協同乳業研究所 農学博士 松本光晴のブログ

ビフィズス菌LKM512研究スタッフ松本光晴博士が
お腹のためになる情報をお届けします。

2012年05月22日LKM博士
騒ぎ過ぎやろ、金環日食

皆さん、昨日は金環日食を見ましたか?
私は畑作業中に見ました。

申し訳ないですが、率直な感想を述べると、
「大したことないな...。つまらん。騒ぎ過ぎ。」

どう考えても、チョウの羽化の方が神秘的で凄いですよ!
あのイモムシが突如皮を脱いだら蛹になって、
10日ほどしたら、翅の生えた別生物としか思えない姿で出て来るわけですから。

数時間前まで水中にいたヤゴが陸上に上がり、
背中が割れてトンボが出て来る方が神秘的です。

もっと暗くなるのかと思っていました。
が、実際は普通の曇りと変わりません。
たぶん、間もなく雨が降り出すであろう本日の曇り空の方が暗いと思います。

金環日食観測用メガネ(道具)は、便乗したずるい商売だと思います。
我々は子供の頃は黒い下敷きなどで太陽を観測できました。
なのに、マスコミも揃って、「眼に気を付けて。専用の道具を使って...」。
千円弱(実際の値段は知りません)でも、多くの国民が購入すれば経済が活性するから良いのか?
ちなみに私はラップを黒の油性マジックで真っ黒にして、重ね折りして見ました。
綺麗に見え、もちろん眼も痛くない。

動物が異常な行動をするかもと報道されておりましたが、
動物園等でも殆ど目立った行動はなかったようです。
そもそも、普段、この時間帯の行動をビデオで撮って詳細に分析していないでしょうから、
レベルの低い実験です(小学生の観察なら良いと思いますが)。
日食で何か変化が起こることを期待して観察していたら、
観察者は心理的に、ちょっとした行動を異常行動と思いたくなるでしょう。
晴天時に突然曇る時との比較もすべきだと思います。

あっ、申し訳ない、唯一、明らかに金環日食の影響を受けた生物がいました。
ホモ・サピエンスは金環日食で異常行動をとりましたね。

以上、何百年に1度の貴重なことなのでしょうが、
あんなので感動する心をもっていないウンコ研究者の感想でした。

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