協同乳業研究所 農学博士 松本光晴のブログ

ビフィズス菌LKM512研究スタッフ松本光晴博士が
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2016年06月22日野菜作り
2016年度版 野菜作ってます6

天候は典型的な梅雨である。

畑作業ができる朝のピンポイントの時間帯に雨に降られると収穫が厳しい。


今日は、私の中では夏野菜ではなく梅雨野菜と思っているものを紹介しよう。

これ、インゲン(正式にはツルナシインゲン)である。

160622-1.jpg


梅雨に入る頃から収穫が始まり、

梅雨の真っ只中が最盛期。

梅雨が明けると同時に枯れるという野菜である。


最盛期はこれでもかって位に収穫できるが、
(私の場合、6株で軽く200本は収穫できる。たぶん300本位はできる)

それが僅か2週間程度の期間に集中するのだから結構困る。

酷い短期集中型の野菜である(笑)。


雨の中、傘をさしながら地面に屈み込み、

葉を掻き分け1つずつ収穫する作業は結構大変で、

収穫が終わると、背中が雨で酷く濡れていることがある。

オクラは危機に陥っている。

160622-2.jpg

アブラムシの大発生により、若い葉が完全に萎れて成長が止まっていた。

「粘着くん」(※)で可能な限りで退治したので、

あとは、新芽が無事伸びてくれることに期待するしかない。


※デンプンから作られた化学殺虫成分を含まないアブラムシ退治用液体.粘着性があるため、体表につくと気門(昆虫の呼吸器)が物理的に塞がり呼吸ができなくなる。

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