協同乳業研究所 農学博士 松本光晴のブログ

ビフィズス菌LKM512研究スタッフ松本光晴博士が
お腹のためになる情報をお届けします。

2012年06月12日
キボシアシナガバチ

昨日はハチのような模様のホソヒラタアブを紹介したので、
今日は本家のハチを紹介しておきます。

先月、自宅のガラス窓の外側に巣作りをしていたキボシアシナガバチです(たぶん)。
20120612.JPGもちろん、5月に一から巣作りしているこの個体は女王蜂です。

私が覗き込むと、すぐにこの態勢になり威嚇してくるので、
特徴である腹部前方の2対の黄色い斑紋(キボシ:黄星)は確認が困難でした。
ただ、この黒と茶色の地味系の体色と、この顔面の黄色い五角形は、
かなり高い確率でキボシアシナガバチと思います。
蛹になる時、巣の入り口に黄色い蓋ができるのが特徴なので、
中の卵の成長を待ち、それで確かめようと思っていましたが、
こいつが餌獲りに出かけている内に、妻が巣を排除したようです。
まあ、自分の家の窓際にアシナガバチの巣ができたら普通は排除するわな。

ちなみに、こいつはアシナガバチの中では攻撃性が強い方と言われております。
昨日のホソヒラタアブとは顔つきが違うでしょ?
たかが2 cm足らずの体長ですが、ハンターのオーラが出ています。

【発見時満足度】7(10点満点)
私の周囲では殆どがセグロアシナガバチで、結構珍しいので高得点。

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