協同乳業研究所 農学博士 松本光晴のブログ

ビフィズス菌LKM512研究スタッフ松本光晴博士が
お腹のためになる情報をお届けします。

2010年02月18日LKM博士
インプラント手術2

家に帰って鏡で見ると、糸で縫合されており、かなり痛々しいです。
痛み止めの他に、抗炎症剤、抗生物質を毎食後飲んで暫く様子みます。
昨日、書きましたように、炎症を防ぐためです。

とはいえ、抗生物質の摂取は腸内菌叢にとって好ましくないです。
これまで人類を救ってきた功績は認めますが、
私の健康な腸内菌叢が一気に乱れてしまいます。
事実、抗生物質投与で腸内菌叢が変動することを報告している論文はたくさんあります。
乳児の時に抗生物質で腸内菌叢がダメージを受けると、
大人になったらアレルギーになる確率が高くなるという報告もあります。

とにかく、抗生物質は腸内菌叢に甚大なダメージを与え、
それは全身へもジワジワと悪影響を及ぼすと思われます。

内科の治療では、抗生物質と同時に乳酸菌等の生菌剤をもらうことがあるでしょう?
それは、ダメージを受けた腸内菌叢を回復させるためです。

皆さん、軽い風邪の時などでも、軽い気持ちで抗生物質を飲んでいませんか?
腸内菌叢が悲鳴をあげていますよ。

私も、今回は仕方ないので、LKM512を食べて回復させるしか方法はありません。

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