協同乳業研究所 農学博士 松本光晴のブログ

ビフィズス菌LKM512研究スタッフ松本光晴博士が
お腹のためになる情報をお届けします。

2016年12月28日LKM博士
ブログで2016年を振り返る

例年通り、今年のブログを読み返してこの1年を振り返ってみようと思う。
忙しいのでやりたくないが、本日を逃すとできないのでやる。


【お土産シリーズ&奈良シリーズ】
出張の度に色々と土産を買ってくる私。
相手から土産をもらうことも多い。
それを好き勝手に紹介したり評価したりしていることが多いことに気づく。
今年のお土産系ブログのベストはこれ。
奈良ともかかわっており、なお素晴らしい。
「古代のチーズ「蘇」」


【相変わらずウンコなブログ】
例年のことであるが、客観的にブログを読み返すと
「オレってどんだけウンコ好きやねん?!」と思ってしまう。
そんな中でも読み返して、その時の状況が思い出されたもの2つをセレクト。

「ウン小話52 (どの先生の推薦なのでしょうか?)」

「「正しい大便のとり方」に腹が立つ」


【本業(学術)関連】
これでしょ!

「トピックス賞受賞!(日本農芸化学会2016年度大会)」

賞は獲得したが、学術論文は不調のままであった。
そんなしんどい状況下、来年のブレイクに繋がりそうな兆しが得られたのは大きい!

「久々のアクセプト」

来年度はエネルギーを注いだ大型論文が控えている。
この勢いで頑張りたい。


ベスト3はこれら。

【第3位】春日野部屋稽古見学&ちゃんこツアー
これは、春日野部屋マネージャーさんも私も自画自賛の最高レベルの企画であった

「春日野部屋稽古見学&ちゃんこツアー報告(前半)」

「春日野部屋稽古見学&ちゃんこツアー報告(後半)」

しかし、担当した本社・ニシノ君の社内アピール不足で企画の定着には至っていない。
極めて残念で、価値が理解できないのは勿体ないことである。
私に同調できる実行力のある度量の大きな人物はそう簡単には見つからない。


【第2位】崩壊した畑
5~6年間、畑作業を楽しんでいるが、最もショッキングな事件が起こった。
害虫や病気とは異次元レベルのことが発生した。
台風豪雨による川の氾濫で濁流に襲われたのである。

「2016年度版 野菜作ってます9」

ダメージは、この時生育していたものだけではなかった。
その後も被害は続出。

「2016年度版 野菜作ってます11」
ブログ化していないがニンジンは謎の病気で全て枯れ死。収穫ゼロであった。


【第1位】ブログストップ.
私の記憶が正しければ2011年1月中旬から始まった平日連続更新記録。
おそらく連続1000回は超えていた。
ところが、6月に、突然、終焉を迎えた。
私の意志ではなく不慮の事故で。

「ウィークデー連続ブログ更新記録がストップしました」

残念ではあるが、
365日24時間、常にブログネタを探していた生活から解放されたのは事実である。
非常に忙しい日はブログのことは頭の片隅にもない。
おかげで、私の生活スタイルは一変した。
ストップした反響は意外に大きく、多くの方に「もっと書いてよ」と言われる。
特に、社外の方に言われる。
でも、復活させるつもりはない。
それどころが、中途半端に書く位なら止めてやろうかとすら思っている。

では、みなさん良いお年を!

2016年12月27日ウン小話
ウンコ回数

私は年間のウンコ(排便)回数をカウントしている希有な人物である。


数えるだけでは飽き足らず、
LKM512に因んで、
年間のウンコ回数512回という、
高尚な目標を設定している。


そして過去に1度だけ奇跡を起こしたことがある。
参考ブログ⇒「発表! 2014年 年間ウンコ回数」


年の瀬になり、ふと現時点の回数が気になった。
(1年間、機械的に記録しているだけで全く把握していない)


もちろん、回数を認識すると、無意識で排便を調整してしまう可能性があるため
(例えば、増やしたければ1回で出しきる所を2回に分割してしまうかもしれない)、
正確な集計はしないが、
漠然とExcelの行番号で推測はできる。


とはいえ、回数を調節してはいけないというルールはない。


調整しようが、年間ウンコ回数を目標ピッタリにすることなど素人にはできまい。
ただ、私は2014年の達成後、自然排便に拘っているというだけのことである。


こだわりに関する言及は置いておいて、チェックしてみた。


ん~、なんとなく、良いペースな気がする。


以上

2016年12月22日野菜作り
2016年度版 野菜作ってます14

いよいよ寒さも本番ということで、
2週間ほど前からハクサイは防寒対策しております。

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外側の葉で包むように麻ひもで巻くだけの作業ですが、
これが効果的です。


ハクサイは毎日、夜間~明け方に凍結します。
そして昼間に溶けます。
つまり、冷凍庫に入れたり出したりしているようなもので、
葉の細胞が壊れて腐るか枯れるかしてしまいます。


ところが、このようにするだけで、凍結するのは外側の葉だけになり、
内側は温度が氷点下になり難いのです。
葉を数枚めくれば、中から輝くような黄緑と白のハクサイが現れるということです。


但し、ハクサイの中は暖かいので、虫たちも潜り込んで来ます。
イモムシ系というより、アブラムシ、クモなどが...。

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長ネギも甘くなってきました。
植え付け後の川の氾濫・洪水被害で、腐ってしまったものが結構ありましたが、
よく挽回できたと思います。

これからの畑は天然の冷蔵庫。
必要な分だけ収穫して食べるのみであります。

2016年12月21日LKM博士
久々のアクセプト

米国のジャーナルからアクセプト(受理)の報告が届きました!


久しぶりの感覚です。


私が責任著者になっている論文は、幾つか投稿中ですが、
その全てが、ずっーと、リジェクト(拒絶)を繰り返し、
中には、審査員が数ヶ月決まらないような異常事態が起きたこともあり、
全て厄年のせいにしておりました。

いや、そうやって自分自身を慰めておりました。


とはいえ、2016年は後厄も終わった厄明け年であったわけで、
年初めは、ぼちぼち受理されるだろうと楽観視しておりました。
ところが、ふたを開けてみると受理される気配はなく、
時間だけが経過し、気が付くと年末。
なんとか滑り込んでくれたという印象です。


この実験をスタートしたのが2009年。
最初に論文化して科学ジャーナルに投稿したのが2013年。
リジェクトされること何回でしょうか?
数える気もしませんが、5回以上。
酷い評価を受け続けました。


ただ、私は、腸内環境分野の研究において、非常に大事な知見と思っていましたので、
リジェクトされる度に、修正を淡々と繰り返し、
苦節7年、執念でねじ込みました。


嬉しいのも束の間、
受理されると、掲載までの作業が色々発生し忙しくなります。
例えば、画質を規定値以上にした掲載版の図の作成などが、
あり得ない位の短時間の締切期間で生じます。
例えば、48時間以内とか。


おかげでとんでもなく忙しい年末になっております。

2016年12月19日LKM博士
書き難いペン

出張先での打ち合わせ。
メモする必要がありそうな話になったので、
慌てて手帳を出して、
手帳に引っかけているペンを抜いたところ、


ありゃりゃっ!!!???


161219.jpg


Σ(。。;) エッ!!?
ペン先のカバーが無くなっているではないかっ!!!


4色ボールペン+シャーペン。
インクの出が良く非常に書きやすい逸品であったが、
この状態になると、むしろ逆効果である。
1本の細いインク入りチューブを人差し指と親指ではさみ書く作業は結構大変。


更に、使っていないペン先が中指に触れて中指がカラフルに汚れる。


こんな風に。


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(再現写真)


いや、書き難いだけではない。


この状態のペンでメモしている姿は、ふざけている。


真面目な顔をしていても、ふざけている。


ちなみに、対面に座っているのは大学教授。


仕方なしに、パソコンで手元を隠してメモをした。

2016年12月14日LKM博士
久々に来たら人体実験

先週は外での仕事ばかりで、殆ど研究所に来なかった。

僅か4時間だけ職場に来たのみ。

そんな1週間も終わり、昨日と今日は束の間の本来の職場で仕事。

色々と書類作成と実験相談を中心にやることがある。


ところが、今日のメインは自分で行う人体実験。

そう、自分の体が実験台である。


色々と、予備的検討を自分の体でやることが多い我々であるが、
その中でも過酷な部類に属する絶食試験を行う。


厳密には、今、その最中である。


経験上、
脳ミソをフル稼働させる仕事は多量のグルコースを消費する(低血糖になる)ので、
身の危険を感じる。

但し、普通にリラックスして過ごす限り、24時間程度の絶食は、
耐えられるレベルであることも理解している。


従って、特に序盤は交通費整理等の本業とは異なる脳を余り使わない仕事を心掛け、
乗り切る予定である。

考える仕事をすると身に危険が迫る研究者より

2016年12月09日LKM博士
この吊革は持たん

一昨日、山手線に乗りました。


吊革を持とうとすると、吊革1つずつに広告が。


赤い「●スクと戦う●酸菌・・・」ってやつです。


詳しい理由は書きませんが、職業上、あのヨーグルトはライバルですから、


「(うわーっ、なんやこれっ)」


遠くの方を見たら、どうやら全吊革にこの赤いマークが付いている様子。


「(どんだけ広告宣伝費使ってるねん...)」と、心の中。


電車を変えたいが講演に向かっている途中で、遅刻のリスクがあり下車できない。


覚悟を決めた私は、一切吊革を持たずに、
乗車した池袋駅からほぼ真反対にある田町駅まで、
ひたすらバランス感覚を養うトレーニングをしていました。

以上

誇り高き研究者より

2016年12月08日LKM博士
お酒『静大育ち』頂きました!

月曜日のブログに書きました静岡大学での講演のお土産に、
日本酒を頂きました!
m(._.)m


その名は『静大育ち』


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わかり易い、静岡大学ブランドのお酒です。


私が受けた説明によりますと、
(やたらと熱いご説明を受けたのですが)

静岡大学で育てた米

静岡大学で分離した酵母

静岡大学卒の杜氏

により作られた、
純粋な静岡大学産のお酒だそうです。


懇親会でもご馳走になったのですが、
フルーティーな香りもあり飲み易いのですが軽過ぎず、
日本酒好きも満足できる一品です。
(居酒屋チェーンの飲み放題の日本酒以外なら何でも大好きな私個人の感想です)


それなりにお値段もするようで、2300円と聞きました。
税込みか否かは知りません。


興味ある方は試してみる価値はあると思います。


どこで入手できるのかは不明です。

2016年12月05日LKM博士
あの先生は!? 15年ぶりの再会

先週、静岡大学農学部の研究会に招待されました。


テーマが

「腸内フローラ解析の進展と食品・生物産業の付加価値の向上」。

産業系のテーマが出てくると、お声がかかることがよくあります。
時間がたっぷりあったので、ゆっくり話すことができました。


別の演者の講演の質疑応答の時です。
「えっ」と瞬時に脳ミソが反応しました。
見たことがある先生が質問されているではないですか!?


腸内細菌系の学会等でよく見かける先生ではありません。
記憶の片隅から掘り起こさねばならない遠い懐かしい記憶です。


3秒程要しましたが、思い出しました。
私が論文博士の審査を受けた時の副査の先生の一人です。
(私の博士論文を読んで、細かく質問や修正等の指導をして下さる審査員)
少し白髪が増えたような気がしますが、間違いなく、碓氷泰市先生です。


あとで話しかけようと思っていると、
講演会後、PCを片付けつつ振り返ると、碓氷先生が立っていました。
「松本さんって、信州大学って、腸内細菌って、ポリアミンって、もしかしたら、僕が審査したような記憶があるんだけど、そうですよね? あなたの製本された論文が本棚にあるもの。」
その通りであります。


「あの時の研究がこんなに進展したのですかっ。本当に驚いています。凄い、凄い、凄い。嬉しい!」
と褒めて下さいました。


実際に私が碓氷先生と話したのは、15年前の発表会の時のみです。
その前後の挨拶を含めても20分間もありません。
たった20分間、されど20分間。
たとえ5年間、同じ職場にいても記憶に残らない関係も多々あります。


それにも関わらず、15年後に双方が明確な記憶を持っており、
さらに、その時の話題でお酒が飲めるとは、


研究の世界って、素晴らしい!

2016年11月30日大相撲関連
第19回 【大相撲溜席ペアチケットプレゼント企画】 at 2017年一月場所

地味に拡散される極めて素晴らしい内容の恒例のプレゼント企画のご案内です。

協同乳業㈱(メイトー)では、通信販売でメイトー商品を購入された方に、
2016年の五月場所の溜席(砂被り)チケットをペアで2組プレゼント致します。

観戦日は以下の日になります。
⇒ 初日(1月8日、日曜日) 
⇒ 中日(1月15日、日曜日)

応募締切:12月24日(土曜日)(24日発注分までが対象です)
抽選後、当選者の方には電話でご連絡を差し上げます。
週明け26日の連絡になる予定です。

いつも通りB賞も用意しております。

B賞:春日野部屋特製Tシャツのプレゼント!(2名様)

詳しくはこちらのページをご覧ください。


このヨーグルトが私のお薦め。

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栃煌山関も大好き!
この笑顔ですから。

皆さん、冷静に考えて下さい。
日曜日の溜席の購入は、ほぼ確実に無理です。
大相撲ファンには最強のクリスマスプレゼントです。

では、どしどしご応募してくださ居反り!

2016年11月25日大相撲関連
2016年大相撲十一月場所終盤です & 溜プレ告知

録画でチェックしている平日。
昨日の朝、今朝と、稀勢の里の快勝に驚かれました。
少しでも楽しく見るため、午後4時以降は一切の相撲情報を遮断している私は、
中継を見ているが如く、「おぉ~っ」と声を出してしまいました。

おかげで、今場所はそれなりに盛り下がっていた私も、
残り3日間、優勝争いを楽めそうです。

今場所の幟の写真です。
地方場所はなかなか現地に行けませんので、
SNSで色々な方が送って下さる写真が頼りです。
ありがとうございます!
今日は春日野部屋Facebookのものを拝借。
20161125.jpg
(配色への拘りも読んで下さい⇒ 2016年 大相撲十一月場所が始まります!

追い詰められるとやっと連勝するオーザン関。
やっと幟パワーが効いて来たか?(苦笑)


さて、恒例企画の告知です。

『2017年一月場所の溜席ペアチケットプレゼント』
です。

初日(2017年1月8日)と中日(2017年1月15日)を予定。

詳細は来週発表するので、本ブログでチェックして下さいね。

では、残り3日間、楽しみましょう!
私の優勝予想:稀勢の里と書いてあげたいが、日馬富士

2016年11月24日LKM博士
俺はしらん

「俺はしらん」


当事者の一人でありながら、こういう無責任な発言をする人は嫌いですが、
今回に限り、私も使わせて頂きます。


一昨日、来年度入社予定者を対象に話をする機会がありました。

人事部からは、こんな無茶な依頼が。
「内定者が春からメイトーで働く意欲が高まるような講和を」


いやいやいやいや、それは難しいでしょ。


「どっちか言うたら、毒を吐くことの方が得意な俺に何を頼むねん!?」

「しかも、今、マジで忙しいねんけど!!」

という心境でしたが、
過去に私の方から無理なことをお願いしたことがある担当者でしたので、
義理人情に厚い私は引き受けました。


時間がなかったので、
講演用パソコン(過去70~80回程の講演スライドが入っている)を持参して、
直前に、色々な講演で笑い(息抜き)用に作ったスライドを掻き集めて
「研究から生まれた雑談集」と題して、
ウンコ的トークを中心に行いました。
行き当たりばったりのトークでしたが、
個人的には「まぁまぁで65点、ギリギリ合格」と思っています。


ただ、


「内定辞退者が現れても、俺はしらん!」

内定者の皆さんへ
4月には全員揃って来て下さいね!


でないと、私が密かに傷つくので...。

2016年11月21日LKM博士
こめかみ切れてテリーマン

今朝、不注意でこめかみをガツーンとぶつけてしまいまして、
(少々収穫した野菜に気をとられておりまして...)
激痛で悶絶していると、血がポタリ。


こめかみから頬にかけて血がドバドバ流れているではないですか!!!
 !Σ(◯o◎;)アワワッ!


プロレスラー級に流血です。
一瞬、病院に行く必要があると思いましたが、
ティッシュで押さえていたらすぐに止血。
驚異の回復力です。


今は、少々ズキズキしておりますが、
こめかみに絆創膏を貼って普通に仕事をしております。


ふと、便所の鏡で自分を見ると、
この絆創膏が見事にテリーマンの絆創膏を貼っている位置と同じことに気付きました。


部屋に戻って、それを皆に伝えたのですが、反応がうすい...


「つまらないこと言うな」という反応ではなく、
テリーマンを知らないのです。


テリーマンを知らない人が、こんなにいるなんて...
そもそも『キン肉マン』をしっかり読んだり、テレビで見たりしたことがないようです。


メンバーの年齢、性別を考えると、仕方ないことなのかもしれませんが、
怪我より、そちらのほうが衝撃的な朝でありました。

2016年11月17日LKM博士
日本人は睡眠時間が短い

仕事で文献を検索していたら、
たまたま出てきた論文が少し面白いので簡単に紹介しようと思う。


Science Advanceというジャーナルに掲載されている論文で、
世界の国々の人の就寝時間と起床時間から睡眠時間を比較した内容である。


何が面白いって、このデータ、スマホのアプリで得たデータという点である。
詳しくはわからないが、時差ボケ対策アプリを使って得たデータで、
アプリ使用者の内の賛同者から日々の就寝時間と起床時間のデータを集めたようである。


放っておいても勝手にデータが集まってくるわけで、
しかも、過去にない国際的な膨大なデータで、
アンケート等の被験者の記憶や気持ちが少しは作用するデータと比較して、圧倒的に正確であろう。

研究者にとって、こんなに楽で正確な素晴らしいデータ取得法はない。
今後このようなデータが増えてくるであろう。


それによると、シンガポール人、日本人、ブラジル人は他の国々より短い傾向を示している(この順で短い)。


ただ、私の属する日本人でも、7時間半程度と意外と長いことに驚く。
これは、アンケート形式のデータとは異なり、アプリから送られているデータをベースにしているからであろう。
つまり、アンケートで「大体12時に寝て、目覚アラームは6時なので、6時間」というこれまでのデータではなく、「12:05就寝、(目覚アラームは鳴ったかもしれないが)実際の起床は6:20.故に6時間15分」と算出されるからであろう。
オランダのように長い国は8時間を超えている。


女性は男性より睡眠時間が30分間程度長いようである。
特に30~60歳代と働き盛りにその傾向がある。
生涯の睡眠時間を考えると、相当の差になる。
女性の方が寿命が長い理由はここにあるのかもしれない(私の個人的意見)。


他にも起床・就寝時間、日の出・日の入り時間との関係等、
興味深い沢山のデータがあるが、
睡眠時間を確保するために、この辺りで終わりにする。


本業とは関係ない論文でもあるし。


出典
Science Advance Vol. 2, no. 5, e1501705, 2016
英語であるが、フリーで読むことができる。

最も睡眠時間が短いクラスター(40代、日本人)に属するLKM博士より

2016年11月11日大相撲関連
2016年 大相撲十一月場所が始まります!

現在の私の単純な脳ミソは、「九州・福岡=地面陥没」となっておりますが、
切り替えねばなりません。


日曜日から大相撲十一月場所が始まります!


私の知る限り、
先場所休場の白鵬は出場するようですね。
大丈夫なのでしょうか?


突如ブレイクした豪栄道も調子がよいとか・・・
琴奨菊の優勝後のように、
祝いやイベントで忙殺される1ヶ月だったという雰囲気はなさそうです。
(私の大相撲熱心系Twitterフォロアーから流れてくる場所後の相撲情報を元に勝手に思い込んでいるだけです。)


先場所、私は豪栄道の優勝を"複雑な気持ち"で見届けたわけですが、
その原因は、もちろん、応援しているライバルと称されているこの関取にあります。


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今場所の幟のデザインです。
ご活躍、期待しております!


それとは別の次元で、今場所の幟は少し拘りました。
何度かデザインを修正してもらいました。


何に拘ったかわかりますか?
会場まで足を運ぶ熱心な相撲ファンならの方ならわかる方もいるかもしれないですが、
難しいと思います。


実は、これとそっくりな配色にしたのです。


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大相撲の会場で販売されているミニ幟です。


「本物がミニチュアを模す」という滑稽な話ですが、
本場所で揚がっているものと、売店で購入できる記念品が同じだと楽しいでしょ?


是非、ミニチュア幟を購入して、この幟の前で記念撮影してSNSで流してみて下さい!


では、15日間楽しみましょう!

2016年11月10日LKM博士
富士山が雪被ったら畑作業が辛くなる法則

急に寒くなりました。


昨日は、コート無しスーツで外出したのですが、
帰りはかなり辛かったです。


今朝、畑作業を終え運転し始めた時、
目の前に現れた富士山が豹変しており驚きました。
思わず、車を停めて撮影。


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天候次第で見えない日もありますし、
出張が多く、毎日観察しているわけではないですが、
つい先日まで、
遠くに見える富士山は、頂上付近のみが白かったと記憶しております。


この数日間で麓の方まで白くなったのではないでしょうか。


富士山が白くなると、朝の畑作業が辛くなり始めます。
不思議なことに、今朝、畑で手の冷たさに苦痛を感じ、
この秋初めて、ゴム手袋を装着して収穫野菜を洗いました。
(もちろん、雪被り富士山に気付く前です。)


毎年、漠然と感じていたことですが、
かなり正確な指標ではないかと驚いた次第です。

2016年11月09日野菜作り
2016年度版 野菜作ってます13

「野菜作ってます」ブログは9月23日以来です。
報告をさぼっておりました。


毎日ブログを書く必要がなくなると、
野菜作りの様な、私にとっての"日常"を、
わざわざブログで取り上げる機会が減るということに気が付きました。


葉物野菜はこんな感じです。



今の市場価格なら、畑に葉物野菜だけで軽く1万円分位はあるのではないでしょうか。
2日に1回は、バケツに満タン収穫です。


売りたくなります。


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ブロッコリーやダイコンも収穫が始まっております。


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ブロッコリーが一斉に食べ頃になり処理しきれないので、
一昨日の夜は、茹でて味噌とマヨネーズでビールを飲み、
「もういらん」って位に食べました。
ブロッコリーで腹がいっぱいになったのは初めてです。


野菜が高騰しているところ申し訳ないですが、
(本心ではそんなこと思っておりませんが)
リッチな野菜生活レポートでした。

2016年11月02日LKM博士
「正しい大便のとり方」に腹が立つ

今年から会社の健康診断に新たに大腸ガンの検査が入った。


それは歓迎すべきことであるが、
その採便方法の説明用紙に無性に腹が立つ。


「正しい大便のとり方」


と書いてある。


20161102.JPG


表面をまんべんなくこすりとるらしい。


これは大腸ガンの検査では正しい取り方なのだろう。


しかし、我々のように菌叢解析や低分子代謝物の研究では、
こんな回収方法で実施されたら困る。
到底正しいとは言えない。


きっちりと、大腸ガンの検査の場合においては正しい取り方である旨を明記すべきである。


正確なデータを出すため、
ウンコの回収法は人一倍こだわっているだけに、
この書き方は腹が立つ。


腹の虫が収まらなかったので、
溢れんばかりに表面のウンコを満タン充填してやった。

2016年10月31日LKM博士
今年も大量のブドウ頂きました!

現在は甲府でワイン職人をしている元助手のKより、
今年も沢山のブドウが贈られてきました。


20161031.JPG


昨年、重みで下の方が潰れていたと伝えると、
今年は、極力平たい箱で送ってくれましたので、ほぼ無傷でした。


一つ、これまで食べたことがない、とても美味しいブドウがあったのですが、
サニードルチェという山梨県で生まれた希少種だったようです。
写真では左上の薄紫色の丸い大きなブドウです。


彼のワイン職人歴も4年目となったようで、
(月日が経つのは早い)
「エノログ」という資格にも挑戦するようです。


ちなみに、元助手Kが送って来たリンク(ホームページ)によると、
エノログとはワイン醸造技術管理士という一種の資格のようです。
日本酒の杜氏のような感じと思われます。
ヨーロッパでは、国家資格であり、日常に根付いているようですが、
日本ではウィキペディアにすら掲載されていません。

・・・とはいえ、助手Kといえば、これですよね。
久しぶりに読んでみて下さい。
ウン小話14

2016年10月27日LKM博士
これがランチョンセミナー弁当!?

ランチョンセミナーとは、
学会でランチタイムに行われるセミナーである。

聴衆が配布される弁当を食べている中、講演が行われるスタイルである。
企業が主催するものが殆どである。

講演している方には申し訳ない気がするが、
むしゃむしゃ食べながら聴講する。

私は幾度となく参加しているが、
弁当が頂けるだけでありがたく、
弁当の中身は殆ど気にしていなかった。
殆どの場合が、可もなく不可もなくというレベル。

ところが、
先日のランチョンセミナーでこんな弁当が配布され驚いた。

20161027.JPG

豪華な海鮮丼である。
美味かった。
イクラ、数の子、カニも入っていた!

主宰していた企業は儲かっているのであろう。

2016年10月20日LKM博士
少し早い紅葉

昨日から鶴岡で開催中の第10回メタボロームシンポジウムに参加している。

本日午前、私が話す腸内細菌のセッションは終わった。
昨日、準備を頑張ったのもあり、心地よい疲労感である。


コーヒー ブレイクなう

今日は私らしくないが景色の写真を紹介しよう。


庄内空港着陸に向けて下降中の機内から撮った
月山山頂付近の紅葉である。


161020.JPG


空から紅葉を見たのは初めてで、思わず撮影してしまった。


もう紅葉真っ盛りのようである。
さすが東北地方の2000メートルクラスの山である。


念のため書いておく。
「ツキヤマ」ではなく「ガッサン」である。

2016年10月19日LKM博士
現金で釣りの無いように

最近、結構忙しいのですね。


忙しさは個人の尺度で決まり絶対量で表せないので、
他人と比べてどうかはわかりませんが、
とにかく私は忙しく感じているわけですね。


秋は学会等もあり、
10月の残り10日間程でも3回も頼まれ講演もあり、
研究打合せや社内の会議もあるので、
正直、もう何が何かわからんわけです。


そんな中、昨日、今日から参加する学会の事務方から電話があったのですね。


「お金が振り込まれてません(ちょいと怒り気味)」って。


びっくりしましたね。
参加登録は催促されてやったのですが、
その後、振り込まねばならなかったようなのです。


失念してましたと伝えると
(本当は支払うことすら気付いていないわけですが)
「明日、現金で支払って下さい。釣り銭のいらないようにして下さい」
って指示されたのです。

で、今空港に向かっているんですが、


突然、それすら忘れてたことを思い出して、


さらに、財布に釣り銭どころか、


支払える額のお金すら入ってないのに驚いているわけですね。

2016年10月13日野菜作り
2016年度版 野菜作ってます12

季節の変わり目であり、野菜の変わり目の時期です。
今日は、スーパーや八百屋でしか野菜を見ない方にとっては、
何の野菜なのかわかり難い姿を紹介します。


1枚目。
このひょろ長い植物は何でしょう?
背の高いものは180cm位になっています。


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見覚えのある姿が先端に僅かに残っています。


葉が落ち、「職務を全うしました」という風貌になったオクラです。
7月から2ヶ月以上の間、1本から20~50本位の収穫、ありがとうございました。
今年も、ウンコからオクラの白い種が沢山出て来るのを観察できました。


2枚目。
気温が下がり、生長スピードが上昇しているのがこの野菜。


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何かわかりますか?
ヒント:今は綺麗な黄緑色をしているが名前は白いもの。

正解は、ハクサイ。
間もなく、出て来る葉が丸まる「結球」が始まりハクサイらしくなります。

3枚目。
こちらは、只今撒き時の野菜で、発芽4、5日の状態です。


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色は収穫時期の状態と同じですが、形状は大きく異なります。
土壌が凍結するまで育ち続け、凍結しても雪が積もっても枯れることがない、
強い冬野菜です。

正解はホウレン草。


いくつ、わかりましたか?

