられても、
楽しそうに取り組んでいる人は、
辛い顔をして取り組んでいる人より、
良い成果を出しているような気がする。

少なくとも、これまでの経験の中で、
楽しんでいない者から、
創造的なアイデアを聞いたことはない。


私自身、それなりに楽しんでいる方だと思うが、
この名言を意識して、
更に1段階、「オレ、楽しんでるぜ!」レベルを上げようと思う。
無敵になるために・・・

ただ、「ウンコを使った研究は楽しいぜっ!」
をイキイキ表現し過ぎると、
変人・変態扱いされるリスクが高いため、気を付けねばならない。

2018年08月02日
アオモンイトトンボ

暑いのでセミよりトンボでしょ!
(この感覚、わかりますかね?)

今日は、種を識別するのが結構難しいイトトンボを紹介しよう。

201808021.JPG

アオモンイトトンボである。90%以上の確率で...。

オレンジ色なのにアオモン(おそらく漢字で書くと青紋)なのは、
オス(全て)とメスの半数位(比率は生息場所により異なる)が、胸部の両サイドと腹部の先端域(正確ではないがしっぽの先といえる場所)がスカイブルーの綺麗なイトトンボだからである。
さらにややこしいのは、メスが、上に示したようにオスと同じブルースカイ色の個体の他に、色あせた枯草色っぽい個体と本個体のように鮮やかなオレンジ色個体も存在することである。
つまり、オス型のメスと、それとは異なる異色型のメスが存在し、
異色型メスは枯草色タイプとオレンジ色タイプが存在するということである。
一般的には、この写真の個体のような鮮やかなオレンジ色個体は未熟型で、
時間の経過と共に枯草色に変化し、枯草色タイプが成熟個体といわれている。

しかし、私はオレンジ色の未熟型が交尾をしている姿を何度も目撃したことがあり、
成熟度合いで色が変化するのではなく、単純に体色が異なるタイプではないかと考えている。
専門家ではないし、確認実験をするつもりもないが、そう考えている。

接近してアップでお顔拝見
201808022.jpg

間違いやすいのがアジアイトトンボという種類で、ややこしい。
腹部の第8節とか第9節の色が・・・
ということであるが、オスやオス型メスの識別法と、異色型メスの識別法が異なり、
マニアック過ぎるので説明は省く。

本個体に関しては、腹部第一節が黒くなくオレンジ色が主な色なので、
アオモンイトトンボのメスの異色型と判定した。

【捕獲時満足度】6(10点満点)
そんなに珍しい種ではないし、発見したら捕獲は簡単。とはいえ比率的に少ないオレンジ色型なので1ポイントプラスしておいた。

2018年07月27日LKM博士
不思議なネットワーク

先日のScience Advancesに採択された論文は、
京都大学さんでも研究成果としてリリース発表がされております。

コチラをクリック

ふと読んでみますと、論文内容の紹介と共に、
「研究者からのコメント」というコーナーがあり、
共著者の東樹宏和先生のコメントがありました。

「この研究プロジェクトには、人と人の不思議なネットワークを通じて出会いました。」
という一文から始まっています。

そうです。
本研究のスタート時からチームを形成していたわけでなく、
研究後半で、同じく共著者の栗原新先生(石川県立大)が、
たまたま学会で東樹先生の講演を聴講したのがきっかけでした。
大きな学会(同時並行で多くのシンポジウムが開催されている)でしたから、
もし、栗原先生が偶然聴いていなかったら、
出会っておらず、論文内容も一部は違ったものになっていたはずです。
京大まで押しかけて、少々強引に解析をお願いしたにも関わらず、
ハーブティーをご馳走になりながら、やりたい事を説明し、
興味を持って頂き、快諾して頂いたのを覚えています。

東樹先生は生態系を構成している生物間のネットワークの研究が専門で、
それに絡めたであろうこのコメントはさすがです!

同じく、この研究成果も、腸内細菌同士の新規ネットワークの発見でもあります。
但し、このネットワークには、いわゆる共生と定義付けされるような必然性あるいは密接性はありません。
腸内常在菌が、個々で自分の生存活動を普通に営んでいるだけなのですが、
結果的には、棲息場所を提供しているヒトにとって有用なものを作り出しているという
不思議なネットワークなのです。

「不思議なネットワーク」で出会った研究者が、
腸内の「不思議なネットワーク」を発見したということです。

2018年07月20日LKM博士
男性も使うべき

ここ1週間、ニュース等で繰り返し使われている
「命に関わる危険な暑さ」
という表現に対して、
「大袈裟な・・・」と思っていた。

もちろん、お年寄りとか小さい子供にとっては、
40℃近い気温は危ないとは理解しているが、
炎天下で畑作業をすることがある私にとっては問題ないと。

昨日、仕事で炎天下での移動があった。
最も暑い13時~15時台の移動である。
自宅から駅、駅から目的地、合計30分間位の徒歩移動があるわけであるが、
ヤバかった。
ニュースでの表現の通り、身の危険を感じたのである。

暑いというより熱い。
伝わらないのを覚悟しての表現になるが、
身体を構成しているタンパク質が熱変性しそうな感じ。

畑ではここまで暑く感じないのに、どういうことか? と考えたところ、
麦わら帽子の存在に気付いた。

なるほどな~

周囲の目なんて、ほぼ気にしない私は、
これに気付いた瞬間に、担いでいたリュックから傘を取り出し、
直射日光を遮る作戦を決行。

日傘作戦
厳密には日傘ではないので、雨傘を日傘として使う作戦

劇的に効いた!

男性も恥ずかしがらずに使うべきであると、ここに強く主張する。

2018年07月19日大相撲関連
オーザン関 勝ち越し おめでとうございます!

栃煌山関が、久しぶりに早々に勝ち越してくれました!

「ソッスネ」連発のインタビューは、
久しぶりで、心がとても和みました。

まだ絶好調には見えませんが、
白星が蓄積されていくのはよいものです。

やっぱり、この幟は縁起がいいようです!

20180718.jpg

Twitterフォロワー あいぴょん様より

2018年07月09日LKM博士
ご活躍、嬉しいです!(武庫川女子大学体操部)

またまた、
「ミルクde水素」を選手のコンディション向上に使って頂いている
武庫川女子大学の体操部の大野監督からメールを頂いた。

第72回全日本体操種目別選手権大会(6月28日~7月1日)で、
武庫川女子大の平岩優奈さん(2年)が平均台で3位銅メダルを獲得!
段違い平行棒では河崎真理菜さん(1年)が、8位入賞

おめでとうございます!!!

また、この大会は、
各種目国内上位24名しか出場できない国内最高峰の試合であるが、
女子では1団体としては最多の7名を送りこんでいるところが凄い!

