協同乳業研究所 農学博士 松本光晴のブログ

ビフィズス菌LKM512研究スタッフ松本光晴博士が
お腹のためになる情報をお届けします。

2016年07月12日LKM博士
歩行困難の原因は、まさかの・・・

先日の朝5:30頃の話である。

目覚めて数歩歩いたら、左足の裏に尋常ではない激痛を感じた。
慌てて足の裏を見たがよくわからない。
気のせいかと思い再び歩行してみると、やはり激痛を感じる。
再度、足の裏を見て、様々な場所を触診し、痛い場所を特定した。

他の部分と比較すると少し赤く腫れている。
よく見ると、何かが刺さっている。
頑張って原因物質を引き抜こうと四苦八苦するが、
毛抜きで挟んで引き抜くか、針でほじくり出すという
痛々しい物理的手段しか思いつかない。

そういえば、大学時代に剣道をしていた時、
長野の山奥のメンテナンス不十分な体育館で稽古をした際に、
床の木片が足の裏に刺さって、そのまま放置していたら化膿し、
簡単な手術になったのを思い出した。
「放置していてはならない。すぐに取り出さないと」

しかし、自分でほじくり出すには痛過ぎて限界である。
素直に病院に行った。

皮膚科の先生が、特殊な皮膚がん等の診断にも用いるルーペとピンセットを駆使してほじくり出すこと5分間。
「とれましたよ! たぶんもう大丈夫」

刺さっていたのはこれ!?!?!???
160712.jpg

人差し指の先の黒い物質である。
正体は3~4 mm程度の短いヒトの毛である。
髪の毛か鼻毛か何なのかはわからない。

皮膚科の先生曰く、
「たまに、同じように毛が刺さって化膿した患者さん来ますよ」
私の場合も、おそらくだいぶ前に足に刺さっており、
気付かず放置していたことで化膿し痛みが出て気付いたということらしい。

なぜ皮膚に、しかも他の部位より強靭な足の裏に毛が刺さるのか?
床で毛が立っているなんてことがあるのか?
物理的に可能と思えないので聞いてみると、
先生「すっと入るんですよ」
私 「はぁ~ ・・・(寄生虫やないんやから)」

とにかく裸足で歩いているときは、落ちている毛には注意しよう。

ちなみに、記念に毛は持ち帰った。

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