2010年04月05日LKM博士
緊張と緊迫
農芸化学会は無事に終了致しました。
座長の仕事も、周囲の人に尋ねると、普通にちゃんとできていたようです。
全く緊張しませんでした。
私自身の発表は、3月28日の日本農業新聞の第1面にも取り上げて頂いたようで、それなりに盛況の内に終わりました。
やはり、発表時に緊張感はなかったのですが、
そうは言っても会社の名前を背負っているわけで、いつも緊迫感は持っています。
ふと思いましたが、緊張感と緊迫感は類似しているようで、全く違うものだと思います。
緊張感は発表を台無しにする可能性があります。
「これを話そう、次はこれ、このような質問にはこう答えよう。」
と準備していても、何かのきっかけで頭が真っ白になると、どうすることもできない事態に陥る場合があります。
しかし、緊張感を緊迫感に換えることができれば、このように頭が真っ白になることはないと思います。
むしろ、最も脳を活性化できている状態なので、
「この質問の意図は? どういう順序で応答すれば良いのか?」
など、的確に判断でき、それを答えた後には(質疑応答中であろうが)、
「今の完璧や!」と満足感に浸ることすらでき、発表自体を楽しめます。
私の場合、「電車移動のためウンコが暫くできない」と考えると緊張し、余計にウンコがしたくなります。
しかし、いざ便意をもよおすと、緊迫状態に入り、
① 降車すべきか、目的地まで我慢すべきか?
② 降りた駅の便所の位置は?
③ また個室の数は? それが埋まっている可能性は?
④ 快適にするためにウォッシュレットはあるか?
など、お腹の状態をチェックしながら、的確に判断しております。
幸い、年間500回以上ウンコをしているにも関わらず、もらしたことはありません。
皆さんもウンコを我慢して緊迫感を味わい、心を鍛えるのは如何ですか?
くれぐれも便秘にならないように!