協同乳業研究所 農学博士 松本光晴のブログ

ビフィズス菌LKM512研究スタッフ松本光晴博士が
お腹のためになる情報をお届けします。

2013年02月04日野菜作り
2012年度版 野菜作ってます36 ―アントシアニンで耐える―

寒くなると野菜は生体内で糖分とアントシアニンを作って耐えるそうです。

放っておいたキャベツもこの通り。
201302041.JPG
紫色になっていますね。
アントシアニンを作っている証拠です。
畑の地表は毎日、凍結・融解を繰り返しているというのに、
殆どダメージを受けていません。
周囲の葉を結んで凍結から内部の葉を守らなければならないハクサイと比べると、
2012年版 野菜作ってます33 ―真冬対策―)
キャベツの耐寒性は凄いです。
それはそれは、甘いキャベツになっておりました (o^。^o)

ブロッコリーはメインの蕾を刈り取った後も、たくさんの蕾が生えてきます。
その蕾も真冬になれば、ほら、この通り。
201302042.JPGアントシアニン出しまくりで紫ですね。
よく見ると下の方に緑の部分もありますが、その部分は雪や霜が当たらない場所なのです。
不思議なのは、茹でると綺麗な緑色になることです。
しかし、商品価値は非常に落ちるそうです。
消費者は、もっと勉強すべきですね。

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