協同乳業研究所 農学博士 松本光晴のブログ

ビフィズス菌LKM512研究スタッフ松本光晴博士が
お腹のためになる情報をお届けします。

2021年01月25日野菜作り
2020年度野菜作っています5

花蕾を食べるタイプの野菜の変わり種で良質なものが収穫できた!
(花蕾は「からい」と読む。つぼみのことである。)

ロマネスコである。

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幾何学的と表現するのだろうか? 独特の複雑極まりない形状である。
色も他の野菜とは少し異なる黄緑色で美しい。
不思議なくらいに他人に見せたくなる野菜で、畑で収穫時に50mほど離れて作業している人に見せて自慢してしまった。

私は最近までロマネスコの存在は知らなかったので、品種改良で新しくできた野菜かと思いきや、少し調べてみると、ヨーロッパではイタリアを中心に16世紀頃から存在して伝統野菜らしい。
ブロッコリーとカリフラワーの掛合わせとするのが一般の農家や家庭菜園をする人達の間では通説のようであるが、少々違和感がある。確かに色や形状は、両者の中間のような性状を示しているが、両者間で交配が成立した結果とするのは短絡的過ぎないか?
育てていると、ロマネスコは様々なポイントでブロッコリーよりカリフラワーに近いと感じる。私は、ロマネスコはカリフラワーの突然変異体と推測している。通常の自然発生的な突然変異で生じた変異体が、たまたま人の手で植え継がれたと推測している(ブロッコリーの遺伝子が半分混じった品種改良的なものではないという意味)。
ちなみに、ますます混乱するが、カリフラワーはブロッコリーの突然変異で生じたとするのが通説である。もう一つ書くと、ブロッコリーはキャベツから品種改良されたとされている。さらに、そのキャベツも・・・(止めておく)
つまり私は、ブロッコリー→カリフラワー→ロマネスコの順でこの世に登場し、たまたま特殊形状が強まったものが人の手で作物化されたと推測している。つまり、ロマネスコはカリフラワーよりブロッコリーに近縁なのではなく、むしろ遠縁であると思っている。
と書いたものの、今は簡単にゲノムを解読できる時代なので、野菜関連分野の研究者が調べれば簡単にわかるような気がする。
私が知らないだけで、専門家の間では既に結論が出ているのかもしれない。

ややこしい話は置いておいて、ロマネスコは私の想定より美味であった。
食感はカリフラワーに近く、やさしい甘さが際立つ。栄養価も高いようである。
サラダとフリッターで食べた。

黄色いカリフラワーも収穫!

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こちらは白いカリフラワーの品種改良品と考えて問題ないであろう。
おそらく気持ちの問題であろうが、白いカリフラワーより美味しかった。

2020年10月14日野菜作り
2020年度野菜作ってます4

夏の思い出をもう一つ紹介する。

長梅雨のち酷暑と、メインの夏野菜たちが絶不調の中、私の畑で最も元気だったのは、なんとコンパニオンプランツとして植えていたマリーゴールドであった。

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コンパニオンプランツとは、一緒に植えるとメインの野菜が元気に育つ植物のこと。
マリーゴールドの場合は、土壌中で悪さをするセンチュウ退治(地中にセンチュウが苦手な物質を放出する)と受粉に必要な昆虫を呼び寄せる効果が一般的に知られている。
相性が良いといわれているナス、ピーマン、シシトウの周囲に植えていたのだが、それらを凌駕し、まるで主役の座を奪ったかのような勢いであった。

風通しや日光の確保のために何度も切ったが、それにも負けず新しい茎を伸ばし花を咲かせるパワーは、おそらく地中では、本来シシトウやナスに与えた栄養分も吸収してしまっていたのであろう。
シシトウは、良い実が全く採れなかった...。

こんな年もあるやろ。仕方ないという心境である。

とはいえ、間違いなくセンチュウは激減しており、間もなく土にすき込み緑肥にもなるので、土壌改良は完璧である!
10月終わりから、この場所はニンニクあるいはタマネギエリアになる予定。

2020年10月13日野菜作り
2020年度野菜作ってます3

10月となり、夏野菜から秋冬野菜への入れ替えも大体終わった。
今日は、少し夏畑の思い出を紹介しようと思う。

今年は大玉に比べて安定的且つ多量に収穫できる中玉トマトに力を注いだ。

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少し奮発して、とはいえ苗が100円位高いだけだが、糖度が高いと書かれていた中玉トマトにも挑戦した。
ほんのり甘みがある位だろうと期待していなかったが、畑で完熟させて(真っ赤になるまで収穫を待って)食べると甘くて驚いた!
一昔前の果物級である(個人的に、今の果物は甘さが強くなり過ぎていると思っている)。
暑い畑での作業中に食べると生き返るレベルである。

ただ、それを写真や文章で伝えるのは極めて困難である。
そう思っていたら、それが伝わるシーンに出会った。

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なんと、落下したトマトにアリが集っているではないか!
糖度がお菓子級である証拠だ。

2020年07月10日野菜作り
2020年度野菜作ってます2

今日は梅雨前に収穫したものを紹介します。

さて、この野菜は何でしょう? 5月前半の写真です。
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ニンニクです。
ニンニクは秋から栽培して、収穫は5月末頃という最も時間を要する野菜の一つです。
その間、土壌中の成分をじっくり吸収・蓄積します。
ですから、安全な土壌で育った国産品を食べたいわけですが、国産品は高いです。
スーパーでは、国産1房が中国産3房の数倍の価格で販売されております。
単位量当たりの価格は、おおよそ10倍程度になっていることが多いです。
それなら自分で作ってしまおうと栽培してみました。

挑戦した結果です。採れ過ぎです(苦笑)。
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【注意】もちろん、下側は玉ねぎで同日に収穫したものです。

途中で、ニンニクの芽も採れました!
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厳密には、芽ではなくニンニクの花茎です。
指で触っている部分がつぼみ、その根元側が「ニンニクの芽」として食べる茎の部位になります。
もちろん、美味なわけですが、ニンニクの芽に拘っていると(伸びるのを待っていると)、収穫できるニンニクが小さくなります。栄養が花茎側に奪われるからです。
2枚目の写真でサイズが小さいニンニクは、花茎を伸ばし過ぎたものです。

ご覧の通り大量収穫につき、丸ごと国産ニンニクのホイル焼きのようなリッチな食べ方を楽しんでいます!
職場で臭かったらすんません。
ウンコ扱っている部署やから、あまり気にする必要もないでしょうが。

2020年05月22日野菜作り
2020年度野菜作ってます1

畑作業は、なかなかのソーシャル・ディスタンスが確保できます。
私が行く仕事前の時間帯は、70~80m四方にほぼたった一人です。
コロナ禍の中でも、何も変わらず続けられる趣味でよかったです。

毎年、最初に収穫できるレタスは今年も豊作です。
色々な種類を楽しんでおります。
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葉物野菜もいつも通り、小松菜、ミズナを中心に、ルッコラ、ラディッシュ、ホウレン草などが食べ盛りです。
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下の写真は今年初めて本格的に植えた野菜です。
何かわかりますか?
手前に引っこ抜いたものを置いて撮影しております。
ラッキョウです。
まだ若いので、一般的にはエシャロットって呼ばれるものです。
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昨年一株植えて、それが増えたものを株分けして10株程栽培しているのですが、なかなかの出来栄えです。
1株から5-6本できるので、エシャロット50-60本になります。

新鮮なエシャロットはスーパーものより少々強力な気がします。
私は大好きなので、味噌とマヨネーズで、生のまま10本程を一気に食べてしまうのですが、
翌朝、自身がエシャロット臭くて目覚めることもある、今日この頃です。

2020年03月13日野菜作り
嫌々花を食す季節です

昨日紹介した菜の花と異なり、望まない花も咲く季節である。
何の花でしょう?

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花の下方を見ればお馴染み野菜であることがわかるであろう。
白菜である。
暖かくなると、花を咲かせるスイッチが入り、こんなことになる。

発見すると、
「あちゃー」
って思わず声が出る。

こういう状態になっても一応食べられる。
蕾や花茎に特に癖がないので味噌汁等には使える。
しかし、本来白菜として食す内部の葉の層が、花形成仕様に変化(中心部に太い茎が出現し枝分かれし、先には蕾が形成される)してしまっており、真冬の白菜とは違う植物体になっており、とにかく残念である。
自分で育てたが故に食す努力はするものの、味噌汁が精一杯といったところであろう。

いわゆる「薹が立つ」とはこの状態である。
盛りが過ぎる、年頃が過ぎるという意味で使われることもあるが、その語源として適正であると痛感させられる。

2020年03月12日野菜作り
花を食す季節です

ご存知の通り、菜の花(アブラナ)はまさに今、3月上旬が食べ頃である。
沢山アブラナ科の野菜は存在するが、ネーミング的には菜の花がこの科の主である。

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独特の苦みが、健康に導いてくれる気がする。
ビタミンCやミネラルが豊富らしい。
採っても採っても花茎と蕾が伸びて来る生長力から推測するに、ポリアミン濃度は相当高い野菜と推測される。
ウンコ中のポリアミン測定で精一杯なので測定しないが、その親戚であるブロッコリーはポリアミンが多い食品の一つとして知られているので、そういうことにしておく。

今年初めて挑戦したが、昨年晩秋に種を撒いて時々間引きするだけで放置しておいたら、2月末から凄いペースで花茎と蕾(食す部位)が生えている。
間引き菜も冬場に味噌汁等に有効に使えた。
ゆで時間も極めて短くてよい。

お得な野菜の一つに認定。
そして、私の年間栽培スケジュールのレギュラー入り決定!

2019年09月03日野菜作り
2019年度版 野菜作ってます2

随分長い期間、野菜作りのことは報告していなかった。
畑作業に夢中になり、撮影を忘れてしまうのが主要因である。
写真がない状態で説明するのは甚だ難しい。

夏野菜は、日照不足がそれなりに深刻ではあったものの、最低限レベルは収穫できた。

8月後半から9月前半は秋冬野菜への変更の季節のため大忙しである。
暑い中の肉体労働であり、畑作業的には、1年で最も辛い時期になる。
この数週間で畑エリアの70%位を耕し直し(ちなみに鍬でやっている)、苗あるいは種で植えるので、畑全体が久しぶりに土壌の茶色に覆われる季節でもある。

そんな中、緑色を維持しているエリアには、これらの野菜がある。

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モロヘイヤとオクラである。
特にモロヘイヤは私の身長を超えるレベルに巨大化し、175cm,150 kg程度のあんこ型力士級の体型の様な形状になっている。
獲っても獲っても新芽が出て来る。
モロヘイヤは軽く茹でた後、包丁で叩き切って(なめろうを調理する要領で)、ネバネバ度を最強にして食べている。
オクラも加えて大量に食した後は、ウンコも粘ついている気がする(冗談ではなく本当に)。

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手前の深緑で所々紫の葉がサツマイモ。
その奥の黄緑色の縦長の葉の植物が空芯菜である。
サツマイモは今年初めて挑戦している。
品種は安納芋である。
少しでも市場価値が高いモノを育てたいとの思いから・・・
空芯菜も、まさに旬である。
切っても切っても伸びて来る。
他の野菜エリアへの侵出を抑えるので精一杯である。
さすがに王道の炒め物ばかりは飽きるので余って仕方なかったが、
最近、長めに火を通せば、味噌汁やスープでも美味しく味わえることがわかった。
真夏には貴重な葉物野菜である。

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これはニラである。
御馴染みの汎用野菜であるが、実際に生えている姿を見たことがある方は多くはないであろう。
ニラも今年初めて挑戦しているが、収穫してもすぐに新しい葉が伸びて来る。
知らない内に株数も増えている。
1袋50~80円位としても、既に1000円分位は収穫しただろうか。

これらの切ってもすぐに伸びて育つ夏野菜達の姿に強い生命力を感じる。
そして、これらを新鮮な状態で食している私は、当然、夏バテ知らずでパワフルに過ごすことができるのである。

2019年05月17日野菜作り
2019年度版 野菜作ってます1

昨年のブログで、私が野菜作りから引退されたと思われた方が多いようですが、むしろ、よりパワーアップさせて続けております。

そのブログ(2019年2月1日)を、よ~く読み直して下さい。
「ここでの野菜作りから引退することにしました。」
とありますよね。
「ここ」での野菜作りは止めたという意味で、つまり、場所を変えました。
20m位離れたすぐ隣のエリアに。

「次のステップに進むために」とも書いてあるでしょ。
次のステップとは、自分の思い通り、好き放題に栽培できる契約にして、
しかも、以前の1.5倍程度のスペースに拡大したことを示します。
これまで、1年契約だったため、毎年1月で更地にして返却する必要があり、
冬越しする野菜が栽培できなかったのです。
例えば、越冬が必要なタマネギやイチゴ、多年草のアスパラガスなどが無理でした。
そういうわけで、今年から、そんな野菜も含め、更に同じ野菜でも品種を増やしてトライする予定です。

研究は、膨大なエネルギーを注いでもなかなか見返りが得られませんが、野菜は手を掛ければ、それ相当の見返りがありますので、心の支えとなっております。

早速ですが、品種を増やして収穫真っ盛りのレタスを紹介します。
例年紹介している玉レタスとベーシックなリーフレタスを含め、合計6品種育てています。
少し時期ずらしで植えたサンチュも含めると7種類となります。

まずは、レッドレネット(手前)。
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いわゆる、サラダ菜の紫色バージョンです。解り難いですが、葉の下側は綺麗な黄緑色です。緑のサラダの中にこれを数枚加えるだけで見栄えします。
ちなみに、真横は普通のリーフレタス、奥には玉レタスが写っています。

これはオークリーフという品種
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葉1枚のサイズが大きく、クリスマスツリーのような尖った形をしております。食感・味共にサンチュに似ています。ですから、焼肉を巻いて食べるのもよいのではないでしょうか。生育旺盛で、葉を摘んでも摘んでも生育してきます。調べたところ耐暑性もあるようです(通常のレタスは暑さに弱く、5月後半に暑くなると腐ったり枯れたりする)。スーパー等にはあまり流通していないと思います。

次はピンクロッサというシルクレタスの一種。
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葉のギザギザが特徴のシルクレタスの中でも、とりわけ葉の形が細かくギザギザしている品種です。まるで腸管粘膜層の微絨毛のように...(一般人には伝わらんかな)。
ちょいとお洒落なイタリアンレストラン等でサラダを頼むと、1~2枚位入っていることがあるかもしれません。通常のスーパーではまず売っていない品種です。見栄えに加え、食感・味もよく、玉レタスより圧倒的に栄養価が高いそうです。

次はシルクレタスの一種(品種名不明、横に写っているのはキャベツの葉)
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ピンクロッサの黄緑色版のシルクレタスの1種ですが、品種名を調べてもわかりません。ほぼ流通もしていないと思います。ホームセンターで衝動買いしたものです。
色が鮮やかで形状も併せ見栄えがよく、食感・味もかなり良いです。

このブログ紹介した順で後ろになる方が、私の個人的評価が高いレタスです。

2019年02月01日野菜作り
2018年度版 野菜作ってます11 (Final)

全て片付けました。
今年度の野菜作りを終えると同時に、
ここでの野菜作りから引退することにしました。

迷いましたが、次のステップに進むために!

研究は、努力してもうまくいかないことは多々ありますが、
野菜作りは、天災を除けば、手を掛ければ掛けるだけ返って来たので、
心のよりどころではあったのですが...。


最後日に収穫しなければならなかったのが大量のニンジンです。
畑を冷蔵後代わりに使っておりましたもので、
掘れば、わんさか出てきました。
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小さいものも合わせると50本位と、間違いなく食べ切れないので、
職場に半分をお裾分けしました。

最後の収穫物は、向うの方に見えるホウレン草
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大した量に見えないでしょうが、実際は、野菜室には入り切らない量です。
30 cm位のビニール袋だと4~5袋分の収穫でした。


最後は、写真の通り、全ての作物を片付けて、
少し耕して園主さんに返却です。

最後は少々悲しくなりまして、
畑に一礼して去りました。

9年間、色々と学ぶことができました。
本当にありがとうございました。

2018年11月21日野菜料理
ブロッコリーをひたすら食す

昨日紹介したようにブロッコリーが豊作です。

ブロッコリーは寒くても活動する野菜ですから、
収穫後、冷蔵保存中も活動し(栄養を使い)、品質が低下していきます。
保存できないからと畑に置いておくと、花が咲いてしまいます。

従って、できるだけ早く食べる努力をします。

でも、バレーボール大のブロッコリーが家庭に複数あったら大変です。
そもそも冷蔵スペースもありません。

必然的に、メニューはブロッコリーがメインとなります。
食べ切れなかった場合、残りを会社に持参し、昼飯として食べています。

こんな状態になります(笑)

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豚肉と甘辛く炒めたものと、シーチキンとあえたサラダ
写真には載せておりませんが、ブロッコリーの茎を小さく切って入れたスープや味噌汁も飲みます。

ブロッコリーが多過ぎると、かなり顎が疲れるということに初めて気付きました。


ブロッコリーはポリアミン含量が非常に高い野菜です。
ブロッコリーは、ガンガン生長している組織である「つぼみ」そのものですから、ポリアミン含量が多いのは当然です。

おなかでポリアミンが沢山作られる環境を作り出すヨーグルトを食べ、
高ポリアミン食材ブロッコリーを多量に摂取している私は、
完璧なポリアミン・リッチ生活を送っており、
おかげ様で、ストレスフルな仕事も苦ともせず、元気に過ごしております。

2018年11月20日野菜作り
2018年度版 野菜作ってます10

ブロッコリーが最盛期です。

良い出来栄えです!

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7-8株植えているので、食べられずに少し放置しておくとバレーボール位の大きさになります。それでも放置していると花が咲き始めます。

さらに、蕾が大きな塊にならず、スティック状に次から次へと伸びるブロッコリー(品種名:スティックセニョール)も最盛期で、収穫しても収穫しても伸びて来ます。

従って消費がなかなか追いつきません。

今年、消費が追いつかない理由の一つは、新しい技を編み出したからです。
その技を教えてあげます。

大玉タイプの前者のブロッコリーは収穫すると基本的には終了で、その後、スティックセニョールのように脇からドンドン芽が出て来るわけはありません。
そこで、私は考えて、中心から離れた蕾の塊の一部を残して刈り取ってみたのです。
要するに、一口サイズ(やや大きめ)を残しておいたのです。

すると、残した小さな蕾が日に日に大きくなり、いつの間にやら、立派なブロッコリーに生長したのです!

両サイドに一口サイズを収穫せずに残しておくと、こんなに大きくなりました。

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この写真のブロッコリーの根本の付近に茶色い切り株のようなものが見えると思います。そこが、数週間前に1つ目をカットした場所になります。

1株から3個の巨大ブロッコリー(食用部分)を収穫することに成功したのです!

2018年11月02日野菜作り
もらったら戸惑う野菜? (2018年度版 野菜作ってます9)

10月の中盤まで全く晴れなかったので生育が著しく遅れておりましたが、
ここ10日間位の晴天で一気に生長しています。

これ、今朝の収穫
20181102a.JPG

バケツには、リーフレタス、ルッコラ、ミズナ(緑&紫)、ブロッコリーが沢山入っています。
毎朝、ホテルのバイキングの時位にバリバリ食べていますが、食べ切れません。

実は、バケツの底にはシシトウも入っています。
夏の野菜ですが、食べ切れず枝に残っていたものが熟しています。

それを収穫し、シシトウ好きのパートのおばちゃんにプレゼントしたら、
戸惑っていました。
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シシトウは、美しい黄緑-緑色の間位の色と思い込んでいるものです。
やっぱりこの色になったら警戒するわな。

2018年10月09日野菜作り
2018年度版 野菜作ってます8

台風の秋なのか、実りの秋なのか?
今日は、後者で書きたいと思います。

ナカテユタカという品種の落花生です。

20181009.jpg

これで1株です。
つまり、豆1粒から、これだけ収穫できたということです。
1殻に2つの豆が入っていると考えると、
100倍から200倍に増殖したことになります。

これを4株植えていたので、それなりに大量収穫です。

昨年はカラス被害で壊滅状態でしたが、
今年は寒冷紗で守って、無事収穫できました。
種まきから4~5ヶ月かかっていますし、
落花生は通常サイズのプランターでの栽培は困難なため、
露地栽培の醍醐味でもあり、
それなりに嬉しいわけです!

95%は茹で落花生として食しました(厳密には、まだ冷蔵庫に沢山残っている)。
5%は乾燥(その後、煎る)に挑戦中です 。

豆の豆知識:落花生を英語ではピーナッツという。別物だと思っていた人いるでしょ?

2018年10月01日野菜作り
2018年度版 野菜作ってます7

台風来襲の前に最大限の防御策は打ちましたが、
今朝は畑を見に行くのを止めました。
台風が強烈過ぎましたので、それなりに被害は覚悟せねばなりません。
ただ、月曜の朝から、心にダメージを受ける必要はありません...

少なくとも土曜日の段階では順調だったのでそれを報告します。

ニンジンが大きくなりました!
綺麗な緑色です。

20181001.jpg

間引くと、直径1cm位の小さなニンジンができておりました。

葉ニンジンはスーパーで見ることは殆どありませんが、
この時期の葉は柔らかくて美味しいです。
私のお薦めは、少し刻んでのかき揚です。
塩で食べると香りがよくて格別です。

スープに入れても香草のような役割をして美味いです!
セリ科の植物ですからね。

もう一つの楽しみとして、
私は密かに、この中でキアゲハの幼虫を育てています。

2018年09月27日LKM博士
難しいね

9/27朝

何だか寒い。
天気予報によると11月上旬並みの気温だそうだ。
さて、今日は東京都心部へ外出
9月のビジネス服装は夏仕様(半袖シャツのみ)と決めている私であるが、
信念に反してジャケットを着るか?
難しい

3日間ほど雨が降り続き、畑に行けない日が続いている。
気が付けば、車の中にはレタスの苗が入ったまま。
ヨトウムシの被害を受けたレタスの補充用である。
タイミングを誤った。
難しい

もし、仕事関係で、やることリストを作ったら、20項目ほどあるだろう。
集中すれば数時間で終わるものが18項目
月単位で取り組む熟考すべきヘビーなものが2項目
この2項目から逃げれば、その他18項目は処理できるが、
敢えて、18項目はリストから出して、ヘビーな2項目に真正面からぶつかると決めている。
そうしなければ完成度の高い、ハイレベルな仕事はできないからだ。
それにしても、難しい。

2018年08月30日野菜作り
2018年度版 野菜作ってます6

暑い日が続きますが、
暑くても8月後半からは秋冬野菜の準備で大忙しです。

この炎天下で、苗を植えたり、何度も水をやったりする作業を考えれば、
秋冬野菜はもっと値が高くてもよいと思う今日この頃です。

残念ながら、食べる頃には寒くなっており、
この様なことを書いている私ですら、この苦労を忘れてしまうわけですが...。

「おいしそうな立派なブロッコリーできた!」
と報告しても、
「あの暑い日に熱中症になりかけて定植したブロッコリーができた」
とは表現しません。


ネギです。
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水遣りが大変で、なかなか発芽に成功しないニンジンが、
今年は高確率で発芽してくれました。

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台風に合わせて種まきしたのが正解でした!

2018年06月12日野菜作り
2018年度版 野菜作ってます5

先週も仕事の都合上、なかなか畑に行けないと書きましたが、
引き続き、苦戦しております。

ここに何を植えてたっけ? 
20180612a.jpg

雑草を抜くと、植えていたものがわかります。
20180612b.jpg

オクラです。


ピーマンはほぼ放置しておりますが、青々と生り始めました。
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こちらは雑草に邪魔されないのは、黒マルチ(黒ビニール)を敷いているからです。
ちょっとひと手間で、雑草抜きと夏場の水やりの労力から解放されます。

ちょっとひと手間の重要さを畑から学び、
日々、丁寧な仕事を心掛けるよう再認識した私であります。

2018年06月04日野菜作り
2018年度版 野菜作ってます4 ~巨大化~

仕事の都合上、なかなか畑に行けなくて、
この週末に1週間ぶりに行くと、
野菜達の巨大化が進んでおりました。

小松菜は、一株で花束みたいなサイズです。

20180604a.JPG

スーパーで売っている小松菜の10倍位はあるでしょうか。
撮影にも、それなりに握力が必要な小松菜です。


キャベツも直径40 cm越えです。
私の頭より巨大化していました。

20180604b.jpg

おもわずキャベツ星人になってしまった・・・

2018年04月23日野菜作り
2018年度版 野菜作ってます3

今朝は出勤前に畑に寄って、
葉物野菜の収穫をしてきました。

今年最初の収穫です。

20180420.JPG

実際は、収穫というか、間引きに当たる行為です。
今年は暖かい日が多いので、例年より初収穫が1週間位早いです。

サイズは小さいですが、これ位が一番柔らかくて美味しいのです!
小松菜もこのサイズなら、生野菜としてむしゃむしゃと楽しめます。

2018年04月09日野菜作り
3年目のアスパラ

今日は、自宅のアスパラガスを紹介する。

芽が出てきた!

201804091.png

これは、鉢植えのアスパラガスである。

紫色であるが、1~2日後には20cm程度の緑色の見慣れた姿になり収穫できる。
ちなみに、緑の細い物体は分葱。
球根が残っていて勝手に生えて来たもので本日の主役ではない。

アスパラガスは多年生の植物である。
つまり、晩秋に地上部は枯れるが地下には栄養を溜めた根が残り、
春に再び地上部を茂らせる。
これを何年間も繰り返し、私が調べたところ十数年間は生存するようである。

このアスパラガスは3年目にして、食べられる太さの芽を出した。
つまり、株が成熟してきたという証拠である。
もう一度、上の写真をみて頂きたい。
10本程、枯れた茎があるのに気付くであろう。
これは昨年の茎(私が秋に枯れた後に切った残骸)であり、
明らかに今年の茎の方が太いのがわかるであろう。

鉢植えでも、上手に育てれば何とかなるものである。

まだ、若い株なので、大きなダメージを与えないよう、今年は3本だけ収穫した。
新鮮アスパラガスの味はスーパーものとは全く違って、衝撃的に味が濃い!

残りの芽は株の成熟用に残す。
うまくいけば、この先10年間は安定して多量に収穫できると信じ、それを目指す。
来年は5~6本、それ以降は10本以上を収穫したい。
畑で培った知識を活かしてはいるが、アスパラガスは未経験。
独学で鉢植えに挑戦しているので、計画通り生長する保証は何もない...。
問題はプランターの大きさの限界である。
根が張り過ぎた後に、どうなるかである。

参考までにお見せしよう。

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2年前は、高さ20~30cm、株の太さは2~3mm程度のヒョロヒョロであった。
随分と立派になったものである。

株の成熟用に残した芽は、放置1週間程度でこんな状態になる。

201804093.png

既に高さ地表から1メートル程度になっている。
このエネルギーが詰まった芽を収穫直後に食したわけであるから、
濃い味にも納得である。

2018年04月05日野菜作り
2018年度版 野菜作ってます1

畑作業は、3月半ばから再開しております。

葉物野菜が発芽しました。
アブラナ科なので、芽はどれも同じ雰囲気ですが、
6-7種類の野菜を植えています。
カブ、ミズナ、コマツナ、ルッコラ、ラディッシュ... 忘れた。

201804051.JPG

近縁な種ほど、生長(成長)の初期段階の姿が類似するものです。
トラもライオンも、赤ちゃんは可愛い普通のネコ。
ヒトの赤ちゃんはサルっぽい。


こちらは、レタス(2種)とキャベツ

201804052.JPG

寒冷紗をかけて守っておりますので、
このまま放置しておけば、1ヶ月後には食べ切れない状態になる予定です。

気温が高い日が続いているので、
1週間位は早まるかもしれません。

昨年から続いている市場のキャベツの高騰も、
時を同じくして終焉を迎えることでしょう。

2018年02月16日野菜作り
2017年度版 野菜作ってます15

全く更新していなかったですが、2017年度の私の畑活は終了しました。
いや、1ヶ月程前に終了していました。

まだ自宅には、白菜やら大根やらネギは残っています。
今年ほど野菜が高騰してくれると、
これを趣味とひと言で表現するのは間違いではないかと思う位に、
凄まじい実益を兼ねています。

白菜1玉 800円前後(私の地域の正月明け)
私、3m×1m程度のスペースで10玉収穫
それだけで8000円。

大根1本400円(私の地域の正月明け)
私、3m×1m程度のスペースで12本収穫(市場より巨大 with 葉っぱ)
それだけで、4800円

それ以前に、食べ切れない。


今、畑はメンテナンス中です。

プロの農家のにいちゃんに、
堆肥をまいてもらって、
トラクターで耕してもらっています。
その後は、土壌中の微生物の力に頼るのみ。


今年度の畑は、この写真で締めます。
真冬の朝のブロッコリー(少しアップ)

20180216.png

冬は毎朝霜が降ります。
この日は、まるで金平糖のような霜でした。

2017年11月24日野菜作り
2017年度版 野菜作ってます14

10月の長雨、台風攻撃を受けて、生育不良は甚だしい状況でしたが、
1ヶ月遅れで、先週あたりから、今年における秋野菜の最盛期となりました。

葉物野菜はご覧の通りです。

20171124-1.JPG

スーパーでは野菜が高くなっているので優越感に浸っております。

ただ、畑が凍結するのは時間の問題ですから、
春菊等の寒さに弱い野菜から集中的に消費しています。


一つ、よくわからん野菜があります。

20171124-2.JPG

ブロッコリーの苗を植えたはずなのに、
カリフラワーみたいなのができました。
でも、カリフラワーより緑色で、カリフラワーではないのです。

当初、ロマネスコと思っていたのですが、
ロマネスコは別の箇所に生育しており(事故により収穫不可になりましたが)、
一体これは何なのか?

アップにすると、こんな感じです。

20171124-3.JPG

イソギンチャクっぽい。
謎です。

よくわからんが、スープ等に入れても、
色が抜けず綺麗な黄緑色で、結構おいしいのであります。

2017年10月27日野菜作り
2017年度版 野菜作ってます13

畑は台風のダメージは結構受けましたが、
いちいち写真に収めている余裕はありません。

毎朝、時間的、労力的に可能な範囲の復旧作業を少し行って、
あとは野菜達の回復力に頼るのみ。
もう、このタイミングで植え直したところで収穫できませんから。
つまり、植え直すには、気温が低過ぎ、日照時間も短くなり過ぎているということです。
私は趣味ですが、プロの農家は大変です。

ぶっ倒されても、上を向き直したブロッコリー!

20171027-1.JPG

正確にはスティックセニョールという品種。
最近、スーパーでも見かけるようになったので、ご存知の方も多いと思います。
別名、茎ブロッコリー。
写真では通常のブロッコリーのように見えますが、
パイの実(ロッテのお菓子)位のサイズのものが集合している状態です。
これを切り落とすと、どんどん脇からチビブロッコリーが伸びて来る予定。
この写真でも下から小さいのが伸びてきているのがわかると思います。
今朝、食べましたが茎も美味い!

こちらは、ロマネスコのはずです。

20171027-2.JPG

今は、緑がかったカリフラワーにしか見えないので、
少々不安であります。

2017年10月06日野菜作り
2017年度版 野菜作ってます12

更新滞っておりましたが、
秋冬野菜の植え付け、この1ヶ月でほぼ終了しました。

そんな中、夏からずっと頑張ってくれているのが空芯菜!
2畳分位に拡張しています。
夏場の貴重な葉物野菜として重宝しておりました。

20171006-1.JPG

こちらは定番のブロッコリー!

20171006-2.JPG

実は、一番右側はロマネスクです。
知らない方もいるでしょうが、説明できないのでもう少し待って下さい。
私の中ではイグアナみたいな野菜と思っています。

レタスもいい感じです。
すでに少しずつ葉をむしり食べ始めています。

20171006-3.JPG

これはダイコン。
時間差で育てています。
20171006-4.JPG

わからないでしょうが、寒さへの耐性が異なる2品種で、
奥の大きいのが「夏つかさ」、手前の小さいのが「冬自慢」。
葉ダイコンを楽しむ時期になりました。

葉物が空芯菜のみだった夏から、
まもなく葉物食べ過ぎでウンコが緑化する時期に突入です。

2017年09月20日野菜作り
2017年度版 野菜作ってます11

今日は落花生特集です。

7月に黄色い小さいパンジーみたいな花が咲きました。

20170920-1.JPG

花が散ると、数日後、そこから根のようなものが伸び、地中に刺さっていきます。
下図のピンク色の物体がそれです。
専門的には子房柄といい名称である。

20170920-2.JPG

その後、これが地中で膨らんでよく見る落花生に育ちます。
花が落ちて生る、まさに、「落花生」というネーミングは素晴らしく、
なんとなくピーナッツとは呼びたくありません。

地上で膨らんでいる時、地上部は葉を茂らせて光合成をしまくって栄養を作ります。

20170920-3.JPG

1株で座布団位の面積を占拠する勢いでした。

教科書的には、地上部が枯れ始める位で収穫のため、
もう少しじっくり待ちたいのですが、
連日カラスの襲撃を受けておりますので、慌てて、1株掘り起こしました。
ジャーン!

20170920-4.JPG

まあ、こんなものですね。
収穫してすぐ茹でたので、甘みたっぷりでかなり美味かったです。
1粒で約30房(60粒)が収穫できたので合格でしょう。

この植物、放置していても虫は殆どつきません。
また、市販の落花生は殆どが中国産で、国産は非常に高価な状況下、
手間いらずでスペースさえあれば非常に育てやすいため、
自分で育てる価値がある作物と思います!

敵はカラスのみ(怒) 
朝、残り2株の無事を確認しホッと一安心する、今日この頃であります。

2017年09月01日野菜作り
2017年度版 野菜作ってます10

気が付くと夏が終わったようですね。
日照不足の影響を、まともに受けてしまいました。

花が咲かず、生育が遅くなる。
当然、収量が激減するわけです。
とはいえ、
育てている野菜をスーパーで購入するような事態には陥らないようにしたいわけで、
収穫ペースを調整します。
特に不作のピーマンは、慎重に調整しておりました。

本来収穫すべき野菜をそのまま植物体でキープしていると、当然、熟します。
ピーマンが熟すとどうなるか?