私の中で好成績の要因は、
本人の努力、監督の指導、ご家族の協力、そして運が大事で、
それに続いて、
数%位は「ミルクde水素」パワー
ということにしている(笑)。
腸内環境が生体のあらゆる現象に関わっていることが明らかになっている状況下、
飛躍した考えではないと思う。
(と書きつつ、飛躍している気もする...。でも、仮説としては構わないであろう。)

数%の貢献度は僅かである。
しかし、体操は、小数点以下3桁まで点数化され争われる競技である。
仮に、平岩選手の平均台の得点13.066から3%分の点数を引くと、
13.066×0.97=12.674点になってしまう。
この点数だと4位転落である。

次のターゲットは来月のインカレのようである。
引き続き、お腹からのパワー注入による後方支援をさせてもらう。

20180131b.jpg
武庫川女子大体操部の皆さまと(2017年12月撮影)

2018年07月06日大相撲関連
2018年大相撲七月場所が始まります

2018年07月04日
セスジスズメ

虫嫌いさんには、要注意ブログである。
(私は気が利くので、虫嫌いさんの目に、いきなり写真が入らないように行数を稼いであげよう 笑)

どうしても、スズメガの仲間の撮影に成功すると紹介したくなる。
スズメガとは蛾の仲間で、分類学上のスズメガ科に属している昆虫を指す。
結構大型の蛾で、もし室内に入って来ると、決して無視できない存在感を放つであろう。

さて、先日、羽化直後のセスジスズメを発見した。
まだ上手に飛べない状態で(数秒の飛翔、1m位で着地)、
且つ、翅が全く傷ついていない美しい状態であった。
標本系の虫屋(虫愛好家)なら、絶好の標本対象となる素晴らしい個体である。
完璧なシャッター・チャンスということで1枚パシャリ

20180704.JPG

枯れた植物の中では同化する芸術的な模様と色である。
スズメガの仲間を紹介する度に書くが、
この胴体のモフモフ感じと
ステルス戦闘機のような形態に魅かれる。

おそらく、胴体に一本通った白い筋が、名前の由来と思われる。
漢字で書くと、背筋雀である。

この蛾は、幼虫時代の迫力が凄い。
スーパーヘビー級のイモムシで、色使いもなかなかのものである。
怖いモノ見たさで見てみたい方は、インターネットで検索して頂きたい。

最後に、これまでに紹介したスズメガの仲間一覧を!
ホシホウジャク
ウンモンスズメ
クロメンガタスズメ(蛹)

2018年06月28日LKM博士
論文掲載 今日のはScience Advancesです!

昨日に引き続き、我々の論文が掲載されましたので報告します。

我々と石川県立大学の栗原新准教授、京都大学の東樹宏和准教授、理化学研究所の辨野義己特別招聘研究員らとの共同研究の成果が、米国Scienceの姉妹誌のScience Advancesに掲載されました!

ジャーナル編集部が、プロモーションスライドといって、
タイトル等が入ったものを記念に(?)送って来てくれましたので、
とりあえず掲載
20180628.jpg

長年しつこく取り組んでいる、腸内細菌の産生するポリアミンの研究です。

ず~っと、腸内細菌にポリアミンを作らせ、その保健効果を研究しております。
その過程で、5年前にはアルギニンとビフィズス菌LKM512を併用摂取すると、
腸内ポリアミン(プトレッシン)が増えることはわかっていたのですが、
それが、どういうメカニズムで起きているのかは不明でした。

やっと、そのメカニズムが解明できたのです!

グラフや表は、
本文中と追加参考データ(別ファイル)を合わせると48個ある大作です。
(一つの図にグラフを6個位入れているものは6個として計算)
とても一言で解説できません。

まずは、結構頑張って書いたニュース・リリースを見て下さい。
⇒ 個々の腸内細菌の生き残り戦略が組み合わさることで機能性物質ポリアミンが産生されていることを発見 ~ポリアミンで予防・軽減が期待される疾患(心血管疾患など)への応用が期待される~

プロの研究者は掲載論文を参考に。オープンアクセスです!
⇒ http://advances.sciencemag.org/content/4/6/eaat0062/tab-figures-data

2018年06月27日LKM博士
論文掲載 ジャーナルはGutです!

我々と横浜市立大学肝胆膵消化器病学の日暮琢磨診療講師、中島敦教授らとの共同研究の成果が、英国消化器病学会の機関誌Gutに掲載されました!

Gutのインパクトファクターを先程調べてみると、
驚いたことに、
17.016

先日より上がっとる!!!

インパクトファクターとは、ジャーナルのレベルを表す数値で、
(これが価値を表す全てではないと思っておりますが)
この17という数値は結構凄いんです。

掲載された論文内容は極めてシンプルです。

大腸癌の増悪化に関連していることがほぼ確実視されているFusobacterium nucleatum(フソバクテリウム ヌクレアタム)が、口腔内に由来していることを発見しました!

これまで、F. nucleatumは腸管内で検出されないことが多いのにも関わらず(腸管腔内ではマイナー菌)、大腸癌組織では高頻度で検出されており、その由来が謎でした。
それが、口の中であるということがわかったのです。
そのように推測していた研究者はいたと思いますが、
我々の研究で初めて証明されたのです。

まさに力業でした。
大腸癌患者さんの大腸癌組織と唾液を採取し、
それらからフソバクテリウムを単離し、
共通した菌株が両方から検出されるか否かを調べたのです。
菌株とは、同一種内の生物個体のことで、ヒトで例えると個人に該当するものです。
気付けば1,351個の菌を単離しており、
その全てからDNAを抽出して調べたのですから、
しんどい仕事でした。
その地道な作業の殆どを著者の一人の下村さんが丁寧にやってくれました。
感謝です。

現在の腸内細菌の研究は、次世代型DNAシーケンサー解析が全盛期で、
糞便等の試料から抽出した核酸(DNA, RNA)を網羅的解析し、
「どの菌/遺伝子が多い/少ない」をデータ化し論ずるのが主流です。
日々、新しい知見が発見され、発表されていますが、
実際に腸内細菌を分離して証明されている研究は非常に少なく、
結論が漠然としている(推測の域を出ていない)論文が多数氾濫しています。

ですから、我々は敢えてその流れに逆行し、
20年以上前の手法、すなわち寒天培地で菌を分離する手法で挑戦しました。
次世代型DNAシーケンサーをガンガンと動かす研究費もないし・・・
良い結果が得られるか否かわからない状況下で、
こんなに泥臭く面倒なことに挑戦する勇気がある研究者は殆どいないはず。
Gutに載れば、まぁ、苦労が報われたってものでしょう。


研究内容を詳しく知りたい方は、ニュース・リリースをご参考に!
コチラをクリック

プロの研究者は掲載論文を参考に。オープンアクセスです!
コチラをクリック


ちなみに、これは本研究のゴールではありません。
スタートです。
なにしろ、口と大腸癌に共通して存在していた菌株(実際に口腔内から移行して大腸癌組織内で悪さをしていたと思われる菌)は、現時点では、世界中で我々しか保有していないわけですから・・・

( ̄ー+ ̄) ニヤリ

2018年06月19日大相撲関連
正しいエプロンの着け方(栃春日&香富士編)

先日、仕事のついでに、
栃春日さん、香富士さん達とジンギスカンを楽しみました!

ジンギスカン特有の鉄板で焼かれ羊肉からは、
溶け出した脂が容赦なく跳ね飛んで来るにも関わらず、
香富士さんの使い捨て紙エプロンは、こんな状態。

20180619a.jpg

ひざ掛け状態です。
いや、よーく観察すると、ほんの気持ち分、腹にも掛けているようです。
果たしてこの着け方で脂を防ぐ効果はあるのでしょうか?
なぜ、首から掛けないのでしょうか?

その答えは、私には俄かに信じられないものの、それなりに説得力のあるものでした。

「首に巻いたら、すぐに汗でエプロンの紐が溶けるんですよ」
だそうです。

爆笑wwwwwwww

熱い脂でも溶けない素材なのに、汗で溶けるんかい?!!!

紙エプロンメーカーさん、強靭なものを作ってあげて下さい。

記念に栃春日さんと一緒に、正しい着け方と香富士流着け方でポーズ

20180619b.jpg

素晴らしい笑顔です!

