2013年02月07日LKM博士
スノー・ロールケーキ
昨日の雪は大騒ぎする必要もありませんでしたね。
と明るく書き始めたが、少々怒りが湧き出てきた。
昨晩、今朝と、たまたま私が見たテレビの気象予報士(それぞれ別の2名)は
「予報は最悪の事態を考えてお知らせしている。酷くならなくて良かった。」
という主旨のコメントを堂々と言っていた。
昨日の同時刻に「凄い雪になる」って猛烈にアピールしていた本人がである。
開き直りや自己弁護も甚だしい。
信じられない位に甘い職業である。
昨日は、本数を間引いた電車で酷い目にあった方も多かったことであろう。
電車を間引いた会社も非難されているようであるが、
彼らの判断は、気象予報士の言葉に端を発していることは間違いない。
私は彼らの態度に怒っているのではない。
気象予報とは科学だと思っているからである。
気象予報が科学的視点から行われているのなら、
極力、データに基づいた予想を伝えるべきだと強く思う。
自己判断で最悪の事態を想定する行為は、
データからは言えない過剰な考察であり、
科学としては認められるものではない。
百歩譲って、最も雪が降る可能性を伝えているのなら、
最も雪が降らない可能性も平等に伝えるべきである。
「気象予報士は只の資格で、科学者ではない」
と言われれば、それまでである・・・
しかし、そんな程度の資格なら、公共の電波で彼らの意見を聞く必要もなく、
気象庁の予報で十分であり、ニュースのスポーツ枠を1分程長くして、
本場所中は大相撲のニュースを長めにやってもらいたいものである。
仕切り直して、昨日ちょっぴり車に積もった雪が、今朝こんな風になっていた。
フロントガラスに積もった雪が1枚の生地のようになり、
雨で上から溶け始め、ぐるぐる巻き込まれながら落ちて来たのであろう。
前から見るとこんな感じである。
スノー・ロールケーキ!
そういえば、本ブログのタイトルであった。