2012年07月27日野菜作り
2012年版 野菜作ってます19 ―やっぱり6月の台風はトウモロコシには痛かった―
トウモロコシの収穫は終わりました。
今年は28本栽培して合計24本の収穫で、台風で2本、タヌキに2本やられました。
(ベビーコーンで収穫したものは含みません)
トウモロコシはどのタイミングで収穫するかが難しいのですが、髭がこんな感じで枯れてきたら、おいしいタイミングです。
台風で倒され、絶望的な気分に陥ったのですが(6/21ブログ)、
その後、復活したとこのブログでも報告していました(7/2ブログリンク)。
しかし、倒されたのは6月の受粉の時期。
収穫してみると、このような残念な状態のものが結構ありました。
これ、上半分の雌しべに花粉が届かず、受粉ができなかった結果です。
虫や病気による被害ではありません。
つまり、雌しべが花粉を求めている時に台風で倒れ、おそらく先端が地面に付いていたのでしょう。
植物体は復活して立ち上がりましたが、時既に遅し。
雄花は枯れていて花粉は飛んでいない状況だったということです。
その証拠に、雌しべ(髭)はどんどん伸び続けていました。
受粉できなかった雌しべは、花粉を求めて、どんどん伸びます。
受粉できるまで伸び続けます。
枯れずに収穫するまで伸び続けていました。
この写真で、茶色い髭は受粉できたコーンと繋がっており(多くは皮剥き時にとれました)、
緑白色の髭はコーンができていない位置から伸びています。
受粉後に台風がきていたら、つまり1日後でもよかったかもしれません、
おそらく風で倒れても、立派な実が収穫できたことでしょう。