協同乳業研究所 農学博士 松本光晴のブログ

ビフィズス菌LKM512研究スタッフ松本光晴博士が
お腹のためになる情報をお届けします。

2009年12月28日LKM博士
痔とウンコ

社長からの問いかけなので答えないといけませんね。
おそらく、痔の実験動物はいないと思います。

少し調べてみましたが、痔のペットなど聞いたことが無いように、
痔は、二足歩行をするヒトに特有の病気のようです。
肛門付近の血流が極端に悪くなる事などが原因のようですが、
私の専門外のため良くわかりません。

社長がどの種類の痔に悩まされておられたのかわかりませんが、
切れ痔の殆どは、固い(水分含量が少ない)ウンコが排泄される時に肛門がダメージを受けることで発症するようです。
大腸ではどんどん水分が吸収されますので、
便の滞留時間を短くすることは有効な痔予防策です。

LKM512入りヨーグルトを食べ始めて治ったのも、
便通が良くなり、いつも軟らかい良いウンコが排泄できている証拠ではないでしょうか。

実は、私は年間排便回数512回の目標を達成するため、回数を調整しようと先日排便を我慢をしたら、次の日のウンコが固くなり、切れてしまいました。
"人生初切れ痔"です (≧_≦)
軟らかいウンコをすることは、痔予防に重要なことが体験できました。

ところで、痔の薬メーカーはどのように研究しているのでしょうね?
動物実験はやらずに、いきなりヒトで実験するのでしょうか。
まずは社員でするのでしょうか?
痔のボランティアを有償で募集しているのでしょうか。
今度、皮膚科の友人に聞いてみようと思います。
とはいえ、3人に1人は"痔主さん"というデータもありますので、
ウンコを提供してくれる被験者より人数が集まりそうな気もします。

さて、このブログらしく、今年はこの痔の話で締めようと思います。
では、皆さん良いお年をお迎え下さい。
そうそう、年間排便回数は512回付近に納まりそうな回数で来ています。
実家に戻りリズムが狂う大晦日の排便回数などが鍵を握ってきそうです。

2009年12月25日社長のひとこと
(4) 次なる難関に向けて

今年は8月・10月に海外に出掛けました。
いずれも10日前後でした。

これがお尻には一番悪い。
時間が不規則、お酒を飲み通し、座りっぱなし・・・・
でも快調でした。

これからが最大の難関の年末・年始が控えています。

いずれの機会にか報告できればと思っています

終わり・・・

2009年12月24日社長のひとこと
(3) お尻は腸の一部?

LKM512が腸内環境を整え、免疫力を高める働きがあることは、
博士の研究で明らかにされつつあります。

考えてみればお尻も腸の延長、一部か・・・なるほど!

ならば、納得が行くな~などと素人考えをしているところです。

動物試験で証明してほしい訳です。・・・・でも、
痔のマウスなんて聞いたことないから。

そもそも実験は難しいんだろね、博士。

(4)へ続く・・・

2009年12月22日社長のひとこと
(2) LKM512のおかげ?

手術を受けた訳でも、何か治療をした事でもなく、
もちろん生活態度も改まっていません。

思い当たることと言えば約1ヶ月前の6月からLKM512入りのヨーグルトを
毎日欠かさず食べ始めた事位です。

本当に他に変わった事は何もしていないから
LKM512がお尻に効くなんて今でも信じられません。

(3)へ続く・・・

2009年12月21日社長のひとこと
(1)悩みが解消

社長の山崎です。ブログに書くかどうか迷いました。
いくつになっても恥ずかしい事に変わりはありません。

4~5年前から、お尻の調子が思わしくありませんでした。
とくに不摂生(お酒の飲み過ぎが主因)した後等は
おなじみの市販薬のお世話になっていました。

ひどくなる一方で、もう手術しかないかなと思ったことも度々でした。

それが今年7月にすっかり良くなったんですから本当に不思議です。

(2)につづく・・・

2009年12月18日LKM博士
あと2週間

12月に入ったと思ったら、すでに半月が過ぎており、
今年も残すところ2週間になりました。

急に寒さも増して、
事務作業をまとめて処理し、夜中までかかってしまった昨日は、
帰る時には、私の車のフロントガラスが今冬初めて凍りました。

1.論文執筆、
2.生研センターの成果報告書作成(例のお金を頂いてやっている研究です。8月6、7日ブログ参照)、
3.7月から始めていたLKM512投与試験(これはウンコ回収に行った病院で相撲中継を見ていたと報告した研究です。7月16日ブログ参照)の終了に伴う、多量のウンコと血液試料の処理
が重なる来週は修羅場を迎えることでしょう。
しかも、職場の大掃除まであります。
大掃除だけは、なんでこんな忙しい時期にするのか、いつも疑問です。
年末に忙しくないサラリーマンはいないでしょう?
あー、年賀状も書かなあかん ~\(*o*)/~

「ブログを書くのもしんどいな~」
と思っていたら、強力な助っ人登場です。

そう、久しぶりに社長がコメントを下さったのです。
しかも、社長自身が「こんな事をブログに書くのは少し恥ずかしい」と感じられる内容だそうです。

では、明日以降、お楽しみに!

2009年12月15日LKM博士
祝! LKM512ホームページ開催1周年

本日、LKM512ホームページ開催1周年です。
おめでとうー (^-^)∠※PAN!
LKM512プロジェクトメンバーの大半も忘れているだろうから、自身で祝います。
12月15日、逆さから読むと、「512、1番」ということで、この日からスタートしました。
逆さから読むということは反対の意味で、
それは"512は1番あかん"という意味ではないかと思い悩むこともありましたが、
まあ、1年間順調に運営できて来たわけですから、良いでしょう。

私自身、「月に1回の更新で良い」と言われてスタートしたのに、
アクセス数を伸ばすためには更新が必須であることがわかってきて、
週に2~3回も更新する事態に陥るとは1年前には思いもしませんでした。
これだけ更新される企業のブログはないですよ! (たぶん・・・)
おかげさまで、今では、1日あたりのアクセス数は、スタート当初の数ヶ月間の4-5倍にまで伸ばすことができています。
企業ブログで経時的にアクセス数が上昇することは非常に珍しいそうです。
目標は"1日1,000アクセス"です。

1年前の立ち上げ時の事を思い出すと、色々変わってきたと感じます。
このブログは掲載される前に本社でチェックを受けるのですが、メイトーの社員もたいぶ私の世界に慣れてきたのか、NGワードがあまくなってきています。
そもそも"ウンコ"自体がNGワードだったはずです。
昨年の1発目の自己紹介ブログでは、
「横綱朝青龍を応援する」という文章はカットされました。今ではOKです。
当時、世間は彼をバッシングし、さらに怪我もあり休場を続けていたからです。
しかし、未だ解禁されていないNGワードもあります。
"ハゲ"です。確かに悪質な"ハゲ"はありますが、楽しい"ハゲ"もあるはずです。
そこで、敢えてこの単語の解禁を願って、私の2年目を迎える気持ちを述べます。

「2年目を迎えるにあたり、私はこの似顔絵の髪型が続けられるか心配です。なぜならハゲ遺伝子が発現しているからです (┘-└、)。 でも、ハゲた時は、この似顔絵をハゲキャラに突如更新し、皆様をびっくりさせようと楽しみにしています! 2年目もよろしく」

これで、解禁されたかな・・・ ( ̄ー+ ̄)

2009年12月11日LKM博士
ちょっとおもしろい実験⑥―言い忘れたこと―

1点、結構大変だったことを思い出しました。
ウンコ重量も測定していたのですが、
全員から全糞を回収して天秤で測定するのは精神的に重労働で、現実的ではありません。

ではどうするのか?

答えは、排便前の体重から、排便後の体重を引くのです。
つまり、排便前に65.00Kgで、排便後64.85Kgになっていたら、
150gのウンコが出たということです。
このために、50g単位で測定できる高級体重計も購入しました。

しかし、問題点があります。
おわかりでしょうか?
ウンコをする時のことをよーく思い出して下さい。

そう、排便中に、勝手にオシッコが出るのです。
尿意が無くても、勝手にチョロチョロ出ますよね。
これではデータが狂います。

ですから、
直前にオシッコをしてもらい、その後体重を測定しメモしてもらい、その後ウンコをし、また体重を測定し、引き算をするのです。

これは言葉では簡単ですが結構大変です。
普通は便意を催してからウンコをするため、
オシッコをしようとするとウンコが出そうになるのです。
肛門からウンコを排出する筋肉と、オシッコを出す筋肉は連動しているのは間違いないと思います。

私は、何度もチョロッと出しては止め、チョロッと出しては止めるという作業を繰り返し、時には「ちびったかっ!」と冷や汗をかきながら、ウンコ重量を測定していました。

「ちょっとおもしろい実験」シリーズは、この話でおしまい。

2009年12月09日LKM博士
夏の忘れ物

ここ東京都西多摩郡日の出町にある研究所の周囲の木陰では、
つい先週まで、
最後まで冬の訪れを拒み続けるカネタタキの「チッ、チッ、チッ」という鳴き声がしておりましたが、突然しなくなりました。
(一般的には、その名の通り、「チン、チン、チン」と鐘を叩くような鳴き声と言われるが、私には「チッ、チッ、チッ」と聞こえる。)

冬の訪れです。

デジカメに大量に保存してあった写真をコンピューターに落としたら、
こんな写真が出てきました。

haramaki.JPG

8月に大阪府枚方市で見付けたハラビロカマキリの幼虫です。
緑の個体が多いので、赤茶色タイプは結構珍しいです。
周囲の植物にうまくとけ込んでいますね。
何故か幼虫時代は、お尻を上げており、
成虫は、オオカマキリを普通のカマキリと思っている方が見たら、
非常にずんぐりむっくりしたカマキリです。
皆さんに紹介しようと思って忘れていました。

こんなにかわいらしいのに、生きた獲物をむしゃむしゃ食べるところが大好きです。

2009年12月04日LKM博士
ちょっとおもしろい実験⑤―開放―

最終日、全員分のウンコは揃い、色々な分析のための前処理をして保存し、
夜は被験者のメンバーと一緒に打ち上げを行いました。

いやー、食べたい物を食べられるって本当に幸せですね。
それなりに美味しいメニューだったとはいえ、
やはり自由に食べられないのは辛いことでした。

健康食のため、脂も控えめでしたので、
唐揚げをイメージして居酒屋に向いました。
でも、一番うれしかったのは醤油です。
とにかく薄味のメニューだったので、
自分の好みの量の醤油をかけて食べられるのは、非常にうれしいことです。

「醤油、おかわりーっ」
皆、久しぶりの醤油を味わい過ぎたのか、
居酒屋の醤油さしが空になってしまいました。

そして、1週間ぶりのお酒も旨い。

もちろん、話題の中心は公然とウンコ話。
"色"、"重さ"について、
そして、"ウンコ回収方法"についても盛り上がりました。

最後に、
この回収方法で、物凄い技を使う被験者がいたのです! 
皆さんにも紹介したいのですが、
内容が内容だけに、いくら文才に恵まれた私でも大変で、
下書きを何度も何度の書き直し苦戦している状況です。

2009年12月02日LKM博士
ちょっとおもしろい実験④―企業秘密です―

間に相撲の話を挟みましたが、「ちょっと面白い実験」の続きです。

ところで、結果はどうなったのか気になるところですよね。
皆、同じウンコになったのか?
今、詳細に調べている途中ですが、
見た感じでは、・・・・。

やっぱり言えません。
言いたいけど、言えません。
今のところ、企業秘密です。
私の知る限り、世界初の実験ですから、
科学的にも意義があるはずです。
研究結果として、然るべき時が来ればお伝えします。

一点だけ紹介すると、
最終日の糞便は、朝8時半から10時の間に全員分が揃いました。
これまで色々な組織(病院など)に協力してもらってウンコ実験をしましたが、
こんなにウンコの集まりが良かったのは奇跡です。
普通は、2-3日間設けた指定日に全員分の糞便が集まることも稀です。
つまり、腸のリズムは全員同じになっていたと考えて良いのではないでしょうか。

当然、その時間帯の便所は混んでいたようです。
便所の神様もびっくりしたことでしょう。
皆が続々とウンコをしに来て、
さらにプラスチックのチューブに詰めて出て行くのですから。

2009年12月01日LKM博士
2009大相撲九州場所感想

みなさん、ちゃんと見ていましたか?
私は平日はNHKの夜中のダイジェスト版で、ほぼ毎日見ていました。

九州場所はここ数年、空席が目立ちますね。
やっぱり不況の影響なのでしょうか?
でも、東京、大阪や名古屋はあんな状態でもないし、
九州は不況のダメージが大きいのか?
私にはよくわかりませんが、
客が入らないなら、もう少し値下げすれば良いのではないかと思います。

さて、土俵の中の話をしますと、
途中までは両横綱の一騎打ちでしたが、
朝青龍、先に星を落としてしまいましたね。
そうなると予想通り、
ズルズルと、13、14日目は気迫すら感じられない状態でした。

それにしても年間86勝4敗とは、白鵬は強過ぎます。
"受け"の強さといいますか、相手が有利な体勢になってもきっちりと防御し、気が付いたら自分が十分な体勢になっているんですよね。
さらに今場所は、凄い立ち合いをしていましたね。
何かと左上手が注目されますが、私は右の差し手から相手を起こし上げる力に凄みを感じます。
んー、ちょっと専門的すぎますね、やめましょう。

千代大海は予想以上に苦しかったですね。
来場所にかけるということなので、敢えてコメントしませんが、
先週のブログで何とか勝ち越すと予想した私には、
「はずれたね」と勝ち誇ったメールが幾つか届き、少しくやしい思いをしました。

さて、来場所は魁皇が千代の富士の記録を抜く日にでも観戦に行こうかなと企んでいます。
が、1月は仕事が色々と忙しく、
今から準備しておかないといけない雰囲気です。

2009年11月30日LKM博士
ちょっとおもしろい実験③―給食当番―

栄養バランスや摂取カロリーの事も考えて、
栄養士が運営する宅配食事業者の冷凍のおかずを購入し、実験に使うことにしました。
健康志向の人をターゲットにしているメニューのため、
若干味が薄いのですが、結構美味しかったです。

毎食、おかずを解凍し、盛り付け、
ご飯を炊いて、味噌汁を作りました。
ご飯もきっちり重さを量り、提供します。
温かいものを食べてもらいたいので、
予め温めておいて、被験者が食べに来たら仕上げの加熱をして、大忙しで盛り付けます。
朝は7時ごろに出勤し、朝食の準備です。
私と助手Kは、完全に給食当番でした。

皆、最初は味の薄さに不満があったようだったのですが、
徐々に慣れてきて、大きな不満も噴出せずに、
5日間脱落者なく達成できました。
最後の方は、皆、楽しそうだったので、
ちょっと意地悪で、
「今日のウンコの原料は、特製ソースのハンバーグでーす」
なんて言いながら、給食当番をやっていました。

被験者の皆様、本当にありがとうございました。 
特に、「食べたら吐く」と主張していた"シイタケ嫌い"のY君、
必死で小さく切って食べている姿は滑稽でしたが、感動しました。 
m(μ_μ)m

つづく

2009年11月27日LKM博士
ちょっとおもしろい実験②―ウンコ文化の広がり―

「食費は払ってあげるから、私の出す食事以外は食べないで」
と頼まれたらどうしますか?
もちろん間食や、休憩のお茶やコーヒー、ちょっとチョコレートをつまむのも禁止です。
迷うでしょうが、メニューと期間によりますね。
1週間ならやってあげようかなと思う方もいるでしょうが、
次に、
「悪いけど、その期間、ウンコもちょうだい」
と言われたら、普通の人は、確実に断ることでしょう。

しかし、協同乳業の研究所員は違うのです。
研究なら仕方ないということで、
殆どのメンバーが協力してくれるのです。
試作等に大影響があるのですが、上司も強力にバックアップしてくれます。
中には積極的な「出したがり」もいるのですが・・・。

たぶん、ウンコ研究をやり始めて10年以上経ち、
明るく楽しく時々真剣にウンコの話をし続けてきたことで、
ウンコ文化が広がっているのでしょう。
地道にウンコロジー(Unkology: ウンコ学※)の普及をやってきた甲斐がありました。

結果的に、対象とした20-30代の男性のほぼ全員、
予定以上の12名で、
月曜日から金曜日まで、朝・昼・晩と、
全く同じ食事(全員が同じものを食べるが、メニューは毎食異なる)をしてもらうことができました。

※Unkology:もちろん私が勝手に作った言葉である。実在する単語Scatology(=糞便学)より、もっと生活に密着した観点から追及する

つづく

2009年11月26日プロジェクトメンバー
あきるのみんなの栄養展 出展報告

どーも!営業のユウジです。
あまりに久々に書くので正直緊張してます。。

実は先日、東京都あきる野市の「ルピア」という施設で展示会が開かれました。
そこで当社のブースを設けて、
ビフィズス菌LKM512の研究内容のパネルなどを展示致しました。

西多摩保健所の特定給食研究会が主催しているこの展示会。
昨年から参加させていただいているのですが、
今回で27回目を迎える由緒ある展示会なのです。

当日は栄養士を中心に250名の来場があり、
食育に関する展示や骨密度測定会、管理栄養士による栄養相談など
非常におもしろい内容になっており、
当社もビフィズス菌LKM512入りのヨーグルトの試食を始め、
オリジナルグッツのLKMスポンジの配布などを行い、大いに盛り上がりました。

ちなみに当社の東京工場は西多摩郡日の出町というところにあり、
(圏央道の日の出I.C.から「MEITO」のマークが見えますよ~)
展示会の会場からは目と鼻の先にあるので、栄養士さんも
よくご存じだったようで、そのおかげでビフィズス菌LKM512に興味深々でした!

「そんなおもしろい研究してるの~!」とか、「またお話聞かせて下さい!」
など、展示している側もとてもやり甲斐のある展示会だったと思います。

西多摩地区を営業担当エリアとしている自分にとって、
ビフィズス菌LKM512を一つのきっかけとして
活性化させていきたいと感じた今回の展示会でした。
IMG.JPG

2009年11月25日LKM博士
ちょっとおもしろい実験①―もしも、共通した食事を食べたら?―

「食べ物を同じにすると、皆、同じウンコが出るのか?」

こんなこと、皆さんも、一度は考えたことがあるのではないでしょうか?
少なくとも、私は小さい時から考えています。
ここで言う、ウンコの違いとは、"色"、"形状"、"臭気"、"量"などです。

小さい時は、同じウンコが出ると思っていたのですが、
今では、大腸にはたくさんの腸内細菌が棲んでいることをこの眼で確かめたため、
「同じ食事をしても、腸内細菌の個人差の影響で、違うウンコが出る。
他人と同じウンコなんて出せない。」
と考えています。
理論的には個人差が出るはずです。

しかし、
その差とは何なのか?
その差はどの程度なのか?
・・・わかりません。
おそらく、誰も確かめていません。
誰も確かめようと思わないだけかもしれませんが。

ということで、私がやってあげようではないですか。
実験突入です。

つづく。

2009年11月20日LKM博士
便臭の変動

実は、しばらくLKM512の摂取を控えておりました。
もちろん、研究のためです。
今回は周囲も巻き込んでの人体実験です。

LKM512ヨーグルトを食べるのをやめて2週間、
いつも芳醇な香りを醸し出していた私のウンコが、
とっても臭くなりました。

臭い状態で実験突入。
久しぶりに臭い自分のウンコを回収しましたが、辛かったです。

無事実験も終了し、
LKM512生活を復活させて1週間、
ようやく、"臭い"が"香り"に変わってきました。
復活です!  )*^O^*(

腸内細菌って、本当にウンコの臭いに関連しているのですね。
再確認できました。

ところで、何の実験をしていたのか?
ちょっと面白いエピソードを含めながら、
時間を遡って、明日以降に簡単にお話しようと思います。

2009年11月18日LKM博士
大相撲九州場所(魁皇幕内通算800勝記念)

序盤の主役は魁皇ですね。
ついに、幕内通算800勝を達成しました。
しかも、大関が視界に入りつつある把瑠都を投げてです。
すばらしい!

初めて両国国技館に観戦に行ったのは、もう3年以上前、朝青龍の絶頂期です。
その時に、
「もう、魁皇を見るのは最後だろうな。」
「魁皇グッズでも買おうかな」
と思ったのを覚えています。
すでに、怪我でカド番を繰り返し、苦しそうだったのです。

それから、両国国技館に行くたびに、
「今回こそ、最後だろう」
の繰り返しです。
ところが、3年間その予想を見事に裏切ってくれているのです。
あと7勝で千代の富士を抜き、史上一位というわけですから、すごいです。
幕内在位98場所も、今場所で史上一位になりました。

以前にも書きましたが、私は魁皇と同学年です。
自己紹介では、いつもこのネタを使います。
以前は、「・・・?」という反応でしたが、
最近は、「じゃー、36-7歳か」と理解されることも多いです。
もうここまで来たら、行けるところまで行って欲しいです。

さて、毎回反響が多い、私の勝手な予想です。
まだ3日間しか見ておりませんが、
今場所も両横綱の一騎打ちでしょう。
但し、朝青龍は先に星を落とすと厳しいと思います。
両者ともに把瑠都戦が鍵になると勝手に決めています。
千代大海は苦しそうですが、気力はありそうなので、8勝7敗に
おさまるのではないでしょうか?

またもや、LKM512に関係なく、普通に相撲の話を書いてしまいました (^^;ゞ

2009年11月16日LKM博士
イチロー以上!?

金曜日の延長戦です。

ふと思ったのですが、
イチローは200本安打を打てば、
201本であろうが、220本であろうが問題ありません。
当然、多いほうが高く評価されます。

ところが私は排便512回を超えてはいけません。
513回で終わったら、価値は激減です。
「なんで、1回我慢できなかったの?」
と非難されることでしょう。
530回もやってしまったら、しらけてしまいます。
これは難しい。
明らかにイチロー以上に困難な記録です。
この困難な記録を達成するためには・・・。
もう少しきっちりと計算し、綿密な計画を立てるべきでしょう。

10月18日、午前10時現在、291日間で412回の排便。
つまり、ペースは1.416回/日。
今まで通り、このペースなら、残り74日で104-5回排便してしまいます。
4-5回オーバーになるので、少しペースを落とさなくてはなりません。
この程度なら、ちょっと我慢すればよいのか?

いやいや、12月の忘年会などで飲みすぎると下痢になることもあるので、
もう少しペースを落とした方がよいのか?

既に10月18日から20日経っているので、
そのデータを追加して考えないといけないか。
計算やり直し?
・・・ ( ̄~ ̄)ξ

こんなこと考えていたら、便意を催しました。
ややこしいので自然に任せましょう。
では、行ってきまーす。お便所に!

2009年11月13日LKM博士
残り100回、カウントダウン?

