協同乳業研究所 農学博士 松本光晴のブログ

ビフィズス菌LKM512研究スタッフ松本光晴博士が
お腹のためになる情報をお届けします。

2018年09月19日ウン小話
ウン小話58(魔性のパン)

仕事柄、ウンコと縁があるが、
私の前に、ウンコをしているパンが現れた。

20180919.png

カレーパンである。
思わず買ってしまった。

同じトレーに並んでいる10個程のカレーパンの中に、
こいつの様にウンコ中のパンはなかった。

茶色のペースト状の物体なら何でも「ウンコ」って喜ぶほど、
私のウンコ色の脳ミソはウンコが大好きではない。
しかし、これは、限りなく本物に近い色と形状でアピールしており、
手に取らずにはいられなかった。

私自身でこのパンのことを色々と分析したが、
おそらく、よくある単純な「ウンコ状」の物体ではなく、
「ウンコ中」であることが異質性であり魅力なのであろう。

私のウンコ関連因子受容体を強烈に刺激した魔性のパンであった。


おしまい

2018年09月04日ウン小話
食べたら出るの法則

昨日、午後から打合せのため都内に外出でして、
移動中にあまり時間なかったので、
あるチェーン店で親子丼をさっと食べようとしたのです。

普通盛りを頼んだのですが、お店の方の間違いで厨房から小盛りが出て来まして、
「それでもいいよ」と言おうとしたら、
接客担当の方が気付いて、慌てて、普通盛りだと厨房に指示しました。
仕方なく、しばらく待たないといけないなと思っていたら、
思いの外、早く出て来たのです。1分弱で。

後でわかったのですが、一度、小盛りライスの上に乗せた親子丼の具を、
そのまま中盛りライスに移したようです。
具材の量自体は同じ設定で、ご飯の量が違うだけなので、
その時は何とも思わなかったのですが、
3~4口食べると、汁が殆ど入ってないことに気付いたのです。

そうです、最初に盛られた小盛りライスに汁が全部吸い取られていたのです。
「時間もないし、まぁ、普通においしいし、ちょっと残念やけど仕方ない」
と思って数口食べたのですが、
「やっぱりアカン。汁だけもらおう」って私は文句言いに行ったのですね。
親子丼の汁って大事じゃないですか(?)

私の柔らかい関西弁による論理的な説明により、
店の方もすぐにミスを認め謝ってくれました。
それで、私は「汁だけちょーだい」ってお願いしたのですが、
そうはいかないと、汁たっぷりの中盛り親子丼がもう1つ出て来たんですね。

残すのが嫌いなので、仕方なしに頑張って食べました。
中盛り2杯、片方は汁なし。
苦しかったです。

おかげ様で、今日はたっぷりウンコが出ます。

2018年05月30日ウン小話
ウン小話57(忙し過ぎて肛門が裂けたこと)

先週から、とてつもなく忙しい1週間を過ごした。
この私が、大関まっしぐらの栃ノ心ネタをブログにしたり、Twitterで呟やいたりするのが不可能なレベルであったことから推測してもらえるとありがたい。
特に、昨日は、忙しくてトイレにも行けない状態であった。

研究業には、色々と、融通の利かない締切りが存在する。
要するにコンピューターで管理されている締切りである。

ヒト同士の関係なら、1時間位遅れても、相手に一言伝えておけば、
温情で待ってもらえることは多々ある。

時刻表通りに電車を走らせることに強い使命感を持っている駅員さんですら、
鞄の一部がドアに挟まっていたら、出発せずにその解決を優先する。
少なくとも、それにより電車は20秒位遅れるが仕方ない。

ところが、コンピューターは1秒の温情も持っていない。

昨日の私は、コンピューター制御の締切りを抱えており、必死こいていたわけである。
ウンコをしたくても、便所に行く余裕はなかった。

そういうわけで、結腸にウンコが滞留中に、
(厳密には、肛門外に排泄される前の物体はウンコではなく結腸内容物である)
水分が沢山吸収されてしまったようで、
先程の排便で、私史上、最"硬"のウンコが顔を出し、
その結果、肛門が裂けてしまったので、ここに報告する。


おしまい

2017年06月27日ウン小話
ウン小話56

ちょいと外部からウンコ解析を頼まれて、
採便方法マニュアルを渡す必要があった。
しかし、思っていた場所にファイルが見つからない。

仕方なしに、コンピューター内を「採便」で検索してみた。

驚いた!

引っ掛かったファイル数は118
メールソフト(e-mail)には854件

かなりの数である。

メールで「採便」がこんなに往来しているとは...。

とりあえず、誰かに自慢したかったのでブログに書くことにした。
すごいでしょ!

おしまい。


ウンコハンターより

2017年03月01日ウン小話
ウン小話55

先々週から発売を始めました『ミルクde水素』。
飲んで頂いただろうか?


その商品開発時の実験の残骸が、少々恐ろしい状態になっている。


その恐ろしい"ブツ"である。

170301.jpg

一見、そんな恐ろしいものには見えないだろう。


これは、ガラス瓶の中に小さな試験管が入ったものである。
その試験管には、私のウンコと「ミルクde水素」が入っている。
酸素を含まないガスに置換され(※1)、
ブチル栓(※2)で密封し、37℃で培養したものである。


ウンコ培養と表記すれば、
一般の方々は少々異様さを感じるかもしれないが、
我々にとってみれば日常の一コマに過ぎない。


しかしながら、これの特筆すべき点は、実際の試験が終了後、
「このまま放置していたらどれ位に水素ガス濃度が上がるのか?」
と思ったまま、忘れて放置していた点にある。


ちょっとした遊び心であったが、もう遊びのレベルではない気がする。
3週間以上培養されたウンコである。


ウンコ慣れしている我々にとっても、これは異次元のウンコなのである。


蓋をあけるのは、正直、恐怖を感じる。


どんな臭気なのか?


まさか爆発するなんてことは・・・。


誰が片付けるのか?


駆け引きが始まった・・・。


※1 容器内の酸素を無くすためである。大腸内は嫌気状態(酸素が無い)のため、
腸内細菌の培養実験は、酸素を除去して行わねばならない。

※2 水素ガスを通し難い素材。ゴムやプラスチックの蓋だと、分子量が2と非常に小さい水素ガスは通り抜け容器外部に抜けるため正確な測定ができない。
一般的に、市販の水素水(水素ガス溶存水)には水素ガスが表示量入っていないものが多いという問題は、これに起因している。
また、ブチル栓には、先が針状になったシリンジを挿して、内部の気体を採取できる利点もある。

2017年02月14日ウン小話
ウン小話54(おなら系)

8:15、職場に着いたら、屁のにおいが・・・。


私より先に出社している人物は1名のみ。


「屁、こいた?」


「ッ・・・」(明らかに動揺し、視線はパソコン画面を捉えたまま沈黙)


「こいたやろ?」(再度尋ねる私)


「さすがですね~」

少し前に放出した屁を、出社1秒で指摘したことを褒められた私。


彼は、私の鼻が利くことを賞賛する作戦をとり、
話題をすり替え、ごまかそうとしたのである。


実は、


彼はビフィズス菌LKM512が棲息していないウンコを研究に提供するために、
自主的にLKM512摂取をしていない人物。

要するに、他のメンバーはヨーグルト等でLKM512を日常的に摂取しているので、
当然、我々のウンコ内にはLKM512が大量に棲息しており、
LKM512の作用を調べる実験には使い勝手が悪いのである。

ところが、彼のウンコには棲息していない。
このグループ内では貴重なウンコを出す人物なのである。


朝一番から屁のにおいを嗅がされて相当嫌な気分になったが、

「しゃーない」と自分に言い聞かせた私でありました。

おしまい。

2016年12月27日ウン小話
ウンコ回数

私は年間のウンコ(排便)回数をカウントしている希有な人物である。


数えるだけでは飽き足らず、
LKM512に因んで、
年間のウンコ回数512回という、
高尚な目標を設定している。


そして過去に1度だけ奇跡を起こしたことがある。
参考ブログ⇒「発表! 2014年 年間ウンコ回数」


年の瀬になり、ふと現時点の回数が気になった。
(1年間、機械的に記録しているだけで全く把握していない)


もちろん、回数を認識すると、無意識で排便を調整してしまう可能性があるため
(例えば、増やしたければ1回で出しきる所を2回に分割してしまうかもしれない)、
正確な集計はしないが、
漠然とExcelの行番号で推測はできる。


とはいえ、回数を調節してはいけないというルールはない。


調整しようが、年間ウンコ回数を目標ピッタリにすることなど素人にはできまい。
ただ、私は2014年の達成後、自然排便に拘っているというだけのことである。


こだわりに関する言及は置いておいて、チェックしてみた。


ん~、なんとなく、良いペースな気がする。


以上

2016年05月31日ウン小話
ウン小話53

今日は実験用にウンコが必要であった。

11時頃、ウンコテンションを上げて ゴー・トゥ・便所。
(正確には過去形なのでウェン・トゥ・便所)

採便管の蓋に付いている耳かきのような小さなスプーンでウンコを掬い上げ、
直径1.5×長さ6~7cm程のチューブに運び込む。

掬い上げるウンコのサイズさえ間違えなければ、
(要するにチューブの直径より小さければ)
臭さはあるが簡単な作業であるが(俺のウンコはそれ程臭くないが)、
掬った量が多い時は、なかなかチューブに入れるのに苦労する時もある。

とはいえ、俺は達人!
自分でいうのも変だが、慣れた手つきで採便管にウンコをさっさと入れる。
少し多めのウンコが必要なこともあり、
敢えて少し大きめ、つまりチューブの入口と同じ位の大きさに挑戦してみた。

悲劇は起きた。
チューブの入口でうまく入らず、「おっとっと」っと思った瞬間、
ウンコがつるっと滑り落ち、私の左手人差し指に着弾 
(ノ≧w≦)ノ

ぎぇーーーーーーっ

余計な事はするものではない。

おしまい。

2016年05月30日ウン小話
ウン小話52 (どの先生の推薦なのでしょうか?)

