協同乳業研究所 農学博士 松本光晴のブログ

ビフィズス菌LKM512研究スタッフ松本光晴博士が
お腹のためになる情報をお届けします。

2012年06月22日
カエルさん、ごめんなさい

今日も悲しい話を。

先日紹介したオタマジャクシ達(2匹)ですが(「おたまのへんたい」参照)、
小さいカエルになって頑張って育てていたのですが、
月曜日に死んでしまいました。

カエルになり立ての頃の世話が最も困難で、
小さい生きた餌しか食べられないため苦労しました。
小さいといってもカエルの体長が約1 cmなので極小サイズの昆虫です。
ショウジョウバエ(小バエ)や小さなクモ、アブラムシ程度です。
蚊は無理でした。
結局、餌探しが大変なので、インターネットでショウジョウバエ(翅ナシ)を購入し、
自分で培養して与えることに。
予想以上にショウジョウバエにカエル達は大喜び!
元気にパクパク食べて、体も少し大きくなっていました。

で、かわいいので、もう少し自然な環境に近づけてやろうと、
土の上で生活するアカガエルなので、陸地を金魚鉢用砂利から腐葉土に替えました。
雑草も植えてあげました。

ところがです、月曜日、蓋を開けると2匹とも動かない。
どうやら、腐葉土で歩きにくくなり、プール(小さなタッパーに水を入れたもの)に
戻れなかったようです。
カエルは水を飲むのではなく、皮膚から吸収するので、
水に体を浸ける必要があるのです。
プールに戻れなかったら死んでしまいます。
ショックでした。
かわいそうなことをしてしまいました。
20120622.JPGこんなにかわいいやつでした。
まさか、これが最後の写真になるとは・・・。
ごめんなさい。

前の記事< | トップへ戻る | >次の記事