正月からこのブログを読んで頂いている方は
覚えていますか?
今年の私の目標は、排便回数を数えることです。
そして、3月に途中経過を調べたら、
年間507.35回のペースで、512回になれば
面白いとコメントしました。
(1月5日と3月18日のブログを見て下さい。)
その後、どうなっているのかと思いチェックしました。

その結果、
10月18日の朝10時に
いつも間にか、残り100回(通算412回)を
突破していました。

この時点から計算すると、残り74日で100回排便すれば
512回になるので、
1.35回/日のペースでいけば良いことになります。

何やら、イチローの安打数みたいで、
結構、格好良いではないですか?
世界初、ウンコ回数カウントダウンでもしてみるか。

2009年11月10日LKM博士
即身仏(続き)

お久しぶりです。
この2週間、非常にドタバタしておりまして、
私の手元にほぼ完成しているブログは幾つもあったのですが、
アップするのをサボっていました。
まさに、便秘状態!

ずっと前に書いた「即身仏」(10月22日)の続きをアップします。
そう、生きながら仏になる僧侶のお話です。

==========================

住職さんのお話で、驚いたことは、
即身仏になるという行為は、遠い昔の話、
つまり江戸時代までの行いのような気がしますが、
明治時代になっても行われていたそうです。
昭和初期まで、木食行は行われていたと聞きました。
地中で成仏するのは法律上できなくなり、行われなくなったと説明を受けました。

また、即身仏になるお坊さんが出ることは、
その集落にとって名誉なことなので、
修行中は色々なお布施がもらえるそうです。
つまり、今で言うスポンサーがつくという状態です。
生まれ育った集落のために、
体を張って稼ぐという意味もあったそうです。

メタボロームの話をして約2時間後の出来事なので、
最初は
「木食行をすると、どんなウンコになるのだろう?」
「腸内細菌もほぼ壊滅したのかな?」
なんて脳ミソが勝手に考えながら聞いていましたが、
最後は、只々、過酷な修行の世界に圧倒され、
研究の成功を祈願して寺をあとにしました。

2009年11月06日プロジェクトメンバー
イベント情報2(千葉県船橋市)ふなばし健康まつり2009 結果報告

あざーす!営業のマサキです。
皆様いかがおすごしでしょうか。お久々です。

実は、11月1日(日)に開催されました「ふなばし健康まつり2009」に
私も参加させて頂いておりました!

内容としましては、LKM512のPRはもちろんのこと、
骨密度測定や肌年齢測定などを行わせて頂きました。

ふなばし健康まつりは、今回2回目の実施となり、
船橋の運動公園内にあるグランド、体育館を使った規模の大きいイベント。
来客数としては、5,000人程度。
メイトーは、体育館内の一番大きな展示ブースで実施させて頂きました!!
ありがとうございます。

当日は、健康を気にした方が来場してくるということもあり、
メイトーのブースには、常に人が並んでいる状態で、大盛況に終わりました。

特に、LKM博士の講演が大好評で、皆様LKM512入りのヨーグルトを食べながら、
真剣に聞いて頂き、ありがとうございました。
少しづつですが、皆様にLKM512の良さが伝わっているのかなって、日々実感しております(泣)

次は、皆様の近くでイベントさせて頂くかもしれませんので、
その際は、ぜひご参加して下さい!
funabasi.jpg

2009年11月05日プロジェクトメンバー
広小路、来てくれましたか?

忘れた頃にやってくる、東海エリア担当のとしゆきです。
最新情報や博士のブログでもあったように、先月22日と23日に東海では初となるLKM512関連のイベントが名古屋の広小路商店街で実施されました。
博士のファンには堪らないイベントになったのではないかと思います。

営業サイドからしても、こういったイベントは消費者と直に触れ合うことの出来る格好の機会。
営業として何より悔しかったのが、『LKM512入りの商品が買いたいのだけど、どこのスーパーに売っているの?』という問いに対して、即座に返答できなかったとき。
LKM512入りの商品が、どこのお店でも購入してもらえるようになるのは、まだまだ時間がかかりそうです。
頑張らないといけないな!と活力を頂きました。
来場して頂けた皆様、ありがとうございました。

イベント自体は大成功だったのですが、ただ1つ気になったのは、博士が『ウンコ、ウンコ』と大声で連呼していたこと。
食品メーカーとしてウンコという表現はどうなんだ?
でも確かに興味を引きやすいし、分かりやすい...
いまだに、答えの見えない袋小路の中にいます。

広小路で袋小路に...お後が宜しいようで。
え?宜しくない??
IMG_0028.jpg

2009年11月04日LKM博士
マーキング

野生動物はもちろん、ペットの犬や猫も、 自分の尿や糞を使って、自らのテリトリーを主張しているのはご存知でしょう。 この行為をマーキングといいますね。 私の場合、初めての場所(建物、駅など)に行くと妙に便意を催すのです。 もちろん"大"の方です。 おそらく少し緊張するからでしょう。 とにかく、新しい場所ではいつも便所で用を足します。 この行為を、私は"マーキング"と名付けています。 先日、通勤経路に新しいコンビニができました。 早速、立ち寄りマーキング。 ウォッシュレットで最高でした 8(≧▽≦)8 朝は、会社に着くまで車で1時間10分。 毎朝、便意と戦いながら通勤している私にとって、 通勤の質を向上させる貴重な便所の登場です。 とにかく綺麗な便所なので、 ウンコに頼ったマーキングでなく、 勝手にLKM512トイレットペーパーでも備え付け、 完璧なマーキングをしようかと企んでいます ( ̄ー+ ̄) ニヤリ。 toilet.jpg 以前にも紹介しましたが、これがLKM512トイレットペーパーです。 イベント等で配布中!

2009年10月30日LKM博士
負傷

昨日お話しました、名古屋・広小路商店街での説明は、
ノートパソコンを椅子に乗せて、
スライドを映しながら、
骨密度測定の順番待ちの4-5人位に対して、
並んでいる7-8分間を利用して喋るのです。
それが終わると、また新しいお客さんが並んでいるので、
そちらの方々に話をする。
つまり、お客さんが来る限り、休みが無いのです。

そして、お客さんは椅子に座って待っているので、
目線をあわすため、
私はずっと膝を曲げて腰を下ろして、踵を上げて爪先立ちの姿勢です。
いわゆる蹲踞(そんきょ)の姿勢、
相撲や剣道で、試合直前に相手と向き合った姿勢です。

22日は昼から大盛況で、なんと3時間近く、
蹲踞の姿勢を続けたのです。

すると23日朝、膝に水が溜まっているではないですか \(>。<)/゙
私はずっと中学校から大学まで体育会で剣道をしていて、
少し調子がおかしい日は、稽古の後、激しく踏み込む右足の膝に水が溜まる癖がついていました。
ここ5年ほど、剣道をしていないので忘れていたのですが、
全く同じ感覚で、膝がパンパンです。
足が疲れた記憶はありますが、喋り過ぎで喉の方が痛く、
そんなに負担がかかっていたとは気付きませんでした。
次回から、プレゼンの方法を少し変えた方が良さそうですね。

そうそう、
次は11月1日(日)10:00~15:00、千葉県船橋市の「ふなばし健康まつり2009」にLKM512チームは参加します。
LKM博士ファンの方、「メイトー健康ブース」へどうぞお越し下さい。

2009年10月27日LKM博士
営業をする研究者

新着情報にも載せましたが、
10月22日、23日に名古屋・広小路商店街で
「メイトーさわやか健康フェア」を出展し、私も参加しました。

研究している人間が、そんな所に出向いて何をするのか?
もちろん、末端の消費者の方に直接LKM512の素晴らしさを説明するのです。

骨密度測定の順番待ちで並んでいる方々に、
興味があろうが、無かろうが、
一方的に話し掛けるという荒業です。

全く興味もない方々を相手にするわけですから、
それはそれは、想像以上に辛い仕事です。
研究者は、普段、学会など、自分の仕事に興味を持っている人の前でしか話をしません。
素人参加のシンポジウム等でも、自分の話を聞こうとしてくれる方が対象です。
ですから、興味も無く、専門知識も無い方々の前で喋るのは、
全くの別物で、武器を持たずに戦争を仕掛けるようなものです。
私も最初は戸惑いました。
殆どの方に迷惑な嫌な顔をされますから、話し掛けること自体が怖くなります。

ただ、何度か経験して、どうやらコツは掴めたようです。
話のつかみは、ウンコ話をすれば良いのです。
ニコニコして且つ自信満々に"爽やか系ウンコ話"をすれば、
不審に満ち溢れた表情が、みるみる興味津々の顔に変化します。
そうなればこっちのもの。
特に、商店街は話の途中に自分勝手に割り込んでくるおばちゃんが多いので、
そのおばちゃん達と掛け合い漫才のように話を進めていけば、
自然と人が集まって来るのです。

絡んで来ない時は、こっちから余計なことを言えば、10回中7回は成功します。
私「おはちゃん、便秘やろ?」
客「えーっ、いややー。なんでわかるのー?」
私「そんなん簡単や。俺、プロやから。」
客「うそーっ。さすが研究してはる人は違うわー」
って具合に
(注)関東では標準語で返ってきます。もちろん私の台詞は変わりません。

広小路商店街で話を聞いて下さった皆様、ありがとうございました。

2009年10月23日LKM512女子部
ごあいさつ

お久しぶりです。
企画部マイです。

LKM博士のブログ開設以来、
長らくこのブログの管理を行なってきましたが、
このたび引退することになりました。
博士が執筆したブログを一番最初に見ることができる特権を失うのには
後ろ髪をひかれる思いです。。。

時には公開するブログの順番を間違え、
時には誤字脱字を見落とし、
愛読者のみなさまにご迷惑をおかけしたこともあると思いますが、
いつも読んでいただいてありがとうございました。
(おかげさまでアクセス数は毎月伸びています!)

今後は後任のサナエさんにブログの管理を引き継ぎます。
これからもどうぞLKM博士のブログをよろしくお願いいたしますm(_ _)m

2009年10月22日LKM博士
即身仏

皆様、即身仏ってご存知ですか?

説明が正しいか若干不安ではありますが、
民衆の苦しみを救おうと、僧侶が厳しい修行の末、
自らの肉体を生きながら仏(ミイラ)として残したものです。
現存する即身仏は、国内に16体程あるようですが、
その内、約半数が山形県、それも庄内地方にあるそうです。
せっかく、訪鶴しましたので打ち合わせ後に会いに行きました。

向った先は、鶴岡市内の南岳寺です。
ここには鉄竜海上人が祀られています。
訪問すると、住職さんが詳細に説明して下さりました。

説明を聞いて驚いたのは、
自らミイラ化するために厳しい修行をされていたということです。
それも極寒の出羽の山の中でです。
つまり、ミイラ化の大敵である腐敗の原因となる
体内の水分や脂肪を極限まで落とすために、
五穀・十穀断ち(タンパク質や脂質を極力摂取しない)の
1千日間の木食行(木の実や草の根しか食べない)をされたようです。
植物の細胞壁の主成分であるセルロースは、
ヒトの消化酵素はもちろん、腸内細菌ですら殆ど分解できません。
いわゆる不溶性の食物繊維です。
そのため、食べたものの大部分が分解・吸収されずに排泄されていたことになります。
この修行で、ほぼミイラと同じ体型になるそうです。
(この段落は科学的観点から記述しているので、ミイラと表現しました)

この話を聞くまで、エジプトのファラオなどと同様に、
高名な僧侶が、死後に弟子達による防腐処理により残されていると思っていた私は、
強いショックを受けました。
木食行の後は地中に入り、節を抜いた竹筒で空気穴だけ開けて、
鉦を打ち、お経を読みながら成仏されたそうです。
鉦の音の停止が、成仏された合図だったとか・・・。

2009年10月21日LKM博士
自分勝手なベストセレクション

携帯サイトから初めて来られた方におすすめ、
これまでのブログのベストセレクションの紹介です。
日付順で並べてみます。
今までパソコンのブログを愛読してくださった方々も、
復習がてら読んでみてくださいね。

1.2008年12月26日 
 「もう慣れましたが、実験材料は・・・」
2.2009年3月16日
 「関取の美しい肌」
3.2009年3月18日
 「途中経過」
4.2009年5月14日
 「腸は脳より冷静だ」
5.2009年6月10、12、17、18、23日
 「国宝阿修羅」シリーズ
6.2009年6月25日
 「ウンコ話で取材受けました」
7.2009年8月24日
 「ウンコオートクレーブ事件」
8.209年9月4日
 「団扇にみえますか?」

まだまだ、自信作はあるのですが、
外部からの反響も考慮して選びました。
騙されたと思って読んでみて下さい。

その他、私が書いたものではないですが、
2009年4月1日「堂々完成! LKM512トイレットペーパー」
2009年9月8日「LKM博士に助手登場!」
なども、このブログの雰囲気を知るのに良いのではないでしょうか?

また、社長からコメントを頂き、掲載している「社長のひとこと」や、
スペシャルゲストとして、理化学研究所の辨野義己先生にも楽しいコメントを頂いています。

結構な頻度で更新しますので、
これからは、ちょっとした暇つぶしに、
LKM512ホームページ、そしてこのブログにお立ち寄り下さい!

よろしく (^o⌒*)/

2009年10月20日LKM博士
携帯サイトから来られた方、ようこそ!

携帯電話から来られた皆様、はじめまして!
LKM博士です。

このたび新設された携帯サイトから来てくださった方向けに、
簡単にこのブログのことを紹介します。
これは企業のブログですが、
薬事法の関係などで商品名を一切出さずに、
その代わり、自由奔放な内容をコメントするブログです。
しかも、話題の中心は"ウンコ"です。
色々なウンコがあるでしょうが、特に人間の大便が得意分野です。
なぜなら、私の仕事はウンコを分析し、お客様の健康に役立つ食品を創り出すことだからです。

「こんな変なブログ見たことない」
と、取材を受けたこともあります。

「食品会社がこんなことやってよいのか?」
と(笑いながら)心配されることも多々あります。

とにかく、
みなさんに読んで頂き、楽しんでもらえればそれで良いのです。
その先に、健康や研究に対する興味や共感を抱いてくれる方が少しでもいてくれるのなら、大成功と思っています。

既に120回近くブログを掲載しておりますので、
明日は、その中から、過去のベストセレクションを紹介します。
このブログの雰囲気がよーくわかると思います。

2009年10月13日LKM博士
変なバッタ

月山のリフトに乗っていると、
妙にグリーングリーンしているバッタが地表に見えました。
翅がなく、何か変な感じがしたので、
病気のキリギリスかな?
と思いながらも、近づくこともできないので通り過ぎました。

大自然のパワーと紅葉に感動し、そんなことを忘れて車に向っていると、
またもや、私の視界にその虫が現れたのです。
やはり、妙にグリーングリーンしています。

近づいてもなかなか逃げません。
触ろうとすると、一応逃げようとするのですが、とにかく遅い。
そして、やっぱり翅がないのです。
イナゴのような体型ですが、こんなの見たことありません。
病気かな?
それとも幼虫?
でも、9月中旬に幼虫なんてあり得ません。
とりあえず撮影し、
捕まえて色々観察しましたが、
「色が鮮やかな翅の無いイナゴ」としか表現ができません。
何やら気持ちが悪く、そのまま逃がして、
普段は虫を触っても特に手を洗わない私が、
わざわざ手を洗ってその場をあとにしました。

麓に戻り、泊まった宿の夕食の時、食堂に「山形県の昆虫」という図鑑がありました。
(正式な図鑑名は忘れました)
まさかと思いながらバッタを探していると、見つかりました。
"ハヤチネフキバッタ"イナゴ科です。
東北の標高の高い所に生息しており、翅が退化しているようです。
動きも鈍いと書いてありました。
こいつが、ハヤチネフキバッタ(たぶん♀)です。
ご覧あれ!

batta.JPG

2009年10月09日LKM博士
月山

HMT社との打合せが19日の午前中までということで、
終了時は世間はシルバーウィークに入っており、
私もそのまま山形県を少し旅することにしました。

2日目に向ったのは出羽三山の一つの月山、標高は1984mだそうです。
レンタカーで中腹まで行き、リフトでいける所まで上ったのですが、
9月20日というのに、めちゃくちゃ寒かったです。
リフト乗り場の人たちはスキーウェアーを着ている位です。
さすが、夏スキーで有名なところです。

そして、もう紅葉していました。
何度も繰り返しますが、9月20日ですよ。
会社のある東京都日の出町では夏の最後を告げる
ツクツクホウシがまだ鳴いているというのに。

山岳信仰の山ということで、
ここでも研究成功を祈願しておきました。

tukiyama.JPG
既に紅葉している月山(9月20日撮影)

tukiyama2.JPG
見下ろして

2009年10月07日LKM博士
訪鶴

なんや、このタイトル?
と思われた方もいるでしょうが、
鶴岡市(山形県)に行って参りました。
といいますのも、生研センター委託研究関連の仕事です。

庄内空港に降り立ち、車で15分程度、
庄内平野一面に広がるちょうど黄金色に実った田んぼに感動していたら、
突如、異様に近代的な建物から成る「鶴岡メタボロームキャンパス」が現れます。
この中には、慶応義塾大学先端生命科学研究所など複数の研究所が入居しているのですが、
その1つが今回の訪問先である
ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ(HMT)㈱です。

目的は、メタボローム(メタボロミクス)という新しい技術を我々の研究に導入するためです。
この技術を使って腸内細菌の代謝産物を網羅的に調べようと考えているのです。
要するに、腸の中で腸内細菌が作っている物質を全てきっちりと調べるのです。
スタートしたばかりなのでまだ何とも言えませんが、
ワクワクする研究です。

HMT社の方々が「来鶴」という単語を使っているので、
私も「訪鶴」という言葉を使ってみました。

訪鶴は18日、19日の午前中。
18日の夜は、湯野浜温泉の旅館で
熱く腸内環境研究とメタボローム研究の将来を語り合いました。
何回かこのブログで述べておりますが、
研究とは人と人の繋がりです。
大切にしたい関係の誕生です。

この研究打合せでも代謝産物が生じました!
"ウンコローム"あるいは"ウンコロミクス"という概念です。
英語表記は"Unkorome"?
それとも意訳をして"Fecalome"でしょうか? (糞便の=fecal)
ウンコをあらゆる角度から調べて、疾病予防などに役立てる学問あるいはその技術とでもいえばよいでしょうか。
この研究が成功すれば、本当にこのような研究分野が生まれるかもしれませんよ!

2009年10月02日LKM博士
大相撲秋場所の感想

皆様、ちゃんと相撲は見ていましたか?
最後の最後まで盛り上がりましたね!
テレビの瞬間視聴率は30%を超えていたと聞きました。

先場所の総括(8月4日ブログ)で朝青龍にエールを送った甲斐がありました。
両横綱が強いと盛り上がるのです。
白鵬は強いので、朝青龍が強いと盛り上がるということです。

朝青龍の強さは、集中力や気迫という言葉で片付けられますが、
私は違うと思います。
やっぱり細かい技術と一瞬の判断が凄いのです。
不利な体勢になりかけると一瞬でそれを回避するテクニックを持っているのです。

私の予想はまあまあだったのではないでしょうか?
白鵬より先に星を落とさないという条件を満たした朝青龍は優勝するし、
何より、把瑠都の12勝を当てました└(^へ^)┘
琴欧洲と琴光喜も9日目までは、先頭グループにいましたので、
75点位ではないでしょうか?

2009年09月29日LKM博士
目に見えないものの存在

怪しいタイトルですが、私はスピリチュアルの世界には全く興味はありません。
科学の世界のお話です。

「腸の中には、現在の技術では培養できない未知の細菌がたくさん棲息しています。
それらの細菌を、一般的には難培養性細菌と呼んでいます。
しかも、ヒト成人の腸内は、全体の60-80%程度はこれら難培養性細菌です。」
現在では、一般的にこのように言われています。

ところで、
何故、培養できない細菌が棲んでいるとわかるのでしょうか?

培養とは、人工的な環境下で微生物や細胞などを育てることなので、
培養できない細菌とは、取り扱うことができない細菌ということです。
細菌は小さくて顕微鏡を使わないと見えませんので、
培養できなければ、
その種類は当然、その存在すら確認できないのでは?
と思われる方も多いでしょう。

それを可能にしたのはDNAを用いた解析です。

細菌のDNAには、進化系統を反映した部位が存在します。
その配列を解読すれば、ある程度正確に菌種が特定できます。
つまり、
ウンコからDNAを抽出し、細菌由来のDNAのその部分の配列を解読すれば、
菌種レベルで、最低でも属レベルでどの菌種と近縁であるかは判明するのです。
当然ビフィズス菌などの既存の細菌の配列もたくさん検出されますが、
既存の種類の配列とは異なる配列もたくさん検出されるのです。
これこそ、難培養性細菌の存在を示しているのです。
目には見えませんが、動かぬ証拠です。

ところで、スピリチュアルの世界で、微生物はどのように扱われているのでしょうか?
ちょっと興味がありますが、どうでもいいですね。
私は断言します。
「殆どの人間の人生は、前世や背後霊よりも腸内細菌の影響を受けています!」

2009年09月28日LKM博士
「ドジョウが出てきてこんにちは」のつもりが・・・

私の家から自転車で20分位の公園の水路で、
昨年、ドジョウをはじめ、フナ、エビ、名前もよくわからない魚などをたくさん捕まえました。
メダカと金魚以外の魚の経験はなかったのですが、飼育に挑戦。
1年以上経ち、
2センチくらいだったドジョウも8-10センチと成長しました。

今年も仲間を増やそうと、
網と水槽を抱えて行ったのですが・・・
・・・・
1匹たりともいません。
壊滅です。
昨年は、溝を覗き込むだけでウジャウジャいたのに。

昨年と違う所は、近くに体験農場のようなものができたことです。
たぶん、それが原因でしょう。
化学肥料でも使ったのでしょうか?
ザリガニの死骸もたくさんありました。
意図的に殺したのではないでしょうが、大打撃です。

とりあえず、生きていた小さなザリガニを捕まえて帰ってきました。
脱皮もし、元気に育ってくれているのが救いです。
最近は馴れて、覗いているとハサミを振り上げ、餌を要求してきます。
こんなザリガニ初めてです。

dojyou.JPG

<昨年から飼っているドジョウたち>
底の2匹がシマドジョウ。
向こう側の壁にくっついているのはヨシノボリ。
真ん中のかっこ良い魚は名前不明(魚の名前は詳しくありません)。
ザリガニは今度のお楽しみ。

2009年09月18日LKM博士
大相撲秋場所序盤

早いもので、大相撲秋場所が始まりましたね。
今場所は両国国技館なので、もう行ってきました。
予告通り、タマリ席での観戦です。

近くで見るのはやっぱりいいですね。
ぶつかる音はもちろん、
呼吸音も聞こえてきます。
力士の呼吸法でしょうが、
四股を踏む時や突っ張ったりする時に
「シューッ」
と息を吐いているのです。

テレビ中継がある時間帯では歓声が大きく聞こえませんが、
三段目や幕下の対戦では、
ガツッ(頭がぶつかりあう音)
パシッパシッ(突っ張りあう音)
と重なって「シュッ、シューッ」
という声と言いますか呼吸音が頻繁に聞こえます。

突然ですが
LKM512プロジェクトとしては
「3年以内に大相撲の懸賞金を出そうと思います。」
勝手な宣言なのでメンバーも困惑すると思いますが、
色々な店にヨーグルトが採用され売り上げが伸び、
このブログのアクセス数が1日1,000件位に達すれば、
やる価値はあるでしょう。

意外と国技館の観客は、
取り組み前に土俵を1週回る懸賞金の旗をしっかり見ており、
下手な広告より、安くて効果的なはずです。

さて、まだ4日間しか見ておりませんが、
今場所も白鵬の強さはすごいです。
また、先場所同様、佐渡ヶ嶽部屋の2人の大関は活躍しそうな予感がします。
そして、把瑠都が台風の目になり、11-12勝はするのではないでしょうか。
朝青龍は・・・、今のところ危なげないですが、わかりません。
白鵬より先に星を落とさないことが重要でしょう。

2009年09月16日LKM博士
イメージ

一緒に研究してくれることになったK君の9月8日のブログは読まれましたか?

