協同乳業研究所 農学博士 松本光晴のブログ

ビフィズス菌LKM512研究スタッフ松本光晴博士が
お腹のためになる情報をお届けします。

2012年10月11日
運悪く、運良く

9月、10月は、夏野菜から秋冬野菜への切り替えのため、畑を耕します。
耕すというのはクワで掘り起こすということです。
そうしますと、たまに、コガネムシの幼虫が出てきます。

ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、コロッ
って感じで出てきます。

作物に悪いことをする場合もありますが、
有機物を食べて良いウンコを出す役割もありますので、私は敢えて退治しません。

放っておくと、30秒以内に土の中に潜っていきます。

しかし、運悪く、アリに捕まると大変です。
20121010.png


牙で噛まれて、巣まで引きずられていきます。
なんとかもがいて逃げようとしますが、スピードが違いますから逃げ切れません。
こういうタイプの幼虫は、筋肉質でタンパク質豊富でしょうから、
アリも頑張って運びます。

コガネムシには不運なことですが、アリにとっては幸運なこと。
私にとってもブログネタができましたので幸運なことだったと思います。

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