協同乳業研究所 農学博士 松本光晴のブログ

ビフィズス菌LKM512研究スタッフ松本光晴博士が
お腹のためになる情報をお届けします。

2009年06月02日LKM博士
おそーい理解

前回の続きでウンコウィルスの話です。

ひたすらウンコを処理している時代も過ぎ、
私の免疫系は、殆どのウンコウィルスを記憶し対処できるようになりました。
さらに、LKM512も腸から免疫系を刺激し、
感染症に対して、ほぼ無敵の体を手に入れたのです└(^へ^)┘

そんな時です。
突如、ノロウィルスが世間を騒がせました。
記憶に新しい方も多いでしょうし、冬になれば毎年のように耳にするでしょう。
このノロウィルス、嘔吐物や糞便から感染することが報道され、
会社でも緊急で文書が出され、
「手洗い、生ものを食べるな・・・感染の疑いがあるものは出社しないこと」
なんて書いてありました。

そして初めて、
「ヒトの排泄物を使っているが大丈夫なのか?」
と心配されました。

「おそーい。もう何十回も感染しとるわ。しかももっと恐そうなウィルスにヽ(`⌒´)ノ」
っていうのは心の叫びで、
ウンコ実験のリスクが会社に初めて理解された記念日です。

皆さん、ウンコには気をつけましょう。

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