「何でもいいから書け」と命令しただけですが、
このブログの主旨を理解し、非常にセンスのある文章で驚いています。
普段は殆ど喋らず、何を考えているのかわからないタイプの人間なので、
良い意味で期待を裏切ってくれました。

ですが、気になることが一点あります。

16行目の
「くっさいなー。ワシのウンコ菌をにおってみー。」
と言う表現!

このようなニュアンスの会話は本当にありましたが、
私は「ワシ」なんて言いません (`O´)
似顔絵からにじみ出てくる爽やかなイメージが壊れるではないですか。

納得できないのは企画部のマイさん達の対応です。
私の不適切な表現はいつもきっちりと指摘・修正するのに、
この時の「ワシ」はフリーパスです。
会社のブログで「ワシ」なんて表現は好ましくないはずなのに。

とはいえ、自分のウンコを培養したものを後輩に嗅がす行為は、
非常に恐ろしい先輩以外の何者でもありません。
「ワシ」というイメージにぴったりな気がします。

元プロ野球選手の清原和博氏が、
「普段"ワシ"なんて使っていないのに、あらゆるメディアが勝手にイメージで"ワシ"と表記する」と語っていたのを聞いたことがあります。

結論として、K君達は私のことを、そんなイメージで見ているということでしょう。
「今度、しばいたろか」

2009年09月14日LKM博士
スランプ?

これまで、ブログに何を書こうかと苦しんだことは殆どありません。
伝えたいことが上手く文章にできなくて、苦労したことは多々ありますが。
ところが、
昨日と今日は、なーんにも書くことが浮かびません (→.←)

スランプ?

2009年6月9日の産経新聞の「産經抄」に
この日で連載1万回を迎えた「サラリ君」をたたえながら、
4コマ漫画に関する話が掲載されています。

小説家・随筆家の山口瞳さんは、
「週刊誌の見開きの随筆を長続きさせる方法をお教えします。三打数一安打をこころがけることです」とあの有名な脚本家・小説家の向田邦子さんに手紙を書いたそうです。

「サラリ君」の作者、西村宗さんは、
先輩に「毎回60点以上とるのがプロ」と言われたそうです。
「60点以下だったら?」という西村さんの質問に、その先輩は
「知らんぷりをするんだ」
とアドバイスをくれたと書かれています。

要するに、長く続けるには、
あまり力むな、他人の評価なんて気にするな。
ということでしょう。

楽しいウンコ話がなければ、アクセス数なんて気にせず、
本日のおならの回数でも報告しておけば良いということですね (^▽^)

2009年09月09日プロジェクトメンバー
ヨーグルト食べ方研究

あざーす。みなさんこんにちわ~。
営業のマサキです。
突然ですが、皆さん無糖のヨーグルトって、どういうふうに食べてます?
私は、入社するまでは正直、
加糖のヨーグルトしか食べていなかったんでよく分からなかったんです。
たまに食べるときは、砂糖を大量に入れて食べたりしてました。

しかし、現状は全く違いました!
調査の結果では、フルーツにかけて食べたり、ジャムを入れて食べたりしてるみたいなんです。
最近は、はちみつを入れたり、ナタデココを入れて食べている人も多いみたいです。
さらに驚きの食べ方が、水切りヨーグルト。
ふきんに包んでしばらく置いておくだけで完成する水切りヨーグルトは、
水分がなくなる分、ヨーグルトの風味が凝縮されて
まるでチーズのようにコクのある味わいのようです。
他にも、料理に使ったり、飲み物に使ったりと用途は様々。

食べて健康!!ってだけではなく、
自分なりの食べ方を編み出すのも毎日ヨーグルトを食べる秘訣かもしれませんね。

2009年09月08日その他
LKM博士に助手登場!その名もK

はじめまして。

人事異動によりLKM博士のアシスタント研究員をすることになったKです。

LKM博士の「ウンコ研究」が
「イノベーション創出基礎的研究推進事業の発展型研究」に採用されたことから、
アシスタントの研究員が必要になり、私に白羽の矢が当たりました。

私にとって「ウンコ研究」は雲の上のような仕事であり、
人事異動は晴天の霹靂のような出来事でした。

この晴天の霹靂の人事異動により、
将来の私の人生計画の中になかった「ウンコ研究」の章が
私の人生のドラマに描かれることになったのです。

異動して半月、「ウンコ研究の第一章幕開け」とも言える出来事がありました。

自分のウンコを培養してみたらとのLKM博士の指令により、
私のウンコ菌たちが培養されてしまったのです。

培養されること数日、シャーレには私のウンコ菌たちが元気に成育していました。
わが子を見守る気持ちでシャーレを眺めていると、LKM博士が登場し、

「くっさいなー。ワシのウンコ菌をにおってみー。」と一言

私は恐る恐るLKM博士のウンコ菌をにおってみました。

さすが、LKM博士です!

私のウンコ菌の匂いが「汚水」のようなものだとすると、
博士のウンコ菌の匂いは「芳醇なチーズ」。甘酸っぱく、高級な香りでした。

同じ人間なのにこれほどまでに違うものなのかと思うほどの衝撃でした!

私のウンコ菌の匂いがLKM博士のようになる日を夢見て
「ウンコ研究」にいそしんでいきますので、よろしくお願いします。

2009年09月07日LKM博士
クレーム②

先日、京都でシン君に会いました。
研究の打ち合わせです。
「ウンコオートクレーブ事件」を発表してから4日後のことでした。

特に気にしておりませんでしたが、
彼からブログに関してのコメントをもらっていないことに気が付きました。

私 「あれ、どうやった? 良かったやろ?」
シン「ウーン、微妙です。」(明らかに困った顔で)
私 「なんで?」
シン「なんか素直には喜べないのです。」
私 「なんで? 完璧やろ?」
シン「あれじゃ、俺はそのままウンコを容器に入れて捨てたアホな奴やないですか?」
私 「・・・ まあ、そうやな。」
シン「俺、ちゃんと袋に入れて捨てましたもん!」
私 「(心の中で)そこがポイント?」
「じゃ、クレーム②ってタイトルでそのこと書くわ。」
シン「はー。」

ということで、
シン君は、ナイロン袋にウンコを密封してオートクレーブしたということです。
おそらく熱で破れてしまったのでしょう。

ウンコを加熱する時は気を付けましょう!

2009年09月04日LKM博士
団扇に見えますか?

もうすっかり涼しくなって、秋ですね。
どうやら今年の夏は殆ど暑くならずに終わったようです。

夏は色々なところで宣伝や記念の団扇も頂く機会がありますが、
私はこんな団扇をゲットしました。

ジャーン!

utiwa1.JPG

ウチワヤンマです。
腹の先を見て下さい。
名前の通り、うちわっぽいでしょう?
オニヤンマ等と同じく、
黒をベースに黄色い縞模様、エメラルドグリーンの眼。
体長は7センチ位と少し小柄であるが、引き締まっていて、
カッコイイー!

飼育しているカマキリの餌を探していたら、
突然目の前に現れたのです。
虫捕り名人の私は、飛翔能力が高いこのトンボを一瞬で捕まえました。
周囲の人は、突然キレのある動きをしたから驚いたことでしょう。
あまりにも美しいので、家のカーテンにとまらして記念撮影です。

ちなみに、分類学上はヤンマ科ではなくサナエトンボ科。
これは皆様にはどうでもよいことでしょうから、説明しません。

こんなトンボ知っていましたか?
私の地域では殆ど見ることのない希少なトンボなので、
カマキリの餌にせず、逃がしてやりました。

もう一枚、上目遣いの写真です。

utiwa2.JPG

この角度から見るのが一番綺麗!

2009年09月03日プロジェクトメンバー
試食販売

あざーす。
お久々です!営業のマサキです。
最近は社内販売で購入してる500グラムのLKM入りヨーグルトを、週に2個食べてます~。
で、今回は営業ならではの内容を皆さんに聞いていただこうかなと思います。

皆さん、よく、スーパーでホットプレートを使って
「このウインナー焼いて食べると、凄く美味しいのよ。」とか
「お嬢ちゃん食べる?お母さんに伝えてね~。」とか言って、
試食販売している人を見かけませんか?

あれ、実はメーカー側が自社の商品をお客様に買ってもらうための戦略なんです。
一回食べてもらわないと、いいか悪いかなんてわかりませんもんね。
ということで、マサキが担当してるスーパーでも、
LKM512入りヨーグルトの試食販売を実施しました!
こんな、KM512を世に広めていくための営業活動を日々実施しています。

2009年09月01日LKM博士
来客(後編)

「こんばんは」

「・・・」

無視されています。
さて、どうしよう。

とりあえず、記念撮影をすることに。

「なんでや?」
なかなかデジカメのピントが合いません。
暗闇だからでしょうか?

「・・・」

カシャッ。

「ブーーーン」

「あっ」

行ってしまった。

正体はこいつです。
立派なオスのカブトムシ!

よく不思議といわれますが、
私の周りには勝手に虫が寄って来ます。

kabutomushi.JPG

10センチ位の大物でした。網戸に体当たり。
飛翔用の後翅も見えています。
デジカメのフラッシュで慌てて逃げて行きました。

2009年08月31日LKM博士
来客(前編)

「忙しそうだけど、ブログ、いつ書いているの?」
と、よく聞かれますが、
夜に書いています。
それも全て、午後9時半以降です。
何故だかわかりませんが、
この時間帯にならないと文章が浮かんできません。

平日は実験が終わって落ち着く頃でしょうか。
研究室で1人になったら、スラスラと文章が出てきます。
リラックスして楽しんで書くことが重要なのだと思います。

日曜日の夜に2-3話位をまとめて書くことも多いです。
これは休日勤務か?


只今、日曜日の午後11時23分。
自宅のパソコン前。
窓を開け、扇風機を回して作文中。
夕立があったせいか、
少し涼しい風がカーテンを揺らしています。

「ブウォン」

カーテンの向こうに誰かいる?

「オッ!」

こんな時間に来客です。

2009年08月27日スペシャルゲスト
ウンチが便りをくれる? ②

理研の辨野です。
昨日のつづきをお話しします。 

そのウンチの持ち主であった方は普段から便秘を繰り返し、
体調はよくなく、肌にぶつぶつができると言うのです。
その人にとって「便秘が2週間!」は日常茶飯事。
「えっ、ウンチって、毎日でるのですか?」
と真顔で尋ねられたのです。
驚くことに1週間以上でなくとも特に便意を感じない、別段、つらくはないというのです。

いったいどんな食生活をしているのでしょうか?
「お菓子しか食べない。あとはペットボトルのジュースかな」。
生活は不規則で、食事は決まった時間に摂らず、
ここ何年もごはん粒なぞ食べたことがないというのです。
なるほど、それでは便秘もするし、便意も感じなくなるわけだと思いました。

健康を扱うテレビ番組のおかげで、
今まで見向きもされなかった若い女性からウンチをいただける幸運に恵まれたのですが、
調べていくうちに、若い人たちの危機的な現状を知ることになったのです。

2009年08月26日スペシャルゲスト
ウンチが便りをくれる?① これまでに見た「とんでもない」ウンチ

ブログ100回記念 スペシャルゲスト企画
辨野義己先生(理化学研究所知的財産戦略センター・辨野特別研究室)登場!

こんにちは。理研の辨野です。
100回記念にLKM博士からコメントを依頼されましたので、
得意のウンチの話をしたいと思います。

「便の研究をしている辨野先生にウンチを調べてもらいたい」
――最近の健康ブームにのって、
私の研究室にもマスコミの取材が頻繁に訪れるようになりました。
そこで「鼻にきた」ウンチの話をしましょう。

クール宅急便(食品と記載:中味は元食品です)で送られてきて、
厳重に包装された容器を開けたとたん、
どう形容していいかわからないほどの強烈な臭い。
研究室のみんなはのけぞり、逃げ出したほどです。
石のようにコロコロで、数層に重なり、パラパラとはがれてとれる。
しかも、そのウンチの硬いこと。なかなか崩れないのです。
今まで、日本で一番ヒトのウンチをみてきたと豪語する私でさえ、
初めて目にするウンチでした。
さらにその中身に驚かされました。
ウンチの水分含量は60%。水分が70%になると、かなりひどい便秘だといわれます。
「それが60%とは...。」
その便はたぶん、大腸壁にビターとこびりついていたのです。
その腸内細菌を調べると、
善玉菌といわれるビフィズス菌が培養できる腸内細菌のわずか0.01%以下。
悪玉菌のクロストリジウムがなんと16%もいたのです。
健康なヒトの腸内ではビフィズス菌は10~15%、
クロストリジウムは5%前後の比率で棲みついています。
この人の腸内には善玉菌がほとんどなく、
悪玉菌が超優勢の驚異的な数字で棲みついていたのです。
(明日につづく)

bennosensei.jpg

辨野義己先生(理化学研究所知的財産戦略センター・辨野特別研究室)
LKM博士にとっては、腸内菌叢の解析方法を手取り足取り指導して頂いた師匠です。
お酒の方も厳しく指導されたとか。
これまでに、二人で一体何リットルのお酒を飲んできたのでしょうか?

2009年08月25日LKM博士
スペシャルゲスト登場

早いもので、このブログ、次回で100回目です y(o^-^o)y

最初は月1回の予定でしたので、予定外のハイスピードです。
これも非常に多く方のアクセスに支えられてこそ可能な事なので、
皆様には心から感謝いたしますm(μ_μ)m

予告通り、100回記念にスペシャルゲストを招待します。

今回のスペシャルゲストは、

(゚ ▽゚)/~~~~~~~~~~~~\(゚▽ ゚)ジャーーン!

理化学研究所の辨野義己先生です。

「なんて読むの?」と思われた方、
「べんの よしみ」 先生です。
テレビや雑誌への登場が多いので、
ご存知の方も多いと思いますが、
35年以上も便の研究をしてこられた、べんの先生です。
芸名ではありません。

先生との出会いは11年前。
会社の命で、
ヨーグルトの開発のために腸内細菌の研究が必要となり、
私が辨野先生の研究室に派遣されたことが始まりです。
お互い関西出身ということで気が合ったのでしょうか?
それともお互いお酒が好きだったからでしょうか?
それから、"長―く、臭―い"縁で繋がっています。

色々な笑い話は多々ありますので、
近い将来、このブログで紹介しようと思います。

では次回、100回記念、べんのブログをお楽しみに!

2009年08月24日LKM博士
ウンコオートクレーブ事件

最初にお断りしておきますが、
本日紹介するお話は、私が体験したものではなく、
多くの被害者から事件数日後に伝え聞いたものです。
そのため、多少の誇張は入っているかもしれません。

さて、予告通り、ここで京都のシン君再登場。
まだ、ウンコ実験にあまり慣れていなかった彼は、
実験後、実験材料として使用した自らのウンコをステンレスの容器にそのまま放り込んで、
軽い気持ちでオートクレーブしたようです m)゚O゚'(m
あとの出来事は、このブログの読者なら想像できるでしょう。
ウンコがガンガン熱せられるのです (゚ロ゚;)

30-40分後、ご想像通りの悲劇は起こりました。
1フロアが壊滅したようです。
いつも物静かな方々も声を荒立てて怒ったそうです <`∧´╋>。
気を失いかけた方もいるとかいないとか ~(×ω×)~
とにかく皆、避難するしかなかったようです。

すごいパワーです。
これだけの被害が出るとは、オートクレーブで通常のウンコより臭くなったようですね。
一体どれ位パワーアップするのか、実験してみたい気分です。

ちなみに、
普通は実験で余ったウンコは便器に流します。
それができない場合(容器や袋にこびりついたもの)は密封し、
被害を最小限になるよう努力するものです。
そのまま多量のウンコをオートクレーブしたのは、
後にも先にも私は彼しか知りません。

ところで、
私の中では、
その時その場所に居なくて良かったという安堵の気持ちと、
居たかったという残念な気持ちが入り乱れています。
変態なのでしょうか?


outo2.JPG

実験後にオートクレーブ処理をした、私専用のウンコ滅菌容器
この中の試験管には希釈したウンコが入っています。
ウンコマークを書いて、同僚に注意を促しています。

2009年08月21日LKM博士
オートクレーブ

ウンコオートクレーブ事件の前に、今日はオートクレーブの解説をします。

微生物を扱う実験では、オートクレーブという単語が頻繁に出てきます。
飽和水蒸気にて高温且つ高圧力をかける機械あるいはその処理のことを
オートクレーブといいます。
微生物実験の場合、オートクレーブは微生物を死滅させるために使用されています。
完全に微生物を死滅させることを「滅菌」というため、
「オートクレーブ滅菌」と表現し、日本語では「高圧蒸気滅菌」ともいいます。

通常は、121℃で15分間オートクレーブすれば
温度と圧力で、微生物は完全に死んでしまいます。
そのため、実験前の器具をオートクレーブで処理して余計な微生物を排除したり、
実験後には、器具についた微生物や、生育した微生物をオートクレーブで滅菌して、
環境中に拡散しないように処理したりします。

ウンコ実験でも頻繁に使います。
特に、使用した器具あるいはシャーレに生育したバクテリアは
オートクレーブ処理して洗浄や排除しないと、
ウンコ由来のバクテリアやウィルスを放置していることになり
危険なのは容易に想像できるでしょう。

まだオートクレーブのイメージが掴めない方は、
水蒸気で高温・高圧力にするわけですから、
圧力釜をイメージしてもらえると良いと思います。
それの親玉です。

事実、学生時代にはサツマイモをオートクレーブして食べている先輩がいました。
無理やり食べさせられましたが、
培地由来の変な臭いがイモに移行しており、全く美味しくなかったです。

outo1.JPG

普段お世話になっているオートクレーブです。
毎日ボタン1つで熱くなって頂き、ご苦労さまです m(μ_μ)m
あなた無しでは、研究はできません。

2009年08月20日LKM博士
クレーム

お久しぶりです。
みなさん、良い夏休みを過ごせましたか?
さて、今日からまたブログを再開します。


メーカー、特に食品会社にはたくさんクレームが来るもので、
真摯な態度で受け止めなくてはなりません。
このブログに対してのクレームもそうです。

7月28日のニイニイゼミの鳴き声にクレームをつけてきた人物がいます。
このブログを毎日チェックしてくれている、京都のシン君です。
彼が言うには、
二ィーーーーーーーーーーーーーーー(徐々に高音になる。)
ジーーーーーーーーー(低音)ィィィイイイーーーーーー(徐々に高音になる。)
ジーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(低音)
だそうです。

確かに、よーく思い出すと、徐々に高音になって「ィィィイイイーーーー」
って声に切り替わりますね。
変調するとでもいうのでしょうか?
的確なクレームです。

さて、せっかくなのでシン君を紹介します。
出会いは2年半前のポリアミン研究会の研究発表会の会場。
彼から声をかけて来てくれました。
何やらややこしいが興味深いことを言ってくるので、
そのまま飲みに行ったのを覚えています。

それから、・・・・・・、長い話になりますね。
省略です。

今では極めて重要な共同研究者です。
先日紹介しました、研究資金の獲得も彼の協力がなければ無理だったでしょう。

失礼な位に省略しましたので、
次回は、彼の「ウンコオートクレーブ事件」
でも紹介しましょう。
きっと喜んでくれることでしょう。

2009年08月12日LKM博士
夏季休暇

皆さん、夏休みはとりましたか?

私、実家のある奈良に帰るだけですが、
明日から土日を合わせて5日間夏休みです。

さて、実家に5日間帰るとどうなるでしょうか?
いつものパターンだと、激しく飲み食いするため、
約3 Kg太ります。

帰ってダイエット?

いいえ、そんなことはしなくて大丈夫。

不思議なもので、
奈良からこちらに戻る途中に、
腸管に溜まっていたものは、
①実家を出る直前、
②京都駅(伊丹空港の場合もある)、
③東京駅(同様に羽田空港)、
④在来線の駅、
⑤その他の場所でも
ドンドンと排泄されていきます。

積極的にLKM512と食物繊維は摂っていますので、
その量は半端ではありません。

拭き過ぎで肛門は痛くなりますが、おなかはすっきり。

ということで、
少しの間ブログはお休みです。

来週後半に再会いたしましょう!

2009年08月07日LKM博士
ビッグ・ニューーーーース!!!!! ②

ややこしいですが、正確に何の研究資金かを説明しますと、
(独)農業・食品産業技術総合研究機構の
生物系特定産業技術研究支援センター(生研センター)が委託する、
イノベーション創出基礎的研究推進事業の発展型研究に採用されたのです。

テーマは
「健康寿命伸長のための腸内ポリアミン濃度コントロール食品の開発」

そうです、このホームページにも書いてあります"ポリアミン"が主役です。
腸内細菌が作り出す重要な物質"ポリアミン"をおなかの中で増やす技術を開発して、
健康寿命を伸ばそうというテーマです。
健康寿命とは、元気で健康的な生活ができる期間のことです。

イノベーション創出というだけあって、なかなか夢のあるテーマでしょう?
そんなことできるの?
とお思いでしょうが、できる可能性は高いと信じています。
多くの論理的背景と予備的実験結果があります。
審査員の先生方も、そう判断して採択して下さったと思います。
そのためには腸内菌叢やそれらが作り出す物質を徹底的に解析しなくてはいけません。
すなわち、ウンコを徹底的に調べるという仕事が中心です。
ウンコ分析にガンガン研究資金をつぎ込みます。
ウンコもびっくりすることでしょう。

このテーマに共同で取り組んで下さる仲間は、
理化学研究所 辨野義己先生のチームと
京都工芸繊維大学 鈴木秀之先生のチームです。
3年間、皆で力を合わせて頑張れば良い結果が出ると思います。

"元気な老後"を迎えたい皆様、応援して下さい。

2009年08月06日LKM博士
ビッグ・ニューーーーース!!!!!

