2009年06月30日LKM博士
本物に感謝
以前にブログで
藤田恒夫著「腸は考える」(岩波新書,1991年)
を再読した感想文を複数回に渡って書きました。
5月11日~19日のブログですね。
先日、
第13回腸内細菌学会が開催され参加したのですが、
特別講演の演者は、なんとその藤田恒夫先生だったのです。
「腸は考える ―回想と展望―」
というタイトルで講演されました。
本の中の若き頃の写真が私の中の先生でしたので、
本物は、白髪になりお年を召されたという第一印象でしたが、
講演が始まると、若い時のままでアグレッシブな印象を受けました。
もちろん、
先生の若い頃を知っているわけではないので、
本から想像できる若き頃の先生です。
本から伝わってくる以上の
「研究に対する誠実さ」
と、
「自分の考えを貫く勇気」
と
「研究仲間の存在」
の大切さを再確認できました。
すばらしいお話と、充実した時間に感謝 m(μ_μ)m 。