小学生用の壁新聞の原稿を頼まれている。

「うんち特集」

もちろん壁新聞自体を書くのではなく、その内容の提供である。
私が解説文章を書いて、それに合わせて壁新聞が作られる。

壁新聞は学校の教室や保健室等に掲示され、
先生や親には解説文章が配布されるそうだ。

「暗い所で本を読んだら眼が悪くなります」
「姿勢を正しくしましょう」
みたいなシリーズだろう。

私は、こんなのは医学部教授か診療医がやるべきであると思った。
すぐに、「私ではなく医者に頼むべきだ」と返した。
ところが返答は意外なものであった。
当初編集部もその予定で進めていたが、頼んだ医者が私を指名したらしい。

「どなたが?」
と聞いたが教えてくれない。
ただ、
「 "ウンチに熱い"私が適任であると主張されたようだ」
編集部もこのブログ等を読んで、そう思ったに違いない。

困ったものである (+ー+)トホホ...

何名かの大学の先生の顔が頭に浮かぶが、
面倒な仕事をこっそりと振ってくれたものである。

ただ、小学生達の
「学校ではウンコは恥ずかしくてできない」
というような環境が少しでも改善されるならと思い、引き受けた。
GW中に作成し、私なりの解説文書は書いて送った。
その文書の中で、私のウンコ回数とかも不必要だろうが紹介してみた。

先週、ゲラ刷りが送られて来て確認を頼まれた。
私のウンコ回数の記述が残っているか否か、その点だけが気になる。
只今大忙し。とても確認する余裕はない。
この仕事が終わった後のお楽しみにとっておこう。

2016年05月26日ウン小話
ウン小話51

今、色々とめちゃくちゃ忙しいんですね。
なので、メールなんていちいち全部見ていません。
未読メールは1600件を超えております。

でも、忙しく状況を作り出している原因である火急の用件に関するメールも、
その中に紛れて来るわけですね。
それを見過ごすとまずいわけです。
とても偉い大学教授からのメールもあるわけで...。

でも、漠然と受信トレイを画面の上から下まで1.5秒間位かけて眺めると、
その重要メールの存在は何となく気付くのですね。
不思議なことです。
「おっ」、「あっ」って具合に目に留まるわけです。
時間が無い研究者にとって、このメールセレクション能力は重要な資質と思います。

でも、時々ミスもあるのです。
先程も、あるメールがふと目に留まったんですね。
開けてみると、部署内のスタッフ同士のやり取りのCCメールでした。

開けてから分析すると、
目に留まった理由は、件名に「糞便上清」って単語が含まれていたからですね。

仕方ないですね(苦笑)
この文字列は... 仕方ないです...、はい。

おしまい

2016年04月04日ウン小話
狂ったウンチングリズム

10日ぶりに会社に来るとウンチングリズムが狂っていることに気付く。

先週1週間、自由に排便できる環境下にあったため、
今朝の通勤時間は、車の中で便意との戦いであった。

自由に排便できる環境とは、
便意をもよおせば自分の意思で自由に便所に行って排便できる状況をさす。

つまり、暫くの間、特にウンチングコアタイムである6時半~9時位の時間帯、
「ウンコしたいな」と肛門で刺激を受ければ、
ホテル、学会会場、休日は自宅で自由に排泄できる恵まれた環境だったのである。

ところが、通常生活に戻ると、このウンチングコアタイムは通勤時間真っ只中となる。

従来、ウンチングコアタイムから通勤時間を外していた私の正確なウンチングリズムが狂った結果、車の中で便意を催してしまったのである。

元に戻るまで、暫く時間がかかるであろう。

それにしても、今日は「ウンチングリズム」と「ウンチングコアタイム」など、
私がこっそり使っているウンコ用語を惜しみも無く披露してしまった。

2016年03月09日ウン小話
ウンコをどう運ぶ

ある方から問い合わせがあった。
ウンコ試料の運び方についてである。

標高の高い山中から、ある野生生物のウンコを運びたいようである。
(問題があったらいけないので詳細は書かない。悪しからず)

一点、厳しい条件が付いている。
ウンコを冷蔵あるいは冷凍保存することができない環境ということである。
日帰りなら保冷剤を使えば良いと思ったが、
どうやら何日も宿泊してサンプリングをするような雰囲気。
その山小屋では電気が通っていないのかもしれない。
そもそもテント生活かもしれない。
とにかく、冷蔵庫は存在しない環境のようである。

ウンコはナマモノである。
従って、要冷蔵品あるいは要冷凍品といえる。
実験目的にもよるが、この先生の目的から判断すると、
素早く低温下で保存し、ウンコが傷まないようにしなくてはならない。
厳しい。

「色々な経験をお持ちでしょうから助けて下さい」
ということ。

普通の人より経験があるが、こんなウンコにとって過酷な環境は未経験である。

真剣に考えて色々とアイデアは送っておいた。

ただ、
「ウンコの運び方を質問される俺って、何者なん?」
という思いが強く残っている。

2016年02月26日LKM博士の勝手にベストセレクション
ウン小話50  ―俺の顔で糞は拭けん―

板橋本部で会議。
その前に1階のウォッシュレットでちょっくら排便。

快便~
洗浄~
(あそこのウォッシュレットのムーブ洗浄機能がなかなか素晴らしい)

そして拭こうと思ったら・・・

160226.jpg

俺の似顔絵入りトイレットペーパー!!!

4、5年前に作ったものの余りでしょう。

この顔が自分に似ているとは思わないが、
そういう設定である以上、これは私であるわけで、
拭くことをためらう私の手や腕。
自分の顔で拭くのは嫌なものです。

とりあえず、ブログネタにはできるので撮影し、しばらく考えた。

「そうやっ」と、予備トイレットペーパーを探したら、
それらも全て私の似顔絵入り...。
何個余らしてるねんっ!

顔は直接肛門に当たらないよう裏側配置で使用したが、
ウンコに混ざって流れていく姿は辛かった。

そして、LKM博士は、人類史上殆どいないトイレットペーパーの気持ちを理解できる人間になりましたとさ。

おしまい

2016年02月12日ウン小話
ウン小話49

今日は助手KY(※)から試験用にウンコ提出を求められていた。
※毎回コメントするが、私がいじめてKY(空気読めない)と書いている訳ではない。本名のイニシャルである。

しかし、祝日を挟んだこともあり、この件については完全に忘れていた。
しかも、今朝は普段以上に便意を催し、自宅でも通勤中のコンビニでも排便。
午前8:40の時点で、既に3回の排便、しかも量も多かった。
普段は気合で出すことができる私も、今日はもう無理な気がする。

研究所に着き、便回収用の保冷箱が設置されているのを見て思い出し、
助手KYに上記のことを伝えると、
かなり残念そうな様子。

助手KY曰く、
「私のウンコはいつも理想通りの素晴らしい結果が出る」
らしい。

それは製造者の心が綺麗だからでしょう。

「悪い結果が出るウンコもあるの?」
と質問すると
「○○さんの・・・」

なるほど・・・

おしまい

2016年02月05日ウン小話
発表! 2015年 年間ウンコ回数

最初に、恒例行事にも関わらず、発表が遅れましたことをお詫び致します。
昨年は、1ヶ月毎に集計をしないスタイルで実施したため、
集計作業が億劫になってしまいました。
何故、1ヶ月毎の集計をしなかったかと説明しますと、
目標がLKM512にちなんで「512回ジャスト」と設定されている以上、
途中で回数を認識してしまうことにより、
深層心理で回数調整してしまうバイアス(※)がかかることを排除したかったからです。
(バイアスについては文末で説明)

では、発表します!