2016年10月11日LKM博士
揺れに強くなった私

鍛えれば40歳を超えても体は発達するようである。


小さい時はバスでの遠足では酔い止め必須だった私。
学生時代に長野県伊那市から名古屋や東京方面に出るためには、高速バスに乗るしかなかったが、車内で読書を試みると5分で気持ち悪くなっていた私。

そんな私が、先日、同じ路線で更に伊那市から1時間追加の飯田市までのバス移動を、100%論文読みに費やすことができた。
(実際は、往路は事故渋滞で6時間乗車、復路は行楽帰り渋滞で5時間の長い旅であったが。)

コピーして持参した英語文献、時々電子辞書を繰り返した。


実は、乗車前からバス酔いしない自信があった。


やたらと講演することが多くなったのは4、5年前。
当時、新幹線で少しパソコン作業すると気持ち悪くなっていた。
ところが、頻度が高く、どうしても新幹線内で作業をせざるを得なくなり、
何度も何度も繰り返している内に、
気が付くと、少しずつ時間が伸び、
今では東京-大阪間位なら、余裕でできるようになった。

最近は、新幹線内は仕事の時間と割り当て、黙々としている。
A席(3列シート窓側)を予約し、B席が空いていることに期待し、
空いていたら資料をB席上に広げて作業するのがお薦めだ。
おかげで、弁当を買うこともなくなった。
乗車前の駅そば(うどん、きしめん)で済まし、時間を確保するためである。

だから片道4時間以上乗るバスは、自分の成長を確認するつもりで乗った。


結果は上述したように完勝。
予定していた4報を読み終わり、別に持参していた本に移行した位である。
全くバス酔いしなかった。


「俺は成長した!」


厳密には、眼、或いは平衡感覚をつかさどる三半規管が発達したのであろうが、
身体は繰り返し鍛えれば成長することが証明できた素晴らしい出張であった。
(渋滞で大変やったけどな・・・)

2016年10月06日LKM博士
ノーベル賞のおかげ

ノーベル賞週間の月曜日。

私はシンポジウムのため到着したばかりの金沢で、
講演者達と会食形式で昼食をとっていた。


「日本人、また獲りそうですね」という高尚な話題があった。
「腸内細菌で獲るとしたらジェフリー・ゴードンだよね」
というような会話をしていた。

どうやらゴードン博士も候補には上がっているらしく、服部正平先生は、「彼がとったらインタビュー受けることになっている」と語られていた。
国内のマスコミは、日本人研究者が受賞した時だけ騒ぐものと思っていたが、
海外の研究者が獲得しても、準備はしているようである。
おそらく、日本人受賞で騒ぐのは科学担当以外の部署なのだろう。
科学担当記者は、世界中の誰が獲っても、その業績を紹介する準備はしているようである。


会話の中で、「うちは大隅先生がいますから」と話していたのは東京工業大の准教授。
一応、大学として受賞された時用に、広報の準備はしてあるというようなお話だったと記憶している。


6時間後、その大隅良典先生が受賞されていたニュースを見た時は、
さすがに、びっくり、たまげた。


さて、この受賞で、何の関係もないのに得をした人物がいる。


私自身である。


大隅先生の研究対象である「オートファジー」という生命現象が、私の研究にも関わってくるからである。
私が着目しているポリアミンという物質が、このオートファジーを誘導する。
寿命伸長効果や学習記憶力の低下抑制に、オートファジーが関与していることが解明されてきているからだ。

従って、私は全ての講演で、必ず1回か2回は「オートファジー」という単語を話す。
スライドにも載せてある。
プロ(研究者)相手であろうが、素人(一般の方)相手であろうが、必ず使う。

「腸内でポリアミンを増やせばアンチエイジングに繋がります。」
と話す私にとっては、オートファジーは切っても切れない生命現象なのである。

例えば、私の論文の1ページ目のイントロにも、このようにautophagyという単語は登場するくらい重要なのである。

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Sci. Rep. 4: 4548, 2014


しかし、分野外、ましてや一般の方々に「オートファジー」は浸透していない。
そのため、わかってもらおうと頑張って説明してきた。

限られた時間の中、本題ではないが1分間程解説していた時期もある。
スライドを1枚用意したこともある。

でも、理解を得ているという手応えは、限りなくゼロに近かった。
(私の説明が下手という可能性はもちろん否定しないが...)

講演において、聴衆の興味が離れてしまうファクターは、排除しなくてはならない(持論)。
いつしか、「オートファジー(自食作用)」とだけスライドに示し、
「ややこしいんで説明は省きます。要するに、細胞内のゴミを自分で食べて処理すること」
とだけ話す作戦がベストであるという結論に達していた。


それが、このノーベル賞受賞のニュースで大きく変わろうとしている。


早速、昨日試してみた。


「一昨日の大隅先生のノーベル賞のオートファジーです。」
と話すだけで、昨日の聴衆の大半は、私が経験したことないレベルで大きく頭を縦に振っていた。
もちろん、現象自体は殆ど理解していないはずである。


でも、話している内容を聴こうという姿勢は明らかに上昇した。


劇的な効果である!

2016年10月04日LKM博士
512号

ビフィズス菌LKM512。

自然と512には親近感を感じる。


昨日は、北陸ライフサイエンスクラスターが主催のシンポジウムで
金沢まで日帰り出張で講演してきた。
「腸内細菌研究の最前線」というテーマ。
服部正平教授の基調講演の後の一つの講演を担当した。


服部先生の新しい論文、
12ヶ国の腸内マイクロバイオーム(腸内菌叢とそれの菌が有する遺伝子の総称)を比較して、日本人の特徴を明らかにされたものを、
先日流し読みしたばかりだったため、
その内容解説をしっかりご本人の口から聞けて有意義であった。


自分の講演も無事終わり、
色々と雑談や土産購入をして飛び乗った北陸新幹線は
なんと、「かがやき512号」
「間もなく出発」というアナウンスの中、頑張って撮影した。


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新幹線の号数が、どういう法則で決められているのか知らない。
(興味ないので、鉄道に詳しい方は教えてくれなくて結構です。書いておかないと説明を受けるリスクがあるので。)
ただ、新幹線はやたらと乗るが、私の記憶では512号に出会った経験はない。
嬉しかった。


かがやき512号は、たった2時間で、私を金沢から大宮まで運んでくれた。
揺れが少ない車内では、一睡もすることなくパソコン作業に集中できた。


さすが、512号であった。

2016年09月29日LKM博士
心と身体

マウスやラットを強制的に拘束して水につけると(首から下を水面下に浸ける)、
そのストレスで、たった30分間で胃潰瘍ができる。
ストレス負荷モデルとして、一昔前は頻繁に研究で使われていたが、
現在は動物倫理の問題で、なかなか行うことが難しくなった実験である。

14、5年前に初めてこの実験を行った時、
たった30分間で血がにじみ出ている悲惨な胃の粘膜を自分の眼で見て、
ストレスの恐怖を認識した。
「ストレスが病気を生じさせる」
という漠然とした知識が、一瞬にして認識に変わった瞬間である。

一昨日、昨日と、過度のストレスを受けた。
外出続きで、久しぶりに会社に来たこともあるが、
つまらんミスの報告やイライラする連絡が連発で私を襲ってきた。
数および質、共に酷かった。

結構なストレスを受けたのだろう。
午後2時ごろには、体の節々が痛くなり(色々な場所で炎症が生じたのか?)、
午後6時ごろには、座っているのもしんどい状態。
抗ストレス物質ポリアミンを腸内で製造しようと、
LKM512ヨーグルトとアルギニンを摂取して、
午後9時半に就寝。

とりあえず、今朝は元気とはいえないが、普通に仕事ができるまでに回復した。

2016年09月27日LKM博士
新宿ウォーキング

週末に新宿の街をおしゃれに散策していたかのようなタイトルであるが、
もちろん、そんな趣味は持ち合わせていない。
むしろ、私は都心の人混みの中を歩くと酔ってしまう体質である。

週末は出張。
行先は長野県飯田市。
不便なところで、東京からだと高速バスが最も便利で早い交通手段である。
長野県に6年間住んでいたので、十分に理解していた。
ただ、新宿の高速バスターミナルは「バスタ新宿」というJR新宿駅南口の新しい建物に集約されていたことは知らなかった。
(独り言:何でも略したらよいというものではない。)
地図で確認する限り、私が到着する西武新宿駅からはJR新宿駅を挟んで真反対に位置し、結構歩かねばならない。

とはいえ、同じ新宿駅。
迷っても15分間位で着くと考えていた。

ところがどっこい、
そもそも私自身が新宿駅の改札の外を歩く機会が殆どなく、土地勘がない。
電車を乗り換えるため下車することはあっても、改札を出ることはまずない。
見覚えがある景色のような気もするが、
3分も歩くと、なんだかよくわからない...

雨だったので、地下街での移動を試み、余計に方向感覚を喪失し混乱。
ついに迷子。
迷って迷って、最終的には周囲の人に聞いて、挙句の果てに雨の降る地上を歩き、
30分間かかってやっと着いた。

帰りはもっと酷かった。
「往路で来た道を戻るだけ」と考え、
5時間のバス移動(渋滞にはまる)で固まった体をほぐすかのように、
速足で意気揚々と歩き始めたが、5分間ほどで、案の定、迷子になった。

来る時に迷ったのだから、その通り戻るという試みは無謀である。
(もちろん、そんなことは歩き始める前からわかっていたが、敢えて挑戦したわけである)

小田急線や京王線の新宿駅は出てくるのに、西武新宿駅は標識すら出てこない。
着くまでひたすら歩くこと45分間位。

JR線に乗り、高田馬場駅で西武線に乗り換えていたら、
既に自宅の最寄り駅に着くタイミングである。

おかげで、おケツが汗疹になった。

恐るべし、新宿駅地下街。

2016年09月23日野菜作り
2016年度版 野菜作ってます11

秋冬野菜の植え付けを本格的に開始しておりますが、
天候不順で生育はよくないです。

ただ、それ以上に困った不思議な現象が起こっております。
ダイコンが枯れるのです。
芽は出るのですが、しばらくすると黄変して成長しなくなり枯れるのです。

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このような現象は、畑を始めて5~6年間経ちますが初めての現象です。
春まきと秋まきで少なくとも10回以上は大根を育てていますが、

ただ、1.5m位離れた場所のダイコンは枯れない...。

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色々考えるわけですが、
台風で川が氾濫した時の濁流が関連していると推測しています。
枯れるダイコンのエリアは、出所不明の土砂が多量に流れ着いておりました。
おそらく、pHが違うのか(酸性がアルカリ性に偏った土)、
生長阻害が起こるレベルの栄養素が含まれていた土が混入したと考えています。
適量を超えた肥料もリスクで、ダイコンはあまり肥料はいらない野菜ですから。
10年単位で土壌を作る農業は、土壌の流出も痛いですが、混入も痛いです。

生き残った長ナスは、息を吹き返しました。

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That's 秋ナス!
何故か、異常に細長くなる現象が起きておりますが(笑)。

「成す」という意味に繋がり縁起が良いといわれているナス。
長ナスを食べて、
長~く続けてきた研究を早く成し遂げたいと思います。

2016年09月20日LKM博士
動物種を識別する検査製品

研究試薬の代理店の方から、色々と新商品を宣伝されることも多いが、
先日、動物種を識別するプライマーセットというものを紹介された。
要するに遺伝子を使って動物の種類を識別するための実験ツール製品である。

何のために動物の種類を見分ける必要があるのか?
動物に詳しくない人にとっては、チーターとヒョウの区別は難しいかもしれない。
そういう方のために、遺伝子で識別できるように・・・
いえいえ、生きている動物の種類を識別することを想定されたものではない。

と、その前に、プライマーセットとは何ぞや?という方のために超簡単に説明。

プライマーとは、遺伝子の特定の部位(配列)を増幅させるために必要なもの
である(端折り過ぎているかもしれないが間違いではない)。
刑事ドラマで、毛髪などを用いてDNA鑑定を行う場面があるが、
そのためには毛髪に含まれる僅かなDNAを観察できる量まで増やす必要がある。
このDNAの増幅作業は、プライマーを使って行われる。

本題に戻そう。
これは主として食品の品質管理や検査業務に用いられるものであった。
何に使うか?
要するに異物混入の検査である。

例えば、牛肉として販売されているミンチ肉に、
豚肉ミンチが混入されている疑いが生じた場合、あるいは念のため検査する場合、
その肉からDNAを抽出して、この豚遺伝子に反応するプライマーを使って検査する。
もし、豚特有のDNAが増えたら豚肉が混入されているという動かぬ証拠となる。

あるいは、何かの毛髪が混入していた場合、
何由来の毛なのか、知る必要がある場合も多い。

個人的には、最終商品には何由来の毛が入っていてもよくないわけで、
どの動物由来の毛なのかを知る必要が何故あるのか、少々謎であるが、
おそらく原因究明などに必要なのだろう。
あるいはお客様に納得して頂くためには、そこまで調べる必要があるのだろう。

パンフレットには、
牛、豚、馬、羊、山羊、鶏、兎、犬、猫、ドブネズミ、ハツカネズミ、クマネズミ
と書いてあった。
牛、豚、馬、羊、山羊、鶏は食材。
兎、犬、猫はペット(微妙に兎は食材カテゴリーかもしれないと思っている)。
ネズミ達は害獣扱いであろう。
いかにも品質管理分野らしい表記方法である。

私の分野だと、
ウシ、ブタ、ウマ、ヒツジ、ヤギ、ニワトリ、ウサギ、イヌ、ネコ、マウス、ラット、クマネズミと表記する。

実験でお世話になっているマウスとラットを
ハツカネズミとドブネズミとは決して表記しない。

クマネズミは、生命科学系の研究で使われることはなく(少なくとも私は知らない)、
これまでこの単語を書いた(タイプした)経験はない。

熱く説明されたが、私のところではこれは絶対に使わないよと一蹴しておいた。

2016年09月14日大相撲関連
朝から録画大相撲を見て...(秋場所3日目)

稀勢の里、今場所の横綱昇進は風前の灯状態になってしまいました。
国技館の重苦しい雰囲気、多くの稀勢の里ファンのお気持ちをお察しします。
私も応援していない訳ではありません。
・・・

栃ノ心関、銀星おめでとうございます!

160914.jpg
˙˚ʚТомоyоɞ˚˙(@paozousanpao)より頂いた写真

客観的に、あの程度の変化は、「あり」でしょう。
もちろん褒められたことではないでしょうが。
大関に挑戦する平幕という立場。
変化を全く想定していない立ち合い、それを凌いだ後の慌てた雑な攻め、
これらが横綱を狙う大関としては残念なものであったことが責められることでしょう。

贔屓目には、あの変化は「大あり」です(笑)
渡し込みには執念を感じました。
まぁ、師匠に少しチクリと言われているかもしれませんが...。


以上、朝飯食べながら思ったことでした。

2016年09月12日野菜作り
2016年度版 野菜作ってます10

台風被害で落ち込んでいる場合ではありません。
秋冬野菜の準備が大忙しの時期ですから。

と書きつつ、本日紹介したいのは濁流に負けず元気いっぱいの空芯菜(クウシンサイ)。
名前は聞いたことがある、或いは中華料理で食べたことがあるとはいうものの、
どんな形状の野菜なのか、ましてや畑で生育している姿は知らない方が殆どではないでしょうか?
これです。

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茎が空洞だから空芯菜。
ほうれん草を上回る栄養価があるらしく、
その上、夏場は葉物野菜が収穫できないため、結構役立つ野菜です。

切ると直後に白濁した液がジュワーっと染み出てきます。
10~20秒程で滴が垂れるほどになります。

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調べても、この白濁汁の役割や成分はわかりません。
(本業の研究のように専門誌の文献まで調べてはおりませんが。)
私はこの液体で傷口を塞ぎ、病原菌等の侵入を防いでいると推測しています。
下は、茎が白い液で封をされた状態です(節があるので溜まる)。
「治療完了」 そんな風に見えませんか?

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この汁のおかげで、収穫後は手がベトベトになります。
かぶれる様なこともなく、臭くもなく、洗い流せるので殆ど問題ありません。
逆に、生命を感じることができ、
生き物を頂いている(食している)と気付かせてくれる数少ない野菜に思えます。

また空芯菜は、地面を這うように伸びた茎から根が伸びて、
どんどんと生育エリアを拡大し、必然的に葉数というかボリュームが増えます。

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上の写真は、収穫で茎を切ったが(左端)、その近傍から根が生えて、
さらにその場所から脇目が生じて伸びている(左上に伸びる2本の茎)様子です。
根を見せるために、少し引っこ抜きました。
こうなると、本体(右側にある)から切り離しても、
何もなかったかのように別個体として育ちます。
ここでも強い生命力を感じます。
もし放置していると、1畳分、2畳分と際限なく広がって増えていきます。

最後に、大人の事情で混乱する空芯菜について示します。
私は、この野菜を馴染みのある空芯菜と呼び、ブログで書いています。
ところが、この名で種子や野菜が流通することは殆どないようです。
この呼び名が商標登録されているからです。
ヨウサイ(蕹菜)、アサガオナ(朝顔菜、花が朝顔に似ているから)など、
別の呼称で流通しているようです。
なぜ、個人あるいは個企業が、
中国で普通に使われている空芯菜という単語を商標にできるのか謎ですが、
専門外なのでよくわかりませんし、あまり知りたくもありません。

ただ、ホームセンター等で種が見つからないようなことも起こるので、
この野菜に興味を持たれた方は、覚えておいた方が無難です。

2016年09月09日大相撲関連
2016年大相撲九月場所が始まります

2016年大相撲九月場所が日曜日から始まります!

今場所は、この幟を揚げています!

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Twitterで ˙˚ʚТомоyоɞ˚˙(@paozousanpao)より頂いた写真

少々関係ない話ですが、
この謎のキャラクター(LKM君)が描かれた幟は外国人に人気があるらしく、
研究関係者から、
「外国人の知人が博士の会社の幟の前で写真撮ってFacebookに載せていたよ」
と知らせて頂いたこともあります。
確認してみると本当でした。
ビックリです。
世間は狭いというか...

さて、
白い横綱、休むようですね。
その分、優勝争いは面白くなることでしょう。

豊ノ島も全休だそうです。
幕下転落確定になるとのこと...。
厳し過ぎる世界です。

安美錦は出場するようですね。


春日野勢は初日から横綱、大関戦が組まれております。
鶴竜 ― 栃煌山
豪栄道 ― 栃ノ心

では、大相撲ファンの皆様、15日間、楽しみましょう!

2016年09月08日LKM博士
微生物繋がりで訪問した先は泡盛の老舗(後編)

前回のつづきである。

キラキラネームの技術者の方が新商品として最近開発されたのが
「瑞泉King10年古酒」

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(これも頂いてしまった!)

「泡盛はアルコール度数が高くてロックで飲むのはきつい」
という方のためにロックでも飲み易い泡盛をコンセプトに開発され、
10年熟成された古酒で作った商品。
それでもアルコール度数は30度ある。
さすが泡盛...。
ロックで飲むために開発したと熱く説明されていたのに、
開発者の一人であるキラキラネームさんは、
何故か途中から炭酸水割をやたらと薦めて来られた。
謎である。
自宅に帰りやってみたが、確かに美味かった!
改めてホームページで調べても、ロックがおすすめと書いてある...。
この日、教えてもらわなければ、おそらく一生試さなかった泡盛の炭酸水割。
プロに公表していない秘密の飲み方を教えてもらったような特別感があり、
なにやら得した気分に浸ってしまった。

突然訪問して頂きものばかりでは申し訳ないので、
殆ど本土には出回っていないという「おもろ10年」を購入した。

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これは、もったいないのでまだ開封していない。
泡盛は、このまま室温で放置していても熟成していくそうだ。
酒は生き物である。
つまり、5年放置しておけば、1ランク上の「おもろ15年」になるのかもしれない。
甕熟成ではないので、おそらくその規格には達することはできないのだろうが...。
一応コメントしておくが、セコい意味でこういう発想をしているのではない。

その日は、何種類も泡盛を試飲させて頂いたこともあり、
少々酔って調子に乗って「後日、ヨーグルト贈ります!」
と言って瑞泉酒造を後にした。


「お礼は豪快に!」
相手が思っているレベルを超えるお礼をしたいものである。
私は、1万円近くの大量のヨーグルトを自社通販で購入し瑞泉酒造に贈った。
普通の家庭なら冷蔵庫に入り切らない量である。


1週間後、今度は色々な種類の泡盛ベースのリキュール類を頂いてしまった。
お礼へのお礼で恐縮してしまう。

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左から、
沖縄黒糖使用梅酒
カーブリキュール(沖縄の柑橘類の一つである「かーぶちー」が入ったリキュール)
宵の紅茶(沖縄県産紅茶葉を使用したリキュール)
瑞泉パッション梅酒「パッショナブル」(梅酒とパッションフルーツのリキュール)
南の島の梅酒(梅酒にシークヮーサーとはちみつが入ったリキュール」

味の想像ができないものが多いが、それは頂く時のお楽しみである。
既に頂いた両端の2本は美味しかった。
それこそ炭酸水割が良い感じで、かなり飲み易かった。
特に女性は大好きな味と思われる。
通販で購入できるので興味がある方はお試しあれ。

微生物繋がりの縁は、微生物が造り出した最終商品の交換で第一幕を閉じた。

実は、来年5月に沖縄で開催される学会のシンポジウムで講演を頼まれている。
学会期間中に時間があえば、第二幕として泡盛でも飲みながら、
熟成について、もう少し教えてもらいたいものである。

2016年09月05日LKM博士
微生物繋がりで訪問した先は泡盛の老舗 (前編)

先日(といっても約2ヶ月前)、沖縄に招待され講演した時、新たな出会いがあった。

沖縄には大学の剣道部の後輩がいる。
那覇出身、那覇在住の後輩の名はヨシトヨ。
彼は私が4年生の時の1年生である。
20年前の体育会系剣道部であると伝えれば、我々の関係は想像に難くないであろう。
王様と奴隷(笑)
とはいえ、私は比較的優しい先輩であった自信はある。

私が沖縄に行く際は、とりあえず彼に一報を入れることにしている。
ヨシトヨ君は、私のスケジュールに合わせて時間を作ってもてなしてくれる。
先日は、帰りのフライトまでの時間に、
首里城付近の知合いの所に車で連れて行ってくれた。

着いてびっくり!
道路脇に『瑞泉(ずいせん)』と看板が出ていた。

ヨシトヨ君曰く、「微生物繋がりなので良いかと思いまして」

車を降りて近づくと、琉球泡盛の老舗の雰囲気出しまくりの年季の入ったシーザー像と看板が私を迎えてくれた。

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関東地方に泡盛を扱う居酒屋は多数存在するが、
瑞泉は、かなり高い頻度で店に置いてある泡盛ブランドの一つである。
私の脳内にインプットされている泡盛ブランドは、瑞泉と久米仙のみである。
当然、何度も飲んだことがある。

この黄色いマークをみれば思い出す方も多いのでは?

160905-2.JPG
(お土産に頂きました!)

なんと、連れて来てもらったのは瑞泉酒造の本社兼工場であった。

ヨシトヨ君は、中にズカズカと遠慮なく入って行く。
そして「中を見せてもらいます」と見学コースのような所に入り、
勝手にビデオを流し始める。
社長が小学校か中学校の同級生らしい。

残念ながら社長さんは不在だったが、
会長さんや、技術者さん(凄くキラキラネームであったのが印象深い)とはお話できた。
「ウンコの中の微生物の研究している先輩」と紹介されたが、
戸惑われることは殆どなかった。
さすが「微生物繋がり」である。

泡盛はタイ米(インディカ米)で作る酒だと初めて知った。
古酒の定義とは?
同時に熟成についても色々学んだ。
泡盛の甕は、ウィスキーの樽と同じよう熟成の風味づけに重要と理解できたが、
甕により味が変わるメカニズムまでは時間も足りず理解できなかった。

やはり、酒は奥が深い。

そして、微生物が繋ぐ縁も奥が深い。

2016年09月01日LKM博士の勝手にベストセレクション
地理で覚えた首都名が役にたった日

おそらく中学生の頃、世界の国々の位置と首都名を覚えたことであろう。
地理の先生が厳しく、徹底的に覚えた記憶があるが、
今、場所と首都名がきっちり答えられるかといわれると自信はない。
6割位であろうか?
正直、自分が渡航する国なら勝手に覚えられだろうし、
日常生活ではほぼ不要な知識と思っていた。

さて、先日、都内から電車に乗っていると、
色黒で明らかに外国人の若者が周囲に何かを尋ねていた。
日本語が上手くなく、何を言っているか正確に聞き取れず、
皆、必死で彼から逃げている状況。

4年後、この都市の市民はオリンピックで来日した外国人の方々に対応できるのだろうか・・・

と思っていると目が合った。
近づいて来て、同じようなことを言われたが意味不明。
で、得意ではないが英語で聞いてみた。
すると、驚いた顔で、自分の降りる駅は通り過ぎていないかと質問してきた。
まだ、通り過ぎていないことを伝えると安心した様子。
隣席の乗客が駅で降りたら、彼は私の横に座り話しかけてきた。

英会話の練習と思い、私も話すことにした。
その若者は都内の有名私立大に通う留学生で、日本に来て3週間であった。
まだ殆ど日本語は話せない。
出身はスリランカ。

さて、皆さん、スリランカの位置はすぐに出て来ますか?
インドの南東の島、いわゆるセイロン島を国土とする国である。

私がスリランカで思いつくネタはたった一つ。
長い首都名である。
スリジャヤワルダナプラコッテ
長過ぎて、完璧に覚えている。

そこで、「君の国の首都名は、なぜ、あんなに長いのだ?」
と聞いてみた。
すると、怖い位に目を輝かせ大喜び。

来日して3週間、
スリランカといっても国の場所すら知らない日本人が殆どであったのに、
あのややこしい首都名をスラスラと話す日本人は初めだったと思われる。
さらに、ちょうど私が地理で習った年の前年か前々年に、
コロンボからスリジャヤワルダナプラコッテに遷都されたと思えていたので、
「1985年か1984年にコロンボから首都が移動したでしょ?」
と伝えると、驚きまくる若者。

27~28年前に中学校の地理の授業で覚えたと伝えたが、
私の英語力の未熟さもあり、
27~8年前に私がスリランカの中学校に通っていたと誤解したところで目的の駅に到着。

最後に、「これからタイフーンが来るから気をつけろ」と教えて熱い握手をして別れた。

意味がないと思っていた首都名記憶が国際交流に役立った初のケースであった。

2016年08月29日LKM博士
古代のチーズ「蘇」 つづき

先週紹介した古代のチーズ「蘇」についてもう少し書こうと思う。

蘇の最初の記述は、大宝律令(忘れた方は日本史を復習して下さい)の中の職員会の職務分担の中に記述されている。
薬物を扱う典薬寮の中に薬物以外に牛乳をしぼる乳戸(酪農家)があり、乳とともに、酥(そ)と呼ばれる(コンデンスミルク、チーズ、ヨーグルト風の)乳製品が製造されていたとの記録があるらしい。
(「乳の科学」上野川修一編 朝倉書店,1996 より)

「酥」と「蘇」の違いはわからない。
非常用漢字と常用漢字の違いかもしれない。
並列して書かれていることが多い。

先日購入した蘇には製造方法が記載されていた。
しぼりたての生乳をこげつかさないように7~8時間火にかけ水分を飛ばすらしい。
そうすると赤みを帯びたベージュ色の固まりができ、これを型ワクに入れる。
ただ、それだけ。
記述されていないが、おそらくこの後、冷暗所で暫く放置していると思われる。

従って、乳及び乳製品の成分規格等に関する省令においては
「濃縮乳」という規格になる。

それにしても、単純であるが面倒な製法である。

牛乳は産生するウシや季節により差があり、
また、文献によっても若干異なるが、
一般的には全固形分含量は12~13%といえるであろう。
残りの87~88%は水分ということになる。
この水分を飛ばすと、計算上、1Lの牛乳から120g程度の蘇ができる。

さて、夏休みの自由研究が終わっていないお子様には、
1日でできる「古代のチーズ蘇づくり」はお薦めである。
特別な道具も要らない。
歴史と科学の合わせ技の自由研究となる。

しかも、濃厚で乳糖がほんのり甘く、
皆さんが想像しているものより、きっと美味しいはずである。

2016年08月24日野菜作り
2016年度版 野菜作ってます9

台風9号にやられました(悲)

ナスが傷だらけになる、
トマトが落ちる、
という位の被害は想定しておりましたが、次元が違いました。

畑の風景が変わっていました。
畑全体が沼のようになっており、歩くのも一苦労。
なんとか近づいてみて唖然、茫然。

見た感じ、昨日の昼頃は畑自体が濁流と化していたと想像できます。

濁流に飲み込まれた寒冷紗。中のキャベツの苗はもちろん行方不明。

160824a.JPG

奥の寒冷紗には謎の流木が...。どこから来た???
土壌の段差が激しさを物語っています。

支柱ごとなぎ倒されているお隣さんのトマトとキュウリ。

160824b.JPG

悲惨な状態です。

濁流に飲み込まれたニンジン

160824c.JPG

苦労して発芽させたのに...。

終盤を迎えていた夏野菜はともかく、
植えつけを始めていた秋冬野菜の被害が痛いです。

これが自然相手の厳しさです。

2016年08月22日LKM博士
古代のチーズ「蘇」

蘇をご存知であろうか?
"そ"と読む。

日本最古のチーズといわれているものである。
飛鳥時代に身分の高い人々が口にしていた貴重な食物とされている。
この時代、タンパク質不足であったであろうから、
滋養強壮食品としても効果が抜群であったと思われる。

これらの方々も間違いなく口にしていた事であろう。
推古天皇、聖徳太子
曽我馬子、曽我蝦夷、曽我入鹿
中大兄皇子(天智天皇)、中臣鎌足・・・

蘇に関しては、日本史で習った人、
或いは食品分野から学んだ人もいるであろう。
とはいえ、存在を知っていたとしても、なかなか口にする機会はない。

先日、実家に帰った時に久しぶりに明日香(あすか)に行った。
ややこしいが、場所は「明日香(村)」、
ここに都があった時代を「飛鳥」時代と称する。

飛鳥寺の脇の売店で復元された「蘇」が静かに販売されていた。
原材料は100%牛乳。
一切添加物が入っていないため、
過剰な甘さやフレーバー慣れしている現代日本人にとっては物足りない風味であり、
誰もが喜ぶとは思えなかったが、
職場の土産として購入を決断した。

160822.JPG

少々香ばしく、ほんのり甘く、まさに凝縮された牛乳で、
外側組織のクッキーっぽい食感もなかなかよく、
意外と評判が良かった。

奈良県出身で、
学生時代に乳製品製造学を専攻し、
現在乳業メーカーの研究所で働いている私。
よく考えると、私を待っていたかのような土産である。

大量生産できないため殆ど出回っていないと思われるが、
もし飛鳥に行く機会があれば、是非購入して頂きたい。
食べながら、食と歴史と文化を語り合うことができる、お薦めの逸品である。

以上

勝手に奈良県観光大使より

2016年08月17日LKM博士
今週はバリバリ忙しいのでブログは休みです

タイトルの通り、ブログは休みます。
色々ネタはありますが、休みます。

オリンピックも殆ど見ていません。
「他人のメダルより自分の研究! 俺だって世界と戦っている!」
とテレビ中継の誘惑に襲われた時は思っています。


ブログ連載義務から解放してくれた西野君に感謝です。
はい、もちろん嫌味です。

参考ブログ
 
来週からボチボチ再開予定です。
では。

2016年08月10日野菜作り
夏の春野菜で付加価値を感じる

4月後半から5月にかけて"周囲に配布する程できる"葉物野菜。
特に小松菜・水菜は容赦なく巨大化するので毎年余る。

そんな葉物野菜が畑から姿を消して早2ヶ月。
畑は典型的な夏野菜である
オクラ、キュウリ、ナス、トマト、ピーマン、シシトウたちに入れ替わり、
小松菜や水菜を懐かしく思い少々食べたくなる。
秋にも栽培するが、収穫できるのは2ヶ月程先。
食べたくなっても、あれだけ余っていた反動なのか、
スーパーではこれらの野菜を買うのは少々勿体なく感じ、
なかなか手が伸びない。

これを毎年繰り返すので、夏場にプランターでの栽培に挑戦している。
真夏の関東地方で小松菜や水菜を育てるのはなかなか難しい。
害虫の影響も春先とは比べると大きい。
暑過ぎて病気になりやすい。
炎天下のプランターでは水が蒸発して枯れてしまうことも多々ある。
事実、昨年は失敗した。

しかし今年は工夫して、ほぼ成功した。

160810.JPG

朝収穫して味噌汁にしてみた。
久しぶりの小松菜の味。
美味かった!

