協同乳業研究所 農学博士 松本光晴のブログ

ビフィズス菌LKM512研究スタッフ松本光晴博士が
お腹のためになる情報をお届けします。

2016年07月14日LKM博士
納豆あめ

先日、茨城県で講演をした帰り、
土産に「納豆あめ」という得体の知れない商品を買ってきた。

容器に魅かれた!
市販納豆の入れ物そのものである。

160714-1.JPG

美味しくないのは最初からわかっていたので、
感想を聞いてから試そうと待っていたが、
職場に置いて3週間、
殆ど誰も手をつけない。

仕方なしに、本日、皆に分け与えた。
動物実験のそれとは異なるが、強制経口投与と表現できるかもしれない...。
私も食べてみた。

袋を開けて眺めてみると、透明な飴色の奥に納豆と思われる物体が入っている。

160714-2.JPG

ひき割納豆だろう・・・。

口に入れた直後、「???」
納豆風味全く無し。
どこか昔懐かしの飴の味である。
この期待の裏切り方はなかなか素晴らしいと思った。

暫く舐めていると、
飴の表面からブツブツと納豆と思われる物体が出て来るのを舌が感じる。
ひき割納豆が飴の表面から姿を現している状態である。
舌触りが良くない。

味は普通の納豆である。
まずい。
納豆が美味しくないというより、飴との相性がよくないと表現するのが正しい。
少々ネバネバ感もある。

更に暫く舐めていると飴から遊離する。
小さ過ぎて噛み砕くことができないので、
しばらく口の中に残る。
まるで噛み砕いたピーナッツの破片が口の中に残っている時の感覚である。

以上、納豆あめレポートでした。

【私の将来リピート確率】0%。ジョークが通じる相手への土産には最適である。

前の記事< | トップへ戻る | >次の記事