協同乳業研究所 農学博士 松本光晴のブログ

ビフィズス菌LKM512研究スタッフ松本光晴博士が
お腹のためになる情報をお届けします。

2011年02月22日ウン小話
ウン小話⑨

ウンコネタをブログなどで熱く語り過ぎているせいでしょうか、
「そうそう、聞きたいことあるのです。」
なんて言われて、個人的なウンコのことを質問されることがあります。

研究機器メーカーなどの営業に来られる初対面の方でも、ブログで私のことを事前調査されている方が多く、ウンコ話の先制攻撃を受けることがあります。

たとえば、
「先日、凄く長いウンコが出て、流しても流しても、便器に突き刺さるような状態で流れないんです。何なのでしょうね?」

「(面白いですが、)あなた、何なのですか?」と聞きたくなります。

でも、ウンコの誘惑には負けます。
面白いので色々とウンコ話で盛り上がってしまいます。
挙句の果てに相談されました。
「また、あんなのが出たら、どうしたらいいんでしょうね?」

「俺は、ウンコ相談室の先生か・・・。」(心の中)
と思うことがよくあります。

ちなみに、これに対する回答は簡単です。
しばらく待って流せば良いでのです。
私も便秘の方の固いウンコを実験に使う時は、生理的緩衝液(ウンコ中の細菌や成分への影響が少ないように、浸透圧やpHを調製した水溶液)に浸し、氷温(試験管ごと氷に突き刺して)でしばらく放っておきます。
そうするだけで、柔らかくなり、非常に扱いやすくなるのです。

おしまい。

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