協同乳業研究所 農学博士 松本光晴のブログ

ビフィズス菌LKM512研究スタッフ松本光晴博士が
お腹のためになる情報をお届けします。

2011年03月18日
ふ化の頃には

本地震で無事だった地域の企業人は、日本経済のために、最大限の努力をしなければなりません。
食品企業としては、きっちり製品を作り市場に送り出すこと。
研究者としては、日進月歩で研究を進めて行かねばなりません。
特に国の委託研究を受けている立場としては、国が苦しい時こそ、きっちりした成果を出す事が大事だと思っています。

しかし、この連日の停電は厳しいですね。
仕事中に電力供給が無くなるのは、単純に3時間の遅れではなく、
8時間かけて行う実験(これは計算し、早朝や深夜の停電と停電の間に実施可能)、
24時間かけて行う実験、
1カ月かけて行う実験、
1年かけて行う実験、
全てが困難、あるいは不可能になってきております。
参った(×_×;)
・・・

いきなりですが、
今日はカマキリの卵で締めたいと思います。
20110318.JPG
これ、ハラビロカマキリの卵です、たぶん。
95%位の確率で自信があります。
ハラビロカマキリはこのブログに何度か登場している、ずんぐりむっくりしたカマキリです。
「夏の忘れもの」
「晩秋をカマキリで感じる」を参照して下さい。

カマキリのふ化は大体4月後半から5月初めです。
厳しい冬をこの状態で耐えて、一斉にふ化するカマキリにあやかり、
この卵がふ化する頃には、正常に近づくことを祈りたいと思います。

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