協同乳業研究所 農学博士 松本光晴のブログ

ビフィズス菌LKM512研究スタッフ松本光晴博士が
お腹のためになる情報をお届けします。

2013年01月17日野菜作り
2012年版 野菜作ってます34 ―ニンジン―

ニンジンの苦労話(真夏の発芽するまで水を枯らさないこと)は何度か書きましたが、
肝心の出来上がりは紹介していませんでした。
現在、土中を天然冷蔵庫として畑に放置しております。

今年は、通常のニンジンに加え、紫ニンジン、黄ニンジンを栽培しました。
20130117.JPG
綺麗でしょう。
色こそ違えど、ニンジンはニンジン。
味の違いは殆どありません。
多少は違うのですが、説明できる違いではありません。

ニンジン嫌いも一瞬食べてみようかと思うかもしれませんが、
独特のニンジン臭さは十分に健在です。

紫ニンジンは、皮の内側は普通のニンジンと変わらない品種のため、
料理的には少々紫がかった普通のニンジンであり、
味は変わらないのに、逆に不味く見えます。

黄色ニンジンは中身も黄色く綺麗ですが、
通常の朱色のインパクトがなくなります。
浅漬けにすると、美味そうなたくわんに見え、
そのつもりで食べると、結構ダメージを受けます。

これら変わり種は、スティックで生食するのがお洒落な食べ方のようですが、
何本も生食できるわけもなく、
正直、普通のニンジンを沢山栽培した方がよかったかなと後悔しております。

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