ところで、読者の皆さん
香富士さんの顔に見覚えありませんか?
あまりディープではない大相撲ファンの方にとっては、
「何か見たことある顔」ではないかと思います。
こういえばわかるのではないでしょうか?
栃ノ心関の付け人です。
栃ノ心関からは絶大な信頼があるようです。

ですから、栃ノ心の取組前後の花道だったり、
支度部屋で髪を結われながらインタビューを受けたりしている時、
NHKの全国ネットで流れる顔なのです。

来場所以降、テレビで見かける度に思い出して下さい。
「紙エプロンが汗で溶ける人や」って。

2018年06月12日野菜作り
2018年度版 野菜作ってます5

先週も仕事の都合上、なかなか畑に行けないと書きましたが、
引き続き、苦戦しております。

ここに何を植えてたっけ? 
20180612a.jpg

雑草を抜くと、植えていたものがわかります。
20180612b.jpg

オクラです。


ピーマンはほぼ放置しておりますが、青々と生り始めました。
20180612c.jpg

こちらは雑草に邪魔されないのは、黒マルチ(黒ビニール)を敷いているからです。
ちょっとひと手間で、雑草抜きと夏場の水やりの労力から解放されます。

ちょっとひと手間の重要さを畑から学び、
日々、丁寧な仕事を心掛けるよう再認識した私であります。

2018年06月12日LKM博士
全てのタイトル獲得! おめでとうございます

1ヶ月以上前になるのですが、
(怒涛の忙しさだったので遅れました。すいません)
「ミルクde水素」を選手のコンディション向上に使って頂いている
武庫川女子大学の体操部の大野監督からメールを頂きました。

関西学生体操選手権大会において、
武庫川女子大学が圧倒的な強さで、
団体総合
個人総合
種目別(全種目)
全てのタイトルを獲得したそうです。

おめでとうございます!

そして、「なんなの?この強さ」という言葉が自然と出て来る成績です。

真のライバルは関東にいるのでしょうが、
新年度が幸先よくスタートできたようで嬉しいです。

とりあえず、私の中では、
「ミルクde水素」パワー
って、ことにしてしまっていますが、悪しからず(笑)

参考ブログ
武庫川女子大学・体操部を訪問(前半)
武庫川女子大学・体操部を訪問(後半)

2018年06月04日野菜作り
2018年度版 野菜作ってます4 ~巨大化~

仕事の都合上、なかなか畑に行けなくて、
この週末に1週間ぶりに行くと、
野菜達の巨大化が進んでおりました。

小松菜は、一株で花束みたいなサイズです。

20180604a.JPG

スーパーで売っている小松菜の10倍位はあるでしょうか。
撮影にも、それなりに握力が必要な小松菜です。


キャベツも直径40 cm越えです。
私の頭より巨大化していました。

20180604b.jpg

おもわずキャベツ星人になってしまった・・・

2018年05月30日ウン小話
ウン小話57(忙し過ぎて肛門が裂けたこと)

先週から、とてつもなく忙しい1週間を過ごした。
この私が、大関まっしぐらの栃ノ心ネタをブログにしたり、Twitterで呟やいたりするのが不可能なレベルであったことから推測してもらえるとありがたい。
特に、昨日は、忙しくてトイレにも行けない状態であった。

研究業には、色々と、融通の利かない締切りが存在する。
要するにコンピューターで管理されている締切りである。

ヒト同士の関係なら、1時間位遅れても、相手に一言伝えておけば、
温情で待ってもらえることは多々ある。

時刻表通りに電車を走らせることに強い使命感を持っている駅員さんですら、
鞄の一部がドアに挟まっていたら、出発せずにその解決を優先する。
少なくとも、それにより電車は20秒位遅れるが仕方ない。

ところが、コンピューターは1秒の温情も持っていない。

昨日の私は、コンピューター制御の締切りを抱えており、必死こいていたわけである。
ウンコをしたくても、便所に行く余裕はなかった。

そういうわけで、結腸にウンコが滞留中に、
(厳密には、肛門外に排泄される前の物体はウンコではなく結腸内容物である)
水分が沢山吸収されてしまったようで、
先程の排便で、私史上、最"硬"のウンコが顔を出し、
その結果、肛門が裂けてしまったので、ここに報告する。


おしまい

2018年05月21日大相撲関連
栃ノ心関、全勝ターンおめでとうございます!

表題の通り、おめでとうございます!
全勝で中日での勝ち越し
優勝争いも単独トップ
怖い位の素晴らしい展開です。

しかし、初場所で優勝を経験済みだからでしょうか?
私の心は極めて平静を保っております。

20180521.jpg

写真は、TOMOZOO様からTwitter経由で頂いた写真です
いつもの高級カメラで撮影してくれたのでしょう!
ありがとうございます。

隣は、昨日の対戦相手の逸ノ城の幟です。
素晴らしい熱戦でした!

おかげ様で、この幟がよくテレビに映っております!
もし、私が研究員でなく、広報の担当者なら、
高く評価されているのではないかと思う位に・・・

2018年05月17日LKM博士
結構人気あるやん、このブログ(続編)

先週のブログ「結構人気あるやん、このブログ」を読んで、
一通のメールが届いた。

メールタイトル
「先生のブログが女子高生に人気です」

まさに、あのブログで紹介した女子高生の所属する生物部(?)を指導していた先生(厳密には大学院生)からである。

以下に原文の一部をそのまま転記する。

====================================
彼女にブログの件を伝えたところ、
以前から友人の間で松本先生のブログが話題になり、
JK読者が増えているそうです。
ウンチングコアタイムの話に共感しており、さらに最近便秘気味の人が多く、
ミルクde水素を飲んでみたいとの声もあるとのことでした。
====================================

凄いやん、オレ!

人気に火が着いたらどうしよう~

女子高生が共感してくれたブログは2年前のこれでしょう。
このメールにあるウンチングコアタイムという素晴らしい造語を使用したのは、
これだけのはずである。

「狂ったウンチングリズム」

ちなみに、本物の女子高生と会話をする自信はない。

2018年05月11日大相撲関連
2018年 大相撲五月場所が始まります!

日曜日から大相撲五月場所が始まります!

横綱稀勢の里は休場のようですね。
ちなみに私は休場肯定派なので、しっかり治して下さいという心境です。

当然ですが、
今場所は栃ノ心の大関挑戦ってことに注目せざるを得ないです。

迷いましたが、今場所は優勝した先々場所と同じデザインの幟を用意しました。
幟提供者として、験を担ぐという選択をしたということです。
つまり、今場所は、このデザインのものが国技館に揚がっています。

20180511.jpg
(これは先々場所の写真です)

ちなみに、幟は同じデザインであっても新調します。
縁起物なので使い回しません。

少々マニアックな幟裏事情は私の過去のブログを参照下さい。
これ ↓
「大相撲の幟」

初日に勝って、序盤を4勝1敗位で切り抜ければ、現実味を帯びてくると思います。
そうなった場合、私の周囲もざわついてくるでしょうから、
(初場所の後半は騒がしかった)
猛烈にタイトなスケジュールが詰まっている5月を私は乗り越えられるのか
少々心配です。

それと...、
オーザンもダニエルも頑張れよ!

では、15日間楽しみましょう!