20170901.JPG

はい、いわゆる赤ピーマンになります。
赤ピーマン=完熟ピーマンです。
緑ピーマンと赤ピーマンは同種の植物です。

苦みがなくなり、とても、甘くなります。
柔らかくなります。

花が咲いてから熟すまで2ヶ月位必要で、
通常(緑=未熟)ピーマンの倍以上かかります。

長期間、自然に曝され、美味しくなることから、
野生生物の被害を受け易くなります。

はい、赤くした4個中2つは狸に、1つは蛾の幼虫にやられました。
((( ̄□ ̄;ガーン)

2017年08月09日野菜作り
2017年度版 野菜作ってます9

エダマメ最盛期です!

20170809-1.jpg

今年は種まきを2回に分けたので、今は第2弾の最盛期。
最大の敵のカメムシさえ防げば立派になるので、
寒冷紗での保護は必須です。
それだけで完璧にできました!

これも、家庭菜園の醍醐味である「スーパー品との味の違い」が大きい野菜です。
獲れたエダマメの経験のない方には説明できない味としか評せません。

ただ、朝獲りエダマメがうまいのは良いのですが、
スーパー品が物足りなく食べられない舌になるのはデメリットなのかもしれません。

エダマメはポリアミンが沢山含まれており、
夏場の健康維持に最適な食べ物です。


アップで撮るとこんな感じです。

20170809-2.jpg

毛が凄い!
元気な証拠です。

突如、高安が脳裏に浮かんでしまいました・・・

2017年08月04日野菜作り
2017年度版 野菜作ってます8

トマトが最盛期です!

20170804-1.JPG

完熟トマト!

スーパーで販売されているトマトの殆どが緑の硬い状態で収穫され、
倉庫で赤くしております(追熟)。

赤く熟すまで収穫せずに待っていると、
落下、虫、ひび割れ等の被害を受けるリスクが非常に高くなり、
運搬中にも傷つきますからプロはしません。

しかし、これは趣味で育てている人しかできない、
正真正銘の完熟トマトです。
味が違います。

ここまで美しく生ってくれると食べるのも勿体なくなります。


こちらはちょっと大きめのミニトマト。

20170804-2.JPG

数珠生り状態。
100個は軽く収穫したでしょうか。
熱中症予防として、畑作業中に口に運ぶことも多いです。
「アイコ」という品種です。


最近、NHK「ひよっこ」の愛子さんの部屋の
ジャイアント馬場 vs ブルーノ・サンマルチノ
のポスターが妙に気になるアイコ栽培者より

2017年07月14日野菜作り
2017年度版 野菜作ってます7

トウモロコシが最盛期です!

20170714-1.JPG
これは、実の入りも色艶も完璧な作品です。

トウモロコシ収穫はベストなタイミングが僅か3日間程度といわれており、
基本的には穂が出た日からカウントダウンをするのが無難なわけですが、
天候により違いがあり、
なかなか難しいです。

ベストタイミング前だと実が小さく甘さも不十分
その後になると実が硬くなり甘さも低下。

トウモロコシは家庭菜園ものと、スーパーものの差が大きい野菜ですから、
それなりに魂を込め、慎重に判断したくなるわけです。

タイミングがピッタリだと本当に美味い!

で、「もう1日待とう」と決心し、次の日に畑に行くと、
こんな悲劇も起こります。

20170714-2.jpg

鳥の仕業です。

ショックで撮影せずに収穫してしまいましたが、
鳥が嘴でつつき傷ついた場所には、昆虫達が甘さにつられて集まって来て食します。
それらに付着していたと思われる微生物も、
傷口から侵入し豊富なデンプンや糖類を利用して増殖し始め、
一気に腐敗へと向かいます。
実は、この写真のトウモロコシも腐敗臭がしており、
食するために大幅に切り除く必要がありました。

野生動物のベストタイミングを見切る能力、恐るべし。

2017年06月23日野菜作り
2017年度版 野菜作ってます6

また、暫く畑のレポートをさぼっていました。
前のブログを見ると春物野菜真っ盛りですが、
1ヶ月で、畑の様相は大きく変わっています。

今朝、慌ただしくブログ用に写真を撮ったものを紹介します。

ナス 既に11号まで収穫。
201706231.JPG

インゲン 最盛期です。
花は真っ白で綺麗です。
201706232.JPG

トウモロコシも実が日々大きくなっております。
髭が茶色いのは受粉した証。
201706233.JPG

メインの房に栄養を与えるために、他の房を取る作業(除房)が、
最近の研究で、殆ど効果ないといわれているようですが、
私はヤングコーン(未熟な房)が好きなので、除房をして食べています。

さて、これは何かわかりますか?
201706234.JPG

正解:落花生。
これは実の成り方が面白いので、時々報告しようと思います。

最後は収穫は晩秋になる長期栽培が必要なサトイモ
201706235.JPG

雨、晴れ、雨、晴れ
とにかく雑草が大変な季節であります。

2017年05月16日野菜作り
2017年度版 野菜作ってます5

今朝の収穫
レタスの仲間:球レタス、リーフレタス、サンチュ(左下)
残りはアブラナ科:カブ、ラディッシュ、小松菜、水菜
20170516-1.JPG

毎朝これ位獲れるので、頑張っても、もう食べ切れない。
食べ切るどころか、冷蔵庫保存も不可能である。
すなわち、無料配布の季節到来である。

ゴールデンウィークの炎天下の中、夏野菜も定植した。
ナスとピーマン
20170516-2.JPG

定番のキュウリとトマトも植えた。
20170516-3.JPG

あとは、次の週末にエダマメと空芯菜の種をまいたら、
夏野菜の準備は全て終了である。

と言いたいところだが、今週末は出張である...。

2017年05月10日野菜作り
この植物は何でしょう?

今日はクイズです。

問題:(タイトルの通り)この植物は何でしょう?

20170510.JPG

ヒント1:食べられる植物です。

ヒント2:綺麗ではないですが、写真は花です。(左が雌花、右が雄花)

ヒント3:通常、花が咲く前に食べます。

ヒント4:野菜です。

ヒント5:左側の植物体の葉には、野菜としての面影があります。

ヒント6:栄養満点の冬の緑黄色野菜です。

わかりましたか?


答え:ホウレン草

雄性ホウレン草、雌性ホウレン草があるのは知っていましたか?
遺伝子を調べない限り、花が咲くまで識別は困難です。

2017年04月26日野菜作り
2017年度版 野菜作ってます4

葉物野菜は、間引きながら食べ始めました。
水菜、紅水菜、ラディッシュ、小松菜、ルッコラ。
20170426‐1.JPG

「もう少し待って大きくした方が得なのでは?」という貧乏性的思考回路が、
「間引こう」という気持ちの邪魔をするのですが、
実際は、間引くべき今のタイミングで間引くのが経済的です。
結局、2週間後は多量になり全て食べるのは無理になるし(不本意無料配布)、
密度が高くなり過ぎ、病気になることも多々あるので(廃棄処分)。
しかも、小さい方が、やわらかくて美味しい。
栄養価は育ち盛りで、むしろ高いと思われます。

サニーレタスも大きくなりました!
あと数日で食べ頃です。
20170426‐2.JPG

向う側の緑色の植物体は球レタス。
こちらは球を形成する分、もう少し時間がかかります。
あと10日位ですかね。


大根(上)とサンチュ(下)も順調です。
20170426-3.JPG

今年も、野菜生活、始まりました!

2017年04月19日野菜作り
2017年度版 野菜作ってます3(プランター編)

基本的には露地栽培の畑での野菜の様子を報告しているコーナーでありますが、
今日はプランター栽培の野菜をちょっと紹介。

アスパラガスです。

昨年、100円で売れ残りのような雰囲気の苗を買ったのですが、
1年経ちまして、食べられそうな芽が出て来ました!

20170419.JPG

根っこの発達が必須のアスパラガス。
プランターという狭い環境下での生育は難しいということなので、
ダメ元で栽培していたのでびっくりです。

色々調べた結果、
2年目の芽の収穫は植物体の衰弱化に繋がるリスクが高そうです。
この先5~10年間のことを考え、
食べるのは我慢して、
もう一年、じっくり育てます。

2017年03月30日野菜作り
2017年度版 野菜作ってます2

先週末は、リーフレタス(右奥)、球レタス(左奥)、キャベツ(手前)の苗を定植。


170330-1.jpg


寒冷紗でしっかりと虫対策。
温かい日が続けば、ゴールデンウィーク前半
寒ければ、ゴールデンウィーク後半
リーフレタスからの収穫になる予定である。


他にも葉物野菜の種をまき、サトイモを植えた。
まだ朝晩寒いが、ガンガン植える季節である。

1月中旬に畑から引き抜き、
自宅の小さな花壇スペース(本来は花壇として使用するが、私が全て引っこ抜いて畑の様に使っている1平方メートル位のスペースで、主としてミミズを飼育している)に埋めて放置していた長ネギであるが、
引き抜いたら根が不思議な状態になっていた。


170330-2.jpg


ネギ本体の内側から新しい根が形成されていた。
表皮の内側で上に向かって根が伸び、
一定の長さになると表皮を破って先から外側(土壌側)に出るようである。
従来の根は枯れ(茶色)、新しい根(白色)を形成して生きている。


強い生命力である。
益々ネギ好きになった。

2017年03月14日野菜作り
2017年度版 野菜作ってます1

野球が始まるこの時期を「球春」と表すなら、
畑作業が始まるこの時期を「耕春」とでも表すればよいのか?
美しく「菜春」とするのもよいかもしれないが、
「畑春」はなんとなくセンスがない。


この週末から2017年度が始まった。


何も植わっていない茶色い土のみの畑もこの時期だけの状態でそれなりに趣がある。


20140314a.jpg


これから5月中旬にかけて様々な春夏野菜をほぼ毎週のように植えていく。


毎年、最初はジャガイモを植える。
2品種(男爵と私のお気に入りのキタアカリ)。
それぞれ、種芋はたったの2つ。
これを半分にして4株ずつ育てる。


20140314b.jpg


北側にキタアカリというダジャレ的な植え方をした。
7月には軽く100個位は収穫できる予定。


それにしても、鍬を持ち耕す作業は、鈍っている身体にはきつい。
腰パンパンなう。

2017年01月11日野菜作り
2016年度版 野菜作ってます15

全部収穫して、今年度の野菜作りを終了しました!


なかなか良いホウレン草が多量にできておりましたが、
撮影もせず、只々、早く片付けようとしておりました。


とにかく、
この季節、寒くてたまらんのです。
特に私は出勤前の凍てついた畑に寄りますので、
たまらんわけです。


スキーをしたことある方はわかると思いますが、
風邪もひいていないのに勝手に鼻水が垂れて来る環境です。
あれ、何なのでしょう?


だいたい片付いた畑の写真です。


170111.jpg


冬の朝日がまぶしい!


畑に対しては、
1年間、色々ありましたが(特に台風大雨濁流事件)、
20種類を超える野菜を育ててくれてありがとうございました
という気持ちでいっぱいです。


畑は土壌が命。


堆肥を撒いて、トラクターで耕してもらい、
2ヶ月間、しばし休んでもらいます。


目に見えませんが、この間は土壌中微生物が頑張って畑をメンテナンスしてくれています。

2016年12月22日野菜作り
2016年度版 野菜作ってます14

いよいよ寒さも本番ということで、
2週間ほど前からハクサイは防寒対策しております。

161222-1 (448x336).jpg


外側の葉で包むように麻ひもで巻くだけの作業ですが、
これが効果的です。


ハクサイは毎日、夜間~明け方に凍結します。
そして昼間に溶けます。
つまり、冷凍庫に入れたり出したりしているようなもので、
葉の細胞が壊れて腐るか枯れるかしてしまいます。


ところが、このようにするだけで、凍結するのは外側の葉だけになり、
内側は温度が氷点下になり難いのです。
葉を数枚めくれば、中から輝くような黄緑と白のハクサイが現れるということです。


但し、ハクサイの中は暖かいので、虫たちも潜り込んで来ます。
イモムシ系というより、アブラムシ、クモなどが...。

161222-2 (448x336).jpg


長ネギも甘くなってきました。
植え付け後の川の氾濫・洪水被害で、腐ってしまったものが結構ありましたが、
よく挽回できたと思います。

これからの畑は天然の冷蔵庫。
必要な分だけ収穫して食べるのみであります。

2016年11月09日野菜作り
2016年度版 野菜作ってます13

「野菜作ってます」ブログは9月23日以来です。
報告をさぼっておりました。


毎日ブログを書く必要がなくなると、
野菜作りの様な、私にとっての"日常"を、
わざわざブログで取り上げる機会が減るということに気が付きました。


葉物野菜はこんな感じです。



今の市場価格なら、畑に葉物野菜だけで軽く1万円分位はあるのではないでしょうか。
2日に1回は、バケツに満タン収穫です。


売りたくなります。


20161109-2.jpg


ブロッコリーやダイコンも収穫が始まっております。


20161109-3.jpg


ブロッコリーが一斉に食べ頃になり処理しきれないので、
一昨日の夜は、茹でて味噌とマヨネーズでビールを飲み、
「もういらん」って位に食べました。
ブロッコリーで腹がいっぱいになったのは初めてです。


野菜が高騰しているところ申し訳ないですが、
(本心ではそんなこと思っておりませんが)
リッチな野菜生活レポートでした。

2016年10月13日野菜作り
2016年度版 野菜作ってます12

季節の変わり目であり、野菜の変わり目の時期です。
今日は、スーパーや八百屋でしか野菜を見ない方にとっては、
何の野菜なのかわかり難い姿を紹介します。


1枚目。
このひょろ長い植物は何でしょう?
背の高いものは180cm位になっています。


20161013-1.jpg


見覚えのある姿が先端に僅かに残っています。


葉が落ち、「職務を全うしました」という風貌になったオクラです。
7月から2ヶ月以上の間、1本から20~50本位の収穫、ありがとうございました。
今年も、ウンコからオクラの白い種が沢山出て来るのを観察できました。


2枚目。
気温が下がり、生長スピードが上昇しているのがこの野菜。


20161013-2.jpg

何かわかりますか?
ヒント:今は綺麗な黄緑色をしているが名前は白いもの。

正解は、ハクサイ。
間もなく、出て来る葉が丸まる「結球」が始まりハクサイらしくなります。

3枚目。
こちらは、只今撒き時の野菜で、発芽4、5日の状態です。


20161013-3.jpg


色は収穫時期の状態と同じですが、形状は大きく異なります。
土壌が凍結するまで育ち続け、凍結しても雪が積もっても枯れることがない、
強い冬野菜です。

正解はホウレン草。


いくつ、わかりましたか?

2016年09月23日野菜作り
2016年度版 野菜作ってます11

秋冬野菜の植え付けを本格的に開始しておりますが、
天候不順で生育はよくないです。

ただ、それ以上に困った不思議な現象が起こっております。
ダイコンが枯れるのです。
芽は出るのですが、しばらくすると黄変して成長しなくなり枯れるのです。

20160923-1.jpg

このような現象は、畑を始めて5~6年間経ちますが初めての現象です。
春まきと秋まきで少なくとも10回以上は大根を育てていますが、

ただ、1.5m位離れた場所のダイコンは枯れない...。

20160923-2.jpg

色々考えるわけですが、
台風で川が氾濫した時の濁流が関連していると推測しています。
枯れるダイコンのエリアは、出所不明の土砂が多量に流れ着いておりました。
おそらく、pHが違うのか(酸性がアルカリ性に偏った土)、
生長阻害が起こるレベルの栄養素が含まれていた土が混入したと考えています。
適量を超えた肥料もリスクで、ダイコンはあまり肥料はいらない野菜ですから。
10年単位で土壌を作る農業は、土壌の流出も痛いですが、混入も痛いです。

生き残った長ナスは、息を吹き返しました。

20160923-3.jpg

That's 秋ナス!
何故か、異常に細長くなる現象が起きておりますが(笑)。

「成す」という意味に繋がり縁起が良いといわれているナス。
長ナスを食べて、
長~く続けてきた研究を早く成し遂げたいと思います。

2016年09月12日野菜作り
2016年度版 野菜作ってます10

台風被害で落ち込んでいる場合ではありません。
秋冬野菜の準備が大忙しの時期ですから。

と書きつつ、本日紹介したいのは濁流に負けず元気いっぱいの空芯菜(クウシンサイ)。
名前は聞いたことがある、或いは中華料理で食べたことがあるとはいうものの、
どんな形状の野菜なのか、ましてや畑で生育している姿は知らない方が殆どではないでしょうか?
これです。

160912-1.jpg

茎が空洞だから空芯菜。
ほうれん草を上回る栄養価があるらしく、
その上、夏場は葉物野菜が収穫できないため、結構役立つ野菜です。

切ると直後に白濁した液がジュワーっと染み出てきます。
10~20秒程で滴が垂れるほどになります。

160912-2.jpg

調べても、この白濁汁の役割や成分はわかりません。
(本業の研究のように専門誌の文献まで調べてはおりませんが。)
私はこの液体で傷口を塞ぎ、病原菌等の侵入を防いでいると推測しています。
下は、茎が白い液で封をされた状態です(節があるので溜まる)。
「治療完了」 そんな風に見えませんか?

160912-3.jpg

この汁のおかげで、収穫後は手がベトベトになります。
かぶれる様なこともなく、臭くもなく、洗い流せるので殆ど問題ありません。
逆に、生命を感じることができ、
生き物を頂いている(食している)と気付かせてくれる数少ない野菜に思えます。

また空芯菜は、地面を這うように伸びた茎から根が伸びて、
どんどんと生育エリアを拡大し、必然的に葉数というかボリュームが増えます。

160912-4.jpg

上の写真は、収穫で茎を切ったが(左端)、その近傍から根が生えて、
さらにその場所から脇目が生じて伸びている(左上に伸びる2本の茎)様子です。
根を見せるために、少し引っこ抜きました。
こうなると、本体(右側にある)から切り離しても、
何もなかったかのように別個体として育ちます。
ここでも強い生命力を感じます。
もし放置していると、1畳分、2畳分と際限なく広がって増えていきます。

最後に、大人の事情で混乱する空芯菜について示します。
私は、この野菜を馴染みのある空芯菜と呼び、ブログで書いています。
ところが、この名で種子や野菜が流通することは殆どないようです。
この呼び名が商標登録されているからです。
ヨウサイ(蕹菜)、アサガオナ(朝顔菜、花が朝顔に似ているから)など、
別の呼称で流通しているようです。
なぜ、個人あるいは個企業が、
中国で普通に使われている空芯菜という単語を商標にできるのか謎ですが、
専門外なのでよくわかりませんし、あまり知りたくもありません。

ただ、ホームセンター等で種が見つからないようなことも起こるので、
この野菜に興味を持たれた方は、覚えておいた方が無難です。

2016年08月24日野菜作り
2016年度版 野菜作ってます9

台風9号にやられました(悲)

ナスが傷だらけになる、
トマトが落ちる、
という位の被害は想定しておりましたが、次元が違いました。

畑の風景が変わっていました。
畑全体が沼のようになっており、歩くのも一苦労。
なんとか近づいてみて唖然、茫然。

見た感じ、昨日の昼頃は畑自体が濁流と化していたと想像できます。

濁流に飲み込まれた寒冷紗。中のキャベツの苗はもちろん行方不明。

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奥の寒冷紗には謎の流木が...。どこから来た???
土壌の段差が激しさを物語っています。

支柱ごとなぎ倒されているお隣さんのトマトとキュウリ。

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悲惨な状態です。

濁流に飲み込まれたニンジン

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苦労して発芽させたのに...。

終盤を迎えていた夏野菜はともかく、
植えつけを始めていた秋冬野菜の被害が痛いです。

これが自然相手の厳しさです。

2016年08月10日野菜作り
夏の春野菜で付加価値を感じる

4月後半から5月にかけて"周囲に配布する程できる"葉物野菜。
特に小松菜・水菜は容赦なく巨大化するので毎年余る。

そんな葉物野菜が畑から姿を消して早2ヶ月。
畑は典型的な夏野菜である
オクラ、キュウリ、ナス、トマト、ピーマン、シシトウたちに入れ替わり、
小松菜や水菜を懐かしく思い少々食べたくなる。
秋にも栽培するが、収穫できるのは2ヶ月程先。
食べたくなっても、あれだけ余っていた反動なのか、
スーパーではこれらの野菜を買うのは少々勿体なく感じ、
なかなか手が伸びない。

これを毎年繰り返すので、夏場にプランターでの栽培に挑戦している。
真夏の関東地方で小松菜や水菜を育てるのはなかなか難しい。
害虫の影響も春先とは比べると大きい。
暑過ぎて病気になりやすい。
炎天下のプランターでは水が蒸発して枯れてしまうことも多々ある。
事実、昨年は失敗した。

しかし今年は工夫して、ほぼ成功した。

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朝収穫して味噌汁にしてみた。
久しぶりの小松菜の味。
美味かった!

同じ私が育てた小松菜・水菜であるが、
8月の小松菜・水菜は、5月のものと異なり、圧倒的に価値がある。

2016年08月04日野菜作り
野菜の贈り物

私は社外の方々と接する機会が多い。
何かと無理な頼み事をすることも多い。

そんな時は、朝穫り野菜の詰め合わせをちょいと差し上げることにしている。

余程の野菜嫌いなら無用の長物であるが、
旬で新鮮且つ無農薬の野菜をもらって嫌な顔をする人は殆どいない。

もちろん、プレゼントしたからといって、
頼みごとがすんなり通るわけではない。
でも、確実に笑顔にはなる。

昨日は、これを渡した。
車で来所されたので、沢山プレゼントした。

160804.jpg

キュウリ14本
シシトウ 23本
オクラ 15本
ナス 2本
長ナス 2本
トマト(完熟):1個
ミニトマト:5個
全て収穫30分程度で冷蔵保存し、渡すときは保冷材付きで、
鮮度を完璧に保つようこだわる。
綺麗に箱に詰めると、それなりのギフトに変身する。
末端価格にして...? 
この時期これらを買うことがないのでわからない。
無農薬という付加価値も付いている。

只今最盛期のため、これらは自宅では食べ切れず、
どっちみち周囲に配布する野菜達である。
有効に使う方が良い。

とはいえ、会社の仕事で使うのは少々複雑な気分で、
たまに明確な効果を生んだ時は、こんなことを思う時もある。

「野菜手当くれ」

2016年07月26日野菜作り
2016年度版 野菜作ってます8

関東地方は1週間近く曇り一時雨みたいな天気が続いている。

出張続きで畑に行けず、
荒れた畑の主であった私にとっては、
この1週間は、野菜の生長が遅くなる救いの曇天&雨天であった。

つまり、適正収穫期を逸脱した以下の野菜を食べながら無くすことに成功した。

巨大化したキュウリ
巨大化したナス
巨大化・硬化したオクラ
硬化したインゲン
熟して虫の侵入と腐敗が始まったトマト
真っ赤に熟したシシトウ
そして、育ちまくる雑草。

収穫も落ち着き、今朝は
キュウリ3本、トマト3個、ミニトマト3個、シシトウ7本
食べ切れる量である。

今日のベストショット

160726.JPG

マグネティックスターラーの上に新鮮キュウリ
深い意味はない。
(マグネティックスターラー:磁力を利用して棒磁石を回転させ、液体を撹拌する機器)

敢えてタイトルをつけるなら、
『研究と畑の両立』
しかし、スイッチを入れてもキュウリは回転しないように、
それぞれ別世界に存在するものである。
仕事と趣味は独立している方がおそらく好ましい。

2016年07月07日野菜作り
2016年度版 野菜作ってます7

野菜たちは極めて順調です。
研究の進捗がイマイチでも、
元気な野菜たちと触れ合うと、少し心が和みます。

6月前半はアブラムシ被害が深刻だったオクラも回復し、
収穫が始まりました!
畑に行けば、ほぼ毎日綺麗な花をみることができます。

160707-1.jpg

キュウリ同様、オクラの実は驚くほどに生長スピードが速く、
出張の度に、廃棄品が出てしまう類の野菜です。
巨大化したオクラは、
食べるのが不可能なレベルに硬く繊維質状なってしまいます。


ピーマンも量産体制に入りつつあります。
160707-2.jpg


これは細いピーマン?
いえいえ、シシトウです。
怖い位に大量に収穫できています。
1株しか栽培しておりませんが、すでに80本位は収穫しました。
160707-3.jpg

実は、シシトウは今年が初挑戦。
新鮮シシトウの美味さに目覚めた今日この頃です。

2016年06月22日野菜作り
2016年度版 野菜作ってます6

天候は典型的な梅雨である。

畑作業ができる朝のピンポイントの時間帯に雨に降られると収穫が厳しい。


今日は、私の中では夏野菜ではなく梅雨野菜と思っているものを紹介しよう。

これ、インゲン(正式にはツルナシインゲン)である。

160622-1.jpg


梅雨に入る頃から収穫が始まり、

梅雨の真っ只中が最盛期。

梅雨が明けると同時に枯れるという野菜である。


最盛期はこれでもかって位に収穫できるが、
(私の場合、6株で軽く200本は収穫できる。たぶん300本位はできる)

それが僅か2週間程度の期間に集中するのだから結構困る。

酷い短期集中型の野菜である(笑)。


雨の中、傘をさしながら地面に屈み込み、

葉を掻き分け1つずつ収穫する作業は結構大変で、

収穫が終わると、背中が雨で酷く濡れていることがある。

オクラは危機に陥っている。

160622-2.jpg

アブラムシの大発生により、若い葉が完全に萎れて成長が止まっていた。

「粘着くん」(※)で可能な限りで退治したので、

あとは、新芽が無事伸びてくれることに期待するしかない。


※デンプンから作られた化学殺虫成分を含まないアブラムシ退治用液体.粘着性があるため、体表につくと気門(昆虫の呼吸器)が物理的に塞がり呼吸ができなくなる。

2016年06月09日野菜作り
2016年度野菜作ってます5

梅雨に入りました。
引っこ抜いて放置していた雑草が、
油断すると息を吹き返す季節に突入です。

5月が採れ頃の野菜で残っているものは巨大化しております。
直径30cmを超えるサイズになってしまったキャベツです。
キャベツ.jpg
密度が高くなり、柔らかさはなくなります。
大体が火を通して食べるので、特に問題は起きません。
これ以上放置すると腐敗するリスクが高まります。
従って、冷蔵庫のスペースとの駆け引きが続く今日この頃です。

夏野菜の大半は元気に生長しております。

インゲンです。
インゲン.jpg
厳密には「つるなしインゲン」。
弦がないので余計な支柱が必要ありません。
先週から花が咲き始めました。
来週には少し採れ始め、再来週には食べ切れなくなるでしょう。

キュウリも採れ始めました!
きゅうり.jpg
今年は時期をずらして栽培しているので(1本は苗、もう一本は発芽した状態)、
消費が生産に追い付かない状況は軽減される計画です。
現在第8号まで収穫(今年こそきっちり数えるぞ!)

ナスも採れ始めました!
なす.jpg
序盤にできるナスは小さめで収穫し、植物体の生長に栄養が行くように配慮します。
現在第3号まで収穫。

2016年06月01日野菜作り
忙しい=巨大化

とても忙しく畑に行けていない。
今日は特に忙しく、皆さん、私を待っている状態。

書類、ゲラ刷りチェック、論文審査、メール、電話、会議・・・

具体的な時間を記述すると皆が心配するので書かないが、
圧倒的寝不足である。

そして畑の野菜も私を待っている。

高さ30cm、直径40cm位になっているこの植物は何かわかるだろうか?

160601.jpg

サンチュである。
一株でカルビ10人前位は軽く包めそうである。

限られた時間の畑作業では、サンチュは優先度が低いため、
手が回らず巨大化している。

2016年05月19日野菜作り
2016年度版 野菜作ってます4

仕事の都合で4日間畑に行けず、今朝行くと、
全ての野菜が急生長しておりました。

晴天→雨→晴天 しかも晴天時は25℃を超えることも。
多くの春夏野菜にとっては最高の条件でしょう。
ただ、ここまで連日気温が上昇することは想定しておりませんので、
喜んでばかりはいられません。
暑さを好まない小松菜、水菜、レタス等は、病気になるリスクが高まりつつあります。

夏野菜は元気です。特にキュウリは。
160519-1.JPG
5日前、キュウリは手で示した位置が植物体の先端部で、
上に伸ばすよう麻紐で支柱に保定しました。
ところが今朝はこの状態。
たった4日間で25cm伸びたことがわかります(支柱の1目盛が5cm)。
太く短い生涯を送るキュウリらしい急成長です。

ジャガイモも、こんなに茂っております。
只今地中で増殖中といったところでしょう。
花も真っ盛りです。
160519-2.JPG

サトイモはやっと地中から顔を出しました。
160519-3.JPG
11月頃に収穫なので、これから先は長いです。

2016年05月10日野菜作り
2016年度版 野菜作ってます3

ただいま畑は繁忙期です。

葉物は収穫最盛期!
160510-1.JPG
毎日、これ位ずつ収穫しています。
計算して種をまいていたのに、
ゴールデンウィーク中、快晴で気温が高い日が多かったので、
急に巨大化しており食べ切れない状況に・・・。

夏野菜も準備進めています。
これは、何かわからないでしょう?
オクラの芽です。
160510-2.JPG

そして定番のキュウリ(手前)とトマト(奥)です。
160510-3.JPG

更にその奥にはトウモロコシが育っているのがわかると思います。
カラスに引っこ抜かれるリスクがあるので寒冷紗で守っています。

2016年04月18日野菜作り
2016年度版 野菜作ってます2

温かくなり、畑も少しずつ茶色の中に緑色が散在するようになってきております。
厳密には白い寒冷紗で保護している野菜が多いので、
茶色と白で95%以上を占めています。

ジャガイモの芽が地中より出て来ました!
ちょうど種芋を定植して1ヶ月です。

160418-1.JPG

もちろん、奥側がジャガイモです。
手前は野菜ではなく燕麦(ニューオーツ)で、土壌改善のために育てています。
土中のセンチュウを退治する物質を生成し、夏になれば切り倒しすき込み緑肥にします。
秋冬の大根のための準備です。
こういう計画的且つ害虫退治に植物を利用する日本の農業は素晴らしい!

葉物野菜はそろそろ間引きながら食べ始める段階に入りつつあります。
今年は、初めての品種として紫水菜を育てているので、
それ中心のショットを撮影!

160418-2.JPG

小さいけど既に紫色です!

2016年04月08日野菜作り
芽キャベツってこんな風にできるって知っていましたか?

本格的な畑作業もいいのですが、
プランターや植木鉢で気軽に野菜を育てることにも挑戦しています。
この冬、挑戦してみたのが芽キャベツ。

2cm以下と小さいのですが、ギリギリ格好がつくレベルにはできました。
ただ、生り方が意外でした。
おそらく知らない方が多いと思うので紹介します。
この写真の通りです。

160408.jpg

茎から直接ポコポコと小さなキャベツができるのです。
よく見ると20個以上。
まるで、脇芽のように・・・
まさに脇芽キャベツ、略して芽キャベツ!

名前の由来は調べておりませんのでご注意下さい。
私が本文章を書きながら思ったことです。

普通のキャベツは中心の葉が次第に丸まって、
その内部で更に丸まった新葉が出てきて、
時間をかけて徐々に何層にもなる球が形成されます。
ところが芽キャベツは、脇芽のように発生した時から小さなキャベツの姿です。
不思議です。

2016年04月07日野菜作り
2016年度版 野菜作ってます1

3月半ばから始めています。

農家の方が、事前にトラクターをかましてくれまして、最初は綺麗な状態です
160407-1.jpg
トラクターのパワーは凄く、土壌はフカフカで歩けば10cm位沈みます!

既に、ジャガイモ、サトイモを植えつけ
小松菜、ラディッシュ、カブ、水菜、ダイコン、トウモロコシ(前半)の種をまきました。

キャベツ、レタス(球&リーフ)の苗も定植しました
160407-2.jpg
手前がキャベツ、奥左の列が球レタス、奥右の列がリーフレタスです。
最初は、ちょっと引っ張ると根が千切れそうな軟弱な状態です。

天候次第ですが、早い葉物野菜は4月後半から収穫できます。
今年も固型物の半分が畑の野菜というウンコを製造予定です。

2016年03月08日野菜作り
タイミングは大事

わかっていたことであるが、
何をするにしてもタイミングは大事である。
最近特にそう思う。

一生懸命に努力していても、
タイミングだけで残念な結果になっている事例は多々目にする。

しかし、大概の場合、残念な結果になった本人はその点を理解していない。
タイミングを見切る受容体が欠如しているのであろうか。


ちなみに、ニンジンの種まきタイミングが10日程ずれただけで(栽培4~5ヶ月)、
全く同じ土壌(10cmと離れていない)にも関わらず、
これだけの差が出る場合もある。

160308.JPG

左が手抜きタイミング、右が通常タイミング

昨年、発芽までの水やり(10日間前後毎日なのでしんどい)を手抜きするため、
半数のニンジンの種を梅雨の最後の時期に播いた。
残り半分は10日前後遅れで、従来通りのタイミングで播いた。
その結果、ご覧の通り、前者は見事に撃沈した。
約40本、全てが表面にブツブツが出て撃沈である。

タイミングは大事である。
そして、手抜きに依存するベストタイミングの喪失は、
高い確率で残念な結果が待っている。

2016年02月18日野菜作り
野菜を売って下さい???