同じ私が育てた小松菜・水菜であるが、
8月の小松菜・水菜は、5月のものと異なり、圧倒的に価値がある。

2016年08月08日LKM博士
危険な場所で

猛暑である。
室内の仕事であることを強くありがたいと思うのは、
猛暑の時と台風の時である。

猛暑を一段とパワーアップさせる要因にセミの鳴き声があるが、
ここ東京都西多摩郡日の出町の協同乳業㈱の敷地内では、
セミ達の羽化が連夜繰り返されている。
主としてアブラゼミとミンミンゼミ。

凄く不安定な場所で羽化したセミがいたようである。

160808.JPG

不安定甚だしい植物のツルの先である。
ここに足を固定して、のけ反って羽化するわけであるから、
なかなか勇気が必要であったはずである。
羽化中、少しの風でも相当揺れたに違いない。

とはいえ、本当に勇気があったか否かは怪しい。
普通に考えれば、生涯最大のイベントをこんな場所で行うのは無謀な挑戦である。
おそらく、このセミは、この先端に着いて「ヤバッ」と思った時、時すでに遅し。
方向転換ができずに後戻りできなかったのであろう。
その結果、仕方なく羽化を決行したと考えるのが自然である。

確実に言えることは、
追い詰められ後戻りできない最悪の環境下でも、
やるべきことをやり切ったという事実。

見習うべき人は沢山いるはずだ。

2016年08月04日野菜作り
野菜の贈り物

私は社外の方々と接する機会が多い。
何かと無理な頼み事をすることも多い。

そんな時は、朝穫り野菜の詰め合わせをちょいと差し上げることにしている。

余程の野菜嫌いなら無用の長物であるが、
旬で新鮮且つ無農薬の野菜をもらって嫌な顔をする人は殆どいない。

もちろん、プレゼントしたからといって、
頼みごとがすんなり通るわけではない。
でも、確実に笑顔にはなる。

昨日は、これを渡した。
車で来所されたので、沢山プレゼントした。

160804.jpg

キュウリ14本
シシトウ 23本
オクラ 15本
ナス 2本
長ナス 2本
トマト(完熟):1個
ミニトマト:5個
全て収穫30分程度で冷蔵保存し、渡すときは保冷材付きで、
鮮度を完璧に保つようこだわる。
綺麗に箱に詰めると、それなりのギフトに変身する。
末端価格にして...? 
この時期これらを買うことがないのでわからない。
無農薬という付加価値も付いている。

只今最盛期のため、これらは自宅では食べ切れず、
どっちみち周囲に配布する野菜達である。
有効に使う方が良い。

とはいえ、会社の仕事で使うのは少々複雑な気分で、
たまに明確な効果を生んだ時は、こんなことを思う時もある。

「野菜手当くれ」

2016年08月02日LKM博士
便秘対策には食事リズムが大事です

タイトルのように改めて再認識した次第でございます。

久しぶりに実験で断食した。
このブログの読者ならご存じであろうが、
今実施している研究で、我々は時々断食せねばならない時がある。
食事成分の有効性を正確に測定するためである。

我々はこれを断食とは表現せず、絶食試験と呼んでいる。
断食は素人が行う行為、
絶食はプロが行う行為
これは、私個人の識別なので、真剣に捉えないで頂きたい。

先週、約半年ぶりに実施した。
経験豊富なため、きつくなるタイミング等を熟知しているので、
心にはゆとりがあった。
しかし、対策法はない。
大事なのは日常業務をしながら、
無意識で菓子類や飲料を摂取しないようにだけ気を付けて、
淡々と過ごすことである。

しかし、副作用はあった。
前回同様、いや、毎回発症する現象である。
That's Benpi
便秘である。
一応書いておくが、正確には英語ではconstipationという。

排便を促す食事刺激の欠如が原因と考えられる。
たった1日である。
しかし、通常排出される便が24時間余分大腸内に滞留し水分が吸収されると、
便が硬くなり出難くなる。

便通の良い私には、本当に恐ろしい現象である。
ご存じの通り、この便を無理やり排泄する際に、肛門が裂けるのである。

「便秘で切れ痔など、あってはならんのだ! このLKM博士に」

インターネット上には「断食で便秘解消」たる記事が沢山出ている。
便の原料である食事を抜いて、排便を誘導する食事による刺激も抜いて、
何故、便が出るのだ???

便秘解消には規則正しい食事リズムが必須であると、
私は百発百中の実体験から確信している。

2016年07月29日大相撲関連
第18回 【大相撲溜席ペアチケットプレゼント企画】 at 2016年九月場所

お待たせ致しました。
恒例企画のご案内です。

協同乳業㈱(メイトー)では、通信販売でメイトー商品を購入された方に、
2016年の九月場所の溜席(砂被り)チケットをペアで2組プレゼント致します。

観戦日は以下の日になります。
⇒ 初日(9月11日、日曜日) 
⇒ 中日(9月18日、日曜日)

応募締切:8月26日(金曜日)
抽選後、当選者の方には電話でご連絡を差し上げます。

遠くて観戦は無理という方々のためにB賞も用意しております。

B賞:春日野部屋特製Tシャツのプレゼント!(2名様)
いつも通り、希望者にはTシャツに春日野部屋関取のサインをつけます。

外れた方の中から抽選で10名の方に500円分のポイントをプレゼント致します。

詳しくは⇒ キャンペーンアドレス

私のこの時期のお薦めはこれ!
『おなかにおいしいのむヨーグルト』

「お前ら漢字知らんのかっ!」と指摘されそうな商品名!
(私がネーミングしているのではありません。)

CIMG4348.JPG

栃煌山関も大好き!(たぶん)

ぐびっと一飲みでビフィズス菌LKM512を1日分の必要量を摂取できます。

なかなか当たらない?
とはいえ、過去17回の実施。
企画1回あたり4枚のチケットをプレゼントしております。
つまり、合計68名が、この企画で念願の溜席観戦の夢をかなえているのです。
10口位頑張って応募されて当選された方もいらっしゃいますし、
運よくたった1口で当選された方もいらっしゃいます。
ガチンコ抽選ですから。

では、ご応募お待ちしており益荒雄(古くてすいません)

2016年07月28日LKM博士
チラガー食べました

先日紹介した沖縄土産を食べた。
参考ブログ→「おばちゃんを驚かせるもの探し

真空パックの封を切り、中身を出してみる。

160728-1.JPG
(耳が片方ないのは、写真撮影前にパートのおばちゃんが勇み足で切ったから。)

少々グロテスク度が上昇した気がする。
完全に豚の面である。
とはいえ、食べ物として雰囲気も醸し出している。

裏側はというとこんな様相である。

160728-2.JPG

グロテスクと思う人とそうでない人に分かれる気がする。

我々のように解剖の経験がある者は、
この絵面は明らかに組織学的な対象物であり、顔の裏側である。

一方、そういう経験がない方は、パッと見は何も感じないかもしれない。
服の裏地のような、非生物的な物体に感じるかもしれない。

但し、そういう方々でも、鼻の存在を認識したら、そうはいかないであろう。
まさしく鼻であり、鼻の穴を強調するかのうように脂が溜まっていた。

これらを細くスライスして頂いた。
想像した通りの食感と味であった。
肉というより、ゼラチン質であった。
耳は、いわゆるミミガーなので、沖縄料理屋で食べるそのままで普通に美味い。
好みによるが、オーブン等で加熱すると、少し違う食感を楽しめた。

但し、鼻の部分は、他の部位と一線を画す雰囲気があり、
噛んでいると豚の鼻が脳裏に浮かび、少々手強かった。

2016年07月26日野菜作り
2016年度版 野菜作ってます8

関東地方は1週間近く曇り一時雨みたいな天気が続いている。

出張続きで畑に行けず、
荒れた畑の主であった私にとっては、
この1週間は、野菜の生長が遅くなる救いの曇天&雨天であった。

つまり、適正収穫期を逸脱した以下の野菜を食べながら無くすことに成功した。

巨大化したキュウリ
巨大化したナス
巨大化・硬化したオクラ
硬化したインゲン
熟して虫の侵入と腐敗が始まったトマト
真っ赤に熟したシシトウ
そして、育ちまくる雑草。

収穫も落ち着き、今朝は
キュウリ3本、トマト3個、ミニトマト3個、シシトウ7本
食べ切れる量である。

今日のベストショット

160726.JPG

マグネティックスターラーの上に新鮮キュウリ
深い意味はない。
(マグネティックスターラー:磁力を利用して棒磁石を回転させ、液体を撹拌する機器)

敢えてタイトルをつけるなら、
『研究と畑の両立』
しかし、スイッチを入れてもキュウリは回転しないように、
それぞれ別世界に存在するものである。
仕事と趣味は独立している方がおそらく好ましい。

2016年07月22日大相撲関連
予告! 【大相撲溜席ペアチケットプレゼント企画】 at 2016年九月場所

優勝争い盛り上がっていますね!
あまり詳しくない方でも楽しいのではないでしょうか?

白鵬が負けると混戦になり嬉しい。
でも、3敗もすると少々心配になる。
多くの大相撲ファンはこんな心境なのではないでしょうか?

稀勢の里が12勝で、優勝決定戦で敗北した時、
すなわち優勝者と同じ勝ち星数の時は、
横綱昇進は、もめると思います。
(11日目終了時点で、稀勢の里が2敗で日馬富士とトップを並走している時点での個人的意見)

さて、来場所のチケットのことなので今場所中にお伝えしておきます。

2016年の九月場所の溜席のプレゼント!
ペアで2組
という恒例企画です。

きっちり漢字を読んで下さいね。
"たまり"席です。
ます席ではありません。
説明の必要ないですね。
簡単には入手できないチケットです。

こんな角度で観戦できます!

160722.jpg
(さっさと勝ち越して下さい!!!)

観戦日はこの日!
⇒ 初日(9月11日、日曜日) 
⇒ 中日(9月18日、日曜日) 

手帳に「メイトーの相撲チケット当たったら行く日」とでもメモしておいて下さい。

まだ、応募用ページは完成しておりませんので、
本日は予告のみにて失礼いたします。

来週中に正式に応募用ページを立ち上げますので、
改めてお知らせ致します。

2016年07月20日LKM博士
さらば、デジカメ3号

デジカメ3号が壊れた。
私の人生で3代目のデジカメなのでこの名がついている。

2011年から使っており、寿命であろう。
ただ、前触れもなく、いきなり壊れた。
前日まで元気だったのに・・・

特に私の場合は、畑で撮影することが多い。
撮影する手に泥がついていることも多々あり、
精密機械にとっては酷な状況で使っていることを考慮すれば、
5年間、よく働いてくれたと感謝している。

160720.jpg

5年前は、デジカメに連写機能が付き始めた頃で、
「これでスポーツの大事な一瞬を逃さず躍動的に撮れる」
と電器店の店員にアピールされ、興奮して買った記憶がある。

その機能を早速試し、綺麗に撮影できたことに感激して、
その写真をブログにしたのはこれである。
スポーツ撮影ではなく昆虫撮影への応用であったが(笑)。
ホシホウジャク

このブログに登場する2011年10月以降の画像の99%以上は、
このデジカメで私自身が撮った写真である。

時に力強く、時にお茶目に撮りたい春日野部屋力士軍団
動きのある昆虫達、アップで撮りたい昆虫達
色鮮やかに美味しそうに撮りたい野菜類
文字まで綺麗に移したい本などの印刷物
逆にわざとピントを合わせない書類やパソコン画面
実験の記録として撮る高画質写真

状況に合わせてかなり使いこなしていた。

お疲れ様でした!

壊れたデジカメは資源ごみとなる運命であるが、
愛着があり、しばらくは捨てられない気がする・・・

2016年07月19日LKM博士
改良⇒改良⇒改良

最近、講演する時、真剣に臨んでいる。
特に、一般の方々(研究者以外)を相手にする時は真剣である。

こう書くと「これまでそうでなかったか?」と語幣があるかもしれないが、
本業は研究であり、研究者相手でないプレゼンの場合は、
依頼があれば仕方なしにやっていた。

「聴講者が、楽しく、何か感じてもらえれば十分だ。その延長で我々のヨーグルトが売れればラッキーだ」
という程度であった。
CMを流している会社ではないので、
私が研究開発しているヨーグルトの存在を一般の消費者の方々に知って頂くには、
招かれての講演は、かなり効率的であることもわかっている。

楽しんでもらうためには笑ってもらう必要があると勝手に思い込んでいた。
そのため、
「プレゼン中に1回は笑わす」という目標が、
次第に2回、3回となり、今では容赦なく5回以上は仕掛ける。

ただ、私も100回近く繰り返してくると、いよいよマンネリ化し、
私自身のモチベーションを維持するのも大変になってきた。
講演毎に違う土地に行ったり、
対象者が変わったりしているが、
それでも土日を潰して働いている私を満たす程の刺激ではない。


そんな中、私はふとしたことから視点を変えることにした。
細かいことは書かないが、「プレゼン技術を高めてみよう」と考えた。

「他の誰かにも聴かせたい!」

こう思わせるプレゼンを目指すことにした。
「面白いだけのプレゼン」からの脱却でもある

このように思ってもらうには、
私にしかできない価値のある講演でなくてはならない。
つまり、以下のように思わせる講演である。
「今日得た情報は重要なので誰々に伝えたい! でも、私ではうまく伝わらない。LKM博士に来てもらわないと!」

それからは手探りで色々改良している。
講演前の移動中は、特に前回の反省点を考慮して改良している。
飛行機であろうが、新幹線であろうが、全く寝ずに考えている。

聴講者との見えないやり取りが重要なので、
スライド(パワーポイント)自体に重点を置くのは止めた。
敢えて言うなら、スライドと私の一体感で相手に伝えるのである。
時には、スライドが私のトークを効果的に誘導し、
時には、私のトークを受けてスライドが脳裏に情報を刻み込む手伝いをする。

まだ、よくわからないが、少しずつ手応えをつかんでいる。
改良、改良、改良、しばらく続けてみる...


先日、講演した翌日に、それを聴いた方から次の講演の依頼があった。
ちょっと嬉しかった。

2016年07月15日大相撲関連
2016年大相撲七月場所序盤を終えて

稀勢の里が負けた5分後に白鵬が負ける
何だかよくわかりませんが、楽しいです。
盤石の相撲をとっていた二人であり、
多くの人がこの二人の優勝争いになると確信していただけに、
余計にそう感じるのかもしれません。

十両も小兵力士達が活躍しています!
一見の価値ありです。
是非、この週末は午後3時頃からテレビ観戦して下さい。
何かの作業をしながら時間を有効に使いながらのテレビ観戦がお薦めです。
私の七月場所は、朝穫りエダマメを枝から切り離しながらというのが慣習です。


オーザン関、1横綱、2大関撃破、おめでとうございます!
昨日は、日本全国が稀勢の里を横綱にしたくて応援している中、
空気を読まずに勝つ姿に惚れ惚れします!
また、復調している様子、腸内コンディション担当(?)として、
ほっとしています。

160715.JPG

中盤以降も期待しています。


オーザン関と同じヨーグルトを飲みたい方はメイトーの通販にどうぞ。
スーパー、コンビニでは販売していない高級飲むヨーグルトです。
「おなかにおいしいのむヨーグルト」

と、栃煌山幟を発注し忘れたことを棚に上げて、
好調に乗じて宣伝してみる。

2016年07月14日LKM博士
納豆あめ

先日、茨城県で講演をした帰り、
土産に「納豆あめ」という得体の知れない商品を買ってきた。

容器に魅かれた!
市販納豆の入れ物そのものである。

160714-1.JPG

美味しくないのは最初からわかっていたので、
感想を聞いてから試そうと待っていたが、
職場に置いて3週間、
殆ど誰も手をつけない。

仕方なしに、本日、皆に分け与えた。
動物実験のそれとは異なるが、強制経口投与と表現できるかもしれない...。
私も食べてみた。

袋を開けて眺めてみると、透明な飴色の奥に納豆と思われる物体が入っている。

160714-2.JPG

ひき割納豆だろう・・・。

口に入れた直後、「???」
納豆風味全く無し。
どこか昔懐かしの飴の味である。
この期待の裏切り方はなかなか素晴らしいと思った。

暫く舐めていると、
飴の表面からブツブツと納豆と思われる物体が出て来るのを舌が感じる。
ひき割納豆が飴の表面から姿を現している状態である。
舌触りが良くない。

味は普通の納豆である。
まずい。
納豆が美味しくないというより、飴との相性がよくないと表現するのが正しい。
少々ネバネバ感もある。

更に暫く舐めていると飴から遊離する。
小さ過ぎて噛み砕くことができないので、
しばらく口の中に残る。
まるで噛み砕いたピーナッツの破片が口の中に残っている時の感覚である。

以上、納豆あめレポートでした。

【私の将来リピート確率】0%。ジョークが通じる相手への土産には最適である。

2016年07月12日LKM博士
歩行困難の原因は、まさかの・・・

先日の朝5:30頃の話である。

目覚めて数歩歩いたら、左足の裏に尋常ではない激痛を感じた。
慌てて足の裏を見たがよくわからない。
気のせいかと思い再び歩行してみると、やはり激痛を感じる。
再度、足の裏を見て、様々な場所を触診し、痛い場所を特定した。

他の部分と比較すると少し赤く腫れている。
よく見ると、何かが刺さっている。
頑張って原因物質を引き抜こうと四苦八苦するが、
毛抜きで挟んで引き抜くか、針でほじくり出すという
痛々しい物理的手段しか思いつかない。

そういえば、大学時代に剣道をしていた時、
長野の山奥のメンテナンス不十分な体育館で稽古をした際に、
床の木片が足の裏に刺さって、そのまま放置していたら化膿し、
簡単な手術になったのを思い出した。
「放置していてはならない。すぐに取り出さないと」

しかし、自分でほじくり出すには痛過ぎて限界である。
素直に病院に行った。

皮膚科の先生が、特殊な皮膚がん等の診断にも用いるルーペとピンセットを駆使してほじくり出すこと5分間。
「とれましたよ! たぶんもう大丈夫」

刺さっていたのはこれ!?!?!???
160712.jpg

人差し指の先の黒い物質である。
正体は3~4 mm程度の短いヒトの毛である。
髪の毛か鼻毛か何なのかはわからない。

皮膚科の先生曰く、
「たまに、同じように毛が刺さって化膿した患者さん来ますよ」
私の場合も、おそらくだいぶ前に足に刺さっており、
気付かず放置していたことで化膿し痛みが出て気付いたということらしい。

なぜ皮膚に、しかも他の部位より強靭な足の裏に毛が刺さるのか?
床で毛が立っているなんてことがあるのか?
物理的に可能と思えないので聞いてみると、
先生「すっと入るんですよ」
私 「はぁ~ ・・・(寄生虫やないんやから)」

とにかく裸足で歩いているときは、落ちている毛には注意しよう。

ちなみに、記念に毛は持ち帰った。

2016年07月08日LKM博士
今日は札幌 & 大相撲七月場所が始まります

丁度一週間前、7月1日のブログは「今日は沖縄です」。
今日、7月8日(那覇の日だそうです)は札幌です。
不要な情報を入れて理解しにくい文章にしてみました(笑)
いつも以上に、南へ北へと激しく動いております。

今日の札幌行きは、先週よりビジネスマン率高く、5%程度でしょうか。
周囲はレジャー感満載であれ、
わたしゃ、今週も機内でより効果的なプレゼンを追求し、
改良版の構想を練っていました。

沖縄と異なり札幌は近い。
飛行時間が短く不完全燃焼です。

さて、気が付くと明後日から名古屋場所が始まります。

今場所は、栃煌山幟を揚げる予定でしたが、忘れてしまいました。
痛恨のミス。

近い将来、オーザン関らに飲んでもらおうと考えている
新商品関連の仕事に振り回されておりまして、
発注をど忘れしてしまいました。

稀勢の里、白鵬の報道しかありませんので、
他の力士達はどんな調子なのか殆どわかりませんが、
15日間、楽しみましょう。

2016年07月07日野菜作り
2016年度版 野菜作ってます7

野菜たちは極めて順調です。
研究の進捗がイマイチでも、
元気な野菜たちと触れ合うと、少し心が和みます。

6月前半はアブラムシ被害が深刻だったオクラも回復し、
収穫が始まりました!
畑に行けば、ほぼ毎日綺麗な花をみることができます。

160707-1.jpg

キュウリ同様、オクラの実は驚くほどに生長スピードが速く、
出張の度に、廃棄品が出てしまう類の野菜です。
巨大化したオクラは、
食べるのが不可能なレベルに硬く繊維質状なってしまいます。


ピーマンも量産体制に入りつつあります。
160707-2.jpg


これは細いピーマン?
いえいえ、シシトウです。
怖い位に大量に収穫できています。
1株しか栽培しておりませんが、すでに80本位は収穫しました。
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実は、シシトウは今年が初挑戦。
新鮮シシトウの美味さに目覚めた今日この頃です。

2016年07月05日LKM博士
おばちゃんを驚かせるもの探し

出張の前日は、パートのおばちゃんが
「お土産、お土産♪♪♪」
とうるさい。
行先によっては、お土産を指定してくる時がある。

先週の沖縄出張前日
「甘いものね。ちんすこうがいいかな~。他にも色々あるだろうから甘くて美味しいものなら何でもいいや」

しかし、私は他人のいうことを聞くのが大嫌いな性分である。
私の心の中でこう言っていた。
「絶対、甘くないもの買って来たる!!!!!」

さて、帰りの飛行機搭乗前、お土産を物色。
泡盛に島唐辛子を漬け込んだ辛い調味料の巨大ボトルをカゴに入れては、
さすがに職場の土産にするとひんしゅくを買うなと思い止まりカゴから出す。
こんなことを繰り返し、迷うこと20分間。

最終的には、予定より少々値が張ったがチラガーにした。
豚顔皮肉煮である。
この写真ではわからないが、かなりグロテスクである。
(今日は、敢えて、無難な写真を選択した。)

160705.JPG

おばちゃんが、甘いお菓子でないことにがっかりし、
豚のグロテスクな顔面を恐れることを期待して。

ところが、結果は正反対の大喜び。
チラガーの存在を初めて知ったようで、
「なに~これ~、すごーい。すごーい。早く食べよう」
と大興奮でありました。

そういえば、このおばちゃんの主要業務の一つは、
マウスの解剖であった・・・。

2016年07月01日LKM博士
今日は沖縄

講演のため今日は那覇に来ています。

青い空、白い雲、真夏です。
めちゃくちゃ暑いです。

機内はレジャー客が99%のハイテンション空間。
そんな状況下、2時間半を超えるフライト中、
私は黙々とプレゼン用スライドを改変していました。
先月の4回実施した講演の反省点の修正です。

えらい! 俺様

おそらく隣の乗客は、ウンコが描かれたスライドを真面目に作成している私に驚いたことでしょう。
チラチラと視線を感じました。

今は沖縄とか関係なしに、
その反応や影響がどう出るのか? それが楽しみです。


講演会場にモノレールで移動中のLKM博士より

2016年06月30日LKM博士
梅雨ですね~

6月も本日で終わりです。
それは、2016年も半分終わったことを意味しています。

早いですね~
焦ること、色々ありますね~
しかも、梅雨空でジメジメ、うっとうしいですね~

そんな高ストレス暴露状況下、
会社帰り道、車の窓から聞こえてくるカエルの鳴き声は私を癒してくれます。
わざと信号に引っかかり鳴き声鑑賞する私。

悠久の昔から、日本の梅雨にはカエルの鳴き声がセットだったことでしょう。
遺伝子にカエルの鳴き声受容体が組み込まれているのでしょうか?
決して良い音色ではなく不揃いの合唱なのですが、不思議と癒されます。

私のアマガエルも雨雲が近づくと鳴き出すことが多いです。

160630.jpg
(容器外側からの撮影。向こう側にも1匹いるのにお気づきでしょうか?)

喉(専門用語では鳴嚢:ろくのう)を膨らませて鳴きますが、これは小休止中。
私が覗き込むと、鳴くのストップするんです(苦笑)

2016年06月29日大相撲関連
関脇昇進 おめでとうございます!

2016年七月場所の番付が発表され、
栃ノ心関が関脇に昇進しました!

今まで関脇経験がないのが少々不思議な感じであるが、
とにもかくにも
おめでとうございます!!!

大相撲ファンなら先場所の成績で関脇昇進は予想できたが、
番付に載るまでは確定ではなく、少々心配していた。
これまでも番付運が無かったことがあったので。

160629-1.JPG

年末のパーティーで、
今年の目標は「関脇になること」と言っていたのを思い出す。
上半期での目標達成。
それよりも2年前の大怪我からよく復活したものだと感心する。

またヨーグルトを贈るので、がっついて下さい!

