協同乳業研究所 農学博士 松本光晴のブログ

ビフィズス菌LKM512研究スタッフ松本光晴博士が
お腹のためになる情報をお届けします。

2019年05月17日野菜作り
2019年度版 野菜作ってます1

昨年のブログで、私が野菜作りから引退されたと思われた方が多いようですが、むしろ、よりパワーアップさせて続けております。

そのブログ(2019年2月1日)を、よ~く読み直して下さい。
「ここでの野菜作りから引退することにしました。」
とありますよね。
「ここ」での野菜作りは止めたという意味で、つまり、場所を変えました。
20m位離れたすぐ隣のエリアに。

「次のステップに進むために」とも書いてあるでしょ。
次のステップとは、自分の思い通り、好き放題に栽培できる契約にして、
しかも、以前の1.5倍程度のスペースに拡大したことを示します。
これまで、1年契約だったため、毎年1月で更地にして返却する必要があり、
冬越しする野菜が栽培できなかったのです。
例えば、越冬が必要なタマネギやイチゴ、多年草のアスパラガスなどが無理でした。
そういうわけで、今年から、そんな野菜も含め、更に同じ野菜でも品種を増やしてトライする予定です。

研究は、膨大なエネルギーを注いでもなかなか見返りが得られませんが、野菜は手を掛ければ、それ相当の見返りがありますので、心の支えとなっております。

早速ですが、品種を増やして収穫真っ盛りのレタスを紹介します。
例年紹介している玉レタスとベーシックなリーフレタスを含め、合計6品種育てています。
少し時期ずらしで植えたサンチュも含めると7種類となります。

まずは、レッドレネット(手前)。
20190517-1.JPG
いわゆる、サラダ菜の紫色バージョンです。解り難いですが、葉の下側は綺麗な黄緑色です。緑のサラダの中にこれを数枚加えるだけで見栄えします。
ちなみに、真横は普通のリーフレタス、奥には玉レタスが写っています。

これはオークリーフという品種
20190517-2.JPG
葉1枚のサイズが大きく、クリスマスツリーのような尖った形をしております。食感・味共にサンチュに似ています。ですから、焼肉を巻いて食べるのもよいのではないでしょうか。生育旺盛で、葉を摘んでも摘んでも生育してきます。調べたところ耐暑性もあるようです(通常のレタスは暑さに弱く、5月後半に暑くなると腐ったり枯れたりする)。スーパー等にはあまり流通していないと思います。

次はピンクロッサというシルクレタスの一種。
20190517-3.JPG
葉のギザギザが特徴のシルクレタスの中でも、とりわけ葉の形が細かくギザギザしている品種です。まるで腸管粘膜層の微絨毛のように...(一般人には伝わらんかな)。
ちょいとお洒落なイタリアンレストラン等でサラダを頼むと、1~2枚位入っていることがあるかもしれません。通常のスーパーではまず売っていない品種です。見栄えに加え、食感・味もよく、玉レタスより圧倒的に栄養価が高いそうです。

次はシルクレタスの一種(品種名不明、横に写っているのはキャベツの葉)
20190517-4.JPG
ピンクロッサの黄緑色版のシルクレタスの1種ですが、品種名を調べてもわかりません。ほぼ流通もしていないと思います。ホームセンターで衝動買いしたものです。
色が鮮やかで形状も併せ見栄えがよく、食感・味もかなり良いです。

このブログ紹介した順で後ろになる方が、私の個人的評価が高いレタスです。

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