協同乳業研究所 農学博士 松本光晴のブログ

ビフィズス菌LKM512研究スタッフ松本光晴博士が
お腹のためになる情報をお届けします。

2013年10月03日LKM博士
まじめになった?

病気明けのこの3日間のブログはまじめ過ぎましたかね?

「どうしたの?」
なんてコメントを複数の読者から頂きました。

「はい、実は、病床で色々と考えたことがありまして...、心を入れ替えました」

・・・・・

というのは、嘘です。
たまたまです。

20年ぶり位に出た38℃超えの熱で、
ウンコ色の脳ミソに影響が出たということはないと思います。

まだ体調が万全でないので、面白いことを書くエネルギーが出てこないだけです。
冗談を書くのも健康であることが大事なわけですね。

ただ、4月に我々がFrontiers in Systems Neuroscienceに発表した実験結果によれば、
(参照:2013年リリース「腸内常在菌が大脳代謝系に影響を与えていることを明らかに」
腸内細菌が脳ミソの代謝系に強く関係していることは明白です。
摂取した抗生物質の影響で破壊されてしまった私の腸内菌叢は、
以前より真面目な思考回路への刺激が強くなっているのかもしれません。

事実、カレーを食べても、10倍希釈ウンコと連想しない、今日この頃です。

前の記事< | トップへ戻る | >次の記事