協同乳業研究所 農学博士 松本光晴のブログ

ビフィズス菌LKM512研究スタッフ松本光晴博士が
お腹のためになる情報をお届けします。

2014年05月21日LKM博士
一時的に悪いニュース

ある米国の研究者が、
「米国内の研究資金に申請するのだが、その研究内容がかくかくしかじかなので共同研究をしてくれ」
と言って来た。
正確には『言って来た』のではなく『メールを送って来た』である。

かくかくしかじかな内容はもちろんブログで公表できないが、
我々が損をすることは無さそうなので、申請書の準備に協力した。

1ヶ月後、
落選を示す内容のメールが届いた。

しかし、そのメールのタイトルが素晴らしい!
Temporarily bad news about our project
『我々のプロジェクトに関する一時的に悪いニュース』という意味である。

「ヘイ,ミツハル! 半年後にまた挑戦するのでヨロシクッ!」
で締めくくられていた。

なんて前向き...。
不思議なもので、何故か落選したことすら感じない。

というか、落選したことすら明確には述べられていない。

私の英語力がなく、「採択されたので、半年以内に実験データを出そう」
という様な内容だったらどうしようと、何度も読み直した程である。

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