協同乳業研究所 農学博士 松本光晴のブログ

ビフィズス菌LKM512研究スタッフ松本光晴博士が
お腹のためになる情報をお届けします。

2021年03月19日LKM博士
気が付いたら無くなっていた

COVID19が猛威をふるい、1年以上が経過した。
研究関連でも、色々なことが大きく変容した。

私が主戦場とする農芸化学・生命科学の研究分野では、ほぼ全ての学会がオンライン開催になり、共同研究先の大学では密を避けるため満足に実験することができない状況が続いている。

半年位前は、世界的なPCR検査の激増により(増やそうとしない国もあるが...)、PCR用の試薬やマイクロピペットのチップが品薄になり、最近は、ワクチン接種の影響で、使い捨て注射器が品薄になっていると聞く。
但し、これらは、「なくなる」という噂で、皆が慌てて購入することに起因している二次的影響の可能性も否定できない。真意を確かめるつもりはない。

さて、私個人の話をすると、出張や外出がなくなり、殆ど研究所勤務たまに在宅勤務の状態である。
その結果、読書の機会がなくなった。
私の読書は、もちろん科学本も読むが、いわゆる名著や推理小説も積極的に読み、気分に合わせて同時進行で数冊ずつ読んでいた。
存分にあった移動時間をフル活用し読破していた。
しかし、この1年間はゼロ冊である(研究にどうしても必要な書籍は除く)。
昨年1月に読みかけていた本が未だに愛用リュックに入ったままである。
在宅時間に読めばよいと思われるであろうが、出張が無くなって発生した時間は、これまで通り、調べものや論文原稿書きなどに充ててしまう。
つまり、読書のための時間を作る・確保する習慣が全くないのである。

読みたいと思っても、体がいうことをきかない。
寝る前に布団で読もうとしても、眠りの天才である私は、1分間程度で撃沈してしまう。

どうすりゃよいのだろう?
この事実に気付いて2ヶ月程経ったが、解決法はみつからない。

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