2018年05月10日LKM博士
寂しいパスワード変更

セキュリティー強化ということで、
昨日より、社内のパソコンのパスワード設定のルールが変更された。

それに伴い、これまで使って来たパスワードが使えなくなった。

新しい無秩序な英数字からなるパスワードを覚える苦痛より、
慣れ親しんだパスワードを使えなくなることが、
とてもさみしい...。
さみし過ぎる。


さようなら~

2018年05月09日LKM博士
結構人気あるやん、このブログ

GW前であるが、東大にお邪魔した。

すると、なぜか大学(訪問した研究室)に来ていた女子高生
(たぶん高校の理科部とかに属している生徒で、大学院生が指導していると思われる)
に、「ブログ読んでます! おもしろいです」って声掛けられた。

ビックリだぜ!


その後、知財関係の方と打合せをしていると、
別れ際に、
「あのブログを書いている本物に会えました」
って言われた。

再ビックリだぜ!


こんなウンコなブログにファンがいるのなら、
ちゃんと更新しないとアカンな~と思いつつ、
まぁまぁ多忙につき、
さぼり気味なのを反省している今日この頃である。

2018年05月02日LKM博士
解説記事が掲載されました(機能性食品と薬理栄養)

解説記事掲載のお知らせです。

機能性食品と薬理栄養という雑誌に、私の解説記事が掲載されました。

20180502a.jpg

『腸内環境のマネジメントと健康長寿』
という特集への掲載です。

今回は、
「メタボロミクスを利用した腸内ポリアミン増強型機能性食品の開発と応用」
という、ちょい長なタイトルです。
探索から応用までの紹介をリクエストされた場合、このようになってしまいます。

20180502b.jpg

実はこの特集は、昨年12月の日本機能性食品医用学会でのシンポジウムの演者がそのまま講演内容を記事化したものです。

講演はメモしていても忘れてしまう、或いは完璧には理解するのが難しい別演者の方の講演内容が解説記事で再確認できるのは、結構素晴しいことだと思いました。

2018年04月27日LKM博士
グッド スプリング! 2018

「おはよう!」と言いたいところだが、何か違う。
「グッド スプリング」
が適切であろう。

アマガエルが5ヶ月間の冬眠から目覚めた。

今年は-10℃近くになる極寒の日もあったので少々心配していたが、
無事、眠りから生還した。

20180427a.JPG

今年は暖かいためであろう。
目覚めは早く、約3週間前に寝床から顔を出しているのに気付いた。
ぼちぼち体の試運転も終わった頃であろうと判断し、
夏用の飼育場所を整えて引っ越しさせた。

引っ越し直後の体色は寝床色であった(左上)。

2018年04月23日野菜作り
2018年度版 野菜作ってます3

今朝は出勤前に畑に寄って、
葉物野菜の収穫をしてきました。

今年最初の収穫です。

20180420.JPG

実際は、収穫というか、間引きに当たる行為です。
今年は暖かい日が多いので、例年より初収穫が1週間位早いです。

サイズは小さいですが、これ位が一番柔らかくて美味しいのです!
小松菜もこのサイズなら、生野菜としてむしゃむしゃと楽しめます。

2018年04月13日LKM博士
解説記事が載った本が出版されました(『腸内細菌の応用と市場』)

少し前ですが、
『腸内細菌の応用と市場』(シーエムシー出版)
が出版され、私が執筆担当した内容も掲載されております。

担当内容は
『腸内細菌と認知機能』

通常、完成した本が1冊、手元に届くのですが、
この本に関しては、
高額少部数という理由により無し。
下の様な抜刷というものが、
たったの2部、届きました。

20180413.JPG


出版社さん、せこい(苦笑い)

他の著者の内容もわかれば、このブログでも紹介・推薦できますが、
これでは無理です。
価格は税抜で9万円!!

2018年04月09日野菜作り
3年目のアスパラ

今日は、自宅のアスパラガスを紹介する。

芽が出てきた!

201804091.png

これは、鉢植えのアスパラガスである。

紫色であるが、1~2日後には20cm程度の緑色の見慣れた姿になり収穫できる。
ちなみに、緑の細い物体は分葱。
球根が残っていて勝手に生えて来たもので本日の主役ではない。

アスパラガスは多年生の植物である。
つまり、晩秋に地上部は枯れるが地下には栄養を溜めた根が残り、
春に再び地上部を茂らせる。
これを何年間も繰り返し、私が調べたところ十数年間は生存するようである。

このアスパラガスは3年目にして、食べられる太さの芽を出した。
つまり、株が成熟してきたという証拠である。
もう一度、上の写真をみて頂きたい。
10本程、枯れた茎があるのに気付くであろう。
これは昨年の茎(私が秋に枯れた後に切った残骸)であり、
明らかに今年の茎の方が太いのがわかるであろう。

鉢植えでも、上手に育てれば何とかなるものである。

まだ、若い株なので、大きなダメージを与えないよう、今年は3本だけ収穫した。
新鮮アスパラガスの味はスーパーものとは全く違って、衝撃的に味が濃い!

残りの芽は株の成熟用に残す。
うまくいけば、この先10年間は安定して多量に収穫できると信じ、それを目指す。
来年は5~6本、それ以降は10本以上を収穫したい。
畑で培った知識を活かしてはいるが、アスパラガスは未経験。
独学で鉢植えに挑戦しているので、計画通り生長する保証は何もない...。
問題はプランターの大きさの限界である。
根が張り過ぎた後に、どうなるかである。

参考までにお見せしよう。

201804092.png

2年前は、高さ20~30cm、株の太さは2~3mm程度のヒョロヒョロであった。
随分と立派になったものである。

株の成熟用に残した芽は、放置1週間程度でこんな状態になる。

201804093.png

既に高さ地表から1メートル程度になっている。
このエネルギーが詰まった芽を収穫直後に食したわけであるから、
濃い味にも納得である。

2018年04月05日野菜作り
2018年度版 野菜作ってます1

畑作業は、3月半ばから再開しております。

葉物野菜が発芽しました。
アブラナ科なので、芽はどれも同じ雰囲気ですが、
6-7種類の野菜を植えています。
カブ、ミズナ、コマツナ、ルッコラ、ラディッシュ... 忘れた。

201804051.JPG

近縁な種ほど、生長(成長)の初期段階の姿が類似するものです。
トラもライオンも、赤ちゃんは可愛い普通のネコ。
ヒトの赤ちゃんはサルっぽい。


こちらは、レタス(2種)とキャベツ

201804052.JPG

寒冷紗をかけて守っておりますので、
このまま放置しておけば、1ヶ月後には食べ切れない状態になる予定です。

気温が高い日が続いているので、
1週間位は早まるかもしれません。

昨年から続いている市場のキャベツの高騰も、
時を同じくして終焉を迎えることでしょう。

2018年03月23日大相撲関連
大相撲三月場所いよいよ終盤です

今朝は、掃除のおっちゃんが、鶴竜-栃ノ心戦について熱く語って来た。
最後は、何故、栃ノ心は白鵬に勝てないかという論点にも及んだ。
私は左上手を取らせてもらえない(取っても切られる)ことに尽きると思っているが、
掃除のおっちゃんは精神論的なことを口にしていた。

何はともあれ、一敗の魁聖が敗れて、二敗の高安も敗れて、
多くの大相撲ファンが優勝争いの終焉を感じた直後であっただけに、
場所全体のことを考えても、意義深い勝利であったことには間違いないであろう。

そういうわけで、横綱戦の勝利、おめでとうございます!


