協同乳業研究所 農学博士 松本光晴のブログ

ビフィズス菌LKM512研究スタッフ松本光晴博士が
お腹のためになる情報をお届けします。

2012年08月06日LKM博士
知床半島 ―海編―

やっぱり、知床まで来たら、シャチやらクジラやらを生で見たくなるわけです。
前日は海が時化ていて無理だったので、半分諦めていました。
ですが、次の日は船が出るというので、その日は帰らなければいけない日のですが、
午前中ホエールウォッチングに挑戦してみました。

これらが沿岸に出現するエリアは羅臼町、知床半島の東海岸です。
つまり昨日のウトロから知床半島を横断します。
といいましても夏季は横断道路がありまして、40~50分間で移動できます。

さて、クルーザーに乗ってみると、めちゃくちゃ寒いです。
「夏なのに...」という次元ではありません。手がかじかんできます。
しばらくすると、外洋特有の水鳥達が色々見つかります。
陸上では見られない貴重な鳥らしいのですが、私にはさっぱりわかりません。
例えば、ウミツバメとか...。
バードウォッチングをする人なら非常に興奮するらしいです。

アホウドリの若鳥もいました!
2012080601.JPG

実は、私、アホウドリだけは興味を持っており、本も読んでおりまして知識豊富。
野生の本物が見られて感動しました。
写真ではわかり難いですが、アホウドリは巨大で翼を広げると2 mを軽く超え、
3 mを超えるものもいるのです。
繁殖以外はずっと外洋で過ごしています。
逃げないで、こんな近くで見られることは滅多にないそうです。

外洋の巨大な鳥たちは、水面上を羽ばたきながら走り、揚力を得ないと飛び上れません。
2012080602.JPG

こんな感じで勢いをつけますが、なかなか飛べません。

2012080603.JPG

助走は10秒弱でしょうか。ピンボケですいません。

2012080604.JPG


やっと体が浮きました。
ちなみに一度、飛翔するとグライダーのように、羽ばたかずにいつまでも飛んでいられると本で読みました。

「なんで、ホエールウォッチングをして、アホウドリを熱く語ってるねん」
と言われそうですが、仕方ないのです。
実は...、その日は姿を見せてくれなかったのです、クジラ達。
前日の午後は、シャチまで登場してくれたらしいですが... |||(-_-;)|||

私はかなり運が良い方なのに、おかしいです。
おそらく、私の運の良さ以上に、運が悪い人がクルーザーに同乗していた30名程の中にいたのでしょう。
あるいは、この日の朝食前、大量のウンを出してしまった記憶があります。
運を出しきって、残っていなかったのかもしれません。

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