研究にはお金が必要です。
汎用されている機器類でも数百万円から数千万円はするものです。
車なんて簡単、家1軒建てられる価格の分析機器はたくさんあります。
実験に使う試薬も高いです。
一般の方には信じられないかもしれませんが、
1mg(1gの1000分の1)で数十万円するような代物まであります。
また、研究スタッフもお金がないと雇えません。

「こんなこと調べたいな」
「あの機械を使えば、この現象が説明できるかもしれない」
と思っても、大多数の研究者は金銭的な理由で試すことすらできないのが現状です。
もちろん、中堅企業で細々と実験している私もその一人です。
可能な範囲でベストを尽くすことが大事なことはわかっておりますが、
割り切れない時も多いのです。
「あと1000万円あれば、いやいや100万円あれば・・・、
手伝ってくれる人がいたら・・・あんな研究もできるのに・・・」

あり得ないことを考えたり、愚痴ったりするのは簡単です。
が、余計に虚しくなり、時間の無駄でしかないので、
会社の予算がないのなら、外部の研究資金を獲得してやろうと考えました。

どうするのか?
億単位の研究資金がもらえる競争的研究資金に応募するのです。
競争的研究資金とは、「国や国が所管する独立行政法人が、広く研究開発課題等を公募し、専門家による審査により採択された研究者等に配分する研究開発資金」のことです。
要するに、国が面白そうな研究に資金を与える制度なのです。

当然めちゃくちゃ競争率は高いですし、
そもそも私自身に地力がなかったので、2年間は無理でした。
が、本年度、ついに獲得してしまったのです。
億単位の研究資金を。
しかも大好きな"ウンコ"を徹底的に調べる研究テーマで。└(^へ^)┘

つづく。

2009年08月04日LKM博士
予想的中! 大相撲名古屋場所

大相撲名古屋場所はかなり盛り上がりましたね。
序盤を見てブログ(7月16日)に書いた私の予想は恐い位あたりましたね└(^へ^)┘

琴欧洲は千秋楽まで優勝争いをしているし、
琴光喜は白鵬に勝ってしまうし、
予想したとはいえ、びっくりです。

さらに、先のブログで、
「白鵬の汗が気になる」
と書いていたの、皆様覚えていますか?
なんと、
白鵬 vs日馬富士戦で
日馬富士が立会い一気に押し込んだものの逆転負けした後、
「汗がすごくて滑った・・・」
とコメントしています。
優勝争いの鍵となる取り組みの
勝敗を分けた可能性が高い要因(白鵬の汗)までコメントしていたのです。

自分で言うのもいやらしいですが、
「すごい」
と思います。
複数の方からも予想的中が「すごい」とメールを頂きました。
ありがとうございました。

さて、問題は朝青龍。
"強さ"と"もろさ"が共存していましたね。
でも、白鵬との一戦を見ると、まだまだ強いと思います。
白鵬が左上手を切られる姿なんて滅多に見られません。
それができるのは現時点ではこの力士しかいないはず。
きっちり稽古して、
私が見に行く来場所には強い姿に復活していて欲しいです。

さて、次はまた溜り席を目指すかな。

2009年07月29日LKM博士
あの有名な蝉もニイニイゼミ

連日のセミネタです。

『閑さや 岩にしみ入る 蝉の声』

松尾芭蕉のこの俳句の蝉、どの種類のセミかご存知でしょうか?
そう、ニイニイゼミというのが有力です。
芭蕉が山形県の立石寺(山寺)でこの句を読んだのは新暦の7月13日。
もう一つの候補のアブラゼミは、この時期にはまだ鳴かないからだそうです。

このことを、歌人の齋藤茂吉とドイツ文学者の小宮豊隆が昭和初期に論争したそうです。
この論争が100年遅ければ結論は変わっていたかもしれませんね。
温暖化で。

夏休みに行くところが決まっていない方は、
山寺にセミの声を聴きに行くのもよいのでは?

2009年07月28日LKM博士
ニイニイゼミ

7月10日のブログで述べたニイニイゼミを捕まえました。
多くの方が捕まえたことがないでしょうから写真を掲載します。

ninizemi.JPG

まだら模様の羽のセミは国内ではこれだけじゃないでしょうか?
体長はアブラゼミやミンミンゼミの半分程度、3-4センチ位、と小柄なセミです。
泣き声は人によって感じ方は違うようですが、
私には高音の「ニィーーーー」と「チィーーーーー」の間のような声に感じます。
近くで聞くと耳にキーンとくる泣き声です。

桜の木によくとまっているのですが(この日も桜の木で発見)、
とにかく小さく、羽の色も絶妙で、樹木と一体化していて見つけるのが困難です。
私が「あそこにいる」と指差しても、殆どの人に「わからない」って言われます。

私の見つけ方は、音を頼りに場所を特定する"フクロウ作戦"です。
泣き声が聞こえたらその方向に向く。
顔の向きを左右に10度程度振り、音の響く方向を絞る。
次は顔を上下に10度程度動かし、同じく音が響く方向に絞る。
あとは、微調整。
最も耳に声が響く角度の先に、おなかをヒクヒクさせているセミがいます。
コンピューター仕事が多く、視力は0.2-0.5に落ちましたが、
今でも裸眼で発見できます。
現に捕まえているんだから、説得力あるでしょう。
フクロウ作戦は他のセミにも有効ですから、是非挑戦してみて下さい。

2009年07月24日LKM博士
梅雨、明けてるの?

暑いから梅雨が明けるのか?
梅雨が明けたから暑いのか?
毎年、疑問に思っていましたが、
気象庁の発表は前者の方ではないでしょうか?

先週の14日火曜日の午後、関東地方の梅雨明け宣言を聞きました。
確かに暑い日で、ウンコを病院に取りに行く私の車は蒸し風呂状態。
保冷剤をたくさん使って、ウンコの鮮度を保つのに必死だったのを覚えています。
ですが、数日後からは梅雨の空。
14日の梅雨明け宣言は明らかにミスだと思います。

科学的な分析結果に基づいた宣言なのでしょうか?
大金をかけて最新鋭の機器類で気象データを集めていると聞きますが、
上手く使えていないのでしょうか?
我々の研究分野とは異なるため単純には比較できませんが、
ハズレが多い天気予報を含め、
ここまで不正確な情報の公表は、他の科学分野ではあり得ません。

「梅雨明け宣言」は夏物商品の売り上げに影響を与えると聞きます。
経済界との癒着があるのではないかとも疑ってしまいます。

とはいえ、来週には梅雨も正式に明けるでしょう。
メイトーのアイスクリームをよろしく。
なつかしのホームランバーがおすすめです!

2009年07月23日プロジェクトメンバー
毎日摂取、LKM512

こんにちは、企画部マイです。

もう半年くらいになりますか、
LKM512が入っているヨーグルトを会社から購入し、
ほぼ毎日食べ続けています。

最初はプレーンのまま食べていたのですが
さすがに最近、少々飽きが生じてきました。
そこで今は、いろいろな方法で食べています。
オリゴ糖を入れてみたり、ブルーベリーソースを加えてみたり
グレープフルーツを入れてみたり。
プレーンヨーグルトはいろいろな食べ方を試せるのがいいですね。

近頃のお気に入りはミックスジュース。
ミキサーにバナナと氷と牛乳と
たっぷりのLKM512入りヨーグルトを投入して混ぜ、
最後にレモン汁を少々。
これで1食あたり200gはLKM512入りヨーグルトが食べれます。
暑い夏にぴったりのさわやかなヨーグルトミックスジュース、
ぜひお試しください。

ちなみにバナナで食物繊維がとれるせいか、
LKM512ヨーグルト単体で食べている時よりも
おなかの調子は良好です(o^∇^o)ノ

2009年07月21日プロジェクトメンバー
LKM512プロモーションDVD制作秘話③

こんにちは。
企画部マイです。
先日に引き続きLKM512DVD制作の話です。

写真は声を吹き込んでいる様子です。

rokuon3.jpg

映像を見ながら、タイミングよく声を吹き込んでいきます。
さすがプロの声優さん、初めて見る映像にも関わらず、
絶妙なタイミングで声が吹き込まれていきます。

LKM512君は「腸で生き抜く"強い"ビフィズス菌」なので
そのキャラクター設定にふさわしい「強さ・りりしさ・元気」や
LKM512の機能を説明するDVDでもあるので
「説得力のある話し方」を求めていました。
そんなオーダーにもしっかり応えていただいて、
録音は無事終了。
最後に鈴木さんのサインもいただきました。

rokuon2.jpg

ちなみに、ちゃっかり自分用のサインもいただいています。。。
もしかして公私混同?すいません(*゚.゚)ゞ

かくして多くの方々のご協力をいただき、
LKM512プロモーションDVDは完成しました。
関係者の方々、遅ればせながら御礼申し上げます。
ホームページ上でご覧いただけないのが残念ですが
LKM512がもっと広まっていけば
みなさんのお目にかかる機会も増えることでしょう。
その日まで、いましばらくお待ちください。

2009年07月16日LKM博士
大相撲名古屋場所

序盤が過ぎようとしておりますが、皆さん、ちゃんとチェックしていますか?
日馬富士には土が付きましたね。
今場所後の横綱昇進は見送りでしょう。

ちょっと気になるのが白鵬の汗。
暑いのはわかりますが、取り組み前にはタオルで拭き取って欲しいです。
あれじゃ、相手がすべるのではないかと思います。

実は私、今場所は生中継で相撲を見ているのです。
仕事中に・・・ ( ̄ー+ ̄) 。

その理由は、ウンコを近所の病院に受け取りに行っているからです。
今週から、またまた、ウンコ実験を始めたのです。
頻度が高いですが"ウンコ好き"じゃないですよ。
仕事です。
5時半ごろに病院に行くと、結構待たされるので(血液ももらうため)、
おじいちゃんやおばあちゃんと一緒に大きなテレビで観戦しています。
おじいちゃん達、やっぱり相撲が好きなんですね。
一番一番、各個人が感想をつぶやいています。
3日目の朝青龍の立会いのエルボーには賛否両論でした。

このウンコと血液と夜中11時ごろまで格闘するので、
良い息抜きになります。

中継を連日見ている私の予想。
「今場所は、ノーマークの琴欧洲と琴光喜が優勝争いに絡んでくると思います!」

2009年07月15日プロジェクトメンバー
LKM512プロモーションDVD制作秘話②

お久しぶりです。
企画部マイです。

去る6月8日、LKM512DVD製作秘話①を掲載してから
早いもので1ヶ月たってしまいました。・・・反省m(。_。;))m

前のブログでは、LKM512紹介DVDを製作するにあたり、
われらがLKM512君の声を吹き込んでくださる声優さんを決め、
いざ録音現場へ!というところまで書きましたので
その続きをお話します。

録音現場はこちら。
手前に座っているのは監督さんです。
rokuon1.jpg

部屋は使い方のわからない機械で埋め尽くされ
まさに映像製作!といった雰囲気。
LKM512DVDへの期待が高まりました。

そして、LKM512君の声を吹き込んでくださる鈴木真仁さんが登場!
10数年前、声優としてデビューされた頃から存じ上げている私は
ご本人を前にうれしいやら緊張するやら・・・
同席したサトシさんから見たら、かなりオロオロしているように見えたでしょう。

そしてついにLKM512君に声=命を吹き込むときがやってきました。
続きは制作秘話③で。

2009年07月13日LKM博士
トンボデー

6月29日月曜日、午後0時50分。
協同乳業の研究所がある東京都西多摩郡日の出町は昨晩降った雨があがり、
太陽が顔を出して蒸し暑い気候でした。
3時からの社外の会議に出席のため、バス停まで急いで走っていると、
途中の公園で、何やらいつもと違う虫のオーラを感じました。

その正体は、ハグロトンボ。
羽が黒くて、ゆっくり羽ばたく優雅なトンボです。
5-6センチはあるでしょうか。立派なトンボです。
ヒラヒラヒラッと私を挑発するように飛んでいます。

私は虫好き・・・それも大人として相当レベルが高い方だと思います。
体が勝手に反応します。
10メートルほど追跡して草木にとまるのを待ちましたが、ふと我に返って諦めました。
バスが行ってしまいます。

このトンボ、すぐそばを流れる平井川に棲息しているのです。
植物が生えた綺麗な川辺に棲むトンボなので、近くに適した川がない環境で育った私は、
こちらに来るまで図鑑でしか見たことがありませんでした。
ですから、このトンボを見かけると、いつでも興奮してしまいます。
今度捕まえて、写真を載せますね。

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     §
    §
    §

午後2時半30分、九段下に予定より早く着いた私は、
ちょっと遠回りをして靖国神社の前を通って会議場へ向かいました。
ふと見上げるとコシアキトンボが4-5匹飛び回っているじゃないですか。
都心ですが、自然と水場があるからでしょう。
皆さん、どんなトンボか知らないでしょう。
インターネットで「コシアキトンボ」と検索して調べてみてくださいね。

いよいよ夏本番が近づいています。
虫ブログが増えるかも。

2009年07月10日LKM博士
初セミ

6月30日火曜日。
お昼ごはんを食べに食堂へ移動する時、
昨日のトンボに続いて、今年初のセミの鳴き声を聞きました。
ニーニーゼミ。
ニイニイゼミと書くのかな?
3番目に好きなセミです。
その名の通りの鳴き声です。

あー、外に虫取りに行きたい。
ウンコや細菌を対象に、
室内で細かい研究をしているのが空しくなる季節の到来です。

2009年07月09日LKM博士
相撲で例えます

昨日のブログの
齋藤先生と私の関係がややこしくてわかりにくいとクレームがありましたので、
相撲を例にとって説明します。

高砂一門にぴったりの例があります。
高砂部屋出身の
元関脇高見山(東関親方、先日定年退職されました)と
その後輩(弟弟子)にあたる元大関朝潮(高砂親方)をそれぞれ、
細野先生と齋藤先生に例えると、
私は高見山の弟子の高見盛にあたるということです。
朝潮の弟子である朝青龍の横綱土俵入りに、
高見盛が露払いを務めていることからも、
近い関係であることがわかっていただけるのではないでしょうか?

余計わからない?

これ以上、すばらしい例えはありません!

2009年07月08日LKM博士
東北大・齋藤忠夫教授来所

先日、我々の研究所を、
東北大学大学院農学研究科の斉藤忠夫教授がご訪問して下さり、
講義までして頂きました。
酪農、乳酸菌の分野では非常に著名な先生です。

実は先生、協同乳業の先輩なのです。
30年程前に、旧東京工場(東京都西東京市(旧保谷市))で、
工場ラインに入られてアイスクリームを製造しておられたのです。

さらに、先生は東北大学農学部の畜産利用学研究室出身で
私の大学時代の恩師である信州大学名誉教授の細野明義先生も同研究室の出身。
すなわち、私は齋藤先生と同門なのであります。

そして、今、プロバイオティクスの研究で、
学会などで顔を合わすという関係です。
この1月には、理研BRC国際シンポジウムで、
同じシンポジストという立場で、順番に講演させて頂きました。

いやー世間は狭し!
といいますか、この業界が狭いのか?

研究とは人と人の繋がりが大事であると以前に書きましたが、
大切にしたい関係です。

kouen.jpg


貴重なお話ありがとうございました。

2009年07月07日LKM博士
新記録

LKM512のホームページ、
私のブログを目当てにアクセスして下さる方が多いようですが、
たまにはゲームもやって下さい。
結構、苦労して作ったんですから。

本日、私の新記録がでました。
"6秒"
で腸に到達です。
証拠写真も載せます。

6byou.JPG

7、8秒は結構出るのですが、6秒は初めてです。
そう簡単には出ないはずです。
胃酸攻撃が激し過ぎる。

一人でやっていたら飽きるでしょうが、
職場のメンバーで競い合ったら、意外と盛り上がると思います。
挑戦してみて下さい。

2009年07月02日LKM博士
絵文字

「ブログに絵文字をよく使うね。」
と言われることが多いのですが、
私のことを良く知っている人からは、
「イメージにあわないので、気持ち悪い。」
なんて言われることもあります。

それはそうです。
何しろ私は携帯電話すら持たない、旧式人間なのです。

あんなの自分で作られません。
実は、インターネット上に、絵文字がいっぱい載っているサイトがあるので、
そこから適したものを見つけているのです。

当初、あまり好きではなく、
私のイメージとはかけ離れており抵抗感はありましたが、
気持ちをちょっと表現するには良い手段だと思って、
誰に言われることなく、柔軟に取り入れました。

敢えて、今日は使いませんが。

以上。

2009年07月01日プロジェクトメンバー
LKM512生活続けてます!

企画部サトシです。
継続は力なり!
以前マサキ君がブログで言っていましたが、
私のLKM512ヨーグルト生活もいつのまにか4ヶ月が経過しました。
最初は慣れないので忘れることもありましたが
今では毎日昼食後に摂取しています。
やはり人間の習慣とはすごいもので、続ければ習慣化しますが、
一度さぼってしまうとすぐに元に戻ってしまいます。
TV等でヨーグルトの話題があると一時的に摂取する方も増えますが、
一時的ではなくそこから継続することが重要です。
みなさんも何か体にいいことを習慣づけてはどうでしょうか?

2009年06月30日LKM博士
本物に感謝

以前にブログで
藤田恒夫著「腸は考える」(岩波新書,1991年)
を再読した感想文を複数回に渡って書きました。
5月11日~19日のブログですね。

先日、
第13回腸内細菌学会が開催され参加したのですが、
特別講演の演者は、なんとその藤田恒夫先生だったのです。
「腸は考える ―回想と展望―」
というタイトルで講演されました。

本の中の若き頃の写真が私の中の先生でしたので、
本物は、白髪になりお年を召されたという第一印象でしたが、
講演が始まると、若い時のままでアグレッシブな印象を受けました。
もちろん、
先生の若い頃を知っているわけではないので、
本から想像できる若き頃の先生です。

本から伝わってくる以上の
「研究に対する誠実さ」
と、
「自分の考えを貫く勇気」
 と
「研究仲間の存在」
の大切さを再確認できました。

すばらしいお話と、充実した時間に感謝 m(μ_μ)m 。

2009年06月26日プロジェクトメンバー
博士の成長

企画部マイです。
サトシさん、博士に続いて先日受けた取材のお話です。

今回の取材では、博士の写真が必要ということで、
インタビューの様子や研究室でのひとコマなど、
いろいろなシチュエーションでの写真撮影が行われました。

そこで気づいてしまいました!
博士が写真慣れしてきているということに!
(あくまで個人的感想ですが・・・)

LKM512プロモーションDVDの撮影の時は
あんなに緊張していた博士が
カメラマンさんの指示にこたえつつ
堂々とカメラに向かっているではありませんか。

広報担当として、そんな博士の成長を
(博士には失礼ですが)
まるでわが子の成長を見守るような気持ちで眺めていました。
この調子で、博士にはどんどんいろんなところに登場してもらいたいと思います。

2009年06月25日LKM博士
ウンコ話で取材受けました

研究のことで取材を受けることは時々あるのですが、
ブログを読んで取材したいという依頼は初めてでした。

とある雑誌社の取材でした。

体を使う研究者というようなテーマで、
本ブログの、研究にウンコを使うエピソードなどが面白くて、
取材に来られたようです。

ということで、
得意のウンコ話を1時間以上しまくりました。

shuzai.jpg

普段、まじめな取材や面会の途中で強引にウンコの話を挟み、
ちょっと拒否反応を受けることが多いのですが、
(個人的にはリップサービスのつもりです。)
今回はウンコの話がメインということで、
話は尽きずノリノリ、予定時間オーバーでした。
これから記事になるので詳細は書きませんが、楽しかったです。

ということで、賛否両論ありました企業ブログでのウンコ話は、
どうやら、世間一般にも受け入れられつつあるようで、
益々、発展させていくことになるでしょう。

2009年06月24日プロジェクトメンバー
取材対応

企画部サトシです。

先日雑誌社の取材を受けました。
といっても対象はLKM博士のため、立ち会っただけですが・・

通常の研究に関する取材に関しては博士に任せていますが、
今回の取材の依頼のきっかけはこのブログを見て、ということでしたので同席しました。

取材日を決める際、ちょうど博士が学会で2~3日つかまらず
(博士は本当に携帯を持たないので、急な用事の時でもつかまりません!)
企画部では私とマイさんがバタバタしていたことを
博士は知らないと思いますが・・・
いつになったら携帯を持ってくれるのでしょうか。

取材内容の詳細は、博士のブログで掲載されると思いますが、
取材内容がどのように原稿になるか楽しみなくらい、
今までと一味違った取材となりました。

2009年06月23日LKM博士
授かったヒント

これまでの研究で、
LKM512を摂取すると善玉物質ポリアミンが大腸内で増えることがわかっています。
ところが、
LKM512が腸内に到達しても、ポリアミンが増えない被験者が、
10人に1人程度存在するのです。
ずっと悩んでいる問題ですが、
これ、東京で阿修羅像を見るのと同じことかもしれません。

阿修羅像は目の前にあるのだが、本来のオーラが感じられない
=LKM512は存在するのだが、本来増えるはずのポリアミンが増えない

山手線に乗って、上野公園の中を歩いて、近代的な建物の中に展示してあれば、
それは1つの美術品に過ぎないのです。
奈良公園を進み、興福寺の境内に入り、お参りする足音、何処からか漂ってくる線香の香り、1,300年の歴史を肌で感じて対峙すると、仏像本来の姿になるのです。

そう、LKM512が存在するだけでは不十分な場合があるのです。
ポリアミンを作るための"何か"が腸内環境中に欠けている
(或いは邪魔する"何か"が存在している)はずなのです。
腸内菌叢は個々人で大きく異なるので、これは直接的な答えではないと考えています。
帰りの電車、その"何か"を掴むための手法が頭に浮かびました。
前から考えていたことではありますが、やってみる価値はあると確信しました。
"何か"が見つかれば、将来、腸内ポリアミン濃度を自在にコントロールできるのではないでしょうか?

熱く述べましたが、ポリアミンのことは私に任せておいて、
皆様、是非、奈良へ出かけて下さい。
そして、阿修羅像を拝観して下さい。
阿修羅像はじめ他の八部衆、十大弟子像も
10月17日からは興福寺仮金堂で公開されるようです。
また、来年は遷都1,300年です。よろしく!

以上
勝手に奈良県観光大使より

koufukuji.JPG

興福寺五重塔の前で思わず撮影した、鹿のできたてほやほやウンコです。

2009年06月22日プロジェクトメンバー
ホームラン坊やを探せ!

こんにちは!信越エリア営業のユキトシです。
梅雨に入ったというのに全然雨が降らないし、暑い!!ですが、
皆様いかがお過ごしでしょうか?