ジャ――――ン

501回!!!
・・・
どう反応してよいかわかりませんが、目標回数には11回足りません。
全然足りないようにも感じますが、
毎月、あと1回ずつウンコしていれば512回になる値です。

過去の記録と比較してもやや少ない値です。
なんとなく、400回台にはなりたくないので良かったと思います。

2009年 509回
2010年 533回
2011年 508回
2012年 500回
2013年 536回
2014年 512回(奇跡の目標達成)

2015年の月間ウンコ回数をグラフ化してみました。

160205.jpg

年末に伸びなかったですね~
12月は忘年会を連発し、飲んで食べる私の場合、回数が多くなる傾向が高いのですが、
昨年は忙しくて断っていたのが影響していると思います。

以上、2015年のウンコ回数でした。

※バイアス:偏りや歪みと訳され、研究を行う場合にも考慮しなくてはならない要因.
たとえば、心理学の世界などでは「多数派同調バイアス」というものがあり、
とりあえず周囲の大勢にあわせようとする心理状態を指します。
今回の場合、目標設定による心理的影響を示し、
目標値より少ないペースとわかってしまうと、低レベルの便意でも
「とりあえず刻んで出しておくか」
と無意識に排便してしまうことを排除する目的がありました。

2016年01月25日ウン小話
忘れていません、心配しないで下さい

2015年の年間ウンコ回数の件ですが、心配しないで下さい。
決して忘れておりませんので。

なぜなら、毎日、そのデータファイルに排便の度に記録しているのですから。

その度に、
「あ~、やらんとあかん」
と思っています。

正月休みに集計してしまうつもりでしたが、
滞っていた論文執筆に本気で励んでしまったもので、
集計が遅れております。

Excelなので、一気に合計を算出するのは簡単です。
しかし、それでは楽しくない。
1月から順に月別のデータを集計していくことこそ、
趣深い大人のデータ整理なのであります。

とはいえ、これ以上遅らすことも好ましくないので、
今週中に集計して発表します。

息抜きにちょくちょく集計作業は進めております。
ちなみに、半年の6月末までで、
252回。
1日あたり、ちょうど1.400回
年間に集計すると508回になるペースです。

乞う ご期待

2015年08月19日ウン小話
ウン小話48

先日、
「クレイジーなスタンプを見つけたのでお送りします」
と、ある知人からこんな画像が届いた。
私は未経験なのでよくわからないが、
Facebookで使うスタンプというものらしい。
「ウンコ&ローリー」
20150819.jpg

「ウンコ&ローリー」???
おそらく、茶色く肥満なキャラがウンコで、
トイレットペーパーみたいなのがローリーなのであろう。
よくわからない。
特にウンコの方は...。
ウンコっぽい色の謎の生き物なのか?
ウンコっぽい体型と肌色をした人間のニックネームなのか?
それともウンコを擬人化したものなのか?

ただ、わかることは、この知人は私がこれで喜ぶと思って送って来たという事だけである。
どうやら、ウンコが絡んでいれば、何であれ喜ぶと思われているようである。

アホな小学生男子と違うっちゅーねん!!!
たまたまウンコが研究対象の真面目な研究員やっちゅーねん。

とはいえ、「なんやねん」と思いながらも顔はほころんでしまった。
このブログを書きながらも間違いなくニヤついている。

ちなみに、この知人はビジネス上では私が客のはずである。
しかし、過去にもこんなものを送って来た経緯もある。
ウン小話31の「妖怪うんこなすり」である。
一番クレイジーなのはこの人かもしれない。

おしまい。

2015年06月15日ウン小話
ウン小話47

この職場では検便の季節です。
食品工場の敷地内で働く労働者は年に3、4回の検便があります。

これは採便方法の説明です(検便回収チューブを入れて出す袋の裏。表は会社名と氏名が書いてある)。
20150615.jpg

何故かよくわからないのですが、仕事柄でしょうか、
毎回挑発されているような気がするんですよねー
イライラ (‐Д‐+)

特定病原菌の検出という極めて簡単な試験に、
高額の費用をとること自体が気に喰わないんです。
イライラ (‐Д‐+)

特に3の、
「先端がかくれる程度とし、取り過ぎないこと(多いと漏れる恐れあり)」
という箇所。
他は「です、ます」調なのですが、ここだけ違う。
素直に、「ウンコが漏れ出すと臭くて扱い難いので、よろしくお願いします」って書けばよいのに。
イライラ (‐Д‐+)

そもそも、こんなウンコ回収量が少量なのが気に喰わないのかもしれません。
もっときっちり取って調べろ。
イライラ (‐Д‐+)

そういうわけで、取り過ぎ満タン充填しておきました。
(^m^)ムフフッ

2015年06月01日ウン小話
ウン小話46

先日、大阪での講演後、懇親会に出ていたら、
ある社長さんに、
「ウンコの発音が抜群にいいですね~」
と褒められた。

汚ならしさがなく、
かといって、
過剰に美化するわけでもなく、
嫌みのない「ウンコ」だそうだ。

「こんな完璧な発音をどうやって身に付けはったんですか? 関西の人しか喋られへん発音なのに、大したもんや。」
「えっ、私、奈良県出身ですから。最初に言いましたよ。」
周囲も「最初に、言うってはったやんか~ 生駒やって。」

社長さん、どうやら「ウンコ」の発音が気に入り過ぎて、
それだけしか頭に残っていないようである。
講演内容も肝心な所はあまり頭に残っていないご様子(笑)。

一般的にあらゆる場所でタブーである「ウンコ」を、公の前で連発するのである。
結構リスクがある行為で、
私はその破壊力と嫌悪感を弱めるために、
ウンコの発音と間(ま)には強く拘っており、
これは職人技であると自負している。

この社長さんは、関西人ならできるという雰囲気であったが、
それは間違いで、ベースに関西弁があるのは有利と思われるが、
ネイティブ関西人であっても簡単にはできない高度な技術である。
(誰にでもできると思う方は、食事中に家族や同僚に「ウンコ」って連発してみると良い。きっと嫌われるだろう。)
だから、この評価は非常に嬉しい!

ただ、ウンコを美しく発音し過ぎ感動を与えてしまうことが、
内容理解を妨害する場合もあることには驚いた。
更に技術を進歩させねばならない。

おしまい。

2015年04月21日ウン小話
ウン小話45

昨日、ちょっと実験でウンコがいるので、便所にとりに行った。
My ウンコの回収~

本題とは外れるが、
ウンコをとるの「とる」という漢字はどの字なのだろう?
わからなかったので平仮名で書いたが、
採便という単語が存在するので、「採る」なのだろうか?
しっくりこない。
辞書には載っていない。

話を戻そう。
一定濃度に緩衝液で希釈してウンコエキスを抽出するのが目的なので、
必要以上に便を回収する必要はない。
容器サイズとエキス必要量と作業効率を考慮して、
容器に0.6~0.7gの糞便を回収するのがベストと考えた。

容器の重さを100分の1グラムの単位まで正確に量り、
いざ便所へ。

直観で回収。
戻って来て重量測定。
引き算をすると・・・

見事、0.68グラム!

(証拠写真を載せようかと思ったが、重量を書き込んだ容器の中にウンコが写っているので控えておく)

やっぱり俺はウンコ量りの達人である。
d(-д☆)キラリ

おしまい

2015年03月23日ウン小話
ウン小話44

10日ぶりに職場復帰。

いきなり助手A♀が話しかけて来ました。

A♀「今日、ウンコしてきましたか?」
私 「うん。朝した。」
A♀「そうですか・・・」
私 「欲しかった?」
A♀「はい。」
私 「めっちゃ、ワカメ入ってたで。」
A♀「えっ、オランダでワカメ食べたんですか?」
私 「いや、昨日や。昨日食べたんや。」

私の心「何日も前の食べ物がまだ腹の中にあるわけないやろ... 私は便通が良いのわかってないのか?」

とはいえ、真面目に実験しているわけですから、
出してあげようと腸に命令を出すわけです。

で、30分後、
私 「ウンコ出るけど、どうしよう?」
A♀「ちょっと待って下さい。」(部屋を出て行く)
A♀「これに5g下さい」(採便シートと小さい採便管を渡される)
私 「5gってこれにフル充填やん?」
A♀「はい!」
私 「この容器は入れ難いから嫌や。」
A♀「2.5gでも足りるので、半分でもいいです」
私 「それでも、もっと大きいのが良いんやけど。」

大きい容器をもらって便所へゴー!
結局、大きい容器は使わず、
少し苦労しましたが小さい容器に5割充填で提供してあげました。

帰国後、すぐに、
ウンコ提供を求められる恐ろしい職場であると再認識した私でありました。


おしまい。

2015年01月26日ウン小話
ウン小話43

先週火曜日にブログにしましたが、
先々週から絶食した自分の体を使って実験をやっております。
その結果、次の日の排便時に切れ痔になったという恐怖のスパイラルを報告致しました。
参照ブログ⇒絶食スパイラル

先週の金曜日に再び同試験を実施しました。
今回は前日の午後6時に出張帰りの新幹線内で食べたのを最後に、
次の日の午後6時までの24時間にも及ぶ絶食。
絶食のことをど忘れし、自分用土産に買ったたこ焼きすら食べられない
というハプニングもありましたが、
実験に対してはストイックに臨む私はたこ焼きを全て放棄し、試験を実施しました。
結果は、前回からの改善点が功を奏し、今後に繋がる良いものでした。
問題は次の日の排便です。

前回同様、朝食刺激がなかったので、絶食日は丸一日ウンコは出なかったです。
そうなると、ウンコ水分含量が減っておりますので気を付けねばなりません。
ウンコが溜まっていたせいか、朝飯前に便意をもよおしました。
さて、気を付けてウンコすっか♪
そーっと、そーっと、ルンルンルン ♪♪♪
鼻歌交じりで便器に腰掛け用意万全。

ところが・・・、あれれ?
いつもの調子でウンコが出ません。
肛門まで来て顔を出しているのは確かなのですが、出ないのです。
ウンコが硬くなっているのはすぐに肛門括約筋で感じ取ることができました。
勇気を出して、少し力を入れてみましたが、出ません。
徐々に、力強くしていきますが、出ません。
焦ってきます。
2分後には、肛門が切れることなんてどうでも良いわけで、
とにかく肛門から顔を出しているウンコを体外へ排出したい欲求がマックスに達し、
思いっ切り気張っている状態。
でも、出ない。
人生最強レベルのウンコきばり―――ッ。
おそらく顔面真っ赤でしょう。
でも、出ない。
「これが便秘の恐怖なのか!!!!????」
「水分含量が減るとこんなことになるのか?」
「ウンコ塊サイズが肛門のサイズを大きく上回ったのに加え、硬くなっているので物理的に出せないのか?」

平常心を失って来ます。
こんなの人生初ですから。
ウォッシュレットを最強で使ってみましたが無力。
トイレットペーパーを介して肛門から顔を出しているウンコ掴みを試みましたが不発。
その間、何度も何度もきばる(いきむ)ので汗だく。
いや、焦りで冷汗だったような気もします。

このままウンコが出なくて病院に行くしかないのかーーーー?