仕事でちょっと無理をお願いした方に、感謝の気持ちを込めて、
その日の朝に収穫した野菜を差し上げる時があります。

私も極力おいしく食べて頂けるように、
畑から会社までの温度管理も気を付けておりますので、
スーパーの店頭品との味の違いは野菜が好きな方にはわかって頂けます。

思わぬメリットもありまして、
ミーティングの時に、野菜目当てで西多摩郡日の出町まで足を運んでくれる方もいます。
私が都心に出かける移動時間と交通費を、食べきれない野菜で稼げるわけです。

そんな中、ある方の奥様が私の野菜にはまったようです。
すごく真面目な声の電話の内容は、
「仕事と関係なくて恐縮なのですが、お作りになっている野菜を売って頂けないでしょうか?」
ハアーッ(笑)
「いや~、それは無理ですわ~  趣味の範囲で作っているので・・・」

というようなことがありました。

それに、私の野菜が美味しいのは、出荷等に追われているわけでないので、
ベストな状態のものを収穫し、
しかも朝に収穫し(光合成が始まると味が落ちると感じている)、
その日の内に手渡ししているからです。
宅配便を使って1日経つと味は落ちます。

2016年01月29日野菜作り
2015年度版 野菜作ってます25

野菜を全て片付けました。

只今、私の車には収穫した沢山の野菜が載っております。

愛車フォレスターの後部荷室には、
25本の長ネギと保冷バックには、ホウレン草が満タンです。
160129-1.JPG
スーパーで市販されているホウレン草に換算すると10袋分は軽くあると思います。

後部座席はこんな状態
160129-2.JPG
40本ほどのニンジン(4月頃まで消費できないでしょう)
袋いっぱいの小松菜
キャベツ2玉(内1つは超巨大:新聞紙の大きさから判断してみて下さい。直系30cm位)
白菜2玉と小玉1つ
巨大ダイコン1本

反対側の後部座席の下には砂まみれのサトイモがあります。
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2本分。
芋数にすると30個位です。
綺麗に洗浄する時間も気力も体力もなかったので、新聞紙の上に泥だらけで放り込みました。

全部で、末端価格にして5000円位はあるでしょうか。

とにかく車内のネギ臭さが素晴らし過ぎる状態です。

以上をもちまして、2015年度版野菜作ってますシリーズは終了です。

2016年01月22日野菜作り
2015年度版 野菜作ってます24

月曜日の雪の後、畑作業は完全に休業状態です。
野菜の値段も少々上がる(既に上がっている?)のではないでしょうか?

火、水、木と過ぎて、本日金曜日の朝でこの状態です。
髮ェ逡.JPG

ずっと快晴でしたが気温が低くて殆ど溶けていません。

今朝、実に久しぶりに畑作業をやりました。

極寒でツルッツルッでしたが、作業しなければならなかったのです。
実は、自宅の葉物野菜が底を尽きそうな状態なのです。
畑には野菜が売りたくなる位にあるというのに...
意地でもスーパー等で購入するわけにはいきませんので。

雪のおかげで全野菜の糖度はかなり上昇していると思います。
味は楽しみです。

2016年01月15日野菜作り
2015年度版 野菜作ってます23

突然寒くなりました。
畑は凍っております。
あまりに寒くて2日間さぼりました。

私の車の温度計では-4℃を表示していた朝、
畑はこうなっておりました。
160115-1.JPG

近付いてみると、ブロッコリーはこんな状態。
160115-2.JPG

キャベツもこんな状態。バッキバキに凍っております。
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もし、買ってきたキャベツを凍結させて解凍すると、
組織が破壊され汁が出て来るでしょう。
凍結により細胞が破壊されるからです。
食感もおかしくなるので、食べ切れなくても凍結保存する人はいないと思います。
従って、こんな状態になったキャベツはもう食べられない、勿体ない。
と思われる方も多いでしょう。

いえいえ、
5~6枚、葉をめくると
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元気なキャベツです!
当然、普通より甘くなっており美味しいです。

2016年01月05日野菜作り
2015年度版 野菜作ってます22

暖かい日が多く、白菜の冬支度すらやる気が起きなかった年末。
年末ですら、下写真のように葉が青々としておりました。
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年の瀬、最後の週に、やっと葉を麻紐でくくり寒さ対策完了です。
160105-2.JPG

この麻紐くくり、思いの外手強いのですよ。

実は、白菜の葉の裏はトゲトゲしているのです。
素手でこの作業を行うと結構痛いです。
また、この棘に麻紐が引っかかるので、紐が滑らずキュッと締め上げるのが困難です。
強引に締めようとすると紐が触れている部分の葉が破れます。
(多少破れようが気にしませんが。)


暖かさで、例年12月に入れば枯れ果てる水菜もまだ食べられます。
枯れるどころか生長し続けており、こんなに巨大化してしまいました。
これで一株、通常の4~5株分のサイズです。
(横はiPadのカバー(約24×18 cm)です。)
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この季節、路地栽培の水菜は相当珍しいはずです。
水菜も自身の寒さ対策で、少し葉が分厚く味が濃く(苦味も含めて)なっており、
生サラダには少々硬くて苦くて不適に感じますが、
鍋や炒め物には適した歯ごたえ&味になっております。

「鍋用水菜」と称して高付加価値野菜として売れる可能性もあるなと
農家でもないのに考える日々であります。

2015年12月17日野菜作り
2015年度版 野菜作ってます21

異常気象です。
暖か過ぎます。
葉物野菜が予定以上に巨大化し過ぎました。
寒冷紗内はギュウギュウ詰めの酷い状態です。
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小松菜が異常に巨大化し、メインのホウレン草を覆い隠しています。
連日バケツ一杯収穫し、周囲に配っていますが、消費が追いつきません。
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例年は、12月も半ばを過ぎればホウレン草以外は枯れ始めています。
ところが、まだ青々としているだけでなく生育しているので厄介です。
「沢山食べられてラッキーなのでは?」
と思う方もいるとは思いますが、それは間違いです。

計画通りにならないと必ず支障が出ます。

予定では、
小松菜や水菜は生育が止まりベストな状態(巨大化し過ぎない)で収穫し終わり、
今の時期はホウレン草だけが日中は燦々と太陽光を浴び、夜は寒さを受けて
甘く大きくなる予定だったのですから。

大根、キャベツも巨大化が進んでおります。
たぶんスーパーや八百屋など流通している野菜以外を殆ど見たことがない人にとっては、お化けサイズです。

小松菜+αが欲しい方は連絡下さいね。
手渡しできる範囲なら差し上げます。

2015年12月09日野菜作り
2015年度版 野菜作ってます20

整列しているカブ!
CIMG4250.JPG

最盛期である。

過去にブログにしたことがあるが、
カブは地中ではなく、地表に生る。
有名なロシア民話「おおきなかぶ」では地中にカブが埋まっており、
皆で「うんとこしょ、どっこいしょ」と引っこ抜く物語であるが、
実際にカブを育てたことがない人が書いたことは明白である。

とれたては、驚く程に美味い!
生のまま味噌等をつけて食べるのがお気に入り。
葉っぱは味噌汁や炒め物に使う。
1種類で、根菜と葉物野菜の二役を演じる優秀な野菜である。

この写真から、
私が意外と几帳面に種をまいている(※)のがわかると思う。
畑と実験だけは自然と几帳面になる。
その反動で、他の事はだらしない。


(※)種をまくは「撒く」という字を使うのが一般的である。
しかし、この漢字には、「散らす」という意味が込められている。
決して、散らさず丁寧な作業をしているので敢えて平仮名にした。

2015年11月16日野菜作り
2015年版 野菜作ってます19

収穫に行く時間がなく、巨大化しております。

ブロッコリーはバレーボール位の大きさを超えました。
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冷蔵庫の野菜室には分解しないと入らないサイズ。
高さの問題です。
これ以上放置していると、これが花に化す方向で成長するので、
全部収穫し、職場で公募で配りました。


キャベツも直径はバスケットボールレベルに巨大化しております。
151116-2.JPG
葉がギュウギュウに詰まってない状態が
(キャベツは芯の方から若葉が出てきて層を成してくる)
生でも美味しいと個人的には思っているのですが、
そのタイミングを逃し、既にぎっしりと詰まっております。

今日は大きさをボールで例えてみました。

2015年10月21日野菜作り
2015年度版 野菜作ってます18

日照不足による絶不調の8月後半から9月を乗り越え、
畑がやっと緑色になってきました。
と書きつつ、畑全体の写真は撮り忘れております。
すいません。

ここ数週間は
秋晴れ:雨=5.5:1.5
程度の理想的な比率の天候が続いており、極めて順調。
葉物野菜の半数ほどが収穫時期に入りました!

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この約2m×70cm程度のスペースには、合計300粒以上の種を播いております。
間引きながら育てるのですが、
少し畑に行かないと、ご覧の通り、密集状態になります。

カブ、ミズナ、小松菜、春菊、ターサイ、ラディッシュ、ルッコラ
が植わっているはず。
どれがそれか説明しませんが、
たぶん初登場のターサイは、中心の濃い光沢のある緑の野菜です。

ブロッコリーも私の腰くらいの高さに生長し、
中心にはもう蕾(食べる部分)が出てきております。
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毎日、無農薬新鮮野菜を沢山食べているので、
社員食堂の野菜は不味くて食べられなくなるのが問題です。

2015年10月09日野菜作り
2015年度版 野菜作ってます17

一部の葉物野菜がアリの被害を受けておりますが、
ダイコンとハクサイは順調です。
先週から間引きを始め、来週にかけて行います。
週に2回程、間引きダイコンとハクサイが沢山採れます。
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生長したダイコン葉とは異なり、柔らかく、えぐ味もなく美味しいです。
これも殆ど販売されていないので、栽培している人の特権です。

キャベツは結球が始まりました。
しかーし、このキャベツは明らかに虫にやられています。
151009-2.JPG
よく見ると中心にイモムシがいます。
寒冷紗で防御しているのに、どうやって虫は入り込むのだろう・・・

周囲の葉にいるアオムシはカエルの餌にするのでウェルカムなのですが、
このように中心部の大事な所に侵入しているのは許せん(怒)。
しかも結構大きく成長している。
こうなるまで気付かなかったとは、不覚であった。

これらの蛾の幼虫(ノメイガの仲間と思われます)は、
危険が迫るとポロッと落ちる習性があり、
つまみ出そうと不用意に手を突っ込むと、
余計に深部に転げ落ちてしまうことがよくあります。
慎重に処理せねばなりません。
落ちてしまった場合、探し出すには、キャベツの芯の部分をこじ開けることになり、
ダメージが大きく良いキャベツにならなくなります。

この週末は出張入っているので今朝は必死でした。
補殺完了!

2015年09月24日野菜作り
2015年度版 野菜作ってます16

やっと晴天が続きました。
嬉しくて、シルバーウィーク5日間の内3日間は畑に行ってしまいました。

ブロッコリーは順調です。
追肥も済まし、間もなく小さな蕾が出て来る頃でしょう。
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キャベツも栽培しています。
左右で少し大きさが異なりますが、品種が異なるためです。
左が「初恋」、右が「彩音」という品種のはず。
収穫時期がずれる計算になっております。
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ダイコンも種をまき2週間でこれ位になりました
これは「夏つかさ」という品種です。
ボチボチ間引く必要がありますが、葉物野菜がまだ獲れないので、
あと1週間待って大きく育て、間引いたダイコン葉を食べる予定です。
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太陽のパワーは偉大です。
盆後の長雨で、ほぼ枯れ果てていたナス。
やけくそで、病気っぽい枝を全て切り落として放置していました。
この晴天で元気な新芽が現れ、なんと、1ヶ月ぶりに花を咲かせました!
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もう手遅れかもしれませんが、
「あと5本でいいから収穫したい」
強い思いで見守っています。
例年通りの天候なら、軽くあと50本は収穫できていたはずだったので...。

ちなみに、「やけくそ」という言葉を使いましたが、漢字で書くと
「自棄糞」だそうです。
気に入りました。

2015年09月14日野菜作り
2015年度版 野菜作ってます15

3~4週間続いた悪天候で多くの夏野菜はボロボロになりましたが、
順調に生長した野菜があります。
盆前から植えている秋冬野菜です。

まずはニンジン。今の畑で緑が鮮やかなのはここだけ。
150914-1.JPG

もう株間が詰まって来たので、間引き始めています。
美味しそうでしょ?
150914-2.JPG

ニンジンの葉は、栄養価が高く、且つ自分で栽培しないと入手困難なので、
積極的に食べたいのですが、
料理のバリエーションが少なく困っています。
結構、癖があり難しいです。
ご存知の方がいらっしゃったら教えて下さい。

長ネギも良い感じ。
150914-3.JPG

これは、7月に定植していたのですが、
ここに来て急激に生長し始めました。
これからは生長に合わせて土を盛って行く作業に入ります。
土を盛るのはネギの白い部分を伸ばすため。
さぼると葉が幾重にも伸びた短い長ネギになってしまいます。
短くても長ネギというのかは謎です。

2015年09月04日野菜作り
2015年度版 野菜作ってます14

今日は、時事ネタ「野菜高騰」とも関連するおはなし。

ここ関東地方を襲っている早過ぎる秋雨前線。
私が畑をやり出して5年以上は経っていると思うのですが(記憶があやふや)、
最悪の事態になっております。

盆明けに剪定したことを報告しましたが、それから全く生長しないのです。
台風の影響を受けて雨になったのがスタートで、その後、ずっと雨ですから。
殆ど太陽が出ず、10月並の気温になった日もあった位なので、
当然といえば当然です。

これが、今週の収穫(日曜から木曜日は収穫せずに今朝収穫)
20150904.JPG
ナス3本
ピーマン2個
万願寺トウガラシ8本

例年は、1日でこの倍の量は収穫できます。
1週間単位だと、ナスだけでこのバケツ2杯位は軽く収穫できるのですが・・・。

また、来週収穫できるであろう生長途中の野菜が殆ど無い状態です。
殆ど花も咲きません。

「そりゃ、値上がりするわ」
と思いつつ、スーパーでその高い野菜を買わねばならない屈辱的な状況。

気持ちを切り替えて、秋冬野菜に集中することにする。

2015年08月24日野菜作り
2015年度版 野菜作ってます13

今年の畑も後半に入っています。

春夏野菜(キャベツ、ダイコン、エダマメ、キュウリ、トマト等)を植えていた場所はこの通り、殆ど片付けて休ませています。
20150824-1.JPG

これから、毎週のように秋冬野菜を植えていきます。
と書きつつ、この土日で、ブロッコリーとキャベツを植えました。

今、畑でもっとも巨大な植物はこれ。
サトイモです。
20150824-2.JPG


根元から小さな茎と葉がニョキニョキと出ています。
これは、種芋の周りに子芋が育っている証拠です。

2015年08月17日野菜作り
2015年度版 野菜作ってます12

ナスですが、私の背丈よりも高くなり、とても好調です。
20150817-1.JPG

今年は序盤でメモを忘れて、ナスの収穫数を数えておりませんが、
既に50本位は突破しているでしょう。

しかし、ここで一休み。
秋まで安定的に収穫するために、剪定します。
疲れてきている枝を切り落とし、
若い枝を育てます。

カット、カット、カット
小さい実が付いていようが、思い切ってカット

枝の4分の3位は切り落としました。
20150817-2.JPG
後方に見えている支柱が、上の剪定前写真では全く見えておらず、
結構切ったことがわかると思います。

追肥も完了。
これで美味しい秋茄子がゲットできる予定。

2015年07月27日野菜作り
2015年度版 野菜作ってます11

真夏に入りました。

エダマメが素晴らしいできです。
20150727-1.JPG
収穫後できるだけ早く茹でて、超甘エダマメを楽しんでいます。

トマトは、虫攻撃のリスクを冒してでも完熟収穫に徹しております。
20150727-2.jpg
おかげで、スーパーのもの(未熟で固い実を収穫し、倉庫で赤くする)とは一味違う味です。

ダイコンが酷いことに。
20150727-3.JPG
「夏つかさ」という耐暑性のある品種なのですが、
大根本来の旬は晩秋から冬ですから、
ここまで猛暑になると厳しいのかもしれません。

そういう視点でスーパーの大根の値段をチェックすると、
冬の2~3倍程度になっていました(驚)。

2015年07月17日野菜作り
獣の被害(2015年度版 野菜作ってます10)

畑は、駅から離れたエリアにあるものの、
周囲には住宅もあり、あまり動物の被害は受けません。

ありがたいことに、山村部の畑で問題となっている、シカ、イノシシ、サルはいません。
我々に被害を与える鳥獣は、タヌキとカラスのみです。

トウモロコシがタヌキにやられました。
20150717.JPG

(`臼´メ)むかっ!


一方で、被害を受ける度に考えさせられることがあるんです。

褒めるつもりはありませんが、
彼らの農作物が美味しいベストなタイミングを見切る能力は凄いです。
合計2本のトウモロコシが被害を受けましたが、それぞれ別日の被害で、
いずれも「明日収穫しよう!」
と決めていたタイミングでした。
もう少し若い時に食べることはせず、彼らも熟すのを待っているのです。
(上の写真は、被害を受けた後、炎天下で1日放置していたので黒くなっておりますが、被害を受けた直後は美味そうな色でした。)

私が農家なら、
「いま食べ頃! by タヌキ」
って写真付きで札を立てて10%増しの価格での販売に挑戦しますね。

2015年07月16日野菜作り
2015年度版 野菜作ってます9

野菜シリーズ1か月ぶりの更新です。
トウモロコシは髭が茶色くなれば獲り頃です。
20150716-1.JPG

ベストな収穫時期は数日間しかありませんので、
出張スケジュールとにらめっこしながらの収穫です。
朝収穫し、会社で小腹が減ったらラップで包んで電子レンジでチンして食べることもあります。

新鮮で輝くトウモロコシ!
20150716-2.jpg

インゲンは1株が病気になってしまいましたが、もう1株は元気です。
白い可憐な花が咲き、小さなインゲンが出現。
20150716-3.JPG

4、5日すると、もう食べられます。
20150717-4.JPG

旬野菜で体調管理完璧です。

2015年07月03日野菜作り
立派になりすぎました

キュウリを栽培したことがない方や
経験があっても、鉢植えで1株や2株程度しか経験がない人は知らない恐怖
それは、「実の巨大化」である。

キュウリは弦が伸び、葉が茂ると、
地表近くから手の届かなくなりそうな上の方まで、
あらゆる場所で花が咲き、実ができる。
すると死角が生じ、獲り忘れることがある。
そもそも葉、茎、未、どれも色が似ているので、見失うことが多い。
すると知らぬ間に巨大化が起こるのである。

こんな感じに(ちなみにこれはお隣さんの畑のキュウリ)。

20150703.JPG

開花後間もない数cmのかわいいキュウリからは想像できないが、
1週間程放置してしまったらこんな姿になってしまう。
恐るべし成長スピードである。

このキュウリの場合、通常品と比較すると
長さは2倍の40cm級
太さは2~3倍
体積は通常のキュウリの6~7本分位になるであろう。

ここまで巨大化すると、皮が分厚く硬くなる。
そして種がある中心部分はジュクジュクしてくる。
ヘチマやメロンと同じウリ科ということを再認識させられる。
従って、美味しくない。
超ヘビー級の生ごみを育てたことになる。
しかも、植物自体の勢いもなくなって、枯れるのが早くなる。

厄介であるが、毎年数本作ってしまう。
その時は部下に強制的にプレゼントすることにしている(笑)。

2015年06月12日野菜作り
2015年度版 野菜作ってます8

トマトは青い実が沢山できております。
201506121.jpg
ここからが時間がかかり、害虫攻撃も受けるわけですが、まあ順調です。
写真はミニトマト。品種名忘れましたが思った以上に長い形状です。

インゲンは蔓をグルグル巻いて急成長中
201506122.JPG
収穫し損ねた春物野菜の巨大化が酷いことに。

巨大化し55cm越え大根。
201506123.JPG

水菜も巨大化中。これで一株です。真上から見ると直径40cm以上。
2015061204.jpg
夏日と乾燥で食べる気がしないレベルまで枯れかけていたのに
梅雨による雨と気温の低下で一気に息を吹き返しました。

2015年06月04日野菜作り
2015年度版 野菜作ってます7

サトイモがやっと地中から顔を出しました。
20150604-1.JPG
種イモを埋めてから1ヶ月半。
正直、私自身、何も植物が生えていないこの一画を見る度に
「ここに何か植えてたっけ? 植え忘れた???」
と考える程、サトイモ達は地表に出て来るまで時間がかかりました。

夏野菜で最後に植えるエダマメも発芽して順調に育っています。
20150604-2.JPG

トウモロコシはもう私の胸位の高さに生長!
20150604-3.JPG

この2週間、一気に生長スピードが上昇しております。
日曜日は殆ど見えなかった雄花が、その4日後にはほら、ご覧の通り。
20150604-4.JPG
間もなく、ベビーコーン収穫ラッシュの日々が訪れることでしょう。

同様に生長著しいトマト、ナス、ピーマン、キュウリの日々のメンテナンスもあり、
生長し過ぎた春野菜の収穫もあり、
色々と忙しくやっとります!

2015年05月25日野菜作り
2015年度版 野菜作ってます6

ちょっとサボると、畑の様子は大きく変わっています。

畑の中で、もっとも緑色なのはジャガイモ。
追肥を行い、只今、地中で巨大化中といったところでしょう。
薄紫の綺麗な花も咲いております。
20150525-1.JPG

球レタスも収穫です!
20150525-2.JPG
レタスを収穫する時にザクッと包丁で根から切り離すのですが、
この際、じゅわ~と白い液体が出てきます。
新鮮な証拠でしょうが、これが手に付くと、午前中ずっと自分自身がレタス臭いんです。

ベストな獲り頃が1週間位と短く、これ以上気温が上がると腐るリスク大。
従って全て収穫し、自分用に冷蔵庫に3球保存中。
サラダで食べるには限界があるのでスープ等で消費中。

あの小さかったサンチュも食べまくりです。
20150525-3.JPG
焼肉屋で食べるのは水耕栽培品が多いのか、
露地栽培の私のサンチュは、葉が大きく、しっかりした歯ごたえとなっております。

この春夏野菜は、あとはエダマメの2回目の種蒔きだけを残すのみ。
これからは虫との戦いが本格化します。

かかって来い!
皆捕獲して、カエルの餌にしてやる。
カメムシは無理やけどな。

2015年05月19日野菜作り
放置ブロッコリー

冬の終わりに引っこ抜いて、
畑の隅にたい肥にするために放置していたブロッコリー。

ふと見ると、枯れて腐るどころか、
たくましく生き残っているではないですか!
小さなブロッコリーがゴロゴロと。
20150519-1.JPG
(私の足元が写っている... ミス写真)

さらにそのまま放置していると、
日に日に茎が伸びて、遂にこの状態に。
20150519-2.JPG
もう、野菜ではない。
食べる気はしない(笑)

この食材が蕾であることがよくわかるであろう。
そしてアブラナ科であることもわかるであろう。

ちなみにブロッコリーもポリアミンが多く含まれている食材である。

2015年05月11日野菜作り
2015年度版 野菜作ってます5

予想通り、GW明けからウンコが緑色を帯びる位に葉物野菜が採れています。

(注)これは食べた野菜が沢山ウンコとして出てくる状態を表している比喩で、
実際は、消化過程で葉物野菜は黒くなりますので、
ウンコに沢山の黒い葉や茎が含まれている状態を示しています。
20150511-1.JPG

遅霜で大ダメージを受けたレタスですが(参照ブログ⇒4/13)、
生き残ったものは既に市販品の倍位の大きさに巨大化し、
葉をむしって食べても食べても追いつきません。
20150511-2.JPG
サニーレタスの奥側にはよく見ると球レタスができているのもわかりますかね?
早めの収穫で、葉と葉の間に空間がある(葉が詰まっていない)フカフカの球状態で、
マヨネーズでかぶりつくように豪快に食べるのもGoodです!

出勤前にほぼ毎日バケツ1杯程度、これら野菜を数株ずつ間引きながら収穫していますが、
余剰のレタス、水菜、ラディッシュ、ルッコラで生野菜サラダを作るとしたら、
コンビニの野菜サラダだったら軽く毎日20~30人前位はできると思います。
200円として25サラダで5千円ですか~
流通ものとは異なり、朝獲り限定且つ無農薬なのでもっと付加価値はあるかも・・・
実際はそれを周囲の人にプレゼントしているだけ・・・、勿体ないか?

夏野菜も定植!
トマトも
20150411-3.jpg

ナスも
20150511-4.JPG

それぞれ既に一番花は咲いています。

2015年04月28日野菜作り
2015年度版 野菜作ってます4

今朝、仕事前に今年最初の収穫をしてきました。
収穫と書きましたが、厳密には間引きという作業です。
20150428.JPG

さて、5種類の野菜がありますが、何かわかりますか?
簡単なものから順番に紹介。
上の赤いのはラディッシュ。いわゆる二十日大根です。

その右側の細い茎と尖った葉の野菜も簡単ですね。
水菜です。

水菜の下側の野菜も、売っているものと同じ形状です。
小松菜です。

さて、一番手前の大きいのは何でしょうか?
ヒントはこの1本の白い根っこ。
この状態でスーパーで見かけることは稀です。
(そういえば、「まれ」欠かさず見ています。)
正解は大根です。
巨大化した大根の葉と比較すると柔らかくて美味しいんです。
この後1ヶ月で、この根がどんどん太くなります。

左上の柔らかい葉の植物はわからないでしょうね。
この状態でスーパーで販売されている事はほぼ100%ありません。
生で食べる野菜です。
ある特定の料理の時に重宝されます。
それは焼肉です。
正解はサンチュ。

これらの間引き野菜は、これから生長するためのエネルギーに満ち溢れています。
生食で、そして味噌汁で摂取し、体内にエネルギーを補給するのが私の健康法の一つ。
栄養ドリンクより効果抜群!
これらの植物体内では、たぶんポリアミンもガンガン合成されていると思います。

2015年04月23日野菜作り
2015年度版 野菜作ってます3

10日前に天候不順について書いた時より事態は深刻化しています。
酷い日照不足です。
予想した通り、野菜が高騰しましたね!
(威張って良い事かどうかわかりませんが 笑)
やっと、今日から晴れるようですが・・・。

葉物野菜は、まだ間引く段階まで育っていません。
20150423.JPG

ラディッシュ(二十日大根)は名前の通り、
3週間も経てば収穫できるはずなのですが、
25日経過した現時点でご覧の通り、やっと根の部分が膨らみ始めた状態です。
おそらく、小さいながらも食べられる状態にするのに後5日(晴天と仮定して)、
立派な状態にするには8日~10日程度はかかるのではないでしょうか。

つまり20日程度でできるものが、30日かかることになります。
1.5倍です。
関東地方では、小松菜や水菜は、
3月末~4月初めに種をまくと通常30日程度で収穫が始まります。
同様に1.5倍かかるとすると、単純計算では収穫まで45日間かかることになります。
本来、今週にはスーパーに並ぶはずだったと考えると、
足りない15日分が、これらの野菜が不足することになります。
つまり、葉物野菜はゴールデンウィーク明けまで値段は高い状態と予想!
そして大事なのは5月10日の週には、一気に収穫量が増えますので、
急激に値段が下がることが予想されます。

これを頭に入れて買い物すると、家計が少し楽になるかもしれませんよ~。

そんな中、トウモロコシも発芽しました!
201504232.JPG
元気に育ってくれると期待しています。

2015年04月13日野菜作り
2015年度版 野菜作ってます2

4月に入り、本格的に野菜作りのシーズンがやって来ました。
今年も、この毎日更新ブログを「困った時の野菜ネタ」として私を助けてくれることでしょう。


3月中旬に植えたジャガイモが地中から力強く顔を出しました!
手前が男爵、写真左奥がキタアカリ(区別できないでしょうが...)。
ジャガイモ.JPG

定番の葉物野菜も3月末から種を蒔いています。
手前から、ラディッシュ(二十日大根)、小松菜、水菜、カブです。
ラディッシュは芽が出た時から、将来真っ赤に膨らむ部分は赤色をしています。
葉物.JPG

順調なように見えますが、ここ10日間程は天候が悪く、
特に気温が2月や3月のレベルにまで下がっており、明らかに生育が悪いです。
通常なら、小松菜や水菜は、もう4枚目、5枚目の葉が出て、
次の週末には間引きながら食べ始める状態のはずなのですが...。

深刻なのはレタスです。
全国的に気温が冬に逆戻りした日がありましたよね。
その日の朝、私の車の温度計は2℃を指していました。
4月10日前後の気温2℃は厳しいです。
見事にダメージを受けました。
レタス.JPG
枯れたサニーレタスです。霜のせいでしょう。
向う側はそれに耐えた株です。

少なくとも関東地方では、これらの路地野菜が成熟するはずであった4月中下旬(小松菜、水菜)~5月上中旬(レタス)は、野菜の値段が上がると予想。

私の場合は、自宅用としては多過ぎる量を植えており、
間引き野菜も出るでしょうから、家計がダメージを受けることはないですが!
(とりあえず、威張っておく)

2015年03月17日野菜作り
2015年度 野菜作ってます1

まだ3月ですが、野菜年度は変わりました。

出張準備も置いておいて、3月4日土曜日は今年度最初の畑作業に行ってきました。

最初は、お世話になる必須アイテムの写真をどうぞ。
20150317.JPG
手のひら側がゴムでコーティングされている軍手(水が浸み込み難い)
長靴

バケツ

毎年、最初の作業はジャガイモの定植。
キタアカリと男爵を植えました。
それぞれ2個ずつの種イモを半分に切って定植。
2個が50個位に増えてくれることでしょう。

あとは葉物野菜、レタス、キャベツ、トウモロコシを植える予定の場所に
肥料をまいて耕して、初日は終了。
久しぶりに鍬を使うと筋肉痛になりそうです。

2015年02月16日野菜作り
2014年度版 野菜作ってます20

雰囲気が異なる2つのホウレン草を収穫しました。
2015021601.JPG
2015021602.JPG

上の写真と比べ、下の写真は少し緑の濃さがうすいです。
品種が違うのです。
上が、国内で昔から栽培されていたホウレン草で
下が、品種改良されたホウレン草

私は畑を始めてから、下側の品種改良されたものばかり栽培して食べていました。
知識がなかったので、何も考えずに。
基本的には私は子供の頃からホウレン草が嫌いだったのですが、
一転して大好きに。
これはビックリするほど美味しかったのです。

自分で育てたというバイアスがかかっている点を冷静に差し引いても、
路地栽培でバリバリ寒い環境下で育てて糖分がアップしていることに加え、
収穫から食べるまでの時間が短いこと、つまり鮮度
が美味しくしている要因と思っていました。

そんな最中、いつも畑を教えてくれる園主さんが持って来てくれたのが、
昔のホウレン草の種です。
「懐かしい味がしますよ」って。
それを育てたのが、上側の写真のホウレン草。

確かに見た目は違います。
同じように収穫して食べてみました。
味が違う Σ(゚ロ゚ノ)ノ
明らかに味が違う(◎。◎)!
しかも、私が苦手だった頃のホウレン草の味がします。
懐かしいけど、嫌い・・・。

改めて、野菜の品種改良の凄さを体感することができました。

これにて、2014年度の野菜作りはおしまいです。

2015年01月28日野菜作り
2014年版野菜作ってます19

これ、何かわかりますか?
20150128-1.JPG

「小松菜ですよね? 何か変だけど。」
という答えが返って来そうですが、その通りです。

露地栽培で寒気の中、放置していた小松菜です。

寒さに比較的強い作物ですが、12月に入るとさすがに育ちません。
これは12月までに生育していたものを
実験的に12月、1月とそのまま放置していたものです。

元は、普通の小松菜でした。
それが寒気対策をとるのでしょうね。
徐々に葉や茎が肉厚になり、
何となく光沢度がアップするような気がします。
そして、下の写真のように地に這うように葉が広がってきます。
かなり強固に広がっており、無理に束ねると折れることもあります。

明らかに、普通の小松菜より背が低く見えると思います。
触り心地も別物です。

この現象は、何度か紹介したホウレンソウと類似しております。
参照ブログ→「あま~い、ホウレンソウ」(2012.2.1)
しかしながら、食べてみると大して甘さがアップしていません。
少なくとも、ホウレンソウのように劇的ではありません。
糖類がホウレンソウ程には、増えないのでしょうね。
その分、ホウレンソウより寒さに弱いです。
個人的にとても納得。

2014年12月09日野菜作り
2014年度版 野菜作ってます18

寒いですね。
畑も早朝はバキバキに凍る季節に入りました。
畑全体が霜柱状態といえば良いでしょうか。
早朝はザクザクと気持ち良く歩けるのですが、
太陽パワーで溶け始め、9時頃を過ぎるとぬかるみ状態になるので大変です。

野菜も多量の水分を含んでおりますので当然凍ります。
ブロッコリーはこんな状態。
2014120901.JPG
少し紫色っぽいのがわかりますか?
これ、冬仕様に変身した証拠です。
アントシアニンで寒さから身を守っているらしいです。

ダイコンも見事に凍っています。
この状態の葉はとても脆く折れやすいです。
2014120902.JPG
収穫すると1分間程持っていると手が痛くなる位に冷たくなっています。

根の部分は凍結融解を繰り返すと、徐々にダメージを受けるので、
早めの収穫か、土に埋めてしまう方が良いです。
私は1月末まで埋めて畑保存しておく予定です。

2014年11月26日野菜作り
2014年度版 野菜作ってます17

いよいよ冬に入ります。
寒さに弱い秋野菜は霜ダメージを受け収穫を終了しますが、
強い野菜は逆に甘さを増してきます。

豊作のカブは甘くなり美味で、葉も栄養価満点です。
2014112601.JPG

ブロッコリーも2週間位前からでき始めました。
一斉にできるので食べ切るのに苦労しておりましたが、一段落つきました。
主蕾(皆が食べる部位)を切っても、脇からドンドンできますので、
このまま1月まではブロッコリーを買う必要は無さそうです。
2014112602.JPG

これが今年初挑戦のターサイ。
2014112603.JPG
予想以上に巨大化してきました。
現時点で直径50cm越え。
炒めると小松菜とは比べ物にならない位に軟らかくて美味しい!
ただ、運搬と保存が困難。
袋に入れようにもここまで巨大化すると入らないのです。
大まかに葉の数を数えると70枚超え。
1枚ずつの葉にしてしまえば、運搬も冷蔵庫保存も可能ですが、
それでは小松菜と同じ雰囲気の葉物野菜になってしまいます。
育てた人間としては、このどデカい状態を他人に見せて驚かせたいわけで、
心の葛藤があるのです。
ターサイが真冬の気温に耐えられか否か、これから試験をします。

