協同乳業研究所 農学博士 松本光晴のブログ

ビフィズス菌LKM512研究スタッフ松本光晴博士が
お腹のためになる情報をお届けします。

2016年01月07日LKM博士
職場の年賀状

職場にも私宛に多くの年賀状を頂く。
仕事柄、分析機器メーカー、試薬メーカー、受託会社等の方からのものが半分以上を占める。
こちらもお世話になっているわけで、
返事を出した方がよいのか少々考える時がある。
相手はビジネスで出しているとはいえ、
返事を書かないのは、あまりにも上から目線でないのか?
が、結局のところ、これまで返事を書いたことはない(笑)。

純粋な研究関係者からの年賀状も届くことがある。
書かれている内容から、
私の自宅の住所が不明のため研究所宛に出したと推測できるものもあり、
そういう場合は、特に返事を出すべきか悩む。
差出人住所が自宅になっている場合は、
仕事としてではなく友人として付き合いたいという気持ちであると理解している。
そのため、私も自宅住所から返事を出す。
実際、これがきっかけで年賀状をやり取りするライバル企業の研究員も複数いる。

今年は謎の年賀状が数枚届いている。
名前の記憶はない。
会社の記憶もない。
ある年賀状には、「○○大学へ異動しました」と書かれている。
せめて元の大学名か企業名を書いて頂きたいものである。
「まあ、どうでもいいや」と抽選後に捨てること必至。

このように、職場に届く年賀状は適当に流し、自ら出すことはない。
自宅に来る年賀状には丁寧に対応するし、自ら送る(私の場合100枚近く出す)。
明らかに職場の年賀状を軽視しているのである。
そして、これは多くの社会人に当てはまると思う。

しかしながら、今年、実際に会って話して、持ちつ持たれつの関係で、
私自身がごきげんな生活を送るために直接的な影響力が大きいのは、
年賀状繋がりの知人ではなく、職場の年賀状の送り主の方なのである。
なんだか矛盾している。

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