もう、これで出なかったら諦めようと思った最後の超本気のきばりで、
何とか出てホッ。
30分間位、まだ体の一部であるはずのウンコと格闘していました。

ウンコの水分含量は想像以上に重要と身を持って学んだ朝でした。
それ以上に、
便秘の方がこんなに日々苦しんでいるとしたら大変なことだと痛感した次第です。

もちろん、直後から肛門は激痛。
歩くのに支障が出る位。
薬を使う羽目になりました。

他にも書きたいことは色々ありますが、小話の範囲を超えますので
おしまい。

2014年07月24日ウン小話
ウン小話42

ピンクの可愛らしい袋がありました。
誰かが誰かからプレゼントをもらったのかと思いました。
誕生日か何かで。
20140724.JPG

でも、「何故、ドラフトチャンバー(※)の中に入っているのだ?」
と不思議に思って近づきました。

※実験者を有害揮発物質から保護するための排気装置。チャンバー外部の空気をガンガン吸い込み、装置上側から排出するシステムで、内側の怖い空気が実験者側に流れない装置。ガラス板をスライドさせて下ろして、下から手のみを装置内に入れて作業する。

近づいてびっくり。
中味はウンコでした。

ドラフトチャンバーの中でウンコを捌き、
必要分を測定した後に余ったウンコや
器具に付着したウンコを拭いた紙など
が入っていました。
このままでは処分できないので、滅菌するための袋でした。

アップの写真も撮りましたが、掲載は自粛。

処分ウンコ袋とプレゼント袋を間違うとは、
私もいよいよ病気ですね。

おしまい。

2014年07月04日ウン小話
ウン小話41

只今、自分の体を使っての実験中のため、
ビフィズス菌LKM512の摂取を禁止している。

『菌止』

5日目ですが、明らかにウンコが臭くなってきた。
いつもマイルド系ニホイの俺のウンコが...

自慢の無臭おならも、臭くなってきている。

昨日は移動中に腹痛で有楽町の便所に駆け込む有様。
明らかに腸内環境がおかしくなってきているのを実感している。

ああぁぁぁぁぁぁーーーー


とはいえ仕方ないので、逆にこの状態を楽しんで、
普段は破壊力ゼロの『握りっ屁』(※)がパワーアップしているだろうから、
誰かにかましてやろうと考えている。

※手の中に放屁し、屁を手の中に封じ込めたままターゲットとなる他人の顔の前に手を持って行き、手を開いて、自分屁の臭いを嗅がす行為あるいは技。やるのは楽しいが、やられると本気で怒る人が多い。真面目に解説したが、殆どの人は知っていると思われる。


おしまい。

2014年06月19日ウン小話
ウン小話40

やはり、何だか腹が立つ。

食品会社の工場の敷地内で働いている従業員は、
定期的に検便を受けなければならない。
万が一、食品を製造している現場の人間が病原菌を保有しており、
それが製造品に移行したらいけないからである。

今週も協同乳業㈱東京工場の敷地内は検便週間であった。

近代化された工場で、手洗いが徹底された環境下で、
従業員のウンコ由来病原菌が入り込む隙があるのか謎であるが、
そんなことはどうでも良い。
ルールなのだから従おう。

但し、従業員に糞便提出を強制する案内文書に『腸内細菌検査』と書かれているのが、
必死で腸内細菌の研究をしている者としては著しく気に食わぬ。

腸内細菌というのは、主として大腸に棲息している1000種を超える細菌のことを示す。
これらの大半は培地(シャーレ等)で生やすことができない難培養性の細菌である。
従って解析するのがめちゃくちゃ難しく、多くの研究者が必死で試行錯誤している。
たかが、10種類にも満たない程度のシャーレで簡単に生える病原菌を調べるだけで
(何種類調べているのかは価格次第でしょうが。しかもめちゃくちゃ高額でしょうが)、
腸内細菌検査と表現するのは許せない。

軽々しく使うな、ボケッ!
腸内細菌を ナメテンノ(゚∀゚)カーーー?

正しく表現するなら『腸内病原菌検査』やろっ
わかり易く、シンプルに『検便』で良いではないか。

ウンコ話8で書いたことがあるが、
もう少しでボイコットしそうになった。

ウン小話シリーズ初の怒りモードで、おしまい

2014年04月18日ウン小話
ウン小話39 ―ウンコ系プレゼント―

こんなウンコ系プレゼントをもらった。

20140418.JPG

助手KYからである。
ウンコ型容器にウンコ型の飴ちゃんが入っている。

理由は忘れたが、私が怒った何日か後に、ご機嫌取りのようにくれた。
かわいらしい行為であるが、
ウンコグッズで簡単に機嫌が取れる人物であると私が評されていると思うと、
余計に腹が立って来る(笑)。
だが、ウンコグッズは嫌いではないので有難く受け取った。
飴ちゃんが無くなったら貯金箱にしようと思う。

でも、甘いものが嫌いなので、お客様等にプレゼントしている。
場が和む効果は抜群である。
さすがウンコ!

そういえば、助手KYは初登場かな?
「空気読めない」の略ではない。
本名の名字と名前の頭文字である。
但し、彼は、「空気読めない」ことは無いことも無い(3重否定)
のも事実である。

我々のチームに入ってまだ1年経ってないが、
既に彼のウンコに関連する逸話は常人の域を超越している。
但し、私の文章力では爽やかにブログで紹介する自信がないので、
そして、協同乳業のイメージを著しく損なう可能性が高いので、
控えようと思う。


おしまい。

2014年02月25日ウン小話
ウン小話38

今朝も、前回のウン小話37と同様に糞便回収日である。

一点異なるのは、実験の都合上、全糞(いわゆる「丸ごとウンコ」)は必要ないということ。
一部を採便管とセットの耳かきのような道具で掻き取り検便の様に集めるだけ。

一般的には、この方法(一部掻き取り法)の方が精神的負担は少ないと思われる。
「ウンコを提出するのにどちらでも関係ないよ」と思われる方、
以下の二つの文を比較してもらいたい。

1.「検便みたいにウンコの一部をとって、私にちょうだい
2.「ウンコ丸ごと、私にちょうだい

変態度の差は明らかである。
いや、自ら変態と書く必要はない。これは仕事であった!!!

しかし、私の様なウンコの恐怖心を克服した者にとってみると、
被験者になった際、
ウンコの一部を掻き取る作業は、丸ごとウンコ法と比較すると非常に面倒に感じる。

全糞回収は、お尻にビニール袋をセットする1ステップだけで良い。
それに対して、
一部掻き取り法は、まず、ウンコが水に浸からない様に準備し、
排便後、お尻を拭いて(但し、私の調査では少数派であるが、拭かずにそのまま尻丸出しで作業する人もいる)、ウンコを観察しながら掻き集めなくてはならない。
ニオイも至近距離から浴びることになる。
しかも、採便管に入れる際に容器の縁にウンコが付着することが多く大変である。

以上。
マニアックなウンコ研究話でした。

おしまい。

2014年02月18日LKM博士の勝手にベストセレクション
ウン小話37

朝飯前に便意をもよおした。
直後の"前ぶれっ屁"も、排便タイムの接近を私に知らせる。

まずい。
今日はあかん。
今日は耐えなあかん。
今、出すわけにはいかない。

慌てて家を出た。
今日は電車通勤の日。
走る。
でも、道路は所々凍結している。
運悪く、信号に引っかかる。
さらに運悪く、踏切にも引っかかる。
一本でも早い電車に乗りたいのに。

ラッキーなことに電車に乗る頃に便意は納まった。
油断してはならないが、ホッと一息。
無事に研究所到着。

1時間後、本日2度目の便意をもよおす。

道具をもって便所へ。
排便。
15年ぶり位に、ビニール袋によるダイレクトキャッチ!
完璧!
さらに、アルミの袋に入れて厳重に封印。
全糞、いわゆる「丸ごとウンコ」、の回収完了。

今日の私のお腹の中には、
昨日から特別仕様で仕込んだ大事な実験用ウンコが入っていたのだ。

回収後はたっぷり保冷剤の入った発泡スチロールの回収箱に提出。

手前には、後ろの箱に「丸ごとウンコ」が入っているとは露知らず、
分析業務に励んでいる美女がいた。
20140218.JPG

とりあえずアピールしておいたが、特に驚く素振りもない。
さすが、協同乳業の研究所。
ウンコ文化が根付いている。

おしまい。

2014年01月21日ウン小話
ウン小話36

今朝、私の車の前を真っ黄色のホンダのフィットが走っていた。
やけに黄色い。
理由がわかった。
シートも黄色なのである。
更によく見ると、乗っている人も黄色いフリースを着ている。

キレンジャーみたいな人が乗っているかと思いきや、
ガリガリの男の人が乗っていた。

「このネタをブログネタにしようかな~」
と考えながら、ウォッシュレットで肛門洗浄し、
ふとウンコチェックをすると、
かなり黄色のウンコが出ていた。
ビフィズス菌LKM512の食べ過ぎだ。

おしまい。

2013年12月18日ウン小話
ウン小話35 ―個体番号意味なし―

チーム内で、皆でウンコを出しあって、
腸内菌叢調べたり、ポリアミン含量を測ったりしてみました。

女性もいますので、第三者に頼んで各自に個体番号をつけて、
誰のウンコかわからないようにして。

で、結果を一覧にしてミーティングで皆で眺めてみたのです。

すると、皆、自糞のデータは気になるようで、
普段のミーティングとは違う異様な食い付き。

「え~、私、ビフィズス菌少ない~。No.3の半分しかいない」
「俺だけスペルミジン少ない」
みたいに各自が喋り出すわけです。

あの~、それ言ったら個体番号がわかって来るのですけど...。

気が付くと、結局、番号を自身で言ってしまっています。

私は頑張って黙っていましたが、
気が付くと、残りのNo.6は・・・私しかいない・・・。
自動的に判明したのでした。


おしまい。

2013年11月27日ウン小話
ウン小話34

今日は自分のウンコを回収する。
That's the 採便.