さて、先日(6月19日)松本でメイトーホームランシリーズのキャラクター
『ホームラン坊や』が登場しました。
ぜひ皆さん探してみてください・・・と言っても
アップされる頃にはイベントも終了してますよね(^_^;)

ということで、来週以降もホームラン坊や登場します!

6月25日・26日 南信地区のスーパー
7月9日・10日  中信地区のスーパー
7月16日・17日 中信地区のスーパー

以上のスケジュールでホームラン坊やが再登場します!

当日スーパーの店内ではLKM512を配合したヨーグルトもたくさん販売していますので、
ぜひホームラン坊やを見つけに来てくださいね~!

2009年06月19日プロジェクトメンバー
免疫力UP!

企画部サトシです。
いよいよ梅雨の季節となりました。
梅雨の時期は湿気も多く過ごしにくい日が続きますし、
食中毒も増えますので体調管理には気をつけてください。

そういえば以前博士が様々な外敵に対して免疫力をつけるのが最大の予防と言っていましたが、
新型インフルエンザ・花粉症等の予防でヨーグルトが度々取り上げられるのは、
やはりヨーグルトを食べ続けることによって免疫力がUPするからでしょうね。

一時的ではなく、やはり何事も毎日続けることではじめて効果がでるのでしょう。
先が長いかもしれませんが、
今から冬に向けてプロバイオティクスヨーグルト生活をはじめて免疫力を高めてみてはどうでしょうか?

2009年06月18日LKM博士
国宝 阿修羅像④

さて、実に正確に90分後(時計を見る限り±1分程度の誤差で感心しました)、
肛門から晴れて排泄された私は会場に入ることができました。

興福寺からたくさんの貴重な宝物や仏像が来ており、
1時間近くかけてゆっくり見ながら進みましたが、詳細は省かせて頂きます。
短いもったいぶったトンネルのような無駄な空間を抜けると、
そこはメイン会場、阿修羅像が展示された部屋になっておりました。
高い位置(阿修羅像を斜め上から眺める位置)から緩いスロープを降りて行き、
最後は見上げるような姿勢で、阿修羅像の周囲を時計回りで見るという流れです。
しかし、

「何か違う。本来持っているはずの、不思議なオーラが感じられない・・・。」

しばらく考えましたが、おそらく環境のせいでしょう。
博物館は崇高な美術品として取り扱っているとしか思えないのです。
暗い部屋で、阿修羅像に橙色の照明をあてて、神秘的な雰囲気を出してはいるが、
阿修羅は迷惑そうです。
殆どの見物客も同じく美術品を見に来ているようでした。
阿修羅の周囲を押し合いながら、時には小競り合いを起こしながら、
自分さえ見られれば良いという姿勢です。
警備員は「止まらないように」とずっと大声を出しています。

これ、
"観覧"と"拝観"の違いです。
奈良という恵まれた環境で育った私には、絶えられない空間でした。

とはいえ、阿修羅像の横側から後側は3メートル位の距離で拝見させて頂きました。
"左斜め後ろ"からのアングル、魅力的でした。
「ご苦労様。また、奈良で会いましょう。」

2009年06月17日LKM博士
国宝阿修羅像③

LKM512のブログで、全く関係のない阿修羅の話を連日するのは気が引けるので、
今日は、こじつけブログです。

混んでいると聞いてはいましたが、平日の夕方です。
ちょっと混雑した水族館程度のイメージで行ったところ、
「90分待ち」と表示されていました。
そんなはずはないと最後尾に並び、
本を読みながら待っていました。
少しずつ進み、20分後、視界が開けたらショック!
ここから、右に左に、幾重にも曲がりながら入り口まで途方もない行列なのです。
まさに腸管の世界。
私たちは食べ物で、列の始まりを口として、
腸をクネクネとただ流されるままに進みながら、
博物館の入り口、すなわち肛門に向っているようです。

暇にまかせて、私はプロバイオティクスになりました。
「暑い日差しは消化液」
「警備員は分泌型のIgA(体を護っている抗体の一種)」
「あそこを曲がったら大腸や」
「こっちの人は悪玉菌」
「あっちの人の帽子は芽胞っぽいので、クロストリジウム(芽胞を作る腸内細菌)」
「途中で離脱した人は弱い菌」
「時折吹く突風は、発生した屁」
と、待つのが大嫌いな私は必死で妄想して凌ぎました。

日々、プロバイオティクスは
「腸の粘膜にくっついて増殖するのが重要」
「常在細菌、特に悪玉菌、を押しのけて、増殖することが大事」
なんて簡単に言っておりますが、
ものすごく大変なことであると妄想の現実の狭間で実感したのでありました。

書いてはみたが、このブログ、ワースト3に入る内容の自信あり。
すいません f(^_^;

2009年06月15日プロジェクトメンバー
御礼!

企画部サトシです。
この専用ホームページを昨年12月15日
(逆から読んで「512 1番」←これは私がこの日に設定したので、
プロジェクトメンバーも多分こんな意味があったとは知りません。)
に立ち上げて早いもので半年が経過しました。

当初は社内でブログをはじめてやるということで苦労しましたが、
このブログを見ていただいている皆さんのおかげで毎月アクセス数も順調に増加しています。
今後も秋に向けて内容の充実を進めていますのでよろしくお願い致します。

2009年06月12日LKM博士
国宝 阿修羅像②

先日の続きです。
きっかけは何気なしに見ていたNHKの番組でした。
ハイテクを使って、詳細に阿修羅像を解析している内容でした。

腸内細菌の研究と同じで、
やはり、新しい手法を使えば、新たな発見や再確認があるようで、
大変な技巧を凝らした像であることは間違いないようです。
ですが、研究という仕事をしている人間として番組を見ていると、
阿修羅像の解析に関わる研究者の少なさが気になります。
極めて一方的な(個人的な)見解で、"言った者勝ち"の世界では?
と強い疑問を抱きました。
素直じゃなくて、すいません o(_ _)o

話を戻します。
わざわざ東京国立博物館まで行こうと思った理由はたった1つです。
興福寺の国宝館では正面からしか見えない阿修羅像が、
360度、好きな角度から見ることができると知ったからです。

普段は絶対見られない後ろ姿。
とにかく生で見てみたい。
左右両顔も正面から見てみたい。
手の付け根はどうなっているんだ?
というわけで、
結構遠いのですが、都心まで会いにいったのです。

2009年06月10日LKM博士
国宝阿修羅像①

つい先週まで、東京に興福寺の阿修羅像が来ていました。
東京国立博物館の「興福寺創建1300年記念 国宝阿修羅展」です。
ニュースで取り上げられていたので知ってはいましたが、
「あっ、そうなの。遠い所まで大変ねー。」
という感じで特に興味もありませんでした。
なにしろ、私は奈良県出身!
興福寺には、実家からは近鉄電車で7駅、
計算上ドア・トゥー・ドアで40分足らずで行ける距離です。
(測定したことありません。)
小学生の頃は五重塔等を写生した記憶もあります。
今年の正月も興福寺には行きました。
1月23日のブログの鹿の写真もその時に撮ったものです。

ところが私、この阿修羅展の終了間際に会いに行ってしまったのです。
忙しいのに、わざわざ半日休暇を取ってまで。
入場料1500円。
実家に帰れば、交通費と国宝館の入場料を合わせてもこれより安いのに、
会いに行ってしまったのです。
その理由は・・・。
次回につづく
asyura.JPG

2009年06月08日プロジェクトメンバー
LKM512プロモーションDVD制作秘話①

こんにちは。
企画部マイです。

4月14日に、ユウジ君がLKMプロモーションDVDの撮影について報告していたのを
皆さん(うっすらとでも)覚えていただいていますか?
LKM512をわかりやすく楽しく説明したこのDVD、おかげさまで無事に完成し、
会社の玄関で放映されているほか、いろいろなところで活躍しています。

このDVDでは、LKM512のキャラクター、LKM512君も出演しています。
LKM512君に(自称)人並み以上の愛情を注いでいる私としては、
LKM512君の声を吹き込んでくれる声優さん選びは非常に重要でした。
何人もの声優さんの声を聞いた結果、鈴木真仁さんに決定!
元気ではつらつとした声がLKM512君にぴったり!
実は声優さん好きの私は、わくわくしながら録音日を迎えました。
続きは次回。

2009年06月05日LKM博士
知らぬ間に・・・

このブログを始めた時、
50回や100回目には、特別ゲストにコメントをもらおうと考えていました。
例えば、これまで研究に関わってもらった方々などに。

しかし、数えてみると・・・
既に、これが63回目じゃないですかー!

調べてみると、50回記念は、マイさんに乗っ取られていました。
5月13日「LKM512記念日」
です。
ちゃんと計算しておけば、
5月12日の「LKM512の日」に50回記念のメッセージが出せたのに。

100回記念は覚えておきます。
このペースだと7月末か8月初旬になるのではないでしょうか。
誰にコメントお願いしようかなー。

依頼された方は、
大変名誉なことなので断らないで下さいねー ( `・∀・´)ノヨロシク。

2009年06月03日プロジェクトメンバー
LKM512の日

あざーす!!お元気ですか?
久しぶりの登場。営業担当のマサキです。

LKM512の日イベントリーダー(?)として結果報告をさせていただきたいと思います。
というかかなり遅くなってしまい、本当に面目ないです。
あれほど先輩からTime Is Moneyだと教わっていたのに...。
まあ、後ろを振り返る性格でもないので、ポジティブに結果報告します!

5月12日に東武東上線大山駅のハッピーロード大山商店街で、
「メイトー健康フェア」と題し、LKM512のPRを行いました。
まず、みなさん「ハッピーロード」って知ってます?
アーケードの全長は560m、1日の買い物客は約25,000人ですって!すごい!
しかも、たまにテレビに出てくる場所!

そんなすごいところで、LKM512をPRさせていただきました。
メインイベントは、LKM博士の講演!
大人数の前で講演するっていうよりは、ある程度人が集まったら講演スタートってな感じです。
これがまた好評で、何人もLKM512ファンになっていただけたかなと思います。
というよりは博士ファンが出来てしまったように感じます...。
ずぅーっとイベント広場にいて博士に質問の連発ってな感じで...。

fujie1.jpg

他にもいろいろイベントを実施しました。
まずは、LKM512スポンジやヨーグルトの無料配布。
学生時代鍛えたティッシュ配りの腕をここで発揮!
そうティシュをスポンジに変えて...。
とにかく、やっぱ実用的なプレゼントの方が嬉しいですもんね。
他にも骨密度、肌年齢の無料検査を実施して、
今一度自身の美容と健康を見つめなおして欲しいって目的で実施いたしました。

このような感じで無事イベントは終了しました。
今後もハッピーロード大山商店街でイベントさせてもらいますし、
あなたが住んでいる商店街でも実施するかもしれないので、
そのときはぜひぜひ遊びに来て下さいね。

fujie2.jpg

2009年06月02日LKM博士
おそーい理解

前回の続きでウンコウィルスの話です。

ひたすらウンコを処理している時代も過ぎ、
私の免疫系は、殆どのウンコウィルスを記憶し対処できるようになりました。
さらに、LKM512も腸から免疫系を刺激し、
感染症に対して、ほぼ無敵の体を手に入れたのです└(^へ^)┘

そんな時です。
突如、ノロウィルスが世間を騒がせました。
記憶に新しい方も多いでしょうし、冬になれば毎年のように耳にするでしょう。
このノロウィルス、嘔吐物や糞便から感染することが報道され、
会社でも緊急で文書が出され、
「手洗い、生ものを食べるな・・・感染の疑いがあるものは出社しないこと」
なんて書いてありました。

そして初めて、
「ヒトの排泄物を使っているが大丈夫なのか?」
と心配されました。

「おそーい。もう何十回も感染しとるわ。しかももっと恐そうなウィルスにヽ(`⌒´)ノ」
っていうのは心の叫びで、
ウンコ実験のリスクが会社に初めて理解された記念日です。

皆さん、ウンコには気をつけましょう。

2009年06月01日LKM博士
ウンコウィルス

会社を休むには至りませんでしたが、
うんこ実験を始めた頃、
よく原因不明の発熱はありました。

発症する時期は決まっており、
いつもヨーグルト投与試験中に起こります。
被験者のウンコを回収して、腸内菌叢解析のための処理をして3-5日後です。

原因はウンコの中に住んでいるウィルス(ウンコウィルス)で間違いないと思います。
当時は、口で吸い上げるピペット(目盛がついてストローのように吸い上げるタイプ)で実験しておりましたし、
他人の腸内に存在しているウィルスをガンガン吸引していたのでしょう。

はっきり言って、労災です。
労災だと主張しましたが、証明できません。
といいますか、皆、私が冗談を言っていると思っていたようです。

不謹慎な話ですが、
すごい数のウンコが届いた時、
その処理を手伝ってくれた先輩と後輩が、
3日後に、2人とも39度の発熱で倒れた時に確信しました!
発熱の原因がウンコウィルスだと!
とても懐かしく、良い思い出です。

2009年05月29日LKM博士
新型インフルエンザウィルス

新型インフルエンザ、少し落ち着いてきましたが、連日ニュースの主役ですね。

私、実は、ウィルスを使って実験していたこともあるのです。
使っていたのは、インフルエンザウィルスではなく、
哺乳類の新生児(仔)が感染すると、下痢になり死に至ることもある、
ロタウィルスというウィルスです。

ウィルス感染の第一歩は、ウィルスが細胞にくっつくことから始まるので、
この細胞への接着を防ぐ物質を探すテーマで実験していました。
ラッキーなことに、
バター製造時の副産物の液体(業界用語ではバターミルクという)を、
ある酵素で分解すると、接着防御力が高い物質が得られることを見出したのです。
ちゃんと日本畜産学会報に論文も発表しています。

ですから、ウィルスには、ちょっとうるさいのです。

今、マスコミに振り回される一般の方々に伝えたいことは、
通常の市販マスクの空気が通る穴は、ウィルスが通るには、
十分過ぎるほど大きいということです。
畑をイノシシ用の防御柵で囲ったところで、
アブラムシの侵入を防げないのと同じで、大きさが違い過ぎるのです。
つまり、マスクによる感染予防は殆ど期待できないということです。
感染者がマスクをすることで、くしゃみや咳と共に拡散されるのを防ぐには有効でしょうが。

今回のような飛まつ感染するようなウィルスは、
遅かれ早かれ殆どの方が感染してしまうと考えるべきなのではないでしょうか?
すなわち、感染した時に、十分に戦える免疫力をつけておくのが最大の予防だと思います。
そう、プロバイオティクスで腸から免疫系を整えておくのが、
皆共通に推奨できる、新型インフルエンザウィルス対策だと信じています。

ちなみに私は入社して13年目ですが、一度も感染症で会社を休んだことがありません。
皆勤なのです。
アホやからという説もありますが、それだけでは説明つかないでしょう。

2009年05月28日プロジェクトメンバー
512を探せ

企画部サトシです。
マイさんの部屋番号512号室、
LKM博士の宿泊先のルームナンバー512号室と
みなさん512に縁があるみたいですね。
私も何か512が無いか(そんな簡単に見つかるわけないのですが)
注意深く探さなければと思っていた矢先に、
26日のテレビで『某格闘家512日ぶりに復帰』というニュースを発見!
こんなところにも512があるとは。
何事も注意深く観察することで色々な発見があるもんですね。

2009年05月27日プロジェクトメンバー
本当にふえるとは!

こんにちは初めまして!
信越エリアで営業を担当しているユキトシです。
東海エリアから信越エリアに転勤になり早一年。
ここ長野県はとても過ごしやすく、美味しいものから観光レジャーまで
素晴らしい環境に恵まれています。
特にお酒も美味しいですよね!
出張で信越エリアに来る方達が、
ひそかに仕事の後の一杯を楽しみにしているのもわかります(*^。^*)

さてさてここからが本題です!
このあいだ、当プロジェクトメンバーでLKM512入りのヨーグルトを一定期間食べて、
その後本当におなかの中で増えているのかどうか実験を行いました。

実験内容は、ヨーグルトを摂取する前の便をLKM博士に検査してもらい、
その後約一ヶ月食べ続けた後の便をまた博士に検査してもらうものです。

そこで食べるように指示が出たのは特定保健用食品のLKMたっぷりのヨーグルト。
が、しかぁし!
色々な理由から僕は密かにスーパーで販売されている
LKM入り''フルーツ''ヨーグルト(←当社製品)を食べていました。
だってフルーツ入りの方が食べやすいでしょ...。

イメージではLKMがたっぷり入った特定保健用食品の方が、
確実におなかで増える結果が出るでしょうから、
特定保健用食品ではないLKM入りフルーツヨーグルトではもしかしたら増えないかも(>_<)
と少し不安になっていたのです。

そして、前回のプロジェクトでLKM博士より検査結果が発表されました!
・・・僕のおなかの中でも確実にLKM512は増えていたのです!
特定保険用食品ではない"フルーツ入り"でも確実に増えるとは・・・びっくりです!

また、『確実に体調も改善されてきたぁ!』と豪語していたT君は、
本当におなかの中ですごい数のLKM512が増えていたのです。
聞いたら特定保健用食品の方を毎日ちゃんと食べてたんだって!
しかしあの短い期間でここまで増えるとは。
そして体調にまで効果が表れるとは・・・恐るべしLKM512。

以来、営業時には実際にLKM 512が僕のおなかで増えたグラフを得意先に持って行き、
最高の説得材料として使っています♪
おかげで営業成績も絶好調です!いやホントに(*^^)v

長野県内の皆さんもスーパーでLKM512入りヨーグルトを見かけたら
ぜひ試してみてくださいね!!

ではまた~♪

2009年05月25日LKM博士
512号室

マイさんが512号室の話を掲載した前日のことです。
すなわち5月19日。

私は、神戸と大阪で広がる新型インフルエンザの事が盛んに報道される中、
新幹線で名古屋に移動しなければなりませんでした。
社命に従い、マスクを着けての移動です。
花粉症でもない私は、慣れておらず、苦しくて辛かったです。

ビジネスホテルに着き、先に支払いを済ませて渡されたルームキーは、
なんと
512号室 ( °O °;)

やっぱり縁があるようです。

512.jpg

これ証拠です。

2009年05月22日LKM博士
大相撲夏場所

みなさん、大相撲はちゃんとチェックしていますか?

今場所は優勝争いが面白いですね。
千秋楽まで盛り上がっていることでしょう。
その反面、かど番大関の千代大海が本当に苦しそうですね。
体も一回り小さくなったような気がします。
貴重な突き押し相撲の力士。
もう一踏ん張りしてもらいたいものです。

私は今場所も国技館で観戦してきました。

前から思っていたことですが、
LKM512で懸賞金を出したい。
土俵を1周、LKM512の旗が回るのを見てみたい。
LKM512である程度、稼いでからになるでしょうが、
近い将来、できるように努力しようと決意しました。

2009年05月20日プロジェクトメンバー
512

こんにちは、企画部マイです。
インフルエンザが話題となっている今日この頃ですが、
みなさん体調は大丈夫でしょうか。
かくいう私は季節はずれの花粉症で、
インフルエンザではないのにマスクが手放せない日々を送っています。

私事ではありますが、先月引越しをしました。
いざ鍵をあけようとしたその時!
表札に「512」の文字が(゚o゚ )!
そう、部屋番号が512だったのです。
おかげで、住所はなかなか覚えられませんが、
部屋番号は即座に覚えることができました。

みなさんも、身の回りの512を探してみてはいかがでしょう。
案外、近くに潜んでいるかもしれませんよ。

2009年05月19日LKM博士
腸内細菌はゴミ扱い

連続して「腸は考える」の感想文のようなことを書いてきましたが、今日で最後です。
実は気になることが1つあります。
「腸は考える」では、腸内細菌の話は殆ど出てきません。
おそらく、この本の中での研究の舞台となった1970年代はまだ、
腸内細菌の役割は市民権を得ていなかったからだと思います。
また、生理学と微生物学の壁も高かった時代だったのでしょう。

私が気付いた範囲では、たった1箇所、
モチリンという空腹時に放出されるホルモンの話のところで登場するだけです。
「・・・腸の中には、食物が通過したあとにも、いろいろな物質がたまる。
腸から分泌される液体や粘液、腸の内面から剥げ落ちる無数の細胞、
ふえすぎた腸内細菌など、これでは不衛生だし、
センサー細胞たちもフレッシュな化学刺激を受けにくい。
そこで腸のもろもろの貯留物を一気に送り去ろうと・・・」
(116ページ、10-12行目)

なんと、ただの邪魔者あつかい、ゴミ同然の存在です。(-"-J)

現在の知見では、そういうわけにはいきません。
腸の細胞には腸内細菌の成分を認識するアンテナが何種類も見つかっており、
免疫系に多大な影響を与えているのは常識になりつつあります。
また、
「腸の細胞の機能に影響を与えているのは、腸内細菌が作り出す物質である」
というのが私の持論で、
LKM512の健康増進効果もこれに起因していると考えているからなのです。
そう、このホームページに書いてあるポリアミンも
腸の細胞に影響を与える物質の1つなのです。
ぼちぼちポリアミンの話もしないといけないですね。
乞う、ご期待。

2009年05月15日LKM博士
腸は脳の大先輩

「腸は考える」で藤田先生は、
腸のセンサー細胞のルーツを求めて、
系統的に最も原始的な腔腸生物(ヒドラやイソギンチャク)の腸も研究されたようです。
ヒドラは最も単純な腸からできており、口はあるが肛門はない生物です。
つまり、食べカスは口から捨てるらしい。
もちろん脳もありません。
しかし、驚くことに、
我々、哺乳類の腸のセンサー細胞と極めて類似した細胞が存在するようです。
さらに、ヒドラの腸を包むニューロン(神経細胞)がヒルやミミズ(環形動物)と進化するに従い、
腸のはじまり(口、食道)付近に集まり、神経節をつくり、これが脳になった。
つまり、
「脳は腸からはじまった」と結論付けられています。

そう、腸は脳の大先輩なのです。

社長のブログをきっかけに、色々と考えてきましたが、
腸は生命活動の軸のような存在で、脳以上の器官なのではないかという気がしてきました。

先輩は後輩を教育するものです。
私は、昼ごはんに利用する食堂の油たっぷり料理を食べるとほぼ確実に30-90分後に下痢になります。
腸の細胞が何度も繰り返し使用された油を感知し、直ちに排除命令を出しているからでしょう。
劣化した油は体に悪い、少なくとも私の体には適していないという証拠です。
何度か繰り返すうちに、腸は脳を教育したようで、
その日の定食が油ものだと、反射的にカレーを選択するようになりました。
もちろん、直前にウンコ実験をしてようが、してまいが、関係なしです。
さすが、腸先輩!

