2012年08月29日虫
エンマコオロギ(終齢幼虫)
関東地方は全く雨が降りません。
通常は水などまかない露地栽培の畑も、連日の真夏日で、いよいよ干からびてきました。
仕方なしに、新しい苗等を定植すると、頑張って水をまいています。
虫達も水がうれしいのでしょうか?
ジョウロで水をまいていると、エンマコオロギが寒冷紗を登ってきました。
しかも、私が覗き込んでも恐れることもなく、全く逃げません。
さすが閻魔様! やたらと堂々としていました。
昨年紹介した個体(参照ブログ:怖そうなコオロギ)と異なり、これはまだ幼虫です。
あと一度脱皮したら成虫になる終齢幼虫です。
基本中の基本ですが、翅はまだ生えていないので幼虫とわかります。
そして、メスです。
これも基本中の基本ですが、キリギリス、コオロギの仲間は、
お尻の先に管(産卵管)があるか否かで性別を見分けます。
(私が何回説明しても、「なんでわかるの?」と聞いてくる人がいるんですね~)
この写真、注意して頂きたいのですが、触角の根本の光沢のある蟹の眼のような球は水滴で、本当の眼はその後ろ側の黒い丸ですから。
それにしても、見事な水のはじきっぷりですね!
これを見て、愛車を洗って撥水コーティングの効果を取り戻そうと決意したのでありました。
というのは、ウソです。
(この前も使ったな、この締め方 (・_+)>゛)