趣味ではなく、実験のため。
立派なお仕事である。

しかし、単純に出たブツを適当に回収するのではない。
そんなことは素人がすることである。
俺たちはプロ。
もっと志高く、難しいことに挑戦する。

何をするのか?

答えてあげよう。
昨日の昼飯由来のウンコを回収するのだ。

どうやって昼飯が原料のウンコを識別するのか?

そんなの簡単さ。
消化され難いものを前日の昼飯に仕込んでおけば良いのだ。

そう、俺はヒジキを待っている。
ヒジキの入ったウンコを待っている。

早く出てこい、ヒジキ君。

早く出てこい、ヒジキ君。

2013.11.27 am 6:00現在 
ブログがアップされる頃には出会えていることを願いながら

おしまい。

2013年11月19日ウン小話
ウン小話33

ウンコを使った新規実験を検討中である。
我々の様に、「ウンコ中の腸内細菌が何を作っているか?」
というテーマの場合、
その実験工程で、「ウンコ培養」が入ることが多い。

簡単に「ウンコ培養」というが、
採れたてウンコを瓶に詰め、酸素を抜いて(※)、きっちり蓋を閉め、
37℃で24時間程(実験に合わせるので時間は変動)保温するのである。

※大腸内は無酸素状態(嫌気)なので、殆どの腸内細菌は酸素に弱く、
酸素が存在する環境下では死んでしまい実験できなくなる。

新規実験ということもあって、チームメンバーが全員揃い、
24時間培養させたウンコ瓶の開封(中味を使った実験)に立ち会った。

ウンコ臭には慣れている我々であったが、
その瓶の中から漏れ出てきたニオイは臭かった。
僅かしか漏出していないが臭かった。
マイルド系のニオイであったが臭かった。

同席していたウンコど素人の機器メーカーの方は、思わず、
「このサンプル、何ですか? ・・・臭いです・・・」
顔を背けている。
本来、客である私達にそんなことは言ってはいけないはずであるが、
思わず声になってしまったようである。

親切にウンコを提供してくれたスタッフは、孤軍奮闘、
「そんなことないですよ~。大して臭くないですよ~。」

いや、
「くさいものは、くさい」

但し、チームのためにウンコを提供してくれた勇気ある行動には心から感謝している。

サンクソ ベリー ウンチ!

そもそも誰のものを培養しても臭い。
お礼に、今度、私のウンコ培養物を嗅がせてあげようと思う。

おしまい。

2013年08月26日ウン小話
ウン小話32

夏休みの奈良帰省のお土産はウンコシリーズにした。
20130826.JPG● 鹿のデカうん
● 鹿の落し物?
● 鹿のふん

私らしくて良いと思う。

それにしても、
実家に帰ってお土産にウンコな品物を購入できるなんて、
俺って幸せ! (o^ー^o)

おしまい

勝手に奈良県観光大使より

2013年05月21日ウン小話
ウン小話31

ある知り合いが、いきなりこんな画像を送ってきた。

「妖怪うんこなすり」である。

今まで聞いたことがある妖怪の中で、最も恐ろしい妖怪である。
こんなことをされる位なら、食べられる方がましである。

20130521.jpg
出典:http://twitpic.com/byf85s 

この知人は画像を発見し、
私とその周辺の人々を連想したらしい。

ちなみに、その知り合いはビジネス上では私が客のはずである・・・。


恐るべし、ウンコから連想される俺の存在。

念のため言っておくが、こんな行為はやったことはない。
だが、やってみたい気持ちはある。

それより、誰かこの絵に書いてある文字が読めるならば教えて欲しい。
最後の行の「頭になすりつける・・」という箇所以外は読めない。

おしまい。

2013年04月11日ウン小話
ウン小話30

「おはようんち!」

Twitterで最初につぶやくのは勇気がいったが、慣れとは凄いものである。
最近は、社外の方に午前中に送るビジネスのメールでも、
冒頭あいさつは
おはようんち!

冗談が通じる少々目上の方には
「おはようんち!」でございます。

すると、皆さん、おはようんち!でメールが返って来る。

怒られるどころか、むしろ人間関係が良好になっていると感じる。
それはそうである。
「お世話になっております」や「お疲れ様です」より楽しいのだから。

先日は、
「博士から、本物のおはようんち!メールを頂けて光栄です。
部署内で自慢させて頂きました。」

と社外の方からのメールが。

おはようんち!
みんな、恥ずかしがらずに使ってくれたまえ。


おしまい。

2013年03月27日ウン小話
ウン小話29

「一応ウンコはとっておけ」

これ私の口癖です。
ウンコは回収して保存しておくようにという意味です。

どんな実験でも、
対象がヒトであろうがマウスであろうが
我々はウンコを保存しておき分析する。

ウンコも喜んでいることでしょう。
普段は捨てられているのですから。

おかげでディープフリーザー(-80℃冷凍庫)はウンコで満タンです。

実際に、論文化の審査過程で保存ウンコに助けられたこともあります。

まさに、ウンコの恩返し!


おしまい。

2013年02月18日ウン小話
ウン小話28 ウンコなお土産

野菜のお礼ということで、ウンコな北海道土産を頂戴した!
201302181.JPG
『ウシのう○こ?』というお菓子だ。

裏にも少々コメントが書いてある。
201302182.JPG
「思わず楽しい気分になってしまうようなネーミング」
らしい。
「う○こを食べて、今日も笑顔!」
だそうだ。

何故「う○こ?」と表現するのだ?
「うんこ」と書けばよいのに。
しかも「?マーク」まで。
『ウンコ・ラブ』な私としては、この中途半端なネーミングには少々苛立ちを感じる。

商売にウンコを利用しているだけである。
ウンコへの愛情が伝わって来ない。

奈良を見習え!
「鹿のふん チョコクッキー」
「チョコ豆 御神鹿のふん」
「鹿のふんピーナッツ」
直接的な糞便的表現で勝負している。

いや・・・ちょっと待て、このコメントをよく読むと・・・
「思わず楽しい気分になってしまうようなネーミング」
「ような」が入っている。
楽しい気分になるわけではないらしい。
それなら仕方ない。

菓子自体は美味しかった。サンクソ!

おしまい。

2012年10月17日ウン小話
ウン小話27(おなら小話)

ビフィズス菌LKM512を何か楽しい企画を通して
アピールしてみようと考えることも仕事です。

時にはそのような企画を専門に扱う会社に相談することもあります。

相談すると、
普通はLKM512自体の素晴らしさをアピールする、
似たり寄ったりの企画が出てくるのですが、
たまに、私のブログやTwitter等を熟読して、
そこから受けた印象を元に企画を提案される方も出てきます。

先日、
「LKM博士のオナラのニオイは本当に臭くないのか?」企画
が提案されました。
ニンニクを食べたらどうなるのか?
他の人と比べたらどうなのか?
等々

これは私のTwitterの自己紹介のところに、
「俺のオナラは臭くない!(自慢)」
と書いてあるからでしょう。

私は律儀に、
ガスクロマトグラフィー(GC)で測定するのか?
ガスクロマトグラフィー―質量分析装置(GC-MS)で測定するのか?
いやいや、ニオイセンサーかな?
いやいやいや、ヒトの鼻やろ!
そもそもどうやってオナラを回収するのか?
等と悩んだりしていたのですが、
2週間程経つと、企画自体が却下されていました。

おしまい。

2012年08月21日ウン小話
うん小話 26

ウンコを扱っていると、その素晴らしい香りを他人に嗅がせたくなる衝動に駆られます。
少なくとも私は。


先日、少々の古いウンコをオートクレーブ処分した時に、
容器にほんのりとウンコ臭がしたので、
大学からインターンシップで私の部屋に来ているU君と助手Aに匂わせてあげました。
(参照ブログ:オートクレーブ

U君 「うっ」
助手A「うぉっ」
私 満面の笑顔(たぶん)


直後、
助手A 「これもなかなかのものですよ」
ウンコ運搬用の袋を持って来ました。ウンコを酸素に触れさせないための袋です。


私 「ウェッ」
U君 「さっき匂ったのでもういいですよ。」
私「いや、さっきのは冷凍ウンコ。こっちは生ウンコやから臭い違うで」
助手K「確かに違いますね」
U君 「ううぉっ」


ウンコを扱っていると、その素晴らしい香りを他人に嗅がせたくなる衝動に駆られます。
少なくとも我々は。


おしまい

2012年06月25日ウン小話
ウン小話25

色々な方のウンコを頂戴し実験してきました。
もちろんその過程で、自分のウンコを調べることも何十回もありました。
しかし、私が分析するわけで、私のウンコを他人に分析してもらった経験は殆どありません。

ところがです。
所内の他部署の研究員に腸内菌叢の解析を教えることになりました。
で、説明し、培地を作り、いよいよ実サンプル、すなわちウンコで実習するかとなった時、問題が起きました。
「誰のウンコで練習するねん?」

通常は
「明日、お前のウンコでやるぞ!」
となりますが、教えている相手は20代女性。
ウンコ免疫ゼロです。

最初のウンコ処理は、私が付き添って、一から教えなければなりませんので、
自動的に私がその女性のウンコを見て触ることになります。
これはセクハラになるのではないか?