2014年10月29日野菜作り
2014年度版 野菜作ってます16

秋用の葉物野菜が大きくなってきました。
コマツナ、ミズナ、シュンギク、ラディッシュなど
2014102901.JPG
寒冷紗をかけておりますのでもちろん完全無農薬。

柔らかく美味しく頂くために早めに収穫し、
その場所に、小松菜を真冬用に再度種まきする予定です。
経験年数を重ねて来ると、無駄なく栽培する方法を思い付くのですね。

2014102902.JPG
シュンギクができ過ぎております。
5列、株間無く生えているのがわかるでしょうか?
シュンギクは、種に光が当たらないと発芽しない植物(好光性種子)。
従って、畑ではどうしても発芽率が低くなるので、
種は間隔を空けず、線状にバラバラと蒔きます。
ところが、私のシュンギク種まきテクニックは凄いようです。
殆どの種子が発芽してしまい、えらいことになっております。
1cm2に5本位生えている状態でした。
上の写真は既に100本以上間引いた後です。
間引き菜は、味噌汁に入れるとおいしいですが、
サラダに入れてもちょっとしたアクセントになり美味です。

2014年10月20日野菜作り
2014年度版 野菜作ってます15

この秋もよくわからん野菜を植えています(笑)

ターサイです。
2014102001.JPG
中国の冬野菜です。
チンゲン菜より食べやすく、栄養価も高いと聞いておりますが、
確かに見た目の栄養価は高そうです。
この写真は何株かが合わさったように見えますが、実は1株です。
生長すると真上から見た直径は30cmを超えるようです。
寒さに強いということは寒くなった方が美味しくなるという意味なので(これまでの経験上)、もう暫く放置しておきます。
謎です。

こちらはビート。
2014102002.JPG
砂糖ダイコンといわれる甜菜(テンサイ)の仲間のようですが、
そこまでは甘くないようです。
小さめの赤いカブのようなものができるようです。
それ以外の知識はありません。
謎です。

どちらも市場では殆ど流通していないので少々楽しみですが、
あまり期待はしておりません。

2014年10月15日野菜作り
2014年度版 野菜作ってます14

しばらく報告忘れていました。
畑作業も忙しく、写真を撮るという行為を忘れており書けずという状態が続いていました。

まずは台風18号を耐え、19号はさすがにダメだろうと思って全て収穫したピーマン。
2014101501.JPG
直前に生っていた実を全て収穫したらバケツ一杯に。
その数105個
トータルで今年の収穫は250個程度でした。
さすがに全部食べられないので昨日は持ってけ泥棒って感じで70個程をばらまきました。

ネギとニンジンは極めて順調です。

2014101502.JPG

ニンジンは9月末から間引いて食べています!
今の時期は葉っぱも楽しめます!
2014101503.JPG
野菜が高騰しているようですが、我が家はニンジンを3月まで買うことはないでしょう。

ダイコンも順調です!
手前から時間差攻撃で生育中。
間引きダイコンも味噌汁で楽しんでいます。
ここまで生長すれば、もう虫なんて怖くない。
2014101504.JPG

白菜も調子が良い個体はもう直径30cm位に葉を広げています。
これから結球してくることでしょう。
2014101505.JPG
ただ、コオロギの被害にあって枯れたものも多数。10株中6株は失敗。
ミニ白菜に切り替えて、何とか収穫したいと思っていますが、
まだ葉は4、5枚の状態で順調なハクサイの1/10位の大きさです。
これから一気に寒くなる季節。
露地栽培は1週間の遅れは致命的になることも多々あります。
これから霜が降りるまでに暖かく晴れた日がどれだけあるか、運次第です。

2014年09月08日野菜作り
2014年度版 野菜作ってます13

日照時間が短か~い。
本来ならまだバリバリ実を生らすナスやピーマンも10月のような元気の無さ。
一気に終焉を迎えそうな雰囲気です。
今、私の畑で元気なのは秋に育ちまくるニンジンだけです。

これまでの夏野菜の収穫
キュウリ:104(終了)
ナス:127
ピーマン:100(最近は赤く熟させて楽しんでいます)
オクラ:287(凄い本数ですが、いよいよ弱って来ました)
トマト:73(終了)

さて、畑はこの2週間で完全に秋冬野菜用に切り替えました。
めちゃくちゃハードでした。
20140908.JPG
寒冷紗を5つ張りましたが、
手前から、ブロッコリー、ダイコン、キャベツ、ハクサイ、
そして一番奥はターサイやらリーフレタスやら色々。

この時期は春と異なり、昆虫と野菜の力関係が真逆です。
圧倒的に昆虫有利の状況なのです。
初夏には、1 cm以下のかわいい姿で野菜を食べていても無視できるショウリョウバッタやエンマコオロギも、この時期は其々10 cm、3cm越えの立派な個体がゾロゾロ。
発芽した芽や小さい苗が彼らに襲われれば、葉は跡形なく食され茎だけにされてしまいます。
空からはモンシロチョウが苗に卵を産みに舞い降りて来ます。
気が付くと葉は穴だらけ。
地中からはコガネムシ(幼虫)とヨトウムシ(蛾の幼虫)。

あと1ヶ月で虫の数は激減します。
早く虫が減って安心できる畑になって欲しい気持ちと
虫が減ったら寂しい虫好きの心が葛藤している今日この頃です。

2014年08月21日野菜作り
2014年度版 野菜作ってます12 ―予想外の出来事--

バジルは虫がよくつくのです。
先端の新鮮な葉が被害に遭うのですが、観察してもなかなか犯人(犯虫?)が見つかりません。
虫好きの私が見つけられないので(オンブバッタは複数棲み付いているが、オンブバッタの食欲を圧倒的に上回る被害です)、夜に活動している系の虫を疑っていますが、今のところわかりません。
気が付くと、全ての株の全ての茎がやられてしまいました。
とにかく、食害を受けると不味そうになるので、他人にプレゼントするのも気が引けます。
大して自宅で食べないので、思い切って全ての葉を茎ごと切り落としました。
ご覧の通り、バケツ2杯分位をカット。
作業中、バジル臭強烈~
2014082101.JPG

ところが、驚いたことに10日後には見事に復活!
今ではある程度綺麗な葉が収穫できます。
2014082102.JPG

パクチーは誰も食べないので巨大化しておりました。
以前に紹介しましたが6月中旬の状態です。
2014082103.JPG

そのまま放置で7月には花が咲きました。
20140821004.JPG
ただ、この花は決して良い香りではなかったです。
いよいよ食べられないので処分しようと思っていたのですが、
大量のハエやアブ達がこの花の蜜や花粉を求めてやって来ることに気が付きました。
この1株に常時20匹位は食事中という状態。
サイズは1cm位。
はい、カエルの餌にぴったりです。
捕虫網一振りで3、4匹捕獲。ペットボトルに詰めてお持ち帰り。
飼育中のアマガエル達のために、そのまま放置しておきました。
が、気が付くと枯れてしまいました。
2014082104.JPG

もう虫も来ないので捨てようと近づくと、実(種)が多量に生っています。
これ、スパイスの1種らしいです。通称コリアンダー。
タイ語のパクチーに対して、コリアンダーは英語ですが、
主として実(スパイス)の方にはコリアンダーが使われるようです。
2014082105.JPG
ちょっと食べてみてびっくり。
柑橘系の香りがします!
葉のカメムシの香りとは全然違います。
ウィキペディアによると、カレー等、色々な料理の香辛料としても使われるようです。
助手A♂は自分で作る肉料理に使うらく、店頭では結構高いので興奮していました。
なのでプレゼント。
コリアンダーが肉に変身して私の前に現れるのを待っています。

2014年08月20日野菜作り
2014年度版 野菜作ってます11

夏季休暇のため、まとめ収穫!
休暇前は、もうちょい熟させたいトマトや小さ目のオクラも収穫することになり、こんな状態になります。
20140820-1.JPG
これ、殆ど奈良に持って帰りました。
重い、重い。
都心部から田舎に帰省する際に、野菜を大量に持って帰る奴はおらんやろな~
逆はあるやろうけど、普通は宅急便かな~
と思いながら新幹線へ。

【今朝までの収穫】
キュウリ104号(終了)
ナス101号(祝100号突破)、
オクラ177号、
ピーマン74号
トマト59号 
ミニトマト不明

サラダゴボウも収穫です。
大きな葉を掻き分けて根本の部分を確認
20140820-2.JPG

手強いです。簡単には抜けそうにもありません。
途中で折りたくないので慎重に掘り進めてみたところ、
わかっていたことですが、ゴボウの正体は根っこであることを再確認。
20140820-3.JPG

掘り出しました。長さは30cm位です。
大したことないです。
20140820-4.JPG

ただ、サラダゴボウという品種は灰汁抜きしなくても良いので、調理するには便利です。
あと、10本程ありますが、暑くてまだ収穫しておりません。

2014年08月05日野菜作り
2014年度版 野菜作ってます10

野菜シリーズ1か月間更新していませんでした。
溜まってます。

暑いです。
休日に本気で畑作業をしようと畑に行っても、活動限界は午前9時。
朝7時でも30度近く、太陽光が突き刺してきますので、1時間も作業したら汗だくです。

オクラが最盛期です。
2014080501.JPG
既に収穫は109号まで進んでおり、今年のキュウリの記録104を超えました。
10株程度栽培しているのですが、毎日5、6本は確実に収穫できます。
生長スピードが速く、一定の大きさまで倍々ペースで大きくなります。
昨日2.5cm、今日5cm、明日10cmというスピードです。
茎と色や雰囲気が似ているので見過すことが多く、見落とすと時々15~20cm級に育ってしまうこともあります。

全体的に緑色に染まる夏の畑に、ミニトマトの赤や黄色のアクセントは「美味しそう」を通り越し、芸術的美しさを感じます。
2014080502.JPG

エダマメも大豊作です。
2014080503.JPG
採れたてを茹でると、甘みが強く濃厚で、これにちょと塩をふって食べる味は格別です。
これに慣れてしまうと、しばらく安い居酒屋の冷凍枝豆は食べられません。
収穫後の経過時間に比例して味は落ちていくのですが、
収穫直後の枝豆を食べたことがない人に、これを説明するのは極めて困難です。

猛暑の真っ只中、冬野菜の準備も既にスタートしています。
これニンジンです。
2014080504.JPG
例年、この時期に種蒔きをしていたのですが、ニンジンの発芽は水が大事で畑の乾燥が大敵なので苦労していました。
今年は数週間早めて梅雨の末期に種蒔きをして、例年より楽をして発芽させました。
順調です。

こんな状態なので、
私のウンコはオクラの白い種&トマトの皮で大賑わい。

2014年07月07日野菜作り
2014年度版 野菜作ってます9

雨の合間にジャガイモを収穫。
201407071.JPG
左が男爵、右がキタアカリという品種です。
キタアカリはあまり市場に出回っていませんが、男爵より美味いです(個人的好み)。
デンプン、カロチン、ビタミンCの量も多いようです。
唯一の弱点は、火の通りが良すぎるので、煮ものにするとすぐに崩れること。
煮物やカレーは男爵
ジャガバターやポテトサラダはキタアカリ
という風に使い分けると美味しいジャガイモライフがおくれます。

これは、それぞれ種芋1つから収穫できた量です。
種芋を2つに割って定植しているので、植物体としては2株からの収穫量です。
約20倍に増殖したと考えればよいでしょうか?
株に投資するより、よっぽど効率的且つ健康的です。
私は4個分植えましたので、この倍の量を収穫しており、
家の玄関はジャガイモだらけ。

ジャガイモの収穫により、畑は完全に夏仕様になりました。
201407072.JPG
手前左からシソ、バジル、オクラ
その向うはナス、インゲン、ピーマン
更に向うはキュウリとトマト
その向こうは見えませんが、エダマメ、トウモロコシなどがあります。

サラダゴボウは巨大な葉(50 cm位はある)で覆われており、
地中で本当に生育しているのかは謎です。
201407073.JPG
収量を調査中の野菜の状況は7/7現在以下の通りです。
キュウリ:82号(まさに最盛期、1日4~5本のペースで毎日収穫できます)
ナス:31号
ピーマン:28号
トマト:15号

さて、直近の問題は直撃するかもしれない台風8号。
夏野菜は背が高く、進路次第では対策を打たねばなりません。

2014年06月20日野菜作り
2014年度版 野菜作ってます8

悲劇的に巨大化したコリアンダー(パクチー)
花が咲きそうです。
2014062001.JPG

サラダゴボウは生長して、寒冷紗では覆い切れなくなったので外しました。
ここまで来ると多少の虫が来ようが、鳥が来ようが大丈夫です。
2014062002.JPG

トウモロコシも順調に育ち、雄花、雌花が咲き、収穫まで約1ヶ月という状態です。
今は第二、第三とトウモロコシが出現して来ますので、
それを摘んでベビーコーンとして食べています。
2014062003.JPG

エダマメもやってます。
種まき時期をずらして、長期間楽しむ予定。
2014062004.JPG


葉物野菜の小松菜等は梅雨に入った途端、病気っぽくなったので終了。
夏野菜は本格的になってきました。
6月20日現在、キュウリ35号、ナス9号、ピーマン10号まで収穫しております。

2014年06月05日野菜作り
2014年度版 野菜作ってます7

コールラビってご存知ですか?
初挑戦したのですが、できました。
2014060501.JPG
アブラナ科で、カブのように肥大化しているのは茎らしいです。
たしかに茎と同じ色をしています。
PowerPointでたまに白文字と差別化するために使う色みたいです。

まだ、日本ではスーパーには売っていないでしょ。
その分、食べ方がよくわからんのです。

生でも美味しいということで食べてみましたが、
カブの方が美味しい。
カブより水分が少なく、海外で食べるジューシーさが著しく欠如したリンゴのような食感でした。
(本題とは離れますが、日本のリンゴは恐るべき美味しさだと思います。)

炒めても食べてみましたが、
火の通りを少なめにしてサクサクしたジャガイモのような食感。
もちろん十分に火を通してもです。
炒めるとこの食感のみが特徴的で、味では自己主張が全く無い、「味付けに従うぞ」って感じの野菜でした。

ということで、誰かにプレゼントしようと昨日たくさん収穫したのですが、
久々の畑だったのでやることが多く忙しく、
そのまま畑に忘れてしまう始末。
あの暑さですから、もう食べられないでしょう。
その前に鳥達が食べたかな。

忙しい原因は育ち盛りの夏野菜です。
間接的要因は、間違いなく多過ぎる出張・外出ですが。
2014060502.JPG
キュウリもこんな風に、ドンドンと花が咲き、実がなり始めました。
既に11号まで収穫。
まずは100本収穫を目指します。

2014年05月28日野菜作り
2014年度版 野菜作ってます6

今朝は初キュウリを4本収穫。
初はthe firstであり、厳密には4本の内どれか1本が初キュウリということであるが、細かいことはまあ良いでしょう。

レタスもバレーボール大のものがゴロゴロと収穫期を迎えている。
こいつらは暑くなると、突如畑の中で腐り始めるので、
本日30℃の予報が出ている都合上、食べ切れないが今朝慌てて収穫。
2014052801.JPG

今日は、ゴールデンウィーク明けに種を撒き、これから育つ野菜を紹介しましょう。

定番の夏野菜オクラである。
アブラムシが付き易いので、ぶちぶち潰す。
2014052802.JPG

さて、これは何でしょう?
2014052803.JPG
今年初挑戦。
たぶん収穫する時に、どうやって食べるのか困ること必至。
調理したことないので。
イタリアンで使うのでしょうか?
正解は、
バジルです。

そしてこれはコリアンダー。
2014052804.JPG
コリアンダーって何?
種をもらって、「あまり聞き慣れない野菜だが撒いてしまえ!」
と勢いで植えて約1ヶ月、ミツバのような謎の草に生長した。
経験上、形態からセリ科の植物であることはわかる私。
無農薬なので直ぐに畑で味見する癖がある私は、ちょっと千切って味見して、
びっくり仰天、強烈猛烈悶絶カメムシ臭ーーーッ。
慌てて車に戻ってiPadでググってびっくり。
「パクチーやんけ~」
ご丁寧にインターネット百科事典ウィキペディアには「別名カメムシソウはその匂いにちなむ。」と書いてある。
しかも採れたて&未加熱なので、通常の調理されたものの何倍も強烈。

この植物には罪はないが、これを食事に入れる意味が全くわからん私です。
欲しい方、連絡お待ちしております。

2014年05月26日野菜作り
2014年度版 野菜作ってます5

野菜報告サボっていました。
出張や外出が多く朝畑ができる日が少なく、土日も仕事。
従って、畑に行ける日は怒涛の仕事量がありますので、
写真なんて撮ってられなかったのです。

気がつけば、サンチュが巨大化しています。
2014052601.JPG
直径約50 cm×高さ30 cm位になってきました。
それが6株。明らかに作り過ぎです。焼肉屋に売れそうな勢いです。
下の葉から掻き取って食べていますが、間もなく食べ切れなくなりそうです。

ダイコンも大きくなりました。
もう食べようと思えば食べられます。
2014052602.JPG

トウモロコシも立派になりました。
カラスの被害を受けて苦しんでいたのはいつのことだったか?と思う今日この頃。
もう私の腰より高くなっています。
2014052603.JPG
手前の列が小さいのは後ろ側の2週間後に植えたからです。
一斉に15、6本が食べ頃になるのは勿体ないので、ずらしています。
トウモロコシのベストな食べ頃は、たった1~2日間しかありません。
その前だと甘さが不十分で、それを過ぎると硬くなる。
もちろん、多少前後しても十分に美味しいですが、
ここは自分で育てているからには拘りたい点です。


協乳研究所の野菜好きの方、ツイッター見ておいて下さいね。
先週も誰も気が付かず・・・なんてことありました。
但し、私も気まぐれですから、いつ配給するかはわかりませんが。

2014年05月08日野菜作り
2014年度版 野菜作ってます4

予想通り、ゴールデンウィークが明けると同時に葉物野菜の収穫期が訪れました。
先週のブログと比べてもらったらわかりますが、
1週間で、驚くべきスピードでの生長です。
既に、ラディッシュ、小松菜、水菜、ルッコラはベストな状態。
食べ始めています。
2014050801.JPG

定番のトマト、キュウリ、ナス、ピーマンも植えました。
写真はトマトです。
2014050802.JPG


リーフレタスも食べ頃です。
2014050803.JPG

毎年、この状態で丸ごと引き抜き収穫。
その結果、冷蔵庫にも入らず、食べ切れずに萎れてしまうことが多いのです。
しかし、今年は、下の方から必要なだけ葉を収穫する作戦をとります。
4年掛かって、常に新鮮なレタスをゲットする方法を編み出したのです。
しかも真夏前まで、長期間収穫できます。

最後、これ何でしょう?
初挑戦物です。

2014050804.JPG

正解は、ゴボウです。
正式にはサラダゴボウ。
たぶん普通のゴボウみたいに長くならないミニサイズの品種と思います。
ゴボウが生長する姿は知らない方が多いでしょうから、
時々紹介しようと思います。

ウンコはよく出るのに、繊維たっぷりゴボウを育てている私でした。

2014年04月30日野菜作り
2014年度版 野菜作ってます3

もうラディッシュ(二十日大根)は膨らみ始めました。
ルッコラ、小松菜、ミズナも、まだ小さいですが既に識別できる姿をしています。
201404301.JPG時間差で、それぞれ3~4列程植えているので、
ゴールデンウィーク明けから葉物野菜を購入する必要は無くなる予定です。

さて、これら発芽して生長している野菜に満足している暇は無く、
いよいよ夏野菜の栽培が本格的に始まります。
トマト、キュウリ、ナス、ピーマンなど、お馴染みのやつです。

この季節、ホームセンター等に行けば沢山の苗が売っています。
でも、なかなか上手に育てられないのではないでしょうか?
そうです、こいつらはそれなりに手間がかかるのですよ。

まず、植物体が大きくなるので、それを支えるための準備をしておかねばなりません。
支柱等を立てました。
下にはマルチ(ビニール)を敷きました。
泥はねによる病原ウィルスや菌の付着予防と雑草抑制のためです。
201404302.JPG手前はナス、ピーマン用
奥の背の高いのはキュウリ、トマト用

これを組み立てる度に、
野菜(作物用の植物)って、本来の姿とはかけ離れ、
より良い収穫(量と味)のためだけに改良されて来たのだ
と少し考えさせられます。
我々がこのような過保護な環境を作ってあげなければ、
生育すらまともにできないのですから。

本当に、このような方向性で良いのだろうか?
と思いつつ、ちゃんと世話してやったら応えてくれるのが野菜作りの魅力。
彼等は沢山の野菜を恵んでくれますので面倒みてあげます。

5/3に苗を定植します。
夏野菜の苗の定植が終わらないと私のゴールデンウィークは始まりません。

2014年04月16日野菜作り
2014年度版 野菜作ってます2

1ヵ月前に地中に植えたジャガイモが地上に顔を出しました。
2014041601.JPG
植えたことを忘れて、その上を踏みまくっていましたが大丈夫でした。
直前になると地震でもあったかのように土がひび割れて来るのでわかります。
力強く土を持ち上げながらの顔出しです。

発芽ラッシュ!

さて、これ、何でしょう?
2014041602.JPG
言われればわかると思います。
先日紹介したダイコンのように双葉ができる双子葉植物ではなく、
典型的な単子葉植物。
イネ科。
代表的な夏野菜。
正解はトウモロコシ。
鳥害を恐れて寒冷紗で守っています。

では、これは何でしょう?
2014041603.JPG
わからないと思います。
焼肉でお馴染みの、あの巨大な葉のサンチュです。
レタスの仲間ですから、発芽に光が必要で(光発芽種子)、
種に被せる土は少量にせねばなりません。
無事光が届いたようで発芽してくれました。

植物学者ではないのでわかりませんが、
おそらく、種が非常に小さいので子葉に栄養が殆ど含まれておらず、
発芽後直ぐに光合成できる条件でないと発芽しないのだと思います。
発芽後も計算に入れた自己防衛戦略だと推測しています。

今更ですが、玉レタス、サニーレタスもそれぞれ4株ずつ植えているので
サンチュはいらんような気がしてきました・・・。

2014年04月10日野菜作り
2014年度版 野菜作ってます1

本年度の最初は、芽を出したダイコンが朝日を浴びている様子から紹介します。

20140410.JPG

土を持ち上げて芽を出す力強さを表現したくて、
敢えて土にピントを合わせました。
(デジカメは勝手に植物体にピントを合わせるので苦労しました。)
一番手前のダイコンはまさにその状態。
まだ1cm程度ですが、生命力を感じます。

この5本はライバル。
最終的に残るのは1本だけ。
途中まで競わせる方が育ちが良くなるのだから不思議です。

2014年03月12日野菜作り
サトイモ分解③

今日もサトイモネタを続けます。
では、タイトル通り、分解して確かめてみましょう。
愛情を込めて丁寧に時間をかけて掘り出したことを考えると極めて辛い瞬間です。
可能なら、ずっと飾っておきたい。

20140312-1.png
東(E)側からの写真で(位置関係は昨日のブログを参照)、
No.3とNo.4の子イモを切り離した直後です。
手前の赤で囲んだ場所がNo.4の子イモを切り離した場所になります。

そして黄色の矢印で示した場所が、No.3の子イモと親イモとの連結部分です。
白くなっているのがわかると思います。

切り取ってみると、子イモ単位で孫イモ、曾孫イモが生じているのがはっきりわかります。
No.3子イモからNo.10とNo.11の孫イモが生じ、
No.11からNo.12の曾孫イモが生じたという事が確認できました。

昨日は、「孫イモNo.12は子イモNo.2かNo.3のどちらかから生じている」
と書いていましたが、
実際は、真横のNo.11から生じた曾孫イモだったのです!
「!」マークを付ける程ではないかもしれないが。

また、芋同士は密着しているように見えますが、
実際は、一部分で連結している事もわかると思います。

20130312-2.png
最終結果はこうなりました。
やっとスーパーで売られている状態になったでしょ。
一番おいしいと言われている孫イモは14個でした。
子イモは芯が残るので、コロッケ等で食べます。

サトイモ分解シリーズ 「完」

2014年03月11日野菜作り
サトイモ分解②

昨日紹介した芋の集合体を上から見てみましょう。
20140311-1.png
黄色で囲んだ中心のイモNo. 1が親イモです。
中心の茎が伸びていることからもわかるでしょう。

これを取り囲むように赤で囲んだNo.2~6の5つのイモが子イモです。
見切り方は簡単で、上の方に毛みたいな物が生えているからです。
これは寒さで枯れてしまったのですが、夏場はこの上には茎が伸び、葉が生えていた証拠で、これが繊維状になって残っているのです。
(昨日掲載した夏の写真を見て下さい。主軸の周囲に小さ目の葉が伸びているのがわかると思います。)

さて、ここからが大変です。
この芋集合体を南(S)の方向から見た写真がこれになります。
20140311-2.png
青で囲んだNo.7、8、9は其々No. 4、5、6から生じた孫イモになります。

北(N)側からの写真はこんな感じです。
20140311-3.png
青で囲んだNo. 10~14の5つの孫イモがあります。
No.12はNo.2とNo.3のどちらから生じているのかは見た目ではわかりません。

東(E)からの写真はこんな感じになります。
20140311-4.png
下の方までイモが連なっています。
No.14と15はNo.4から発生した孫イモです。
そして、これらの孫イモから曾孫イモNo.17、18、19が生じています。

難しいでしょう。
何故わかるのかと言いますと、このブログは分解した後に書いているからです。
それにしてもブログごときで、PowerPoint使うとは思わんかった。

2014年03月10日野菜作り
サトイモ分解①

現在、畑は休養中(今週末から再開するが)。
今日は紹介を忘れていた畑ネタがあるので紹介する。

サトイモが収穫してスーパーに並んでいる状態を見たことがあっても、
地中に生っている様子を見たことがある人は少ないと思う。
今日はそれを紹介する。

その前に、夏場の様子はこんな状態である。
2014031001.JPG
小さい子供が傘にできそうな位、長さ50 cm、幅30cm近くなる馬鹿でかい葉である。
傘と表現したが、興味深いことに、サトイモの葉は新品の傘のように水を強く弾く。

この葉も、秋の訪れと共に勢いがなくなり、
霜が降りると同時に枯れ、いよいよ収穫の時期になる。

収穫は種芋の主軸を中心にその周囲を掘るだけ。
ガツガツと大きなシャベルで深さ50cmも掘れば掘り出せるが、
この方法では大概は芋の一部を傷つけてしまう。
今回は撮影用ということもあり、慎重に掘り出してみた。
2014031002.JPG

こんな姿で生っている。
これは、掘り出して地上に置いて撮影していると思われるかもしれないが、
芋自体は全く動かしていない。
つまり、芋の周囲の土を掘り起こし、
遺跡を発掘するかのように芋に付いている土を慎重に取り除いた状態である。
下側には根が一様に付いている。
サトイモのイモは茎が変形した物らしいので、この状態は納得できる。

サトイモは種芋を中心に周囲に酵母が出芽するように子芋が生る。
さらに子芋から孫芋が出てくる。
この写真のどれが子芋で孫芋か?
それは説明が難しいので明日のブログで。

2014年02月05日野菜作り
2013年度版 野菜作ってます24

全て収穫しました。
2013年度の野菜作りは終わりです。
何も無い畑です。
20140205.JPG

極寒の中、最後のネギを引っこ抜いて、
その場を耕して終わりました。

耕していると、
何処からか野鳥がやって来て、
掘り起こした土の中にいた虫の幼虫を
つついておいしそうに食べていました。

「俺の縄張り」とばかりに、他の鳥がやって来たら追っ払っていました。
冬はやはり動物性タンパク質が不足するのでしょうか?

不思議なことに、野鳥は次から次へ何匹も来ました。
名前は知りませんが、異なる種類の鳥たちです。

何処から来るのでしょう?
私の行動を空から見ていたのでしょうか?
ニオイがするとは思えないし・・・
不思議です。

耕している時は私の1m程横まで来るのに、
撮影しようとすると飛んで行くのです。
不思議です。

最終話は、野菜がなかったので、
鳥の話でした。

2014年01月28日野菜作り
2013年度版 野菜作ってます23

収穫の追い込みです。
畑の契約の都合上、1月末に更地にしなければならないので、
忙しいです。
CIMG3028.JPG奥にある泥の塊の様な物体はサトイモです。
もちろん1つの親イモから発生した子供や孫達が、
何個もくっついた状態です。

畑に行くたびにこれ位収穫しているのですが、
追いつきません。
収穫以上に食べるのが追いつかない。
食べないと自宅に保存する場所もない。

従って、暫く、この泥の塊が私の車の後部座席に乗っていました。
新聞紙で包んでシートベルトで固定されて。

先週、関東地方は少し暖かい日がありました。
その日、数cmの謎の蛾が車内で発生しました。
おそらく、蛾の蛹がこのサトイモの泥の中に入っており、
密閉した車内が日光を受けて暖かくなったのを感じ取り、
間違って羽化したものだと思います。

真冬の土の中にはこんな蛹が沢山ありますから。
⇒参照ブログ、「凍てつく土壌の中には」

今朝も氷点下の畑で作業しました!
残りは、
バケツ3~4杯分のホウレンソウ
長ネギ20本
聖護院大根1つ

なんとかなりそうです。

2014年01月14日野菜作り
2013年度版 野菜作ってます22

2014年に入っておりますが、野菜作りは年度で扱っておりますので悪しからず。

極寒の中、畑に残っている野菜は、
土の中にニンジンとサトイモ、
半分土の中に、ダイコン(聖護院も含む)とネギ
地表にはホウレン草、小松菜、ブロッコリー
のみになります。

この中でひときわ元気なのがホウレン草です。
20140114.JPG

同じ葉物野菜の小松菜が枯れかけているにもかかわらず、
全く枯れる葉はありません。

色も濃く、分厚く、地表に張り付くように生育しています。
ハウス栽培のホウレンソウとは別物で、
茎が太く、甘いです。

小松菜の名誉のために書きますと、
小松菜も、他の葉物(例えばチンゲン菜やミズナ)に比べると非常に強いです。

たまには、Twitterではなくブログで募集しましょうか。
対象はもちろんこのホウレン草!

協同乳業の研究所+αの方(直接受け取りに来られる方)、
朝採りホウレン草プレゼント。 もちろん完全無農薬。
欲しい方、本日1/14の17時までに私に連絡下さい。
日頃から勝負運を鍛えておくことは大事なので、
ジャンケンで1名。

2013年12月10日野菜作り
2013年度版 野菜作ってます21

ネギは、まだ日中が暖かい日が多いせいか、
1週間程経つと少し生長しているのが目に見えてわかります。

2013121001.JPG
土の上、数cmの葉が枝分かれしている部分が伸びた部分です。
ここに土を被せておくと、さらに白い部分が伸びてきます。
こんな風に。
2013121002.JPG


青い葉を地上に出したいという欲求から伸びるのでしょうか?
覆う土はもう高さ40 cmを超えています。

寒くなればなるほど、ネギ自身が身を守るため糖分を作りますので甘くなります。
従って、もう少し放置しておくつもりですが、試に2本抜いてみました。

2013121003.JPG
太いです。
横に七味唐辛子の容器を並べてみましたが、
同じ位の太さなのがわかると思います。

ここまで立派にできますと、
ネギの素材を活かした食べ方がしたくなります。

たまには料理をしよう!
野菜料理シリーズは滞っているし。

明日は、久しぶりに野菜料理シリーズの予定。

いや、年間ウンコ回数の途中経過の方が緊急性高いか・・・

2013年12月02日野菜作り
おなかにおいしい植木鉢

通販でお馴染みの、
特保「おなかにおいしいヨーグルト」500g 無糖タイプ
の空き容器を利用して、
室内でレタスを植えてみました。
20131202.JPG
①容器を洗って、
②底にキリで5~6ヶ所の水を抜く穴を開ける
この2工程で、おなかにおいしい植木鉢の完成!

