2018年06月28日LKM博士
論文掲載 今日のはScience Advancesです!
昨日に引き続き、我々の論文が掲載されましたので報告します。
我々と石川県立大学の栗原新准教授、京都大学の東樹宏和准教授、理化学研究所の辨野義己特別招聘研究員らとの共同研究の成果が、米国Scienceの姉妹誌のScience Advancesに掲載されました!
ジャーナル編集部が、プロモーションスライドといって、
タイトル等が入ったものを記念に(?)送って来てくれましたので、
とりあえず掲載
長年しつこく取り組んでいる、腸内細菌の産生するポリアミンの研究です。
ず~っと、腸内細菌にポリアミンを作らせ、その保健効果を研究しております。
その過程で、5年前にはアルギニンとビフィズス菌LKM512を併用摂取すると、
腸内ポリアミン(プトレッシン)が増えることはわかっていたのですが、
それが、どういうメカニズムで起きているのかは不明でした。
やっと、そのメカニズムが解明できたのです!
グラフや表は、
本文中と追加参考データ(別ファイル)を合わせると48個ある大作です。
(一つの図にグラフを6個位入れているものは6個として計算)
とても一言で解説できません。
まずは、結構頑張って書いたニュース・リリースを見て下さい。
⇒ 個々の腸内細菌の生き残り戦略が組み合わさることで機能性物質ポリアミンが産生されていることを発見 ~ポリアミンで予防・軽減が期待される疾患(心血管疾患など)への応用が期待される~
プロの研究者は掲載論文を参考に。オープンアクセスです!
⇒ http://advances.sciencemag.org/content/4/6/eaat0062/tab-figures-data