いや、だからといって、「私がウンコ出してあげるから、それでやりなさい」というのも、立派なセクハラではないか?

いやいや、ウンコは男女共に出すものなので、性的な意味はなく、セクハラには該当しないはずだ。
ちなみに、これ、私の持論です。
セクシャル(性的)・ハラスメント(嫌がらせ)ではなく、
フィーカル(fecal:糞便的)・ハラスメント(嫌がらせ)であり、
区別すべきものであると思っています。

と悩んでいても仕方なく、そもそも仕事ですから、「誰のウンコでする?」と相談しました。
そしたら、躊躇なく、私のウンコでやりたいというではないですか!!!

「わかった。特大出すわ。」
(実際は特大ウンコが出ても、採便管に一部を回収するだけである。)

何はともあれ、私がその女性のウンコを見て、余計なコメントをするリスクを回避できたので、一安心したのでありました。

おしまい

2012年04月24日ウン小話
ウン小話24

私の書きかけの論文を見直すと、驚愕の表現がありました。

『糞便愛の量』


(◎。◎)!

仕事柄、糞便という言葉はよく使います。
これはブログに使うとかではなく、立派な科学的な表現です。
特に糞便の中の成分を表現する時、糞便内○○と表現します。
糞便内菌叢、糞便内ポリアミン量など。

MS Wordのローマ字変換では、
「F, U, N, B, E, N, N, N, A, I」とキーボートをたたき、
「ふんべんない」と文字が出て、
「糞便内」と漢字に変換されます。

どうやら、Nが一つ抜けて、
「F, U, N, B, E, N, N, A, I」とキーボートをたたき、
「ふんべんあい」と文字が出て、
「糞便愛」と漢字に変換されたようです。


『試験後の糞便愛の量は増加していた。』
ん~、深層心理にあるのか?
確かにそうである。

おしまい

2012年04月12日ウン小話
ウン小話23

先日のOB会でお会いした、
14年前に私に「ウンコ実験」業務を命じた元研究所長は、
私のことを毎日思い出すそうです。
(「牛乳のパワー」参照)


私「はぁっ、気持ち悪い。なんでですか?」

元所長は答えました。
「いやー、俺、犬飼ってんだけどさー、散歩でウンコするだろ。
それを拾う時に毎回思い出すんだよなー。
ワーッハッハッハッ
こんな臭いの使って仕事して辛いだろうなーって。
俺がやらせたんだけどねっ、申し訳ないなーって思って。
なーんちゃって。ワーッハッハッハッ (^皿^◇)」

私「その犬で実験しますよ。ウンコ送って下さい (^畄^*)」

おしまい。

2012年04月02日ウン小話
ウン小話22

ウンコなお土産を頂きました!

20120402.JPG


現在、アメリカ南部のアトランタで研究しているシン君のお土産です。
シン君は、このブログに原稿を頂いたこともある共同研究者です。
そのブログも面白いので是非読んで下さい。これです(↓)
ブログ150回記念スペシャルゲスト企画 京都のシン君①
ブログ150回記念スペシャルゲスト企画 京都のシン君②

ウンコのぬいぐるみとマグネットです。
未消化コーンと思われる黄色い物体が縫い付けられています。
アメリカ南部はコーンを常食しているのですかね?
ぬいぐるみになる位、この辺の皆さんのウンコにはコーンが入っているのでしょうか?

日本でお馴染みのとぐろ状の"まきまきウンコ"ではなく、
リアリティーのある形状をしています。
大きさも実物大の13 cmです。
しかし、ウンコに顔を書きたくなるのはアメリカ人も同じようですね。
左のマグネットのウンコちゃんは牛の鼻輪を着けています。

早速、実験参加者に配布する「ウンコ回収方法の説明書」用の解説図に、
このぬいぐるみの写真を使わせて頂きました。

それにしても、土産までウンコになる位、私はウンコな人と思われているのか・・・。

おしまい。

2012年02月20日ウン小話
ウン小話21

ついにやりました!

"国内短時間飛行前後空港ウンコ"

です。

先日、石川県白山市にある、北陸メイトー乳業㈱に
LKM512の勉強会のために出張した帰りです。
一泊してその帰り、朝の飛行機でした。

小松空港で搭乗前。
羽田空港で着陸後。
飛行時間は1時間程度。
なかなか簡単にできる芸当では無いと自負しております。
しかも、両方とも量もたっぷり。
前日、懇親会でたっぷり飲み食いしたのが良かったのでしょう。

前日の昼に初めて食べた金沢カレーもウンコになっていたと思います。
色が...。
ウンコを見ればカレーを食べたくなる域にまで精神的に成長した私は、
排便後、土産に金沢カレーを買いました。

2011年12月08日ウン小話
ウン小話20

ウンコ実験をしていると皆、ウンコに対する考え方も変わってきます。
といいますか、ウンコに慣れてきます。

共同研究先とウンコ試料のやり取り(冷凍宅配便などを使って受け渡し)を行うのですが、
我々はウンコ試料に食べ物を同封することがあります。

一般社会ではあり得ないですよね~。

断熱性の高い発泡スチロール容器を使いますが、
ウンコ試料とドライアイスが最低限必要、
大概スペースが余るので、
そこに工場試作で余ったアイスクリーム等を詰め込みプレゼントするのです。
送付料金は同じなので、理に適っているでしょう!
送付先には、びっくりするほど喜んでもらえます。

汚いと思われるかもしれませんが、それは一般人の気分の問題です。
我々ほどウンコを大切に扱っている人種もありません。
『ウンコ第一!』
ですから、ウンコは厳重に封をされて守られています。
しつこいですが、ウンコが漏れ出さないように封をするのではなく、
貴重なウンコ試料が汚染しないようにするためです。
従って、ウンコ成分が食品と接することはあり得ません。
もちろん空気すら通しません。
そもそも約24時間前は食べ物だったじゃないですか。

これを繰り返していると、最近、私が同様にプレゼントを受けるようになりました。

今日は、マウスのウンコと一緒に「伊萬里焼饅頭」を頂きました!
ご馳走様です。
20111208.JPG

2011年11月18日ウン小話
ウン小話19(青いウンコ)

自分の便の滞留時間ってご存知ですか?

色々あって、それを調べようと食品添加物の青色色素を飲んだのは一昨日の午後9時ごろ。
楽しみであり、少し不安であり、複雑な心境で、
昨日の朝の便をチェックしました。
普通のウンコです。
「12時間では出ないらしい...」

昨日12時58分、1時20分から研修で講義予定だったので、
「その前にウンコしておこう」
と2度目の排便 on/in/at (?) 和式便所。

快便!
ふと下をみると、
青!!!!!!!
ウンコは黒っぽく明確な青ではないのですが、それより水が...。
"ブルーレット置くだけ"の中にウンコをしたような感じです。

実験結果
食して排便されるまでの時間:16時間

もちろん、拭いた紙も青かった...。

おしまい

2011年10月28日ウン小話
ウン小話18

昨日の「ヤモリの糞」関連ネタをウン小話風に書いてみました。
====================================

朝、出社し自分の職場へと階段を上っていると、事務所メンバー+掃除のおっちゃんに
「これ何かわかるかな?」
と昨日のヤモリの糞のついた壁を指さされました。

私  「ウンコですね。」
事務所「やっぱり、そうだよね!」
と一人は誇らしげであるが、一人は驚きの表情。
事務所内で、これがウンコか否かで意見が分かれていたらしく、
ウンコ博士がウンコと断言したので決着がついた様子。
事務所「まずいなー、ネズミがいるのかー。」
私  「えっ、ヤモリですよ。」
事務所「えっ。」
私  「https://lkm512.com/blog/images/2011/10/27/」(昨日の説明をする)
清掃員「そうか、イモリかー」
私  「いや、ヤモリです。」
清掃員「ヤモリかイモリかどっちでもいいけど、この前」(話を遮る私)
私  「どっちでも良いわけないでしょ。ヤモリは爬虫類で、イモリは両生類で・・・。
こんなところにイモリがいたらえらいこっちゃ。」
清掃員「そうなの(どっちでも良いというリアクション。ちょっとむかつく私)。
でも、この前死骸があって俺が処分したからもう大丈夫だよ。」
私  「いや、これ昨晩のウンコです。もしかしたら一昨日かもしれないけど。」
清掃員「なんでわかるの?」
私  「だって、まだ濡れているじゃないですか。」
清掃員「えっ。そう? そんなに濡れてないよ。」
私  「いや、これでも水分含量60%はあります。」
清掃員「・・・。そうなの?」(こいつは一体何を言ってるんだという反応)
私  「しばらくこのまま残しておいて下さい。」
清掃員「はあー、なんで? ダメだよ、掃除しないと。」
私  「写真とるだけですから5分待って。(心の声「あんたがブログに登場や!」)」
清掃員「・・・写真?」

おしまい。

因みにマウスのウンコは「ウン小話12 」で写真を載せていますので比較してみて下さい。

2011年09月28日ウン小話
ウン小話17

自分の体で予備実験をしていると、ウンコを毎日集めないといけない時もあるのです。
日動変動とか調べたくなるんですねー。
私はプロですから、毎日でも実験に使うウンコは会社で出す技術は持っています。
素人みたいに
「今日は家で出してしまったのでもう出ないです。」
なんてミスはありません。

しかし、会社に来られない日は困ります。
3日連続の回収計画で、昨日、今日と順調に来ていたのに、
「わー、明日は外出になってしまったー (→.←)」
と慌てるわけです。

でも、頑張ります。
出発前に家で採便です。
と、ここまでは良いのですが、保存が大変。
当然、自宅の冷凍庫で保存するしか方法は無いわけですから。
ホカホカウンコを冷凍庫に入れるなんて、普通の家庭で許されます~?