あとは、市販の培養土を入れて種を撒いて水をあげるだけ。
時々液肥もあげました。

これまで、カブとホウレンソウは失敗していたのですが成功です。
土の量が限られているので、
栄養がたくさん必要な野菜は難しいのかもしれません。

ただ、このレタス、日当たりの良い2階で栽培しているので、
食べるのを忘れています。
まだ、食べていません。

2013年11月29日野菜作り
2013年度版 野菜作ってます20

いよいよ寒くなってきました。

今朝はこんな状態。
2013112901.JPG
土壌は凍っていました。

ホウレン草と小松菜を除く葉物野菜はボチボチ限界ですね。
今週末、春菊と水菜とチンゲン菜はできるだけ収穫してしまう予定です。

キャベツはどの程度まで甘くなるか4玉も放置しています。
要するに実験中。

2013112902.JPG

向こう側のサトイモは、寒くなると同時に、地上部が完全に枯れてしまいました。

手前のニンジンの地上部も先日まで青々としていましたが枯れ始め、
そこで放置飼育していたキアゲハの幼虫は何処かに消えてしまいました。

朝畑は再び辛い時期に入りました。
夏の暑さが懐かしい。

2013年11月14日野菜作り
2013年度版 野菜作ってます19

3週間程報告をサボっていましたが、今、秋冬野菜の葉物が収穫期です。
出張が多く、朝に畑に寄れない日々が続き苦戦していますが、
小松菜、ミズナ、春菊にチンゲン菜は良いのができております。

特に今年は、春菊がなかなかの出来栄えです!
例年、うまくできなかったので、今年は意識して栽培していたので満足です。
20131114-s.JPG
春菊は発芽に光が必要なので、種を撒く際、あまり土を被せてはいけません。
この土の被せ加減が難しい。
試行錯誤の結果、今年は、かなり発芽率を上げることに成功したのです。
たぶん、鍋をしたら3~4人前で5~6回分位は軽く収穫できる量と思います。

いや、思っていました・・・。
満足していたのもつかの間、ここ数日の寒さで畑が凍結し、一気に・・・
後日、気力があれば報告します。

カブも好調です。
20131114-k.JPG
なめちゃいけないのが、カブの茎と葉。
スーパー品は縛られ、萎れておりますが、
収穫後ちゃんと保存していると萎れませんので、美味しく食べられます。
味噌汁に非常に合います。

この時期だけ、私を助けてくれた方へのお礼としてカブを差し上げ、
昨日助手A♂ブログ「手作り味噌で博士の無農薬野菜を食す」
で紹介した生食を薦めるのですが、かなり好評です。

カブで株を上げている私でした。

2013年10月22日野菜作り
おサボりさんの畑

寒冷紗が被さっているブロッコリーに悲劇が起こっていました。
いや喜劇でしょうか。

2013102201.JPG
何か白いものがたくさん動いています。

そもそも、私が昨日紹介したように、
ブロッコリーはもう巨大化しておりますので、
寒冷紗を外さねばなりません。

サボっている方の畑です。

アップ~
2013102202.JPG


はい、皆さんも良くご存知のモンシロチョウです。
30匹はいました。

寒冷紗の中で幼虫が育って羽化しています。
なぜ、これだけ多くのモンシロチョウの卵が産み付けられたかは謎ですが、
たぶん、何処かに隙間があってチョウの侵入を許したか、
苗を植えて暫く放置している間に産卵され、その後被せたのでしょう。
チョウから守っている寒冷紗なのに、
チョウを外敵から守っているという皮肉な結果です。

ただ、興味深かったのは、こんな状態でもそれなりのブロッコリーが出来ていたことです。
さすが、ポリアミンたっぷりの元気な野菜ですな。

2013年10月21日野菜作り
2013年度版 野菜作ってます18

中国出張に行く前は、ブロッコリーはこんな状態でした。
小さな蕾ができ始めている状態。
2013102101.JPG

それが、1週間ぶりに畑に行くと、
もう直径15 cm級の立派なブロッコリーになっているではないですか!
驚くべきスピードです。
台風で植物体は傾きましたが、問題なし。
さっさと主蕾を刈り取りました。
2013102102.JPG

ブロッコリーはこれで終わりではありません。
まだ暖かいので生長します。
この様に主蕾を切り取った場合、何が何でも花を咲かせるために、
横から複数の小さな蕾が出現します。
それも大きくなってくるので、また収穫できるのです。
2番手、3番手の蕾は拳位のサイズまで生長するので、
スーパーなら150円はすると思います。
いやいや、国産・無農薬ですから、200~300円はするでしょう。
1株で1,500円分位は収穫したいです。
6株あるので、9,000円・・・( ̄ー+ ̄) ニヤリ

販売しているわけでないので、自己満足の世界ですが。

2013年10月08日野菜作り
2013年度版 野菜作ってます17

前回の「野菜作ってます」シリーズが9/20なので、2週間以上経ちましたね。
畑は大きく様変わりしました。
夏前からあるものは、サトイモと空芯菜のみ。
他は、完全に秋冬野菜に切り替わりました。

とはいえ、実際は、土作りに最低2週間はかかりますので、
2ヶ月間位かけて、徐々に切り変わっていくのが現状で、
この時期に急に畑の雰囲気が変わるだけのことです。

2013100801.JPG
長ネギの土盛りも始まりました。
週に1度は、鍬でせっせと土を盛ります。

寒冷紗の中には葉物野菜とカブ系
2013100802.JPG
左からラディッシュ、ミズナ、カブ、コマツナ、シュンギクですかね。
今は寒くなると育たないものを中心に栽培しています。
あと1週間位で第一陣が食べられると思われます。

ニンジンはもうこんな状態です。
少々間隔が狭いところから間引いたものです。
2013100803.JPG
この時期は、葉も天婦羅等で食べられます!
霜が降りれば一気に枯れますので、この時期の限定品と言ってもよいでしょうかね。
栄養満点でおいしいですよ。

ニンジンの葉はスーパーでは売っていないので、
栽培している人しか味わえない代物です。
欲しい人がいれば、こっそり私に伝えて下さい。
タイミングがあえば差し上げます。

2013年09月20日野菜作り
2013年度版 野菜作ってます16

今日は大相撲のことを書こうと思っていたんですよ。

でも、夜中に録画していたNHKの幕内取組のダイジェストが、
そのタイミングで発生した地震に関する内容になってしまいました。
豪栄道インタビュー以降の終盤の取組が見られなかったので、
テンションが下がり書けませんので、野菜の話に切り替えます。
(ブログは毎日勢いで書いていますから、テンションの下降は致命的です)

月曜日の台風はナスに巨大なダメージを与えてくれました (`〆´)
生っていた実が傷つくのは仕方のない事ですが、
目に見えて植物体自体の元気がなくなりました。
まだ半月以上、あと30~50個は収穫する自信があったので残念です。
弱った枝は全部落としましたが、復活する頃には気温が下がってしまうでしょうね。
私のナスに限ったことでは無いので、おそらく市場価格の上昇は必至でしょう。

ブロッコリーは寒冷紗をかけていたので台風からは守れましたが、
虫が・・・

2013092001.JPG


新芽がやられています。
芯の部分が傷むと致命傷になり兼ねません。
寒冷紗を被せていたので安心し切って、観察を怠ってしまいました。
おそらく苗に卵が産み付けられていたのでしょう。
寒冷紗が逆にイモムシを守っていたという皮肉な結果に。
基本的に薬はまかない私ですが、急遽、有機農法でも使える薬をまきました。

ショウガは良いものが収穫できています。

2013092002.JPG

採れたては当然スーパーのものより強力で、口の中がヒリヒリします。
でも美味しいです。

2013年08月28日野菜作り
2013年度版 野菜作ってます15

8月後半から冬野菜の植え付けが本格化しております。

まずは、ニンジン。
無事発芽してくれました。

2013082801.JPG

そもそも発芽率が悪く、また発芽まで時間がかかります。
要するに水を絶やしてはならない期間が長く(発芽まではデリケート)、
種蒔きの時期が真夏という悪条件なので大変なわけです。
同じ農園でも失敗している人が沢山います。
週間天気予報を見ながら種を播くしかないのですが、
週間天気予報は当たらないので自分の感に頼るしかありません。
夕立があったらうれしくてたまりません。

長ネギは7月に植え付け、もうこんな状態です。

2013082802.JPG
根元の手前側に汚い枯草が見えると思いますが、枯れたトウモロコシの植物体です。
根元を土で覆うと、土の重さでネギが太くならないので、
深さ20 cm程度の溝には、このような有機物を入れて土を軽くします。
農家の先生にはトウモロコシ3本程度入れておけば良いと言っていましたが、
今年は10本分位を入れてみました。
吉とでるか凶と出るかはお楽しみ。
今はコオロギ達の楽園と化しています。

キャベツとブロッコリーも植えました。
2013082803.JPG
この写真はブロッコリー。
作業中でもモンシロチョウがやって来るので、
寒冷紗をかけて虫が減る秋まで守ります。

こいつらが収穫できる頃には、投稿中の論文が受理されていると良いのですが・・・。

2013年08月23日野菜作り
2013年度版 野菜作ってます14

オクラが最盛期です。
放置していてもどんどんできます。
20130823-1.JPG
オクラはキュウリと同じで生長が早いのです。
1cm程度のかわいいオクラも次の日は2 cm位、その次の日は4cm位。
その次の日に収穫しないと、次の日はお化けオクラになっています。
15、6本植えているので、毎日5、6本収穫できます。

オクラの花って見たことありますか?
こんなのです。
20130823-2.JPG
ちょっと南国系の雰囲気があります。
原産地はアフリカ北東部のようです。
花を食べる品種もあるようですが、これは違います。

植物体の背丈も1mを超えており、収穫したオクラの下の葉は切り落とすので、
オクラの下は、上の写真のようにちょっとした日陰になります。
朝の7時半でも猛烈な太陽が照りつけているので、
この空間は貴重な避暑地です。

2013年08月05日野菜作り
2013年度版 野菜作ってます13

今年のエダマメは立派に育ちました。
20130805-1.JPG
立ちまくっている立派な産毛。
スーパー品とは少々違うでしょう。
採りたてがこんな感じです。
16本植えておりましたので、直径20 cm、深さ10 cm位のお皿に山盛り2杯分位でした。

エダマメは肥料も殆ど要りませんので、カメムシ対策さえ成功すればなんとかなります。
今年は寒冷紗を購入し完全に防ぎました。

何故、肥料が不要なのか?
それはこいつのおかげです。
20130805-2.JPG
根粒菌!
知らなければ、何か病気かなと思うかもしれませんが、
このブツブツと付いている巨大な鼻糞みたいな塊が根粒菌(の塊)です。

マメ科の植物と共生しています。
共生、つまり共に支え合って生きるということです。
マメ科植物が光合成で作ったデンプン等を根粒菌に与える代わりに、
根粒菌は植物には作ることができない窒素化合物を作って与えるのです。
具体的には、根粒菌は空気中の窒素を植物が利用できるアンモニアに変えるのです。
だから殆ど肥料が要りません。

根粒菌に関しては、多くの教科書やインターネット上でも解説があるでしょうから、
そちらを参考にして下さい。

根粒菌無くして、美味しいエダマメ(大豆)はできません。
良い共同研究者無くして、十分な研究成果が得られないのと同じです。

2013年07月30日野菜作り
2013年度版 野菜作ってます12

梅雨が戻って来たんか?
というような天候で、畑は十分な水分補給により、
例年になく雑草の勢いが止まりません。

今日は初挑戦の野菜を紹介します。
これ。
2013073001.JPG
何だかわかりますか?

実はこれ、空芯菜(クウシンサイ)です。
(ちなみに向こう側はサトイモです)
中華料理などで炒め物やスープに使われるようです。
聞いたことはありますが、常時陳列されているスーパーも少なく、
まだあまり身近ではないと思います。

茎から切って収穫するのですが、さすが空芯菜。
茎の中は空洞です。
2013073002.JPG
切ってすぐだと、白い液体がジュワーっと出てきます。

生命力旺盛で強く、切っても脇から別の茎がすぐに伸びて来ます。
簡単に火が通りますので、夏場の葉物野菜として、結構使えますね!

2013年07月22日野菜作り
2013年度版 野菜作ってます11

夏野菜、病気に罹ったズッキーニを除いて調子が良いです。
収穫間隔を中2日にすると、これ位収穫できます。
20130722.JPG
トマトは特に好調です。
例年は、酸っぱい黄色いトマトも今年は美味しくできております。
おかげさまで、私のウンコにはトマトの皮が浮きまくっております。

ただ、これは先週の写真。
既にトウモロコシは終了しました。
キュウリも勢いが無くなり、ほぼ終わり。
代わりに、オクラとエダマメの収穫期に突入です。
また紹介します。

野菜が高騰しているらしいですね。
売りたい気分です。

2013年07月09日野菜作り
2013年度版 野菜作ってます10

トマトも良い感じでできております。

2013070901.JPG


ミニトマトは絶好調です。
毎年のことですが、数珠成り、
2013070902.JPG

そして今年初挑戦のズッキーニ
2013070903.JPG

こんな風に実がなるとは知らなかったです。
キュウリっぽいですが、カボチャの仲間。
全くキュウリとは異なる実のなり方です。
この写真ではわかりませんが、植物体が凄く巨大化します。
スペースとして1畳位必要な感じ。

最初の数本は収穫できたのですが、最近、病気に罹ったようで苦戦中。
葉がちぢれ、実が大きくなる前に腐るのです。
ウィルス性ですかね。
よくわからんが、難しい。

2013年07月08日野菜作り
2013年度版 野菜作ってます9

1ヶ月以上報告が空きましたね。
まさに今、収穫真っ盛りです。

発芽時はカラスの被害にどうなるかと心配したトウモロコシですが、
寒冷紗で守って育て、
出張中に私の背丈を超え、
7月8日現在、まさにベストなタイミング。
最もおいしい状態です。
植物体の下の方に実があります。
2013070801.JPG

キュウリも真っ盛りですね。
出張により巨大化してしまったものもありますが、
もう60~70本位は突破しています。
後日足し算して、正確な本数を出します。
2013070802.JPG


昨日だけで26本収穫。
キュウリ好きの私でも、もう食べ切れない。

2013年06月12日野菜作り
田植え

先日、田植えやってきました。

「ついに、米にまで手を出したか」
と言われそうな気がします。

将来、私自身が、いや日本自体が、どうなるかわかりませんので、
自給自足ができるレベルにまで自分を高めておく必要はあります。
学生時代は畜産学の勉強をしておりましたので、
あとは米作りさえできれば、どうにかなるかと・・・。

というのは結構真面目に思っていますが、今回の田植えは軽い気持ちで参加。
いつも野菜の指導をしてもらっている農家の先生が、
親戚のコメ農家に教えてもらって今年挑戦してみるということなので。

私としては、
田んぼ=ヤゴ、タイコウチ、ミズカマキリ等の水生昆虫も目的・・・

田んぼ2枚。
201306121.JPG20名位集まっていたので、軽くできると思っていたのですが、
結構重労働。
昔ながらのやり方で、30cmごとに目印を付けた紐を田んぼの両端で引っ張って、
全員で一列に並んで、目の前のエリアに稲を植え、
30cmずつ後退していくという作業を繰り返しました。

簡単そうですが、自分の足で穴を開けてしまっているので、
一歩後退する度に、その穴を埋めるように、土を平らにならさねばなりません。
また、意外と泥が軽いので、植えた後、土を寄せないと稲が倒れます。

植え終わった写真です。
201306122.JPG裸足で入りましたが、気持ちいい~。
でも、15分もすれば腰痛い~。

2013年06月05日野菜作り
鉢植えタマネギ2 2013

自宅にて植木鉢で育てているタマネギが大きくなりました。
2月にはヒョロヒョロ状態 ⇒鉢植えタマネギ 2013

それが今はこんなに成長しました。
2013060501.JPG

私の拳より大きく、スーパーでいう「大」あるいは「特大」サイズになっています。

60 cmプランターで育てたものは、やはりスペースが少ないのでしょうか?
少々小振りです。

2013060502.JPG


上の葉が萎れてきたので、ボチボチ収穫時期かと思われます。
その辺は独学なのでよくわかりません。

大小合わせて、12、3個程が収穫できそうですが、
スーパーなら500円位ですかね。

それを考えると何のために半年間もかけて育てているのか悩ましいところですが、
無農薬で安心なので良しとしましょう。

2013年05月29日野菜作り
2013年度版 野菜作ってます8

今週は畑の話ばかりですいません。

4/17のシリーズ4(参照ブログ:2013年度版 野菜作ってます4 ―トウモロコシの悲劇―

で紹介したように、カラスの悪戯で壊滅したトウモロコシですが、
寒冷紗を買って種を撒きなおし、何とかここまで来ました。

もう大丈夫でしょう。

2013052901.JPG

4月に種芋を植えたサトイモが地上に出てきました。
忘れた頃に出現するのですね~。

2013052902.JPG

土の塊を持ち上げて地上に出て来る姿は生命力を強く感じます。

野菜を食べるという行為が
生命体の命を奪っている行為であるということを
再認識させられる瞬間です。

感謝を込めて、いただきます。

2013年05月28日野菜作り
2013年度版 野菜作ってます7 ―夏野菜生育中―

梅雨入り直前。
畑の全てのスペースに野菜が勢揃いしました。
今日はその中でも典型的な夏野菜の紹介!

まず、トマト。
もう花も咲き、小さな実もできております。
ただ、ここから大きくなって赤くなるまではかなり時間がかかります。
脇芽も日々摘んで、メンテナンスをせねばなりません。
害虫にも用心せねばなりません。

2013052801.JPG
こちらも花が咲き、もう小さいキュウリができ始めています。
トマトとは対照的に花が咲いて1週間以内に収穫できるサイズになります。
初期は小さ目で収穫し、植物体が大きくなることに栄養を使わせる予定。

2013052802.JPG

ナスとピーマン
今年は200個収穫が目標!

2013052803.JPG


最後はこれ。
何でしょうか?
かぼちゃっぽいですね。
近縁種で、種子はかぼちゃの種にそっくりでした。

2013052804.JPG

正解はズッキーニです。
初挑戦なので楽しみです。

2013年05月27日野菜作り
2013年度版 野菜作ってます6 ―出張が続くと―

5月も後半になれば、ほぼ毎朝、畑に行く必要が出てきます。
1時間程作業できるなら、2日に1回で良いかと思いますが、
私は20~30分間しか作業しないため、可能な限り行きます。

しかし、先週の様に3日間程出張で畑作業がストップすると大変なことになります。
こんな状態です。
201305271.JPG小松菜、ミズナ、カブやルッコラが押し合いへし合い。
地中に埋めている寒冷紗が持ち上げられそうです。
こうなってくると野菜1株1株が巨大化しているので、食べる方も追いつきません。

どれ位巨大化しているかって?
スーパーで販売している状態の3倍位の大きさになっています。

ためしに小松菜をiPadと並べてみましょう。
201305272.JPGiPad mini ではありませんから。
iPadは大体19 cm×24 cmですから、その巨大さがわかって頂けると思います。

これ、たった1株ですが、
軽く炒めたり、湯がいたりしてラーメンに入れると、
麺より小松菜が多くなります。
茎もしっかりしているので、顎が疲れます。

2013年05月07日野菜作り
2013年度版 野菜作ってます5 ―急生長―

5月に入り、好天に恵まれ、全ての野菜が急生長です。
予想以上のスピードです。

キャベツは葉は立派になって来ました。間もなく結球が始まりそう。
2013050701.JPG

ダイコンは間引いて1本に。
不思議なもので最初は複数の種を撒いて競わせた方が生長が良いのです。
間引いた苗も葉は美味しいので味噌汁等に有効利用です。
2013050702.JPG

そして葉物野菜は、この1週間で一気に「食べ切れない状態」です。
毎年陥るこの状況。予想して、ちょっとずつ間引いて食べていたのですがね。
20130050703.JPG

サニーレタスは、既に直径および高さ共に30 cm 位になっております。
2013050704.JPG

自宅の冷蔵庫の野菜室は既に小松菜とサニーレタスで満タンです。
私の大腸も野菜で満タンです。

協乳研究所で新鮮野菜が欲しい方、ツイッターを見ておいて下さいね。
今年も、朝採り野菜プレゼント情報を流しますので。

2013年04月17日野菜作り
2013年度版 野菜作ってます4 ―トウモロコシの悲劇―

葉物野菜は順調に育っております。
この時期、どんどん大きくなってきます。
201304171.JPG
向こうからラディッシュ、ミズナ、小松菜、ルッコラ。
あと、2週間程で食べ始めることができるでしょうかね。

しかし、2週間前に種を撒いたトウモロコシが悲惨な状態に。
1週間前には芽が出ていたのに、今日行くと壊滅状態 (┬_┬)
こんな感じ。
201304172.JPGたぶん鳥が食べたのでしょう。
まだ虫は出ていませんから。
周囲にたくさんいるカラスが真犯人の可能性が高いです。
カラスは、食べるつもりがなくても、いたずらで引きちぎるって話ですから。

トウモロコシは家庭菜園でやる価値が最も高い作物です。
私の重要度も最高ランクのものです。
それだけにショックで、
今日はウンコの出が悪いです。

2013年04月10日野菜作り
2013年度版 野菜作ってます3

3月初旬に定植したジャガイモが、
やっと地上に姿を現しました。

2013041101.JPG


1ヶ月も経つと植えたことを忘れてしまい、
その上をどかどかと踏んでしまうのですが、
そんなの関係なしに芽を出します。

地面を割って地表で葉を広げようとする姿には、
強い生命力を感じさせられます。

2013年04月02日野菜作り
2013年度版 野菜作ってます2

畑に最初に緑色を付けたのはレタスとキャベツです。

苗を植えました!
20130402.JPG
手前はリーフレタス(サニーレタス)。
少し紫色になっており、サニーレタスの片鱗を見せています。
右側は通常の球レタス。
こちらは赤みがありません。

そして向こう側はキャベツです。
キャベツは葉が巨大化し広がるので、株間を広くとります。

レタスとキャベツの苗を比較すると、
キャベツの方がしっかりと丈夫な印象を受けます。
レタスは強くつまむと潰れそうな軟弱感があります。

最後に豆知識
両者、同じような球状に生長しサラダ等に使用される定番の野菜ですが、
キャベツはアブラナ科、レタスはキク科と全く異なる植物です。

2013年03月25日野菜作り
野菜が変身3

畑で育てた野菜をプレゼントするとお土産を頂ける話の3回目。
昨年頂いたものからセレクト。

2013032501.JPG


グレープフルーツ、ではなく「愛南ゴールド」という品種です。
初めて食べました。
程良い酸味で、グレープフルーツの苦みが無いような味!
美味かったです。
かなりジューシーで、夜疲れて職場でパソコンの前で食べ始め、
果汁でベチョベチョになって慌てた記憶も・・・
職場でベチョベチョになるより、生搾りで焼酎と混ぜれば良かったと後悔しまくり。

お煎餅
2013032502.JPG

この煎餅シリーズをいつも頂きます。
今回はまた新しい種類。
豆乳おからせんべいは味がうすく、
1枚食べると「ン?」という感じなのですが、

数枚食べ始めると止まらなくなります。
コチの唐揚げ煎餅は、ビールのお供に最適でした。

最後はシウマイ
2013032503.JPG

新幹線に乗る時に、これあるいは酷似したものを見かけるのですが、
自分で購入したことはありませんでした。
初めて食べました。
普通に美味かったです。
よく見ると、送り主の名前が書いてある・・・。

他にも色々頂きましたが、撮影を忘れてしまいました。
皆さんありがとうございました m(._.)m

5月中旬に収穫が始まれば、まずはこの方々から優先プレゼントの予定です。

2013年03月15日野菜作り
2013年度版 野菜作ってます1

今年も始まりました。
まずは、園主さんがトラクターで綺麗に耕してくれたままで、
何にも無い畑の写真からどうぞ。
2013031501.JPG

ここに、春、夏、秋、冬と旬な野菜が出来てくる様子を紹介します。

一発目は今年もジャガイモから始めました。
種イモを二つに切り分けて植え付けます。
どこで切り分けるのか?
2つに分けた種イモにそれぞれ強い芽を残せばよいのです。
とはいうものの、どんな切り方しても殆ど生えてくるので問題ないですが。
2013031502.JPG


品種はキタアカリと男爵(それぞれ2つの種イモを半分に切って4株ずつの予定)
すぐ忘れてしまうので北側にキタアカリを・・・。

種イモはスーパーで売っているものでも問題ないことが多いですが、
農家はきっちり検査済みのものを使います。
というのも、ジャガイモは性状だけでなく病気等もそのまま遺伝してしまうからです。

さて、合計4個の種イモからどれ位とれるか?
100個はいきたいですね。

2013年03月06日野菜作り
鉢植えイチゴ 2013

自宅の鉢植えイチゴも目に見えて春の活動を始めました。
新しい葉が出始めました。
20130306.JPG

実はイチゴは冬の間は地上部の様子は変わりませんが、
ずっと青々としています。
たとえ雪が積もろうとも、ダメージは殆どありません。
秋から冬の間、葉で作った養分を根に貯めているそうです。

そして、暖かくなると、葉が伸び、花が咲き、実をつける準備に入ります。
ですから、花が咲き始めてから慌てて追肥を行っても手遅れ、
ある程度勝負は着いており、
沢山の甘い実は期待できないかもしれません。

店先では今が真っ盛りのイチゴ。
しかし、本来、イチゴは4月後半から5月に実ができるものです。
今出ているものは、99.9%ハウス栽培品ですね。
イチゴ入りの加工食品もたくさん発売されています。

我々食品メーカーも、1月からイチゴ商品を用意しなければなりません。
この季節、他にデザート化できるフルーツが少ないためですかね?
流通業界の陰謀でしょうか?

私は今慌てて食べず(すっぱいものも多いですよね)、
5月まで待って、安価で本来の美味しさを持ったイチゴを食べる派です。

2013年02月25日野菜作り
鉢植えタマネギ 2013

秋植え冬越し初夏収穫のタマネギは、
契約上、畑で栽培はできませんので、
今年も植木鉢あるいはプランターで栽培しています。

12月、1月は殆ど寒さに耐えているだけのような感じですが、
2月に入り、ボチボチと新芽も伸びてきました。
これからゴールデンウィーク辺りまで、生長していくはずです。

時々報告しますので、まずは2月終盤の状態を覚えておいて下さい。
20130225.JPG


現在は玉がありませんので、普通のネギそのものです。

タマネギ・・・、タマ・・・、
そういえば先日のキンタマ話、
(参照ブログ:イヌのキンタマとか書きたいけど控えめにしておく~オオイヌノフグリのはなしです~

金曜日に京都のシンポジウムで講演後、
社外の方からコメントを頂いたのですが、高い評価でした!

ある学生には、「こんな自由な雰囲気の会社に入社したい」と言われました。
会社のイメージアップにキンタマ話で貢献する私って何者???

2013年02月13日野菜作り
2012年度版 野菜作ってます38 ―遺跡風ニンジン―

ブログネタ 困った時は 野菜シリーズ

今年度も助けられましたが、今回でおしまいです。

最後は、ニンジンを遺跡風に撮影してみました。

20130213.JPG


なんとなく、地下から発見された滅びた文明の遺跡のようでしょ?
極寒の早朝畑で、地面に這いつくばって撮影しました。

もちろん、わざわざニンジンを埋めたのではなく、
掘り起こしている最中に撮った写真です。

通常、1本ずつ抜くので、実際に生えている様子を横から見ることはありませんが、
5本が密生していて抜けなかったので周囲を掘り起こすとこんな風になりました。
隣のニンジンに負けないよう、争ってきたニンジン達の地中の姿です。

それにしても、私の間引きの感覚は絶妙ですね!
これ以上、株間のスペースが狭かったら、生育に障害が出るでしょうし、
広かったらスペースと無駄になります。

遺跡風な雰囲気を強調している真ん中のニンジンは上部が破裂しています。
真冬は数cm以上の土を被せて保存しているのですが、
少々土の被せ方があまかったようで、
凍結して破裂した姿です。

ニンジンは、あと3ヶ月位は購入する必要が無い位たくさん採れました。
家の中にも入れられず、自宅玄関や駐車スペースに新聞紙で包んで放置してあります。

では、2012年度の「野菜作ってますシリーズ」は今回をもって締めさせて頂きます。

時々頂くご感想、ありがとうございました。
(「たくさんのご感想」と書けば良いのに、正直に書いてしもた・・・)

2013年02月06日野菜作り
2012年度版 野菜作ってます37 ―ぶっとい長ネギ―

今年度の畑作業を終わるにあたり最後まで残ったのは長ネギとニンジン。

長ネギは、畑で新鮮さをズーッと維持できますし、
また、寒ければ寒いほど甘みもグーンと増しますし、
70~80本植え付け、こーんな立派に育ちましたので
最後まで残ります(これが2畝あった)。
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自慢ですが、めちゃくちゃ太いのです。
そして甘みがあるのです。
甘みは伝えられないので、太さだけでも見て下さい!
2013020602.JPG

500円玉の直径より太く、100円玉2つ分位の太さです。
スーパーには断面が1円玉位のしょぼい長ネギが並んでいることも多いですが、
これは、もし売ったらそれなりの値段が付くと自負しております。

まさに今が食べ頃ですが、植え付けたのはいつかご存知ですか?
ブログに植えた記録がありました
参照ブログ:2012年版 野菜作ってます18 ー夏ですが冬野菜ー

7月中旬に定植しましたので、実に半年間かかっているのです。

半年間、手を抜かず忠実にやるべきことをやってりゃ、これ位の成果は出るんですね。
・・・
いやいや、誰かさんに仕事のことを言っているのではありませんよ ( ̄ー+ ̄)

2013年02月04日野菜作り
2012年度版 野菜作ってます36 ―アントシアニンで耐える―

寒くなると野菜は生体内で糖分とアントシアニンを作って耐えるそうです。

放っておいたキャベツもこの通り。
201302041.JPG
紫色になっていますね。
アントシアニンを作っている証拠です。
畑の地表は毎日、凍結・融解を繰り返しているというのに、
殆どダメージを受けていません。
周囲の葉を結んで凍結から内部の葉を守らなければならないハクサイと比べると、
2012年版 野菜作ってます33 ―真冬対策―)
キャベツの耐寒性は凄いです。
それはそれは、甘いキャベツになっておりました (o^。^o)

ブロッコリーはメインの蕾を刈り取った後も、たくさんの蕾が生えてきます。
その蕾も真冬になれば、ほら、この通り。
201302042.JPGアントシアニン出しまくりで紫ですね。
よく見ると下の方に緑の部分もありますが、その部分は雪や霜が当たらない場所なのです。
不思議なのは、茹でると綺麗な緑色になることです。
しかし、商品価値は非常に落ちるそうです。
消費者は、もっと勉強すべきですね。

2013年01月29日野菜作り
2012年度版 野菜作ってます35 ―今が旬です、ホウレンソウ―

野菜が高騰している中、誠に申し訳ないですが、
ハクサイもネギもニンジンもダイコンも、人にあげるほどありますので、
我が家は何の影響もありません。

その中でも、ホウレンソウはまさに今が一番おいしい時です。
60 × 30 × 30 cm位の保冷バックに満タン充填を毎週末繰り返しています。
こんな状態ですから。
20130129.JPG

しかも、今の季節は寒さに耐えるため糖度が上がった、

あまーいホウレンソウ。


特に根本の茎は驚くほど甘いです。
青いバナナより甘みは強いです。

気温が氷点下になるこの季節の露地栽培のホウレンソウは、
とにもかくにも、スーパーで売っている普通のものとは全然違います。

昨年書きましたのでご参照下さい→
参照ブログ:あまーい、ホウレンソウ

最近気付いたのですが、この季節のホウレンソウはえぐみが殆どありません。

普通に軽く湯がいて、そのまま食べられます。
甘いので私が気付かないだけのか?
糖を蓄えるため、えぐみ成分と入れ替わるのか?
謎です。

今日は明日〆切の原稿(まだ何も始めていない)がありますので、
夜7時頃にラーメンにホウレンソウとネギをたっぷり入れて食べて、
完成するまで帰宅しない予定です。

2013年01月17日野菜作り
2012年版 野菜作ってます34 ―ニンジン―

ニンジンの苦労話(真夏の発芽するまで水を枯らさないこと)は何度か書きましたが、
肝心の出来上がりは紹介していませんでした。
現在、土中を天然冷蔵庫として畑に放置しております。

今年は、通常のニンジンに加え、紫ニンジン、黄ニンジンを栽培しました。
20130117.JPG
綺麗でしょう。
色こそ違えど、ニンジンはニンジン。
味の違いは殆どありません。
多少は違うのですが、説明できる違いではありません。

ニンジン嫌いも一瞬食べてみようかと思うかもしれませんが、
独特のニンジン臭さは十分に健在です。

紫ニンジンは、皮の内側は普通のニンジンと変わらない品種のため、
料理的には少々紫がかった普通のニンジンであり、
味は変わらないのに、逆に不味く見えます。

黄色ニンジンは中身も黄色く綺麗ですが、
通常の朱色のインパクトがなくなります。
浅漬けにすると、美味そうなたくわんに見え、
そのつもりで食べると、結構ダメージを受けます。

これら変わり種は、スティックで生食するのがお洒落な食べ方のようですが、
何本も生食できるわけもなく、
正直、普通のニンジンを沢山栽培した方がよかったかなと後悔しております。

2012年12月21日野菜作り
2012年版 野菜作ってます33 ―真冬対策―

今年は寒くなるのが早過ぎます。
野菜の冬対策も後手にまわっております。

葉物野菜(耐寒性のある小松菜、ホウレン草を除いて)は、
霜で一気にダメージを受け、
その後の真冬並みの寒波で春菊や水菜などは壊滅状態です。
今では毎朝、完全に凍結しておりますので、どうすることもできません。

そんな中、少し耐寒性があった「ベガ菜」という野菜を収穫してきました。
聞き慣れないでしょうが、中国原産のアブラナ科の植物で、
丸まらないハクサイといった感じの野菜です。
今年初挑戦でした。

2012122101.JPG


色が鮮やかな黄緑で綺麗でしょ!
浅漬け、味噌汁、御浸しに適しています。
私は白く太い部分が少なく、味が少し強いような気がして
ハクサイより美味しく感じます。
さっと茹でてポン酢でも美味しいです。
昨日、最後の3株をプレゼントしようとしたのに誰も取りに来なかったのは残念でした。

さて、ハクサイは外側の葉を麻紐で巻いて越冬準備完了!

2012122102.JPG


外側の葉は、毎日、凍結と融解を繰り返すので次第に枯れてきます。
枯れると、その内側の葉が同じ運命をたどるので、
少しでも内部を守るための方法ですね。
保存庫があるなら、もう収穫してしまった方がもちろん良いです。

たくさんあるので、職場の仕事収めで飲む時に提供する予定です。

2012年12月13日野菜作り
2012年版 野菜作ってます32 ―サトイモ―

今年初挑戦のサトイモ。
気温が下がり、地上部は枯れてしまいました。
2012121301.JPG

つまり収穫の時期。

ジャガイモ程度と思い、軽い気持ちで掘り出すと5分もしない内に、
「これは手強い...、いや、手強いどころの話ではない。」と気づきます。

種イモから子イモが出来て、その上に茎や葉が生育します。
子イモの周囲には酵母が出芽するかのようにイモがボコボコくっついています。
更に、子芋から孫イモが発生し、それぞれのイモの周囲にまたイモがくっついています。
しかも、それぞれのイモから強靭な根が伸び、ぎっしりと地中に張っています。

30分以上かかったでしょうか。
なんとか掘り起こしました。
201212132.JPG


中央は種イモでその横の子イモから茎が伸びていたのがわかると思います。
左側のは孫イモとその周囲の曾孫イモとなります。

よくわからないでしょうから、洗浄した写真。
2012121303.JPG


こんな感じです。

まず、根が付いたサトイモを多くの方が見たことないので、驚かれることでしょう。
理由は簡単、生産者が処理して市場に出しているのです。

サトイモは育てるのは比較的簡単だが、収穫からが最も大変な作物だそうです(農家談)。

茎が付いているのが、種(中央)、子(右)、孫イモ(左)で上に葉があったもの。
一番左は孫イモから曾孫イモが発生している様子がわかります。
酵母の出芽のように増える様子は一番上のイモを見て頂くとわかるでしょう。
大きなイモの周囲に小さなイモが数個くっついています。

一番旨いのは子イモ周囲に発生した孫イモ、あるいは孫イモ周囲に発生した曾孫イモだそうです。
一番右のイモ、あるいは右上のイモはこれらに該当するイモで、
しかも形状と大きさも抜群で、
最高級品クラスと農家のお兄さんに褒められました。

一方、上に茎や葉を形成し皆の栄養のために頑張っていたイモ達は、
煮ても柔らかくならず、不味いそうです。
そういうサトイモ、たまにありますよね。
でも、コロッケにすると問題ありませんので、そうやって食べています。
サトイモコロッケ、結構いけます!