先場所の祝賀会にて


ここに来て、千代丸の活躍に驚いている。
まだ、一般の方にとっては顔と名前が一致しない力士かもしれないが、
スー女達にはかなり人気があるらしい。
テレビCMにも出ている、異常に丸い関取である。
腹の丸さは凄いに尽きる。
どこまでが顔で首で顎なのかよくわからない。
独特の体型である。
簡単に負けると予想していた両大関との一番での勝利は驚いた。
昨日は高安を立ち合いで弾いていた。

一方、栃煌山が心配だ。
メイトー幟を揚げなかったからだろうか?
(先に希望者があったので譲るしかなかった。)
覇気が無い。
怪我がまだ癒えていないのであろう...。


三月場所も残り3日間
大相撲ファンの皆さま、楽しみましょう!

そして、いつも通り、静かに、
5月場所のタマリ席プレゼントも開始したのでよろしく!
詳しくはこちらをクリック

2018年03月19日LKM博士
雨よ 降ってくれ

私の職場は東京都西多摩郡。
都内といわれる東側の人口密集地域に花粉を配給している森林が沢山存在する。
(個人的には、西多摩郡も東京都なので都内だと思っており、このように表現することにしている。)

洗車しても半日の駐車で見事に花粉コーティングがなされる。

都内といわれる地域からの花粉症の訪問者が、
「ここは強烈ですね」というだけのことはある。
また、引っ越してきた人が、
花粉症デビューする確立が高いだけのことはある。
なかなかレベルが高い。

先日、花粉が高密度にコーティングされた状態で中途半端な雨が降り、
現在、私の車は酷い状態になっている。

20180319.JPG

わかり難い写真で申し訳ないが、私の愛車の前ドアと後ろドアの境目付近である。
車がシルバーなので、あまり花粉映えしないはずだが、
(洗車嫌いの私は、汚れが目立たないようシルバーを選択している)
十分に花粉の存在がわかるであろう。
花粉の存在というか、下の方では塊になっている。

幸い、今日の夜は雨が降ると予報が出ている。

嬉しい!
雨の中を運転したい。
洗い流せるレベルでザーザー降りになってくれと願っている。

2018年03月14日LKM博士の勝手にベストセレクション
「おはようんち!」リツイート男の出現

昨日、東京大学大学院総合文化研究科で実施された生命環境科学系セミナーに
講師として招待され講演してきた。

非常に面白い視点からの質問もあり、
懇親会でも色々とディスカッションができて得られるものが沢山あった!

さらに、研究面とは少し違うが、もう一つ、素晴らしい出会いがあった。

懇親会の終盤での出来事である。
ある細身の男性が近づいて来て、唐突に
「あの~、いつも、先生の"おはようんち!"をリツイートしている者です」
と話しかけてきた。

!!!!!!!!
ピーンと来た。

2ヶ月前位から、
私がツイッターで「おはようんち!」とつぶやくと、
極めて高い確率でリツイート(他人が投稿したつぶやきを発信すること)してくれるフォロアーがいるのに気付いていたからである。

"おはようんち!"は、私がつぶやいているのを目にするのは面白いだろうが、
他の面白いつぶやきと同様にリツイートするのは困難である。
相当の勇気と覚悟が必要なのである。
なぜなら、自分のフォロアーに、
脳ミソが小学生低学年レベルのウンコ野郎と思われるリスクが高いからである。
この話題で一緒に盛り上がっていた女子大生達にもリツイートを頼んだが、
全力で拒絶されたことからもわかる(笑)
ちなみに、経験から断言するが、
"おはようんち!"等のウンコネタを連発していると、
本当にフォロワーは減少する。

しかし、彼は、そのリスクも恐れず、
「こんなに素晴らしい挨拶はない」と自主的にリツイートしてくれていたのである。

そして、末永く「おはようんち!」の普及に尽力することを誓い合ったのである。

2018年03月12日LKM博士
月曜日の会社ウォッシュレットでの流儀

基本的に、職場のトイレは、土日は使用されていない。
当然、ウォッシュレットも誰も使っていない。
となると、肛門洗浄用にタンクに蓄えられている水は、
48時間以上、入れ替え(洗浄に伴う放出と水道からの補充)がなくなる。

微生物学を嗜んでいると、
この48時間で、肛門洗浄水用タンク内で、
細菌が増殖しているだろうと考えてしまう。
厳密には、金曜日の夜8時から月曜日の朝8時までであり、
60時間の培養である。
水道水に入っている雑菌抑制用のカルキ等の効力はなくなり、
何らかの細菌が間違いなく増殖していると思われる。

栄養が少なければ増殖は少ないが、
万が一、配管やタンク内に細菌が好む栄養があったら、
10倍、100倍、1000倍と増殖する。
正しくは、その中にある栄養素に適した細菌が増殖する。

噴射口にウンコが落ちて来ることもあるであろう。
栄養が無いとは言い切れない。


月曜日の朝、大概私は出社直後に排便する。
私より先に、この便所でウンコしている人物はいないと思われる。
排便後(当然快便)、洗浄ボタン プッシュ。
細菌が増殖した洗浄水が私の肛門めがけて噴射される。
私は、最初の10秒間、肛門を堅く締めてその液を跳ね返す。
腸内に得体の知れない菌を入れるわけにいかない。

その後は、平和にウォッシュレットを楽しむ。

月曜日の朝の会社便所での私なりの流儀である。

2018年03月09日大相撲関連
2018年大相撲三月場所が始まります

大相撲三月場所が始まります。

栃ノ心の優勝が、
つい先日のことのような、遠い過去のことのような...
私は多忙な日々を送っております。

したがいまして、あまり場所前情報を得ておりません。

いつも通り、初日の北の富士&舞の海解説で体内相撲スイッチを入れて、
二日目、三日目と少しずつテンションを上げていくことになるのでしょう。

番付はとっくに掲示済み。

20180309.JPG

大相撲ファンの皆様、15日間、楽しみましょう!

2018年03月05日LKM博士
解説論文が掲載されました(化学療法の領域 2018年3月号)

掲載のお知らせの連発です。

「化学療法の領域」という医学・薬学系ジャーナルに、
私の解説論文が掲載されています!

20180305.JPG

タイトルは
『腸内共生細菌の代謝産物の宿主への影響』

これも、ジャーナル編集部から依頼されたままのタイトルです。
依頼時に、「タイトルはご自由に変更して下さい」といわれるが、
最近は、敢えて依頼されたタイトルのままで、
極力、それに沿った内容に調整する努力をしています。

9報の特集記事の中で8番目が私の解説記事です。
ふと、上の方を見ると辨野先生の名前もありました。
大御所らしく、この分野(腸内菌叢研究)の進展について執筆されています。
読んでみると、10年位前に私も関わっていた研究のことも書かれています。

なつかし~

それと共に、この分野の進展の速さに、改めて驚くばかりです。

2018年03月02日LKM博士
解説論文が掲載されました(アンチエイジング医学 2018年2月号)

日本抗加齢医学会雑誌であるアンチ・エイジング医学2018年4月号(14巻1号)の特集は「腸とアンチエイジング」。

私の解説論文が掲載されています!

