協同乳業研究所 農学博士 松本光晴のブログ

ビフィズス菌LKM512研究スタッフ松本光晴博士が
お腹のためになる情報をお届けします。

2018年01月24日LKM博士
責任の重さと行動の関係を除雪率から感じる

四駆だがノーマルタイヤの私の車は、まだ道路を走れる状況ではない。
従って、電車&歩き通勤を楽しんでいる。

そんな中、駅から自宅まで歩いている時に気が付いた。
数百メートルの1本の生活道路でも、雪掻き率が場所により大きく違う。

1.完璧エリア
雪掻き完璧で、道路表層がほぼ乾燥するレベルなのは商店や病院の前

2.ほぼ完璧エリア
それに近いレベルで除雪が進んでいるのが一軒家の前
その場合、大概はその周囲の一軒家も見事に除雪されている

3.中途半端(最低限)雪掻きエリア
一軒家でも、歩行に必要なエリアのみが除雪されているパターンも多い。
この場合、この周囲の一軒家も中途半端な雪掻きで終えている。

4.雪掻きゼロエリア
一方、ほぼ除雪されていないのがアパート前
かなり酷い状態。住人不在かと思うレベルであるが、明かりは点いている。

おそらく、この結果は、住人個人への除雪に対する責任の重さに依存していると、
私は勝手に推測している。
特に首都圏など都市部では該当すると思う。

1は業務に支障が出るので、当然といえば当然。
朝一番でやり切っており、日中の陽射しで乾燥するレベルである。

2と3は自宅前なので、自分でやるしかない。
全責任を家の住人が負っている。
2と3の違いは、完璧にやった一軒がすぐ近くに存在したか否かに起因すると推測する。
お隣さんが完璧にやった場合、自分達も同様に行う責任を感じてしまう。
これに関しては、責任だけでなく体面を気にしているともいえる。

4は個人に対する責任がほぼ無い環境の結果と推測する。
雪が残っていても誰のせいにもならない。
むしろ、「何故、私がやらなきゃならないの」とすら思っているかもしれない。
残念ながら、世知辛い世の中の典型的な思考パターンではないか。
逆に、誰かがやり出すと、他のアパート住人が手伝いに出てくる可能性はあると思う。
是非、うちの近所の方にはやって頂きたいものである。
私の平和なマイカー通勤のために

マンションの住人も雪掻きに関しては責任感は低く、
心理的にはアパート住民と同じはずだが、
管理人がいるので2に該当する。
つまり、管理人の責任の重さが雪掻きに繋がっている。

そういう私の自宅前は昨晩3の状態であったが、
午後9時頃にせっせと2まで引き上げた。
もちろん、この法則に則り、周りが完璧だったからである(苦笑)

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