協同乳業研究所 農学博士 松本光晴のブログ

ビフィズス菌LKM512研究スタッフ松本光晴博士が
お腹のためになる情報をお届けします。

2012年08月30日LKM博士
穴便

私は外出中に便意をもよおすことが多いので、公共(誰でも使える)のトイレの情報を結構把握している。

情報というのは、主としてこんなものが挙げられる。
①位置(今すぐ行けるか?)
②大便用便器数(施設利用者数に対する便器数)
③時間(時間帯によっては使えない場所もある。例えばデパート内)
④混み具合(②と類似項目であるが、これは経験的もの。日常のウンコ待ち列の長さ等)
⑤清潔さ
⑥ウォッシュレット有無
⑦トイレットペーパーの質

どれも重要であるが、緊急時であることを考慮すると、この順で優先されるべきであろう。
もちろん、自分のウンコタイマーと相談しなくてはならないわけで、
それによっては、⑤や⑥や⑦を優先することも多い。

基本的に、駅などの混雑する場所は、当然便所も混雑している。
朝のラッシュアワーは大変で、男便所では大便器に列を作って並んでいるのは、見慣れた光景である。

余談であるが、もし当事者になった時に余裕があるなら、
「この列に並んでいる全員が、ウンコが漏れそうで必死で耐えている」と考えると面白い。
意外と精神的に落ち着く効果もある。

そんな中、同じ駅構内でも、メインのトイレと異なる位置に、
意外と空いている小さめのトイレがあることが多い。
私はそれを穴便(あなべん)と呼んでいる。
「穴場の便所」の省略形であるが、決して他人には教えない。
自分だけの無形財産である。
ケチなのではない。
教えたら、穴便ではなくなるリスクがあるので、穴便保護の観点からである。
私の人生は、穴便により何度も救われている。
感謝 m(._.)m

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