協同乳業研究所 農学博士 松本光晴のブログ

ビフィズス菌LKM512研究スタッフ松本光晴博士が
お腹のためになる情報をお届けします。

2012年01月10日LKM博士
寒いですが...

暦の上では、
先週の1月6日に「寒の入り」を過ぎて、
来週の1月20日の「大寒」を経過して、
2月3日の節分までが、1年で最も寒い時期と言われています。

実際に寒いですね。
手袋して運転しています。

以前にも書きましたが(今日から3月)、
私はほぼ同じ時刻に同じ場所を車で通るので、太陽の位置を敏感に感じるのですが、
12月の冬至の頃と比べると、
もう、太陽の位置は上がってきています。
気が早いですが、夏に近づいているということですね。

ところで、気温に最も影響を与えているのは太陽だと思うのですが、
冬至の12月下旬より、
太陽の高度も上昇し、日照時間が長い1月下旬の方が寒いのは何故でしょうね?
夏の場合も同じです。
夏至の6月より7月、8月の方が暑い。

理科の授業では、
「地表や海が冬至の頃にはまだ冷え切っていないが、1ヶ月余り遅れて冷えるからだ」
と習い、テストの答案にはそのように書いて丸をもらっていましたが、
あまり納得しておりません。
そもそも、地表から何m下まで、太陽パワーの影響を受け気温を左右するのでしょうか?
ちなみに、変温動物の虫たちは地表から10 cm程度で十分に冬を越しますし、
(冬を越すというレベルでなく、幼虫などは活発に行動して成長するものも多い)
畑の大根や人参も数センチの土を被せておくだけで、
凍結の影響も受けずに、あまり傷まずに真冬でも保存できます。
と考えているとやっぱり納得できません。

規模が大き過ぎる話で、自分の眼で確かめたことが無いからでしょうかね。
微生物の様なちっちゃいものを扱っているもので...。

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