2013年03月26日LKM博士
久しぶりに不参加
現在、日本農芸化学会2012年度大会が仙台で開催されています。
毎年、年度末にあるこの大規模な学会で発表することを小さな目標としてやってきました。
最近では座長をすることもあり、昨年はシンポジウムでも我々のテーマが採用され、
どっぷり農芸化学会に浸かっていました。
しかし、今年は発表しません。
参加もしません。9年ぶりです。
実はここ数年、何のために発表しているのかわからなくなって来ていたのです。
苦労して得たデータを出して、ライバル達に情報を開示しているだけ。
それなら圧倒的に価値が高い論文発表に徹した方が良いのではないか?
それに、たまに宣伝に偏った企業発の演題があり、
同じ企業人として聴くに耐えられないのです。
企業研究というのは売りに繋がらなくてはなりませんが、
最低限のレベルとルールはあるはずです。
もちろん、殆どの企業研究員は一生懸命データを出されているので誤解がないように。
と思いつつも、参加しなければ得られない情報や出会いもある。
This is葛藤.
ということで、職場で大会プログラムをチョロっと眺めながら、
「牛タン食べたい、日本酒飲みたい」
と思いつつ、
学会という年に一度のお祭りで、
皆が今年度の集大成と連夜の飲み会をやっている隙に
論文投稿してしまいます。
学会発表の何十倍ものインパクトのある誌上発表を目指して!