スーパーでは煮た後にしかわかりませんけどね。

実は、これが1本分でバケツ1杯半あります。
4本栽培したのですが、まだ2本掘り起こしていません。

週末頑張らねば。

2012年12月06日野菜作り
2012年版 野菜作ってます31 ―巨大カリフラワー―

先日紹介したカリフラワーですが、特に好物ではありません。
従って、収穫時期が遅くなりました。
そしたら、あり得へん大きさ(スーパーで見ることのない大きさ)にまで
巨大化してしまいました。
2012120601.JPG


なんとなく、定規を置いても巨大さが伝わりません。
そうや、高さが凄いんや!
ということで、高さを定規で表してみました。

2012120602.JPG


規格外のサイズということは大体わかって頂けたと思います。
こいつ、とにかく重いです。

でも、この圧倒する存在感が写真で表せません。
で、妻のアドバイスでランドセルの横に置いてみました。

2012120603.JPG


どうですか?
デカいでしょう。
ついでに高さも比べてみました。
2012120604.JPG


なんとなくあり得へんデカさが伝わったと思います。

2日連続山盛りのカリフラワー料理が出てきましたが、
まだ1/3も食べ終わっていません。

2012年11月28日野菜作り
2012年版 野菜作ってます30 ―根っこ系野菜―

根っこ系といえば、ダイコンとカブですね。
両者ともにまあまあのできです。

まずはダイコン
201211281.JPG
元気に地上に伸びてきています。
3段階の時間差をつけて、なるべく食べ残しが出ないように栽培しています。
写真は11月収穫用にまいたもの。
品種名忘れました。
まだ小さい12月収穫用は「冬自慢」という品種です。

こちらは、カブとラディッシュ
201211282.JPG
もちろん真っ赤なのはお馴染みのラディッシュ。
誰でも栽培できます。
初心者の方、プランターで挑戦してみては如何でしょうか?

白いカブは「五郎丸」という品種。
紫色のは「あやめ雪」という品種のはずです(少し自信ない)。
間引きながら育てています。

カブは煮物もいいですが、私は薄く切って酢漬けや浅漬けが大好きです。
それをつまみながら日本酒を飲みたい。

2012年11月22日野菜作り
2012年版 野菜作ってます29 ―モコモコ系野菜―

モコモコ系といえば、ブロッコリーとカリフラワーですね。
これらは蕾(つぼみ)を食べるタイプの野菜です。

まずはブロッコリー

2012112301.JPG
よく見ると蕾の集合体であることがわかると思います。
もちろん、放っておくと開花します。

こちらは、カリフラワー
2012112302.JPG
白い野菜なので、暗い場所で育てていると誤解している人が多いですが、
路地栽培でも問題ありません。
葉緑素がないのです。
光が当たると、若干黄色くなることがありますが、私は気にしておりません。
真っ白なものが食べたい場合は、
周囲の大きな葉をポキッと折って、日光を遮るように被せておけば大丈夫です。
こちらも放置しておけば花が咲きます。

両者共にアブラナ科の植物で、
カリフラワーはブロッコリーからの突然変異で生まれたようです。
ですから色は違えど形が似ているのです。
苗の時は区別するのが困難な位似ています。

上のブロッコリー、収穫してみると意外と大きかったです。
2012112303.JPG

新聞紙の上に置いてみました。
横の春菊が20 cm位あるので大体の大きさがわかると思います。
市場で売っているものの2倍位ありますね!

2012年11月02日野菜作り
2012年版 野菜作ってます28 ―1週間で・・・、とほほ―

今週は外出が多く、昨日初めて畑に行きました。
週末も用事があって行けなかったので、ちょうど1週間ぶり。

ブロッコリーがもうこんなに大きくなりました!
2012110201.JPG

しかし、先週、順調ぶりを報告したハクサイに悲劇が・・・
半分程の株が虫に食べられて酷い状態になっていました。

結球が始まった内部を開いて見てみると、
何者か、おそらく蛾の幼虫、の糞が大量に。
2012110202.JPG


しかも、糞のサイズから判断すると、かなり大きいサイズになっています。

犯人を必死で探しますが、簡単には見つかりません。
結球が始まり、葉が中心部で幾層にも柔い葉が重なり合うので、
それを強引に広げるのはハクサイにとって決して好ましいことではありません。

せっかく発見しても、指で掴む前に丸まって、ポトリと中心部に転がり落ちる始末。
つまり、ハクサイの内部に侵入したイモムシの退治は至難の業なのです。

小さい時だと、移動距離も少なく、
ちょっと傷んだ葉の周囲を探せば対処できるのですが、
大きくなると移動して中心部に入り込み、どうすることもできないのです。

この1週間、畑に行けなかったダメージは大きかったです。

なんとか発見した1匹です。
2012110203.JPG


ヨトウガの幼虫と思いますが、正確にはわかりません。
3 cm位に成長したこいつらは、大食漢です。
食料でできた家に住んで、外気や敵から守られ、好きなだけ食べて育ちます。

全株では、あと10匹位はいることでしょう。
この週末も仕事で畑に行けないので、かなり絶望的な状況だと思います (τ_τ)

2012年10月26日野菜作り
2012年版 野菜作ってます27 ―グングン育っています②―

一気に気温が下がってきて、朝の畑は寒くなってきました。
早朝は凄い量の露が下りて、作業がやり難くなってきております。
なにしろ、通期中なので普通の衣服を着ており、ドロドロになるのです。

そんな中、ブロッコリーもつぼみを付け始めました。
201210261.JPGあと、2週間ほどで食卓に並び始めますね。

201210262.JPG長ネギも成長期。
どんどん伸びますので、どんどん土寄せします。
現在標高30 cm位の土盛りでしょうか。
そうしないと、白く柔らかいネギはできません。

ハクサイも結球が始まりました。
201210263.JPG9月にはコオロギ被害を受けて瀕死の状態だったことを忘れるくらい元気です。
参照:9/11 野菜シリーズ23
このまま病気にならなければ、明らかに食べ切れない量が収穫できそうです。

2012年10月16日野菜作り
キカイダーを思い出したピーマン

先日、ピーマンを引っこ抜きました。
もう、冬用のホウレンソウと小松菜を植える必要があったからです。
今季は合計188個の収穫で目標の200には届かなかったです。

食べ切れないので一部は熟して(赤ピーマン化)、栄養価を高めてから食していました。
201210161.JPG
当然、引っこ抜き収穫していると、まだ熟し切らないものもありました。
ちょっと面白い色合いがのもがあったので紹介です。
201210162.JPG
午後の太陽が当たる南西側は真っ赤なのですが、
北東側がまだ緑で、色がくっきり分かれているのです。

眺めていると、小さい時テレビで見ていた『人造人間キカイダー』を思い出しました。
キカイダーは水色と赤で顔の中心から左右で色が分かれていたはずです。
ピーマンは緑と赤でキカイダーとは色が異なりますが、同一個体で縦に色が分かれているので、そう連想させるのでしょうか。

夢中で見ていたはずですが、今一キカイダーの記憶は曖昧で、
毎回悪者をやっつける話であること以外には、
全体を通したストーリーや背景は覚えていません。
しかし、
* いつもギターを弾きながら登場すること
* 敵がハカイダーだったこと
  (今でも物を壊した人を冗談でハカイダーって呼ぶことがありませんか?私だけ?)
* サイドカー付のバイクに乗っていたこと(横には誰も乗っていない)
* 悪者のボスが笛を吹くと、苦しむこと(そのメロディーは今でも出てきます)
と、今考えると無理があり独特な設定ばかり思い出します。

やはり人々の心に残るには、常識的でないことが大事なようですね。

以上!
今日はピーマンを見て、キカイダーを通して、少々考え事をしたのでありました。
(この脈絡ないブログを、この一言で締められるか???)

2012年10月12日野菜作り
2012年版 野菜作ってます26 ―グングン育っています―

8月に種をまくニンジン。
元来発芽率が低いのですが、特に今年は酷暑と少雨で苦しみました。
第一回目にまいた種は発芽率30%位と大失敗。
仕方ないのでもう一度種まきし、何とか発芽してくれたものが青々と茂ってきました。

2012101201.JPG


この写真は下からのアングルですが、向こう側には背丈が1 mを超えたサトイモが見えています。
熱帯雨林地方が原産のため乾燥は好ましくなく、
この夏の少雨の時は、バケツで水をまき対応。
今は放置で大丈夫ですが、地中でイモが育っていることでしょう。
あと1ヶ月位で収穫できそうです。

早く生るタイプのキャベツは昨日位から中心の葉が丸まり始めました。
いよいよ結球です。

2012101202.JPG


あと、1ヶ月位で食べられる予定です。

ダイコンも育っています。
向こう側には今年も聖護院ダイコンを5株植えました。

2012101203.JPG


10月はまだモンシロチョウの成虫が活動中のため、警戒しておかねばなりません。
それを防げれば、青々とした葉の大根が収穫できる予定です。

2012年10月04日野菜作り
2012年版 野菜作ってます25 ―小型葉物系スタート―

キャベツやハクサイなど大きめの葉物は既に1ヶ月前からスタートしていますが、
小型の葉物野菜、すなわち水菜や春菊などは9月末からスタートです。
この差は、生長に要する時間の差なのでしょうかね。

トマトの植えていた位置をよーく耕し、ベッドを作りました。
ベッドとは上が平らな畝というのでしょうか、水はけを良くするために周囲から10 cm位高い段差を作り、そこに種をまくのです。
20121004-1.JPG
こんな風に溝を作って種をまきます。
溝と溝の間は15 cm位で、野菜ごとに適した間隔で、間引きも計算に入れて、きっちりまきます。
この写真の一番左はカブです。
その横はラディッシュです、たぶん。
あとは、種が小さく見え難いでしょうが、小松菜、チンゲンサイ、ミズナなど。
種が白や青く見えるのはプロ用の種でコーティングしてあるからです。
作業効率アップ(見え易い、小さ過ぎず扱い難い)と発芽時の病害虫から守るためですね。

で、1週間後はこんな感じ。
20121004-2.JPG
上の写真では写っていなかった一番左側はシュンギクです。
シュンギクは発芽率が悪いので線の様にバラバラとまきましたが、発芽してくれました。
現在、日本人が好む葉物野菜の多くはアブラナ科、カブもコマツナも皆、発芽直後は似ていますね。
正直、どの列に何を植えたか記憶曖昧ですが、あと1週間もすれば大体識別できます。

この時期の種まきは計画的にしなくてはなりません。
日に日に寒くなっていきますので、生長が日に日に遅くなります。
この時期に1日種まきを遅らすと、収穫が3日程度遅れると教えてもらいました。
つまり、3日ずらせば、収穫は1週間から10日程度遅くなります。
そして、霜が降りるともう育たない種類も多いです。
それどころか、一気に傷む野菜もたくさんあります。
一方で、寒さで美味しくなる野菜もあります。
これらを計算して予定通りに立派なものが育つと嬉しいわけです。
研究と同じで、計算通りに成功した時の喜びは格別なのであります。

2012年09月25日野菜作り
2012年版 野菜作ってます24 ―秋ナス豊作―

「秋茄子は嫁に食わすな」
基本的には、美味しい秋茄子は憎たらしい嫁には勿体ない、という意味で使われます。
反対に、ナスは体が冷えるので嫁の健康を気づかって美味しいけど食べさせない、
という説もありますが...。

どちらが正しいかなどどうでも良いことで、確実なのは、秋ナスは美味しいということ。
その理由は、一般的には、種が小さくなり、果肉が締まり、肉が厚くなるから。
しかし、ナスが大好物の私は夏ナスでも美味しく、その違いは今一、よく把握できません。

秋ナスというのは秋に実をつける品種のナスが存在すると思っている方が結構いますが、それは間違いです。

ゴールデンウィーク頃植えた苗が、梅雨頃に実をつけ始め、真夏にも実をつけ続けている同じ植物体が、季節が変わり、秋につけた実を秋ナスと呼んでいます。
つまり同じ品種です。

2株植えていますが、現在最盛期で、大体1週間に15~20本は収穫できるペースです。
2012092501.JPG


2日程間隔を空けて畑に行くと、こんなに採れます。

ピーマンも大量で、鈴なりになっています。
2012092502.JPG

この写真に10個のピーマンが写っているのがわかりますか?
食べ切れないので、熟させて赤ピーマンにして栄養価をアップさせて収穫しています。

しかし、こんなに調子の良いナスとピーマンでも、できれば今週中、
遅くても来週中に引っこ抜き、冬用ホウレンソウの準備をしなくてはなりません。

ちょっと、悲しいですね・・・。
9月25日時点:ナス171号、ピーマン141号まで収穫していますが、
目標の200は厳しそうです。

2012年09月11日野菜作り
2012年版 野菜作ってます23 ―ショウガは大成功―

昨年失敗したショウガですが、今年は大成功です。
これは一つの種ショウガからできた新ショウガです。
2012091101.JPG


長期保存するタイプではなく、味噌等をつけて生で食べるタイプですね。
スーパーではこれを4つか5つに割って、販売されている光景を良く見ます。

ですが、採れたてを食べるとスーパーのものとは異なり強烈なんです。
収穫後、車に積んで運んでいるだけで、ショウガな気分になる位強烈です
(ショウガの香りが充満という意味)。

3茎分程食べると、体がカッカッして来て、猛烈に汗が噴き出てくるのです。
体には良い気がしますが汗だく。
この量が4つ分(4つの種ショウガを植えました)ありますので食べ切るのが大変です。

一方、秋冬野菜は苦戦中。
ハクサイも発芽直後にこんなに傷めつけられてしまいました。
2012091102.JPG

右上のハクサイの芽は見た通り、発芽後の双葉が無残に噛み千切られております。
また、気が付かないかもしれませんが、手前の芽は葉が無くなり茎だけの状態です。
見難いですが、その茎の真上(小さな雑草の左上)にも葉が完全になくなった茎があります(この円の中に3つ種を播いております)。

寒冷紗はかけているので、寒冷紗内に残っていたエンマコオロギの仕業だと思います。
ブロッコリー、キャベツに次いで、ハクサイまで・・・。
今年の秋冬野菜は厳しい残暑と虫との戦いで、厳しい状況です。

2012年09月05日野菜作り
2012年版 野菜作ってます22 ―秋冬野菜本格始動―

ナス、ピーマン、モロヘイヤは好調ですが、いよいよ秋です。
9/4時点で、ナス(2株)は124号、ピーマン(1株)は102号と
それぞれ100本以上の収穫で、
最低目標としていた100号越えは達成できました。

タイトルの通り、秋冬野菜作りが本格始動し始めました。
秋冬野菜の栽培が炎天下に実施するので1年間で最も辛い仕事です。

2か月前にトウモロコシが植わっていた場所は、
ブロッコリー、カリフラワー、キャベツを植えました。

20120905.JPG
今は、寒冷紗をかけて虫の被害を抑えています。

いや、そのつもりだったのですが、
これらの苗が、根元から齧り倒されるという被害が連発しています。
14株中4本が、定植2日間で被害を受け、再び植え直しても、またやられました。
全く犯人が捕獲できません。
しかし、いわゆるネキリムシといわれる芋虫の被害であることはほぼ確実です。
正式にはヤガ類(ガの仲間)の幼虫で、日中は土の中に潜んでおり、
夜中に這い出てきて、このような被害を出すのです。

土の中にいるので手強いのです。
葉は殆ど食べられずに残っており、一体何のためにやっているのか不明です。
愉快犯のようで不愉快です。
皆さんにも被害を受けた苗を紹介したいのですが、怒りと精神的ダメージで、
写真を撮るのを忘れてしまいます。

最後に何かオチをつけようと思いましたが、
ネキリムシの事を考えると、心の平穏が保てず何も思い浮かびませんので、
今日はここまでにしたいと思いますっぱいウンコ(失礼)。

2012年08月13日野菜作り
2012年版 野菜作ってます21 ―完熟トマト―

トマト、ナス、ピーマンは好調です。
特にトマトは予想をはるかに超えるに豊作です。

20120813.JPGのサムネール画像

多い日は1日でこれ位採れ、合計50個目まで突破しました。
もちろん、プチトマトではありませんよ。

時々、食べ切れないものを周囲の人にプレゼントするのですが、
私のトマトは「トマトの風味が強くて美味しい!」と非常に好評です。
キュウリで美味しいと言われたことがありませんので、本当に美味しいという証拠です。

理由は簡単で、完熟させて収穫しているからです。

20120813-2.JPG

スーパーで売っているトマトの殆どは、右側位の青い状態で収穫し、倉庫で赤くします。
(青い実でも放っておくと綺麗に真っ赤になります。)
これは、農家というより、流通・販売系の意向が強く働いていると推測しています。
虫や鳥や風などで傷がつく前に収穫しておく方が、見た目は綺麗なトマトが得られます。
実際、路地栽培で完熟させると、5割位は何らかの傷が付きます。
また、運搬時も完熟ものは傷つき易く扱いにくく、硬い青いトマトの方が好ましいはずですから。
但し、倉庫での成熟は、「熟す」というより「赤くする」というだけで、
きっちり完熟させたものを経験すると、不味く感じます。

甘く、糖度を上げたフルーツトマト系が市場では流行っておりますが、
トマト臭いトマトも、今では自分で栽培しないと味わえない貴重品です。

ちなみに、左側の赤いのは、あと1日か2日間(この見極めは天候などに左右され難しい)このまま熟し収穫し、ちょっと冷やし、塩を少々振るだけ、ばっちりな味になります。

毎日丸ごと1個食べていると、
朝の洋式便所では、トマトの皮がプカプカと浮くことが多いです。

2012年08月09日野菜作り
2012年版 野菜作ってます20 ―キュウリ、お疲れさま―

6月からたくさんの実を提供してくれたキュウリが終焉を迎えました。

20120809-1.JPG
最後はこんなに疲れ切った姿になってしまいます。
一度植物体が弱り始めると、ウリハムシやカメムシが総攻撃をかけて来るのですが、
それを体験するたびに、自然の凄さを感じます。
今年は合計180本。
200本を目指していたのですが、無理でしたね。
7月のほぼ毎日、10本程度収穫できる時期を思い出すと、
まさに、「太く短い一生」という表現がぴったりです。
本当にお疲れ様でした。

サトイモは大きくなりました。
もう、私の胸位の高さはあります。

20120809-2 .JPG
大きな葉が出ている太い根本から10 cm程離れた位置から、小さ目の葉が出ていますが、
この下に子イモがあります。
さらに、子イモから孫イモが発生するらしいです。
初めてなので、よくわかりませんが、土寄せして水をやって、生長を見守っています。

2012年07月27日野菜作り
2012年版 野菜作ってます19 ―やっぱり6月の台風はトウモロコシには痛かった―

トウモロコシの収穫は終わりました。
今年は28本栽培して合計24本の収穫で、台風で2本、タヌキに2本やられました。
(ベビーコーンで収穫したものは含みません)

トウモロコシはどのタイミングで収穫するかが難しいのですが、髭がこんな感じで枯れてきたら、おいしいタイミングです。
2012072701.JPG


台風で倒され、絶望的な気分に陥ったのですが(6/21ブログ)、
その後、復活したとこのブログでも報告していました(7/2ブログリンク)。

しかし、倒されたのは6月の受粉の時期。
収穫してみると、このような残念な状態のものが結構ありました。
2012072702.JPG


これ、上半分の雌しべに花粉が届かず、受粉ができなかった結果です。
虫や病気による被害ではありません。
つまり、雌しべが花粉を求めている時に台風で倒れ、おそらく先端が地面に付いていたのでしょう。
植物体は復活して立ち上がりましたが、時既に遅し。
雄花は枯れていて花粉は飛んでいない状況だったということです。
その証拠に、雌しべ(髭)はどんどん伸び続けていました。
2012072703.JPG


受粉できなかった雌しべは、花粉を求めて、どんどん伸びます。
受粉できるまで伸び続けます。
枯れずに収穫するまで伸び続けていました。
この写真で、茶色い髭は受粉できたコーンと繋がっており(多くは皮剥き時にとれました)、
緑白色の髭はコーンができていない位置から伸びています。

受粉後に台風がきていたら、つまり1日後でもよかったかもしれません、
おそらく風で倒れても、立派な実が収穫できたことでしょう。

2012年07月19日野菜作り
2012年版 野菜作ってます18 ー夏ですが冬野菜ー

いよいよ梅雨も明けたようで、夏野菜真っ盛りです。
昨日の時点で、キュウリ138号、ナス52号、ピーマン38号、
トマト10号まで収穫しています。

しかーし、その傍で、既に冬野菜の準備はもう始まっています。
2012072004.JPG
長ネギを先週定植しました。
半年位かけて育てるのです。
ニンジンも間もなく種をまきます。


冬野菜って暑さに弱いイメージがあるかと思いますが、
実は暑い頃から育てているのです。

2012年07月12日野菜作り
2012年版 野菜作ってます17 ―トマトの脇芽―

トマトも元気に育っています。

トマトの栽培で最も注意するのは脇芽です。
主茎と葉の間から、どんどん伸びてくる、このような芽です。

2012071201.jpg


これを摘んで、主茎のみを伸ばし、そこにトマトの実をならすのが、
質、量共に良いトマトを収穫するには必須です。
もし、これを放って置くと、どんどん伸びて太くなり、
主茎との区別もつかない位立派になります。
こんな感じです

2012071202.jpg

見本用に伸ばしたのではなく、気を付けている私でも見過していた脇芽です。
ここには花も咲き、実もなりますが、
植物体としては、栄養が分散したり、風通しも悪くなり病気になったり、
良いことは何もありません。
ですから、これ位大きくなって花が咲いていても、容赦なく摘み取らなくてはなりません。

しかし、そういうことを知らない方は、ほぼ100%残すようです。
花が咲き実がなるので、勿体ないのでしょうね。
私はそういう家庭菜園トマトを見ると、無性に脇芽を摘み取りたい衝動にかられます。
器物損壊と訴えられたら嫌なので、必死で我慢しています。

社員のウンコを使って実験をした時に、
「あなたのウンコ中のポリアミン(腸内細菌が産生する善玉物質)は少なすぎるぞ」
と指摘したいのに、ルール上できないのと同じ位、もどかしい気持ちになります。

2012年07月05日野菜作り
ナスが大好きな私

何故かわかりませんが、私はナスが大好きです。
小さい時はそんなこともなかったのですが、気が付くとそうなっていました。
ナスは、焼いても、炒めても、煮ても、漬物でも旨い、素晴らしい野菜です。
特に、油との相性が抜群です。
へた直下の部分(ナスの首とでも表現すればよいのでしょうか?)が
少し硬くて歯応えがあり、旨くて最高です。
あの部分の、白→薄い赤紫→赤紫→濃紫→黒のグラデーションもたまりません。

ナス農家でもなければ、通常、家庭で大量にナス料理が出てくることはないでしょう。
普通、一人2本分程度でしょうか。
畑でこれだけ育てていれば、自宅で要求すれば5、6本出てきますが、
それが一般人の考える普通の本数なのでしょう。
満たされません。
肉好きは焼き肉を死ぬほど食べることはできますが、ナス好きは行く店もありません。
ついでに文句を書きます。
「おい、焼き肉の"野菜焼き"、ナスの輪切りが2個程度というのは少な過ぎるぞ」

しかし、一度だけナス食べ放題の状況になったことがあります。
若かりし頃(今から13、4年前)、理化学研究所・辨野先生の自宅に招かれた時です。
急に私が辨野家に行ったものだから(正確には、先生の車に乗ったら着いていたのですが)、
奥さんは慌ててお酒のつまみを作って下さりました。
それが、ナスを炒めたものに、ちょっとショウガと鰹節がかかったもの(たぶんです。酔っていたのとナスがうれしくて正確には覚えていません)。
ペロッと大皿一皿分を食べてしまいました。

「おいしかったです (^▽^)」
と言うと、奥さんがまた作って下さいました。
それもペロリ。
するとまた作って下さる。
先生が仕事で筑波に行った時、段ボール一箱分のナスを買って来られたので
「大量にあるので遠慮せずにたくさん食べてね」ということでした。
で、お言葉に甘えて、それを何回繰り返したことでしょう。
ついに、段ボール一箱、全部食べ尽くしてしまいました。

今でもご自宅に遊びに行ったら言われます
(正確には、今でも先生の車に乗せてもらうと着いているのですけど...)。
「今日はナスないですけど、大丈夫?」

以上、今日は、私のナス好きエピソードでした。

最後に中華関係者に一言。
「麻婆豆腐は、全部、麻婆ナスでええんと違う?!!!」

20120705.JPG
今朝収穫したナス、18~23号です。なかなかの出来栄え!

2012年07月04日野菜作り
2012年版 野菜作ってます16 ―夏野菜の季節です―

キュウリは3週間程前に、遥か私の背丈を超えましたので、生長点を潰しました。
201207041.JPG
その時の写真ですが、これで脇からドンドン新しい芽が伸びてきて花を咲かせます。

おそらく今が最盛期です(7月3日現在で通算76本収穫)。
とにかく早めの収穫を心掛けないと、1日で倍近くに生長しますから大変です。
キュウリ未経験者は大袈裟と思うでしょうが、ほんと生長が早いです。
ただ、キュウリはハイペースで実がなるので消耗が激しく、
放っておくと、間もなく力尽きます。
ただ、7月いっぱいは頑張りたいので、病気の葉をすぐに摘み取るなどケアしています。

ツルナシインゲンも凄いです。
201207042.JPGこちらは数えきれません。
毎日20~30本収穫しているので、軽く300本は超えているでしょうね。
結構保存ができるので助かりますが、採れ過ぎです。

ナスとピーマンも順調です。
201207043.JPG両者とも実をつけながら生長していくのですが、
だいぶ植物体が大きくなり同時にたくさんの花が咲くようになってきました。
ボチボチ本気で実をつけることでしょう。
現時点でナスは17号、ピーマンは12号まで収穫しています。
これは秋まで収穫する予定です。

ナスは食べ過ぎるとウンコが黒くなります。
但し、一度に5, 6個食べた場合です。
実は、私が一番好きな野菜はナスです。
せっかくなので、明日は私のナスに関するエピソードを書きましょうかね。

2012年07月02日野菜作り
2012年版 野菜作ってます15 ―復活!トウモロコシ―

先々週の台風で悲惨な状況になったのを紹介しました。
(参照ブログ:2012年版 野菜作ってます13 ―6月の台風―
しかし、びっくりです。
復活してきました!

2012070201.JPG


強風で、根が半分抜けるような形で横を向いていること自体は直りませんが、
その先の茎は、2日後には上側に向き始め、今では写真のような状態です。
全て根元は曲がっているのですが、その先はまっすぐ上向きに立ち直っています。
実も順調に大きくなってきています。
いやー、生命力を感じます。

やっぱり動物とは違いますね。
動物が骨折したらこんな風には復活できません。
脳が破壊されたり、臓器が破裂したりしたら、もう致命傷です。
そう考えていると、植物の死とはどういう状態になった時なのだろうと疑問が生じます。
ですが、奥が深すぎるので今日は考えないようにします。

同じく、根元からなぎ倒されたエダマメもダメージがなかったかのように復活。
実をつけ始めました!

201207022.JPG

この枝豆は収穫まで、あと1、2週間でしょうかね。
今年は時間差をつけて種を撒きましたので、例年より長く、自分で確実に楽しむ予定です。

ここからは、尖った口で豆から汁を吸うカメムシとの戦いです。
こんなカメムシが若いエダマメを狙っています。
好きでないムシ2
臭かろうが、発見次第、手掴みで地面に落とし、足技で退治します。

2012年06月27日野菜作り
2012年版 野菜作ってます14 ―ジャガイモできました―

3月に植えたジャガイモは(2012年度版 野菜作ってます1)、
4月に地上に出てきて(2012年度版 野菜作ってます4)、
5月は花も咲き元気いっぱいでしたが(2012年度版 野菜作ってます9)、
3ヶ月が過ぎ、遂に枯れ始めました。
201206271.JPG地下のイモに栄養が移行した結果です。
つまり掘って良い証拠、食べ頃!
一つの種芋からこんなにとれました(4個の種芋を植えている)。
201206272.JPGこれ、キタアカリという品種で、男爵より味も栄養価も高いそうです。
しかし、煮崩れは男爵より激しいという弱点もあります。

写真は載せませんが、ホクホク新ジャガはアホみたいにおいしいのであります。
しかも私は収穫6時間後にはビールと一緒にやっていますので、格別なわけです。
スーパーでは1個40~50円で売られています(男爵)。
これは14個で700円位はいくかな?

ところで、ジャガイモの実は見たことありますか?
イモは茎です。
実はこれです。
201206273.JPG直径2 cm位で、ミニトマトみたいですね。
花が咲きますので、当然実もなるわけです。
ジャガイモもトマトと同じく立派なナス科の植物であるという証拠です。
品種改良の過程で、実ができれば、当然地下のイモと栄養を奪いあうので、
立派なイモがなる系統=実ができ難い系統であり、
それが大勢を占めるようになったというわけです。

それにしてもジャガイモはサツマイモと違い、屁が量産されないので素晴らしい。

あっ、違う方向に行きかけたので、これにて終了。

2012年06月21日野菜作り
2012年版 野菜作ってます13 ―6月の台風―

今日は前回紹介しきれなかった野菜の報告かウン小話でもしようかなと思っていました。

しかし、朝、畑に行って愕然。
本州を縦断して行った台風4号の被害が予想以上にありました。

正確に言うと、葉や枝が折れ、土に埋めていた寒冷紗も剥がされ、
被害を受けなかった野菜は一つもありません。
しかし、甚大な被害を受けたのは、最も大事な時期のトウモロコシでした。
今週の月曜日には私の背丈を超え元気に育っている
2012年版 野菜作ってます12 ―ドンドン報告しないと間に合わない―)と
報告したばかりなのに・・・
201206211.JPG
根っこからなぎ倒されてしまいました。
主茎がボキッと折れてしまっているものもあります。
根が半分程度抜けて倒れているものが多く、無理に起こそうとすると、
意外にもろい茎は折れそうです。
トウモロコシを最も楽しみにしていた私の心も折れそうです。


201206212.JPGもちろん、地面と平行です。
支柱が大きく左側に傾いてしまいました。
支柱を組むのに結んでいた麻紐がちぎれています。
何とか踏ん張ったという感じでしょうか。
これが倒れていたら、もう立ち直れなかったかもしれません。

今の時期、どの夏野菜も実をつけながらも生長している真っ最中です。
大きくなった植物体は、風をまともに受け、
さらに若くてまだ組織が柔らかいことも合わさって、折れたり倒れたり、
被害が甚大になったようです。

6月の台風は想定外です。
これから野菜が高くなるのではないでしょうかね?

2012年06月18日野菜作り
2012年版 野菜作ってます12 ―ドンドン報告しないと間に合わない―

雨が多くなり、気持ちよく畑作業ができない日が多いですが、
とにかく生長が早く、ブログ紹介さぼっていると写真だけが溜まっていきます。

ダイコンは凄いパワーです。
201206181.JPG
土の中にがっちりと埋め込んでいた寒冷紗を持ち上げてしまいました。
「あなたを青虫から守るために被せていたのに...」
モンシロチョウも必死です。
この隙間からドンドン中に入り、そのまま脱出できなくなり、
この中で10匹程が衰弱していました。

ショウガもやっと地上に伸びてきました。
201206182.JPG
去年もここまではできたのです。
問題はこの先、どうなるか心配です。

そして、トウモロコシはついに私の背丈を超えて、雄花、雌花ともに全開です。
201206183.JPG
上が雄花、下の半透明緑色の髭が出ている房が雌花です。
受粉はほぼ100%風に頼るトウモロコシ。
この髭(雌しべ)1本、1本が1粒、1粒のコーンに生長するのです。
ですから、きっちり実をつけるためにはすべての髭が受粉する必要があります。
上の雄花は放射状に広がり、風が吹けば下に花粉が撒き散らせるようになっています。
それでも、確実に受粉させるためには、
同時にたくさんのトウモロコシを栽培するのが最良の策。
この一帯には約900本が一斉に花を咲かせています。

ちなみに、この下で作業すると、花粉を頭から全身に浴び、
上から灰をかけられたような酷い状態になります。
もしかしたら私も受粉の媒体として役立っているかもしれません。

2012年06月14日野菜作り
2012年版 野菜作ってます11 ―お化けサニーレタス―

たくさん育てたレタスですが(参照ブログ:2012野菜作ってます7)
食べきれずに比較的腐敗し難いサニーレタスをそのまま放っておきました。
(球レタスは時期を逃すと直ぐに腐敗しますので放置できません。)
そしたらドンドン大きくなり、化け物みたいになってしまいました。

2012061401.JPG


横のバケツ、高さも直径も30 cm前後で決して小さいものではありません。

上から見たらこんなのです。
2012061402.JPG


私の長靴も比較用に横に並べましたが、かなり大きいのがわかって頂けると思います。

つまり、直径、高さ共に50 cm位です!
もう寒冷紗にも収まりません。

往年の名レスラー、アンドレ・ザ・ジャイアント(の髪型というか頭)
を思い出してしまうのは私だけでしょうか?