160629-2.jpg
(笑顔でポーズもいいが、マジで食べている姿が私のお気に入り)

我々は微力ながらおなかの中から応援します。

2016年06月27日
カラスアゲハ

優雅に飛んでいる黒いアゲハがいたので撮影した。
優雅というのは、飛翔スピードが遅い(羽ばたき数が少ない)という意味である。

160627.JPG

黒い大きな蝶なのでクロアゲハと片づけたくなるが、
国内には、他に黒いアゲハは何種類も存在する。
クロアゲハの他に、カラスアゲハ、ミヤマカラスアゲハ、ナガサキアゲハ、モンキアゲハ、ジャコウアゲハ、オナガアゲハ...。

発見場所や環境で、ある程度、種を絞ることは可能である。
黒く進化しているだけあり、山間部を主たる棲息場所としている種が多い。

この個体はほぼ間違いなくカラスアゲハのメスである。
緑や青に輝く模様は、カラスアゲハかミヤマカラスアゲハの特徴である。
前翅の外縁の淡い白帯(白っぽく反射しているように見える箇所)が、
前縁に向かうほど幅が広がるっているのでミヤマカラスアゲハではないと判断した。
尾の方に赤い模様があるのはカラスアゲハの場合、メスの特徴である。

個体差が大きいが、もっと青緑色が強く鮮やかで、見とれる位に美しい個体も多い。
また、見る角度により輝き方も異なる。

山間部を好み市街地には少ない種なので(幼虫の食草が市街地に少ない)、
都市部在住の昆虫に興味がない方は本種を見たことが無い方も多いであろう。

【捕獲時満足度】8(10年満点)
市街地ではあまりお目にかかれない貴重さがあり、且つ美しいので高得点。飛び方が優雅(=遅い)であるため、発見時に花に夢中であれば、普通の運動神経の持ち主なら簡単に補虫網で捕獲できる。

2016年06月22日野菜作り
2016年度版 野菜作ってます6

天候は典型的な梅雨である。

畑作業ができる朝のピンポイントの時間帯に雨に降られると収穫が厳しい。


今日は、私の中では夏野菜ではなく梅雨野菜と思っているものを紹介しよう。

これ、インゲン(正式にはツルナシインゲン)である。

160622-1.jpg


梅雨に入る頃から収穫が始まり、

梅雨の真っ只中が最盛期。

梅雨が明けると同時に枯れるという野菜である。


最盛期はこれでもかって位に収穫できるが、
(私の場合、6株で軽く200本は収穫できる。たぶん300本位はできる)

それが僅か2週間程度の期間に集中するのだから結構困る。

酷い短期集中型の野菜である(笑)。


雨の中、傘をさしながら地面に屈み込み、

葉を掻き分け1つずつ収穫する作業は結構大変で、

収穫が終わると、背中が雨で酷く濡れていることがある。

オクラは危機に陥っている。

160622-2.jpg

アブラムシの大発生により、若い葉が完全に萎れて成長が止まっていた。

「粘着くん」(※)で可能な限りで退治したので、

あとは、新芽が無事伸びてくれることに期待するしかない。


※デンプンから作られた化学殺虫成分を含まないアブラムシ退治用液体.粘着性があるため、体表につくと気門(昆虫の呼吸器)が物理的に塞がり呼吸ができなくなる。

2016年06月20日LKM博士
壁新聞ができました

先日、ブログで報告した小中学生用の壁新聞が完成した。

壁新聞執筆依頼に関するブログはココ
ウン小話52

印刷物が送られて来てビックリ!
大きい!
定規で適当に(本気で測っていない)測ってみると、
約53cm×76cmであった。

160620.JPG

しかも、3部作(3枚もある)。
クイズ形式になっている。
おそらく、7月の前半(問題)、中盤(解答)、後半(日々のうんち習慣の薦め)と張り替えるのであろう。
私が書いた(いや、書かされた)長文は解説として冊子になっている。
これは先生用なのか?
貼り出されるとは思わない。
この内容は自信あり。まじめなお医者さんが書くより面白いと思う。

小学生のお子様がいらっしゃる方は、
学校に貼り出してあったら読んでみて頂きたい。
保健室や職員室の近くの掲示板に貼り出されているのではないでしょうか。

2016年06月15日LKM博士
モイスチャー眼鏡

企業ブログなので敢えてメーカー名は伏せておくが、
モイスチャー眼鏡をご存知であろうか?

モイスチャーとは水分や湿気という意味である。
つまり、湿気を供給する眼鏡。
ドライアイに効果を発揮する眼鏡である。

自分がドライアイであるとの確証はないが、
パソコン作業中に眼がかなり不愉快になり、
(私独自の表現であるが、「眼がヒョエヒョエする」感覚)
目薬で潤すと気持ちよく感じるので、
おそらくドライアイなのであろう。
集中すると、瞬きをしていないことであろう。

ある共同研究の中で、
社会的にはドライアイはあまり問題視されていないが、
生活習慣病にも繋がる見過ごせない症状であると知った。

とはいうものの、対症療法として目薬を使う以外には
特に何か対策を打つわけでなく過ごしてきたが、
このモイスチャー眼鏡の存在を知ってからはとても気になっていた。

しかし、調べてみると数千円する...。
大して高くないが、必須でないため躊躇し、なかなか購入できない私。

だが、ドライアイにより少しずつ体がダメージを受けているのなら好ましくない。
思い切って購入した。
160615.JPG
レンズ横の透明な部分が水を注入しておくタンクになっており、
ここから水が蒸発し適度な湿度を保つシステムである。

更に私は、ブルーライトカットレンズに交換したので結局1万円した。

それから今日で3日目である。

驚く程に良い。
劇的に調子が良い。
今までドライアイとブルーライトストレスを相当受けていたことに気が付いた。
安い買い物であったと思う。

眼が疲れないので集中力が長時間続き、
気が付くと、昨日は23時まで論文関連の仕事をしていた。

逆に体調を崩しそうで怖い(笑)。

2016年06月13日LKM博士
緊張感の喪失

ブログを毎日書く必要がなくなって1週間経過した。

明らかに私の生活に変化が現れ、ブログのことを考えなくなってしまった。
これは予想以上に大きい影響を私に与えており、
日常生活の全てでネタを探していた生活が一変し、
完全にこのネタ探し的思考回路がストップしてしまった。
つまり、全ての出来事をブログ化のために俯瞰的に観察し、
ブログ化が可能か否かを瞬時に判断し脳に記憶する神経回路の喪失である。
言い方を変えれば、目の前のことに夢中になっているともいえる。

感覚的なものであるが、劇的な変化である。

もちろん、このような状況になると、必然的に書くネタが思いつかなくなる。
先週は、「今日は書こう」と通勤中に漠然と考えていたが思いつかなかった。
今朝も書こうと思っていたが、実際、15分間位考えたが何も思いつかなかった。
この5~6年間、私のウンコ色の脳ミソには、常に10以上もネタがストックされていたのに、
その最新ストックすら完全に無くなってしまった。
思い出せない。
自分で驚いているが、なーんにも思いつかない。

つい数週間前の自分に
「お前、毎日書くことあってマジで凄いな」
と感心する位、思いつかない。

そもそも何のために書いていたのかすら、わからなくなって来ている。
本当に会社の役に立っていたのだろうか?
これを機に「止めちまおう」とも考えている。

ただ、まだ止めることが良いことなのか悪いことなのかの判断はできないので、
しばらくは、少し緊張感を復活させて書こうと思う。

もちろん、判断基準は研究への影響であって、会社の意向は知ったこっちゃない。
自分で決めるつもりである。

2016年06月09日野菜作り
2016年度野菜作ってます5

梅雨に入りました。
引っこ抜いて放置していた雑草が、
油断すると息を吹き返す季節に突入です。

5月が採れ頃の野菜で残っているものは巨大化しております。
直径30cmを超えるサイズになってしまったキャベツです。
キャベツ.jpg
密度が高くなり、柔らかさはなくなります。
大体が火を通して食べるので、特に問題は起きません。
これ以上放置すると腐敗するリスクが高まります。
従って、冷蔵庫のスペースとの駆け引きが続く今日この頃です。

夏野菜の大半は元気に生長しております。

インゲンです。
インゲン.jpg
厳密には「つるなしインゲン」。
弦がないので余計な支柱が必要ありません。
先週から花が咲き始めました。
来週には少し採れ始め、再来週には食べ切れなくなるでしょう。

キュウリも採れ始めました!
きゅうり.jpg
今年は時期をずらして栽培しているので(1本は苗、もう一本は発芽した状態)、
消費が生産に追い付かない状況は軽減される計画です。
現在第8号まで収穫(今年こそきっちり数えるぞ!)

ナスも採れ始めました!
なす.jpg
序盤にできるナスは小さめで収穫し、植物体の生長に栄養が行くように配慮します。
現在第3号まで収穫。

2016年06月07日その他
わたしがやりました

LKM博士のウィークデーブログ連続更新記録をストップさせた「ブラックにしの」です。

6/3(金)にブログアップするのをすっかり忘れてしまい、
日曜日の朝にこっそり日程を遡ってアップしてやり過ごそうとしたら、
バッチリ見つかってしまいました。
 LKM博士とブログファンの皆様の関係性を侮っておりました。
申し訳ございません
(以下、本ブログではLKM博士を私が普段呼んでいる「まっちゃん」と表記します)

まっちゃんにどう謝ろうかと色々思案し、
「多忙なまっちゃんの体を心配してわざとストップさせたんやで」
とか
「記録にこだわるより記憶に残るブログにしようぜ」
などの取ってつけた言い訳を思いつきましたが、
怒りの火に油を注ぐだけなんで、
素直に「堪忍や~、同期のよしみで許して~や」
と素直に謝る事でなんとかかんとか許しを得る事ができました。

というわけで、最後にファンの皆様にお願いですが、
このままだとまっちゃんに一生ネチネチいびられてしまうんで、
今回の事は目をつぶって頂き、
連続更新記録が続いている的なノリで、
これからもご愛顧を頂きたく是非宜しくお願いします。

2016年06月06日LKM博士
ウィークデー連続ブログ更新記録がストップしました

タイトルの通り、
2016年6月2日まで毎日欠かさず更新していた本ブログですが、
突如、2016年6月3日にその連続記録は終焉を迎えました。
5年以上は続いていたと思います。

その日もいつも通り原稿は送ってありました。
ただ、本社のチェックとアップロードの作業が実行されなかったのです。

午後6時過ぎの時点で、複数の読者の方から連絡は頂きまして、
私自身も何か嫌な予感がしたので改めて連絡したのですが、ダメでした。
土曜日には
「更新されていないですが体調崩されたのですか?」
と読者の方から心配される私...(苦笑)

いいえ、LKM512を毎日摂取しておりますので快便で元気です!

先程、Webで確認すると、何食わぬ雰囲気で金曜日分がアップされております。
(この日でストップするとは微塵にも感じていない内容ですね 笑)

しかし、これでは誠実性に欠けますので、
私の方から本ブログで「連続更新記録ストップ」と報告した次第です。

ニシノ君等は、読者や私が気付いていないとでも思っているのだろうか...?
そもそも5~6人体制で管理しているにも関わらず誰も更新なかったのだから、
残念ながら、あまり重要な仕事ではないのでしょう。
懇願されて始めた仕事ですが...


とはいえ、心の底では、このようなハプニングによる中断を待っておりました。
私は、人並み以上に、一度決めた事は徹底的にやり抜くタイプです。
従って、自らこのブログの連続更新をストップさせることはあり得なかったのです。
「頼まれて引き受けた以上、他の企業ブログとは一線を画するレベルでやる」
という心構えで7~8年やっておりますので、継続を止めるには、
事故、病気、或いは退職以外にはないなと思っていました。
他人のせいで連続記録が止まるのは、悔しいのですが、
唯一、私が納得できる方法だったような気がします。

ニシノ君ありがとう! (嫌み、いやみ、嫌み、イヤミ、嫌み、IYAMI、嫌み)

これを機に、もう少し練ったブログを時々アップするのも良いかと考えています。

2016年06月03日
遺伝子配列に頼り過ぎ?

久しぶりに本ブログで昆虫を取り上げようと書き始めたが、中断した。
いや、中断せざるを得なかった。

これまでも、昆虫を紹介する時は、その種名も紹介してきた。
しかし、今回の昆虫は種名に確信を持てないのである。
基本、飼育は好きだが分類は苦手なタイプ。
もちろん、未知の昆虫は沢山存在するので、
そういう類の昆虫の紹介なら多少曖昧でも問題ない。
しかしながら、今回はメジャーなチョウである。
この種かあの種というのはわかるのだが、そこがわからない。

最近の細菌学では(ダジャレではない)、こういう時、躊躇なく遺伝子で調べる。
大した労力もお金もかからないので、その方が楽で正確で賢明ある。
おそらく、直近の10年間に細菌学の世界に入った若い研究者は、
形態的特徴や生化学的特徴を調べるより先に、
遺伝子配列で菌種を同定するという手段を十中八九選択するであろう。
実際、我々もウンコ菌叢を調べるのに遺伝子配列を読みまくる仕事もしている。

そういう仕事をやりながらも、
私は、コロニー(培地の上に生えた菌の固まり)観察や顕微鏡観察から
細菌学と触れていったタイプなので、
正直、遺伝子配列至上主義には多少の違和感を持っている。

そんな私でも、このチョウの種の判定に関しては、
遺伝子配列で確認したいという欲求が強い。
私自身が遺伝子配列に頼ることに、どうやら慣れてしまっているようである。
自分で驚いた。

もちろん、それは無理なことである。
現物個体(チョウ)がないから、遺伝子を得られない・・・。

従って、昔ながらの形態学的手法で図鑑等を使って種を決定するしかない。
種がわかるまでは、本ブログにその昆虫は登場しない(悲)。

2016年06月02日LKM博士
抽選しておきました

昨日、板橋の本部ビルの会議に出ていたら、
その会議に関係ないニシノ君が現れて、
「抽選準備できた」
と手に番号が書かれたくじ(使用済みコピー用紙の裏に書いたもの)を握っていた。

私「???」
栃ノ心関の技能賞記念ミニ幟プレゼントの件であった。

実際に100円であってもメイトー商品を買わなければならないという条件を入れ、
(これでツイッター懸賞軍団の容赦ない申し込み攻撃は防げる)
応募期間も短く、
情報発信も私のツイッター限定、
そして、栃ノ心ファン以外はそれ程魅力的には感じないものが対象なので、
応募は5、6件程度と予想していたが、
実際には、はるかに多く20件前後の応募があったようである。
よくわからんが、海外からもあったようである。

厳正抽選の雰囲気をどうぞ。
ニシノ君のデスクが汚いので、少し広いスペースで実施。

160602.jpg

私からは、ミニ幟当選者と副賞(ヨーグルト)の当選者を選んだ。
ニシノ君、トモミさんもアイスとプリンの副賞の当選者を選んだ。

当選者の方、おめでとうございます!
近い内にメールが届くと思います。

2016年06月01日野菜作り
忙しい=巨大化

とても忙しく畑に行けていない。
今日は特に忙しく、皆さん、私を待っている状態。

書類、ゲラ刷りチェック、論文審査、メール、電話、会議・・・

具体的な時間を記述すると皆が心配するので書かないが、
圧倒的寝不足である。

そして畑の野菜も私を待っている。

高さ30cm、直径40cm位になっているこの植物は何かわかるだろうか?

160601.jpg

サンチュである。
一株でカルビ10人前位は軽く包めそうである。

限られた時間の畑作業では、サンチュは優先度が低いため、
手が回らず巨大化している。

2016年05月31日ウン小話
ウン小話53

今日は実験用にウンコが必要であった。

11時頃、ウンコテンションを上げて ゴー・トゥ・便所。
(正確には過去形なのでウェン・トゥ・便所)

採便管の蓋に付いている耳かきのような小さなスプーンでウンコを掬い上げ、
直径1.5×長さ6~7cm程のチューブに運び込む。

掬い上げるウンコのサイズさえ間違えなければ、
(要するにチューブの直径より小さければ)
臭さはあるが簡単な作業であるが(俺のウンコはそれ程臭くないが)、
掬った量が多い時は、なかなかチューブに入れるのに苦労する時もある。

とはいえ、俺は達人!
自分でいうのも変だが、慣れた手つきで採便管にウンコをさっさと入れる。
少し多めのウンコが必要なこともあり、
敢えて少し大きめ、つまりチューブの入口と同じ位の大きさに挑戦してみた。

悲劇は起きた。
チューブの入口でうまく入らず、「おっとっと」っと思った瞬間、
ウンコがつるっと滑り落ち、私の左手人差し指に着弾 
(ノ≧w≦)ノ

ぎぇーーーーーーっ

余計な事はするものではない。

おしまい。

2016年05月30日ウン小話
ウン小話52 (どの先生の推薦なのでしょうか?)

小学生用の壁新聞の原稿を頼まれている。

「うんち特集」

もちろん壁新聞自体を書くのではなく、その内容の提供である。
私が解説文章を書いて、それに合わせて壁新聞が作られる。

壁新聞は学校の教室や保健室等に掲示され、
先生や親には解説文章が配布されるそうだ。

「暗い所で本を読んだら眼が悪くなります」
「姿勢を正しくしましょう」
みたいなシリーズだろう。

私は、こんなのは医学部教授か診療医がやるべきであると思った。
すぐに、「私ではなく医者に頼むべきだ」と返した。
ところが返答は意外なものであった。
当初編集部もその予定で進めていたが、頼んだ医者が私を指名したらしい。

「どなたが?」
と聞いたが教えてくれない。
ただ、
「 "ウンチに熱い"私が適任であると主張されたようだ」
編集部もこのブログ等を読んで、そう思ったに違いない。

困ったものである (+ー+)トホホ...

何名かの大学の先生の顔が頭に浮かぶが、
面倒な仕事をこっそりと振ってくれたものである。

ただ、小学生達の
「学校ではウンコは恥ずかしくてできない」
というような環境が少しでも改善されるならと思い、引き受けた。
GW中に作成し、私なりの解説文書は書いて送った。
その文書の中で、私のウンコ回数とかも不必要だろうが紹介してみた。

先週、ゲラ刷りが送られて来て確認を頼まれた。
私のウンコ回数の記述が残っているか否か、その点だけが気になる。
只今大忙し。とても確認する余裕はない。
この仕事が終わった後のお楽しみにとっておこう。

2016年05月27日LKM博士
外出記録が凄いんです

先々週から外出(一部出張)が多いのですが、
ふと手帳を見ると、結構迫力があって凄いのです。
一流ばっかり。

6月13日~25日
この2週間足らず、実質平日は9日間(一部土日に訪問していますが)
の訪問先を順に書き出してみると・・・

1. 東京大学(弥生)
2. 東京大学(駒場)
3. 京都大学(吉田)
4. 春日野部屋(墨田区)
5. 早稲田大学(所沢)
6. 東京大学(本郷)
7. 早稲田大学(早稲田)

カッコ内はキャンパス名
4は所在地

招かれた講演あり、
打合せあり、
お願いあり、
その他あり、
色々とハードに働いております。

2016年05月26日ウン小話
ウン小話51

今、色々とめちゃくちゃ忙しいんですね。
なので、メールなんていちいち全部見ていません。
未読メールは1600件を超えております。

でも、忙しく状況を作り出している原因である火急の用件に関するメールも、
その中に紛れて来るわけですね。
それを見過ごすとまずいわけです。
とても偉い大学教授からのメールもあるわけで...。

でも、漠然と受信トレイを画面の上から下まで1.5秒間位かけて眺めると、
その重要メールの存在は何となく気付くのですね。
不思議なことです。
「おっ」、「あっ」って具合に目に留まるわけです。
時間が無い研究者にとって、このメールセレクション能力は重要な資質と思います。

でも、時々ミスもあるのです。
先程も、あるメールがふと目に留まったんですね。
開けてみると、部署内のスタッフ同士のやり取りのCCメールでした。

開けてから分析すると、
目に留まった理由は、件名に「糞便上清」って単語が含まれていたからですね。

仕方ないですね(苦笑)
この文字列は... 仕方ないです...、はい。

おしまい

2016年05月25日LKM博士
お土産紹介(舞妓はん ひぃ~ひぃ~カレーせんべい)

いつも頂いたお土産を紹介しているが、
今日は自分で買って来たお土産を紹介する。

京都出張みやげ
その名は、
「舞妓はん ひぃ~ひぃ~カレーせんべい」

160525.jpg

いつからか正確には知らないが、おそらくこの半年以内に
京都駅新幹線構内に進出して来た商品だと思われる。
以前は見たことなかった。

カレーせんべい
狂辛旨味
というキーワードから、大体の味は想像できる。
食べてみるとその通りの味であった。
確かに辛い。
が、食べられないレベルではなく、心地よいレベル(ちなみに私は比較的辛いのには強い)。
但し、辛さに加え、煎餅が口の水分を奪うこともあり、冷たい系の水分は必須である。
間違いなく、ビールのお供に最適!

舞妓さんが「ひぃ~ひぃ~」言う位に辛い煎餅という意味かと思ったのだが、
少し調べてみると、
「舞妓さん ひぃ~ひぃ~」というブランド名の一味唐辛子を使っている煎餅という意味のようである。
通常の唐辛子と異なり、10倍の辛さを誇るハバネロを使用しており、
それが自慢のようで、「激辛」を超えた「狂辛」とメーカーHPには書いてあった。
辛ければ良いというものではないと思うが、そこに拘るメーカーがあるのは良いことだと思う。

今の時代、辛さを求めて化学的な人工辛味料のようなものがあって然るべきと思うが、
辛さの世界は何故か純粋な植物に頼っていることを、ふと不思議に思った。
ハバネロ以上の辛さパワーを人類は求めていないのであろう。

500円以下、且つ重量が軽いので、調子に乗って沢山購入してしまうのには注意!

2016年05月24日LKM博士
【告知】栃ノ心技能賞記念プレゼント企画2016年五月場所

栃ノ心技能賞受賞直後にもらったサイン入りミニ幟のプレゼント企画です。
これ、差し上げます。
160524.jpg

【特賞】サイン入りミニ幟+ニシノ君厳選アイス詰め合わせ 1名
(ミニ幟付属の棒と吸盤はありますが、立てる台はありません)

【副賞1】ニシノ君の厳選アイス詰め合わせ 1名
【副賞2】トモミさんの厳選プリン詰め合わせ 1名
【副賞3】私(LKM博士)のお薦めヨーグルト詰合せ 1名

ニシノ君とトモミさん(脳ミソ筋肉女子)は、
このブログを遡れば、どんな人物かわかりますが、
余計な事を省いて伝えると、アイスとプリンの営業企画の担当者です。
つまり、アイスとプリンの販売を企画している方のお薦め品のプレゼントです。
私の分は、いわゆるSumoyogurtの固型とドリンクタイプにすると思います。


応募方法は簡単です。

【応募資格】
メイトー商品をスーパーやコンビニで100円以上購入して頂き、
あるいは通販で購入して頂き、
そのレシートの写真をメールに添付して送って下さい。
(通販の場合は注文確認メールを転送して下さい)⇒ 通販サイト

※ お一人様、1回のみ (複数回の場合も1回でエントリーとなります)
※ 他の商品はマジック等で消して頂いても構いません。

【応募用メールアドレス】 asachanko@meito.co.jp

【締切】2016年5月31日(その日に到着したメールまで)
短期間です。

【発表】誰にしようか抽選の後、当選者には返信メールでお知らせ致します。

【注意】私のTwitterではないので気を付けて下さい。
副賞は選べません。抽選に運命を託して下さい。

「おいおい、稽古見学&ちゃんこ企画の時と同じアドレス使うなよ」
と思われた方いるでしょ?
いちいちアドレスを作るような面倒なことは致しません。
きっちりパスワード管理されたアドレスなので、使い回します。

ドシドシご応募してくレバニ!

2016年05月23日LKM博士
意外と反響あり驚いた

まず、栃ノ心関の技能賞獲得に驚いた。
特に先場所までの「該当者なし」の連発の後の怪力相撲の栃ノ心の受賞。
選考メンバーが変わったとはいえ、少々耳を疑った。
昨日の午後3時半ごろ、自宅での話である。

今月はやたらと忙しく、
それまで自宅に籠り研究関連のパソコン仕事を夢中でやっていたが、
突然、「なんかやらねば!!!???」という気持ちが走った。
ノシン関は、時々こうしてメイトー商品アピールに協力してくれるのだから。

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ホームランバーNEOシリーズを食べて笑顔でポーズ

とっさに思いついたのは、ミニ幟へサインしてもらってプレゼント。
昔やろうと思って放置していたミニ幟があったはず。
見つけて持参し、千秋楽祝賀会でサインをゲット。
柔らかい布なので「書くの難しいね」と大変そうでした(すいません)
それで、こんな写真をツイッターに載せると...

160523.jpg

本場所溜席ペアチケットプレゼント企画以上のスピードで
"リツイート"と"いいね"が。

簡単に応募してもらえる企画にしたいと考えている。

2016年05月20日大相撲関連
2016年大相撲五月場所終盤です

本日、白鵬--稀勢の里の全勝対決ということで大相撲ファンは盛り上がっていますね。

白鵬はかつての相撲とは異なりますが、立合いに勝負を賭けているご様子。
雑な相撲になっても持ち前のバランス感覚と運動神経の良さは抜群で強いです。
右腕のサポーターはかちあげ用でしょう。
私と同名であった今は亡き名レスラーのエルボーを思い出させてくれます。
一方、今場所の稀勢の里は落ち着いており強くて気味悪いです。
なんとなく今日は勝ちそうな気もしますが、期待を裏切るのが特技ですから、
わかりません。
ニュートラルな気持ちで録画を見たいと思います。
(如何にそれまで情報を得ないかが課題)

今日どちらが勝っても、その反動は明日、明後日に出るでしょうから目が離せません。


今場所の幟
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ツイッターでキナクサイきな子型(@sugarsnow22)様が送ってくれました!

栃ノ心関が肋軟骨を骨折しているという事実を知ったのは初日。
私は2勝13敗位を覚悟したのですが、
早々に勝ち越してくれました!

おめでとうございます!
たぶん、幟パワーです。
いや、親方の御下がりのまわしのおかげか?(笑)

夏場所、残りわずかですが、楽しみましょう!

2016年05月19日野菜作り
2016年度版 野菜作ってます4

仕事の都合で4日間畑に行けず、今朝行くと、
全ての野菜が急生長しておりました。

晴天→雨→晴天 しかも晴天時は25℃を超えることも。
多くの春夏野菜にとっては最高の条件でしょう。
ただ、ここまで連日気温が上昇することは想定しておりませんので、
喜んでばかりはいられません。
暑さを好まない小松菜、水菜、レタス等は、病気になるリスクが高まりつつあります。

夏野菜は元気です。特にキュウリは。
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5日前、キュウリは手で示した位置が植物体の先端部で、
上に伸ばすよう麻紐で支柱に保定しました。
ところが今朝はこの状態。
たった4日間で25cm伸びたことがわかります(支柱の1目盛が5cm)。
太く短い生涯を送るキュウリらしい急成長です。

ジャガイモも、こんなに茂っております。
只今地中で増殖中といったところでしょう。
花も真っ盛りです。
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サトイモはやっと地中から顔を出しました。
160519-3.JPG
11月頃に収穫なので、これから先は長いです。

2016年05月18日LKM博士
改善されたこと(東海道山陽新幹線)

今日は京都に出張で新幹線ナウ
今年度に入り9回目(往路)と10回目(復路)の新幹線になる。
出張を減らしているが、それなりにハイペースである。

ところで、
今年度から東海道山陽新幹線で改善されたことがあるのをご存じだろうか?
利用されている方はもう知っているであろう。

車掌さんが回って来ての指定席の切符チェック
が無くなったのである。

弁当中、口をモゴモゴさせながらポケット内に入れたはずの切符をモゾモゾと探す。
集中してコンピューターで仕事をしていても中断して切符を見せる。
寝ていても切符チェックの空気を感じて目覚めて睡眠妨害。
隣の人が切符を出すのに手間取っていると、その間ジーっと待っている。
わずか10秒足らずでも、少々苛立つこともある。
車掌さんも申し訳なさそうに声を掛けながら作業をしている。

この作業はアナログで厳密に運営されていた。
車掌さんは、各座席の客がどの駅で降りるかをメモし、
途中の駅(よくあるのが名古屋)で乗客が入れ替われば再びチェックに来る。

インターネットで座席指定までできる時代に、
「どういうことやん?」
とずっと思っていた。

一方で、その作業は殆どが機械化されてしまった鉄道業務の中で、
人が行う作業の砦として残っている様にも感じていた。

それが、この4月からなくなった。
評価をしているが、上記の視点から考えると少し寂しい。

これを記念して、
車掌の見回りがなくなった事を利用した殺人事件ミステリーを
西村京太郎氏に書いてもらいものである。

2016年05月17日LKM博士
原因はエシャレット

昨晩、エシャロットを食べました。
味噌を付けて生でかぶりついて食べました。
大好きな食べ方です。

ところが、とても強烈で口の中がヒリヒリするエシャレットでした。
ビール等、飲み物がなければ食べられないレベル。
おそらく、アリシン(タマネギやニンニク等にも含まれる独特のにおいの元)が多かったのでしょう。
その分、体に効いていると思いながら食べました。
「血液サラサラ~」 って感じで5本程食べました。

ところが、夜中、おなかが痛くなりました。
今朝も下痢でした。
おそらくエシャレットのせいです。
刺激が強過ぎて、私の腸上皮細胞が排除命令を出したようです。
8:35の排便で無事出し切りました。


【豆知識】エシャレットは生食用に育てられた若いラッキョウです。

2016年05月16日LKM博士
柿の葉寿司の注意書きから考える

何度か紹介している私のお薦めの『たなかの柿の葉寿司』。
柿の葉寿司は奈良県名物であるが、その中でもダントツの美味さを誇る。
関連ブログ→私のお薦め

一番のお薦めは鯖と鮭の両方が詰め合わされたセットである。
鯛もあるが、脂が少なく鯖や鮭と比べると少々味が劣るのは否めない。
そんなセットを購入した場合、どの寿司も柿の葉で包まれているため識別できない。
しかし、この商品は親切なことに、どの寿司が鯖で鮭なのかがわかるように、
一枚の小さな紙が入っている。
「さけ、さけ、さけ、さば、さば、さば、さば」

160516.jpg

何気にその紙を見ていて驚いた。
よく見ると、一番下に
「柿の葉は取り除いてお召し上がり下さい」
と書いてあるではないか(驚)!