2009年05月14日LKM博士
腸は脳より冷静だ

4月15日のブログで、
「私はウンコ実験をしたら、カレーが食べたくなる!」
と書きました。

この一文、マイさん達はブログに載せて良いのか悪いのか、結構悩んだようです。
その理由はもちろん、カレーに気を使ってのことでした。
メイトーのブログを読んで、カレーが食べられないなんて苦情がきたらまずい。
確かにその通りです。
さすがの私も、食事中はなるべくウンコの話は控えますので、当然といえば当然です。
もちろん、周囲に気を使ってですから、気心の知れた人達の前では平気で話します。
私にとって、ウンコの話は普通の仕事の話ですから。

でも、これって、脳が勝手にカレーを見て、ウンコを想像しているだけですよね?
そして、ウンコって汚いから食べたらいけないと思って、食欲が無くなっているだけのことです。
おいしいカレーが目の前にあるのにですよ!
要するに、脳の暴走、脳の過ちです。

ところが、腸の細胞は、
ウンコっぽいと心で思って食べても、的確に処理するはずです。
ジャガイモにも、肉にも、これらから出たエキス(アミノ酸)にも反応し、
的確なホルモンを放出し、消化液を分泌し、必要な成分を吸収するはずです。
反対に、
激辛カレーなんて場合は、排除命令を出し、下痢になることもあります。
辛いものを食べたら、数時間でお尻ヒリヒリするウンコが出た経験ありませんか?
これです。
逆に考えると、体にとってはあまり好ましくない刺激物の摂取に対し、
脳はOKを出してしまっていることになります。

つまり、脳より腸の方が冷静沈着であるということです。
皆さん、腸は偉大です。
プロバイオティクスで大事にしましょう!

2009年05月13日プロジェクトメンバー
LKM512の日

こんにちは、企画部マイです。
昨日、5月12日は日本記念日協会認定『LKM512の日』でした。
覚えてくれてた方、いらっしゃいますか?

4月30日のサトシさんのブログにあるように、
昨日は東武東上線大山駅の商店街で、
「メイトー健康フェア」と題し、LKM512のPRを行いました。
・・・とこの日の話はLKM512の日イベントリーダー(?)の
マサキさんが後日熱く語ってくれると思いますので、
私からは5月10日『メイトーの日』に実施したイベントについてお話しします。

5月10日、東京ドームで行われた巨人VS中日戦は「メイトーホームランデー」ということで、
メイトーのPRを行ってきました。
先着20,000名様に配布したラッキーカードの当選者400名様にホームランバーセットをプレゼントしたり、
グラウンドにホームランバーのキャラクター「ホームラン坊や」が登場したり、
オーロラビジョンでホームランバーCMを放映したりと盛りだくさんでした。

ここまで読んでくださったLKM512ブログ読者の方には
「ホームランバーのPRだけ?」と思われるかもしれませんが、
いえいえ、しっかりLKM512のPRもしてきました。

先着3,000名様に配布した「メイトーオリジナルグッズセット」の中に
LKM512スポンジを入れてプレゼントしました。
つまり、少なくとも3,000名の方にLKM512のことをちらっとでも認識してもらった・・・はずです。
そしてこのLKM512サイトを見に来てくれてたらうれしいのですが・・・
ホームページのアクセス数が今から楽しみです。

510.jpg

○の部分にLKM512スポンジがしっかり入っています↑

2009年05月11日LKM博士
10年ぶりの再読

先日紹介した社長のブログを読んで、10年前に読んだ本を読み直す決心がつきました。
藤田恒夫著「腸は考える」(岩波新書,1991年)です。
私が、腸内細菌の研究に手を付けた1998年に、たまたま本屋で見つけて、
タイトルに惹かれて購入し、電車通勤中に読んだ本です。
専門的な言葉、特に細胞やホルモンの名前が頻繁に出てきて、
途中で何度か、アガサクリスティーや司馬遼太郎の方へ浮気しながら、
なんとか読み終えた記憶があります。

ところが、10年ぶりに読むと、実におもしろい!
あっという間に読み終えました。
私に知識がつき、ほぼ完璧に理解できるようになったこともありますが、
この研究の歴史背景、仮説の立て方、研究の進め方、
そして、研究とは人と人の繋がりで進展するということが伝わってきて、
心の底から共感できたからです。

専門的な内容を少し説明しますと、
「腸の細胞は、食べ物の成分を独自に感知して、
それに応じたホルモンなどを分泌して、消化・吸収活動を行っている。
その腸の細胞とは、縦長の玉葱のような形をしており
(私の印象です。筆者の表現とは異なります)、
頭を腸の内腔(食べ物が流れている場所)に出しており、
まるでアンテナのように食べ物の刺激を感じ取り、
下半身にある色々なホルモンが詰まった顆粒から、
その時々に適したホルモンを放出する。
例えば、十二指腸(胃のすぐ下)の細胞は、
塩酸を感知したら(胃から胃酸まみれの食べ物が出てきたら)、
セクレチンというホルモンを分泌して、
すい臓から重曹水(アルカリ水)を出させる。
腸が胃酸にやられないように、中和するのである。」
と、
このようなことを証明するための仮説、研究、苦労、仲間、ライバルの話が出てくる内容です。
ゴキブリの女王なんてニックネームの美人の先生の話も出てきます。

興味のある方、是非、読んでみて下さい。

2009年05月08日LKM博士
腸と脳

社長は脳と腸の関係に興味をお持ちのようですね。
関連する話が2回も出てきました(3月4日と4月24日)。
金融と絡めるコメントには脱帽です。
さすが、経営者!
ということで、今日は腸が脳に影響することを示す疾病を紹介します。

肝性脳症ってご存知でしょうか?
肝硬変など、肝臓の機能が低下していると、
血液中の毒物が肝臓で分解されず、
そのまま脳に到達してダメージを与える病気です。
軽い意識障害から、ひどい場合は昏睡に陥るようです。

この毒物の代表が腸内細菌の作るアンモニアです。
大腸で腸内細菌により作られたアンモニアは、
腸から吸収され、血中に移行して、
肝臓で無毒化されずに脳に届き、脳で悪さをするというメカニズムです。
おそろしい。
この病気の治療法の一つは、
腸内菌叢や便通を良くして、大腸でのアンモニアの発生を少なくすることだそうです。
不思議なことですが、腸内環境の改善で脳の病気が治るのです。

社長のコメントの通り、
脳の暴走でこの金融危機に陥ったとするならば、
まずはプロバイオティクスで腸を綺麗にすることで、
脳をリフレッシュさせましょう。
この難局に立ち向かうための近道かもしれません。

2009年05月07日プロジェクトメンバー
ノベルティグッズ第2弾

企画部サトシです。
先月LKM512オリジナルトイレットペーパーを製作しましたが、
第2弾のノベルティグッズを製作しました。
今回はLKM512オリジナル食器洗い用スポンジです。
LKM512君がかたどられています。
スポンジにつきましては、5月10日東京ドームでのメイトーホームランデー、
店頭におけるマネキン販売等で配布しますので
手に入れられた方は末永く使用してあげてください。

sponge.jpg

2009年04月30日プロジェクトメンバー
メイトーウィーク

企画部サトシです。
いよいよ春のゴールデンウィークですが、
ゴールデンウィークが明けるとメイトーウィークが始まります。
5月10日はメイトーの日(5月=英語でメイ、10日=トウ、の語呂合わせ)。
そして5月12日はLKM512の日。
両日とも正式に日本記念日協会に認定されているんです。

kinenbi.jpg

メイトーの日には東京ドームで行われる巨人VS中日戦において
メイトーホームランデーと称して様々なイベントを行います。
試合前にはステージGキングにてホームラン坊やがダンスを披露?!
また、先着3,000名様にホームランバー・LKM512オリジナルノベルティグッズをプレゼントします。

続いて5月12日はLKM512の日。
当社本部ビルは板橋区幸町にあり
最寄り駅は東武東上線大山駅になります。
そこで地域密着活動として商店街内のイベントブースにてメイトー健康フェアを実施いたします。当日は骨密度測定・肌年齢測定・グッズやヨーグルトのプレゼン等
10:00~17:00まで実施していますので是非お立ち寄りください。

2009年04月28日LKM博士
答え発表!

昨日の問題、
3月までのブログで最もアクセス数が多かった話は?
の答えは、

3月18日「途中経過」
です。

そう、私の今年の目標
「排便回数カウント」の途中経過を載せたブログです。

まだご覧になってない方、是非、読んで下さい。

いやー、皆さん、私のウンコ回数に興味があるとは、びっくりです。
さすがの私も恥ずかしい (//・_・//)。

ちなみに2位は3月9日の「肌年齢はー10歳」です。
みなさん肌年齢に興味があるんですね。

2009年04月27日LKM博士
いつもありがとうございます

先日、月に一度のLKM512プロジェクト会議を行ないました。
研究内容から、売り上げ状況、営業戦略、イベント準備など、
とにかく幅広く、且つ、突っ込んで議論しています。
もちろんこのホームページのことも話し合います。

その内容を報告しますと、
予想以上にアクセス数が多くて好評価でした。
しかも、4ヶ月前の開設当初と比べて、
1日当りのアクセス数が右肩上がりで約3倍になっています。
これは、企業のホームページとしては非常に稀なことだそうです。
普通は、頭でっかち、尻すぼみになるそうです。

「皆様、頻繁にアクセスして頂いて誠にありがとうございます m(μ_μ)m。」

さらにデータを分析していると、
ブログの更新の手を抜けば、アクセス数が激減するということもわかりました。
厳しい世界です。
LKM512の地道な知名度アップのために、
最低でも2日に1回は更新しようと皆で結論付けました。
是非、知り合いの方にも、ちょっとおかしなブログがあると宣伝して下さい。
もっとアクセス数が増えれば、
ホームページ内でイベントなども実施したいと考えております。

さて、問題です。
3月までのブログで、最もアクセス数が多かった話はどれでしょう?

答えは・・・、アクセス数増加を狙って、明日です。

2009年04月24日社長のひとこと
腹=腸は重要な免疫器官

お久しぶりです。社長の山崎です。
脳を活用した金融学やITは、ヒトの欲望を増大させ、
崩壊を招きましたが、腹八分目とはよく言ったものです。
脳の暴走を止められるのは、もしかしたら腹(腸)=ココロではなかろうかと思ったりもします。
腸には重要な免疫機能があり、
異質、過剰なモノに対する抵抗力、防御する役目が備わっていて、
脳と腹のバランスを保つことが大切なのかもしれません。

2009年04月23日LKM博士
シルシルミシル~感想編~

シルシルミシル見て頂けました?
ちょっとタイムラグがありますが、
私は、放送当日、仕事で遅くなったため録画しており、
先日じっくり確認しました。

いやー、オープニングの歓迎シーンの放送時間は短かったですねー。
10秒なかったですね。
私自身、巻き戻さないと自分の姿が確認できませんでした。

あの一瞬のために、早朝に出社して、
寒い中1時間30分以上も待っていたのが信じられません。
あの一瞬のために、ウンコを30分間も、
おならでガス抜きしながら耐え凌いだと思うと、笑い話にしかなりません。
(何を言ってるの?という方は4月6-8日のブログを読んで下さい。)

とは言うものの、あんなものでしょう。
会社自体はアピールできたので良いでしょう。

ここで「謎掛け」

"LKM512の研究"
とかけて

"私にとってのシルシルミシルの撮影"
と解く、

その心は
「見えないところでの苦労が多過ぎます!」

2009年04月22日LKM博士
ラクティス

呼子に行く時のレンタカー、トヨタのラクティスを選びました。
魅力的で乗ってみたいと思っていたわけではありません。
"ラクティス"
という名前だからです。

そう、LKM512の本名(菌種名,学名)と同じなのです。
Bifidobacterium animalis subsp. lactis
ビフィドバクテリウム アニマリス 亜種 ラクティス

しかし、残念なことが・・・。
駐車場でボーっと眺めているとRactisって書いてあるじゃないですか!
"L"と"R"が違う・・・(→ο←)。
先程、トヨタのホームページで調べると
Runner with activity & space の頭文字だそうです。

ちなみに、lactisはラテン語で"乳"という意味です(生物の学名はラテン語がベースとなっている)。
最初に発酵乳から分離されたことに由来していると思います。

kuruma.JPG

さすがラクティスという名前だけあって、乗り心地は結構よかったです。

2009年04月21日LKM博士
呼子のイカ ③

便所を求めて港をウロウロしていると、
少し離れたところに何軒かイカ料理のお店が並んでいるのを発見しました。
まだ、10時20分なので開店してないだろうとは思いつつ近づくと、店の人がいました。
「便所、かりていいですか?」
快く店に通してもらって、さっそく排便。
暴飲暴食を何日も繰り返し、LKM512も摂っていないため、
ちょっとにおいが悪化の兆しを示しているものの、快便!
店を出る時に、
「今は食べられませんよね?」
と聞くと、
「どうぞ、大丈夫です。」
\(⌒∇⌒)/
ということで、イカ刺定食を注文しました。
ウニ漁も解禁されたばかりということで、ウニ丼も。
ちょっと食べ過ぎですが、"非日常の満喫"と"ウンコの仕込み"のためです。

10分ほど待って出てきたのが、1杯丸ごとの透き通ったイカ刺です(写真参照)。
お店の方が、手本ということで突然キッチンバサミでイカの足をチョキン。
イカが痛そうにウニウニ動くじゃないですか~っ。
さらに、その足を醤油につけると、沁みるのか、さらにウニウニ動くじゃないですか~。
"下足の踊り食い"
冷静なお店の方とは対照的に、一人興奮しながら口の中へ。
うまいっ v(。^□^。)v!
吸盤が舌にくっつきます。
さらに裏側の残った部分は天婦羅にして頂き、大満足。
申し訳ないですが、グルメ評論家ではないので、これ以上うまく説明できません。

ikasasi.JPG


この感動を誰かに伝えたい!
市場に戻って、朝水揚げされた巨大なミズイカ(一般的にはアオリイカというらしい)を購入。
こんなの素人にプレゼントしても戸惑うだけなので、
相撲仲間のプロの料理人、藤井実シェフのお店La Rosettaへ空輸。
(メイトーのシェフシリーズのプリンhttp://www.meito.co.jp/chef/index.html)
を共同開発して頂いているイタリアンのシェフです。)

この様に、LKM512の研究を続けるエネルギーを充填して帰路についたのでした。
呼子シリーズ、おしまい。

2009年04月20日LKM博士
呼子のイカ ②

佐賀県呼子町は佐賀県の北西部の不便なところにあります。
悩みましたが、電車とバスを乗り継がなければ着かないし、
その日の午後3時には博多空港に着かなければならないので、
レンタカーで行くことにしました。
佐賀県の春は東京より少し早く、桜が満開。
晴れ男なのでもちろん快晴。
これまで聞いたことのない町でしたが、近づくにつれ、道路沿いのあらゆる看板が
"イカ、いか、烏賊"
どうやら予想以上にイカの町のようです。

着いたのは9時半ごろ、朝市が有名だということで行ってみました。
うわーっ、殆どの店舗でイカの一夜干しをメインに売っているじゃないですか。
リアカーみたいなので、イカを売りに来ているおばちゃん達もいっぱい。
でも、全部同じに見えて区別がつかない。
皆さん声をかけてくるので、なんだか興奮してきて、
1店舗ずつ喋って、つまみ食いをして全店制覇! とにかく美味しい!
結局、
「にいちゃん、これ持ってかえりー」
と、ただで1杯の一夜干しをくれたおばちゃんの所でお土産を購入。
交渉の末、馬鹿でかい(全長50-60センチ)イカの一夜干しを8杯1000円、
30センチ、厚さ2センチ以上ある鯖のみりん干を2枚500円
さらに、よくわからん魚の一夜干しも3匹サービス。
実家にも一夜干しの詰め合わせを送って完了。

そうです。
私にイカのお土産をもらった皆様、
大変喜んで頂きましたが、
あれ、百数十円の品物なんです (= ̄▽ ̄=)。
もちろん、持って帰ってくるのは重く大変で、交通費もかかっておりますが。

さて、近くに名護屋城跡(秀吉が朝鮮出兵のために建てた城)や博物館があるということで、
すぐにそちらを見に行く予定でしたが、
ウンコをしたくなった私は比較的余裕があったこともあり、
快適にできる便所を求めてウロウロ。
LKM512を食べられない旅に入って6日目でしたが、まだまだ快腸!
この後、偶然、美味しいイカ刺し定食に出会うのでした。

つづく。

gyosen.JPG

港に停泊中のイカ釣り漁船。
イカが光に集まる習性を利用する漁のため、集魚灯が装備されている。
本物を初めて見ました。

2009年04月16日LKM博士
呼子のイカ

研究することが仕事の方なら理解できると思いますが、
毎日実験していたら頭が狂いそうになることが多いです。
とにかく、孤独で、殆どが失敗ですから。
ということで、精神状態を安定に保つために、
ちょっと遠出をする時は、一所懸命、非日常を味わおうと努力します。

福岡での農芸化学会の後、3月31日、私は休暇をとって
一人で佐賀県の呼子(よぶこ)という所にイカを食べに行きました。
というのも、
このブログをほぼ毎日チェックしてくれている共同研究先のスタッフのマキさんに、
学会の後、休暇を取って九州の何処かに遊びに行く予定であることを言ったら、
「じゃ、呼子のイカがおススメよー」
と教えてくれたからです。
彼女は福岡出身。情報に間違いはありません!

学会最終日には、多くの知り合いが、
「何時の飛行機で戻られるのですか?」
と聞いてきますが、
「俺、イカ食べに行くから帰らへん!」
「イカ?」
「呼子ってところにイカ食べに行く? 知らんの? 勉強不足やなー。」
「はぁー (・~・:)?」
といういような会話を何回したことか。

でも、マキさん、学会会場で会った時に呼子のことを話したら、
「えーっ、別府じゃないのー!?」
そういえば、最終的には
「色々おすすめはあるけど、別府温泉が一番!」
って、私に薦めてくれていたのを思い出しました。

しかし、計画を立てる時には頭の中は"いか、イカ、烏賊"
完全に忘れていて、別府の「べ」の字も出てきませんでした。
食い意地のはり具合に、自分でも驚きです。

でも、食い意地がないとウンコの実験はできません。
なぜなら、必要な時にサンプルを出さなくてはいけないからです。
ちょっと思いついた時は、まずは自分のウンコで試すのです。
そう、大腸の中には常にサンプルを仕込んでおく必要があるのです。

完全に脱線しましたので、呼子の続きは明日。

2009年04月15日LKM博士
研究者らしく!

前回の文章、
"11年間の研究で、LKM512が従来のビフィズス菌と比べ非常に強く、
腸内で増えることを発見しました。
また、増えたLKM512の作用機序を詳細に研究し、
腸内で産生されるポリアミンという物質に注目しました。
LKM512が腸に届くとポリアミンが増えて、
その作用で病気の発信源である大腸の機能が回復するのです。
その結果、様々な疾病予防に効果的であることが確認できました。"

を、研究者として書き直すと、
こんな感じでしょうか。

"これまでの研究で、Bifidobacterium animalis subsp. lactis LKM512は他のBifidobacterium属の菌株と比較して、非常に強い耐酸性と腸管ムチン接着性を有し、経口摂取後に腸管内で増殖することが認められた。また、LKM512の保健効果の作用機序を研究する過程で、腸内細菌が産生するポリアミン(PA)の重要性に着目してきた。PAは細胞増殖因子としての作用をはじめ、免疫調整作用、抗変異原性など多様な生理活性が報告されており、大腸のバリア機能を含む生理機能や疾病に大きく関与していると考えられる。一連の研究で、LKM512摂取後、この菌株が腸管内に到達・増殖することで腸内菌叢が変動し、腸内PA濃度が上昇し、そのPAの作用で炎症抑制、腸内変異原活性の低下、腸管バリア機能の上昇、アトピー性皮膚炎の軽減および様々な老年病予防に有効に作用する可能性が高いことが確認された。"

どうでしょうか? 
ちゃんと読まなかったのではないでしょうか?

ふと、このブログで気が付きました!

そもそも、研究論文を「です、ます」調の丁寧語で書くことはあり得ないのです。
「だ、である」調で書きます。
どうやら、私は、
「です、ます」調で書くことで、研究者らしくない文章を書くことにスイッチが変わっているようです。

今思い出すと、当初(下書き)はブログも「だ、である」調で書いていました。
これを「です、ます」調に修正する、しないで、
マイさんやサトシ君と議論したことを思い出しました(結局私が折れて修正しました)。

でも、たまにはウンコ研究の秘話をする時などに、
「だ、である」調で強く断定した文章を書いてみたいです。

「私はウンコ実験をすると、カレーを食べたくなる!」

どうでしょうか?
力強い一言でしょう?

2009年04月14日プロジェクトメンバー
LKM512プロモーションビデオ撮影

LKM512!!
あっ。間違えました。こんにちはでした。
社会人として勝負の2年目を迎えました営業のユウジです。初めまして。
1年目はまともな仕事を行っていたとは到底思えませんでしたが、
2年目を迎え、後輩も出来るという事で、気の引き締まる思いであります。

とりあえず、堅い挨拶はこれまでにして、簡単な自己紹介から。

長崎県佐世保市で高校卒業までの18年間を過ごす。

熊本県阿蘇郡のど田舎にある大学で有意義な4年間を過ごす。

当社に就職。牛乳販売店への営業を行い、かれこれ約1年が経過。現在に至る。

些細な事にやり甲斐を感じながら仕事してます。
無論、当プロジェクトの一員として日々活動しているのは言うまでもありません。
大学時代、農学部の研究室でチーズに関わる乳酸菌の研究をしていた自分にとって
当プロジェクトに参加できるのは自分の持ち味を生かすチャンスなんです。
これからもっと知識を生かして販売に繋げていければなぁ~と。
まぁ頑張りますよ。

そういえば先日、プロジェクトの一環として、「LKM512菌」のプロモーションビデオの撮影を行いました。
研究風景やLKM博士のインタビューなど非常に分かり易い内容です。
撮影にはタレントさんにも参加していただきました。
撮影終了後、そのタレントさんとメンバー全員で記念撮影を行いました。
さらに!じゃんけんに勝った人はツーショットで記念撮影が出来るという事になり、
自分なんとじゃんけんに勝っちゃいましたー↑↑

がしかし!ツーショットのはずが1年先輩のマサキさんに邪魔され結局3人で撮る事に(-_-)
写真はこちら。

kinen.jpg


ちなみにこの時のポーズははLKM512菌のイメージです。
左から「とどく」「ふえる」「まもる」という事で菌が
腸内に届いて、腸内で増えて、さらにはカラダを守るという
ジェスチャーが見事に表現された一枚に仕上がっていると思います。
お分かりですよね?
えっ?分かりづらい?

最大限に表現した結果なので勘弁して下さい。

まぁそんなこんなで自分自身LKM512菌の良さを体感してますんで、
どっかで見つけたら買ってみて下さいねー!!


LKM512!!
(芸人のオードリーさんでいう「バーイ」の意)

2009年04月10日LKM博士
研究者らしく?