さらに、下の方から茎の様なものが伸びてきて、
本体の外側に、葉っぱを広げて始めているのです。
横から見ている写真の左手前にそれが写っています。
上からのショットでは、写真の下側で、収まりきれずに殆ど写っていません。
本体より赤紫色が濃い葉が出てきていますね。

ここ1週間は、下から毎日4~5枚ずつ収穫していますが、
4~5枚で普通のスーパーで売られている一袋位の量はあります。
近所のスーパーの値段で換算すると、
こいつ一体で軽く2000円分位の葉が採れると思います。

2012年06月08日野菜作り
2012年版 野菜作ってます10 ―キュウリ収穫始まりました―

苗を定植して3週間あまり
(参照ブログ:2012年版 野菜作ってます8

もうキュウリは収穫が始まっております。

2012060801.JPG

4株しか植えておりませんが、一体何本できるのか?
今年はカウントしてみます。
これは第6号、7号、8号、9号です。
ちなみに6月8日時点で第14号まで収穫しています。
1日で数 cmは伸びるのですが、
この3日間、研修のため畑に行けないので巨大化が心配です。

ゴールデンウィーク前に種イモを植え付けたサトイモが地上に出てきました。
(参照:2012年版 野菜作ってます5


2012060802.JPG

そしてキャベツも収穫です。

2012060803.JPG

居酒屋でキュウリ、キャベツ系のつまみをバカにする季節の到来です。
全然味が違いますからね!

2012年05月31日野菜作り
植木鉢タマネギも立派に!

昨日、植木鉢イチゴを紹介しましたが、タマネギ(紫タイプ)もやっていました。

以前にブログで紹介した時は、普通のネギみたいでしたが
(参照:https://lkm512.com/blog/images/2012/03/29/)、
4月後半には根本が紫になり紫タマネギの片鱗を見せてくれていました。
20120531-1.JPG
(プランターでも10株程育てています。)

ゴールデンウィーク明けにはこんな感じに膨らみ始め、
20120531-2.JPG
今ではこんな状態です。
20120531-3.JPG
混み合っていたプランターのものを間引き程度に抜いてみると、
小振りでしたが、ちゃんとした紫タマネギができています。
20120531-4.JPG

2012年05月30日野菜作り
植木鉢菜園も好調です

ご存知のように、家から離れた場所に借りている畑で色々植えているのですが、
自宅では植木鉢で、畑で栽培できないものを植えています。

「栽培できない」というのは契約の問題で、
3月から翌年1月末までという契約のため、
2~3月に植物体が畑に植わっていないといけない作物になります。

イチゴです。
毎年チャレンジしており、放って置いても、品種によっては小さくてもある程度収穫できておりました。
ですが、今年は違います。
少し育て方を変えたのです。
すると、明らかに大粒になりました (^-^)g"

20120530.JPGこれは「さちのか」という品種です。
これは毎年、1~2 cm程度のものが幾つかできていたのですが、
今年は3 cm越えの立派なものがたくさんできました。

他にも「紅ほっぺ」と「女峰」という品種もそれなりに収穫でき、
味比べをして楽しんでおります。
すいません、「紅ほっぺ」は難しく、6粒しか収穫できませんでした。
(但し、昨年はゼロ個)

朝、収穫して摘み食いしてから車に乗ると、
車中がほんのりイチゴの香りがして気分が良いんです。
香料でない天然ものの香り!

方法の改善点は秘密です。
もしサラリーマンをクビになったら、イチゴ農家も選択肢の一つなので。
但し、これだけは言っておきます。
研究で余ったウンコを与えたわけではありません。

2012年05月28日野菜作り
2012年版 野菜作ってます9 ―畑の風景が変わりました―

3月の畑の状態と比べて下さい(参照ブログ:2012年度版 野菜作ってます1)
現在の状況はこんなのです。
2012052701.JPG


大きく風景が変わりました!

手前の寒冷紗の中にはキャベツと大根。
その向こうはジャガイモ、その向こうはトウモロコシ。
さらに、ナス、ピーマンにトマト、キュウリがあり・・・また向こうにはトウモロコシ第2弾も植えてあります。
と夏野菜の準備は全て終わりました。

写真では見えませんが、
モロヘイヤも植えました。

2012052702.JPG


まだ、3~4 cmと、非常にかわいいです。
これが私の肩の高さ位まで育つのです。

そしてカブは最盛期です。
2012052703.JPG

間引きもうまくいき、拳位の大物が収穫でき、満足な出来栄えです。

あとは、害虫、病気、雑草との戦いが続きます。
かなり大変です。

2012年05月17日野菜作り
2012年版 野菜作ってます8 ―キュウリ、トマトにナス、ピーマン―

連日の野菜ネタ。
この季節はとにかく畑が忙しい季節で、書くことはたくさんあります。

初登場ですが、キュウリとトマトも順調に育っています。
201205171.JPGこいつらは人が手を加えなければちゃんと実がならず、
茎が伸びれば倒れないよう、あるいは風など折れないように、きっちりと支柱に固定し、
脇芽が出ればそれを取り除き、過保護に育てます。

ナスとピーマンも植えました。
201205172.JPGナスは2株だけですが、100個以上の実を収穫するのを目標にしています。
問題はピーマン。
私、ピーマンを育てるのが下手でして、毎年、小さな実しかできません。
量はそれなりにできるのですが。
今年こそ、立派なのを作りたいものです。

これで夏までに収穫する野菜の植え付けは全て終わりました。

あとは収穫まで、いよいよ本格活動する虫とウィルス(病気)との戦いが本番を迎えます。

2012年05月16日野菜作り
2012年版 野菜作ってます7 ―葉物野菜収穫真っ盛り―

ちょっと報告を忘れると、野菜たちはドンドン育ちます。

4月に発芽した葉物野菜たち、(参照:2012野菜作ってます3)
天候のせいで例年に比べ育ちが遅い気がしていましたが、ここに来てグングン生長。
こんな状態になりました!
もうドンドン食べています。
2012051601.JPG

ひ弱だったレタスたち、(参照:2012野菜作ってます2参照)
こんなに立派に育ちました!
2012051602.JPG


特にサニーレタスはもう直径40~50 cmとなってます。
もう食べ切れません。

ゴールデンウィーク前にこんな状態だったジャガイモやトウモロコシは、
(参照:2012野菜作ってます4)
こんなにでかくなりました!
手前がトウモロコシ、向こう側がジャガイモです。
2012051603.JPG

いやー、私もこれ位のペースで成長したいですが、
こいつらを植え始めた時に必死で書いていた論文は、まだ投稿すらできてませーん。

2012年05月09日野菜作り
2012年版 野菜作ってます6 ―マメ類発芽 & 初収穫―

エダマメも発芽しました。
201205091.JPG
私は、自分で栽培する価値が最もある野菜の一つと位置付けております。
採れたての味は市販品と全く違うという意味です。

そしてインゲンも発芽。
201205092.JPG
正確にはツルナシインゲンという品種で、ツルが無いので栽培が楽です。
毎年、嫌になる位、収穫しています。

そして、今シーズンの初収穫はこのラディッシュでした!
201205093.JPG
晴れの日が少なく、葉物野菜は全体的に生長が遅れておりますが、
ボチボチ間引きながら収穫し、食卓に並び始めております。

2012年05月01日野菜作り
2012年版 野菜作ってます5 ―初サトイモ―

ジャガイモ、サニーレタス、球レタスにキャベツ、ラディッシュ、小松菜、ミズナ、ルッコラ、ガブ、トウモロコシ、ダイコンと植えてきましたが、まだまだ春の植え付けは続きます。

今年はサトイモにも挑戦です。
初めてです。
2012042601.JPG


溝を掘って、種芋を置くだけというシンプルさですが、こいつ相当大きくなりますよね。
種芋間の距離40 cmで良いのか、少し不安です。
サトイモは晩秋に収穫なので、半年以上の長期戦になります。

横にはショウガも植えました。

201204262.JPG


このように縦向きに並べて植えるのは、ショウガはこの方向で地下茎を伸ばすからです。
横向きに並べたら、互いに重なり合って良いものが採れません。
地面に立てているのは、茎が伸びる側を上にするためです。
と偉そうに書きましたが、昨年、私は見事に失敗しています (┬_┬)
特に、茎が伸びる側を見極めるのが難しく、どちらを上にするか散々悩みました。
が、結果的には「エィッ」とやってしまいました。
なので、今年も自信ありません。

2012年04月25日野菜作り
2012年版 野菜作ってます4 ―1ヶ月かかって地上に―

今年度のスタートはジャガイモ定植から始めたことはブログにしました。
参照:2012年版 野菜作ってます1

このジャガ君、毎年、忘れた頃に地上に出て来るんです。

不自然に地面にヒビが入っているな(?)と思って覗きこむと、
地上に出るため、懸命に土を持ち上げているジャガイモ発見!
その力強さを伝えられる写真が撮れなくて苦労しましたが、なんとか納得の一枚。

201204251.JPG


植えたことを忘れている位ですから、作業中にその場所を踏みまくっていたでしょう。
おそらく、土壌が踏み固められていたのではないでしょうか。
申し訳ない。

先週の何の作物がわからなかったトウモロコシは、
既に誰でもトウモロコシと認識できる姿になっております。

201204252.JPG


これから、グングン生長し、一月半程度で私の身長より高くなり、7月には食べ頃です。
良く考えると、凄いスピードで怖いです。

【トウモロコシ豆知識】
トウモロコシは一斉に、できるだけ多く植えます。
風頼りの受粉で、雄花の花粉が風で飛散し、雌花の雌しべに受粉します。
つまり、一斉に花粉が飛び、その一帯の花粉密度が高い方が、きっちり受粉できるのです。

2012年04月18日野菜作り
2012年版 野菜作ってます3 ―発芽しまくり―

今年も、2 m×70 cm程度のスペースに複数の葉物野菜を栽培しています。
定番のコマツナ、ミズナ、ラディッシュにルッコラ。
今春は例年秋にしか栽培していなかったカブも参入です。
すべて順調に発芽しています。

発芽して土を持ち上げて頑張るラディッシュを撮影しましたので、ご覧下さい。

201204181.JPG


ラディッシュはこんな小さい時から、もう茎が赤いのです。
ちなみに、左の列と右の列は種蒔きを1週間ずらしています。

これ何かわかりますか?

201204182.JPG


わからないでしょう。
トウモロコシです。
あと数日も経てば葉が開き、小さいですがトウモロコシとわかる姿になります。
このように、マルチの穴に3つずつ種を播き、発芽後は競争させて、
数週間後には、最も強い1株だけを残します。
どの世界も厳しいのであります。

2012年04月04日野菜作り
2012年版 野菜作ってます2 ―レタス、キャベツの定植―

いよいよ土壌も肥料と馴染み、種まきや苗の定植が本格的にスタートしました。
14株もレタスを植えました!
201204041.JPG
これ、左側が球レタス、右側がサニーレタスです。
わかり難いでしょうが、近くに寄ると、小さくてもその片鱗は感じられます。

ほら、これ球レタス(↓)。
201204042.JPG

こっちはサニーレタス(↓)

201204043.JPG


すでに葉が紫色を帯びていて、小さなサニーレタスです。

昨年は約半数のレタスが病気になったので、今年は気を付けていきたいと思います。

ついでにキャベツの苗はこんなの(↓)。
201204044.JPG

小さくても、やっぱりレタスとは異なりキャベツです。

ところで、こんなにレタスを作って食べられるのか?
全てが病気に罹らず立派に生長したら、もちろん食べきる自信はありません。
レタスは酒のつまみになり難いので...。
「若い時から収穫して食べまくる」作戦しかないでしょう。
そしてウンコの量が増えるのです。

2012年03月29日野菜作り
何だと思います? 植木鉢のこれ?

これ、何だと思います?
20120329.JPG
私が育てているのですが、ネギではありません。
植木鉢で栽培している人はあまりいないと思います。
3月に入り、ぐんぐん生長しています。

こいつの正体は、
タマネギ(紫タイプ)
です。

タマネギの定植は晩秋です。
私が借りている農園は、3月~翌年1月までが契約期間のため、
冬を越して栽培する作物は扱えないのです。
従って、自宅で鉢植えで挑戦しています。

数回の大雪にも耐えました。
立派に育ってもらいたいものです。

2012年03月21日野菜作り
2012年度版 野菜作ってます1 ―始まりはジャガイモから―

今年度は3月18日に始まりました、畑のシーズンが。

園主さんがトラクターで一度土を耕してくれましたので、
足を踏み入れる前は、試合前の甲子園球場の内野のように綺麗です。
201203211.JPG

毎年、スタートは寒いです。
これから暖かく気持ちよくなっていくのですが、
気が付くと梅雨、そして地獄の真夏へと変わっていくのです。
ただ、野菜を育てていると、この四季の移り変わりを敏感に感じられ、
間違いなく醍醐味の1つと言えるでしょう。
天候のことを頭に入れておかないと、失敗することが多いという理由からですが。

まずは4月以降に植える春夏野菜のための土作りから。
肥料は遅くとも、種を播く1週間前には土に与えておかないといけません。

そして、ジャガイモの定植。
種イモ植えですね。
201203212.JPG(写真用に一度植えてから掘り起こしました。)
種イモは半分に切って植えるのですが、切り方にもちょっとしたコツがあるのです。
これは書くのが面倒ですし、お金を払って農家に直接指導してもらっている特権として、
秘密にしておきましょう。
今年は、キタアカリと男爵の2品種を植えました。
種イモたった4個から、失敗しなければ10~13 kg程度の収穫は得られます。

2012年03月13日野菜作り
変な人参 Part 2

ボチボチ畑も始まります。
まだ寒いですが、春はすぐそこです。

昨年の変なニンジンを紹介するのを忘れていました。

と、その前に、今年のブログは
セクスィーニンジンで始まったのをご存知ですか?

このブログは平日のアクセス数が高く、
職場で息抜きに読んでもらっているようなので、
元旦ブログは殆どの方が見られていない可能性もありましたのでリンクを張りました。
かなりセクスィーですよ!
是非、見て下さい。

今日のはまた違うタイプです。
20120313.JPG


普通の二股に分かれたニンジンとはレベルが違います。
まるで股割をしているような変な形です。
えーっと、んーっと、何ていいますか、とにかく変な形です。

今日は今から出かけるので手抜きブログでした。

以上です。

2012年02月02日野菜作り
2011年(度)版 野菜作ってます32 ―最終話―

ホウレンソウと残っていたネギを引っこ抜き、本年度の全野菜の収穫が終了しました。

思えば、今年度は3月末のこのブログからスタートし、32回も書いていたのですね。

何種類の野菜を栽培し、その成果はどの程度であったのかは、
本ブログ「野菜作り」シリーズをクリックしてもらえれば、
過去に遡ってみることができます。
可能なら、3月のブログから時系列で読んだ方が、成長具合を感じられて楽しいと思います。

今、畑は片付けて最初の状態に戻りました(この写真は凍結しておりますが)。

20120202.JPG


畑の土壌様、1年間ありがとうございました。
しばらくお休み下さい。
でも、土壌の中の微生物さん、この間も頑張って有機物を分解しておいて下さい。

さて、来年もやるのか?

結構大変なんですよね、ほんと。
暑いし、寒いし、朝も早いし。
家族にも「巻き込まれるのは嫌だ」と言われておりますし、少々迷うところです。

でも、私の労働力を計算しなければ、明らかに黒字です(畑賃貸・講習料の方が、
得られる野菜を値段換算した額より安い)。

労働力は趣味と思えば、あってないようなものですしね。
例えば、趣味が旅行やドライブの人と比べれば、圧倒的な支出の少なさと、
生産性の高さ(見返りの大きさ)。

趣味がスポーツの人と比べても、同じです。
スポーツをして腹が減ることはあっても、食べ物が得られることはありませんから。
何より、スーパーでは買えないおいしい野菜が食べられます。

気が付いたら結局来年度も契約していると思われます。

2012年02月01日野菜作り
あまーい、ホウレンソウ

職場の「報告、連絡、相談」があまい、という意味ではありませんので勘違いしないで下さい。
ちなみに私は全て苦手です。威張る事ではないですが...。

昨日紹介した冬のホウレンソウについて補足したいと思います。

早朝は凍っているというのはこんな状態です。

201202011.JPG


気温は-3℃位。土壌は凍結しておりスコップも簡単には使えません。
触ると簡単に葉や茎は折れてしまいます。

面白いのは、12月初旬にある程度の大きさまで育てて放っておくと、
寒さに耐えられる姿に変身することです。
上の写真でも葉が頑丈そうな雰囲気は感じられると思いますが、
地面を這うように横に広がり、少し縮れて非常に分厚くなります。
そして最も特徴的なのが、茎がごつく(これ関西弁? 太くて頑丈にという意味)なります。
直径1 cmを超える太さになり、おそらくここに糖を貯めていると思われます。
こんな感じです。

201202012.JPG

スーパーのハウス育ちの束になった軟弱ホウレンソウしか見たことない方は、
もしかしたらホウレンソウとすら認識できない"謎の雑草"のような姿になります。
この状態のホウレンソウは束にすることすら困難な位、茎が横向きで頑丈な状態です。

そして、最も甘いのが根の上1~5 cm位の部分。
信じられないでしょうが、トウモロコシの様な甘さです。
昨日、周囲のメンバーに食べさせたら、びっくりしていました。
茹でてしゃぶった後で申し訳ないのですが、この部分が旨いのです。


201202013.JPG

この状態にまで育てた"こだわりのホウレンソウ"は一般品の2倍の値段でも売れる自信があります。

2012年01月31日野菜作り
2011年(度)版 野菜作ってます31 ―ホウレンソウ―

殆どの野菜がなくなり、土壌がむき出しで色あせた真冬の畑に
唯一、強烈な緑色で存在をアピールしているのはホウレンソウです。

20110131.JPG

先日の雪でも平気、
早朝はバリバリに凍っているように見えますが、
完全には凍結していないのでしょうね、枯れません。
植物体内に糖を蓄積して凍結から身を守っているのですね。
ハウスで育てるものより肉厚になり、びっくりするほど甘いです。
同じ種子、同じ畑で育てても、
11月に収穫したものとこの時期に収穫したものでは別物です(放っておくだけで良い)。

とても体に良い気がします。
事実、良いはずです。
これをたっぷり入れれば、たとえインスタントラーメンでも体に良い気がする位です。

この写真分を全部収穫すると、スーパーで売っている15束分はあります。
写真に写っていない場所もあるので、合計20~25束分位ですかね。
市場価格、4~5千円分位あるでしょうか。
食べ切れません。
でも、寒い中、かなりの苦痛を味わいながらの作業を思い出すと、
何が何でも自分で食べてあげようと思います。

「栄養たっぷりホウレンソウよ、俺の血となれ、肉となれ~!」

あっ、大事なこと忘れた。
「栄養たっぷりホウレンソウよ、俺の血となれ、肉となれ、そして立派なウンコになってくれ~」
もちろんウンコは緑色。

2012年01月11日野菜作り
2011年(度)版 野菜作ってます30 ―聖護院大根―

2012年版としなければならないのか迷いましたが、
これは2011年に栽培したものの経過ですから2011年(度)版にさせて頂きました。

遂に、聖護院大根の登場です。
これまで地中に埋まっている姿は紹介していましたが
(2011年版 野菜作ってます27)

地中部位の写真はこれが初めてです。
白菜とのツーショットをどうぞ!

2012011101.JPG

20 cm越え、4.5 kgの超ヘビー級です。
一般的な聖護院大根は1.5 kg~2 kgということなので、その大きさがわかって頂けると思います。

「2011年版 野菜作ってます28」
で紹介したように、
丹精込めて栽培しているので大きく育ってくれたのでしょう。
ちなみに、横の白菜もスーパーで売っているものより一回りは大きいものですよ。

京都市左京区聖護院地区が発祥の地ということで、この名が付きました。
最初は普通の大根だったものが代々植え継がれている内にこのような形になったそうです。
若干神秘的な表現ですが、農学的表現では品種改良が行われたということですね。
苦味や辛味がなく、甘みがあり、煮ると口の中でとろけるように柔らかくなるのに、
全く型崩れしない。
煮物に最適なんです。

2012011102.JPG

酢漬けも合います。
京漬物の代表の千枚漬けはこの大根で作るのが基本だそうです。

上の写真の聖護院大根と白菜に、人参とブロッコリーも加えて、
奈良への帰省時に新幹線で持って帰ったのですが、
10 kg越えのため、次の日は筋肉痛に陥りました。
宅急便が発達した世の中で苦労して手で持って帰るのは、私が採れたて主義(収穫から食べるまでの時間は短い方が旨く、そのように食したい)だからなのは言うまでもありません。
しかし、
12月29日から1月3日まで、仏壇の前に供えられていました(笑)。
あまりに大きいのでお客様に見せたかったようです。

2011年12月27日野菜作り
2011年版 野菜作ってます29 ―畑は極寒です―

畑一面に霜柱ができて、朝畑は氷点下で極寒です。
葉物は完全に凍っています。
この季節になると、野菜を放っておくと、夜に凍結、昼間に融解を繰り返し、
どんどん品質が落ちてきます。
寒さ対策をしなくてはなりません。

長ネギは50センチ位土を盛って完全に埋めてしまいます。
これで大丈夫です。

201112261.JPG

ちなみにこのネギ、凄く立派に育ちました。
横に100円玉を置きましたので、大体大きさがわかるでしょうが、
直径3 cm越えです。

201112262.JPG

白菜はこんな感じに外側の葉で内側を包み、内側が凍結しないように守ります。

201112263.JPG

この葉を1枚ずつめくると、外側から3-4枚目あたりに、
アブラムシが寒さから避難するために入り込んでいることが多いです。

春から秋は憎き存在ですが、
寒さで動きが鈍い状態を見ると、
生きていく厳しさを実感させられ、感慨深くなるので不思議です。
いや、ただの虫好きか?

2011年12月13日野菜作り
2011年版野菜作ってます28 ―ニューオーツ(えん麦)で土壌改良―

私のダイコンは結構立派で驚かれるのですが、ちょっとその秘密を書きましょう。


201112131.JPG

このダイコン、私の畑では一般的なサイズですが50 cm位あるのがわかると思います。

実は、ダイコンを育てる土壌は、数か月前から準備をしているのです。

ダイコンは、地上では葉がチョウやガに狙われていますが、
土壌中にもセンチュウという敵がいます。
これは難儀な存在で、この被害に会うと、表面がかじられ黄色っぽく傷付きます。
楽しみにして引っこ抜いて被害にあっていたら、かなり残念な気持ちに陥ります。
見栄えが悪く、たぶん味も悪くなっていると思われ、価値は著しく落ちます。
スーパーには並ばないレベル、良くても半値以下になるのではないでしょうか。

土壌中の害虫を殺すのは、葉や茎を狙う害虫より困難です。
視覚的に確認できないため、ピンポイントで退治することが不可能です。
従って、農薬で対応するなら土壌深くまで浸透させないといけませんので、相当量を土に撒くしかないでしょう。
そんな農薬が浸み込んだ土壌で育った野菜は食べたくないですよね。

しかし、ニューオーツ(えん麦)を生やすと、土壌に何か成分を出して、センチュウを退治できるのです。
(すいません、どんな成分なのかは調べていません。)
ですから、冬ダイコンを植える場所には、初夏から真夏にかけて、
春まきダイコンを植える場所には秋から冬にかけて、
ニューオーツを植えてセンチュウを退治しておきます。

201112132.JPG

こんな感じです。
発芽さえすれば、放っておいてもドンドン生育します。
夏場だと私の胸位の高さになりますので1 m位ですかね。

また、ダイコンは土壌が柔らかければよく育つと言われています。
地中に20-30 cmも伸びていくわけですから、よく考えれば当たり前です。
土壌の物理的改良にもニューオーツは役立ちます。

大根を植える1-2か月前にニューオーツを切り倒し、土にすき込みます。
写真(切り倒したニューオーツ)
植物体は細いので、土に馴染み易く有機肥料となり、フカフカ柔らかい土壌になるのです。
よく耕して種をまくと、ダイコンがしっかりと地中に伸び、立派に大きく育つのです。

種まき前から結構手をかけて育てているのですね。
でも、直径12 cm越え×長さ40 cm超えの立派なものが10本もできたら食べ切れないという悩みが出てきますが...。

2011年12月07日野菜作り
大きなカブ(野菜作ってますシリーズ番外編)

「大きなカブ」という民話は殆どの方がご存知ではないかと思います。
ロシアの民謡らしいのですが、幼児用の絵本もありますよね。

畑にできた大きなカブをおじいさんが抜こうとするが引っこ抜けない。
おばあさんにも手伝ってもらうがそれでも抜けない。
その後、孫娘、犬、猫にも手伝ってもらうがそれでも抜けない。
最後はネズミが手伝ってやっと抜けて、万歳、万歳。
というお話です。
「うんとこしょ、どっこいしょ、それでもカブは抜けません。」
というセリフが繰り返され脳裏に残る話です。
娘が0歳児で保育園に入った時、最初の出し物(劇、お遊戯など)がこれで、
4-5名の0歳児が、保護者に抱きかかえられて、作り物のカブを
「うんとこしょ、どっこいしょ」引っ張る姿は非常にかわいかったのを覚えています。

ところで、この絵本を見たことありますか?
持っておられる方は是非見て下さい。
カブはどんな状態で生育していますか?
カブの肥大した可食部の8割以上、土壌中に埋まっていませんか?
これ、間違いです!!!!!
本当のカブが生えている姿をどうぞ。
20111207.JPG

可食部の大部分は、地表より上で生育します。
簡単にいうと、1本のひげの様な細い5-10 cmの根以外は
全て地表に出ていても育ちます。

幼児用絵本で嘘の絵を書くのは如何なものでしょうか?
「へー、こんなの知らなかった」という方は、
もしかしたら幼児時代のこの絵本の影響で、思い込まされているのかもしれませんよ。

ちなみに、1本の10 cm弱の根があるだけなので、
カブは最も引っこ抜きやすい野菜の一つです。
私が育てている野菜の中では断トツの一位です。
保育園で劇をやった娘(昨年6歳時点)でも、親指と人差し指で簡単に抜きます。

教訓を学ぶ民話なので作り話で構いませんが、もう少し抜き難い野菜を選ぶべきですね。
教訓と同時に、農学、作物学、植物学的には嘘を教えていますので (`ヘ´~)

2011年12月02日野菜作り
2011年版 野菜作ってます 27 ―冬野菜もほぼ完成です―

ハクサイもほぼ完成です。

201112021.JPG


まだ、少し葉が少ない(球を両手で挟んでボールの空気圧を確認するように内側に押すと、葉の詰まり具合がわかります)のでもう少し生長するはずですが、既にスーパーで売っているレベルにはなっています。
もう食べ始めないと、植えた分が食べ切れませんので、既に2玉消費しました。
残り8玉。
更に強大化し、我々が飽きてくるので、これからが大変です。

大根も完成です。

201112022.JPG

前回も書きましたが、冬大根は葉が虫の被害を受けないので綺麗です。
是非食べてもらいたいのですが、欲しがる人は近くにはいない...。

聖護院大根もなんとなくわかるようになってきました。

201112023.JPG

丸い大根です。
上の通常の青首大根と明らかに違いますね。

台風等の影響を受けた長ネギも復活し元気です。
201112024.JPG

この状態は、しばらく仕事で畑作業ができず、久しぶりに行って土を被せる前の状態です。
地表から10 cmまでの黄緑色の部分は、何層にも葉が出てきていますが、
この辺りまで土に埋める必要があるのです。
そうすると、どんどん白い部分が伸びていくのです。
良いものを作るためには、写真の状態になる前にやっておかねばなりません。

野菜食べまくらないといけないのに、
私がプロデュースした、自分の体を使ったウンコ実験で、今週と来週は一切口にできません。
残念 (┘-└、)

2011年11月24日野菜作り
2011年版 野菜作ってます 26 ―カリフラワーもできました!―

遂にカリフラワーもできました!
20111125.JPG
実際に植物体にカリフラワーができている姿を見たことある方は少ないかと思います。
こんな感じでできます。
白い野菜なので、ホワイトアスパラやウドのように暗闇で育てていると誤解されていた方もいるのではないでしょうか?
私は、実際に育ててみるまで、そのように誤解していました。
普通に太陽光がガンガン当たる環境で栽培します。
当たり過ぎるとほんの少し緑にはなるようですが、まず大丈夫です。

これ、写真ではわかり難いですが30 cm級の大きさです。
幼稚園児の頭より大きいです。
2つできたのですが、2週間前に収穫した1つすら食べ切れないので、
2つ目のこれは丸ごとカリフラワー好きにプレゼントしました。
カリフラワー好きでも食べ切れないでしょうね。
市場では結構値段が高いのに驚かされます。

ところで、上の写真に、モンシロチョウの幼虫が写っているのに気が付きましたか?
上の方の葉の上、2匹います。
左側の幼虫はお食事中ですね。
食事が終わったところで、ズームイン。
20111125-2.JPG
この時期はもう植物体が大きくて、本質的な被害はないので、そのまま放っています。

余談ですが、食べた跡を見て下さい。
チョウ型になっています。
なかなか芸術センスの高い幼虫ですね!

2011年11月15日野菜作り
なかなか食卓までの道は厳しい...(野菜作ってますシリーズ番外編)

これ何かわかりますか?
20111115.JPG
オータムポエムという野菜です。
アブラナ科ですが、秋に盛んに花が咲きます。
茎の部分がグングン伸び、
その茎とつぼみを食べるのです。
写真にも茎を切った跡があるでしょう。

茹でると、アスパラに似た甘みがあり非常に美味しいのです。
人によってはアスパラより若干ある苦味がまた美味しいと言います。

さて、問題は世間に知れ渡っていないこと。
茎を食べる野菜であることを伝え忘れて他の野菜と混じっていると、
よくわからないまま捨てられます。
会社でも、説明しても、ミズナやコマツナに目が行くようで、
余りものになってしまいます。

自宅では、義母が料理をしてくれることが多いのですが、
説明を忘れていると、
わずかな葉だけ茹でられ、肝心の茎はゴミ箱行きです。

でも、葉だけでも食べられるのは幸せかも。
昨年は、小便をしていたら見覚えのある花が...。
そう、便所に飾られていたのです。
しかも収穫した時つぼみだったのに、きれいに咲いていました (┬_┬)

2011年11月10日野菜作り
2011年版 野菜作ってます 25 ―いよいよ冬野菜の出番です―

ついにハクサイも結球してきました。

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この球を両手で押すと、まだスカスカですが、あと数週間で、びっしり葉が層をなしてくるはずです。
押して詰まっている感覚が出てきたら、食べ頃です。

そして、ダイコンも大きくなってきました。

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こちらは、ボチボチ食べ始める時期です。
一部は小さい内から食べ始めないと、追いつかなくなりますね。
写真は普通の品種ですが、今年は聖護院大根という真ん丸になる品種も植えています。
まだその様子が上からは観察できないので、写真は載せません。
冬ダイコンの葉は、虫に食べられないのできれいです。
是非、葉も楽しみたいものです。

カリフラワーもかわいいのが見えてきました。

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あまり日が当たると色が付くそうで、真っ白いものを作りたいなら、
少し葉を折るなどして、陰にするとよいそうです。

だんだん朝の畑作業は寒くて辛くなってきました。
朝露も凄くて、ドロドロに服が濡れてしまいます。
朝から、とてもサラリーマンとは思えない泥ズボンで出勤をしています。

2011年10月26日野菜作り
2011年版 野菜作ってます 24 ―夏植えた キャベツ・ブロッコ 我が口へ―

先週から秋野菜の収穫は本番をむかえております。

盆明けに植えたキャベツはもう食べ頃です。
蒸して塩とゴマ油が最高ですね!
もちろん生でもかなり旨いです。
先日、わざわざ朝収穫したものを職場のバーベキューに差し入れしたのですが、焼きそばの具にされて残念でした (´へ`;) (ちゃんと伝えておけばよかった)
201110261.JPG

同じく盆明けに植えたブロッコリーもできました!
これはメインのつぼみを収穫しても、幾つも横からつぼみができるので1月まで収穫できます。
5株あるので食べるのが追いつきません。

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立派な野菜が収穫できるのはうれしいのですが、
2か月間手塩にかけて育ててきて、あの厳しい残暑と台風とモンシロチョウ攻撃を一緒に乗り越えたと思うと、
実は食べるのが可哀そうになってくるのです...。

葉物野菜も最初に植えたものが食べ頃です。

201110263.JPG


この写真は左から山東菜、小松菜、カブ、ラディッシュですね。
ミズナ、チンゲン菜、シュンギク、ホウレンソウも食べ頃です。

2011年10月14日野菜作り
2011年版 野菜作ってます23 ―秋本番 落花生旨し 茄子おしまい―

副題を五七五の俳句風にしてみました。
全部季語みたいですが...。

今日は写真を載せませんが、葉物野菜はグングン育っています。
来週にも最初のキャベツと、小松菜やラディッシュも収穫が始まりそうです。

夏場に紹介した落花生(https://lkm512.com/blog/images/2011/08/09/)を収穫しました!
20111014-1.JPG
わかり難いですが、これが1株(1個の種由来)で、100個程度はついているんですよ。
これは茹で専門の「郷の香(さとのか)」という品種ですので(品種に関しては少し自信がありません。たぶんこれです)、その日の内に茹で落花生として頂きました。
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かなりビールが進みますね。
非常に味が濃厚で旨かったです。
しかし、これも2株目までで、これが4株あったので最後の方は苦痛でした(もちろん別の日に収穫しましたが、それでも苦痛)。
しばらく落花生を受け付けられない心境です。
職場にプレゼントしたかったのですが、外出が多くて、天候ともタイミングが合わず...。

お世話になったナスも終わり。
20111014-3.JPG
夏のアブラムシの襲来、2度の台風を乗り越えて、軽く200本は収穫できたでしょうか。
5本1袋で200円とすると、40袋で8000円分ですかね。
疲れ果てた姿に感謝 m(μ_μ)m

畑作業って容赦ないもので、ナスへの感謝の気持ちなど一瞬で整理しなくてはなりません。
引っこ抜くと同時に肥料を入れて耕して、
その数週間後にはホウレンソウ用の土壌に仕上げ、種を播きます。

2011年10月07日野菜作り
2011年版 野菜作ってます22 ―秋冬野菜の生長②―

今週は忙しくて"朝畑"がなかなかできないのですが、放っておいても育っています。

まずは、昨日のブログのキアゲハの幼虫が棲んでいるニンジン。
間引きながら食べている状態です。
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ニンジン臭くて良い出来です。
でも、もう少し寒くなって甘みが出てくるのを待ちたい気分ですね。

ブロッコリーもつぼみができ始めました。
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キャベツも結球し始めました。
ここで虫が付くと、キャベツの中は芋虫の寝床と食糧庫となってしまうので注意が必要です。
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そして葉物野菜も育っています。

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左から、シュンギク、ミズナ、チンゲンサイ、ホウレンソウ。更に時期をずらしたシュンギク、ミズナ...、と続きます。

ウンコが緑色になる季節が近づいてきています。

2011年09月20日野菜作り
2011年版 野菜作ってます21 ―秋冬野菜の生長―

ブロッコリーとキャベツは、もうこんなに大きくなりました!

