協同乳業研究所 農学博士 松本光晴のブログ

ビフィズス菌LKM512研究スタッフ松本光晴博士が
お腹のためになる情報をお届けします。

2012年07月23日
クモヘリカメムシ

カメムシといえば肩幅が広く逆三角形のガッシリ体系をしいますが、
今日は細いガリガリのカメムシを紹介します。
関取で言えば、隆の山のような存在でしょうか?
20120723.JPGその名はクモヘリカメムシ。
体長は1.5〜1.8 mmです。
幅は3 mm程度です。
大きなアメンボ位の細さです。
(ちなみに、アメンボはカメムシの仲間です。同じ顔をしていますよ。)
緑色の体に、茶色い翅が特徴です。
多くのカメムシは危険を察知してから飛んで逃げるまで少し時間がかかるのですが、
こいつはすぐに飛びたつことができます。
まるで、ハチのようなタイミングでスッと飛び立ちます。


私はトウモロコシの葉で発見したのですが、
イネ科の植物が好みのようです。
イネからも吸汁しますから、害虫に指定されています。


ところで、この写真には2匹が写っているのに気が付いていますよね?

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