2年程前から、営業系のメンバーと仕事をすることが多くなってきました。
一所懸命研究したLKM512というビフィズス菌を売っていこうとしているわけで、
可能な限りの協力はしていきたいと考えています。

その中でも一番多い仕事は、
LKM512の健康増進効果の"わかりやすい"説明です。
これが難しい!
字数制限なんてあると、本当に大変です。
とにかく、殆どの専門用語が使えません。
当然のことですが、何度も失敗してきました。

営業「ここが難しい。簡単にならない?」
私 「じゃーこれでいいですか?」
営業「ダメ、わからん。」
私 「なんで? わからんのがわからん。」
営業「わからんもんはわからん。」
私 「わかろうとしてないやろ?」
営業「1フレーズで何とかして。」
私 「アホか、10年分の研究をそんなに短縮できるわけないやろ。」

なんて会話をよくしておりました。
が、いつの間にか慣れて、できるようになってきました。
今では、殆どケチが付きません。
それどころか、社内向けの講演などでは、
「わかりやすい」
なんて言われることもあります(o^∇^o)

ところが、先日、
LKM512プロジェクトメンバー・営業担当ユージ君がチラシを作っている時に事件は起こりました。

ユージ君に、チラシの最後に私のコメントを載せるので、
3-4行の文章を作って送って欲しいと頼まれました。
忙しかったのですが、締め切りが近いと言うので急いで作って送ったところ、
5分後にメールで、
「もっと研究者らしいコメントを書いて下さいヾ(-д-;)」
と返信が。
その文章がこれです。

"LKM512を食べるとうんちの状態が変化することに衝撃を受け、
一体どんな効果があるのだろうと研究を始めて11年。
とにかくすごい健康増進効果です。まずは体感して下さい。"

うーん、確かにちょっと・・・。

恥ずかしくなり、ちょっと格式を上げて書いたのがこれです。

"11年間の研究で、LKM512が従来のビフィズス菌と比べ非常に強く、
腸内で増えることを発見しました。
また、増えたLKM512の作用機序を詳細に研究し、
腸内で産生されるポリアミンという物質に注目しました。
LKM512が腸に届くとポリアミンが増えて、
その作用で病気の発信源である大腸の機能が回復するのです。
その結果、様々な疾病予防に効果的であることが確認できました。
「科学的に証明されたLKM512」を是非ともお試し下さい。"

合格でした。

しかし、ユージ君は当時まだ1年目の新入社員。
「なんで、あいつにそんなこと言われなあかんねんヾ(。`Д´。)ノ」
と、時々思い出しながら、
研究者がこんな軽いブログを書いていて良いのかと悩んでいる今日この頃です。

2009年04月08日LKM博士
シルシルミシル撮影~告白編~

いきなりですが、シルシルミシル撮影中の秘密を告白します。

荷台で待っていた時間帯、つまり8時台は私のウンコタイムです。
もちろん便意を催しました。
が、おならをしながら耐える選択肢を選びました。
つまり、荷台の密閉された空間で、私はおならをしまくっていたのです。
おそらく30発はやりました。
でも、LKM512のおかげで腸内菌叢が完璧な私のおならは無臭。
誰一人、気が付きませんでした( ´^,_」^)ぷ♪。

track.JPG

ただいまトラック内部でおなら連発中!

2009年04月07日LKM博士
シルシルミシル撮影②

今日は撮影当日のことを思い出して書きます。

全国ネットで、タレントさんが実際にロケをするってことで会社は大騒ぎでした。
当日は朝7時にリハーサルのため半強制早出です。
とはいえ、殆どのメンバーはオープニングにタレントさんを大騒ぎで迎えて盛り上げるための要員。
運送用のトラックの荷台に50-60人くらいの社員が隠れていて、
タレントさんが話し出すと荷台が開いて、大騒ぎするって段取りです。
私もその大騒ぎ要員の一人でした。

私は、ブログを書く必要があるのでというよくわからない理由で、
テレビに映る前の方に立っておくように指示され、
風船を持たされて、ひたすら待っていました。
快晴でしたが、気温1-2℃の日で、トラックの荷台は本当に寒かったです。
皆、ブルブル震えていました。
しかも、隣の人とは10センチも無いくらいのぎゅうぎゅう詰め。
荷台は閉められ、外の音も聞こえず暗い中、
「開いたら、本番なので騒いで下さい」
とだけの指示。
極めてストレスが溜まる環境で待つことおそらく30分程度。
気力も無くなり、ダラダラし始めた頃、ジワッと明るくなり、本番です。

すぐそこには、くりぃむしちゅさん達がいるじゃないですか~。

各自が全力でワーワー声を出して10秒くらい大騒ぎ、
その後、声を合わせて

「協同乳業へようこそ~っ!」

って叫んだのでした。

完璧!

入社して丸12年。
初めて"一丸"になった瞬間を味わいました。
放送が楽しみです。
4月8日、どうぞ皆さんご覧になって下さい。

track2.jpg

これリハーサルの様子です。この後、閉じ込められたのです。

2009年04月06日LKM博士
シルシルミシル撮影

3月24日のサトシ君のブログの通り、
「シルシルミシル」って番組が、協同乳業に撮影にやって来ました。
なにやら、「お初」ものを扱う情報バラエティ番組のようで、
協同乳業の意外とたくさんある業界初のものを取り上げて頂いたようです。

アイスクリームバー(ホームランバー)
カッテージチーズ
テトラ牛乳(紙パックの牛乳)
クールドホイップ
などを日本初で扱ったようです。

是非、この機会に会社のホームページもみて下さい。

もう1年遅かったら、
ウンコやお尻ネタ満載のこのブログも、ある意味、企業ブログとしてはお初であろうし、
面白く扱ってもらえたのかな、なんて少し残念に思っています。

2009年04月03日LKM博士
LKM博士、復活

2つの学会発表&聴講と2日間の休暇の、合計6日間の旅から戻って参りました。

その間、アザース君が繋いでくれていたようですね。
私には、「ア」の発音が小さく、「ザ」の発音が強いので、
「ァザース」
って聞こえます。
確かに、彼は「ァザース」を連発するのですが、
通常の挨拶時は、大きな声の「ァザース」
ヒソヒソ話の時は小さい声の「ァザース」
理解できていない時は、不安気に「ァザース(・~・:)?」
「ザ」と「ス」の間も色々な長さがあり、色々と使い分けているようです。
但し、詳細な意味はよくわかりません。
が、このブログの主旨を十分理解して、意外に、まともな文章を書くので驚きました。

アザース君のことはさておき、
26、27日の日本薬学会129年会のことを少しコメントいたします。
学会前にも少し書きましたが、
シンポジウム「常在微生物の解析とその制御による疾患の克服」で
「腸内菌叢と難治性成人型アトピー性皮膚炎」
というタイトルで講演致しました。

前日のシンポジストの懇親会では、
(京都っぽい、風情のある店に連れて行って頂きました。)
「薬学会員は微生物には興味がある人は少ないので、人が集まるか心配だ。」
なんて説明を聞いていたのですが、220名の会場で、立見が出る大盛況でした。
また、農学、食品化学の分野とは異なる実験系での研究など、色々と勉強になりました。
例えば、物質Aの大腸内での作用を調べたい時は、Aを肛門から注入するというような発想です。
食品系の実験では、投与は基本的に口からなので、それなりに衝撃的でした。

さらに、最大の収穫は、これまで接点の無かった薬学系の先生方と情報交換ができたことです。
愛知学院大学薬学部の河村好章先生
岐阜薬科大学の森裕志先生
明治薬科大学の杉田隆先生
慶応義塾大学薬学部の清水美貴子先生 (シンポジウム発表順)
本当に、ありがとうございました。
今後、実験のことなどで相談できる関係に発展できれば良いと思っております。

"仕事は仲間を作る"
ゲーテの格言通りに、LKMネットワークを拡大していきたいです!

発表後、個人的に感想なり意見を言って下さった皆様、
「ァザース!」ヾ(´∇`)ノ゙

2009年04月02日プロジェクトメンバー
営業担当2号登場!

はい、どうもこんにちは。
東海エリア在住の営業担当2号ことトシユキです。
いつの間にこのブログもずいぶんと人が増えてきていて、
かなり小まめにチェックしているような奇特な方でないと
登場人物の誰が何者なのか分からなくなっている頃でしょうが、
頑張ってついてきてくださいね!

幼少期、アトピー性皮膚炎や結膜炎に苦しめられ、
現在も花粉症のお陰で、くしゃみと目のかゆみで目覚ましより先に目が覚める自分にとって、
LKM512菌の研究成果というのは夢のような話。
ステロイドとかで強引に治療するのではなく、
食べることによって体調改善できるというのは、
食の可能性を感じさせる研究ですよね。
いや、これ絶対にアトピーとかで苦しんだ経験のある人は共感してくれると思うんだけど。

まぁこういうのを一般の消費者に伝えていくのが僕ら営業担当の使命なわけなんですが
これがまた難しい。
試行錯誤日々精進七転八倒な毎日です。

ちなみに今週末はお花見の最盛期を迎えそうですね。
家の近くで開催するお祭りと日程がかぶるので、なかなか楽しい週末になりそう♪
高速道路も値下げしたことですし、皆様もちょっと遠出してみてはいかがでしょ?

今週末のイベント情報
4月4日(土)~5日(日) 犬山祭 365個の提灯に灯が入った夜車山の巡行は豪華絢爛!

2009年04月01日プロジェクトメンバー
堂々完成!LKM512トイレットペーパー

営業企画部のサトシです。
とどく・ふえる・まもるビフィズス菌LKM512の
ノベルティグッズを作りました。
製作品はずばりトイレットペーパーです。
やはり腸の健康についてじっくりと考えてもらう為に
便所が一番だと思い製作しました。
トイレットペーパーには、LKM512の機能
LKM512川柳がデザインされています。
非売品ですので販売はしませんが、
5月12日の「LKM512」の日等の
イベントで配布する予定です。

toilet.jpg

2009年03月31日プロジェクトメンバー
継続は力なり

あざーす!!お元気ですか?
2日連続登場、営業担当のマサキです。

実は、最近メタボではないかと不安になっています...。
最近、ずっと続けていたサッカーを全然やっていない。
まあ、そんなにすぐには太らないでしょって高をくくっていました。

それが間違いでした...。

ぷくぷくと太り、言い訳がつかない状態にまでに...。体重計に乗るのも怖い...。

これはまずい!!運動せねば!!って考えまして、
実は昨日からランニングと筋トレを実施しています。
考えたら、即実行!!これって意外と大変です...。
さらに大変なのが、継続すること!!これが一番大変!!


実は、最近PJメンバーで、1ヶ月間毎日LKM512を摂取して、
体調の変化を実感しようってことを試みました。
やっぱりPJメンバーがLKM512の成果を分かっていないと説得力が無いですもんね。
これで大変だったのが、毎日食べるってこと。
いくらLKM512がすごいっていっても、一回食べただけじゃ成果なんて出ない。
やっぱ継続が一番大事。
しかし、一週間、意識して継続したら、なんと習慣付いちゃいました。
歯を磨くような感覚ですね。昼食後にヨーグルトを食べる。
こうなったら私達の勝ちですね。
もともと食生活が悪かったので、みるみる体調が良くなるのが実感できました。
ウンチなんかするするって感じですよ(笑)LKM512恐るべし。

ってことで、次なるは自分の体のシェイプアップが習慣付くように頑張ります!!
目指せ!高校時代の体!!

2009年03月30日プロジェクトメンバー
自己紹介

あざーす!!
営業担当、4月から入社3年目になるマサキといいます。

ずっと部活でサッカーをしていたため、部活用語が定着してしまい、
「おはようございます」も「お疲れ様です」も「ありがとうございます」も
全て『あざーす!!』に聞こえるようです。
(本人は区別して話してるんですけどね...)

私の紹介ですが、実は、高校時代は毎日牛乳を1ℓ飲んでしまうような牛乳好き!!
(これ実話ですよ。母親が毎日牛乳を買うのが辛いって嘆いてました。
社内には牛乳飲めない人も多いですけどね~)

そんなこともあり、自分の好きなフィールドを目指し、大学では畜産関係を勉強。
そこでビフィズス菌のことも勉強していたんですよ。

だから、今回このLKMプロジェクトメンバーに呼ばれた時には、
『よっしゃー!!』って感じでした。
自分の知識を直接活かせる!理系脳発揮するぞ!って感じでした。
ただ、PJメンバーになってわかったのは、自分の知識なんてまだまだってこと。
しかし!負けん気が強いのが自分の特徴!!全部吸収して、成長していきますよ。

2009年03月26日LKM博士
調子にのって

タイトル通り、調子に乗って、
「琴欧洲 & プロバイオティクス」
でYahoo!検索しました。

えぇぇーっ!
28,700件中、1位と2位に私のブログが出てくるじゃないですか。
しかも、
琴欧洲をヨーグルトの宣伝に使っているあのメーカーに関連するホームページより上位に出てくるではないですか。 Σ(゚ロ゚;)
勝った!

お尻に惚れたって個人的感情を書いただけですが・・・。

kensaku2.jpg

あー、ちょっと興奮して連絡を忘れるところでした。
学会シーズン到来のため、本日から3月末まで私のブログはお休みです。
プロジェクトメンバーからメッセージが出てくると思います。

では、いってきまーす!

2009年03月25日LKM博士
ブログの実験です

大相撲開催中は相撲の話をすればアクセス数が増えるのか?
連日の相撲ネタ掲載で実験です。

両横綱に隠れていますが、今場所頑張っているのはベテラン大関魁皇です。
私と同学年で、もう体はボロボロなので、いつも心配しながら応援しています。
ちなみに、私は自己紹介ではいつも「魁皇と同学年」って言っています。
誰もピンと来ないようですが・・・。
今場所は、場所前に虫垂炎(もうちょう)を発症して稽古不十分と聞いていたので心配しておりましたが、
9-10勝はできそうな雰囲気で安心して観戦しております。

ところで、話は変わりますが、
盲腸ってどこにあるかご存知ですか?
小腸と大腸の境目にありますが、ヒトの盲腸は小さく、痕跡程度の器官です。
しかし、マウスやラットは大きな盲腸があります。
これは巨大な発酵タンクの役割をしていて、
植物性の餌を食べる動物では繊維成分の分解を盲腸内細菌が担っているのです。

ヒトを使った腸内菌叢の研究にはサンプルとしてウンコを使いますが、
マウスやラットでは盲腸内容物を使う研究者も多いです。
無視できないからです。

これがマウスを使った腸内環境研究の悩みの種。

ウンコか盲腸か?
盲腸かウンコか?

あー、うまく使い分けているつもりでしたが、
また頭が混乱してきたので、今日はおしまい。

2009年03月24日LKM博士
ビフィズス菌 & 大相撲

春場所も、朝青龍と白鵬の一騎打ちですね。
両者とも殆ど隙がない状態だと思います。
ただ、そこにばかり注目され報道されるため、
他の力士の成績がよくわからず、インターネットで調べようと思いました。
大相撲って検索したつもりが、先に検索していたビフィズス菌が消えていなかったようで、
「ビフィズス菌 & 大相撲」
でYahoo!検索

あれれっ!
29,100件もヒットしたのに、読売のニュース速報の次は、
私のブログが出てくるじゃないですかーっ Σ(゚ロ゚;)

びっくりしたので、報告です。


kensaku1.jpg

2009年03月24日プロジェクトメンバー
おひさしぶりです

おひさしぶりです。
営業企画部のサトシです。
先日、企業訪問ということで
テレビ朝日「シルシルミシル」の撮影がありました。
私が入社してから初の大規模な撮影の為、
勝手がわからず、
企画部のメンバーはバタバタしながら何とか当日を迎えました。

当日は朝早く強風の中にもかかわらず
くりぃむしちゅーさん。
いとうせいこうさん。
バナナマンさん。
今井りかさん。
に来ていただき撮影を行いました。
当社も総勢70名で出迎え歓迎セレモニーを行いました。

放送予定は
4/8(水)23:15~ です。
(注!地域によって放送時間が異なります!)
是非ご覧ください。

撮影の様子↓

sirusiru.jpg

2009年03月19日LKM博士
アトピーに効く

2月の初めに、花粉症の話を3回にわたり連載しました。
反響が大きく、しばらくこのブログが検索上位にありました。

その内の2月3日のブログで、
「アトピーに効くって研究成果がある」
という話が出てきますが、
これを詳しく聞きたいって問い合わせが多いので、
ちょっとお答え致します。

この研究は、
理化学研究所バイオリソースセンター微生物材料開発室
慶応義塾大学医学部漢方医学センター
あらなみクリニック(静岡県島田市)
との共同で実施したものです。

被験者は
15歳から50歳の大人のアトピー性皮膚炎患者で、
ステロイドなどの免疫抑制剤での治療を実施せず、
漢方薬での治療を試みている患者さんを対象としました。

ビフィズス菌LKM512入りヨーグルトを1ヶ月間食べていただき、
アンケート調査、免疫系の指標、腸内環境の変動を調べて、
その有効性を確かめたものです。
どうして効くのか、専門的な説明は非常にややこしいので、今回は省き、
今後、数回に分けてわかりやすく説明したいと思います。
ひとつ、
簡単なアンケート結果を紹介しますと、
10人中4人の方で"かゆみ"が軽減したようです。

この内容は、英国のアレルギー専門ジャーナル
Clinical and Experimental Allergy 37: 358-370 (2007年)
に 掲載されております。

日本語では、
バイオインダストリー(シーエムシー出版)、2008年9月号の
アレルギー特集に
「ビフィズス菌LKM512による成人型アトピー性皮膚炎緩和効果」
というタイトルで解説しております。
(他にも、アレルギーの臨床(北隆館)など専門誌で解説しております。)

また、
3月27日(金)に、
日本薬学会第129年回(京都)で開催される
シンポジウム「常在微生物の解析とその制御による疾患の克服」
でも3番目の演者として講演致します。
興味のある方、参加して下さい。

今日は、真面目な一面を出してしまいました。
ちょっと照れくさい(=´Д`=)ゞ

2009年03月18日LKM博士
途中経過

皆さん、早いもので3月の中旬です。
今年の目標はまだ継続中ですか?

私はちゃんとやってます。
何を?
と思う方は1月5日のブログへ行って下さい。

そうです、排便回数を数えているのです。
2月終了時点では、意外と少なく、
合計82回!
1日平均1.39回というペースです。

どうですか?

と言われても、何とも言えないですね。

私も、
「少な過ぎる」と言われても困りますし、
「多すぎる」と言われても困ります。
でも、
「そんなもんやろ」と言われたら、少し腹が立つような気がします。

ところで、
1.39回×365日
=507.35回/年間
512回になったらおもしろい!
「LKM512を毎日食べたら、1年で512回ウンコが出ました」
なんてね。

2009年03月16日LKM博士
関取の美しい肌

お肌の話を連発します。

私は大相撲が大好きです。
家でテレビがついていたせいでしょうか、北の湖-輪島の時代から、ずーっと見ています。
特定の力士が好きということではなく、相撲自体が好きなのです。
小学校、中学校、高校と授業の間の休み時間はいつも同級生と相撲を取っていました。
まわしはベルトなので、いつもズボンのベルト通しはボロボロ。
大人になってからは、相撲を取ってくれる人が殆どいないので寂しいです。

そういうわけで、数年前から東京で開催される1(初)、5(夏)、9(秋)月場所は
休暇を取って両国国技館まで相撲仲間と観戦に行っております。
最初は2階の椅子席で観戦していたのですが、少しずつ前で見たくなり、
朝青龍の復活で大騒ぎだった2009年初場所、
ついに土俵際の溜席(砂かぶりとも呼ばれる)にデビューしたのです。
テレビで見ていると力士が落ちてくる危険がある、あの席です。
(実際は溜席の後ろの方で、力士が落ちてくる危険はなかったです)
チケットを取るのは大変で、友人が早朝5時台から国技館に並んで整理券をゲットし、
次の日も朝から国技館に購入に行ってくれて、やっと取れました。感謝!

私は毎回、昼前には国技館に入り、
三段目や幕下の取り組みからじっくり観戦しているのですが、
いつも、
「地位が上がるにつれ、力士の肌が綺麗になっていくな。」と感じます。
特に、幕内の上位の力士たちの大半は芸術的な美しさを感じます。
朝青龍や白鵬の肌が非常に綺麗であることはテレビ画面からでもわかると思います。
最初はオーラのせいかなと思っていたのですが、冷静に写真等で見ても綺麗です。
激しい稽古をして、よく汗をかくからであるという説明を聞いたことがありますが、
それなら、下位の力士も同じはずです。

私は胃腸が強いためではないかと考えています。
力士は体重を増やすことも仕事。食事も稽古だといいます。
でも、いくら体を動かしているといっても、あの食生活は暴食でしょう。
胃腸に相当負担がかかっているのは間違いありません。
若いのに体調を崩す力士が多い原因であることは、誰の目にも明らかです。
腸の大事な仕事、
①消化、②栄養素の吸収、③不要な物質の排除(有害微生物やアレルゲンを吸収しない)
がきっちり機能してこそ健康が得られ、
そして綺麗な肌が形成されると思います。
もちろん消化やビタミン産生に大きく関与している腸内菌叢も重要なファクターの一つです。
力士の腸内菌叢も調べてみたい!
例えば、同部屋所属の入門10年の力士のウンコをもらって研究したら、
同じちゃんこを食べていても、
幕内上位の関取と幕下の力士とでは腸内菌叢に明確な差がでるような気がします。
あの食生活に耐えて正常に機能する胃腸を持っていることも強くなるための必須条件、
つまり、
強い力士は腸も元気だから、当然、肌も綺麗ってわけです。

ところで、先場所の溜席、東側だったのですが、
運命なのか、お尻が真正面にくる席でした。
仕切っている時は東方力士のお尻をずっと正面に見ているという状態。
私は元大関北天佑のお尻が好きで、それを目指して鍛えていましたが、
今回、新たに大関琴欧洲のお尻の美しさに惚れました(*'ー'*)

2009年03月09日LKM博士
肌年齢はマイナス10歳

ちょっと忙しくて放っていたら、社長にブログが乗っ取られそうになっていました。
さらに、今後書こうとしていたネタに関連していることが書いてあるではないですか(ノ゚ο゚)ノ
慌てて便乗!

