協同乳業研究所 農学博士 松本光晴のブログ

ビフィズス菌LKM512研究スタッフ松本光晴博士が
お腹のためになる情報をお届けします。

2012年08月02日LKM博士
釧路湿原(後半)

昨日の続き
展望台から釧路湿原を見てその大きさは理解したが、湿原内に入りたい私。
一方、湿原保護の観点から、観光客がそう簡単には中に入れない状況。

タンチョウの保護センターのようなものは周囲にあるようなので、諦めてそれでも見に行くかなと思っていた時、ふと思い出しました。
前日、帯広畜産大の先生に送って頂いた時に、湿原内をカヌーで下ることができるというアドバイスを頂いたのを思い出しました。
そして、何となく昨日泊まったホテルにそのような宣伝広告があったような記憶も。

早速ホテルに問い合わせると、完全予約制で前日までにしておかないといけないということでしたが、試しに電話で確認してもらうと、
「お一人様なので少し割高になりますが、○○時○○分に来て頂けると大丈夫ですよ」
という回答。
「えっ、俺一人。(今一よくわかりませんが)行きますので、お願いします。」
夏休み前の平日です。そういうものなのかもしれません。
カーナビに電話番号入れても出てこないので、住所を打ち込めということ。
釧路湿原は大体曇っているらしく、その日も曇り、気温も18℃位と寒く、
また周囲に人気が殆どなく、一人で居ると不気味さを感じる程です。
カーナビにも出てこない所に行くのは若干不安でした。

でも、行ってみると温かく迎えて下さりました。
車で湿原内を蛇行している釧路川まで移動し、こんなカヌーに乗りました。
2012080201.JPG


湿原内はこんな感じです。余計な説明は不要でしょう。
2012080202.JPG

さすが私は晴れ男でありまして、きっちりと晴れてきました。

ヨシ原の中にはタンチョウや鹿もいるようですが、夏場は隠れて殆ど見えないそうです。
比較的水分が少ないエリアには木も育つようです。
そんな木の上にはこんな鳥が!
2012080203.JPG

オジロワシ。翼を広げると2 mを超えるそうです。上はもちろんカラスです。
絶滅危惧種が普通にいるとは、釧路湿原、さすがです。

2時間弱だったでしょうか?
時間の流れるスピードが違ったので正確にはわかりませんが、
インストラクターのおじさんの専属解説付きで、ゆったりと充実のカヌー下りでした。

その後、下った川が見える展望台に行って撮影。
2012080204.JPG

まさに、ここをカヌーで満喫してきたのです。
夕日が綺麗とインスタラクターのおじさんに薦められましたが、
待たずに大相撲中継を見るために必死でホテルに戻った私でした。

前の記事< | トップへ戻る | >次の記事