当たり前のことである。

柿の葉ごと食べる人がいるのか?
想像力が無さ過ぎる。

人生初の柿の葉寿司で、万が一、葉と一緒に一口食べてしまったとしても、
不味いので、直後から葉を取り除いて食べる寿司だとわかるだろう。
応用力が無さ過ぎる。

それとも、クレーム問題になるのか?
心が狭過ぎる。

いずれにしても、メーカーが書いておいた方が無難と判断されたのには、
きっかけとなる常識はずれな出来事があったことを示唆している。
少々おかしくなっている現代日本社会を象徴しているようにも感じる。

少々真面目に書いてしまったが、相変わらず美味かった!
柿の葉寿司のおいしさと、美味と感じる私の舌の関係は、いつもでも変わらない。

2016年05月13日LKM博士
うすい賞状?

先日報告しました農芸化学会トピックス賞の賞状が贈られてきました!

トピックス賞の内容はここから
 
賞状は、それなりに重厚感のある紺色のホルダー(本の表紙のようなものに挟むもの)に収められて贈られてきました。

事務所で研究所長等に見せると、
「額に入れてロビーに飾ろう」となりまして、
今はこのように研究所の玄関ロビーに飾ってあります。

160513.JPG

記念に手元に置いておきたいので、カラーコピーしました。
この研究に貢献し筆頭発表者の助手KY(イニシャルにしているが、上の写真で本名がばれましたね)の分もコピーして渡しました。

喜ぶかと思ったら、最初に出てきたのはこんな一言
「うっすーっ」

普通のペラペラのA4のコピー用紙ですから(笑)

私「コピーやって言うたやろ」
KY「あっ、すんません。」

賞状が賞状であるためには厚みが重要な要素のようです。

2016年05月12日LKM博士
短時間着替え 観察編

今朝、改めて、自分の作業着への着替えを観察してみた。
というのは、
無意識でロッカーに向かいつつファスナーを下ろし始めた瞬間に、
同じタイミングでロッカーに向かっていた同僚にこのブログネタを振られ、
瞬時に意識してしまったのである。

①出会った人にさわやかに挨拶しつつ歩きながら、
②左手で上着の薄手のパーカーのファスナーを下ろし始める。
③半分位まで到達する頃に、右手でズボンのボタンを親指と人差し指で外しつつ...
④中指でファスナーのスライダー(ファスナーの引っ張る部位.これの上下でファスナーが開閉する)を持ち上げて、ボタンを外し終わった瞬間に親指も使って挟んで下ろす。
⑤ロッカーに着く直前に上着とズボンがすぐに脱げる状態になっている。

わずか5秒程度の作業である。
しかし、一つずつ意識して分析してみると、なかなかの熟練技であった。

2016年05月11日LKM博士
短時間着替え

やることが多過ぎ、時間が足りない。
そういう時は、職場で作業着に着替えるのもスピーディーになる。
特に朝はエネルギーがあるので早着替えである。

先日気付いたが、私はロッカー室に入る前に服を脱ぎ始めている。
ロッカー室を出る時も、作業着(上着)のチャックは締めておらず、
自分のデスクに向かいながら着替えを完成させる。
夏が近づき薄着になって来ると、
ロッカーに着く前に上着のボタン外し等の作業(Tシャツは着ている)はほぼ完了する。
昨日、ズボンのチャックを下ろしながら歩いていることに気が付いた。
一応コメントしておくが、パンツ姿で歩いている訳ではない(笑)
すぐに脱げるようにズボンを緩める作業である。

今日、着替え時間を測定してみた。
ロッカー室に入ってから出るまで。
45秒。

本気を出せばまだまだ短縮できる可能性があるタイムと判断した。

ただ、男子ロッカー室の手前にある女子ロッカー室には気を付けておかねばならない。
もし、チャックを開けながらロッカーに向かっている時に
女子ロッカー室から出て来た人に遭遇すると
セクハラと指摘されるリスクがあるからだ。

2016年05月10日野菜作り
2016年度版 野菜作ってます3

ただいま畑は繁忙期です。

葉物は収穫最盛期!
160510-1.JPG
毎日、これ位ずつ収穫しています。
計算して種をまいていたのに、
ゴールデンウィーク中、快晴で気温が高い日が多かったので、
急に巨大化しており食べ切れない状況に・・・。

夏野菜も準備進めています。
これは、何かわからないでしょう?
オクラの芽です。
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そして定番のキュウリ(手前)とトマト(奥)です。
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更にその奥にはトウモロコシが育っているのがわかると思います。
カラスに引っこ抜かれるリスクがあるので寒冷紗で守っています。

2016年05月09日LKM博士
書いて植えて獲って"寝て"書く

皆さまGWは如何でしたか?

私はやることがいっぱいでした。

GW中に仕上げねばならない原稿が2つ。
(締切りを少々過ぎている・・・各編集部の方、すいません)

そして、時期的にやることが多い畑作業。
(種まき、苗植え付け、間引き、収穫、雑草とり、害虫チェック)

仕方ないので、29日から昨日まで、8日間の休みの日は全て5時台に起床です。
5月7日なんて4時起床でした。
(ちなみに、私は余程疲れてなければ、目覚まし時計なしで大体狙った時間に目覚める技術を身に付けている。)

何も用事が無い日の理想的な順番は、
起床→執筆→(朝飯 with 野菜)→植付け→収穫→(昼飯)→執筆
です。

この作戦で、前半で1報、後半で1報、原稿を仕上げました。

しかし、早朝から全力でやっておりますと、午後はかなりしんどいです。
特に午前中に畑で作業をすると、太陽パワーでどっと疲れます。
仕方ないので30分間から1時間程度の昼寝を導入しました。
軽い気持ちでしたが、その効果は驚くべきものでした!

大手企業では職場での昼寝を推奨しているところもあるそうですが、
その理由が理解できました。

さて、この職場に昼寝制度をどう取り入れるのか?
優れた研究成果を出すためには、真っ先に検討した方が良い事のような気がします。

2016年05月06日大相撲関連
2016年大相撲五月場所がはじまります!

明後日5月8日より大相撲五月場所がはじまります。

私がインターネットで知り得る範囲の情報では、
カラフルな締め込み(まわし)をする関取情報やら、
琴勇輝の立ち合い前の「ホゥッ」禁止やらの情報が話題となっており、
幕内上位陣はそれなりに順調に場所を迎えるのでしょう。


ちょっと一言
別に「ホゥッ」が大好きな訳ではありませんが、
これの禁止理由が所作の乱れということなら、
体を叩きまくる行為
エビ反りになり相手を待たせる行為
多量の塩を撒く行為
等も、その対象になるような気もします。
ところが、それらは特に問題視されないのがまた興味深い。
審判部裁量恐るべし(笑)。
それとも、音になって出てしまうとダメなのか?
あまり深く考えないようにしよう・・・


私は今場所も贔屓の春日野部屋の力士達を静かに応援しようと思います。
栃煌山関の名前が三役にないのは少々寂しいですが、
大勝ちする場合は軽めのオーザン企画をするかもしれません。

今場所、国技館で食べられるちゃんこは春日野部屋のちゃんこだそうです!
序盤:しょうゆ味、中盤:しお味、終盤:みそ味
日本相撲協会HPより

我々の企画に当選しなくても1杯250円で食べられますよ(笑)

では、大相撲ファンの皆さま、15日間楽しみましょう。

2016年05月02日LKM博士
八丁みそまん

「出張に行ったらお土産を買って来る」(職場ルール)

このルールに則り、私は頻繁にお土産を買わねばならないのである。
月に3~4回は買って来ることになる。
結構な出費である。

名古屋、京都、大阪あたりは年間幾度も行く機会があり、
何を買って帰ればよいのか迷う。

名古屋は土産的にはなかなか難しい土地である。
定番ものが色々とあり過ぎる。
きしめん、手羽先関連、味噌関連、ういろう、ゆかり、ひつまぶし系も・・・
節操なく、伊勢の赤福餅や静岡のうなぎパイも並んでいる。
さらに、定番スナック類も名古屋の味付けのものが多数ある。
手羽先足ホテトチップス、プリッツ小倉トースト味など・・・切りがない。

そんな中、先日、初めて『八丁みそまん』というまんじゅうを買った。

理由はシンプル
「うんこっぽい」から!

ところが、実際に会社で中身を開けてみると、
茶色いものの、大してうんこっぽくなく残念な結果。
160502.JPG

以前に頂いた「かりんとう」の方が遥かにウンコである。
参照ブログ 「またもや蔵久のかりんとうを頂きました!」

味は、普通にうまかった。
八丁味噌の風味は生地に少々練り込まれているという程度で主張がない。
但し、まんじゅうなので味噌主張が少ない方が良いとも言える。
内部は美味なこしあんであったが、こちらは味噌度ゼロ。
おいしいが、ネーミングでここまで八丁味噌アピールはしてはいけない気がする無難な八丁味噌レベル。
部署メンバーの反応も社交辞令的「おいしい~」のみ。

ギリギリ合格といったところであろう。

(個人の感想である)

2016年04月28日
グッド スプリング!

こんな挨拶があるとは思えないが、
もし冬眠から目覚めたら、こんな挨拶になるのではないかだろうか?

やっと目覚めた!
アマガエル達。

160428.JPG

まだ基本的には穴の中にいて、そっと顔を出している状態である。
右下の個体がその姿である。
外に出ようとはしない。
アマガエルが穴の中にいる姿は結構珍しいであろう。

もう1匹はミールワーム(餌)で穴から外界へ誘導した直後の写真である。
食べたらすぐに穴の中に戻って行った。

どうやら完全に寝ぼけているご様子。
5ヶ月近く寝ていたので、寝ぼけている期間も長いのであろう。

完全に目覚めたら、また、餌やりが大変なことは覚悟しておかねばならない。

何はともあれ、無事生還してくれたことと、
アマガエルの飼育下での冬眠方法がほぼ確立できたことが嬉しい。

2016年04月27日LKM博士
虎党さんへ このホームランバーを作りました!

関西地区の皆さん、このホームランバーはもう食べられましたか?

ホームランバーが阪神タイガースとコラボしたのです!
「ブログに書いたるから」
とアイス企画担当のニシノ君より取り寄せて味見。
(ニシノ君は非常にせこくて、2本しか送って来ませんでした。)

160427.JPG

2層構造になっており、
内部は通常のバニラ味のホームランバー。
安定した濃厚なバニラ味のアイスクリームです。

外側は練乳味のシャキッとした歯ごたえの少し硬い層です。
内部のアイスクリームだけだと少々甘過ぎて重たく感じる私の様な者には
外側層の食感および味は、少しホッとします。
個人的には外側層をもう少し厚くしてもらいたい。
内部が甘いので、レモン味とかでもよいと思っています。

関西限定で販売しております。
主な取扱い店舗は、ファミリーマート、サークルKサンクスなどです。

当たりが出たら、
ホームランバー×阪神タイガースのオリジナルボールペンがもらえます。
ボールペンはバットの原料であるアオダモで作られたこだわりの限定品だそうです。

是非、食べてみて下さい。

「たった2本でこんなに褒めてよいものか?」
「アイス2本で買収されたのか?と読者の皆様に思われたら嫌やな」
と悩みつつ、本ブログを締めたいと思います。

2016年04月26日LKM博士の勝手にベストセレクション
大袈裟にいうとホラー映画の序章であり見過ごしたらアカンのです

今朝、自宅にゴキブリがいた。
4月なので、もちろん幼虫である。

ただ、虫嫌いにはゴキブリと認識することができないかもしれない。

不完全変態の昆虫なので、「恐怖の成虫」(※)から翅を除き小さくした姿で、
形態は殆ど同じである。
よく見ると、成虫同様に長い触角をユサユサしているが、
遠目で見ていると、小さな甲虫と誤解する人も多いであろう。
今朝発見した個体は6~7mmで、軽く無視するところであった。

※一般論であり、本ブログは一般論で書く。個人的には不快であるが恐怖は感じない。

幼虫における成虫との一番の差異は、足が遅い点であろう。
成虫の素早さからは想像できない位に足が遅い。
テクテクと歩いている。
表現は人それぞれであるが、私レベルになると、カワイイと感じることもできる。
手に這わせるように乗せて捕獲して、カエルの餌にしようかとも思う。
そのため、発見しても慌てる必要はない。
簡単にティッシュで包んで退治できる。

一般人にとって大切なのは、ゴキブリの幼虫と認識する眼力を持っている事であろう。
見過ごすと1~2ヶ月後には、自宅を恐怖の館に変えてしまうかもしれない。
幼虫は移動能力が低いため、たまたま放浪個体が家に入って来たとは考え難い。
つまり、自宅で孵化したと考えられ、1匹の出現は数十匹を意味する。
ゴキブリの幼虫出現はホラー映画の序章のようなものである。
主人公は、近い将来自分を襲う恐怖分子に気付いていない・・・。

2016年04月25日LKM博士の勝手にベストセレクション
ウンコンビニ

普通に休みがとれた日曜日の次の月曜日はやたらとウンコが出る。

仕事が無いと腸も手を抜くようで排便が抑えられる。
7年間もウンコ回数データをとっていれば、土日は排便回数が低いことに気が付く。
おそらく有意差あり。
しかも、普段より沢山食べてしまう。

その反動で月曜日の排便量(回数)は多くなる。

今朝も、会社に着くまでにウンコ、ウンコと連発。

車通勤なので道中の排便はコンビニ様に頼るしかない。
私は非常に心地よいコンビニを3つ程、通勤路に把握しており、
「ウンコンビニ」と称している。

ウンコンビニの称号を与える条件は、
①便所が清潔であること
②ウォッシュレットの機能が優れていること
③便所が複数あり比較的店内が空いていること(便所に先客がいるリスクが低い)
④停めやすい駐車場を保有していること(漏れそうな時は集中力が少々落ちている)
④店員さんがウンコ客への優しい対応をすること
をクリアせねばならない。

もちろん、ウンコンビニに選出されるレベルの素晴らしいコンビニは、
タダでウンコするのは申し訳ないので、きっちりと商品を購入し恩返ししている。
今朝の様に2軒も立ち寄ると、
おにぎり、サンドイッチ、お茶が揃ってしまい、食堂に行く必要がなくなる。

2016年04月22日LKM博士
体幹が鍛えられる?


本日、筋肉痛です。

腹筋も背筋も。


昨日、頼まれて、ある展示会で講演をしたのです。
30~40分位の話を4発。

11:00~
13:00~
14:00~
15:00~


どんだけやらせるねん。


人前に立って話す時は、自然と普段より姿勢がよくなります。
姿勢が良くなるということは腹筋・背筋を使っているということなのでしょう。
疲労感と今朝の筋肉痛を考えると、間違いないです。


無意識で「体幹の鍛錬」ができていたようです。

そういうわけで、業務の中で体幹を鍛えられてラッキーでした!


というのは、うそです。
非常に疲れたので、もう二度とやりたくないです。

2016年04月21日大相撲関連
「これマジか?と疑いたくなる懸賞」のチケットはこれです

これらがメイトーオンラインショップの懸賞の当選チケットであります!

160421.JPG

5月8日に初日をむかえる大相撲五月場所のペアチケット
初日と中日(八日目)
しかも溜席!

備考
1. 五月場所、残っている最後の溜席チケットである。
2. 五月場所、初日、中日共に残っている最後のチケットである(当日券を除いて)
3. スー女(相撲好き女子)をデートに誘える。
4. スー女なのに断られた場合は、あなたは本当に拒絶されていると知ることができる。
5. デートが成立した場合でも、相撲の魅力に惹かれているだけである可能性が高いことを考慮しなければならない。
6. 一口3000円での応募なので意外と倍率は低い。

締切間近です。

応募方法はここ
リンク

2016年04月20日LKM博士
トピックス賞受賞!(日本農芸化学会2016年度大会)

3月に開催された日本農芸化学会2016年度大会でトピックス賞を頂きました!

合計2,131演題の中から28題が選出されたのですが、
その中の一つが我々の発表でした。

なかなかの倍率の高さなので嬉しいです!
(o^ー')b♪

題目は、
「腸内環境の酸性化は腸内細菌由来の生理活性物質であるポリアミンを増加させる」

なぜ、ビフィズス菌LKM512を食べるとお腹の中でポリアミンが増えるのか?
この疑問を解決するために4~5年間やってきた研究の最終段階を発表したものです。

学会中に候補として発表されていた時の写真です。
左列の上から4つ目が我々の発表です。

160420.JPG

気分が乗れば明日解説しますが、無理な気がします。
明日は大阪で4講演しなきゃならんので...。

そういうわけで、内容解説は別で用意しましたので
(真面目バージョンですが)
こちらをご覧下さい。
リリース

2016年04月19日LKM博士
最新の腸内細菌研究の情報が入ってます!

こんな本が出版されました!

『ヒトマイクロバイオーム研究最前線 
―常在菌の解析技術から生態、医療分野、食品への応用研究まで―』
服部正平先生監修
㈱エヌ・ティー・エス発行

20160419.JPG
(表紙の写真はピンボケのように見えますが、私の撮影ミスでなく実際の本でもピンボケです)

そうそうたる顔ぶれが執筆者に並んでおり、
今、流行の腸内細菌研究の最前線の内容が紹介されております。

私も第6編 「応用研究:食品とマイクロバイオーム」
の第5章を担当させて頂きました。
この章は472ページにもおよぶ本の中の最後の章です。
最初のページから順にこの本を読み始めた場合、
私の書いた箇所に届く前に挫折される方が大半になりそうですが...(苦笑)

個人的には「結びの一番」のような位置で気に入っております。

お値段が46,000円+税
と、やたらと高いですが、
腸内細菌研究の最新情報を得るにはとっておきの一冊です。

科学分野の最新情報は、どうしても英語で読むしかなく日本人には大変ですが、
日本にはこの分野の世界のトップクラスの研究者が多数おられますので、
日本語で最新情報が得られる貴重な一冊です。

2016年04月18日野菜作り
2016年度版 野菜作ってます2

温かくなり、畑も少しずつ茶色の中に緑色が散在するようになってきております。
厳密には白い寒冷紗で保護している野菜が多いので、
茶色と白で95%以上を占めています。

ジャガイモの芽が地中より出て来ました!
ちょうど種芋を定植して1ヶ月です。

160418-1.JPG

もちろん、奥側がジャガイモです。
手前は野菜ではなく燕麦(ニューオーツ)で、土壌改善のために育てています。
土中のセンチュウを退治する物質を生成し、夏になれば切り倒しすき込み緑肥にします。
秋冬の大根のための準備です。
こういう計画的且つ害虫退治に植物を利用する日本の農業は素晴らしい!

葉物野菜はそろそろ間引きながら食べ始める段階に入りつつあります。
今年は、初めての品種として紫水菜を育てているので、
それ中心のショットを撮影!

160418-2.JPG

小さいけど既に紫色です!

2016年04月15日LKM博士
地震、怖いです

熊本の地震で甚大な被害にあわれた方々に、
心からお悔やみを申し上げます。

地震発生時、私は職場から車で帰っている最中でした。
ラジオから緊急地震警報が鳴り、「ん?」と聞き耳を立てていると、
アナウンサーが危険な県を読み上げ、
「この地域の方々は直ぐに安全な場所に避難して下さい。繰り返します、間もなく地震が発生します。」
と言っていました。
1分も経たない内に、
「たった今、熊本県で強い地震があった模様です」
その次には、
「先程、熊本県熊本市付近で震度7の地震が発生いたしました」

震度7?
実は、私、地震体験車で体験したことあるのですが、とんでもない揺れです。
思い出しました。

水や食料を備蓄してようが、この一発目の巨大な揺れの対策にはなりません。
崩落した熊本城の石垣の映像を見ながら、
改めて地震の恐怖を考えされられました。

まだ余震が続いているようですが、
これ以上被害が広がらないことを願っております。

2016年04月14日LKM博士
花粉症かと焦ったわ

2週間程前、鼻水がダラダラと湧き出してくる日がありました。
その日は、花粉症デビューしてしまったのかと思い焦りました。

念のため、畑に行く時には、コンビニでマスクを購入しました。

でも、大丈夫だったようです。
それ以降、全くそのような症状はありません。

ヨーグルトで花粉症が軽減されるのか否かは微妙なところだと思います。
臨床試験の結果も色々で、「有効!」とは言えない状態だと思います。
私は花粉症に関する研究はやっておりませんので他人事ですが...。

どちらかというと、胡散臭い研究が多いのを苦慮しております。

でも、な~んとなく、
ヨーグルトの研究をしている私が花粉症になるのはこっぱづかしい。

そんな心境だったので、よかったです。

2016年04月13日LKM博士
そんなのナシでしょう(困惑 during 論文審査過程)

Editorial board member(編集委員会メンバー?)(※1)のボランティア(※2)をしている。

※1 Editorial board memberとは投稿されて来た論文を科学ジャーナルに掲載させるかの判断をする人。普通はその分野に精通した研究者が引き受ける。レフリー(審査員)を決めたり、レフリーの指摘に対する著者の意見や修正の妥当性を判断したりする。
⇒参照ブログ(Editorial Boardを引き受けてみた
※2 研究者は暗黙の了解でこの仕事を無償で引き受けるため、私はボランティアだと思っている。
正直に述べると、ジャーナルの依頼を断ったら、次に投稿する時に落とされたら嫌だと思い引き受けた(笑)。

そういうわけで幾つかの論文審査を引き受けているわけであるが、問題が起こった。

レフリーが論文の問題点を指摘し「major revision(大幅修正)」と結論を出した論文がある。
これはよくあることで、指摘を修正すれば受理とするという意味でもある。
その結果、著者らは約2ヶ月かけて修正して再び原稿を送ってきた。
当然ながら私は指摘したレフリーに
「あなたの指摘した点が修正されているか確認して下さい」
と依頼をする。

ところがである。
「忙しいからできない」
と返信して来たのである。
わがままアメリカ人が...。
そんなのナシでしょ??????

ジャーナル編集部は別のレフリーを急いで探すしかないというが、
審査の一貫性がぶれるのは著者たちに申し訳ない。

困った...

2016年04月12日LKM博士
出会わなくなった人

普通に会社に出社する日は、ほぼ同じ時間に車で家を出る。
その結果、すれ違う歩いている人を徐々に覚えて来る。

趣味でスポーツしているメガネのサラリーマン
(いつもスーツだが走っていて、走る姿勢が美しく、体が引き締まり胸板が厚いので勝手にそう思っている)。

起きて大慌てで家を出て駅に向かっている技術職系のサラリーマン。
(いつも手作りおにぎりを頬張りながら歩いており、さらに私服で通勤しているので勝手にそう思っている)

心配性なサラリーマン
(いつも一人でバス停に立っている。時間が早過ぎるから他の乗客はいない。一本道。その人が乗るであろうバスとは2km程先ですれ違うので、相当早くからバス停に来ていることになり、とても心配症であると勝手に思っている)

他にも決まった顔はあるが、私が人物像まで推測できている人はそんなにいない。

そういう中で、
妄想しながら駅に向かっている学生
(いつも尋常ではないニヤニヤ顔で歩いているので勝手にそう思っている)
に全く会わなくなった。

卒業したのだろう。
目撃し始めてちょうど3年位経過したと思う。
進学したのだろうか?

こっちが一方的に知っているだけなので確かめようがないが、
あの妄想学生が見られないと思うと少しさみしい。

2016年04月11日大相撲関連
ほんと、本場所チケットがとれなくなりました

大相撲人気の回復で、本場所のチケットが簡単に取れない事態になっております。

溜席チケットをプレゼントしている私が嘆くのは変と思われるかもしれませんが、
自分用チケットは普通にインターネット(チケット大相撲)で取るようにしております。

昨年の9月場所辺りから極めて困難になっておりましたが、
もう、どうしようもない状態ですね。

前売券発売直後は全くインターネットが繋がらず、
やっと繋がると、行ける日はもう席が無いという状態です。
イス席ですら完売状態です。

4月9日の土曜日が5月場所の前売チケット発売日だったのですが、
開始時間は午前10時。
やっと繋がった10時18分にはもう手遅れ。

脱力感のあまり、その後は黙々と論文用のグラフを1日中作っておりました(悲)。

数年前は、前売券発売開始1週間後でも余裕でゲットできたのです。
千秋楽ですら余っていました。

人気が回復したのは喜ばしい事なのですが、
低迷期を支えていた人々が、人気回復の影響で、
これまで通りの大相撲との付き合いができなくなるのは少々残念です。
まあ、どうしようもありませんが。

そういう意味でも、
これらは間違いなく貴重なチケットです。
土日で残っている最後のチケットでもあります。
第17回 【大相撲溜席ペアチケットプレゼント企画】 at 2016年五月場所

2016年04月08日野菜作り
芽キャベツってこんな風にできるって知っていましたか?

本格的な畑作業もいいのですが、
プランターや植木鉢で気軽に野菜を育てることにも挑戦しています。
この冬、挑戦してみたのが芽キャベツ。

2cm以下と小さいのですが、ギリギリ格好がつくレベルにはできました。
ただ、生り方が意外でした。
おそらく知らない方が多いと思うので紹介します。
この写真の通りです。

160408.jpg

茎から直接ポコポコと小さなキャベツができるのです。
よく見ると20個以上。
まるで、脇芽のように・・・
まさに脇芽キャベツ、略して芽キャベツ!

名前の由来は調べておりませんのでご注意下さい。
私が本文章を書きながら思ったことです。

普通のキャベツは中心の葉が次第に丸まって、
その内部で更に丸まった新葉が出てきて、
時間をかけて徐々に何層にもなる球が形成されます。
ところが芽キャベツは、脇芽のように発生した時から小さなキャベツの姿です。
不思議です。

2016年04月07日野菜作り
2016年度版 野菜作ってます1

3月半ばから始めています。

農家の方が、事前にトラクターをかましてくれまして、最初は綺麗な状態です
160407-1.jpg
トラクターのパワーは凄く、土壌はフカフカで歩けば10cm位沈みます!

既に、ジャガイモ、サトイモを植えつけ
小松菜、ラディッシュ、カブ、水菜、ダイコン、トウモロコシ(前半)の種をまきました。

キャベツ、レタス(球&リーフ)の苗も定植しました
160407-2.jpg
手前がキャベツ、奥左の列が球レタス、奥右の列がリーフレタスです。
最初は、ちょっと引っ張ると根が千切れそうな軟弱な状態です。

天候次第ですが、早い葉物野菜は4月後半から収穫できます。
今年も固型物の半分が畑の野菜というウンコを製造予定です。

2016年04月06日LKM博士
ジャーナル乱立し過ぎやろ

毎朝メールを開けると沢山の「投稿してくれ」メールが届いている。
世界各国の科学ジャーナルからである。
少なくとも1日2~3通は届く。
その多くが、最近創刊されたジャーナルである。
それらのメール達は、即ゴミ箱行きである。

中には「編集部に入ってくれ」メールもある。
面白かったのが、Journal of Yogaへのお誘いである。
ヨガの効果に関する研究論文を載せるジャーナルを作ったようである。

今はインターネット上で論文を閲覧できる時代なので、
ジャーナル創刊も費用がかからないのであろう。
多くは、審査されて受理されると、掲載料を収めるのがパターンである。
うがった見方であるかもしれないが、
出版社からすれば、既存のジャーナルに拒絶され行先を失った論文の受け皿となり、
掲載料を稼ぐことができるのである。
Webジャーナルなので、印刷費も送付費用も不要で、
必要なのは編集事務とWeb管理者の人件費だけかもしれない。

ただ、一定レベル以上の研究者は、
そんな創刊したばかりの得体のしれないジャーナルに投稿する気はしないであろう。

もちろん、例外もある。
Nature何チャラなら、他から評価されることも間違いなく、投稿してみたくなる。
創刊したばかりでも非常に審査が厳しく腹立たしいが、
そのブランド力は絶大で魅力的である。

得体の知らないジャーナルからの投稿依頼メールを受け取る度に、
かつて、プロレス団体が分裂し、たくさん新団体が発足し、
少なくとも私がプロレスから興味を失ったことを思い出す。
自然淘汰を待つしかない。

2016年04月05日LKM博士の勝手にベストセレクション
マス違い

先週初め、学会中に共同研究者との休憩室での会話のやりとり.

