協同乳業研究所 農学博士 松本光晴のブログ

ビフィズス菌LKM512研究スタッフ松本光晴博士が
お腹のためになる情報をお届けします。

2012年08月08日LKM博士
サマー・ヴァケーション

今週に入り明らかに通勤道路も空いてきて、
ボチボチ夏休みの方が増えてきたのを感じます。
暦では来週一週間がピークでしょうか。

とはいえ、研究という仕事では、あまりお盆休みの影響を受けません。
おそらく、試薬の代理店が休みになりますので、
影響としては発注してもすぐに物が入らない程度です。
むしろ、電話対応などが減り、研究に集中できる環境になります。

しかし、大事なことを忘れていました。
これは日本だけのことでして、
欧米の研究者の多くは思いっきり長期休暇をとるようです。
つまり、論文の審査が滞るのです。

今年もその被害にあっています。
過去に投稿したことがあるイギリスのジャーナルに投稿中ですが、
経験上、極めて審査プロセスがキッチリしていると思っていました。
ところが、何故か、予定の時期を2週間以上すぎても審査結果が返って来ません。
そこで編集部にメールしました。

そしたら、すぐに、
「ごめんなさい。(私の原稿の)担当がサマー・ヴァケーションに入っており
審査が止まっております。本当に申し訳ない。
あなたの原稿は間違いなく審査ステップに入っており、
可能な限り早く審査員の返事を送る」
というものでした。

毎年引っかかる罠 です。

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