協同乳業研究所 農学博士 松本光晴のブログ

ビフィズス菌LKM512研究スタッフ松本光晴博士が
お腹のためになる情報をお届けします。

2018年03月12日LKM博士
月曜日の会社ウォッシュレットでの流儀

基本的に、職場のトイレは、土日は使用されていない。
当然、ウォッシュレットも誰も使っていない。
となると、肛門洗浄用にタンクに蓄えられている水は、
48時間以上、入れ替え(洗浄に伴う放出と水道からの補充)がなくなる。

微生物学を嗜んでいると、
この48時間で、肛門洗浄水用タンク内で、
細菌が増殖しているだろうと考えてしまう。
厳密には、金曜日の夜8時から月曜日の朝8時までであり、
60時間の培養である。
水道水に入っている雑菌抑制用のカルキ等の効力はなくなり、
何らかの細菌が間違いなく増殖していると思われる。

栄養が少なければ増殖は少ないが、
万が一、配管やタンク内に細菌が好む栄養があったら、
10倍、100倍、1000倍と増殖する。
正しくは、その中にある栄養素に適した細菌が増殖する。

噴射口にウンコが落ちて来ることもあるであろう。
栄養が無いとは言い切れない。


月曜日の朝、大概私は出社直後に排便する。
私より先に、この便所でウンコしている人物はいないと思われる。
排便後(当然快便)、洗浄ボタン プッシュ。
細菌が増殖した洗浄水が私の肛門めがけて噴射される。
私は、最初の10秒間、肛門を堅く締めてその液を跳ね返す。
腸内に得体の知れない菌を入れるわけにいかない。

その後は、平和にウォッシュレットを楽しむ。

月曜日の朝の会社便所での私なりの流儀である。

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