相手「メイトーでマスを買って下さいよ」
私 「マスは高いやろ。無理やろ。」
相手「そーですよね~。4000万位しますもんね~」
私 「いや、そんな高くないやろ。」
相手「いや、この前ちょっと調べたのですが、それ位しますよ。」
私 「何年分やねん?」
相手「えっ、・・・」
私 「5万円位で15かけたって75万円やぞ」
相手「えっ・・・」
私 「はぁ~?」
相手「もしかして、相撲のマス席のこと言ってます?」
私 「ん? 他に何のマスがある?」
相手「マスですよMS。分析に使うやつ。」
私 「えっ、質量分析のこと?」
二人:爆笑 休憩室だが白い目で少々睨まれる。
相手「それ、脳内相撲濃度高過ぎでしょ!」
私 「いや、さっき白鵬のことを話していたから・・・」
(3月場所千秋楽の日馬富士--白鵬戦の問題の立ち合いについて)

質量分析法、英語表記Mass Spectrometry、略してMS。
多くの研究者はこの手法およびこのための分析機器のこと「MS」と表記し「マス」と呼ぶ。
ある人から聞いたが、海外では「エムエス」と呼ぶことが多いらしい。

私が相撲のマス席の事を考えていたと気付いた共同研究者も、もちろん相撲好きである。
相撲好き研究者ならではの噛みあわない会話であった。

【追記】
このブログを読んでいる細かい研究者に突っ込まれたら嫌なので書いておくが、
我々はMSと言っているが、MS/MSやTOFMS(より高性能なMS)のことを話している。
価格帯から容易に推測できるであろう。
生物系なのでこの辺は大雑把なので悪しからず。

2016年04月04日ウン小話
狂ったウンチングリズム

10日ぶりに会社に来るとウンチングリズムが狂っていることに気付く。

先週1週間、自由に排便できる環境下にあったため、
今朝の通勤時間は、車の中で便意との戦いであった。

自由に排便できる環境とは、
便意をもよおせば自分の意思で自由に便所に行って排便できる状況をさす。

つまり、暫くの間、特にウンチングコアタイムである6時半~9時位の時間帯、
「ウンコしたいな」と肛門で刺激を受ければ、
ホテル、学会会場、休日は自宅で自由に排泄できる恵まれた環境だったのである。

ところが、通常生活に戻ると、このウンチングコアタイムは通勤時間真っ只中となる。

従来、ウンチングコアタイムから通勤時間を外していた私の正確なウンチングリズムが狂った結果、車の中で便意を催してしまったのである。

元に戻るまで、暫く時間がかかるであろう。

それにしても、今日は「ウンチングリズム」と「ウンチングコアタイム」など、
私がこっそり使っているウンコ用語を惜しみも無く披露してしまった。

2016年04月01日LKM博士
4月1日って最も有給休暇取得が少ない日じゃないでしょうか?

今日から新年度。
日本全国、色々な企業で人事異動あり、新入社員あり、
また、新年度の社長のあいさつ、所属部署長のあいさつがあり、
気分新たにスタートする日だと思います。

ですから、タイトルの通り、
最も有給休暇者が少ない日だと思います。

「ならば、休んでやろう!」
そして、今年度の目標は「既存の型にはまらないこと」
そういうことで、いきなり有給休暇を取りました。

そもそも、土日の仕事が多く、平日も打合せ等がやたら多い私は休暇不足。
早速4月も土日に幾つか仕事が入っております。
こういう日は共同研究先もドタバタしているので、誰にも迷惑をかけない。
休める時に休む。
何をするって訳でもありませんが。

とはいえ、朝8時ごろから自宅より、
感情無し、要件のみのメールを社内外の関係者に連発している私であります(笑)。

2016年03月31日LKM博士
ご当地おにぎり? チャーシュー山わさび(マヨネーズ)

ご当地おにぎりっぽいものがコンビニで売られていたので紹介する。

チャーシュー山わさび(マヨネーズ)おにぎりである。

160331.jpg

文字表記するにあたり、
チャーシューと山わさびの間にスペースを入れるべきか
マヨネーズを括弧付きで表現すべきか悩んだ。

山わさびは、以前に札幌在住の方と札幌で飲んだ際に、
北海道名物になりつつあると紹介されたので心に残っている。
最初はわからなかったが、食べてみるといわゆる西洋わさびである。
調理法にもよるだろうが、ご馳走になったお寿司屋さんでは普通のわさびより強烈にツーンと来た。

英語では、山わさびはホースラディッシュという。
実は、この植物は、私のような生物系・生命科学系研究者には馴染み深い。
詳しく書かないが、ホースラディッシュ由来のペルオキシダーゼは微量成分を測定する時に頻繁に使われている酵素なのである。
理系なら学生レベルでも「HRP標識二次抗体」等を目にしたことがあるだろう。
HRPこそ、Horseradish peroxidaseの短縮表現である。

小難しい話を置いておいて、
さすがにおにぎりでは「ツーン」は弱かった。
この点は物足りなさを感じるが、
おにぎり内での「ツーン」に関わる成分の変性を考慮すると、
「ツーン」の維持は相当難しい技術になると思う。
でも、チャーシューとマヨネーズとの味のバランスはよく、美味しく頂いた。
少なくとも、以前に紹介した沖縄の「ポーク玉子(油味噌)」おにぎりよりは...
参考⇒「昼飯を逸する

最後に断っておくが、このおにぎりが北海道限定かどうかなど知らない。
調べもしていない。
そういう気分で食べると価値が高くなるのでいちいち調べる必要などない。

2016年03月30日LKM博士
くさい

臭いんです。
私のシャツが。

ジンギスカンの匂いで。
脂っこい独特の匂いが・・・

昨日、二次会で酔った勢いでジンギスカンに行ってしまったのです。
魚介を愉しんだ後で、時間も午後8時台ということもあり、
予定外ですが行ってしまったのです。
日曜日(初日)にもガッツリ食べたのに。

その結果、昨日、今日と着る予定だったワイシャツが凄い匂い。
勿論、初日に着ていたワイシャツも凄い匂い。
で、急遽、二日目に着ていたワイシャツが再登場。

ところが初日の臭いワイシャツと一緒に洗濯物用の袋に入れていたので
匂いが十分に移行済み。

ひたすらクンクン匂い比較。
一番ましな二日目シャツをセレクト。
それにホテル備え付けの消臭剤をたっぷり噴霧して学会会場ナウ。

やっぱり臭いわ (T ^ T)

2016年03月29日LKM博士
今日も学会中

昨日、我々の発表は無事終了しました。

後日ご報告できると思いますが、ちょいと嬉しい話がありまして、
びっくりする位、大勢の方々が質問を浴びせに来てくれました。
今日からは気楽に過ごせます。

学会では、他の研究者の発表を聴くのは大事ですが、
共同研究者と会う機会であることも重要です。
皆さん、勝手に集合しているわけですから、
普段は電話やメールで相談している方々と、
直接顔を合わせて話すことができるのです。

ロビーにて...
昼食を食べながら...
等々

今日はそういうミーティングを幾つか用意しております。

2016年03月28日LKM博士
年度の締め

毎年、この時期は日本農芸化学会に参加します。
年度の締めとして私の体には染みついております。
当たり前ですが、毎年開催される時期が同じだからです。

日常生活のリズムというのはありますが、
年間生活のリズム(こういう言葉はたぶん存在しない)には、
こういうイベントは大事です。

そういうわけで、昨日より本年度の開催地となる札幌に来ております。

2000以上の発表がある農学系の中では最大規模の学会なので、
学生時代の知り合いや、予想していない人に出会える楽しみもあります。
もちろん、こちらに記憶がなくて挨拶されて焦ることも多いです。

もう既に、昨日ホテルのチェックイン時に懐かしい顔に会いました!

2016年03月25日大相撲関連
第17回 【大相撲溜席ペアチケットプレゼント企画】 at 2016年五月場所

今回は事務的に案内してみます。

協同乳業㈱(メイトー)では、通信販売でメイトー商品を購入された方に、
2016年の五月場所の溜席(砂被り)チケットをペアで2組プレゼント致します。

観戦日は以下の日になります。
⇒ 初日(5月8日、日曜日) 
⇒ 中日(5月15日、日曜日)

このような距離感での観戦です。
160325.jpg

応募期間:3月29日(火曜日)~4月24日(日曜日)
抽選後、当選者の方には電話でご連絡を差し上げます。

遠くて観戦は無理という方々のためにB賞も用意しております。
B賞:春日野部屋特製Tシャツのプレゼント!(2名様)
いつも通り、希望者には春日野部屋関取のサインをつけます。

詳しくは⇒ キャンペーンアドレス
(3月29日から正式に運営されます。)

スー女(相撲好き女子)をデートに誘いたい方は確実に成功する夢のチケットです。

では、ご応募お待ちしております!


過去の当選者から頂いたメールを紹介
====================================
プレミアムチケット有難うございました。

溜席から相撲観戦を楽しんで来ました。
テレビでは伝わらない関取同士がぶつかり合う音の迫力に感動しました。
溜席は直ぐに完売になってしまい購入困難なので、本当に本当に夢の様でした。
====================================

2016年03月24日大相撲関連
大相撲の幟

大相撲三月場所は十一日目を終えて、
白鵬、稀勢の里、豪栄道が1敗で並んだということで盛り上がっております。

もちろん、個人的にはそんなに盛り上がっておりません(苦笑)。
本ブログの読者の方なら、その辺りは察して下さっていると思います。
こういう時は素直に受け止め、五月場所以降の奮起に期待するしかありません。

ただ一点、猛烈に反省していることがあります。
実は、忙し過ぎて幟の発注を完全に忘れていたのです。
従いまして、今場所は、栃煌山幟は何処を探しても揚っていません。
幟は縁起物なので、成績が伸びない状況を目の当たりにし、
非常に気にしている私であります。
この事をTwitterで呟やいたのですが、
結構相撲に詳しそうな方からこんな質問を頂きました。
「幟って毎回変えているのですか?」

皆さん、そういうこと知らないのですね。まあ、私も知りませんでした。
ということで幟提供者として少し疑問にお答えします。

答えは「イエス」です。
縁起物なので毎場所新調します。
全てが非常にカラフルで綺麗なのは、新しいからなのです。
一度だけ、千代鳳の幟が使い回されているのを見たことがあります。
(私の幟チェックは厳しいので騙されません)

手元で直ぐに出て来た過去のデザインを並べてみました。
ご覧の通り、様々な配色のものを作製していることがわかります。
160324.jpg
私は、場所毎の配色と成績を比較し、縁起の良い色を把握しつつあります。
ちなみに左から2番目が、栃煌山関が大活躍した実績がある配色です。

幟は場所前から会場に揚げられており、
本場所15日間の後も、花相撲(引退相撲やトーナメント等)や巡業にも使用されるので、軽く1ヶ月位は使用されていることが殆どです。
その間、雨風および太陽光を浴びます。
その結果、それなりに傷み、確実に色あせます。
一度、本場所使用済み幟のプレゼント企画を立ち上げようとしたのですが、
汚れがありプレゼントとしての体を成していないとの意見があり諦めました。

また、幟は掲げられる本数に制限があるため、
誰でも揚げることができるものではありません。
それなりに部屋とのコネクションは必要です。
従いまして、「相撲が盛り上がっているので宣伝のために揚げてみよう」
という乗りで揚げることは難しいと思います。
純粋に応援する気持ちが部屋に伝わって初めて揚げられます。

現在は相撲人気が回復し、所狭しと揚っておりますが、
八百長問題後の暗黒時代は現在の3分の1程度しか揚っていなかったと思います。
我々はその時代も応援の気持ちを幟に込めておりました。

基本的には、贈り主が協会から場所を割り当ててもらって応援のために揚げているというスタイルです。
つまり、幟の所有者は協会や部屋や関取ではなく贈り主ということになります。
従いまして、返して欲しいと強く伝えると仕事を終えた幟は送り返されて来ます。
でも使い道がありません。

ちょっとした幟豆知識でした。

2016年03月23日LKM博士
犯人は

日曜日に購入したブロッコリーの苗が、
たった1日でこんな姿に。

160323.JPG

24時間前は当然茎の先に5~15cm程度の葉が4~5枚あった。

畑では春にブロッコリーを植える予定はないので、
自宅のプランターで気軽に栽培するつもりで購入したのに。

まだ3月中旬。
大食漢の虫は活動しておらず、虫の仕業ではないと断言できる。

一瞬、人間の悪質ないたずらかと思ってしまう位に酷い有様である。

犯人は鳥である。
目撃していないが99%以上間違いない。
周囲の他の植物も鳥害を受けている。

虫と異なり鳥は手強い。
いつ来襲するのか予想できない。
記憶力が高く、繰り返しやって来る。
私がその場にいる時は電線等から眺めていて、
去った直後に舞い降りて食べている可能性もある。
来襲時のダメージが虫の数百倍はある。
補殺できず、追い払う以外の方法がない。

時間があったら罠を仕掛けて頭脳戦で勝負してみたい存在である。

2016年03月22日LKM博士
知らぬ間に1500回突破だそうです

このブログ、知らぬ間に1500回を突破していたようです。

知っていたら何らかの企画をしていたのに... たぶん。
残念。

1500個「おなかにおいしいヨーグルト」プレゼントとか... 


はい! 嘘つきました。
勝手にそんなことしたら怒られます。


これだけの回数を重ねると、もう何回目か全くわからんのですよ。
それに1500回に大した意味も感じない。

単なる通過点!

としか書けない。
しかし、これは偉大な業績を残したスポーツ選手等が用いる常套句。

私はどこに向かっているのだろうか???

2016年03月18日LKM博士
掛川のメロンパン

火曜日は新幹線の掛川駅で降り、静岡県菊川市で講演だった。
帰り、掛川駅で新幹線は30分間待ち。
こだま号の頻度を考えるとこんなものであろう。

ウロウロしていると高級マスクメロンを販売している店を発見。
どうやら、この辺りは温室メロンを栽培し名物化しているようである。
ふと見ると、ちょっと普通と違う感じのメロンパンが置いてあった。

特別にメロンパンが好きなわけではないが、
以前に広島空港で一風変わったメロンパンを購入しブログを書いた際、
意外と反響があったことを思い出し、1つだけ購入した。
参照ブログ⇒メロンパンのメロンパン

これがそのメロンパン。
正式名称は掛川メロンパン((有)掛川アンデルセン製)。
160318-1.JPG
訳の分からんシールが貼ってある。
個人的には不要と思う。

袋を開けるとメロンの良い香り。
もちろんフレーバーだろうが、メロン感は存分に感じられる。
そして表面が赤ちゃんのほっぺたのようで非常に綺麗!
160318-2.JPG
定番の堅いお菓子のような皮ではなく、どちらかというとしっとり系。

中にはメロンクリームがたっぷりと入っておりました。
160318-3.png

普通に美味しかった!
改札出てすぐの土産物屋の隣にあるので機会があれば食べてみて下さい。

それにしても、メロンとメロンパンの関係がよくわからない。
私は、沢山あるパンの種類の中にメロンパンという一つのカテゴリーが存在するのだと理解している。
従って、チョコメロンパンのようなものが存在するのだと思う。
そう考えると、これはメロンメロンパンと称するべきではないのか?
どうでもよい事であるが、メロンパンネタも2回目となると、
少し深く考える様になる。

2016年03月17日LKM博士
東京ミッドタウンでマーキング

今日は仕事で東京ミッドタウンに来ている。
(会議が終わり、地下で執筆)

初めてで場所がわからない不安感と、
先方を待たせる訳にはいかない事情と、
ラッシュアワー恐怖症のため
少々早めに家を出て、
8時には着いていた。

早速便所探し。
初めての所では、マーキングと称しウンコをする習慣がある。

程なく便所発見。
しかし、2名が先に並んでいた。

切羽詰まってなかったので余裕を見せながら3番手に並んだ。
大便器は3部屋ある。

ふと見ると、並んでいるお二人さんは、やたらとオシャレである。
服装、靴、鞄、香水、全部何か違う。
オシャレ関連ボキャブラリーが貧弱なので文章化出来ないが、
拝島駅でウンコ順番を待っている人種と異なるのは明白。
さすが六本木!
ウンコ漏れそうなくせに、余裕すら感じる。

観察していたら、一つ、また一つと便器が空いた。

早速入るオシャレ男達。

ところがである、10秒後からはヒドかった。

バスッ、ボスッ、プー
の大合唱。

どんだけ激しくウンコするねん(驚笑)
排便マナーは私の方が圧倒的に上であった。
オシャレも排便には勝てない。

2016年03月16日LKM博士
普通の火曜日

アメリカ大統領の予備選挙に関するニュースが連日報道されている。

今週は、「ミニ・スーパーチューズデー」らしい。
5州で同時に集会や投票が行われ、
結果次第では撤退を余儀なくさせられる候補者もいるということで、
ニュースでも大々的に報道されている。

これに対して、小学生がこんなこと言っていた。

「ミニ・スーパーチューズデーって、普通のチューズデーってじゃないの?」

確かに・・・
ミニがスーパーを否定しており、
そのように捉えることができる。


視点の違いや発想の違いに、
ほのぼのと、且つ
ハッとさせられた朝であった。

2016年03月15日LKM博士
ワンちゃんのお腹の中でも生きているビフィズス菌(論文紹介)・後半

試験は至ってシンプル。
飼い犬の餌に1日1回ビフィズス菌LKM512の粉末を添加して、
散歩の途中で出るウンコを回収して、
その中に生きたLKM512が存在するのかを調べる実験であった。

シンプルであるが作業は大変である。

生きている菌を確認するには、まず新鮮ウンコが輸送されてこなければならない。
また、寒天培地で生育させる必要がある。
今回の目的はLKM512を検出することなので、
ビフィズス菌を選択的に生育させる培地を使う。
つまり、ビフィズス菌以外の細菌が苦手とする成分や
ビフィズス菌しか利用できない栄養が入っている培地である。

そこに回収したウンコを希釈して塗抹すると、
生きている菌は増殖しコロニー(集落)を形成し、
我々の眼で観察できるようになる。

これが、ビフィズス菌選択寒天培地上に生育したコロニーである。

160315-1.png

白いツブツブは、全て元は一つの菌であったコロニーである。
この一つ一つを純粋培養し、保管し(実験途中で死んだらいけないので)、次の作業に入る。
次は、生育したコロニーがビフィズス菌の中のラクティス(学名:Bifidobacterium animalis subsp. lactis)という菌種か否かを遺伝子を使って調べた。
(ビフィズス菌の仲間は30種類以上存在する)。

そして、ラクティスと判定された菌株を、LKM512と同じかを調べた。
その方法を詳細に書くと難しいブログになるので、
超簡易的に書くと、細菌版DNA鑑定をしたってことでたぶん良いと思われる。
全てのコロニーから抽出したDNAに対して全く同じ処理をして、
最終的に同じパターンになればLKM512と判定できる手法である。
その結果の一部がこれである。

160315-2.jpg

見事にウンコ分離菌の中にLKM512と全く同じ菌株が多量に検出された!

カウントすると、投与したのは1日100億個程度
投与後のウンコの中には1000億個以上検出され、
おなかの中で増殖していることも確認できた。

ワンちゃんを飼育されておられる皆さま、
試す価値ありですよ!

2016年03月14日LKM博士
ワンちゃんのお腹の中でも生きているビフィズス菌(論文紹介)・前半

一般の方を対象に講演をすると、
「ビフィズス菌LKM512はイヌやネコにも効くのですか?」
という質問を受ける時がある。

「主人は別にいいのだけど、うちのワンちゃんには長生きして欲しいのよ~」
よくあるパターンである...(笑)。

そういう方々のために密かにやっていた研究成果が論文になったので紹介する。
ビフィズス菌LKM512がきっちりイヌの腸に生きて届くのかを調べた論文である。

160314.png

最新ニュースの様に書いているが、
実は昨年末にBeneficial Microbeというヨーロッパのジャーナルに掲載されている。
(私の脳ミソは、論文が受理された時点で過去のものとなり、次のことしか考えていないため、どうしても忘れてしまうのである。)

私が知る限り、
『史上初のヒト・ペット(イヌ)共通のプロバイオティクス』
と言って良いと思う。
つまり、飼い主が食べているものを側でジーッと欲しそうに眺めているワンちゃんに与えて、実際に生きて腸まで届くことが証明できたのである。

イヌやネコを対象にする場合、
背景にある根本的な問題は胃酸の強さである。
彼らは、食肉目に属し、生態系の頂点に君臨する肉食動物である。
(意外に思うかもしれないが、イヌ科もネコ科も同じ食肉目に属する。ちなみに、クマ科やアザラシ科等もここに属する。)
獲物を捕獲し、肉や骨を食べ、
(噛む行為は呑みこめるサイズにする程度で殆ど丸飲み状態)
胃酸で比較的長い時間をかけて消化し易く処理するようである。
つまり、胃酸が強く、胃内での食物の滞在時間も長いのである。

従って、「生きて腸に届く」を実践するには、
ヒトの胃内をなんとか生きて通過する程度のプロバイオティクスでは非常に厳しい。

ビフィズス菌LKM512の耐酸性には自信があり、
やってみる価値はあると思ったので、
動物病院(おおにし動物病院,長野県安曇野市)の先生に協力して頂き、
ウンコ菌培養の訓練も兼ねて助手A♂にやらせてみた。

つづく

2016年03月11日大相撲関連
2016年大相撲三月場所が始まります


2016年大相撲三月場所が日曜日から始まります!


激務のため、大相撲への意識が少々希薄になりがちな三月ですが、
毎年学会シーズンと重なるわけで、そういう意味で忘れません。


「綱取り場所」、「いやいや違うだろう」
と意見が分かれている琴奨菊の綱取りですが、
そういう心配は必要なくなる結果になると予想しております。
おそらく、先場所から今場所まで、祝賀会やイベント多数で、
まともに調整できていないでしょうから。
カド番大関達もどんな調子なのか少々気になります。


全く場所前情報を持っておりませんので、
ニュートラルな気持ちで初日、二日目の相撲をみてみたいと思います。


それから、
あまり相撲に興味の無い方も、是非、新入幕の明瀬山を見て下さい。
あの肉体は一見の価値ありですから(笑)
私が初めて相撲観戦に人を連れて行く場合、
必ず見てもらいたい力士の一人に登録し、紹介してきた力士です。
今場所は午後4時過ぎに登場するはずです。


先日、このお二人さんはメイトーのなめらかプリンを
「めちゃくちゃうまいッス」×2
と激賞してくれましたので、
今場所はヨーグルトに加えて、「なめらかプリン」も差し入れしております。


160311.JPG


この後、「あ~ん」があったかどうかは秘密です。


初日取組が発表されました。
栃煌山vs 日馬富士
栃ノ心 vs 照ノ富士
碧山 vs 嘉風


では、大相撲ファンの皆様、15日間、楽しみましょう!

2016年03月10日LKM博士
タイ王国視察団ご来場

本日の午前中、タイ工業省傘下のタイ国立食品研究所の皆様が
協同乳業㈱の東京工場へ見学に来られました。

どういう経緯かよくわからないのですが、
私に講演しろという命令が。

一昨日位まで、あまり真剣に考えていなかったのですが、
それに関する連絡文書をちゃんと読むと、
タイ大使館の方や、東京都の職員の方々も同行されるということ。
おそらく、タイのエリートの皆様御一行と推測できました。

図式としては国対国に近いのではないか???

まずい。
通訳の方が同行されているということだが、
その方に頼むということは、
日本の企業研究員は英語も喋られないと思われるのではないか。
(勝手に日本代表な気分)
そもそも、講演には必ずジョークを入れる主義なので、
間が大切であり、通訳を介するわけにはいかないのであります。

昨日、送別会で飲み放題のまずい日本酒熱燗を飲み過ぎたので、
なんだか朝から頭が痛い中、
10時頃まで必死のパッチで準備しました。

結果的には無事終了!
ウンコネタで笑いもきっちり頂きました!
自己採点では70点くらいでしょうか。

最後にサプライズでプレゼントを頂きました!
160310-1.JPG

タイ国立食品研究所のロゴ入りの
(ロゴがある時点でレベルの高い研究所だとわかる)
立派な手帳と名刺入れと携帯電話等のポータブルバッテリーです。

手帳と名刺入れは、
私が持っている物より圧倒的に良いものです!
ポータブルバッテリーは持っていませんでした。
iPadの電池が切れた時に重宝しそうです。

コープクン マーク クラッ

2016年03月09日ウン小話
ウンコをどう運ぶ

ある方から問い合わせがあった。
ウンコ試料の運び方についてである。

標高の高い山中から、ある野生生物のウンコを運びたいようである。
(問題があったらいけないので詳細は書かない。悪しからず)

一点、厳しい条件が付いている。
ウンコを冷蔵あるいは冷凍保存することができない環境ということである。
日帰りなら保冷剤を使えば良いと思ったが、
どうやら何日も宿泊してサンプリングをするような雰囲気。
その山小屋では電気が通っていないのかもしれない。
そもそもテント生活かもしれない。
とにかく、冷蔵庫は存在しない環境のようである。

ウンコはナマモノである。
従って、要冷蔵品あるいは要冷凍品といえる。
実験目的にもよるが、この先生の目的から判断すると、
素早く低温下で保存し、ウンコが傷まないようにしなくてはならない。
厳しい。

「色々な経験をお持ちでしょうから助けて下さい」
ということ。

普通の人より経験があるが、こんなウンコにとって過酷な環境は未経験である。

真剣に考えて色々とアイデアは送っておいた。

ただ、
「ウンコの運び方を質問される俺って、何者なん?」
という思いが強く残っている。

2016年03月08日野菜作り
タイミングは大事

わかっていたことであるが、
何をするにしてもタイミングは大事である。
最近特にそう思う。

一生懸命に努力していても、
タイミングだけで残念な結果になっている事例は多々目にする。

しかし、大概の場合、残念な結果になった本人はその点を理解していない。
タイミングを見切る受容体が欠如しているのであろうか。


ちなみに、ニンジンの種まきタイミングが10日程ずれただけで(栽培4~5ヶ月)、
全く同じ土壌(10cmと離れていない)にも関わらず、
これだけの差が出る場合もある。

160308.JPG

左が手抜きタイミング、右が通常タイミング

昨年、発芽までの水やり(10日間前後毎日なのでしんどい)を手抜きするため、
半数のニンジンの種を梅雨の最後の時期に播いた。
残り半分は10日前後遅れで、従来通りのタイミングで播いた。
その結果、ご覧の通り、前者は見事に撃沈した。
約40本、全てが表面にブツブツが出て撃沈である。

タイミングは大事である。
そして、手抜きに依存するベストタイミングの喪失は、
高い確率で残念な結果が待っている。

2016年03月07日LKM博士
小さな研究会

この土日は2日共に講演を頼まれていた。
働き者な私である。

昨日からは小さな研究会に招待され名古屋に来ている。
日本運動免疫研究会である。
失礼を承知で書くが、声をかけられるまで存在を知らなかった。

行ってみれば、少人数でディープにディスカッションする
私好みの研究会であった。
発表に対し偉い先生が交代で2つ3つ発言して、
淡々と進行して行く大きな学会とは全く違い若手も含め自由に発言できる雰囲気がよい。
懇親会も参加し、二次会も誘われるままに参加した。
5時間以上、研究のことでずっと会話が弾んだ。
もちろんウンコも登場する。

参加者、ほぼ全員の方とお話しでき、
興味深いことが多く、かなり良い出会いであったと確信している。

面白いのはこのロゴマーク。

160307.JPG

ハードルの様なものを飛び越えているヒト。

この躍動するヒトは「運動」を表現しているのだろう。
ハードルの様なものは何か?
Y字型をしている。
これはほぼ間違いなく「免疫」の象徴である抗体であろう。

長いH鎖と短いL鎖が存在し、
それらの鎖がジスルフィド結合(SS結合)している。
文字が崩れているが、多分これはSという文字であろう。
抗体は、ウィルスなど異物(抗原)と結合して、
それらを退治するのに重要な役割を担うが、
一番下の三角は、その異物を表していると考えられる。

2016年03月04日
啓蟄(2016年版 1日早いけど)  ―怒りのキアゲハで祝いましょ―

早いもので2016年も明日(3月5日)が啓蟄である。
啓蟄とは、冬眠していた生き物が目覚めるという意を持つ、
二十四節気の一つである。

これに合わせるかのように気温が上がり始めた。
昨晩のNHKニュースによると、冬将軍はもう見納めになる可能性が高いらしい。

今年の啓蟄は昨年ちょっかいを出して怒らせたキアゲハの写真をどうぞ!

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もちろん幼虫である。
鳥粉状幼虫を経て、グロテスクになったばかりの幼虫である。
現在はサナギで春を待っている個体の幼虫時代の写真である。

ツンツンと指で突くと
突かれている方向に体をぶつけてくるように角を出して威嚇してくる。
この角は、何もない状態から突如ニョキニョキっと出現するので、
知識を持っていなければ驚くことであろう。

専門用語ではこの角を肉角という。
見せかけ(視覚的防御)だけではない。
同時に臭いを放出して威嚇して来る。
これは、アゲハ類の幼虫に共通した攻撃(防御というべき?)法で、
このニオイは食べている植物がベースとなっている。
キアゲハの場合、セリ科の植物を偏食するので、
パセリの濃縮液をベースにした刺激臭とでもいえばよいか...。

ただ、臭いの質としては耐えられないものではない。
便所の芳香剤を鼻先10cmに近付けて匂った時に受ける刺激
というのが、私がこの臭いを知らない人に対してできる精一杯の表現である。
自分で確認してもらいたい。
天敵の鳥などに咥えられた時には効果を発揮することであろう。

今年は久しぶりにカマキリでも飼おうかな~

2016年03月03日LKM博士
ほんの気持ちを頂きました!