仕方なく、家族には無許可でこっそり隠すわけです。
下は冷凍食品、上はラップで包んだご飯、横はホームランバーというような環境下に置くのです。
但し、万が一の時のために、この文言は大きく書いておきます。

"開封厳禁"
20110928.JPG

おしまい

2011年09月27日ウン小話
ウン小話16

先々週と先週、ある予備実験で自分のウンコを何度も集めていました。
忘れないようにするため、便所に採便グッズを置いておきました。
こんな風に。

20110927.JPG


採便管と採便シートですね。
採便シートはこれを敷いて、ウンコが水に浸からないように回収するために使います。

誰でも気が付くので、普通なら、
「また、ウンコ集めて実験しているんですか?」
なんて会話がありそうなものですが、
皆さん、完全無視。
知らん顔。

下手に絡んでしまうと、
「これ食って、ウンコ出せ!」
ってリスクがありますからねー。
怖い所なんです、ここは・・・。

おしまい

2011年07月22日ウン小話
ウン小話15

ウンコを使った研究の予備実験は自分のウンコで行います。
例えば、実験の前処理法など、研究目的に合わせて検討する必要がある場合です。
他人様に頂いた貴重なウンコを無駄にしてはいけませんので。

それで、今、少し多めにウンコが必要なのですが、使えないウンコが出て困っています。

そのウンコとは"トウモロコシ糞"。
2011年野菜作ってますシリーズ14でも紹介しましたように、美味しいのがドンドン獲れるのですね。
毎日、朝獲りの甘いのを丸ごと1本、多い日は2本食べていましたので、
ウンコ中に未消化トウモロコシが出てくる、出てくる。
コーンクリームコロッケ級の混入量です。
(写真を見せられないのが残念)

実験できませーん。

ですが、やっとトウモロコシの収穫が終わりましたので、来週いよいよ実験できそうです\(o ̄▽ ̄o)/

このタイミングを逃してはいけません!

間もなく収穫が始まるモロヘイヤを食べ過ぎると、"糸引きウンコ"に変わってしまうので...。

おしまい。

2011年06月15日ウン小話
ウン小話14

今日は検便関係の話です。
昨年末にウン小話8で書いた検便のエピソードもかなり反響がありましたので、まだ読まれてない方、忘れた方は是非こちらも読んで下さい。

さて、この敷地内、昨日検便キットが従業員に配布されました。
来週提出だそうです。

何故かこの部署の人達は、これを受け取った私が何かコメントするのを待っているのでしょうか?
そういう雰囲気の微妙な沈黙があったので、万年下痢気味の助手Kに話をふりました。

私「下痢やから採便するのって大変やろ?」
K「いいえ。」
私「どうやるの?」
K「直接挿します。」
私「でも、便器で水に下痢便が入ったら採便できないやろ?」
K「いや、肛門に直接挿します。」
他メンバー 「・・・???」 ( ̄口 ̄;)!! Σ( ̄□ ̄;)  XXX@_@XXX
衝撃の沈黙の後、大爆笑と確認の質問攻め。

20110615.JPG

普通はこのスティックの先の膨らんだ部分を便に突き刺して便の一部を回収するのですが、
助手Kは下痢気味で排便後にその行為は困難なので、肛門にこのスティックを直接挿すというのです。
いやー、何て言ってよいのやら・・・。すごい・・・。

2011年6月14日午後6時40分
ウンコネタのレベルが非常に高い協同乳業㈱研究所技術開発室の居室に衝撃が走ったウンコネタでした。

おしまい。

2011年05月23日ウン小話
ウン小話13

家には私一人。
便意(もちろん"大")をもよおし便所に駆け込み、
排便後ウォッシュレットで洗浄して終了。
快便!

1時間後、再び便意(しつこいが"大")をもよおし便所に駆け込み、
座ろうとした時、便器に1 cm程度のゴミのような物体が付いているのに気付く。
「あれれ、先程のウンコがこびりついたのか?」
と覗き込むと・・・
なんとミズナの葉そのものw(゚o゚)w

野菜を食べ過ぎて、殆ど未消化で排泄されているようである。
ミズナは、さすがに黒っぽい緑色に変色してるが、完全に原型を留めている。
おそらく前日に収穫後大量に食べたものでしょう。

これはウンコなのか?
それとも肛門から出てきたものの植物体なのか?

未だ私の中で結論は出ていない。

ただ、
「こんなウンコが研究サンプルとして提出されることがありませんように...」
と願うばかりである。

おしまい。

2011年04月22日ウン小話
ウン小話12

1ヶ月間かけて実施したウンコ実験の結果を分析していたら、
フレッシュウンコを使って確認試験をする必要性が出できたので、
朝からマウスのウンコを回収しようと、
私の高度なマウス排便促進技術でウンコを集めていたら、
途中で私自信がウンコをしたくなり、
慌ててウンコに行くと、
漫画のようなトグロ状ウンコに近い形のウンコ(完成度75%)が出て興奮したが、
ウンコ回収中であったため慌てて流して実験室に戻り、
マウスのウンコを引き続き回収し、
予定以上に大量のウンコが回収でき、
助手Sに「こんなにウンコがとれた!」と自慢しながら、
ウンコを入れた容器に脱酸素剤を入れて密封し、
共同研究先にウンコを急いで持って行った。

先週の出来事です。
ダラダラと長いが、1文で、しかも全ての文節にウンコという単語を入れた文章が完成し非常に満足している。
1文で14回の"ウンコ"という単語使用量はギネス級でしょう。
20110122.JPG

これ、1つのウェルに1匹からとったウンコを入れています(合計8匹分)。
1匹から少なくとも6-7個、多いものでは12-13個のウンコを回収しました。
マウスのウンコを集めた経験がある方はわかると思いますが、
これだけの量を集めるのは凄い技術であります!
ちなみにたった15分間でこれだけ集めました。
神業的ではないでしょうか?
企業秘密のため方法は教えられませんが...。

2011年03月23日ウン小話
ウン小話11

地震後、ガソリン不足で車通勤から電車通勤に変わったのですが、それに伴い私のウンコリズムも変わってきたようです。

地震前は、大体家を出る直前の6時50分頃と、通勤中の8時頃から会社に着いて間もなくの8時40分頃との主として2回のピークがあったのです(2回とも排便するとは限らず、どちらか一方のことも多い)。
ところが、
電車通勤になってから、会社に着いて10分程度経過する8時30分頃に排便するようになってきました。

「電車通勤では自由にウンコできない (≧へ≦) 」
と体に言い聞かせているからだと思います。

とにかく朝の男子便所「大」は混んでいるんですよね~。

車通勤時に、特に8時頃から便意をもよおしていたのは、
「コンビニ乱立地帯に入るから、いつでも大丈夫 (^。^;) 」
と私のウンコ色の脳ミソが理解していたからでしょう。

そう考えると、
カーナビでNHK連続テレビ小説「てっぱん」を見るようになってから、
8時-8時15分の間に便意が生じることが少なくなっているのに気が付きました。

腸管は自律神経で操られているので、本人の意思通りに動かせないはずなのだが...。

とはいえ、必要な時は自分のウンコを出して回収して実験するような仕事ですから、
特殊能力を身に付けつつあるのかもしれません。

おしまい。

2011年03月03日ウン小話
ウン小話10

先日、LKM512プロジェクト会議で信じ難い新事実が発覚しました。

12月-1月の日々のブログアクセス数をグラフで表したのですが、
1月24日だけ突出しているのです。
20110303.jpg
(赤がブログのアクセス数、黒はホームページのアクセス数。余談ですが、ブログ目的でアクセスして下さる方の方が、ホームページ本体へのアクセス数より多いのです。)
おそらく、1日あたりのアクセス数では、ブログ史上最高だと思います。

何を書いたのでしょう?

