2014年02月13日LKM博士
無駄かもしれないが引き下がれない
腹立たしいメールが届きました。
投稿中の論文で、一度審査結果が返って来て、
かなり苦労して作成した修正稿に対する審査結果です。
「非常に素晴らしいが、このジャーナルのレベルではない。」
決してレベルが低いジャーナルではありませんから、
常にこういうことは覚悟しておりますし、
何よりレジェクト(掲載拒絶)は経験豊富で、慣れています!
威張ることではないですが・・・
しかし、審査員のコメントを読んで抗議することにしました。
何が書いてあったって?
3人の審査員中2人は、
「非常に良く修正できている。」
と評し、片方はaccept(受理)と特にコメントも無しの状態です。
多数決なら受理されていても良い状況です。
経験的には、こういう状況になれば、
反対する残り一人の審査員の指摘に対し、ある程度妥協した修正稿を提出すれば
最終的には受理されるものです。
しかし、最初から否定的だった審査員①(こいつが非常に腹立たしいのですが)が、
何が何でも通さないという姿勢。
統計学的に有意な差があっても、「俺は認めない」みたいな姿勢です。
挙句の果てに、
1回目の審査では全く触れていなかったことも修正しろと書いて来る始末です。
この行為は論文審査のルール違反でもあります。
なぜ、こんな状態で編集長は私の論文をリジェクトしたのでしょうか?
おそらく、審査員①は相当な権力者なのでしょう。
編集長は審査員①に頭が上がらない関係なのでしょう。
よくあることです。
この巡り合わせ、さすが厄年です。
ただ、今回は抗議します。
99%、こんな事をしても結果は覆らないのはわかっていますが、
納得して次に進むことが大事ですから。
怒り心頭の私は昨晩夜中まで抗議文を書き、
只今、ネイティブスピーカーの校正待ちです。
怒怒冷静怒怒冷静怒怒
こんなイメージの抗議文に仕上げたいです。