タイトルのままです。
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心が和みました!

2016年03月02日LKM博士
やっぱり見えない部分が大事

今春、紅梅の盆栽には7~8輪程の花しか咲かなかった。

こうなるのは覚悟していた。
梅は昨年の春から夏にかけて伸びた枝にしか花芽をつけないからである。
つまり、昨年の春に枝が殆ど伸びない現象が発生していたのである。
この写真を見て頂きたい。
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花芽がついているのが、枝先のみで、その箇所の枝が緑色をしているのがわかるだろうか?
昨年伸びた枝は緑色で、それ以前の古いものは茶色になる。
悲しいことに、昨年は1cm程度しか伸びていないことがわかる。
左側など数mmである。
通常は10cm以上伸びるので、異常事態である。

最初は肥料を疑ったが、与えても解決しなかった。
虫もいない。
カビのような病気もない。
それなりに観察していたが原因がわからなかった。
老木でもう寿命なのか? と諦め始めていた。
この週末までは。

そこで花はまだ咲いていたが、ダメ元で植木鉢から引っこ抜いてみた。
驚くほどに根が張っており、植木鉢の土が根にくっついたままスポンと抜けた。
直観的に、原因は伸びまくった根だとわかった。
苦しそうであった。
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後で調べて分かったが、明らかに根が伸び過ぎで、梅盆栽では基本的なことであった。

根は水と栄養を吸い上げる大切な器官である。
私の研究対象の一つである腸と役割は酷似している。
とても大切な器官である。
見える部分のみから原因を探し、根まで気が回らなかったことに反省あるのみ。

根を整えた。
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あとは、結果を待つのみである。

2016年03月01日LKM博士
1日1単語

いつまで経っても英語論文を読むのはしんどい。

でも、読むスピードは約20年間、大学で研究室に所属したばかりの頃と比べると
恐ろしい程に早くなっている。
(早くなっていなかったら逆に恐ろしいことであるが。)

同じ論文を読むことはないので
論文読解スピードを正確に定量化し比較するのは難しいが、
20年前に1週間かかっていた量が今では2時間かからないだろう。
専門分野だと1時間もかからない。

基本的に、科学英語論文の場合、文法が難しくて理解できないことは殆どない。
一定レベル以上のジャーナルは、
審査や編集過程を経ているので、文法的におかしな文章はない。
つまり、単語がわからないことが最大の要因といえる。
従って、単語を如何に覚えるかがキーとなる。

私の実施している作戦は1日1単語を覚えること。
その論文中にはその単語が数回は登場して来るだろう。
1単語を覚えれば、1報を読み終わるのに30秒×3回とすると1~2分は短縮できる。
そして、同分野の論文だと、別の論文を読む時のその単語との再会率は極めて高い。

これを繰り返せばよい。
いや、繰り返すしかない。

40歳過ぎても英単語を覚えねばならないってしんどい仕事でしょ?
いや、自分の進化が感じられる素敵な仕事と考えよう。

2016年02月29日LKM博士
なだれ(書類崩)

今朝出社すると、週末に書類崩が発生したようで、
デスクの周囲は書類が散乱していた。
何者かに荒らされたかのように。

「書類崩」と書いて「なだれ」と読む。
発生場所はオフィスである。
もちろん、私が適当に造った言葉でこんな言葉は存在しない。

私はペーパーレスに拘っている方である。
そのため論文もPDFファイルで読む。
大事な箇所に蛍光ペンで印を付けるような作業も、
PDFのラインを引く機能を用いて印を付けている。
印刷するのは、出張時の移動中に読むもののみ。
書類も提出するもの以外は印刷しない。

しかし、周囲から渡される書類は防ぎようがない。
シュレッター処理をせねばならない書類が多数のため、
自然と溜まってくる。

デスクでは、PCを中心に、左右に1つずつ標高25cm程度の山がそびえ立っている。
左の山はデスクから手前に溢れ出し、引っ張り出した可動キャビネットが山を支え、
その上に更に書類が堆積し新たな山が形成されている。
さらに、その横で隣人の書類の山が大きくなり始めている。
従って、合計3つの山からなる連峰が形成されており、
他人を寄せ付けない。

見かけは良くないが、
何処に何があるかを把握しているので、仕事は非常にはかどる。
本当は写真で紹介したいが機密事項が多いため止めておく。

今朝、床に落ちていた書類は20部程度。
とりあえず、5部捨てた。

2016年02月26日LKM博士の勝手にベストセレクション
ウン小話50  ―俺の顔で糞は拭けん―

板橋本部で会議。
その前に1階のウォッシュレットでちょっくら排便。

快便~
洗浄~
(あそこのウォッシュレットのムーブ洗浄機能がなかなか素晴らしい)

そして拭こうと思ったら・・・

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俺の似顔絵入りトイレットペーパー!!!

4、5年前に作ったものの余りでしょう。

この顔が自分に似ているとは思わないが、
そういう設定である以上、これは私であるわけで、
拭くことをためらう私の手や腕。
自分の顔で拭くのは嫌なものです。

とりあえず、ブログネタにはできるので撮影し、しばらく考えた。

「そうやっ」と、予備トイレットペーパーを探したら、
それらも全て私の似顔絵入り...。
何個余らしてるねんっ!

顔は直接肛門に当たらないよう裏側配置で使用したが、
ウンコに混ざって流れていく姿は辛かった。

そして、LKM博士は、人類史上殆どいないトイレットペーパーの気持ちを理解できる人間になりましたとさ。

おしまい

2016年02月25日LKM博士
鹿児島で遭遇

先週末は講演で鹿児島出張だった。
日曜日、講演を終え、
鹿児島中央駅内で遅めの昼飯に地鶏料理をご馳走になり、
空港行きリムジンバス乗り場に向かっている時である。

駅前の広場でイベントが行われていた。
九州新幹線を利用して関西への観光をアピールするイベントのようである。

私には関係ない事なので足早に通り過ぎようとした時、
20 m程先に、なにやら見覚えのある顔が・・・

あれは???

近付いてみた。
間違いない。
しかまろである。
動いている姿は初めて見た。

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話の途中であるが、私の過去のブログをみて頂きたい。
「せんとくんが減っている気がする」

ここに書いた通り、「せんとくん」ファンの私はこのしかまろが気に食わないのである。
正式には「しかまろくん」であるが、個人的に気に食わないので本ブログでは「しかまろ」と呼び捨てで書く。

横にミス奈良のたすきを掛けた女性がいて、
「奈良市のしかまろくんで~す」
と笑顔でアピールしている。

気が付くと、私はミス奈良に話しかけていた。
最初、しかまろとのツーショット写真を撮りに来たと誤解され、少し恥ずかしかった。

私「私、奈良県出身なんやけど・・・(略)」
ミス「え~っ!(略) じゃあ、しかまろくんご存知ですよね?」
私「知っているけどよく知らん。そもそも...(せんとくんとの関係を聞く)」

謎が解けた。
しかまろは奈良市観光協会のマスコットキャラクター
せんとくんは奈良県のマスコットキャラクター
ということらしい。

おそらく、せんとくんは役所の縛り等があって自由に使えないのだろう。
あるいは使用料が高いのかもしれない。
せんとくんがしかまろより劣勢になっているのは完全に大人の事情ではないか!

以上、鹿児島より奈良関連のニュースでした。

勝手に奈良県観光大使より

2016年02月24日LKM博士
栃ノ心関が笑顔で食べているのはホームランバーNEO

栃ノ心関が笑顔で食べているのは、
ホームランバーNEOシリーズの「濃厚バニラ」

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ちゃんこ後のデザートです。
異様に小さく見えますが、定番の小さいホームランバーより大きいサイズです。

「おいしいですね~」
と文字にすると極めて普通のコメント(笑)
力士はグルメレポーターではありません。

本当に美味しいので紹介しておきます。

バー(棒付き)アイスにはめったにないアイスクリーム規格。
すなわち濃厚でリッチな味わい。
いわゆるフレーバーではなく、本物バニラビーンズを使い、
隠し味には岩塩を!

ミニストップ
サークルKサンクス
で販売していると聞いております。

是非、ご賞味下さい!

それにしても、ニシノ君はさすがである。
わざわざ関取にポーズをとってもらって撮影し、
「オッケーです!」
とか言って満足気な顔をしていたくせに、
見事なピンボケ写真 
ヽ(`д´)ノナンデヤネン

この写真じゃわからないでしょうから、最後にアップの写真載せておきます。
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2016年02月23日LKM博士
今までなんてもったいないことを

学会等で、大学や他社の研究員が
「飛行機使う出張は飛行機パックでしないといけない」
と聞いておりました。

他人事ながら何か面倒くさそうだなと思っていたのですが、
先日、たまたまweb上でクリックする場所を間違えて
その値段の違いに愕然としました。

飛行機片道分の正規料金で、飛行機往復+宿泊代が払える値段じゃないですか!
Σ(゚〇゚;)ェエエ工

全く理解できん・・・

おそらく航空会社とホテルあるいはホテル予約ネットサービスとが連携することで
互いに利益が得られるため格安価格が可能になるのでしょうが...

もちろん、便の変更ができない。
あるいは通常より早い時期からキャンセル費が生じるなどのリスクもあります。
従って、社員の多くは試作等で時間が読めない出張が殆どなので飛行機パックは使えません。
でも私の場合は、時間が読める出張が殆どなので問題ありません。

しかも、飛行機とホテル、別々に2回予約する手間も1回で済む。

私の旅費交通費って、それなりの額になっていると思うのです。
遠方の際は、飛行機パック使えば、確実に半額以下に減らせます。
軽く年間ウン十万円は経費削減できることでしょう。
その分、研究費に回すことができれば、こんな素晴らしいことはありません。

2016年02月22日大相撲関連
春日野部屋稽古見学&ちゃんこツアー報告(後半)

稽古の後は、もう一つの目玉企画のちゃんこです!

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鶏つみれの塩ちゃんこです。
他に麻婆豆腐と豚肉の卵とじ!
後者は、もしかしたら鶏肉だったかもしれません。
ちゃんこが美味過ぎて、そればかりが脳裏に残っており記憶が定かでない...

各テーブルに親方衆が付いて下さって、
それなりにディープな楽しい会話があったようです。

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左手前:三保ヶ関親方(元栃栄)、中央下:竹縄親方(元関脇栃乃洋)、中央:岩友親方(元木村山)

ちゃんこの時は、幕下以下の力士がまわし姿のまま側に立って世話(おかわり等)をしてくれます。
これは余りにも日常とかけ離れた環境であり、皆さん、緊張されていましたが、
徐々に慣れてきて、後半は会話が盛り上がっている様子でした。

最後は、春日野部屋さんのご厚意で、
はすまる氏直筆の栃煌山似顔絵とオーザン関のサインのコラボ色紙
2枚頂き、ジャンケンの勝者にプレゼント。

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はすまるさんのことは過去に少し紹介しましたのでご参考まで
⇒『どすこいダイアリー』読了

初めての企画だったので至らぬ箇所もあったと思いますが、
ツアー後に参加者から頂きました感想を読ませて頂く限り、
相当満足されていたようなので、
社交辞令分をマイナスしても合格点でしょ。

個人的には、オーザン関に
「携帯電話、まだ持ってないのですか?」
と言われたのが残っています。
そこ、印象に残ってるんや(笑)

2016年02月19日大相撲関連
春日野部屋稽古見学&ちゃんこツアー報告(前半)

新企画として春日野部屋さんにお願いして実現した稽古見学&ちゃんこツアーを、
2月13日(土曜)に実施致しました。

メイトー商品を500円以上買って応募して頂き、
ガチンコ抽選で当選した20名の方をお連れする企画。
当然、参加される皆様は会ったこともない方々ですから、
きっちりとルールを守って見学して頂けるのか少々不安でした。

しかし、スーパー、コンビニで露出が少ないメイトー商品を探して応募されて来た方々です。
基本的テンションが違いました!

通常、こういう企画は適当に応募してくる方が多いようなのですが、
(溜席チケットプレゼントですらキャンセルが出ることがある 怒)
この企画は誰一人としてキャンセルはなく100%の参加率。

当然、遅刻者ゼロ。
なんと、長野県松本市や兵庫県姫路市から前泊で参加された方々も。 
(◎。◎)!

この企画が如何に魅力的であるかということがわかるでしょう!
(自分で褒めるしかない)

8時過ぎから見学です。

このように、厳粛な雰囲気の中、見学させて頂きました。
参加者の皆様もその緊張感に圧倒されたのではないでしょうか?
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20分程すると、お薦めポイントとして紹介した幕下の申し合い稽古の時間です。
栃飛龍 vs. 栃丸
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先場所の幕下優勝決定戦(トーナメント2回戦)の再現です。
写真はこの日に稽古見学に来られていた春日野部屋専属カメラマンのtomoyo⇝ŁØνЁ⇝ʚɞ (@paozousanpao)さまから提供して頂きました。

そしていよいよ関取衆が土俵上に登場。
いつも思うことがあります。そして見学者の方々も思ったことでしょう。
「大きい...」

ぶつかり稽古で胸を出す栃ノ心関
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同じく栃煌山関
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濃密な時間が過ぎ、次は関取衆3人との記念撮影
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これも、このツアーに参加しないと撮れない貴重なショットです。

次はちゃんこタイムと濃密なツアーなのですが、報告は次回にします。

2016年02月18日野菜作り
野菜を売って下さい???

仕事でちょっと無理をお願いした方に、感謝の気持ちを込めて、
その日の朝に収穫した野菜を差し上げる時があります。

私も極力おいしく食べて頂けるように、
畑から会社までの温度管理も気を付けておりますので、
スーパーの店頭品との味の違いは野菜が好きな方にはわかって頂けます。

思わぬメリットもありまして、
ミーティングの時に、野菜目当てで西多摩郡日の出町まで足を運んでくれる方もいます。
私が都心に出かける移動時間と交通費を、食べきれない野菜で稼げるわけです。

そんな中、ある方の奥様が私の野菜にはまったようです。
すごく真面目な声の電話の内容は、
「仕事と関係なくて恐縮なのですが、お作りになっている野菜を売って頂けないでしょうか?」
ハアーッ(笑)
「いや~、それは無理ですわ~  趣味の範囲で作っているので・・・」

というようなことがありました。

それに、私の野菜が美味しいのは、出荷等に追われているわけでないので、
ベストな状態のものを収穫し、
しかも朝に収穫し(光合成が始まると味が落ちると感じている)、
その日の内に手渡ししているからです。
宅配便を使って1日経つと味は落ちます。

2016年02月17日LKM博士
イカの寿司はわさびがツーンと来るのは脂質含量が関与?

昨日の「イカの寿司だけわさびがツーンと来る」って話。

幾つかご意見頂きました。
少なくとも、この現象は私だけはないようです。

そのメカニズムまで説明してくれたのは、
ブログ番人(私のブログの中身を厳しくチェックする社員)7人衆の1人、
トモミさんでした。

ちなみに、彼女は5年程前に「脳ミソ筋肉女子」としてこのブログに登場、そして腹筋系ネタを寄稿しています。
脳ミソ筋肉女子
「何事も、継続は力なり」

トモミさんの意見では、
イカは脂分が少ないのでわさびが効くらしい。
脂がのったネタは脂でワサビの刺激成分が中和されるらしい。
脂が少ないタコや蒸しエビも同様であるというわけです。
確かに、蒸しエビもイカほどじゃないが、ツーンと来る。

脳ミソ筋肉系とは思えない無駄なく説得力のある説明。
正しい気がしますが、研究者としては、さすがに実験しないと納得できません。

さて、イカなる実験系で証明するか?

イカを5切れ(等量)と同量のわさびを準備する。
極力味のない油を、例えばサラダ油を各イカに0、1、2、3および4滴垂らして表面に塗る。
わさびを乗せて食べてツーンの度合いを確認するのが最もシンプルで正確ですかね。
濃度依存的にツーンが減ったら、この説はほぼ正しいということです。

この方法は、表面が油でコーティングされているので脂含量とは少し異なる意味合いがあるかもしれません。
その場合は、わさびとサラダ油を添加してイカを磨り潰し、
同様の試験をする必要があるでしょう。

その後は、
わさびの刺激物質が油とどのように反応しているか(付着等物理的メカニズム)
あるいは、ヒトの舌の細胞との反応メカニズムを調べないといけませんが、
それは、上記実験がうまくいってからでしょう。

さて、誰が実験するねん?

2016年02月16日LKM博士
イカの寿司だけわさびがツーンと来ませんか?

たまには私から質問してみようと思う。

ず~っと謎だったことを投げかけてみる。

「イカの寿司だけわさびがツーンと来ませんか?」

私は寿司が大好きで、回転ずしを中心に時々食べに行くが、
イカだけわさびが強烈にツーンと来る。
わさびの量を他のネタと比べても変わらない。

経験的にだが、刺身ではならない。
イカの握り寿司だけというのも謎である。

何かイカ特有の化学物質が関連しているような気がするが、
それ以前に、同現象が起こる方が私の他にいるのかを知りたい。

イカがでしょうか?

2016年02月15日LKM博士
俺の梅、開花2016

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私の梅盆栽、今年も細々と咲きました。
暖冬だと思っていたので正月明けには咲くと予想していたところで大雪。
そして続いた寒波。
結果的には例年より遅く開花しました。

白梅は2/8に一輪目が咲いて、今朝の時点で八分咲きというところでしょう。

余りにも枝と花のバランスが悪いので、今年は花のアップを載せます。

紅梅は昨日、一輪目が咲きました。
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ん~ やっぱり梅は趣深い!

春は間もなくやって来ます。

2016年02月12日ウン小話
ウン小話49

今日は助手KY(※)から試験用にウンコ提出を求められていた。
※毎回コメントするが、私がいじめてKY(空気読めない)と書いている訳ではない。本名のイニシャルである。

しかし、祝日を挟んだこともあり、この件については完全に忘れていた。
しかも、今朝は普段以上に便意を催し、自宅でも通勤中のコンビニでも排便。
午前8:40の時点で、既に3回の排便、しかも量も多かった。
普段は気合で出すことができる私も、今日はもう無理な気がする。

研究所に着き、便回収用の保冷箱が設置されているのを見て思い出し、
助手KYに上記のことを伝えると、
かなり残念そうな様子。

助手KY曰く、
「私のウンコはいつも理想通りの素晴らしい結果が出る」
らしい。

それは製造者の心が綺麗だからでしょう。

「悪い結果が出るウンコもあるの?」
と質問すると
「○○さんの・・・」

なるほど・・・

おしまい

2016年02月10日LKM博士
ジャズで検索してみたら・・・

昨日のつづき
(論文執筆等をしている時にBGMジャズに変えたら調子良かったって話)

昨日、電車で移動中に、ちょいと興味本位で、
文献検索用データベースPubMedで検索してみました。
PubMedは、我々が普通に仕事に使うデータベースです。

キーワードは
Learning(学習) と Jazz(ジャズ)

驚いたことに、このキーワードで検索して24の論文がヒットしてきました。


Memory(記憶) と Jazz(ジャズ)

⇒15件

ジャズで学習記憶力が上がったという論文はなさそうですが、
ジャズミュージシャンと他のジャンルの音楽家(クラシックやフォーク等)を比較して、
ジャスミュージシャンは他のジャンルの方々よりクリエイティブであるという論文がありました。
(慣れない英単語が多く専門外なので、これ以上は解説不能)

ジャズに何らかのパワーがあるかもしれません。

2016年02月09日LKM博士
論文執筆 with ジャズ


モーツァルト効果という言葉を一度は聞いたことがあるだろう。

「モーツァルトの曲を聴くと頭が良くなる」みたいな学説である。
1990年代前半に米国の学者が発表した説であるが、
「モーツァルトの曲でなくても同じ効果がある」
「効果全くなし」
等、色々議論されており科学的見地からは論争中と評すのが適切であろう。

最近は、「この音楽を聞けば頭脳明晰」みたいな商売に利用されていることも多く、
胡散臭ささえ感じるが...。

ただ、音楽が脳に影響を与えていることはほぼ間違いなく、
「頭が悪くなった」という話は聞かないので、
自宅で論文執筆中にモーツァルトの曲をBGMとして流すことは多い。
苦しい作業のため、良いと思うことは何でも試してしまう性である。

効果は・・・、何年間もやってきたが正直よくわからない。

バッハの方が調子良いような気もする。
ショパンはダメ。執筆が進まないことが多い。

ふと、「クラッシックが良いと信じ込んでいたが他の音楽は?」と頭をよぎった。
そこで、先日から、ジャズを試すことにした。
ジャズのCDなんて持っていなかったので、
中古品の店でベスト・ジャズ100というようなCDを買ってお試し。

1週間試したが、やはり、執筆に与える効果を感覚として感じることはない。
気が付くと、約70分のCDが止まっていることが多かったので、
集中していたことだけは確かである。
でも、これはクラッシックでも時々発生する現象であり、
ジャズの効果と判断するには時期尚早である。

ただ、仕上がった作品(私は論文等を科学者の作品と思っている)のデキは、
なかなか素晴らしいものであった。
もちろん、自画自賛で客観性に欠ける。

ところが、これを読んだある有名大学の教授が絶賛してくれた。

ジャズ、意外と私のウンコ色の脳ミソには効くのかもしれない。

2016年02月08日LKM博士
コーヒーパワー

完成させなきゃならない書類があり、
昨日は午前3時ごろまで作業をしていました。

さすがに眠くなるので夜中12時頃にコーヒーを飲みました。

そしたら効果覿面、目がパッチリ!!!
午前3時まで睡魔が襲って来ることはなかったです。

カフェインパワーってこんなに凄いの???

実は、私、普段はコーヒーを飲まないのです。
自ら飲むことは皆無です。
打合せ時など、受動的に飲むときはありますが
(出しても頂いて口をつけないので感じ悪いので)、
年間10回前後でしょうか。
多くとも15回程度と思います。

ですから、カフェインに対する耐性が体に殆どなく、
劇的に効いたのだと推測しております。

こういう時のために、
ノーコーヒー生活は続けて行こうと思います。

ただ、副作用はあるようです。
いま、猛烈に眠いっす(午後2時現在)

2016年02月05日ウン小話
発表! 2015年 年間ウンコ回数

最初に、恒例行事にも関わらず、発表が遅れましたことをお詫び致します。
昨年は、1ヶ月毎に集計をしないスタイルで実施したため、
集計作業が億劫になってしまいました。
何故、1ヶ月毎の集計をしなかったかと説明しますと、
目標がLKM512にちなんで「512回ジャスト」と設定されている以上、
途中で回数を認識してしまうことにより、
深層心理で回数調整してしまうバイアス(※)がかかることを排除したかったからです。
(バイアスについては文末で説明)

では、発表します!

ジャ――――ン

501回!!!
・・・
どう反応してよいかわかりませんが、目標回数には11回足りません。
全然足りないようにも感じますが、
毎月、あと1回ずつウンコしていれば512回になる値です。

過去の記録と比較してもやや少ない値です。
なんとなく、400回台にはなりたくないので良かったと思います。

2009年 509回
2010年 533回
2011年 508回
2012年 500回
2013年 536回
2014年 512回(奇跡の目標達成)

2015年の月間ウンコ回数をグラフ化してみました。

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年末に伸びなかったですね~
12月は忘年会を連発し、飲んで食べる私の場合、回数が多くなる傾向が高いのですが、
昨年は忙しくて断っていたのが影響していると思います。

以上、2015年のウンコ回数でした。

※バイアス:偏りや歪みと訳され、研究を行う場合にも考慮しなくてはならない要因.
たとえば、心理学の世界などでは「多数派同調バイアス」というものがあり、
とりあえず周囲の大勢にあわせようとする心理状態を指します。
今回の場合、目標設定による心理的影響を示し、
目標値より少ないペースとわかってしまうと、低レベルの便意でも
「とりあえず刻んで出しておくか」
と無意識に排便してしまうことを排除する目的がありました。

2016年02月04日LKM博士
ついに明けた

昨日は節分、今日は立春。


つまり、やっと私の厄年が後厄を含めて完全終結したのです!!!


前厄も含め、この3年間、じ~っと耐えておりました。
腹立たしいことも沢山起こりましたが、騒がす静かに耐えておりました。
全て「厄年なので」という理由のみで、自らブレーキをかけておりました。
慎重に、慎重に過ごしてきました。
病気も事故もしなかったのは、そのお蔭だと思っております。


今日からは違います。


「元気な、そして積極的な私に戻ります!」宣言

2016年02月03日助手A
溜まるブラックサンダー


部下にブラックサンダー好きがいる。
ダイエットを諦めた助手A♀である。

助手A♀のダイエット企画は本ブログの1カテゴリーとなっておりますのでご笑覧下さい。
助手A♀のダイエット 

ブラックサンダーとは有楽製菓が製造しているチョコレートのお菓子である。
ウィキペディアによると1994年発売開始なので、
55周年を超えたメイトーのホームランバーと比べるとそれ程でもないが、
メイトーなめらかプリン(1999年発売)より長く、かなりのロングセラーである。
多くの消費者に支持されていることがわかる。

しかし私は食べたことがなかった。
5日前まで。

理由は簡単。甘いものが好きでない。
ブラックサンダーも豊橋で講演した際、地元の方がやたらと薦めてきたが、
完全無視した記憶がある。
工場があるからといって、何故、薦めてくるのかすら理解できなかった。
しかし、このブログを書くに当たり少し調べると、人気のあるお菓子であり、
豊橋の方が(少なくともその方が)誇りに思っているのは理解できた。

他人様から頂いても(助手A♀がくれる)、この通り、机の上で溜まってくる。
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先日、私が東京駅に行くと知った助手A♀が、やたらと主張してきた。
「今しか売ってないブラックサンダーがあるんです」 with 謎の笑顔
待合せまで15分ほどあったので、仕方なしに買って来た。
箱単位でしか販売されておらず、1000円以上した。
数百円の予定やったのに・・・

それが上の写真では右側にある『幸せの黄色いブラックサンダー』である。
「初恋の思い出においしさ直滑降!」
と訳の分からないコメントが書いてある。
期間限定品で、且つ東京駅の地下街の一店舗でしか扱っていないらしく、
それはそれはとても貴重なものらしい。

そこまで言われたので、しかも1000円も払ったし、食してみた。
意外にも、かなり美味しかった!
しかし、ベーシックなブラックサンダーを食べたことがないので、
この初恋の思い出の味(レモン)が美味しかっただけかもしれない。
そう主張すると、次の日にはベーシックな2つ(左の2つ)が早速届いた。

ブラックサンダー好きには理解できると思うが、
(逆にいうと一般の人は知らないと思うが、)
上の写真は希少価値が右に行くほど高くなるように並べている。

左の2つはどこでも入手できるらしい。
左から3番目の白いブラックサンダーは北海道やネット販売で入手できるらしい。
その右の「ピンクなブラックサンダー」はかなり貴重らしい。
札幌駅と新千歳空港の一部店舗にしか売っていないそうだ。
右の2つは期間限定品。
「和のブラックサンダーきなこ」はもう入手できない。


以上、流れで色々紹介してしまった私でした。


この内容は、あくまでも助手A♀の主張を元に書いたものである。
私の記憶も適当なので、間違いがあっても許して頂きたい。
ただし、助手A♀のお菓子に対する真摯な態度は尋常ではないので、
おそらく正しい。

2016年02月02日LKM博士
遺伝子とゲノムは使い分けてや~

少々時代遅れの大学教授や少々生物学研究をかじった上司などと話していて、
ややこしくなるのが遺伝子とゲノムの使い分けです。

「それは"ゲノム"を調べたらわかるやろ」
なんて言われたら混乱です。
「ゲノム???」
心の中「"遺伝子"(発現)と間違ってるやろ? 指摘すべきかスルーすべきか...?」

ゲノムというのは、ある生物が持っている全ての遺伝子のことです。
遺伝子とは遺伝情報が入っている部分です。
つまり、ゲノムを調べるという行為は、その生物の遺伝子全てを調べるということです。
どんな遺伝子を持っているのかを調べる行為です。

総財産をゲノムに例えましょう。
現金、定期預金、株、宝石、車など、一つ一つが遺伝子に該当すると思います。

つまり、「ゲノムを調べろ」は「全財産を調べろ」になります。
全てを片っ端から捜索せねばなりません。

一方、遺伝子を対象にする場合はこうです。
「遺伝子Kabuの発現を調べろ」⇒「株をどれくらい保有しているか調べろ」
「遺伝子Kabuの発現が低下した」⇒「保有している株価が下落している」
「車は持っていない」⇒「Kuruma遺伝子は発現していない」
とターゲット絞って分析する作業です。

今は、ヒト(一生物種)のゲノムを解読するのに、世界各国の研究者が集まって10年以上かかった時代ではありません(ヒトゲノム計画。大昔のように思われるかもしれませんが、解読が終わったのは2003年です)。
その後、科学分析機器が恐ろしいスピードで進化を遂げており、
今では、本気出せば、いや出さなくとも、機械とお金があれば、
バクテリア(細菌)のゲノム程度なら1名の研究員で1週間以内に読める時代です。

したがって、「ゲノムを調べたらわかるやろ」というセリフは混乱するのです。
まあ、会話の流れからわかりますけどね。

これにDNAという言葉が絡んでくると益々混乱します。
なので、今日は書きません。

2016年02月01日大相撲関連
当選者には本日中にメール送ります(春日野部屋見学&ちゃんこツアー)

皆様、応募していただけましたか?