ジャジャーン!
「発表! 2011年 年間ウンコ回数」
の日だったのです。

Σ(゚ロ゚ノ)ノ
びっくりです 

皆さん、私のウンコ回数にめっちゃ興味があったのですね~ ( ̄ー+ ̄)

色々迷っていましたが、
そういうことならウンコの数え甲斐もあるというものです。

これからは、
"世界で最もウンコ回数を注目されている男"を目指したいと思います。
ライバルがいないので、既になっているという説もありますが...。

おしまい。

2011年02月22日ウン小話
ウン小話⑨

ウンコネタをブログなどで熱く語り過ぎているせいでしょうか、
「そうそう、聞きたいことあるのです。」
なんて言われて、個人的なウンコのことを質問されることがあります。

研究機器メーカーなどの営業に来られる初対面の方でも、ブログで私のことを事前調査されている方が多く、ウンコ話の先制攻撃を受けることがあります。

たとえば、
「先日、凄く長いウンコが出て、流しても流しても、便器に突き刺さるような状態で流れないんです。何なのでしょうね?」

「(面白いですが、)あなた、何なのですか?」と聞きたくなります。

でも、ウンコの誘惑には負けます。
面白いので色々とウンコ話で盛り上がってしまいます。
挙句の果てに相談されました。
「また、あんなのが出たら、どうしたらいいんでしょうね?」

「俺は、ウンコ相談室の先生か・・・。」(心の中)
と思うことがよくあります。

ちなみに、これに対する回答は簡単です。
しばらく待って流せば良いでのです。
私も便秘の方の固いウンコを実験に使う時は、生理的緩衝液(ウンコ中の細菌や成分への影響が少ないように、浸透圧やpHを調製した水溶液)に浸し、氷温(試験管ごと氷に突き刺して)でしばらく放っておきます。
そうするだけで、柔らかくなり、非常に扱いやすくなるのです。

おしまい。

2010年12月27日ウン小話
ウン小話8

食品会社(工場がある敷地内)では年に数回、検便があります。
食品衛生上、病原菌保有者がいないかの確認は仕方ないことなのでしょう。
その時期になると、
一方的に採便管が従業員全員に配布され、提出日が文書で知らされます。

と、その文書の末尾には、いつも、
「提出しなかった者は、各自で検査するように。」
という意味の文章が書かれています。
もちろん私の"ウンコ色の脳ミソ"でも、
「未提出者は自分で検査機関に持って行き、病原菌陰性である証明をもらうように」
という意味である事は理解しているのですが、何か引っかかります。

「これは俺を挑発しているのか? そんなこというなら自分で調べたろか。」

どうしても心が抑えきれず、数年前、提出するのを止めました。
締め切り時間の直後、勝ち誇ったように事務のおっちゃんが「自分で調べろ」と言ってきたので"待ってました!"

「わかってます。自分で検査します。俺が得意なの知ってるでしょ? どの菌を調べるの?それがわからないと検査できないので検査機関に聞いて下さい。どうせ選択培地に塗ってるだけでしょ。経費削減したいなら、全員分、俺がやったるで!」

数分後、上司が
「頼むから出してくれ...」

おしまい。

2010年11月08日ウン小話
ウン小話7

先日、共同研究しているシン君の結婚披露宴で、
昆虫のことを愛されている京都大学の先生と会った時の話です。
(ちなみに、本職の研究分野は微生物関係で、昆虫とは関係無いのに、たくさん昆虫関係の論文を発表されているバイタリティーに富んだ方である。)

シン君経由で先生の存在は知っていたので、
私がハンミョウ(大好きな昆虫の1種、先生の専門昆虫)の幼虫ことで質問したり、
先日の私のオオセンチコガネを紹介したブログ(https://lkm512.com/blog/images/2010/10/05/)に対して感想を頂いたり、
メールでの交流はあったのですが、直接会話をするのはこの日が初めてでした。

同じテーブルだったので、披露宴前に名刺交換をし、
挨拶代りに虫の話をしようかと思った矢先に、

「ウンコ回数をExcelで記録してはるんでしょ。
 ブログ読んだのですけど、ウンコに対する情熱凄いですね。
やっぱり研究者はやることが違うなー。
そんな人初めてですわ。マニアックですなー。」

といきなり言われてしまいました。
たぶん先生の頭の中では私は"ウンコ回数を数えている人"なのでしょう。

「このテーブル、ウンコネタOK?」
ちなみに新郎新婦の目の前の主賓席です。

ウンコ話をきっかけに盛り上がり、
そのまま2次会、3次会と夜中までご一緒させて頂きました。

ウンコパワー偉大なり。

おしまい。

2010年10月25日ウン小話
ウン小話6

先日、「夏の悲劇 in パンツ」というタイトルでブログを書きました。
なかなかの自信作でありますので、まだ読まれていない方は読んで下さい。
https://lkm512.com/blog/images/2010/10/08/
私の熱烈なファンで、ツイッターでも時々感想をくれる"なっちゃん"は、
このタイトルを読んだ時、
「この夏、私がウンコを漏らしたのだ~」と思ったようです。
そう思ってもらえる位、私とウンコのイメージが連動しているとは...
誇りに思います!
と書きつつも、
いくら"ぶっちゃけブログ"でも、もし本当にウンコを漏らしたら公表しませーん。
たぶん...。
いや...、やっぱり面白いので公表するかも...?

おしまい。

2010年10月11日ウン小話
ウン小話5

明日10月12日、長野のSBCラジオの「おとなりラジオ あらら・・・」内の「あららミルクマガジン」に14時40分ごろから、生放送で出演します。5分間程度ですが。
長野県はNHKとSBCしかラジオ放送が無いそうなので、県下では結構凄いことかもしれません。

ということで、原稿案がラジオ局から送られてきました。
が、ウンコネタが入っていません。
当たり前といえば当たり前であるが、不満。
そこで、必要があれば修正して下さいということなので、ウンコネタを組み込んだ内容に改変しました。
ラジオ局にウンコに対する免疫がなかったらいけないので遠慮気味にです。

ところが、ラジオ局からの届いた修正は、ウンコネタ全てが真っ赤にされていて"カット"。
非常に丁寧に理由が書かれていました。
こんな全面修正は学生時代の論文作成でもされたことがない位です。
しかも、私は気を使って、いつもは"ウンコ"って書くところを親しみやすい "ウンチ"にしたのにー。

やっぱりウンコは市民権を得ていない。
由々しき問題です。

但し、そのメールの最後には、
「あるいはごく簡単に、表現をやわらげてお願いします・・・・」
とありました。
つまり、喋ってはいけないことではないということです。

表現のやわらげ方はよくわかりませんが、フフフッ... ( ̄ー+ ̄)

2010年09月06日ウン小話
ウン小話4

博士のWord変換の話に乗じて、リツコです。
私達は仕事柄、いろいろな乳製品にまつわる言葉を、略して使っています。
"乳等を主要原料とする食品"、を"乳主原(にゅうしゅげん)"と言いますし、
"乳及び乳製品の成分規格等に関する省令"、を
"乳等省令(にゅうとうしょうれい)"と短くします。
中には、勝手な略し方?のせいか、Word変換が伴わなくて、新入社員が戸惑うことがあります。

そのひとつが、脱脂粉乳。スキムミルクのことですが、私達はよく"脱粉(だっぷん)"と呼びます。
これをWordで変換すると、"脱糞"なんです。
大抵が食べ物のことを記載している書類なので、何となく、あわてて消します。
そして無意識のうちに、"だっぷん"と話すとしても、文字は"脱脂粉乳"と書くようになります。

2010年09月02日ウン小話
ウン小話3

仕事でMicrosoft Wordを使われている方はたくさんいらっしゃることでしょう。
このワープロソフトは文字や文節を漢字などに変換する時、
過去に使用した漢字を学習する機能が付いております。
つまり、持ち主が最も使いやすいよう最近使った漢字や単語が最初に変換されるのです。

先日、ある物質を非常に細かい粉に加工する必要が出てきたのですが、
この微細になった粉を業界用語(?)では"微粉(びふん)"と表現します。

このことを共同研究者と文章でやり取りした時ですが、
私のWordは
"びふん"→"美糞"
と迷わず変換しました。

「美しいウンコ! さすが、オレのWord!」

おしまい。

2010年08月05日ウン小話
ウン小話2

会社の先輩と飲んで、もう一軒行くことになりました。

次の店に入ったところで先輩が
「ちょっと嫁さんに電話しとくわ。」
と携帯電話をかけ始めました。

「もしもし、オレ-。今"ウンコ"と飲んでるから遅くなる。」
...(奥さんが話し中)
「そうそう、"ウンコ"が飲むっていうから。じゃー。」

おーい、私のことを"ウンコ"って呼ぶなー。
追求すると、奥さんまで私のことを"ウンコ"って呼んでいるらしい。
夫婦で呼ぶなー (`ヘ´~)

しかも、呼び捨てかい。
せめて、"ウンコ君"とか"ウンコさん"と呼んで欲しいものです。

おしまい。

2010年07月20日ウン小話
ウン小話1

本当にあったウンコな話です。

以前、予備的実験なので自分のウンコを使おうと便所に向かった時のことです。
和式便所で普通にバナナ状の良いウンコが出ましたので、
「さて、回収~」
と思うと、採便管を便所に持って来るのを忘れていたのです。
「しまったー」

「諦めるしかない...」
「いやいや、トイレットペーパーで掴んで実験室に持って行こう...」
「いや、それは危険過ぎるやろ...」
(→.←) ん~...
と、肛門が乾きそうになるくらい迷ったのですが、
「このまま置いておいて、採便管を取りに行こう!」
と決心し、
急いでお尻を拭いて、ホカホカウンコを流さずに実験室に向かいました。

戻ってくると、
ウンコがなーい N(×凸×)N゛

しばらく呆然とその場で立ちすくみました。
2分も経ってないのに、その間に来た誰かが容赦なく流したようです。

今度からメモ書きしておこうと思います。
"この糞、使うので流すな!"

おしまい。