20170302.JPG

タイトルは
「老化と腸内代謝産物」

何も捻りや飾りもなく、依頼されたままのタイトルです。

7報の解説記事の中で最初の論文です。
他の6報も、著明な先生方が担当され、とても勉強になる内容です。

興味がある方はご一読下さい。

誌上ディベート
「日本酒 VS ワイン」
なんて興味深い記事もあります。

2018年02月27日LKM博士
尖ってる

この冬、唇乾燥予防に使っているリップが、
気付いたら、かなり尖っていた。

20180227.jpg

人間関係は丸く、
研究は少々尖っている位がよい。
ちなみに、「ミルクde水素」は尖り過ぎているとよく言われる。

しかし、リップが尖っている必要はない。

少なくともここ数週間は、
この尖りを維持するために、
まぁまぁ気を遣っている。

数日前、ほぼ真横からの唇圧力により、
台座と芯からはずれてしまい、
グラグラ状態に陥り、
早くこんなこと止めたいと思う今日この頃である。

2018年02月22日LKM博士
俺の梅開花! 2018

まだ寒いですが、凍てつくような寒さはほぼなくなりました。
それに伴い、温かく感じる日が週に1~2日あります。

ぼちぼち梅が咲くはず。

例年より、10日間位の遅れで、私の鉢植え紅梅が咲きました!

20180222.JPG

実は、昨年は一輪も花が咲かず、寿命かと思っていましたが、
今年は40を超える蕾ができています。

昨年の春から秋に数回与えた油糟が効いたのか?

甦ったので、
今年は花が散ったら根のメンテナンスをして、
樹形を整えるつもりです。

2018年02月16日野菜作り
2017年度版 野菜作ってます15

全く更新していなかったですが、2017年度の私の畑活は終了しました。
いや、1ヶ月程前に終了していました。

まだ自宅には、白菜やら大根やらネギは残っています。
今年ほど野菜が高騰してくれると、
これを趣味とひと言で表現するのは間違いではないかと思う位に、
凄まじい実益を兼ねています。

白菜1玉 800円前後(私の地域の正月明け)
私、3m×1m程度のスペースで10玉収穫
それだけで8000円。

大根1本400円(私の地域の正月明け)
私、3m×1m程度のスペースで12本収穫(市場より巨大 with 葉っぱ)
それだけで、4800円

それ以前に、食べ切れない。


今、畑はメンテナンス中です。

プロの農家のにいちゃんに、
堆肥をまいてもらって、
トラクターで耕してもらっています。
その後は、土壌中の微生物の力に頼るのみ。


今年度の畑は、この写真で締めます。
真冬の朝のブロッコリー(少しアップ)

20180216.png

冬は毎朝霜が降ります。
この日は、まるで金平糖のような霜でした。

2018年02月06日LKM博士
真冬の講演会様様

例年、真冬の講演依頼は殆どないが、
今年は幾つか頼まれており、
先週、今週と出張である。

講演を引き受けた以上、一番やってはならないのが病欠である。
周辺の職場の同僚に迷惑かけるのとはレベルが違う。
(周囲の人間に迷惑をかけてよいわけではないが、直接謝罪ができる点で心苦しくない)
当然、代役はいないわけで、とんでもない迷惑をかける。
講演会の主催者さんはもちろん、
スケジュールを調整して聴講に来られる方々、
一体全体、何名に迷惑をかけるのか?
数十名、数百名・・・(調子に乗って数千人と書きかけたが、そのレベルを相手にしたことない)

倒れるレベルでなくても、喉に支障が出て声が枯れてしまってもアウト
聴講する方々は不愉快で、それが気になり内容どころではなくなる。

元来、全く風邪をひかないタイプであるが、
また、怖いもの知らずの性格と時々言われるが、
このことを考えるだけで大きな怖さを感じ、
怖くて夜も寝られなくなる。

というのは全くの嘘で、
体調を整えるために早寝を心掛け、たっぷりと寝ている。

おかげで普段より、なんだか調子がよい。
真冬の講演会様様である。

2018年01月31日LKM博士
武庫川女子大学・体操部を訪問!(後半)

体育館でのプレゼンは人生3回目である。

教室でのプレゼンを想定していた私は少々戸惑ったが、
大きいモニターが備え付けられているのは、さすがに強豪校である。
おそらく、それを使って自分達の演技を細かくチェックするのであろう。

しかし、床に三角座りで聴講されるのは初めてであった(昨日のブログ参照)

ましてや、バランスボールに座っての聴講はもちろん初めて!(笑)

20180131a.jpg

ウンコ研究をやっている経緯や想いを話した。
その延長上に『ミルクde水素』があることを伝えた。
特別に、進行中の研究についても紹介した。

質疑応答
驚いたのは、1週間の試し飲みで、
良い効果を感じている選手が結構いたことである。
便通改善は多く報告を受けるが、疲れが残りにくく感じた等、
私の中で、色々と考えている保健機能の可能性を絞り込んで行く上で、
非常に参考になるコメントである。

一瞬の技に勝負をかける体操競技は、
その競技時間当たりの練習量の濃度が最も高い競技の一つであろう。
(練習時間÷競技時間 の値が高い。特に跳馬は高値)

おそらく、普段できない技が本番で成功するようなことはないと思われる。
練習も一瞬、一瞬、集中の繰り返し。
従って、集中力を高め密度の濃い練習を積み重ねることが重要なはずである。
(少し見学しただけで生意気な分析をしてすいません)
集中した練習を連日繰り返すためには、身体のケアは必須である。
ほんの少しでも『ミルクde水素』がそれに貢献してくれると嬉しい。

最後に記念撮影

20180131b.jpg

爽やかな体操部員に囲まれて、
我々のメイトー軍団(中段、中央)のむさ苦しさが際立っている(笑)


ガンバレ、武庫川女子大・体操部!

2018年01月30日LKM博士
武庫川女子大学・体操部を訪問!(前半)

昨年末、12月28日に武庫川女子大学・体操部を訪問した。

監督さんが、『ミルクde水素』のコンセプトを絶賛され、
「是非、部員達の前で説明会をやって欲しい」
ということで、本商品の生みの親である私の所に話が来た。
詳細を聞くと、西日本営業部のニシノ君が現場担当ということ
「これはマズイ 素晴らしいものが素晴らしく伝わらないリスク大」
と思い、私が行くことにした。
時々依頼される、学生への講義のつもりで。

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ちょいと中断
はい、本ブログのファンの方ならご存知の、あのニシノ君である。
以前、本社 営業企画部で本ブログの検閲を担当していたニシノ君だ。
つまり、私が毎日ブログを更新しなくなった原因を作った犯人である。

参照 → ウィークデー連続ブログ更新記録がストップしました。
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12月28日当日
合宿を行っている大学内の体育館に早めに到着
早速、三井部長、大野監督にご挨拶し、
練習を見学させて頂いた。

生の体操を見るのは初めてである。
なんか、すごい...

彼女らにしてみれば基礎練習なのだろうが、人間業とは思えない。
想像以上に高くて細い平均台の上で、普通に前転・後転やりまくり...

