協同乳業研究所 農学博士 松本光晴のブログ

ビフィズス菌LKM512研究スタッフ松本光晴博士が
お腹のためになる情報をお届けします。

2013年12月04日LKM博士
ちゃんと話せない話

昨日、通販用のインフォマーシャルのスタジオ撮影を行いました。
スタジオ撮影は会長、通販課のサトシ君とマイさん、LKM512着ぐるみ、と私。

スペシャル出演者の撮影は後日やります。
たぶんその模様はいずれブログで報告します、お楽しみに~。

いやー、大変でした。
18時には終わる予定が、20時過ぎてしまいました。

何が大変かって?
長いセリフをカメラに向かって言えないのですよ。
長いと言っても、3~5行位なのですがね。

照明当てられて、且つ、
視線をカメラという無機物に向けて、且つ、
周囲にはたくさんのスタッフがいるという異様な雰囲気、且つ、
一言一句間違えずに、且つ、
リズミカルに(場面により変わる)、且つ、
笑顔で。

20131204.JPG

普段自分の言葉で話している会長や私は、
セリフを覚えるなんて行為をやったことないのです。

一言一句間違えてはならない理由は、
既にテレビ局の考査を通してあるので、
変えられないのです。

しかも、食品の宣伝には、使ってはいけない言葉が沢山あるのです。
特に医学用語。
例えば、普段言い慣れている「大腸」という言葉は「おなか」にしなくてはなりません。
これが、言い慣れていないので非常に難しい。
眼では「おなか」という文字を見ていても、
私の脳を経由して口に来ると「大腸」に変換されているのです。

なんとか言い切って「ヨッシャ」と思っても、
「もっと笑顔で~」
((( ̄□ ̄;ガーン)

次に笑顔を意識すると、またセリフが脳から消えている・・・。
(」´□`)」はぁぁ~...
の繰り返し。

会長は何度もやり直している内に、明らかに落ち込んでこられて、
「俺、頭悪いのかな・・・」
とボソッと一言。
シーーーーーーーン
誰も何も返せない・・・。

でも、その後、私が同じように何度もやり直しさせられている姿を見られて、
「俺の方がまだマシだな。ハッ、ハッ、ハッ」
即、復活。

これだけは、やってみないとわからない苦労です。

ということで、大変な1日でした。

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