2015年03月02日LKM博士
須藤千晴コンサート
クラシックの詳しい事はわからんが、良かった!
私のウンコ色の脳ミソは感覚的に共鳴した。
詳細を書く前に、ご存知の方もいると思うが、これを見て頂きたい。
「LKM512×美しく生きる女性」
どうでもよいが、女性と書いてヒトと読ませるらしい。仮名がふってある(笑)
この須藤千晴さんのミニコンサートに土曜日行ってきた。
最近は研究の仕事に重点を置き、広報系の仕事とは距離を置いていたこともあり、
須藤さん関連の仕事は完全ノータッチ、企画すら知らなかった。
知ったのはこのWebページの表現チェックの時が初めて。
「誰? ピアニスト?」から始まった。
が、偶然的なきっかけがあり昨年12月にご一緒する機会があった。
きっかけについては話せば長くなるので示さないが、
人脈が広がって行くというのは、こんな感じなのであろう。
写真から、気の強いキレキレの女性かと思っていたが(須藤さん、すいません)、
会ってみると、礼儀正しく好感が持てる素敵な方である。
これは名前の末字が「晴」の人の共通点かもしれない(ちなみに私は光晴)(笑)
何を話して良いかわからんので、とりあえずウンコの話をしたような記憶がある。
気が付けば、Twitterのダイレクトメッセージで「来て下さい」とメッセージが。
不思議なことに2月はずっと土日に講演が入っていたのに、この日は無し。
「本物に接する」がモットーの私は深く考えずに行ってみた。
プロのピアニストの演奏を間近で聴く機会はそんなにあるものではない。
30人位が収容できる音楽サロンには、
私がこれまで見てきた中で最大級の"でかさ"を誇るピアノが置いてあった。
プログラムはこれ
ん~、ちょっと知っているような...。
少なくともショパンのCDは持っており自宅で論文執筆中は流すこともある。
マニアックな曲を演奏されると予想していたのでちょっと安心。
メンデルスゾーン・・・
名前は聞いたことがあるが・・・、「メンデルの法則」しか思い出せない理系脳。
等、色々思っていたが、演奏が始まれば、只々圧倒された。
サロンの音響も素晴らしい。
上手く説明できないがCDやテレビとは全く違う。
そこには、大相撲のテレビ観戦と生観戦の違いと類似した違いがある。
しかも、広いコンサート会場で遠くの観客席から聴くのとは異なり、
間近でプロピアニストが弾いている迫力は凄い。
同じく、大相撲を溜席で見るのと同じ感覚である。
指の動きが凄過ぎる。
脚もピアノの下のペダル(?)を激しく上下しているのがわかる。
須藤さんの曲の間のコメントも勉強になった。
初めて、音楽用語「ソナタ」の意味が分かった! たぶん。
作曲家豆知識も面白い。
メンデルスゾーンは他の作曲家とは異なり裕福だったというような話。
また、チェロやヴァイオリン奏者と比べるとピアノ奏者は激しくしんどいらしい。
言われてみれば、ヴァイオリン奏者の腕が一往復する間にピアニストの指は相当動いているような気がする。
事実、プログラム最後のメンデルスゾーン「スコットランドソナタ」の第3楽章は、
アニメ「北斗の拳」の北斗百烈拳を彷彿とさせるスピードであった。
飛翔中のオニヤンマをギリギリまで引きつけて虫捕り網で捕獲できる私の動体視力でも指の動きが見切れなかった。
プログラム以外にも2曲追加の計10曲。
ウンコ色の脳ミソが刺激される有意義な時間であった。