20180130a.jpg

もちろん、テレビで見て人間業ではないことは脳では理解していたが、
目の前の人が、その場の空気を揺らして宙返りをするのは全く違う。

ピョンピョン、グルン、グルグル、クルクル、ピョン、バーンッ、
タタタターッ、パッ、スッ、フーッ、クッ、オットット
こんな擬態語でしか表現できない練習が繰り返されていた。

選手がマットや緩衝材の上に着地するため、
激しく埃が舞い上がるのが窓から入る冬の陽射しに照らされよく見えた。
これが、ザ・練習中という雰囲気を見事に演出していた。

見学中、三井部長より解説を受け更にビックリ
なんと、全日本学生選手権で、
昨年度3位、今年度は準優勝の強豪中の強豪チームである!
ユニバシアードの日本代表選手もいる。

解説を聞きながらの私の心の叫び
「おい、ニシノ、事前にちゃんと説明しとけや」

おそらく、少しでも体操の成績を上げることに繋げたいという想いから
依頼された講義でだろう。
「学生相手なので多少面白いことを言っておけばよいだろう」
という姿勢で臨むのは適していない環境だと判断した。
魂を込めたプレゼンを・・・

練習が終わり、集合し、講義の時間となった。

20180130b.jpg

ニシノ君が、つまらん挨拶をしている途中も、
脳をフル回転させている私であった。
(意外と彼の挨拶がウケたので、あやうく平常心を失いかけた)

パワーポイントのスライドを一部変更し、
私のウンコ研究の熱い気持ちを伝えることにした。

(次回につづく)

2018年01月29日大相撲関連
優勝! 栃ノ心

思い起こせば、私がTwitterの背景しているこの写真を撮った2013年12月、
栃ノ心関は膝の大けがでどん底状態
土俵に上がれず、ひたすら、てっぽうを繰り返していた。
20170129-1.JPG
そして、この後の番付発表で幕下へ転落した。

我々にできることは何もない。
ただ、ヨーグルトを食べてもらうことだけ(おなかのケア)
20170129-2.jpg

4場所休場後の復帰後は、耐えた甲斐あり、幕下、十両と優勝連発で幕内に復帰

2016年5月場所には技能賞獲得記念で、
サイン入りミニチュア幟プレゼントなどの企画をしたのも懐かしい。
20170129-3.JPG


そんなこんなで迎えた今場所
20170129-4.jpg
(関係ないが、隣の嘉風幟の贈り主は相川七瀬 笑)

今場所調子いいな~⇒ あれれ⇒ まさか
という感じの優勝であった!
優勝を決めた直後、私はしばらく放心状態に陥った。
Twitterでは、なぜか私にも「おめでとう」とメッセージが届く状態であった。

優勝を決めて迎えた千秋楽
表彰式後の支度部屋での万歳三唱に参加させて頂いた。
一大相撲ファンとして、国技館の支度部屋に入れるのは感激の一言に尽きる。
(色々な人が写っているので、その様子の写真掲載は迷ったがやめておく)

続いて、春日野部屋に移動して室内で待機。外にはたくさんのファンとマスコミ
栃ノ心関がパレード用オープンカーで部屋に着き、親方が玄関でお出迎え

テレビでよく見る、優勝力士がしている大盃での祝杯
20170129-5.jpg
涙が止まらないお三方
鬼の目にも涙

祝賀会で1枚パシャリ
20190129-6.jpg

快進撃に、コレ(↑)も一役買ったに違いない。
お腹の中からサポートできたと勝手に思っている。


おめでとうございます!

こちらも大変幸せな気分になりました。
ありがとうございます!

2018年01月26日大相撲関連
強いな! 栃ノ心

色々ありますが...(苦笑)


栃ノ心関、強いですね!
先週、幟を絡ませてブログを書いた時は、
「前半調子が良いので、今の内にアピールしておこう」
という気持ちでしたが、
まさか、こんな状況になるとは!

20180126.jpg
今朝の出勤前のNHKニュース番組より

「ビフィズス菌の幟がテレビで映ってましたっ」
なんて、報告も複数受けました。
気付いて頂き、誠にありがとうございます!

今日の逸ノ城戦が重要です。
今場所の逸ノ城はめちゃくちゃ強いです。
(といいますか、先場所辺りから強いです)
がっぷりになると分が悪いと思います。

この一戦を白星で飾ることができれば、
念願かなうこともあると思っています。

しかしながら、私は、過去に、
旭天鵬-栃煌山の優勝決定戦において、
スーパー・ハイレベル・ダメージを受けた経験者ですから、
単独トップにも、はしゃぐようなことは致しません。

静かにお腹からサポートするのみです。

2018年01月25日LKM博士
一般向け講演やります(名古屋文理大)

2月2日金曜日の午後
名古屋文理食と栄養研究所主催の講演会で話します。

東海エリアの方、お時間があれば、どうぞ。
まだ席に余裕はあるらしいので、下記からお申込み下さい。

詳細および申し込みはココから

http://www.nagoya-bunri.ac.jp/COL/news/info/col20171216a.html

改めてちゃんとプログラムを見ると、私の話の時間が非常に長い!
困るどころか、寧ろ歓迎です。

学会や研究会では、結構講演する機会はありますが、
大人数相手の一般向け講演は久しぶり。

学会とは全く別物ですから、
スライドを作らねばなりませんね~。

2018年01月24日LKM博士
責任の重さと行動の関係を除雪率から感じる

四駆だがノーマルタイヤの私の車は、まだ道路を走れる状況ではない。
従って、電車&歩き通勤を楽しんでいる。

そんな中、駅から自宅まで歩いている時に気が付いた。
数百メートルの1本の生活道路でも、雪掻き率が場所により大きく違う。

1.完璧エリア
雪掻き完璧で、道路表層がほぼ乾燥するレベルなのは商店や病院の前

2.ほぼ完璧エリア
それに近いレベルで除雪が進んでいるのが一軒家の前
その場合、大概はその周囲の一軒家も見事に除雪されている

3.中途半端(最低限)雪掻きエリア
一軒家でも、歩行に必要なエリアのみが除雪されているパターンも多い。
この場合、この周囲の一軒家も中途半端な雪掻きで終えている。

4.雪掻きゼロエリア
一方、ほぼ除雪されていないのがアパート前
かなり酷い状態。住人不在かと思うレベルであるが、明かりは点いている。

おそらく、この結果は、住人個人への除雪に対する責任の重さに依存していると、
私は勝手に推測している。
特に首都圏など都市部では該当すると思う。

1は業務に支障が出るので、当然といえば当然。
朝一番でやり切っており、日中の陽射しで乾燥するレベルである。

2と3は自宅前なので、自分でやるしかない。
全責任を家の住人が負っている。
2と3の違いは、完璧にやった一軒がすぐ近くに存在したか否かに起因すると推測する。
お隣さんが完璧にやった場合、自分達も同様に行う責任を感じてしまう。
これに関しては、責任だけでなく体面を気にしているともいえる。

4は個人に対する責任がほぼ無い環境の結果と推測する。
雪が残っていても誰のせいにもならない。
むしろ、「何故、私がやらなきゃならないの」とすら思っているかもしれない。
残念ながら、世知辛い世の中の典型的な思考パターンではないか。
逆に、誰かがやり出すと、他のアパート住人が手伝いに出てくる可能性はあると思う。
是非、うちの近所の方にはやって頂きたいものである。
私の平和なマイカー通勤のために

マンションの住人も雪掻きに関しては責任感は低く、
心理的にはアパート住民と同じはずだが、
管理人がいるので2に該当する。
つまり、管理人の責任の重さが雪掻きに繋がっている。

そういう私の自宅前は昨晩3の状態であったが、
午後9時頃にせっせと2まで引き上げた。
もちろん、この法則に則り、周りが完璧だったからである(苦笑)

2018年01月23日LKM博士
意外と凄いな

昨日は昼前から雪が積もり始め、
公共交通機関が乱れることは誰の目にも明らかであった。

従って、当社でも、業務に支障ない範囲で、
早めの帰宅、無理のない出社の指示が出た。

しかし、本日は朝9時からミーティングの予定
昨日の時点では、私は、開催時刻は成り行きに任せると決めていた。
いつも通りに家を出れば、多くのメンバーは間に合わないので、
心の中では開始時間を遅らせることになるだろうと思いつつ。

今朝、案の定、公共交通機関は乱れていた。

ところが、
全員、余裕で出社
各自の資料も揃えられていた。
通常通り、ミーティングが始められた!

