協同乳業研究所 農学博士 松本光晴のブログ

ビフィズス菌LKM512研究スタッフ松本光晴博士が
お腹のためになる情報をお届けします。

2013年09月19日
ハラオカメコオロギ来所です

秋になりましたね。
3週間、殆ど外出して職場に来ていなかったためか、
昨日、久しぶりに落ち着いて1日研究所で過ごしたら、
様々な所で秋の訪れを感じることができました。

研究所の玄関には、ハラオカメコオロギが遊びに来ていました。

20130919.JPG
何故か、最初のハラを略して、オカメコオロギって呼ぶことが多いです。
しかし、オカメコオロギは複数種存在するので、
ハラオカメコオロギと正確に覚えた方が良いと思います。
我々が平地に見る殆どのオカメコオロギはこのハラオカメです。

頭部が特徴的で(特にオス、因みに、この個体はオス)、
顔面が平らで絶壁、横から見ると逆三角形の形をしています。
おでこが前に突出し、顎が手前に引っ込んでいる、
しかも、おでこと顎を結ぶ線は扁平と表現すれば良いでしょうか?

なかなかコオロギの横顔をじっくりと観察する人はいませんので、
皆さんのために、頑張ってそれがわかる写真を撮ってあげました!

日本全国何処でも見られる普通種なので珍しくないですが、
このブログでも何度か紹介したことがある
エンマコオロギ(参照ブログ:怖そうなコオロギ)と比べると、格段に知名度が低いと思います。

鳴き声は、私には、
「Rdiッ、Rdiッ、Rdiッ、Rdiッ、Rdiッ。(ちょっと休んで繰り返し)」
と聴こえます。

「リッ」と「ジッ」の間の音ってことです。
「リッ」:「ジッ」=7:3で混ざっています。
あくまでも個人の感覚です。

【捕獲時満足度】3(10点満点) 普通にその辺にいますから。しかも捕獲するのは簡単ですから。鳴いている姿を見ることができると、少しうれしいですね。

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