2015年11月12日LKM博士
検便対応だけきっちりしている男
恒例の検便の季節である。
私のデスクの上にも採便容器袋が配布されてあった。
「これ、いつまで?」
と横に座っていた助手KYに聞いた。
「えっ、わかりません」
「知らんのか! 調べてくれや~」
と言いながら、外部研究者とのミーティングのため研究所を発った。
ちなみに助手KYは「空気読めない」の略ではない。
本名の頭文字である。
しかし、「空気読めない」が満更間違いというわけではなく、
かなりマイペースでずぼらな性格である。
頼んでも期日を守らないことの方が多い。
でも、私は心が広いので、日々怒りはするが、それがKYの長所かもしれないと、
比較的余裕のある課題を与えて接している(笑)。
そんなKYが、外出中の私のiPadにこんなメールを送って来た。
「お疲れさまです。検便の提出は11/18(水)~24日(火)です」
驚いた。
急いで調べて知らせてくれたのだろうか?
期限ギリギリなわけでもないのに、わざわざ連絡をくれた。
そして次の日に職場に来ると、採便容器袋の上には付箋があり、
18(水)~24(火)
と書いてある。
会社のメールにも同じく検便提出日メッセージが届いていた。
むちゃくちゃ丁寧である。
なぜ、検便だけ、こんなにきっちりと対応してくれるのだろう?
わからない。