びっくりである
凄い!

そんなに緊張感がある職場なのか???

一番遠く、電車を3回乗り換え、駅から20~30分間雪の上を歩いてくる私が、
もし、9時に間に合ったら、と考えると怖かったのか???

2018年01月19日大相撲関連
5連勝 栃ノ心!

好調です、栃ノ心関

大関高安と豪栄道を連日撃破しての初日から負けなしの5連勝

差し入れと幟パワーでしょうね!?

今場所はこれが国技館に揚がっておりますので、
是非、記念撮影して下さい。
今の所、現地からの写真差し入れが無いのでデザイン画をどうぞ
(こっちの方が、ある意味、相撲マニアを喜ばすかもしれない)

20180119.jpg

ビフィズス菌にタッチすると御利益ありますよ。
たぶん•••
便秘の人がウンコ出るとか。

ちなみに、日本相撲協会ホームページの最初のページ下方
「一月場所 観戦案内」
の写真に、我々の栃ノ心幟が写ってます!

横綱二人休んで少し寂しいですが、残り10日間、楽しみましょう!

2018年01月17日LKM博士
私が取材を受けた記事が載っていますが・・・2

まさか、このタイトルで続編を書くことになるとは思っていませんでした。

昨日発売の「週刊ポスト」
に私が先日受けた取材内容が記事になっております。

NHKスペシャル「人体」も注目の最新メカニズム
「腸の免疫パワー」の整え方

20180117.JPG

ブログ用に表紙の写真を撮ったのですが、
さすがに企業ブログには適切でないと判断し断念

週刊現代の時と同様に、
アンチエイジング物質として注目されているポリアミンの話題の箇所で登場します。
12文字×約30行と短い内容ですが、
この取材のために1時間半程度が潰れました。

記事になったものを読むと、
色々と小さい間違いはあり、
また私の箇所は、記事タイトルの「免疫パワー」とは関係ないと思いますが、
まぁ、ギリギリセーフでしょう(苦笑)。
記者の方は、一生懸命でした。


こういう雑誌の見出しは凄いですね。
私なんて、
自分のインタビュー記事が載っているこの記事の前に、
大相撲関連の記事を読んでしまいましたから。

2018年01月12日大相撲関連
2018年大相撲一月場所が始まります

2018年の大相撲が始まります。

ゴタゴタがありましたが(or しておりますが、と書くべきか?)、
長年のファンとしては、
普段通りの本場所が、粛々と開催されることのみを望んでおります。

さて、白鵬はどんな立ち合いをするのでしょうか?
あれだけ言われれば、本人も意識せざるを得ないでしょうが、
15番中4~5番位は、非難されている立ち合いをしてしまうと予想しています。
もう癖になっているでしょうから、無意識で。
「する」ではなく、「してしまう」です。
やった後、「流れで」という言い訳をすると予想しておきます...。

贔屓の春日野勢は、久しぶりに幕内上位に顔を揃えていない状況
少々寂しいですが、怪我が癒えてくれていることを願っております。
また、改めまして、
栃飛龍関、十両カムバック、おめでとうございます!
夏に一緒にジンギスカンを食べた時に、十両復帰を誓っていた事を思い出します。

今場所は、少々早めにテレビ観戦に入ることになりそうです。

職場も、番付をきっちり貼って、本場所モードに!

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では、大相撲ファンの皆様、15日間、楽しみましょう!

2018年01月10日LKM博士
違法な自炊?

実は、本日(1月10日)〆切で専門雑誌と専門書から2つの依頼原稿がある。

昨日から取り組み始めた私が悪いが、多量に論文系の仕事が片付かず仕方ない。
しかも、職場ではやたらと邪魔が入るので進みが遅い。
間に合わないことを悟りつつあったので、先程、専門書の担当者には、
「数日、締切を伸ばして下さいませ!」メールを出し、OKを頂いた。

それで安心したのか、ふと、見本で送られて来た雑誌の裏表紙を見た。
医学系の雑誌なので、
治療薬や受託解析の広告が掲載されているのが一般的であるが、
理解不能の広告があった。

違法な
『自炊』
私はしない!

横に若いドクター風の男性が真面目な顔で腕組みしている写真が載っている。

何故、自炊したらいけないのか?
むしろ、医者としては外食より薦めるべき行為ではないのか?
その前に、自炊が違法とはどういうことなのか?
一瞬、違法薬物を自分で調合して吸引することを意味するのかと思った。
しかし、よく見ると、下には「これは著作権侵害です」と書いてある。

頼みのウィキペディアで調べてみた。

なんと、自炊とは、
「書籍や雑誌を イメージスキャナ等を使ってデジタルデータに変換する行為を指す俗語」
だそうである。
この行為を、何故、自炊と表現するのかわからなかったので、更に調べた。

自分でデータを作成してパソコン等に吸いあげる行為なので、
「自吸い」という言葉が使われ、それが「自炊」に変化したようである。

ふ~ん (「なるほど!」なんて全く思わない時の「ふ~ん」)

「自吸い」の方がよい気がする...

無駄な時間を使ってしまった。
でも、無駄にしないためにブログにした。

2018年01月05日LKM博士
2018年 明けましておめでとうんち!

例年、仕事始めは干支に因んだ研究話をしている本ブログ
今年はイヌネタを考えねばならない。
「イヌは、なかなか研究には使わんな〜」と思っていたら、
一つ思い出した。

イヌの腸内にビフィズス菌LKM512は生きて届くのか?
おなかの中で増えるのか?
を調べた研究が!
少々懐かしい。

イヌは先祖をオオカミに持つ肉食哺乳類
生肉を丸呑みしてきた進化の経緯から、
胃酸がヒトと比較して強力である。
当然、乳酸菌やビフィズス菌も、胃酸の影響をバリバリ受ける。
ヒトを対象に開発されたビフィズス菌•乳酸菌など、
胃内で即死といわれていた。
そんな状況下、ビフィズス菌LKM512で試してみた研究である。

ペットのイヌを募集して、ビフィズス菌LKM512を投与して、
そのウンコを回収して解析した研究で、
既にBebeficial Microbeという欧州の科学ジャーナルにして掲載されている。
(Beneficial Microbes: 直訳すると「有益な微生物」)

市場にはペット用の乳酸菌は存在するようであるが、
ここまで丁寧に行った研究は他にはないと思われる。
要するに、ペットの新鮮ウンコから菌を寒天培地上に分離して、
遺伝子型を指標に菌株レベルで確認した研究はないということ。
少なくとも2015年の執筆当時、比較する論文すらー殆ど見つからなかった。

遠慮深い私ではあるが、研究の質を考えたら、
ペット犬にプロバイオティクスを与えている飼い主の方は、
これを一度は試してみるべきだと思っている。

当時こだわったコンセプトが
「ペットと飼い主に共通して整腸作用のあるビフィズス菌」
「ワンちゃんも、同じものを食べたいよね!」

前半•後半に分割し(実際には疲れて2日に分けて書いただけ)、
しっかりブログにも書いていた。
これです↓
ワンチャンのお腹の中でも生きているビフィズス菌前半
ワンチャンのお腹の中でも生きているビフィズス菌後半

以上の原稿を本社に送ったら、
「こんな商品に繋がってます」
との連絡を受けた。
http://www.dotwan.jp/fs/dotwan/fd/DW-Y001
それなりに売れているようである。

では、今年もよろしくお願い致します。