協同乳業研究所 農学博士 松本光晴のブログ

ビフィズス菌LKM512研究スタッフ松本光晴博士が
お腹のためになる情報をお届けします。

2020年04月15日LKM博士
テレワークの意味

只今テレワークが推進され、実施されている方も多いでしょう。
私は10年程前から導入しており、書き物や思考活動に集中するには最適であることを実証済みです。

現状、一般的にはテレワーク=在宅勤務という使われ方をしているわけですが、私自身、テレワークという単語には馴染みがなく、念のため意味・語源を確認してみました。

リーダース英和辞典では、
Telework
動詞:遠距離通信を利用して自宅などで仕事をする
名詞:遠距離通信を利用した在宅勤務
となっております。
つまり、厳密には在宅勤務というより、家以外からでも遠距離通信を用いて実施する仕事を意味するようです。
反対に、私が全ての通信を遮断して原稿を書いているような行為は(時々メールチェックするのみ)、厳密にはテレワークではないということもわかりました。

さらに詳細に意味を分解すると、このテレ(Tele)には「遠距離の」という意味があります。
Tele:遠距離の;Work:仕事 まさに上述の意味になります。
単語というのは適切な意味がつけられていることに改めて気付きます。
ということで、テレワークの仲間を分解してみました。

Television(テレビ):Tel(遠隔の);vision(視覚、見ること)
Telephone(電話):Tel(遠隔の);phone(音)
Telepathy(テレパシー):Tel(遠隔の);pathy(感情、感応)
Telescope(望遠鏡):Tel(遠隔の);scope(観測器械)
なるほど。
遠隔操作はテレオペレーションかなと調べたら辞書にありました!
Teleoperation:(機械の)遠隔操作

ムムム・・・、ふと研究所の分析機器をテレオペレーションできるようにしてやろうかと考え始めた私であります。

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