協同乳業研究所 農学博士 松本光晴のブログ

ビフィズス菌LKM512研究スタッフ松本光晴博士が
お腹のためになる情報をお届けします。

2011年01月20日LKM博士
京都出張(その3)

基本的に、乗りの良い私は、心の底から嫌だとは思っていませんでした。
すぐに、学生君が、ジャージと運動靴とネックウォーマー(?何て言うのかわかりませんが、首を暖めるもの)を持って来てくれました。
スーツを脱いで、ジャージに着替え、Yシャツとコートと手袋は自分のものを装着です。

登山の様子も箇条書きでいきましょう。
1.極寒の中、大文字山に登る勇者は6人であった。
2.10分程歩くと、銀閣寺の前に到達し、さらに登ると突然前が見えない暗闇になった。
3.懐中電灯は2つ。先頭と最後尾。
4.私は4-5番手の位置で歩いたが、前の人の背中を見失わないよう必死だった。
5.道は相当ぬかるんでおり、凍っているところもあった。
6.坂道も説明以上にきつかった。
7.暗くて滑るので予想以上にきつかった。
8.先頭を行く学生の歩くスピードが早くきつかった。
9.会話は「わっ、うぁっ、やばっ、すべった、ぎゃっ、まだ~、どこ、うぉっ、いてっ、しんどい」の組み合わせで8割位占められていた。
10.「研究とはこんなもんや。暗闇をもがいて進んで行った者だけが、素晴らしい結果、すなわち綺麗な夜景に出会えるんや」と偉そうなことを言っている奴がいた。
11.ずっと暗闇の中であったが、長い階段を上ると、突然、開けた場所があらわれ、眼下に京都市街の夜景が広がっていた。
12.確かに近くて綺麗な夜景であった。
13."100万ドルの夜景"と言っていたが、京都なのでドルは使わないで欲しかった。
14.8,500万円程度の夜景になるのか?と心で思っていた。
15. "大"という文字の中心(横棒と縦棒がクロスする場所)に位置する場所の眺めは最高であった
16.帰り道の方が滑って怖かった。
17.帰り道は、身の危険を感じ、一瞬たりとも気を緩められなかった。
18.遭難しないよう皆気を付けていた。「京大研究室、大文字山で遭難」格好悪過ぎる。
19.先生は3回程、滑ってこけたようだ。
20.カップルがいつもいるということであったが、誰もいなかった。
21.下山後、お洒落なバーに行ったが、カクテルの前に水をがぶ飲みした。
22.ホテルまでタクシーに乗ったが、「さっき大文字山に登った」と言っても信じてくれなかった。
23.今、思い出すと、非常に楽しく、一生の思い出になると思う。
24.次にこの研究室に来る時はスーツで来る必要はないと思った。

以上。

とにかく見て下さい。これが真冬の大文字山から見る京都市街です!

201101201.JPG我々が立っている所が、"大"の文字の中心(横棒と縦棒がクロスしている場所)です。皆、登りきった爽快感のある顔していますね。1時間登り続けたので暑くて上着を脱いでいますが、極寒です。周囲は凍結していました。


2011012022.JPG左側の明るい塔は京都タワーです。


201101203.JPG真ん中の暗い場所は京都御所、手前の暗い場所は京都大学です。あそこから登ってきました。

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