2016年11月02日LKM博士
「正しい大便のとり方」に腹が立つ
今年から会社の健康診断に新たに大腸ガンの検査が入った。
それは歓迎すべきことであるが、
その採便方法の説明用紙に無性に腹が立つ。
「正しい大便のとり方」
と書いてある。
表面をまんべんなくこすりとるらしい。
これは大腸ガンの検査では正しい取り方なのだろう。
しかし、我々のように菌叢解析や低分子代謝物の研究では、
こんな回収方法で実施されたら困る。
到底正しいとは言えない。
きっちりと、大腸ガンの検査の場合においては正しい取り方である旨を明記すべきである。
正確なデータを出すため、
ウンコの回収法は人一倍こだわっているだけに、
この書き方は腹が立つ。
腹の虫が収まらなかったので、
溢れんばかりに表面のウンコを満タン充填してやった。