協同乳業研究所 農学博士 松本光晴のブログ

ビフィズス菌LKM512研究スタッフ松本光晴博士が
お腹のためになる情報をお届けします。

2011年12月22日
えっ、結婚!!!!!!!???????

昨晩は職場の忘年会でした。
本当なら、ウィルス性腸炎後、初めての飲み会だったので、
大丈夫であったことを面白おかしく報告する予定でした。

ですが、突然、職場内での予想外の結婚の発表があり予定変更。
衝撃で忘年会は大混乱。
しかも、「美女と野獣」のペア。
いや、野獣に失礼、「美女とへなちょこゴリラ」という表現が正しいでしょうか。
2年半付き合っていて、周囲に全く気付かれていなかった点は天晴であります。

もし、ウィルス性腸炎が完治していない状態で参加していたら、
その衝撃で私はウンコをちびっていたことでしょう。

昨日散々いじったので、今日は私から祝福の『ハート』をプレゼント。
20111222.JPG
アキアカネの交尾ですが、ハート型になっているでしょう。
上側がオス、下側がメスです。
トンボの交尾は解説が大変なのでお蔵入りしていたのですが、説明しましょう。

トンボの交尾器も他の多くの昆虫同様、腹部(しっぽ)の先にあります。
しかし、オスはこの部分は特種な鈎状になっており、これでメスの首をはさみ固定します。
その結果、連結状態になり、この状態で飛んでいるのを見たことがある方も多いでしょう。
しかしこれは交尾ではなく結婚飛行。新婚旅行みたいなものです。
交尾はこの後です。
オスは自分の交尾器がメスの固定で使えないので、尾の付け根にもうひとつの副交尾器(専門的には貯精嚢という)を持ち、ここにあらかじめ尾端の精子を移しておきます。
そして、首をつかまれたメスがしっぽを曲げて、これに自分の交尾器を接触させるのです。
この時にハート形になるトンボが多く、多くの方を魅了するのです。

【捕獲時満足感:3】(10点満点) 捕まえやすいトンボなので。この写真は満足の7点。

危うく、このブログがへなちょこゴリラの結婚ネタに乗っ取られそうになりましたが、
虫ネタで体裁を保ちました。

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