この企画を魅力に感じるみなさんは、
ご自分が当選したいので、
つまり、倍率を上げたくないので、
大部分の方はお気に入りに登録するが、
リツイートによる拡散はしてくれない。

悩ましい企画です。

それはさておき、
これから抽選をするそうです。
先ほど、本社より、「抽選方法どうしようか」って連絡がありました。
「だれにしようかな、すもうのかみさまのいうとおり プッとこいてプッとこいて プップップッ」
を勧めておきました。
いつも通り、公平ガチンコ抽選です。

当選者の方々には、本日中にメールでお知らせします。

メールが届かなかった方は残念ながら落選です。
悪しからず。

2016年01月29日野菜作り
2015年度版 野菜作ってます25

野菜を全て片付けました。

只今、私の車には収穫した沢山の野菜が載っております。

愛車フォレスターの後部荷室には、
25本の長ネギと保冷バックには、ホウレン草が満タンです。
160129-1.JPG
スーパーで市販されているホウレン草に換算すると10袋分は軽くあると思います。

後部座席はこんな状態
160129-2.JPG
40本ほどのニンジン(4月頃まで消費できないでしょう)
袋いっぱいの小松菜
キャベツ2玉(内1つは超巨大:新聞紙の大きさから判断してみて下さい。直系30cm位)
白菜2玉と小玉1つ
巨大ダイコン1本

反対側の後部座席の下には砂まみれのサトイモがあります。
160129-3.JPG
2本分。
芋数にすると30個位です。
綺麗に洗浄する時間も気力も体力もなかったので、新聞紙の上に泥だらけで放り込みました。

全部で、末端価格にして5000円位はあるでしょうか。

とにかく車内のネギ臭さが素晴らし過ぎる状態です。

以上をもちまして、2015年度版野菜作ってますシリーズは終了です。

2016年01月28日LKM博士
恥ずかしい独り言

昨日はマッサンでちょいと有名になった広島県竹原市に
看護系の方々に招待され講演して来ました。
マッサン所縁の酒蔵はすぐそこにあると聞きましたが、
講演が終わると夜ということで、観光的選択肢はなく、
講演後は急いで宿泊する広島市に向かいました。

さて本題

ネクタイは嫌いなので広島迄はノーネクタイ。
空港迄車で迎えに来てもらえるので、その車内でネクタイを着ける計画でした。
ところがです、空港に向かっている途中に気付きました。
ネクタイを忘れたことを。
ガーン ( ̄◇ ̄;)

鞄に入れようとして横に置いておいたのですが、入れた記憶はありません。

買うか~
借りるか~(借りられる人がいるのか不明ではあるが)

悩みながら移動中、本を入れようと鞄を開けた時です。

ロール状に巻かれたネクタイが入っているでないか!!!
無意識で入れていたのです。

きっちり入れていた自分自身を褒めたくて

「さすが俺様」

とボソッと呟いてしまいました。

ところが、
結構大きい声だったようです。
電車が停まっていたのもマイナスに作用しました。
車内にそれなりに響いてしまったようです。

皆さん、ジロッとこちらを向いておりました。
ハズカシッ

2016年01月27日LKM博士
見覚えのある写真がっ!

昨日紹介した本『腸内細菌・口腔細菌と全身疾患』(シーエムシー出版)をパラパラとめくっていた時のことです。
ふと目に留まる図がっ。
「えっ?」
私の過去の論文の図がページの半分位のサイズで大きく載っているではありませんか。

「あれっ、俺って別の章も執筆担当したんやったっけ???」
色々依頼があるのでいちいち覚えていません。

でも違いました。
確認すると別の先生方が担当された章でした。
私の論文が引用されていただけでした。

ほら、これが本の図(腸内細菌・口腔細菌と全身疾患 p. 210)。
160127-1.jpg


そして、これが私の論文の図(PLoS One e31700の図5より抜粋)
160127-2.png
マウスに墨を投与して腸の蠕動運動が活発になっていることを示した写真で、左側が小腸、真ん中にあるのが盲腸で、その右側は大腸です。
墨が右側に移動している方が蠕動運動が活発化していることを示しています。

便秘用漢方薬の大黄(ダイオウ、あるいはセンナやセンノシドと呼ばれることが多い)の活性をLKM512が高めて腸の蠕動運動を活性化するという2012年に発表した論文ですね。
自由にダウンロードできるジャーナルなので興味がある方はどうぞ読んで下さい。
(英語ですが)
⇒http://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0031700(リンク)

ちなみに、こういう行為はパクリではありません。
きっちり引用が書かれていれば問題ない行為です。

2016年01月26日LKM博士
本『腸内細菌・口腔細菌と全身疾患』が出ました

昨年12月になりますが、
『腸内細菌・口腔細菌と全身疾患』(シーエムシー出版)というタイトルの本が出版されました。

160126.jpg

私も第Ⅱ編 【腸内細菌と疾患】の第8章「腸内細菌と認知機能」
を担当させて頂きました。

それほど精通していない分野ですが、過去に出した論文の影響でしょうか、
監修を務められた日本大学歯学部の落合邦康先生から頼まれまして、
断れず、しぶしぶ(笑)執筆しました。

やはり本になって残るというのはきっちり調べておかないと不安で、
結構周辺論文を読む必要性に迫られました。
結局、締切りも大幅遅れとなる始末となり、
編集部の方にはご迷惑おかけしました。

今、読み直すと、まあまあ。
75点位でしょうかね。
ヒト口腔内・腸内細菌と健康の研究はホットな分野。
3年前の本があるとすると、その内容は大分変化していること間違いなし。
他の先生方も最新情報が載せられているので、
日本語で楽をして手っ取り早く読むには持って来いの一冊です。

しかし、値段が恐るべし!!!

定価(本体66,000円+税)
って書いてあります。

誰が買うねん???

2016年01月25日ウン小話
忘れていません、心配しないで下さい

2015年の年間ウンコ回数の件ですが、心配しないで下さい。
決して忘れておりませんので。

なぜなら、毎日、そのデータファイルに排便の度に記録しているのですから。

その度に、
「あ~、やらんとあかん」
と思っています。

正月休みに集計してしまうつもりでしたが、
滞っていた論文執筆に本気で励んでしまったもので、
集計が遅れております。

Excelなので、一気に合計を算出するのは簡単です。
しかし、それでは楽しくない。
1月から順に月別のデータを集計していくことこそ、
趣深い大人のデータ整理なのであります。

とはいえ、これ以上遅らすことも好ましくないので、
今週中に集計して発表します。

息抜きにちょくちょく集計作業は進めております。
ちなみに、半年の6月末までで、
252回。
1日あたり、ちょうど1.400回
年間に集計すると508回になるペースです。

乞う ご期待

2016年01月22日野菜作り
2015年度版 野菜作ってます24

月曜日の雪の後、畑作業は完全に休業状態です。
野菜の値段も少々上がる(既に上がっている?)のではないでしょうか?

火、水、木と過ぎて、本日金曜日の朝でこの状態です。
髮ェ逡.JPG

ずっと快晴でしたが気温が低くて殆ど溶けていません。

今朝、実に久しぶりに畑作業をやりました。

極寒でツルッツルッでしたが、作業しなければならなかったのです。
実は、自宅の葉物野菜が底を尽きそうな状態なのです。
畑には野菜が売りたくなる位にあるというのに...
意地でもスーパー等で購入するわけにはいきませんので。

雪のおかげで全野菜の糖度はかなり上昇していると思います。
味は楽しみです。

2016年01月21日大相撲関連
2016年大相撲一月場所も終盤です

もう終盤です。
琴奨菊のおかげで盛り上がっております。
つい数場所前には大関を陥落しそうになっていたはずですが、
怪我が回復しているということなのか、うまく付き合う方法を編み出したのか?
明らかにパワフルに前に出る相撲が復活しております。

とはいえ、
個人的には日馬富士が優勝しそうな気がしております...(直感)。

実は、幕内の優勝争い以上に気になっていることがあります。
幕下の優勝争いです。
6勝0敗で、春日野部屋の
栃飛龍さんと栃丸さんが優勝争いをしております。
それ以上に、両者共に7戦全勝になれば十両への昇格がほぼ確実になると思われます。
栃飛龍は久しぶりの関取復帰
栃丸は自身初の関取の地位が目前なのです!

先日掲載しました「春日野部屋稽古見学&ちゃんこツアー」案内
の中盤に私はコメント致しましたが、
稽古見学ツアーでもお薦めポイントの幕下勢が大活躍しているのです。

これ、ちゃんこをよそってくれる栃丸さん。
160121.jpg
名前の通り、丸いです。

「おなかにおいしいヨーグルト」を食べて勝って下さい!

では、大相撲ファンの皆様、残り4日間楽しみましょう!

春日野部屋稽古見学&ちゃんこツアー」もよろしくね~
レシート500円で応募できますんで。
通販購入者も応募できますよ。

2016年01月20日LKM博士
また自糞回収ですわ

ウンコ的には静かな年明けを過ごせたが、にわかに騒がしくなってきた。
研究を進めて行く中で、どうしても確認したいことがあり、
色々と手段を検討してきたが、
結局はウンコで確かめるしかないことが発生したのである。

そうなると、まずは自分達の糞便(自糞)で試すというのが恒例で、
それはそれで面倒なわけで、朝からちょっとした議論が起きました。

「いつもより多めに欲しいので全糞(※)でいいですかね?」
が、話のきっかけ。

※一度の排泄で出た糞便の全て。一般用語が否かは知らないが、本グループ内では通じる。

自糞回収慣れしております我々ですから、
通常の7~8cm程度の小さな採便管に数グラムの糞便を回収するのは抵抗ないが、
他の容器で多量回収に関しては、個々に意見がある様子。

「ビニール袋に直接出して取る方法でしょ?」
「あれ、いやです!」
「あれの方が掻き取らなくていいので楽でいいでしょ。」
「蓋をきっちり締めたい。」
「じゃ、密栓できる大きいプラスチック容器ならOK?」
「女性はいやでしょ。」
「いや、男性でもいやでしょ。」
「男女は関係ないでしょ、ウンコやから。」
等々、会話が行き来する。

結果的には、必要量を確定してベストな方法を採用するだけなので、
途中でどうでもよくなった。

「ほな、早めにウンコ量を決めて。あと1日に捌けるウンコ数も決めて、さっさとやろう」
これが、私の最終指示。
文字になって思うが、第三者が聞いたら意味不明な指示である。

2016年01月19日LKM博士
何もすることの無い時間を作ってくれた雪に感謝

昨日は雪のおかげで、往路4時間、復路は2.5時間かかりました。
午後7時位でも電車ダイヤが乱れていた、恐るべしJR五日市線

この内、5時間位は電車移動中も含め、やることが無い待ち時間でした。
普段、電車移動の時は読書に励んでおりますが、
昨日は敢えて読まず。
ボーっと、研究のことを整理&シミュレーションしておりました。

研究Aをどうまとめるか?
研究Bをどう進めるか? Which is better 作戦1 or 作戦2?
研究Cは大学の先生に連絡しないと始まらないけど伝え方もある
研究Dはしばらく報告受けていないけど、どんな状態やったっけ?
研究Eは特許が先やな?
研究Fはあのポイントで殆どストップしている。
研究Gは方法1と方法2のどちらでやるか検討中やったな。
等々

なんて感じで、
第一に研究担当スタッフの能力と技量、
第二に労力(時間)
第三に予算
を勘案し、色々と整理することができました。

ということで、私は使用する4本の路線で、
倒木、架線トラブル、間引き運転とあらゆる要素を原因とする被害を受けましたが、有意義に過ごせたと思います。
雪に感謝!

と良い子ぶってみた(笑)
が、やっぱりこれで文章を締めるのは無理。

実際のところ、整理したところで、研究がうまく進むわけではないし~。
在宅勤務(私は裁量労働制なので堂々とできる)をした方が、圧倒的に仕事が進んだのは明白であり、良いことは何もなかったのである。

2016年01月18日LKM博士
今日は裸足

雪のおかげで、約4時間かかって職場に着きました。

でも、雪が降れば関東の公共交通機関が麻痺するのは毎度のこと。
朝、雪が積もっているのを認識した時点で予想した範疇です。

予想外だったのが、雪が直ぐに雨に変わった事です。
一言で、シャーベット状と言いますが、
かなり溶けた高層シャーベットは手強いです。
シャーベットに遮られ、水が流れず溜まっており、
至る所に深さ10~20cm位の水溜りができます。
特に横断歩道は、車により道の端に寄せられたシャーベットが多量で、
どう渡ってよいのかわからん状態。

べちゃべちゃになってしまいました。

信州大学出身ですから、雪や凍った道には慣れておりましたが、
シャーベットには弱かった。
これまで雪に対して15年以上無敗であった私のトレッキングシューズは、
比較的守りが弱い靴の上部から容赦ない冷水の侵入を許してしまい、
完膚なきまでに敗北、洗ったかのように濡れてしまいました。

当然、靴下もべちゃべちゃ。

現在、少々熱を持っているパソコンモニターの上で乾燥中です。
160118.JPG

乾くまで、今日は裸足でウロウロしています。

2016年01月15日野菜作り
2015年度版 野菜作ってます23

突然寒くなりました。
畑は凍っております。
あまりに寒くて2日間さぼりました。

私の車の温度計では-4℃を表示していた朝、
畑はこうなっておりました。
160115-1.JPG

近付いてみると、ブロッコリーはこんな状態。
160115-2.JPG

キャベツもこんな状態。バッキバキに凍っております。
160115-3.JPG

もし、買ってきたキャベツを凍結させて解凍すると、
組織が破壊され汁が出て来るでしょう。
凍結により細胞が破壊されるからです。
食感もおかしくなるので、食べ切れなくても凍結保存する人はいないと思います。
従って、こんな状態になったキャベツはもう食べられない、勿体ない。
と思われる方も多いでしょう。

いえいえ、
5~6枚、葉をめくると
160115-4.JPG

元気なキャベツです!
当然、普通より甘くなっており美味しいです。

2016年01月14日大相撲関連
【告知】春日野部屋稽古見学&ちゃんこツアー

色々な大相撲系企画をやって来ましたが、今回はその経験をフルに活かして、
大相撲ファンなら絶対喜んで頂ける新たな企画を立ち上げました!

少々敷居が高い相撲部屋。
実際に行われている稽古を見てみたい方は多いはずです。
そんな皆さんの希望にお応えできる企画を考えました。

今回お届けする企画は、稽古見学です。
そして稽古の後は、ちゃんこもご馳走になるツアーにできました。
もちろん相撲部屋は贔屓にしている春日野部屋。

数メートル先で栃煌山関、栃ノ心関、碧山関の激しい稽古が見られる貴重な企画です。
予め書いておきますが、春日野部屋の稽古はかなり厳しいです。
心臓の弱い方はご遠慮下さい(冗談です 笑)。

企画名はそのまま
『春日野部屋稽古見学&ちゃんこツアー』!!!!!!!!!!!

160114.JPG

応募方法の詳細は協同乳業HP上(新着情報)にありますので、よく読んでご応募下さい。
募集要項

とはいえ、私は親切なので簡単に説明します。

ツアー実施日:2016年2月13日(土曜日)
集合:JR両国駅 午前8:00

少々早い時間ですが、幕下格の稽古から見学して頂きたいからです。
春日野部屋には次の関取候補となる幕下上位の力士がたくさんいます。
激しい稽古で切磋琢磨している彼らの姿は、毎回私の心を強く打ちます。
「我々が普段忘れている何か」を感じられるお薦めポイントなのです。

応募方法は簡単です。
メイトー商品をスーパーやコンビニで500円以上購入して頂き、
あるいは通販で購入して頂き、
そのレシートの写真をメールに添付して送ってもらうだけ。
(通販の場合は注文確認メールを転送してもらうだけ。)

応募用メールアドレス:asachanko@meito.co.jp

締切は2016年1月31日(その日に到着したメールまで)
私のTwitterではないので気を付けて下さい。

ペアで10組、合計20名のツアーです。
もちろん、お一人様でもOKです。その場合、追加でお一人様を追加当選させます。
とにかく20名にするってことです。

恒例の溜席ペアチケットプレゼント企画と同様に、公平に抽選致します。

メイトー(協同乳業のブランド名)商品にはこんなものがあります。
http://www.meito.co.jp/products/

とはいえ、大企業でバンバンとCMをやっているわけではありませんので、
それなりに探してもらわないと見つけ難いです。
(弊社の営業さんたち、ガンバレ! by 私の心の中)

販売されているであろう主要なコンビニやスーパーを紹介します。

無題.jpg
※但し、店舗により商品の取り扱いがない場合がありますので、あらかじめご了承下さい。

注意事項や備考もちゃんと読んで下さいね。
募集要項

ちなみに私も当日参加予定なので、希望者にはウンコ研究話もできますよ。
(いらんと思うけど...)

では、ご応募お待ちしておりますくい投げ!

2016年01月13日大相撲関連
『どすこいダイアリー』読了

本ブログでは、たまに読み終えた本の感想を書いているが、今日は異質である。
そもそも「読了」という大層なタイトルが似合わない。
漫画やし... サラサラ~、ハッハッハと笑いながら30分位で読み終わる。
しかし、その中身はなかなか秀逸である。

はすまる著 「どすこいダイアリー」(株式会社KADOKAWA発行) 

160113-1.JPG

表紙やタイトルからもわかる通り、大相撲関連の本である。
大相撲の世界を、大相撲大好きOL(はすまる氏)が体当たり取材をし、
はすまる氏の個性的な感性と漫画で紹介した本である。

最初に書いておきたいことは、
私は二章の「春日野部屋の朝稽古に行ってみた」の取材時に、
偶然、はすまる氏に出会っているのである。
その日に私も春日野部屋を訪問していたのである。
親方に挨拶したかったので、
インタビューしているはすまる氏を「早く終われ~」と眺めていた(笑)。
そして、「すもうねこ」(※)の作者と紹介され、名刺交換も行った。
※いずれ紹介すると思うが、相撲関連でTwitterを使っている人なら誰でも知っている4コマ漫画である。
これがはすまる名刺の裏面(たぶん)に描かれたすもうねこ。
160113-2.JPG

そんなわけで、あの取材がどう本になるのかは興味があった。
一度、この本の六章で紹介されているジンギスカン専門店「ゆきだるま」で食事中に流し読みさせて頂いたが、じっくり確認するために購入した。

少なくとも二章、三章は完璧である。
特に、瞬間ごとに感じたはすまる氏自身の気持ちの記述が散りばめられているが、
これら全てが、稽古を見学させてもらうと完璧に理解できる描写なのである。

ぶつかり合う音に驚き、
親方のオーラに威圧され、
準備運動だけで大量に放出される汗に興味津々に...

もし、我々の差し入れたヨーグルト(固形タイプ)を、
力士(特に碧山関)が上下に激しく振って液状にして、
スプーンを使わずに容器ごとグビグビ飲む姿をはすまる氏が目撃していたら、
面白い漫画ネタになっていたのではないかと思う読了後の私。

その他、チケットの取り方、生観戦の様子、裏方さんの仕事、
両国の街歩きも良い情報源である。
私も知らないことも載っていた。

帯には「今すぐ相撲が見たくなる!」と書いてある。
ただ、大相撲に興味ない人が読んでそう思うかは疑問である。
むしろ、最近相撲に興味を持たれて、テレビ中継だけでは満足できず、
もう少しディープに相撲に触れてみたいという方にお薦めの一冊である!

2016年01月12日LKM博士
ちりめんじゃこの中の生物

関西出身の私にとっては「ちりめんじゃこ」であるが、
ここ関東地方では「しらす干し」というのが一般的のようである。

イワシ類の仔魚あるいは稚魚で、
塩水で煮た後、天日などで干した食品である。
個人的には、干しが弱くウェット感があるものが好みである。

私のように無駄に大根が収穫できる環境にあると、
大根消費のための手段として購入することがある。
大根おろしと一緒にポン酢で食べると非常に美味い。

さて、心にゆとりがあったのか、先日久しぶりに、
ちりめんじゃこ内のイワシ以外の生物探しをやってみた。

じーちゃん、ばーちゃんは
「よく見つけたね~。すごいね~」と褒めてくれるが、
親は、「遊んでいないで、さっさと食べなさい」
と少々怒る典型的な小学生以下の子供の食事中の行為である。

久しぶりである。
探すと結構いるものである。
2分間程で、色々見つかった!

160112.JPG
左から、米粒(大きさの指標)、イカ、カニ、カニ、エビである。

懐かしかった。
このように発見後に取り分けてしまうと、
もったいなくて食べられなくなる現象は今でも同じであった。


【このブログを書きながら学んだ雑学】
仔魚 これは「こざかな」とは読まない。
「しぎょ」と読むらしい。稚魚の一段階前の状態を示す。

2016年01月08日大相撲関連
2016年大相撲一月場所が始まります

2016年大相撲一月場所が日曜日から始まります!

まずは、貴重な溜席プレゼントの当選者の方、
誠におめでとうございます!
20160108-1.jpg
どなたが当選されたか存じておりませんが、
私が頑張らないと存在しないプレゼント企画ですから、
ちょっとだけ感謝して下さい。

といいますか、私は仕事で観戦可能日が少なかったのですが、
その日のチケットは前売り開始10分で無くなっておりましたので、
妬んでおります(笑)

初場所直前ですが、いつも通り、
私はTwitter上で色々流れてくる相撲情報を断片的に得ている程度で、
各力士の調子等は把握しておりません。
(栃煌山関が初詣を控えた程度の情報は得ておりますが)
テレビ観戦で分析していこうと思います。
初場所は2016年の大相撲を占う上でとても楽しみな場所です。

先程、初日と二日目の取組が発表されました。
春日野勢の初日の相手はこんな感じ。
栃煌山 vs 逸ノ城
碧山vs 豪栄道
栃ノ心vs 日馬富士
この地位になると全て手強い相手です。


さて、現在最終調整中のためまだ発表できませんが、
今場所は久しぶりに春日野部屋さんとの連携企画を開催予定です。

昨年の「オーザン大喜利」より、10倍以上しっかりした企画です。
オーザン大喜利もかなり盛り上がりましたけどね(ホームランバー55周年記念 栃煌山応援大喜利大会 やります)(笑)

ヒントはこれ。
20160108-2.JPG

ご期待下さい!

2016年01月07日LKM博士
職場の年賀状

職場にも私宛に多くの年賀状を頂く。
仕事柄、分析機器メーカー、試薬メーカー、受託会社等の方からのものが半分以上を占める。
こちらもお世話になっているわけで、
返事を出した方がよいのか少々考える時がある。
相手はビジネスで出しているとはいえ、
返事を書かないのは、あまりにも上から目線でないのか?
が、結局のところ、これまで返事を書いたことはない(笑)。

純粋な研究関係者からの年賀状も届くことがある。
書かれている内容から、
私の自宅の住所が不明のため研究所宛に出したと推測できるものもあり、
そういう場合は、特に返事を出すべきか悩む。
差出人住所が自宅になっている場合は、
仕事としてではなく友人として付き合いたいという気持ちであると理解している。
そのため、私も自宅住所から返事を出す。
実際、これがきっかけで年賀状をやり取りするライバル企業の研究員も複数いる。

今年は謎の年賀状が数枚届いている。
名前の記憶はない。
会社の記憶もない。
ある年賀状には、「○○大学へ異動しました」と書かれている。
せめて元の大学名か企業名を書いて頂きたいものである。
「まあ、どうでもいいや」と抽選後に捨てること必至。

このように、職場に届く年賀状は適当に流し、自ら出すことはない。
自宅に来る年賀状には丁寧に対応するし、自ら送る(私の場合100枚近く出す)。
明らかに職場の年賀状を軽視しているのである。
そして、これは多くの社会人に当てはまると思う。

しかしながら、今年、実際に会って話して、持ちつ持たれつの関係で、
私自身がごきげんな生活を送るために直接的な影響力が大きいのは、
年賀状繋がりの知人ではなく、職場の年賀状の送り主の方なのである。
なんだか矛盾している。

2016年01月06日LKM博士
騒いでバレる

コンピューターで作成した文書が研究所事務所のプリンターで印刷できなかった。

普段作業している居室から階下の事務所まで印刷物を取りに行った私は、
その面倒さも重なって、
「印刷」をクリックしたはずなのに印刷物が出ていない状況にイラッとくる。

仕方なしに、再度居室に戻り、設定を確認し「印刷」をクリック。
ミスはない。
しかし、事務所のプリンターには印刷物が出てこない。

先日、事務所のプリンターが故障していたので、
事務所で静かに仕事をしている方々に向かって尋ねる。
少しの苛立ちを声に出しながら...
「これ、まだ修理できてないんですか?」
ところが修理は終わったという回答。

再度居室に戻り、念入りに設定を確認し再トライ。
でも、できない。

いよいよイライラがピークに達し、騒ぎ出す私。
別の人に、「試してみて」と依頼し、周囲を巻き込んでいく私。
でも、他のメンバーは普通に印刷できる。
コンピューターを調べると、印刷命令の履歴は散々残っており、
何が原因か全くわからない私と巻き込まれた人達。

いよいよ諦めて、他人のコンピューターから印刷を決意した。
書類を保存したUSBメモリーを引っこ抜く時に、原因が判明。

あっ、ネットワークのケーブルを抜いていた・・・
(*゚・゚)o うひょ~

実は、eメールがうっとおしいので、
インターネットケーブルを抜いて「受信拒否」を徹底しているのであった。
もちろん、
メールソフトを立ち上げなければ受信に気付かないことは理解しているが、
パソコンにメールが入って来ているような気がするだけで嫌なのである。
実質的効果は少ない、気分優先の行為である。

「ケーブルを抜いている人を初めて見た」
「だからメール送っても返信が来ないんだ」
等といわれ呆れられた。
ケーブルを抜く行為はやはり常識のある社会人がとる行動ではないようである。
うすうす思っていたが、バレてしまった。
とはいえ、これで集中してデータ整理や文書作りができるのだから問題ないということにしておこう。

ケーブルを接続後、
大量の印刷物が出てきたのは想像に難くないであろう。

2016年01月05日野菜作り
2015年度版 野菜作ってます22

暖かい日が多く、白菜の冬支度すらやる気が起きなかった年末。
年末ですら、下写真のように葉が青々としておりました。
160105-1.JPG

年の瀬、最後の週に、やっと葉を麻紐でくくり寒さ対策完了です。
160105-2.JPG

この麻紐くくり、思いの外手強いのですよ。

実は、白菜の葉の裏はトゲトゲしているのです。
素手でこの作業を行うと結構痛いです。
また、この棘に麻紐が引っかかるので、紐が滑らずキュッと締め上げるのが困難です。
強引に締めようとすると紐が触れている部分の葉が破れます。
(多少破れようが気にしませんが。)


暖かさで、例年12月に入れば枯れ果てる水菜もまだ食べられます。
枯れるどころか生長し続けており、こんなに巨大化してしまいました。
これで一株、通常の4~5株分のサイズです。
(横はiPadのカバー(約24×18 cm)です。)
160105-3.JPG

この季節、路地栽培の水菜は相当珍しいはずです。
水菜も自身の寒さ対策で、少し葉が分厚く味が濃く(苦味も含めて)なっており、
生サラダには少々硬くて苦くて不適に感じますが、
鍋や炒め物には適した歯ごたえ&味になっております。

「鍋用水菜」と称して高付加価値野菜として売れる可能性もあるなと
農家でもないのに考える日々であります。

2016年01月04日LKM博士
あけましておめでとうんち!

年始に決意新たに気合を入れる方は多いですが、
私はなーんにも気合を入れたいとは思いません。

気合を入れて、途中で息切れするよりは、
淡々と1年間努力を継続することの方が大事と考えているからです。
そもそも私は1年単位で物事を考えておりません。
昨年、思い通りに進まなかったことは多々ありますが、
手を抜いた記憶はありませんので、継続するのみです。

淡々と実直に進めて行く。
まるで排便の度にウンコ記録をExcelにつけていくかのように。
(2015年のウンコ回数は後日報告致します。まだ集計しておりません。)


但し、これだけは信じておかないと日々努力することはできません。

『結果は勝手について来る!』


本年も、ウンコな思考回路を使って本ブログを日々更新しますので、
皆様、どうぞ息抜きに読んでくださ石ころのように硬い便秘グソ!