2011年12月05日LKM博士
恐怖の口内炎
口内炎はできやすい体質ではありますが、こんなことは初めてです。
我が人生最大の被害を受けましたので報告させて頂きます。
少し体調が悪くなっていたり、強いストレスがかかったりすると口内炎は発生し易いといいますが、そのような状況が原因でしょうか?
只今、体をはった(決められた食事を食べ、それ以外は食べない)実験の真っ最中。
詳細は企業秘密ですが、私がトライする研究の価値を理解し、協力してくれる勇者達と一緒に私も被験者の一人になっています。
失敗は許されない試験。
自分で責任を持ってきっちり実施したいのですが、私自身が被験者でもあることも考慮し、
また助手Kの責任感を育むために、敢えて、助手Kに全てを任せております。
これがとんでもないストレス。自分でやる方が100倍楽。
ちょうど、学会の要旨提出の時期でもあります。
共同研究者の皆さんに意見を伺いながら、要旨作成。
結局は私が発表代表者でない演題要旨まで私に回ってくる始末。
そして、先日ブログでも紹介した恐怖の1月が迫り、既にその作業が入ってきておりますし、
うまくいっていない実験もある...、修正が進まない論文もある...。
自動的に夜遅くまでやらなければならなくなり、睡眠不足に陥っていました。
私の健康の源、ビフィズス菌LKM512も試験のため3週間以上摂取禁止中。
ストレス、ストレス、ストレス。ストレスフルな状況でありました。
以下、経過報告です。
月曜日
舌の左側が少し痛く、よく見ると小さな口内炎があった。
火曜日
下の左側はかなり痛くなり腫れてきた。
しかし、実験中のためビタミン剤は飲めず、軟膏薬も塗れない。悪化の一途をたどる。
この日は1時間×3回も講義したので、益々痛くなっている。
水曜日
食事は当然、喋るのが苦痛になってくる。
ふと鏡で見ると、舌の前方にも小さな口内炎が...。ショック
これを2号と名付ける(自動的に左側の口内炎は1号)。
小さいくせにかなり痛い。
1号の周囲は腫れ上がり、最盛期と思われる。
塩分と熱を持つ味噌汁...、これほど恐ろしい食べ物はない。
木曜日
ちゃんと喋れていないと周囲に指摘を受けるレベルになり、仕事にも支障が...。
電話の応答が困難。
ふと鏡を見ると、2号の横に3号、さらにその横に4号が発生。
1号の周囲は腫れあがり、歯にあたり、常に激痛が走る。全く治る気配がない。
限界...。
薬を使いたいが実験中であるため必死で我慢。根性以外に心を支えるものはない。
何も食べたくないが、実験の性質上、涙を流しながら1日3食。
こんな時に限って、助手Kがデザートにオレンジを出してくる。
本当の涙も出てくる。
食事は極力メンバーと時間をずらし、喋らなくて済むように細かい努力をする。
頭が痛いのか、歯が痛いのか、耳が痛いのか、喉が痛いのか、識別できない位に痛い。
夜、痛くてすぐに目が覚める。
見る夢も口内炎...。
金曜日
恐々鏡で観察すると、2号のすぐ上側に5号が発生。下の前方に4つの口内炎が並んでいる。
通常ならピークを過ぎているだろう発生5日経過の1号が、まだ全盛期のように痛い。
さらに、今まで無事だった舌の右側にも痛みが...、奥の方である。
舌を伸ばして観察すると、予想通り、6号確認。
これ以降、この日のことは痛さで殆ど記憶がない...。
ちょっとスケッチしてみました。裏紙ですいません。
こんな感じです。
あっ、鏡に写っている状態なので左右逆ですが悪しからず。
で、現在、どうなっているのか?
食事制限が解消される土曜、日曜に、軟膏の薬を塗ったら劇的に回復です。
薬って凄い。