協同乳業研究所 農学博士 松本光晴のブログ

ビフィズス菌LKM512研究スタッフ松本光晴博士が
お腹のためになる情報をお届けします。

2009年12月28日LKM博士
痔とウンコ

社長からの問いかけなので答えないといけませんね。
おそらく、痔の実験動物はいないと思います。

少し調べてみましたが、痔のペットなど聞いたことが無いように、
痔は、二足歩行をするヒトに特有の病気のようです。
肛門付近の血流が極端に悪くなる事などが原因のようですが、
私の専門外のため良くわかりません。

社長がどの種類の痔に悩まされておられたのかわかりませんが、
切れ痔の殆どは、固い(水分含量が少ない)ウンコが排泄される時に肛門がダメージを受けることで発症するようです。
大腸ではどんどん水分が吸収されますので、
便の滞留時間を短くすることは有効な痔予防策です。

LKM512入りヨーグルトを食べ始めて治ったのも、
便通が良くなり、いつも軟らかい良いウンコが排泄できている証拠ではないでしょうか。

実は、私は年間排便回数512回の目標を達成するため、回数を調整しようと先日排便を我慢をしたら、次の日のウンコが固くなり、切れてしまいました。
"人生初切れ痔"です (≧_≦)
軟らかいウンコをすることは、痔予防に重要なことが体験できました。

ところで、痔の薬メーカーはどのように研究しているのでしょうね?
動物実験はやらずに、いきなりヒトで実験するのでしょうか。
まずは社員でするのでしょうか?
痔のボランティアを有償で募集しているのでしょうか。
今度、皮膚科の友人に聞いてみようと思います。
とはいえ、3人に1人は"痔主さん"というデータもありますので、
ウンコを提供してくれる被験者より人数が集まりそうな気もします。

さて、このブログらしく、今年はこの痔の話で締めようと思います。
では、皆さん良いお年をお迎え下さい。
そうそう、年間排便回数は512回付近に納まりそうな回数で来ています。
実家に戻りリズムが狂う大晦日の排便回数などが鍵を握ってきそうです。

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