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左がブロッコリー、右がキャベツですね。

たまには、種まきまでの地道な作業も書いてみましょう。
ハクサイ用です。
2週間程前に肥料を入れて耕しておいて、直前に再度よく耕し、このように土を固めます。

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ここにマルチ(穴の開いたビニールですね)を敷き、周囲に土を被せ、風が吹いても飛ばないようにしっかり埋めます。
ハクサイは、巨大化しますので穴の間隔は40-50 cmの広いものを使います。

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マルチは保水性の意味もありますが、周囲の雑草の抑制、雨など土のはねかえりによる病原菌の付着を防ぐなどの役割があるのです。
ちなみにマルチは透明、黒、シルバーなど、季節や野菜によって目的が異なりますので、使い分けなければならない非常に奥が深いものです。

丁寧に1つの穴に3-4粒の種をまいて、寒冷紗(網状の虫や鳥よけ)をかけて水をやります。
1週間もするとこの通り、発芽します。

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あとは害虫に気を付けるだけですが、それが一番大変。

2011年09月12日野菜作り
2011年版 野菜作ってます20 ―なかなかのでき編―

ネギ、ニンジン、キャベツ、ブロッコリー、ハクサイ、ダイコン、カリフラワー、オータムポエムなど、ガンガン秋冬野菜を植えていることはお知らせしておりますが、
今が真っ盛りのものもあります。

これ、タカノツメ。
201109121.JPG
凄いです。
7月の「野菜作ってます15」では青々していた実も、夏の終わりの頃から真っ赤に変色。
これに写っているだけでも200本近くはあるのではないでしょうか?
更に写っていない枝にもたくさんあり、合計何本なのかよくわかりません
40-50本ずつ収穫して乾燥させているのですが、昨日の収穫分で既に4回目です。
もし頑張って食べたら、肛門激痛、必至ですね。
乾燥が意外と難しく、
途中で真っ黒に腐ったような状態になる場合があります。
乾燥中に雨に濡れたものは、ほぼ全滅でした。

201109122.JPG
ナスも、只今、とれまくり状態です。
現在、株1本に20個以上の実がなり、しかも2株あります。
まだ、どんどん花が咲いているので、どんどん新しい実ができてきます。
昨日は味噌&マヨネーズで野菜スティックのように生で食べましたが、旨かったです。
実は、お盆の頃、アブラムシが大量発生し、瀕死の状態になったのです。
殆どの枝を切り落とし、数本の小さい若い芽に賭けたのですが、これが大正解だったようです。

201109123.JPG
ショウガは不作で、これだけしか収穫できませんでした。
何が原因かわからないのですが、お盆の頃多くが枯れ始め、壊滅に近い状態になりました。
病気か、地中にモグラみたいなのがいたか、どちらかでしょう。
地上部位に害虫はいませんでした。

「しょうがない」
お粗末様でしたー ( ̄ー ̄;)ゞ

2011年09月07日野菜作り
2011年版 野菜作ってます19 ―台風の被害―

今回の台風で、私の出身県である奈良県をはじめ、和歌山県、三重県に甚大な被害が出たことに心を痛めております。
被害にあわれた方には、心からお悔やみ申し上げます。

台風の中心から非常に離れたここ、東京都西多摩郡日の出町でも大雨が降り、
工場・研究所のすぐ隣の圏央道の日の出インター付近で土砂崩れが起き、
今、懸命に復旧工事をやっている状態です。

畑も被害を受けました。

201109071.JPG
ナスはぶつかるとこのように茶色く変色します。
台風襲撃時、20個位できていたのですが、その殆どが激しい風で実同士あるいは茎などにぶつかり、茶色く傷がついてしまいました。

201109072.JPG
「モロヘイヤは根元から倒れました。」

わかり難いでしょうが、先週の状態(野菜作ってます18の3枚目の写真)と比べてみて下さい。
先週は隣の落花生に覆い被さっていたのですが、今週はスペースができています。
結構、太い茎が折れておりますが、植物自体の復活力に期待しています。

2011090733.JPG
ネギも殆どの葉が折れ、成長点も根本から折れてしまいました (p>_ ネギも強い植物。復活力に期待するしかありません。

2011090744.JPG
そのような状態でも、寒冷紗をしていたものは無事でした。
非常に調子よく育っているニンジンは間引最中です。
もう小さなニンジンができています。
驚きですが、葉をかき揚げにすると非常にうまかったです 8(≧▽≦)8
ニンジンの葉が市場に出回ることは殆どないので、
これぞ、畑を自分でやってなくては味わえない味 └(^へ^)┘

2011年08月31日野菜作り
2011年版 野菜作ってます18 ―秋冬野菜の進捗―

今日、8月31日は"やさい"の日。

3週間ぶりに野菜ブログです。

昨年、あまりの残暑で芽が出ず苦戦したニンジン。
今年は時々降る雨にも助けられ、絶好調です。
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そして、ブロッコリーとキャベツも苗を植えました。
今は寒冷紗をかけて成長初期の被害を最小限に抑えようとしています。

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手前がブロッコリー、向うがキャベツですね。
ブロッコリーは、このあと11月頃には頂点のつぼみが収穫できて、そのあとは、小振りのつぼみが1月まで採れますので素晴らしい作物です。

この後、白菜、ダイコンと種を蒔き、
小松菜、水菜、ラディッシュのような葉物野菜もどんどん種を蒔いていく予定です。
土壌は既に耕して、肥料を馴染ませて準備中です。
他にも何かあったような気がしますが、秋冬野菜の本番です。

忘れていましたが、出遅れたモロヘイヤもやっと私の腰より大きくなり、ドンドン摘めるようになりました。

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ただ、去年より株自体の成長が不十分で、週に2回位の収穫ですかね。
贅沢にモロヘイヤの新芽だけ摘んで食べています。

2011年08月09日野菜作り
2011年版 野菜作ってます17 ―なぜ、落花生というのか?―

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あれだけ勢いのあったキュウリは、もう可哀そうな姿になっています。
このブログでは、枯れている姿も紹介したいので載せます。
7月前半の最盛期と比べて下さい。
今週で終わらす予定です。

黄色いミニトマトは好調です。
私の感想は、「黄色い物珍しさだけで見栄えはするが、大して美味しくない」。
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さて、今日の主役は落花生。これ(↓)はその花です。
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見慣れないでしょうが、明らかに形はマメ科の花ですよね。

そして、受粉した後、豆ができるのかと思いきや、この部分が伸び出すのです。
ツルのように伸びるのですが、全てが下に向かって伸びます。
そして、地面に刺さり、さらに潜っていくのです。
言葉で説明しても難しいのでこの写真を見て下さい(↓)。

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赤茶色のツルのようなものが下に伸びていくのがわかると思います。
専門的には子房柄(しぼうへい)というそうです。
これが、地中3-5センチの場所に到達すると、その場所でマメが育つのです。
そうです。ご存知の方も多いでしょうが、実は落花生は土の中でマメができるのです。

花が落ちたところにマメが生まれる。
まさに"落花生"ですね!

それにしても凄い技ですね。
エダマメやインゲンが高頻度にカメムシ等の昆虫の攻撃を受けるのに、その心配が一切無いように進化しているのですから。
もちろん土壌生物の攻撃を受ける可能性はありますが、地上よりは格段に安全でしょう。

2011年07月26日野菜作り
2011年野菜作ってます16 ―もう始まっています、冬の準備―

軽く200本以上は獲れたのではないかと思われるインゲンやキュウリも元気がなくなってきました。
葉が枯れていく姿を見ていると、食べられるだけ食べた私は申し訳なく感じ、心の奥底で辛いものを感じます。
お疲れさまでした。

さて、葉物野菜、トウモロコシ、ダイコン、エダマメ、インゲンにジャガイモもありましたかね。
全て終わり、この通り、畑全体が緑から茶色に変わりました。
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実は、夏真っ盛りですが、すでに冬野菜の準備が始まっているのです。

これ(↓)、7月初旬に植えたネギです。
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4-5ヶ月かけて育てていくのですね。
徐々にこの穴を埋めていき、最後は土を盛り上げて白い部分を作っていきます。

まだ芽は出ていませんが、ニンジンも播種済みです。
ニンジンは乾燥させて昨年大打撃を受けたので、毎日、頑張って水やりに行っています。

冬野菜の植え付けは、夏の太陽が照りつける中、作業しなくてはなりません。
暑くて暑くて地獄です。
そして、野菜も同様、照りつける太陽による暑さと乾燥から耐えなくてはなりません。

冬野菜は、厳しい冬の寒さに耐えるイメージがあり、
食する時は凍結から自身を守るために産生した糖などの甘みに感動するものですが、
実は、夏あるいは残暑厳しい初秋の暑さも苗の時期に耐えていることを知って頂ければ、今日は満足です。

2011年07月20日野菜作り
2011年版 野菜作ってます15 ―エダマメなど―

エダマメ立派にできました。
201107201.JPG


収穫してすぐに茹でると、これも非常に甘みが残っていて美味しいですね。
これも自分でやってみないとわからないです。口でも文章でも説明できません。
201107202.JPG


たまに勘違いしている方がいますが、エダマメは若いダイズです。
ということで、個人的には高ポリアミン食と意識しながら、そして炎天下での労働の対価として、ビールと一緒に大量に食べました(居酒屋だと枝豆だけで2000円分位×2回)。

さて、6月初めにおそらく鳥にやられたモロヘイヤ。
悔しいのでホームセンターにて98円で苗を購入し、再び挑戦していました。
いよいよ食べられる状態になってきました。
201107203.JPG


もう大丈夫なので、脇からドンドン枝が伸びてくるように、頂点の芽を摘みました。

さて、これ何だかわかりますか?
皆さんが知っているものとは色と質感が違いますが、形はそのままです。
201107204.JPG


正解はタカノツメ!
これ、緑で熟していなくても辛いのですが、これが辛過ぎず良い感じの辛さなのです。
炒め物に刻んで入れるなどすると美味しいのです。
先日は焼き肉の時に、刻んでタレに入れたらピリ辛になり美味しかったです。
冷奴にのせるのも良いかと思います。
次はラーメンに入れてみようと考えています。

しかし、今朝食べた(私は昨晩の夕飯を朝食べる習慣にしている)野菜の豚肉巻、本来はニンジン、ゴボウ、インゲンなどが豚バラ肉で巻かれて醤油ベースで甘辛く煮たものであるが、義母がインゲンと間違って私が収穫していた緑のタカノツメを入れたようで、激辛でした。

2011年07月11日野菜作り
2011年版 野菜作ってます14 ―トウモロコシ真っ盛り―

ほぼ毎日収穫していますが、とにかく採れます。
キュウリなんで1日5‐6本は軽く採れて食べ切れません。
トマトは病気にやられてベストな状況ではないですが、ボチボチでき始めました。
今年はキュウリやナスも嬉しい位、高いですね。
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写真の分だけで、東京近郊のスーパーでは1500円位するのではないでしょうか?

さて、私にとってメインの野菜であるトウモロコシが最盛期を迎えています。
トウモロコシは1植物体からいくつもの雌花が咲き実となりますが、美味しいものを作るためには、最初の一つを残して全て間引かねばなりません。
10日程前の写真ですが、このように下から若いトウモロコシが出てきます。
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この下側のヒゲが白く綺麗な方が若いトウモロコシです。
貧乏性精神では、残して複数個収穫したいところですが、容赦なくむしり取りとます。
あまり美味しくないものが3つできるより、美味しいもの1つの方が喜びは大きいです。
もちろん、むしり取ったものはベビーコーンとして美味しく食べられます。
私は皮ごと焼いた、蒸焼きベビーコーンが大好きです。

そして、下図のようにヒゲが茶色く枯れて、実の先端部が膨らみ始めると食べ頃です。
これを見切るのは難しく、最初の1個は賭けみたいなものです。
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実際に皮を剥ぐと、こんな感じ。
201107114.JPG


「芸術作品のようにうつくしー」
畑でそのまま生でかじると果物のようです。
皆信じないので、研究所の人には無理やり食べさせました。

昨年も書きましたが、スーパーで買ったものが、何故それほど甘くないのか?
流通している間に、蓄積された糖分をトウモロコシ自体が使ってしまうからです。

色々な方に「お金払うから送って」などと頼まれることが多いのですが、
これだけは、私と物理的に距離が近くないと無理なことです。

2011年07月01日野菜作り
2011年版 野菜作ってます13 ―11日間のブランクは凄かった―

アメリカ出張の話をもう少し続けたかったのですが、今日は野菜の状況を報告します。
とにかく野菜の生長が凄くて、来週になるとまた状況が変わるので、このタイミングで報告せざるを得ない状況です。

キュウリはこんなに大きくなりました。先端部は既に私の背丈を超えています。

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何度もブログに書いていますが、1日に4-5cmは軽く生長するので、一昨日10cm以上のものは小さくても全て収穫したのですが、1日空けて今朝行くと、こんなに採れるのです。食べ切れない。
写真は載せませんが、只今インゲンも1日で30-40本は収穫できます。

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トウモロコシは雄花も雌花も咲き、もう実ができてきました。
既に私の伸長を超え、2m近くになっています。
立派なトウモロコシを作るため、"1本の植物体に1本収穫"作戦ですが、後からできる実はヤングコーンとして容赦なく摘み取り食べます。

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エダマメも実を付け始めました。
これからカメムシとの戦いが始まります。

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最後は4月に植えてやっと芽が出てきたこれです。
何だかわかりますか?
ショウガです。
初めてなのでどうなるのかわかりませんが、見守っていきたいです。

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ほぼ毎朝、30分間程度作業してますが、朝一番で汗だくになるのが難点です。

2011年06月16日野菜作り
2011年版 野菜作ってます12 ―キュウリの季節に突入―

キュウリは既に私の肩位の位置にまで育っています。
たくさん花が咲き、小さなキュウリができています。

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とはいえ、こいつら、晴れた日には1日で3-4 cmは生長するので、3日間、畑に行かないと食べ頃を逃した巨大キュウリになってしまいます。
食べ頃キュウリをゲットするのはなかなか大変なのです。

育てたことがある方はわかるでしょうが、キュウリは病気と害虫が凄いですね。
下の方の葉は、うどんこ病などになりやすく、汚く枯れていきます。
そして、凄い数のウリハムシ。

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こいつは葉を食べているようなのですが、日に日に増えてくるのですね。
追っ払っても飛ぶのが得意ですぐに戻ってきます。
昨年は、キュウリの末期には、1本の植物体に数十匹を超える数になりました。
1匹だけだど綺麗でかわいいのですが、集団になると害虫そのもののオーラが出てきます。

間もなく収穫量が消費量を上回るキュウリ地獄に突入することでしょう。
私としては、うどんこ病やウリハムシと付き合いながら、只々、大きくし過ぎてキュウリのエネルギーを無駄に消費しないように収穫するのみです。

2011年06月13日野菜作り
何の花?

これ、何の花でしょう?

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綺麗ですねー。身近な植物ですが、観賞用の花ではないですよ。
もう少し遠くからの一枚をどうぞ。

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このブログの読者なら。わかったのではないでしょうか?
正解はジャガイモです。
芋の生育の邪魔をすると考え摘み取る方もいるようですが、殆ど影響はないようです。
ちなみにこの花、稀に結実することもあるようです。
小さなナスのような実ができるそうです。
何を隠そう、ジャガイモはナス科ですから。

ちょっと豆知識。
畑でジャガイモ関連の作業は最後にします。
実はジャガイモはウィルス感染など病気に罹り易く、先にその付近で草むしりや間引きなどの作業をすると、病原体が服などに付着し、トマト、ナスやキュウリなどに感染するリスクが高くなるからです。

地上では花が咲いていますが、地中では芋が生長中。
間もなく、地上部の元気が無くなって来るでしょう。これは養分が芋に移行している証拠。
2週間後、収穫予定です。

2011年06月07日野菜作り
2011年版 野菜作ってます11 ―ガンガン育つ夏野菜―

グングン育つ"にしようかと思いましたが、そんなペースではないので"ガンガン"と表現させてもらいます。
1ヶ月前の様子(野菜作ってます8を見てからこのブログを読んで頂けるとその生長スピードを感じることができると思います。
前のブログの順番で行きましょう。

トウモロコシ。もう先に植えた群は私の腰の高さは超えており、雄花が顔を出し始めました。大事なのはこれからで、雌花が出始めた時の害虫と教えてもらいましたので気を抜かず育てていきます。
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次はキュウリ。既に花が咲き、小さいキュウリができ始めているのですが、今は生長に全エネルギーを集中させるため、心を鬼にしてチビキュウリ達を摘み取っています。

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トマトは凄いです。脇芽(主の茎と葉の間から出てくる芽。放っておくとドンドン生長し、実に栄養が行かなくなる)取りに必死です。もう所々で花が咲き結実しているのがわかると思います。

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ナスはじっくり生長中です。とはいっても1カ月前の2-3倍になり、実も3個ほどできています。基本的に太い枝3本を中心に育てるのですが、この株はまだ2本です。今3本目にふさわしい脇芽を育てています(左の枝の脇芽が候補)。

201106074.JPG"

先月は地味と表現したツルナシインゲンですが、こんなに大きくなりました。つい2週間前までアブラムシとの死闘でしたがなんとか勝ちました。ここまでくれば一安心。もう花が咲きそうなのがわかりますか?

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最後はエダマメ。スーパーで売っているような形態になってきましたね。まだまだこれから大きくなります。今年は数を減らして大切に育てております。

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今日は2回に分けた方が良いくらいのボリュームでした。

2011年06月06日野菜作り
2011年版 野菜作ってます10 ―ただ今収穫真っ盛り―

4月初めにこんな苗だったキャベツ(野菜作ってます5)はもう収穫の時期を迎えております。
直径25-30センチ級の予想以上に立派なものができまして、食べ切れません。
昨年と異なり寒冷紗を被せましたので、宿敵モンシロチョウの被害もなく、
完全無農薬での収穫です。

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キャベツ、レタスは収穫次第、畑も更地に戻して休ませます。

もう一つ、ダイコン達も収穫真っ盛りです。
昨年の秋から土作りをしていたものですから、とても綺麗で立派です。


201106062.JPG

食べ切れないのでプレゼントするのですが、残念なことが一つ。
自慢のダイコンの葉が邪魔者扱いされるのです。
普通、スーパーでは売っていない葉は、自分で育てなくては入手できない貴重品です。
そのため、これも虫よけの寒冷紗をして大切に育てているのに、殆どの人にとっては葉は邪魔者。
ツイッター上でそのことをコメントすると、「勿体ない!欲しい!」の大合唱になるのですがね...。

何故、スーパーではダイコンの葉は切られているのか?
自分で収穫してわかったのですが、収穫するとすぐに萎れ始めるため、流通できないのだと思われます。
抜いてそのまま放置すると、暑ければ10分位、涼しくても2―3時間位で萎れ始めます。
萎れたダイコンの葉が付いていると、古いダイコンと勘違いされてしまいますものね。

2011年06月02日野菜作り
巨大ラディッシュ

畑でとれるラディッシュが巨大なんです。

しかし、本物を見たことがない人は、私が
「これ位のサイズ!」と直径5 cm位の円を作ると、
「大袈裟すぎる。そんな大きいものは見たことない。あり得ない。」
とバカにします。
ですから、今日は証拠写真をお見せします。

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ジャ―ン! どうですか?
5 cmはあるでしょう?右側は普通に見かけるサイズです。

たまたま大きいのができたのではないですよ。
ゴロゴロできます。
201106022.JPG


畑に一列に植えたものをまとめて収穫したものですが、10円玉と比べて下さい。
これだけあると、収穫後に色々野菜を並べて写真を撮ると、他の野菜が見劣りするくらい目立ちます。
正直言って、これだけ巨大なのが何十個とできると食べ切れません。

このところの雨で、不本意ですが5日間程畑に行かなかったら...
こんなことになってしまいました。
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カロリーメイトの箱は10.5×10 cmなので、バカでかいことがわかってもらえるでしょう。
ここまでくれば、もう赤カブですね。

大味なこともなく非常にみずみずしく美味しいです。
会社でプレゼントすると、最も取り合いになるものの一つです。

ちなみにラディッシュの日本語名はもちろん二十日大根です。
たまに別物と思っている方がいるので・・・。

2011年05月19日野菜作り
2011年版 野菜作ってます9

一昨日、昨日と大相撲に夢中になっていたら、野菜達はどんどん生長してますね。

はい、レタス! 手前のサニーレタスは既に食べ始めています。
201105191.JPG
高さ、直径共に30 cmを超える大物で、もう食べ切れない事必至。
向う側の結球するレタスも小さい玉ができ始めています。

そして、ダイコンも間もなく収穫です。
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いままで紹介を忘れていましたが、昨年からこのダイコン用に土作りをやってましたので、良いものがとれると信じています。

最後はまだかわいいモロヘイヤ。
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油断していると真夏には私の背丈を超える程になるのですが、まだ親指程度の大きさです。

仕事も忙しいのに、畑も忙しい。
でも、私の仕事は、室内に籠ってするタイプの研究なので、
朝や休日に開放的にお日さまの下で作業するのは、かなり晴れやかな気分になれるので良いのです。

と言っていられるのも今の内。
既に朝でも太陽のパワーがかなり強烈になっています。
暑くて苦痛になるのですね。

2011年05月13日野菜作り
2011年版 野菜作っています8 ―夏野菜いよいよスタート―

野菜ネタは週に1回位に抑えたいのですが、
育っている様子をお伝えするには、最初の芽や苗の状態だけは紹介しておく必要があります。
ということで、5月前半は夏野菜の準備真っ盛りですので今日も紹介させて頂きます。

トウモロコシ。こいつが自分で栽培して最も価値がある(流通しているものと格段に味が違う)もので、大事に育てています。
向う側は手前のものの2週間後に種をまいたものです。時間差作戦。
既に3本の芽から最も元気な1本に間引いた後です。
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次は定番のキュウリとトマト。手前の2本がキュウリ、向うがトマトですね。今年のトマトは4品種植えております。
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同じく定番のナスとピーマン。ナスは上手くやれば1株から100個位は収穫できるので楽しみです。
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お次は地味にインゲン(ツル無し)。発芽してこの状態の時は、アブラムシが猛攻撃してきます。綺麗に見えますが葉の裏はアブラムシだらけ。ここで退治しないと枯れてしまいます。
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最後はエダマメ。こいつも自分で栽培すれば味が異なるものです。大事に寒冷紗の中で育ててます。
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こいつらが、どのように育ち、そして排泄されるかを報告していきますので、暖かく見守って下さい。

2011年04月28日野菜作り
2011年版 野菜作ってます6―もうこんなに大きくなりました(小松菜・水菜・ルッコラ)―

昨日の続きです。
10日間程前の様子と比べてもらうと生長の様子がわかると思います。

小松菜はこんな感じです。
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もう間引きながら食べています。

水菜はこんな感じ。
20100428m.JPG
こっちもガンガン間引きで食べています。
時間差栽培がうまくできているでしょう!

前回紹介しませんでしたが、ルッコラも栽培しています。
20100428r.JPG
なんか変な名前で私はこれまで意識した事なかったですが、サラダ等に入れると良いようですね。
ウィキぺディアによると、ローマ帝国時代からほれ薬の効果があると信じられていたようですが・・・。
そもそも、誰が誰にほれるのか?
食べた人が栽培した人にほれるなら、お裾分けする場合は慎重に相手を選ばないといけないですね。

2011年04月27日野菜作り
2011年版 野菜作ってます5―もうこんなに大きくなりました(キャベツ・レタス)―

まずは、全体の雰囲気を3月の写真と比べて下さい。
20110427.JPG

だんだんと緑が増えているのがわかるでしょう。
向う側にはトマトやキュウリ用の支柱の設置も終わり、夏野菜に向かって急ピッチで準備中です。

キャベツ、レタスの寒冷紗も近づいてみると、こんな感じです。
201104272.JPG

4月前半と比べてみて下さい。
3週間程度で非常に生長したのがわかると思います。

せっかくなので中から見てみましょう。
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元気ですね。
ちなみに、向うがキャベツ、手前がレタスです。

2011年04月20日野菜作り
2011年版 野菜作っています ④―じゃがいもの芽が顔を出しました―

昨日紹介したアブラナ科の野菜たちよりも遥か2週間前、
すなわち3月中旬(明確に覚えております。地震の2日後)に植えたジャガイモの芽がやっと地中より顔を出しました!
20110420.JPG
地表より20㎝程度下に種イモを仕込むので、なかなか芽が地表に出て来ないのです。
そのため、植えたことを忘れてしまい、その場所を何度も踏み荒らしてしまいます。
先週、植えたと思われる場所の地表にひびが入っていたので、下から芽が伸びて来ているのかなと思っていたのですが、その通り、芽を出してきました。
土を持ち上げて、地表に出てきたのが写真からわかると思います。
さすが、アンデス地方原産。
たくましいです。

これからガンガン生長すると思います。
梅雨前には新ジャガが沢山とれることでしょう。

2011年04月19日野菜作り
2011年版 野菜作っています③―少し生長、ミズナ、ラディッシュ―


前回紹介しなかった野菜の登場です。

ミズナ
20110419.JPG

種をまいて3週間、葉の形からミズナと認識できるレベルになりました。
左側は1週間遅れで植えたものです。
暖かい日が続くと、1週間でこれ位生長するということですね。
発芽し、葉が2枚の時は、ミズナや小松菜などのアブラナ科の野菜は殆ど区別がつきませんが、3枚目の葉が出てくると識別できるようになります。

つづいて、ラディッシュ
201104192.JPG

これも種をまいて3週間です。
こちらは食べる赤い根の部分の印象が強いため、この状態ではイメージわかないでしょうね。

それにしても、ラディッシュは、小さい「イ」や「ユ」が入っており、ワープロで打ち難い野菜名である。

今日の写真は少し白くぼやけていますが、寒冷紗の上から撮ったためです。
寒冷紗をめくるのは、また土に埋めないといけないので面倒なんです。
悪しからず。

2011年04月06日野菜作り
2011年版 野菜作っています②―もう芽が出てきました―

まずは先週のブログ「2011年版 野菜作っています―最初はこんな状態です―」
を見て下さい。
その1週間後はこんな状態です。
20110406.JPG
だいぶ変わりましたね?
既に種をまいたり、苗を植えたりしています。
昨年、虫が手強かったので、今年は寒冷紗(カンレイシャという。虫よけのシート、白いやつ)を1つ増やして物理的に対抗です。

寒冷紗の中を少し紹介しましょう。
201104062.JPG
一番手前がキャベツ、左側の列が通常の玉を作るレタス、右側の列がサニーレタス。
まだ殆ど区別がつきませんね。
昨年より数を減らして品種を増やしています。
シルバー色のシートはマルチといいます。
雑草の生育を抑えるのと、水分の蒸発を防ぐのと、春先は保温の意味合いもありますね。
これを敷くのもテクニックが必要ですが、さすが2年目、昨年7-8回敷いたので、上手くなっているのに自分で驚きました。
201104063.JPG
別の寒冷紗内では小松菜も発芽しました!
写真には載せませんが、ミズナ、ラディッシュ、ルッコラも。
今年は、時間差攻撃で同時期に食べ切れないようにならないように調整しています。

これから、5月いっぱい、夏野菜をドンドン植えていく予定です。

再びウンコが緑色になる日が近づきつつあります。

2011年03月30日野菜作り
2011年版 野菜作っています―最初はコンナ状態ですー

昨年に続き、今年も農家の方の指導のもと、野菜を作ります。
3月半ばからスタートしています。

昨年、何度も畑の写真や野菜の写真を掲載しましたが、
何も植えていない畑はこんな状態です。
20110330.JPG

覚えておいて下さい。

今年は昨年より1品種あたりの量を減らし、品種を増やす予定です。
良い野菜が収穫できるよう頑張ります!

そうそう、この場を借りて、協同乳業の研究所の方に連絡です。
今年は、朝採り野菜を持って来た時、Twitterで先着何名とつぶやきますから、
欲しい方は毎朝チェックして下さい。
平等に皆で分けるのではなく、本当に欲しがっている方に食べてもらうのが、私にとって最も喜ばしいことなので。
また、この方が、最適な状態の野菜を持って来られるのです。
今までは、「あの研究室10人分を一度に収穫しないといけない」
と、朝から大変だったのです。
もう少し待てば良い野菜、量を確保するために育て過ぎた野菜、混合していました。
「1本だけやけど採れたてのトウモロコシがあるよ。どなたか欲しい人~」
と公平に提供できるシステムを作りたかったのです。

とはいえ、極力自分で食べるように努力します。

2011年03月28日LKM博士の勝手にベストセレクション
毛人参

今日は、中国のある研究者のお話・・・、ではありません。

昨年、ミニキャロットを畑で植えていたのです。
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ミニといっても10センチ位ある大物もありました。
甘くてそのままで食べるのが一番おいしかったのです。

家でプランターでも植えていました。
201103252.JPG

畑ほどとはいきませんでしたが、それなりのニンジンが獲れました。

畑でも多量にとれるし、冬はそのまま地中に埋めておいても腐敗せずに大丈夫なので放っておきました。
霜で葉の部分は完全に枯れていました。
存在感がなくなっていました。
・・・・・
春になりました。
ふと気が付くと、元気な葉っぱが出てきました。
「あっ、忘れてた。」

引っこ抜くと・・・
「なんじゃ、こりゃー (◎。◎)!」
見たことのない"毛人参"になっていました。
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これから栄養を吸って花を咲かせ種を作るのですかね?
それともプランターが乾いていたので根が発達?

我々は野菜という食料を食べているのではなく、植物体を食べている事を再認識しました。

2011年03月10日野菜作り
スーパーのホウレンソウがテープで縛られている理由

今から書くことは推測です。
農家の方に教えてもらったことではありませんので、気を付けて下さい。
でも自信があります。

スーパーで販売されているホウレンソウは、必ずと言って良いくらい、根元がテープで縛られていますよね。

理由はわかりますか?
20110310.JPG
この写真のように、ホウレンソウは、主根(長く深く伸びた太い根)と側根(その周囲にあり横に伸びる細い根)からなる根をしており、15-20㎝も地中に根を張りしっかりと根付いています(左側のものは、引っこ抜く時に千切れたので、右側を見て下さい)。
そのため、同様に横で栽培している小松菜と比べると、比較にならない位、引っこ抜くのに力が必要です。
私の感覚では3-4倍でしょうか?
腕だけでは簡単に抜けないことも多く、脚力も使い、屈んで体全体で引っこ抜くと、抜けると同時に後ろにひっくり返ることも時々あります。
そして問題は、強く引っ張るために茎や葉を束ねて強く握るのですが、根が抜ける前に簡単に茎の根元から千切れるのです。
しかも、写真を見ればわかるでしょうが、茎と葉は太陽を少しでも浴びようとしているのか、横に広がって生育します。
つまり、ホウレンソウ自体の自然な形態では、横に葉が広がり、流通させるのが難しいのです。

以上のことから、
① 収穫中に千切れかけた葉を固定する。
② 広がる葉を固定し、流通に対応する。
の2つが理由だと思います。

購入した時、テープを外して良く観察して下さい。
千切れそうな葉があると思いますし、放っておくと、横に広がっていくと思います。

気が付くと熱くホウレンソウを語っていた自分に驚きます。
私の愛するウンコさん、嫉妬しないで下さいね"f(^□^;)

2011年03月09日野菜作り
ホウレンソウ

真面目な企業人は、ホウレンソウというタイトルで、
「報告、連絡、相談」
を思い付くのでしょうか?
何かある毎に、「ホウレンソウの徹底を!」と言われますが、
やっぱり「報告、連絡、相談の徹底を」と表現する方が良いと思います。

もちろん私のホウレンソウは野菜のホウレンソウです。

1年間20種類以上の野菜を育てて、収穫し、食べてきました。
そのとりをつとめた野菜はホウレンソウでした。
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70㎝×2m位のスペースに、100株位植えて大豊作だったため、
「またしても食べ切れず他人にプレゼントか~。」
と思っておりましたが、なんとか大部分は自分で消費できました。
ホウレンソウは冬の間は生育が止まりますが、枯れないので、畑に放っておけますし、
収穫後、湯がいて冷蔵でも暫くもちますし、多少質は落ちますが凍結保存もできます。
頑張って食べきることができました。

毎日、強烈に霜が降りていましたので、甘いのは想像できるでしょうが、
葉が軟らかかったのが印象に残っています。

色々としんどいこともありますが、野菜を育てて採れたてを食べる喜びは格別です。
次年度も続けようと思い、先日契約を更新しました。

次年度と書きましたが、実は今週末からスタートです。