2/19の社長のブログに「LKM512は若さを保つ」ってありますが、
これは今月末の学会で発表しようとしている内容で、ちょっとフライングですかね。
この発表に関する稟議は回覧済みなので、社長の頭では既成事実になっているのでしょう。
私の仕事が社長にタイムリーに認識されていることは、喜ばしい限りです。

さて、書こうと思っていたのは若返りに関するちょっとした話です。

昨年11月、この地域(東京都西多摩地域)の栄養士さんが中心となり開催される
「みんなの栄養展」で講演に招かれました。
講演後、展示室をウロウロしていると肌年齢チェックのブースを発見。
話のネタにと、少し順番待ちをして、大きな機械で測定してもらったところ、

"肌年齢は25歳、肌健康度はA"
"あなたは実年齢よりもとても若い肌をされています。"
という結果が出ました。(添付の測定結果を見て下さい)

なんと、実年齢(35歳)より10歳も若かったのです!

hada.JPG


測定してくれた担当者は
「普段どんなお手入れされていますか?」

後ろに並んでいた女性は
「次に測るのは恥ずかしくて嫌だわ。」

私の、寝不足、飲み過ぎの生活サイクルを知っている人は
「なんで?」

ブログに登場したことのある広報担当のマイさんは
「・・・。」 (「負けた」という心の声が聞こえました。)

理由は私にもわかりません。
特別なケアは何もしてないことは断言できます。

他人と違うのはLKM512を10年近く食べ続けていることですかね。
週に1kg程度のLKM512入りのヨーグルトを食べています。
1日150gくらい。大した量ではありません。
食べたくない気分の時は食べません。
こんな程度です。

LKM512の美肌パワー? ほんまかいな?
と思いつつ、
私の腸内腐敗産物の濃度は非常に低いのも事実。
腸内ポリアミン濃度が平均より高いも事実。
つまり、腸内環境が良好であることは事実。

信じる方は勝手に試して下さい。継続が大事な気がします。

ついでに書きますが、
私が本当に自信を持っているのは"おしり"の肌年齢です。
5歳半の娘のおしりと比べても、同レベルのきめ細かさです。
おそらく実年齢マイナス20歳位でしょう。
会社のブログなので写真を見せられないのが残念です。

2009年03月04日社長のひとこと
心は腸に宿る?

こんにちは、社長の山崎です。
3月とはいえ、寒い日が続いていますね。

さて、近年「脳」を活かす勉強法、脳に快感アハ体験!など脳の機能への関心が高まっています。
脳はヒトの生命、活動の源が集中している重要な器官です。
脳と並んで大切な器官。
それは腸ではないでしょうか。
昔から、腹を固める、腹を割って話をする、腹を立てる、腹黒いなど、
数多くの言葉が残されています。
ヒトの「こころ」は腸に宿っていることを暗示するかのようですね。

2009年02月27日社長のひとこと
私の健康法

社長の山崎です。
私自身、LKM512を使ったヨーグルトを愛用しています。
野菜、果物と一緒に食べたり、
運動不足になりがちな毎日なので、
「腹式呼吸」を心掛けながらLKM512の力を十分に引き出す努力もまた続けるつもりです。
何事も継続は力なり。
LKM512はあくまで必要条件、自らの日常の心掛けが十分条件と自らに言い聞かせています。
双方あいまって必要・十分条件ということでしょうか。

2009年02月24日プロジェクトメンバー
はじめましてサトシです

はじめまして。営業企画部のサトシです。
LKM512博士のブログに私の存在が記載されていたので登場してみました。
LKM512博士を悟られないように操っていたのですが、バレていたようです。
さすが研究担当者です。かなり分析されています。

さて本題ですが、
正月に驚き!!の出来事がありました。
もう2月ですが、あの日のことはいまだに覚えています。
LKM512博士同様、私も関西出身ですが、Uターンラッシュで人が溢れかえる中
京都駅でばったりLKM512博士と遭遇しました。
かなりの確率です!
これは、「LKM512」がもつ腸管内での接着性の高さが影響しているのかと思うぐらいでした。
今年はより一層「LKM512」のPRを行っていきますのでよろしくお願いいたします。

2009年02月23日LKM博士
LKM博士に負けた私

お久しぶり(?)です。
10日ぶりの登場です。
みなさん、ちゃんと私のことを覚えていてくれますか?

今日は忙しく実験している最中に、営業企画部のサトシ君から電話がかかってきました。
彼を一言で表すと、"ちょっと生意気なやり手"。
いつも話術巧みに、私を操ろうとしてきます。
意見をしっかり持っていて、上司や先輩に対しても、ガツンと言う事もあるようです。
社内では将来有望な若手の一人でしょう。
LKM512の営業戦略も彼が中心に立ててくれています。
もちろん、このホームページも彼無しには完成しなかったでしょう。

あまり褒め過ぎると調子に乗るので、本題に入ります。

サトシ君の今日の相談はLKM512のPRビデオを作製するという内容でした。
それは大歓迎なのですが、私に出演しろと言うのです。
しかし、詳細に聞いてみると、ちょっと悲しい事実が・・・

当初、このホームページにあるイメージキャラクター"LKM512君"と
LKM512博士(←私に似ている?!)を登場させて
PRビデオを作製する計画で話を進めていました。
しかし、それだとアニメーション製作費用が高いらしいのです。
ですから、LKM512博士の代打で私本人が登場し、"LKM512君"と共演しろということです。

つまり、PRビデオ内での価値は

LKM512博士> 私本人

ということになります。
何とも言い表せない虚しさを感じました。

しかし、数秒後、頭を切り換えた私は
「撮影中にお尻出すで!」
と反撃しておきました。

おしまい。

2009年02月19日社長のひとこと
腸の働きを活性化するLKM512

こんにちは、社長の山崎です。
生存型ビフィズス菌LKM512は腸まで届き、
腸壁にくっついて腸の働きを活発化する働きがあるようです。
当社研究所の各種研究、テスト結果によれば、
腸内菌の改善を進め、腸の調子を整え、
アトピー、そして若さを保つことにも一役買っているようです。

2009年02月17日社長のひとこと
隠れたベストセラー

社長の山崎です。
当社には、不思議な商品がいくつかあります。
宣伝もしないのに売れ続ける、隠れたベストセラー。
その代表格が「なめらかプリン」ですが、
生存型ビフィズス菌LKM512を使ったヨーグルトもその一つです。
入院中にたまたま食べた方から、
「あのヨーグルトどこで売っているの」との問い合わせが今も続いています。

2009年02月16日社長のひとこと
5月12日はLKM512の日

はじめまして、社長の山崎直昭です。

去る1月26日、日本記念日協会から、
5月12日を『LKM512の日』として
正式に登録された旨の記念日登録証を頂戴しました。
5月10日(メイ・トー)のメイトーデーの翌々日です。
5月はまさにメイトーデー・メイトーウィーク・メイトーマンス。
ホームラン坊やとLKM512を使った商品が
さわやかな5月晴れの全国各地を賑わすシーンが今から楽しみです。

syatyou.jpg

2009年02月13日プロジェクトメンバー
はじめまして、広報担当です

はじめまして!LKM512の広報担当のマイです。
みなさん、LKM512博士のブログを楽しんでいただいてますか?
私自身、博士のブログの隠れファンで
(ここで言っている時点で隠れファンじゃなくなってますがヾ(´ε`*)ゝ)、
新しい記事をいつも楽しみにしています。
仕事中に読んでて吹き出すこともしばしばです。

さて、次回は第1回スペシャルゲストとして社長が登場します。
社長がLKM512に対する思いやエピソードをつれづれなるままに語った
LKM512博士のブログ特別編「社長のひとこと」。
ゲストではなく、そのうちレギュラーになるかも・・・?!
乞うご期待!

2009年02月12日LKM博士
ちょっとご連絡

このブログもホームページも、
「LKM512というビフィズス菌を広く知ってもらおう!」
「LKM512の入った商品を売っていきたい!」
という意思のもと、自主的に集まった"LKM512プロジェクト"という
社内プロジェクトチームで運営しております。
ということで、プロジェクトメンバーにもブログにも参加してもらおうと思います。
たまにはスペシャルゲストも招こうかな。

言っておきますが、私のネタが尽きたわけではありません!

次回以降、営業担当者などが登場しますのでご期待下さい。
それから、親しみを持っていただくために、
名字ではなく名前で登場することにみんなで決めました。
一発目はブログ管理係のマイさんが登場するのかな? 
それとも、他の目立ちたがり屋さん?

そうそう、
LKM512博士ファンの皆様、
「LKM512博士の出番が少なくなるのでは?」
と心配しているのでは?
心配ご無用!
私は今まで通りの頻度で登場しますからね。

2009年02月09日LKM博士
花粉症3

梅の盆栽が咲いたので、季節ネタとして軽い気持ちで花粉症のことを書き始めたのに、
初の連載ものになりました。
しかも、私の本業の説明なので、おもしろい事も書けず、ちょっとしんどいです。
もう疲れたので、今日でまとめて終わり。

最後は、LKM512を食べたら花粉症が軽減される可能性があるという根拠を説明します。
この内容は、Bioscience, Biotechnology, Biochemistryというジャーナルに昨年掲載されました。
Web上でも閲覧できますので、どうぞ。
72巻の1604-6ページです。
でも、英語ですよー。

アレルギー反応には、ヘルパーT細胞というリンパ球のバランスが大きく影響しているといわれています。
ヘルパーT細胞は産生する生理活性物質(免疫学ではサイトカインという)の違いにより、
1型と2型に分類され、これらのバランスが大事なのです。
もちろん、均衡を保っているのが好ましく、健常人では均衡に保たれているようです。
どちらに偏るのも好ましくないことですが、2型に偏ると、
この生理活性物質(サイトカイン)によりアレルギー反応が促進されます。
花粉症関連のテレビコマーシャルなどでよく耳にする、くしゃみの原因であるヒスタミンなどは、
この2型の生理活性物質(サイトカイン)により誘導される物質です。
詳しく知りたい方は、インターネット上でもたくさん説明がありますので、
「ヘルパーT細胞」、「花粉症」などで検索してもらえるとよいと思います。

私が行った実験は、花粉症患者から血液をもらって、そこからリンパ球を取り出して、
ポリアミンを添加して培養し、
それらが産生する生理活性物質(サイトカイン)の量を測ってみようというものです。
LKM512を食べると腸内菌叢が改善され、腸内のポリアミン濃度が上昇するのですが、
当然ポリアミンは血中にも移行していると考えられます。

要するに、
LKM512を食べた後の血液の中をイメージし、
「ポリアミン濃度が上がると、血中のリンパ球が生理活性物質(サイトカイン)を作る量は変化するのか?」
という実験です。

結果は見事!
ポリアミン(この実験ではポリアミンの中で最も活性が強いスペルミンを使った)が一定濃度以上になると、
ヘルパーT細胞2型の生理活性物質(サイトカイン)の産生量が減るではないですか!
このような試験管レベルでの実験は、時々、ありえない量や濃度のサンプルを添加して、
効果があったと発表されている場合も少なくないのですが、この結果は完璧!
効果があったスペルミンの濃度は10μMとヒトの血中濃度の範囲内です。

つまり、
「LKM512を食べて、腸でポリアミンが作られて血中に移行すると、ヘルパーT細胞によるアレルギー型の反応が抑えられる可能性が高い!」
ということなのです。

理解できました?

どうでしょうか?
ある食品を一定期間食べて、「くしゃみが減ったとか」、「少し楽になった」などのプラセボ無しのアンケート結果だけで、花粉症に効くっていう胡散臭い健康食品より、
科学的で、ちゃんと効きそうでしょう?
でも、前回述べた理由できっちりした試験ができないので、
どう問われても、
「知りません。試験してないので。」
と答えます。
あるいは、この内容がわかりやすいって誰かが言ってくれたら、
「ブログ見て」
って答えたいですね。

lkm.JPG

2009年02月05日LKM博士
花粉症2

関係者はうすうす感じているでしょうが、
実は私、「ヒトを使った花粉症への効果判定試験」に関しては、非常に消極的なのです。

商売にも繋がるし、注目されているのに何故か?
それは、実験の組み立てが極めて難しいからです。

食品に限らず医薬品でも、臨床的な効果判定にはプラセボというものを使います。
プラセボとは、日本語では「偽薬」と訳されていますが、
有効成分が入っていない、見た目や味などが全く同じものです。
私の実験の場合は、
普通のヨーグルトにLKM512を添加したものを「LKM512ヨーグルト」として試験をするのですが、
LKM512を入れずに作ったヨーグルト、いわゆる「普通のヨーグルト」がプラセボとなります。
色、味、香り、量、乳酸菌の数まで同じです。
違うのは有効成分LKM512が入っているか、入っていないかということだけです。
作った人にしかわかりません。
これらを患者さんに食べてもらって比較するのです。

なぜ、こんな面倒なことをするかというと、プラセボ効果を避けるためです。
プラセボ効果とは、心理的な影響で、
薬理成分が入っていなくても薬と思うことで効いてしまう現象のことです。
これは科学的に証明されている現象です。
つまり、ヨーグルトを食べるだけで、ヨーグルトが花粉症に効くと信じていれば、
その気持ちだけで花粉症が軽減されることがあるということです。
ですから、プラセボ(普通のヨーグルト)を食べた時と比較して、
LKM512ヨーグルトを食べた時にプラセボ以上の有効性が認められるか否かを比較する必要があるのです。

では、私が試験参加者を2つのグループに分けて
Aグループ:プラセボ
Bグループ:LKM512ヨーグルト
それぞれ1ヶ月食べてもらう
という試験計画で良いのかというと、これも正確な試験ではありません。

つまり、私(試験者)が
「この人プラセボやから、効くわけない」
と思い込んでデータを取ることによるリスクを回避しないといけません。
そこで、試験者も被験者(患者)もプラセボなのかLKM512ヨーグルトなのかをわからなくして実施しなければなりません。
そこで、試験者と被験者の間に第三者が登場し、これらを調整してくれるのです。
専門的にはこの試験方法を二重盲検法あるいはダブルブラインド法といいます。

第三者の登場は、身内で試験を行なう場合、極めて有効な手段です。
私にウンコを渡すとなると抵抗感があるようですが、
私が個人名を把握できないとなると、参加者が増えるのです。
私はちょっと楽しみが減って残念ですが・・・。

まだややこしいことがあります。
今日のブログは息抜きどころではなくなってきました。

よりデータのばらつきを少なく正確なデータを得るためには、Aグループにも、Bグループにも、
プラセボとLKM512ヨーグルトを食べてもらい比較するのが好ましいです。
つまり、
Aグループ:プラセボ →休止期 →LKM512
Bグループ:LKM512 →休止期 →プラセボ
とするのです。
休止期は、それまで食べていたヨーグルトの影響を無くすため、
1ヶ月ほどの期間食べない期間です。
この試験方法を交差試験あるいはクロスオーバー試験といいます。
すなわち、先の、二重盲検と合体させ、
「二重盲検クロスオーバー試験」が食品成分などの機能性を試験するには理想的なのです。

さて、やっと花粉症の試験に戻りますが、
スギ花粉が飛散するのは東京では1月末から3月の間ですが、
最盛期は2月中旬から3月中旬くらいでしょう。
たった1ヶ月しかありません。
この短期間に、プラセボとLKM512の投与、
さらにこれらの間に休止期を挟んで実施することは時間的にできないのです。
短過ぎるのです。
前半は花粉が多かったけど、後半は少なかったなんてこともあるでしょう。
2年間に渡り実施することも考えました。
1年目にプラセボを食べた被験者の2年目はLKM512という形です。
しかし、毎年花粉の量に差があります。
私が調べた限り、2年連続同じ量の花粉ということはないようです。
スギも生き物ですから、前年の天候やらに花粉量が著しく左右されるようですね。
前年に気候の問題で少なかったら、次の年爆発的に飛散することも多いようです。
「例年の10倍の花粉が飛ぶ」
なんていう予報が出る年もある位です。

10倍も飛んでいると聞いたら、それだけで花粉症の人は鼻がムズムズするでしょう。
これって、逆プラセボ効果(?)と言ってもよいかもしれません。

とにかく、異なる環境で試験しても意味がないので、これも不可ということです。

さらに、LKM512の効果を調べるわけですから、
被験者の方には、薬の使用を制限して頂かなくてはなりません。
これは、多大な苦痛となるでしょう。
また、マスクやゴーグルなども参加者全てで同じものを使わなければならないでしょう。
数年前、当社研究所内で小規模でトライをしたことがあるのですが、
「参加してもいいけど、プラセボだったらやらない」
というようなことを各人が個人的に言ってくるものですから、どうすることもできません。

ということで、これらが、私が花粉症患者へのLKM512投与試験に消極的な理由です。
とにかく、きれいな実験系を確立するのが限りなく不可能に近いのです。

もう疲れたので、続きは次回。

2009年02月03日LKM博士
花粉症

私の梅の盆栽が咲き始めました。
まだ、寒いですが、これから春に向かって加速していくことでしょう。

ということは、花粉の季節も始まるということですね。
私は花粉症ではないですが、仕事上、ちょっとした風物詩のような存在です。
ヨーグルトや乳酸菌が花粉症の軽減に効くって発表されて5年くらい経つのでしょうか?
この時期になると、
「LKM512は花粉症に効かないか?」
と社内外からよく質問されるのです。

国民的関心も強いのでマスコミも取り上げたいようですが、
毎年のことなので特に新しいヨーグルトもない。
そこで、昨年あたりから、「腸内細菌が作るポリアミン」のような聞き慣れないことを研究している私のところへ取材が来ることも増えました。

先週も電話取材があったのですが、

記者「LKM512が入ったヨーグルトは花粉症に効くと聞いたのですが?」
私 「知りません。試験をしていないので。」
記者「でも、アトピーに効くって研究成果がありますよね?」
私 「はい。それはきっちり専門誌で発表しています。」
記者「では、花粉症にも効くのではないですか?」
私 「わかりません。効く可能性はありますが、患者さんに食べてもらう試験はやってないので。」
記者「効く可能性があるのは何故ですか?」
私 「その説明は凄くややこしいですよ。・・・聞きます?」
記者「是非、聞かせてください。」
私 「そうですか。でも、本当にややこしいですよ。」 
記者「大丈夫です。慣れていますので。」
私 「では・・・。んー。私自身、何から話してよいかよくわからんのですが・・・。」
記者「・・・」(「なんじゃ、この人」って心の声)
私 「んー、ポリアミンってご存知ですか?」

と始まる。

この後、記者は私の親切丁寧な説明を受けながら、パニック状態に陥るのです。
最後は誰でもいつでも、
「よくわかりました。ありがとうございました。」

ところが、
記事になったら、
必死で伝えたことが全て抜けているではないですか( ̄□ ̄;)!!
(毎回ではないが頻繁にある)

ということで、今後のために、このブログでちょっと説明してみます。
次回以降のお楽しみ!

ume.JPG

剪定して、水を与えるだけで元気です。
今年はもう少し大きな鉢を買って、土を新しいものに換えてあげよう!

2009年01月23日LKM博士
「神の使い」or「害獣」

小学生の時、奈良・春日大社の鹿は神の使いと教わりました。
奈良県の民話にも、鹿を殺したら死刑になるから、
朝早く起きて家の前に鹿の死体がないか確認する話があったような記憶があります。
また、鹿は神の使いでありながら、天然記念物にも指定されています。
一方、同じニホンジカでも、近年、農村部や牧草地に出現し被害を出し
害獣扱いされるものもいます。
駆除の対象になっている地域もあるそうです。
生物学的には同じ種類であるにもかかわらずその扱いは雲泥の差。
我々ヒトは勝手に基準を作って、一体何様なんやろう?
「発酵」と「腐敗」、「野菜」と「雑草」、「益虫」と「害虫」もこの範疇に入るでしょう。
でも、皆、一生懸命生きているのに違いはありません。

さて、「悪玉菌」と「善玉菌」の違いは何でしょう?
両者とも腸に棲んでいる常在菌です。
ヒトの健康を害するか、促進するかの違いで分けられていると思いますが、
あまり科学的な表現でなく、
殆どの腸内細菌はどちらに当てはめて良いのかわからないというのが、
この分野の研究者として現状を分析した率直な意見です。
対称の位置に存在し、常に戦っているようなイメージがありますが
(このホームページのゲームもこのイメージで作っていますが・・・)、
もしかしたら仲良しかもしれません。
悪玉菌がいないと善玉菌の栄養が作られないなんてこともあり得ます。
固定観念を棄てて研究すると、この基準が変わることもあるでしょう。
「こんな研究をやってみたい!」
でも、そんな研究成果が出たらこのゲームは中止するしかないのか?
それも困るな。結構がんばったから・・・

話は戻るが、奈良公園で神の使いがラブレターを食べた事件を思い出しました。
女の子にラブレターをもらった友達に我々が読ませろと迫っていた時、
友達の後ろから忍び寄り、ラブレターを後ろに隠していた手から奪ってその場でモグモグ。
「なんでやねん!」って叫んでいましたが、もちろん鹿は知らん顔。我々は大爆笑。
何度か反芻されコロコロウンコになったことでしょう。
これって、神がすることなのか?
神の悪戯か?
彼にとっては害獣であったに違いない。

shika.JPG

鹿せんべいを買う人発見!

2009年01月14日LKM博士
LとKとM

「ビフィズス菌LKM512」なんてややこしくて覚えにくい名前が
このプロバイオティクスにはついています。
よくKLMって間違えられるんですよね。
特に海外の研究者には、KLMオランダ航空のせいか、
正しく言ってくれる人がほとんどいない(≧ヘ≦)
KLM Royal Dutch Airlines、
オランダ語ではKoninklijke Luchtvaart Maatschappijと言うらしいです。

この名前、深い意味は無く、単純に当研究所での管理ナンバー。
Laboratory of Kyodo MilkのLとKとM、菌株管理番号512番。
味気ないので商売っ気のある名前に替えるか・・・?

でも、プロバイオティクスは菌種でなく菌株レベルで機能性が異なる!
すなわち、この菌株名が極めて重要で、効果を保証するものなのです。
多くの健康促進機能をLKM512という名のもと、
国際科学ジャーナルで発表してきたことから(http://www.meito.co.jp/laboratories/report/index.html)、
商売上もあえてこの名前を使っていくことに決定!

後付けにはなりますが、意味をつけてみました。
LはLove(愛)
KはKindly(思いやりのある)
MはMarvelous(驚くべき)
意外と良いかも・・・。
「愛を込めて研究され、体にやさしく、驚くべきパワーをもったプロバイオティクス!」

ちなみにLKM博士のLとKは、上と全く同じです。
Mも飲み会などでは驚くべきパワーを発揮するのでMarvelousで良いかもしれませんが、
Makezu-girai(負けず嫌い)のMでもOK?

2009年01月05日LKM博士
年男

明けましておめでとうございます。

私は丑年の年男です。
だから何ってことは無いですが、節目のような気がします。
でも、新たな目標などは立てません。
既にある目標に向かって、じっくり進んでいくだけです。
ウシっぽく。

あっ、そうや。
一つ課題がありました。
1年間の排便回数を数えること。
他人に排便回数を教えろと言っておきながら(もちろん仕事)、
自分のデータが無いのは失礼だと思っていました。
何年かに1度挑戦するのですが、2ヶ月くらいで挫折の繰り返し。
ブログで時々報告すればやり切れるかも。
よっしゃ、丑年記念にやってみよう!

それでは、皆さん、今年もよろしくお願いします。